Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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イームズ展を見に行ってきました

 見てきたと言うより見にいかされた(?)という感じだったのですが、8/10から東京都美術館で、「イームズデザイン展」というのをやっていて、今日行ってきました。

 イームズといえば、あのプラスチックのイスや、高級感溢れるラウンジチェアなんかを、雑誌などで知ってはいましたが、それくらいしか知らないし、貴重なオリジナルのモデルなど、イームズのデザインに触れる機会だと思い、見てきました。もちろん今月のCASAも見てから。(今月のCASAはイームズ特集です)

 実際、間近で見ると、いろいろ発見できますね。細かい部分や、見えない部分にもアイデアが練り込まれているんですね。しかもCool!!!。鮮やかなレッドやブルーのプラスチックアームチェアなんかは最高。また、初期の合版のイスもシンプルながらその機能とデザインを合わせ持った素晴らしいデザインでした。合版を曲げて曲線の美しいデザインが、なんとも言えないです。
 あとは、ラウンジチェア。どっしりとしていて迫力あります。意外だったのは、組み立てが簡単で、見た目とは裏腹にシンプルな構造だったりしたってことです。値段はとても高いですが、フェンダーのカスタムショップの最高級のストラトと同じくらい、と思うと、妙に納得。(ストラトと比較してどーすんの!)

 イームズの、ポップで、クールで、だけどアメリカの輝きを持たせた、シンプルだけどリッチな、そんな印象を受けました。あれだけ見ると、欲しくなります。安いモデルもありますし。プラスチックアームチェアやサイドチェアなんか手頃ですよね。アルミナムのブルーのチェアはかっこいいけど....高そう。

 後で知ったのですが、いつもの都美は、年齢層が高いのに、このイームズ展ではかなり低年齢層で占められていたとか。なんでも今カフェなどでイームズなどのモダニズムが流行っているそうで....。(新聞に隈研吾氏のコラムにそう出ていました。).....そうだったの。

でも、自分jは流行りを追うタイプじゃないので、もし流行りだけでイームズの椅子がもてはやされたとすると、ちょっと残念な気もします。

 といいつつも、イームズよりマッキントッシュの椅子の方が好みだったりします。マッキントッシュのヒルハウス......。あれを見ると、なぜかピアノ椅子を思い浮かべてしまうんです。漆黒のシンプルな椅子だけどクラシカルで気品のある感じが、どうもダブります。 イームズの椅子は曲線美が売りのような気がしますが、マッキントッシュのは、格子状の幾何学的なデザインで、その辺りがすごく好きで、いつかほしいな、なんて思っています。 ひじかけはなく、浅い椅子なので、ギターの練習に座る椅子にももってこいだと思うんです......。

........ま、どっちみち、自分の部屋は汚すぎて合いませんけど。ハ〜('・c_・` )


イームズオフィシャルサイト

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