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OZZY OSBOURNE
Tribute
スタジオ盤のサウンドよりも太くナチュラルで突き抜ける様なサウンドが大好きです。「I Don't Know」冒頭から突っ走ってしまったりしていたり少々荒いプレイもありますが、繊細で緻密なプレイを収めたスタジオでのプレイとは逆にこのワイルドさはライヴ盤ならでは。
雑誌で「ゴシック調のフレットワーク」...と書かれていたのを目にした事がありますが、光と闇(=ゴシック)が入り交じるかの様なギターワークを的確に表していると思います。ランディ以外にもクラシカルなエッセンスを封じ込めたギタリストはいますが、そういう部分が彼ならではだと思います。
ライヴのセットもゴシック建築風だったらしいですし、オジー×ランディの強く激しいコントラストが、サウンドのみならずあらゆる面において影響を及ぼしている....気がします。


OZZY OSBOURNE
Diary Of A Madman
1st「Blizzard Of Ozz」に続く2ndアルバム。よく名盤扱いされるのは1stだったりしますが、よりモダンなサウンドで構築された世界観....など、1stでの方向性をさらに押し進めた様な作風は素晴らしいです。仮テイク気味のギターソロがあったりと、レコーディングにあまり時間を掛けられなかったようで残念ですが、全ての曲がそうではなさそうですし、個人的には前述の作風が気に入っています。収録後から亡くなるまでのプレイをちょこっと聴いいただけですが、まだまだ新しいアイデアがあった様に窺えます。本作がランディの遺作になってしまったことは本当に残念です。

OZZY OSBOURNE
Bark At The Moon
ランディ亡き後、しばらくギタリストが定まらなかった後にオーディションで選ばれ加入した、ジェイク・E・リー初参加のオジー3rdアルバム。80年代半ばになり、HR/HMブームが席巻していたさなかの作品であることや、ジェイクのプレイスタイルも加味されて、正確に刻み込まれるリフやメロディックなフレージング.....ランディのプレイが一番好みですがそんなジェイクのプレイも大好きです。ジェイク独特のブロークンコードによるものやエチュード風でありながらもメロディックなフレージングが素敵です。
その後の4th「The Ultimate Sin」は、よりポップな作風だったことやレコーディング作業等でオジー本人は好きではないらしい様ですが、キーボードを抑えギターを前面に押し出しキャッチーでポップなスタイルは、前作と甲乙付け難く個人的には大好きです。素晴らしい内容なのに不遇なのが残念です。

OZZY OSBOURNE
No Rest For The Wicked
ジェイク脱退後に加入した、ザック・ワイルドの分厚く荒々しいプレイが聴ける作品の中でも、「No Rest For The Wicked」と「No More Tears」はお気に入りです。「Miracle Man」はもちろんですが、「Breakin' All The Rules」の様な、今のザックにはあまり味わえない様な、様式美的な構築感が、ザックのペンタトニックを多用したメロディと絡んた絶妙なテンション感が好きです。曲で言うと、「Hellraiser」や「Road To Nowhere」など、キャッチーな曲多い「No More Tears」もやっぱり素晴らしい出来映えです。

......要するに、思い入れならば個人的にはランディ一押しですが、ランディ、ジェイク、ザック....どのギタリスト在籍時の作品もそれぞれ個性があり、どれも素晴らしい作品だということです......。

VAN HALEN
F @ U # C % K
タイトルが怪しげですが「For Unlawful Carnal Knowledge」が正式タイトル。ヴァンヘイレンは、後述のベスト盤を買って聴き始めたもので、当時はサミー在籍時のポップなサウンドが気に入っていたので、サミー時代のものから買い揃えていました。サミー時代でのお気に入りは選ぶのが難しいのですが(というかデイヴ期も選べないんだけど....)、ハードかつポップでキャッチーな曲が揃っていると感じた、この「F @ U # C % K」と「Balance」です。(「5150」も良いのだけど....)
ハードな「Judgement Day」、ポップな「Runaround」、美しい「Right Now」.....等、個人的にこの収録曲のバランスがとても好きです。キーボードばかりではないし、かといってギターのアグレッシヴさもある....そんな絶妙なテンション感が凄いです。次作の「Balance」と比べると、若干ギターがこもりがちのように聴こえますが、リマスタリングすればぐっと良くなるかも.....。とにかく、アメリカンハードロックの代名詞のような見事な作品だと思います。
「Balance」は、サミー在籍最後の作品となってしまい、サミーとの確執が影響しているのか、ヴァンヘイレンらしくない妙な暗さが漂っています。特に後半のメランコリックというか物憂い雰囲気は、この作品のみだと思います。ただ楽曲自体は決して悪くなく、とびきりの明るいポップソング「Can't Stop Lovin' You」や、王者の貫禄感が感じられる「The Seventh Seal」、前作「Right Now」同様に綺麗なバラード曲「Not Enough」...そしてインスト曲「Baluchitherium」.....書き起こせば結局粒ぞろいの曲ばかりです。ギターサウンドも弾ける様なクリーンなのにぎらつくようなドライヴサウンドで素晴らしいです。

VAN HALEN
Fair Warning
デイヴ期のヴァンヘイレンというと、とにかくギターのバッキングの巧みさとヴォーカルの自由奔放さがカッコ良いです。エディのトリッキーな奏法が満載の1st「VANHALEN」、2nd「VANHALEN II」は誰もが名盤と評しますが、この4th「Fair Warning」もとにかくカッコ良いのです!
最初聴いた時はどういうわけかちっとも良いと思えず、買って損したとさえ思っていたのに、その後ふと改めて聴き返してみたらいやいやどうして....とても良いではないですか! 「Sinner's Swing!」の漲る様なグルーヴ感が最高ですし、「Dirty Movies」の巧みなコード進行に沿ったバッキングにメロディックなソロ、爽快な「Unchained」、ポップな「So This Love?」.....収録時間は30分そこそこの短さですが、とても充実しています。
ちなみに....最後の2曲がおまけのようなクオリティであまり評価されていないようなので残念なのですが、実はこの2曲が好きだったりします。かっちりしたキーボードのリフにうまくノッて炸裂するギターソロが最高だと思うんです....。次作のモンスターヒット「1984」の「Jump」のまさしく踏み台というべき雰囲気を表していると思います。


VAN HALEN
Best Of Volume 1
ヴァンヘイレンを知るきっかけになったベスト盤。5th「Diver Down」を除き新旧まんべんなく収録してありますので初めての人にもお勧めです。重厚なシンセブラスによるリフが印象的な「Jump」、ポップなサミー時代の「Why Can't This Be Love」、「Dreams」などは名曲ですね。

BLACK SABBATH
The Best Of Black Sabbath
オジーのソロ作品を買い揃え、サバスに手を伸ばすのは必然だった思います。手始めに買ったのがこのベスト盤。ランディのトリビュートで、「Iron Man」や「Children Of The Grave」、「Paranoid」などは知っていたので、すんなり聴く事が出来ました。ブラックサバスは、ブルース・ヘヴィロックという感じですよね。でも、トミー・アイオミならではのオカルティックな様式美があって、時おりクラシカルなフレーズや、3連のメロディの構築など、リフマスターだけあります!
オジーが抜けてディオが加入しさらに様式美になった後期のサバスも良いですね。明るいサバスなんて嫌だ!なんて言われる「Never Say Die」も重厚でキャッチーなロックンロールで個人的にはお気に入りです。スラッシュメタルの原型みたいな感のある「Symptom Of The Universe」も最高! はっとするような綺麗でクラシカルな小曲「Don't Start (Too Late)」などを作ってしまう辺りも凄いです。

STEVE VAI
Alien Love Secrets
初めて買った洋楽CDがヴァイっていうのも変わっていますよね。しかもギター全開の本作だもの。その衝撃は凄かったものです。ギターでこんな音楽があるのか!という感じで、本当に感激しました。ヴァイというとやはり「Passion And Warfare」が挙げられるのでしょうが、思い入れではこちらの方がやはり強いです。ミニアルバム的な存在でシンプルなアンサンブルなのですが、だからこそ混じりっけ無しのギターサウンドがより際立っていると思います。「Kill the Guy With the Ball / The God Eaters(殺戮の舞踏会)」のタイトル、冒頭のギターで模した叫び声、ハイテンポのハードなサウンド、エンディングの幻想的な展開.....個人的には一押しです。


Yngwie J. Malmsteen
Magnum Opus
ヴァイの「Alien Love Secrets」の次に買った洋楽CDがこれです。.....実はその前から、〜クラシックとロックを融合させた〜みたいな触れ書きでイングヴェイのことは知っていて気になっていました。たまたま出たばかりの新譜が「Magnum Opus」だったのでこれを買ったのですが......ファンの間では最高に評価が悪いのでショックです......。ポップな「The Only One」、リフがカッコいい「Cross The Line」やお決まりのハイテンポナンバー「Fire In The Sky」、インスト曲の「Amberdawn」...ヴィヴァルディ「ごしきびわ」あり、モーツァルトのフレーズを頂いておきながら作曲のクレジットを自分のものにしてしまうところが.....色々な意味で「王者」ですね。古参のファンからすると「The Only One」みたいなのは敬遠されがちなのかもしれませんが、個人的にはポップなのは好きなのでお気に入りです。叙情的なアルペジオのモチーフを次々と展開させていく「Amberdawn」も好きです。
サウンドもシングルコイルらしかぬ、キンキンしていないハムバッカーサウンドっぽいザクザクと刻むリフや伸びるロングトーンなど....好みです。
「Facing The Animal」は、Amberdawnドラムにかのコージー・パウエルが参加していることが話題になりましたが、空間を活かす様なドラミングのせいか、それまでの作品の雰囲気とは少し違う気がしました。また、捨て曲無しの印象的なメロディたっぷりの楽曲が素晴らしいです。イングヴェイでは一番のお気に入りです。敢えて一つ不満を言うなら.....ジャケット......。

B'z
RUN
最近のB'zは全く聴いていないので比較できませんが、初期〜中期の初め辺りまでが好きです。とりわけこの「RUN」は、ジャケットのベルニーニの彫像からして中のブックレットからしてB'zにしては一番様式美的な雰囲気がサウンドにも表れている気がします。ギターと打ち込みの比率や、ハードとポップのバランスが、個人的に一番好みです。曲の流れも素晴らしく、#1〜#5辺りまでは本当にお気に入りです。ジャケから歌詞、曲まで、すべてをまとめた作品としてとても優れた作品だと思っています。ただ、xxxに似ている曲がいくつかある、というのが唯一残念なことですが、B'zにそれを求めるのは........無理ですよね........。

B'z
The 7th Blues
B'zのCDはそこそこ持っていますが、実際リアルタイムに体感し、新譜を買ったのは、この「The 7th Blues」と次の「Loose」のみだったりします。初めて聴いたB'zの音楽は、それまで聴いていたCHAGE&ASKAのソウルフルなポップスと違って、ハードでありながらも非常にキャッチーな楽曲ばかりだったので、のめり込む様になりました。B'zの作品の中で本作は特に暗い作品だと評されている様ですが、思うにそのイメージはジャケット及びブックレット内の黒背景が案外影響している様に思えます。暗いと入っても明るい曲調の曲も同じ位入っていますしそんな気はしないのですが.....。
2枚組ですが1枚目(青盤)の方が好みですが、2枚目(赤盤)の方の「春」や「破れぬ夢をひきずって」なども好きです。(もっとも「破れぬ〜」はヴァンヘイレンのあれに似ているわけですが.....)

B'z
In The Life
「RUN」の前作である「In The Life」は、それと比べると若干ポップな仕上がりで曲もどれもが素晴らしく、個人的にはこの2枚が「静」と「動」の様なイメージを抱いています。中盤の「Crazy Rendezvous」から畳み掛ける様に続く4曲は特に素晴らしい。
ミニアルバムで、ストーリー性を持たせた「Friends」は、クラシカルなストリングスから始まり、ポップなナンバーから徐々にハードになり、最後はしっとりと終わる流れは確かに素敵です。最近はこういうポップスが聴けなくなってしまって残念です。
この頃のB'zでは曲もそうですがCDジャケット等のデザインも大好きです。後に知った事ですが、デザインを手掛けたのは、偶然にも同じく好きなCHAGE&ASKAのデザインも長く担当していた西本和民さんでした。インパクトがありつつも綺麗めな写真と彩度を落とし、同系色でまとめたような仕上がり等、私淑していたりします。「Run」「In The Life」同様、この「Friends」もジャケットが素晴らしく好きなジャケットの中の1つです。.........それに比べて最近のB'zのジャケットは本当にがっくりしてしまいます。あれでは購買意欲も沸きません。

CHAGE&ASKA
Guys
「Say Yes」の大ヒットで大ブレイクしていた頃の作品で、それまで何度かロンドンでレコーディングされた作品がありますが、本作「Guys」もそうです。C&Aの作品では、そのロンドンレコーディングの作品がけっこう好みだっtりします。独特な湿り気のあるようなしっとりとしたポップスから、流麗なロックなど、そんなスタイルがよく表れていると思います。タイトル曲はイントロのアレンジ、ギターのリフ、フックの効いたメロディ等、1曲目にふさわしい曲です。どちらかというとASKAさんの曲の方が好みなのですが、本作収録されているCHAGEさん作曲の「今日は…こんなに元気です」が素晴らしい。シングル「no no darlin'」(こちらはASKAさん作曲)のカップリング曲ですが、どちらもC&Aらしい名曲で、アレンジ面ではポップながらも美しいピアノのバッキングが最高です。
「Guys」に続きやはり大ヒットした「Red Hill」。こちらも「Guys」と同じ位大好きです。タイアップ曲も大半を占め、豪華な内容となっています。ブレイクする前後から、ホーンやストリングスなどの導入、アレンジが施される様になっていましたが、この「Red Hill」でもふんだんに使われています。悪く言うつもりはないのですが、そういう豪華なアレンジの結果、音の飽和化が見られる気がします。
ともかく当時C&Aしか聴いていなかったので、感慨深いものがあります。

CHAGE&ASKA
See Ya
同じくロンドンレコーディングの作品「See Ya」。実は聴き始めは作風が馴染めず、シングル曲以外はあまり好きになれなかったのですが、聴いていくうちにだんだん好きになっていった作品です。C&Aでは珍しく打ち込みドラムの4分打ちの曲があったりと、当時のブリットポップの影響が感じられます。妙な明るさと湿り気がある、独特の雰囲気があります。どことなく和風な響きにも感じられる「水の部屋」は隠れた名曲だと思います。
ブレイク前の作品「Energy」。これがC&A最初のロンドンレコーディングだったと思いますが、印象は前述の「See Ya」と同様です。シングルカット曲「Trip」がキャッチーでもなかったので、ぱっとしなかったのですが、やはり聴いていくうちに好きになった作品です。アルバム収録バージョンの「Trip」はエンディングが長く、一層幻想的な仕上がりになっておりお気に入りです。「Energy」にはそういう非現実的な雰囲気のする曲が多い様に思います。シタールをフィーチャーした「赤いベッド」などコード進行に浮遊感があり、聴けば聴く程嵌まります。

CHAGE&ASKA
Tree
「Say Yes」「僕はこの瞳で嘘をつく」の大ヒットシングルが収録された大ヒットアルバム「Tree」。個人的には「Say Yes」よりも、ハードなナンバーな「僕は〜」の方が好きです。改めて聴き返してみると、温かく優しげな雰囲気を感じました。「BIG TREE」は壮大な音世界が素晴らしいです。
フォーク調演歌(?)スタイルから一転してポップス路線に変えた「Turning Point」から「Red Hill」までの作品が好きなのですが、今まで取り上げた以外の作品でいうと、「Rhapsody」「Pride」などのアルバムが好きです。「Rhapsody」かtらは、「ミステリー」「風のライオン」「心のボール」、「Pride」からは「Pride」「Walk」「Love Song」.....等がお気に入りです。それ以外のアルバムでも....「London Power Town」「Salor Man」(アルバム「Mr.Asia」)や「Turning Point」「Key word」(アルバム「Turning Point」)などもお気に入り。

JUDAS PRIEST
Living After Midnight (best of)
初めてメタルというジャンルを聴くきっかけになったアルバムです。それまで抱いていた先入観を覆されました。とにかく曲が良いのです!リフももちろん素晴らしいのですが、ボーカルのメロディなど全体の楽曲が素晴らしいのです。鋲を打ち付けたヴィジュアル面もジューダスが元祖らしいですし、さすがメタルゴッドとだけ呼ばれるだけありますね。

METALLICA
Master Of Puppets
実はこれより前にブラックアルバムを買ったのですが、どうも好きになれずメタリカって自分の好みじゃないかも....と思っていたのですが、しばらくした後、ブラックアルバム同様に名盤だと言われるこのアルバムを買ってみたのです。最初は聴いた事のない速さだったので唖然としてしまいましたが、聴くうちにすっかり嵌まってしまって、今ではお気に入りの1枚です。楽曲の構築美、ドラマティックな展開、剃刀の様なキレのあるピッキングによるリフ.........あと、ジャケットも好きです。十字架(墓標)の並んだジャケは他にもスコーピオンズにもありますが、やっぱり墓場というだけでそのダークで魔的な雰囲気が直感的に感じられますし、一役買っているのではないかと個人的には思います。
スラッシュメタルだと他にもメガデスのアルバム(「破滅のカウントダウン」など)も持っていますが、個人的な好みだとメガデスのも良いのですが........やっぱりこれです。

BON JOVI
Cross Road
ボンジョヴィのアルバムは「These Days」の方を先に買ったのですが(ちょうど新譜として売られていました)、随分とアメリカンな雰囲気が印象に残りました。これがアメリカンハードロックなのかな....って。ハードロック....というよりはロックに近い雰囲気ですけど。「Cross Road」はベスト盤でしたから「Livin' On A Prayer」を初めとした名曲ぞろいで一時期ずっと聴いていました。「Bad Medicine」のある部分が「♪誰の落書き困るぜ〜」って聴こえてしまって以来、耳にこびり付いて困ってます。w
BON JOVI/These Days

AEROSMITH
Big Ones
ボンジョヴィ同様にビッグネーム故に聴いてみようと思ったのと、B'zの元ネタを聴く為に買いました。実は聴き初めの頃はどういうわけかピンと来なくてCDラックにしまったままでした。それからすっかり「肥やし」になっていたのですが、ふとある日聴いてみたら、すごく良いではないですか! あの時は耳が腐っていたに違いありません。ノリはいいし、ワイルドなのにポップさがあって、売れるのが頷けます。ボンジョヴィのとは違う....言葉では上手く表現できないのですが、アメリカ的なポップさ....とにかく好きです。このベスト盤にしか収録されていないという1曲目の「Walk On Water」カッコ良過ぎです! あと「Angel」は泣ける....
ちなみに......元ネタの方が個人的には好みかも..........。

GUNS N' ROSES
Appetite For Destruction
人から勧められて買ったもののやはりピンと来なくてしばらく棚にしまいっぱなしだったアルバムです。ストリート風というかパンク的な荒々しさとスピードにハードロック的な構築的なリフワークが絡むスタイルが何とも言えない絶妙さで、ガンズならではだと思います。シルクハットにサングラスでチリチリのパーマをかけた長髪、それにレスポール+マーシャル....スラッシュのルックスは、まさしく自分の思い浮かべるロックギタリストそのものです。カッコいいですよね〜
それにしてもメンバーがあんなに素晴らしいのに次々脱退してほとんど機能していない今のガンズは哀し過ぎます。やっぱりオリジナルメンバーによるガンズはもう拝めないのでしょうか........。

MSG
One Night At Budokan
B'zの松本さんが影響を受けたギタリストということで前から名前だけは知っていましたし、カバー集の「Rock'n Roll Standard Club」収録の「Into The Arena」が気に入っていたので、それの影響でマイケルシェンカーを聴くようになりました。シェンカーなりのクラシカルで叙情的なスタイルが好きです。あからさまにハーモニックマイナーやディミニッシュスケールを使わないでクラシカルな雰囲気を感じさせるメロディックなプレイは素晴らしいと思います。荒々しい中にもどことなく気品が感じられる気がします。

WHITESNAKE
Greatest Hits
ヴァイが一時期在籍していたというので買ってみたアルバムです。昔からのファンには賛否両論の、産業ロック化したホワイトスネイクですが、ポップな作風が好みの自分には、初期のものを聴いた事はないのですが、たぶん後期の方が合っている気がします。バラード曲はほとんどポップスですよね。とても聴き易くてびっくりしました。ヴァイのプレイももちろんでしたが、ジョン・サイクスのプレイも良いかも!

DEEP PURPLE
Deepest Purple
別にロックの歴史を知る為に買った.....というよりパープルの音楽が好きで買ったアルバムです。実は「Machine Head」などこれより前に買って持っていたのですが、人に貸したら借りパクされてしまって........手元にありません。。・゚・(ノД`)・゚・。 ウワーン ヴァンヘイレンのも借りパクされたし........くやしい。
それはともかく、やっぱり「Smoke On The Water」はコピーしました。ああいうペンタトニック+チョーキングのフレーズがそれまで苦手で、この曲で身につける事が出来ました。「Highway Star」での速弾きフレーズもよく練習していました。
今聴いてもちっとも古く感じないのが凄いです。歴史に残る名曲というのはそういうものですね。

MR.BIG
Hey Man
ヴァイ、イングヴェイなどの技巧派ギタリストに嵌まっていた頃、やはり同じく聴いていたMR.BIGです。ポール・ギルバートは文句無しの腕前なのはもちろんですが、作曲やアレンジなどにおいてもさすがです。自分でもMR.BIGにはテクニック的な事よりも楽曲の方が良いなと感じていたので、却っていかにもギターキッズ向けの曲を用意したりしたのは、ちょっと浮いている様な気がしてしまって、それが個人的には残念だったと言えば残念かもしれません。
以降、追加予定です
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