Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2004年10月01日(金曜日)

 前の書き込みの話の流れで書きます。

.......例えば、もしも例えば、明日に自分が死んじゃったりすると、かなり悔いが残ってしまいます。それは日の目を見ない作品が膨大にあるからです。

 今はサイトのリニューアル中なので全く曲作りなどしていないのですが、時々シーケンスソフトで昔作った、作りかけのファイルを開いてプレイバックしたりすると、すっかり忘れていたけれど(・∀・)イイ感じ.....、というのがかなりあります。シーケンスソフトで曲作りを始めてもう6年程......実際まともなものが出来始めたのは'00辺りからなので、使えそうなファイルがあるのはそれ以降になりますが、本当にファイル数だけはやたらあります。もちろんなんでもかんでも保存しておくのではなかったわけですが、キーボードやギターを弾いて良さそうなフレーズなど断片的に出来たら「とにかく録っておく」ことを徹底していましたので、およそ....1500程あります。その内、作りかけでもこれは特に(・∀・)イイと気に入っているのが少なくとも1/5程はあります。

 実は、今までサイトに載せてきた曲のほとんどは、その気に入っている1/5の中には入っていないものです。「気に入っている」と言うなら極論を言えばサイトに載せた完成曲はみなそうなのですが、.....何と言えばよいのか........「自分の持ち曲でメインにしたい曲」というのが.....現時点ではサイト上にはほとんどありません。言い張れるのは......今は載せていませんが「Sacred Blood」〜「Elixir」までの5つの曲、それと今載せている「Crucifix」「Raspberry Tearoom」「Burgundy Night」「枢機卿」「風の記憶」辺り......。

 この辺りについては後述しますが、とにかく自分のスタイルがだいぶ出し切れていないのが現状です。まだ作れる能力がないことや、(悪い癖なのですが)出し惜しみしている部分もあると思います。いいメロディが断片的にでも出来たらそれに満足してしまって、形にすることの大切さを忘れてしまっていたのだとも思います。誰かに見たり聴いてもらえなければ、作っても意味がないのですし。.....もっとも誰も自分の駄曲など聴きたがる方はいないのかもしれませんが、自分自身としても作ったものがアイデンティティになると思いますし、今の段階では満足できないからしまっておく、というのはやはり損なのかもしれません。

 ただ、形にして出してしまうと、その後の脱力感というか、今後さらに良いものが作れるかどうか不安になってしまったりします。.....だから出し惜しみしているのかもしれません。 もっともこんなことを考えている時点で良いものがつくれるわけがない!と突っ込まれそうなのも承知しています。ですが、音楽の場合、どうしても限界値に達してしまいがちだと思ってしまうんです。絵の場合だったら、キャラの顔立ちはいつまでも同じでも、その服装などのスタイルや背景、題材が変わっていれば、同じものだとはあまり思われないはずです。ですが、音楽には、同じスタイルで数十曲もやり続けるというのはどうも無理があると思うのです。人が聴いて「普通に心地よいと感じる曲」には、コード進行の流れもある程度決まってしまいますし、歌ものであれば極端な音域差のあるメロディは無理ですから、それもかなり制限されてしまいます。その上に、自分のスタイルを持つ、というのはオリジナリティを出すことと同時に自ら制限枠を設けてしまうことになってしまいがちですから.......そう考えると、先が怖くなってしまうんです。能力のなさを努力で切り開くしかないとは思っていますが.........。

 いずれにしても、とにかく形にすることを優先させるべきだと最近は以前にも増して感じています。サイトだって、もう何ヶ月待たせていると思うと.......。もっと効率よく作業する術を身につけなければいけないようです。今まで作ってきたことに割いた時間や、その時の自分のことを考えれば、何が何でも形にしなければ無駄になってしまいますから。

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2004年10月11日(月曜日)

 最近ずっと取りかかっていたWebページが2つほどようやく出来上がったので公開します。
.......トップページのみの「たった2つ」なのですが、これが実はとても難航しまして、思った以上に時間がかかってしまいました。

+MATERIALER'S HAMMER+ -webimagematerials-

癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum-

 MATERIALER'Sの方は、以前から公開していた素材コンテンツです。久しく新しい素材をアップしていなかったので放置状態でした。新しい素材の構想は色々ありますし、サイトリニューアルの過程で出来そうな素材も多々あります。公開当初は素材の方向性を「ゴシック」と謳っていましたが、実際自分が作った素材は本来のそれとは大きく懸け離れている上に、「ゴシック」素材を欲しがる方のほぼ全ての方が「ゴスロリ」の「ゴス」なので、そうなると誤解を与えてしまうかもしれないので、少し考え倦ねてしまいます。それでもリニューアルの過程で出来そうな素材はゴシック建築のゴシックぽさが出ていますので、それならば大丈夫かもしれないとも考えたりしますが.......本音を言うと、素材作りに時間を割く事は難しいので、この素材コンテンツを今後これ以上拡張することは容易ではありません。そもそもこの素材サイトの公開は自らが望んだものではなく、他人に誘われたものなので.........。1つのサイトとして扱う事も止めるつもりです。元々そういう構想があって現在、第七天をリニューアルしています。SEVENTH HEAVENに付属する形でPANDEMONIUM、MATERIALER'S HAMMER、癲狂院を存在させたいと思っています。そういう扱いの中でMATERIALER'S HAMMERというのは、素材の工房、あるいは鍛冶屋のイメージなんです。背景画像は公開当初に作った3DCGを新たに手を加えたものです。中央のハンマーが横一列に掛けられているのは、ナビゲーションボタンにするつもりで今回のリニューアル作業に先がけて作ってありました。ナビゲーション部分は、第七天や伏魔殿、癲狂院のものも既に(今年2月)出来上がっています。それに伴い、それぞれのコンテンツに使う色調、フォント、装飾も決まっていますし、パーツも大体出来上がっています。

 そして、癲狂院。......果してこの名前で良いのか迷ったのですが、やはりこれでいこうと思います。こちらは雑記や個人的な事柄を扱うコンテンツになります。以前もどこかで書いたと思いますが、この「癲狂院」という言葉を用いるのは言葉の意味からして危険です。もちろん、自分の抱くイメージはその言葉の持つ直接的な意味合いとは異なります。クラシカルで上品だけどダークな狂気の香りが漂い、過去に葬り去られたような異空間の様な雰囲気。静かに時間が流れるような和洋折衷の雰囲気......そんなイメージです。うまく伝われば良いのですが直接的な意味合いで解釈されると拙いです.......。メインのコンテンツの背景には別のものを使う予定です。........もちろんゴシックです。ゴシック様式の牢獄....という感じ。とある国にある施設の建物をイメージするつもりです。ちなみになぜ天井の背景かというと、これはベッドに寝ているからです。
 この癲狂院のトーンは色褪せた緑色 ですが、モノクロや黒+赤、赤のみ、のようなものにするアイデアもありました。モノクロのも良かったのですが、他のコンテンツには赤、青、茶と有彩色なのに、1つだけ無彩色なのもまとまりにかけると思ったし、なにより某テレビ番組で、漆黒の十字をあしらった病院を開院されちゃったので、それでは真似をしているように思えてしまいそうでしたので、止めにしました。ゴスロリサイトで見掛ける、モノクロ、黒+赤のトーンだと、自分らしくないと思いましたし、結局最初の案の緑色にしました。

 以前のページ(工房癲狂院)と比べると良くなったと思うのですが、いかがでしょうか。ただし、ページサイズは激重になってしまいました。これについては本当に申し訳なく思っています。ナローバンドの環境の方のためにイメージ画像等をまとめてダウンロードしてもらえるようにしようかな、とも考えています。説明すると長くなってしまうのですが、更新や作品、コンテンツそのものを扱うページはインラインフレームで表示するようにするつもりですので、それだけはネット上から表示してもらうようにして、その他の重いデザイン部分はダウンロードしたご自身のパソコンから読み込ませる.....という具合です。インラインフレームへのリンクはhttpから始まる絶対パスで表記しておけばアクセスできますし。

 そもそもこんなに重くなってしまったのには理由があります。コンテンツの幅をできるだけ狭めたかったのと、自由にサイズを変更しても表示が崩れないようにする、という理由からイメージ画像の影をきちんと表示するには、どうしてもPNG形式でないといけなかったのです。アルファチャンネルを持つ形式だとさらに大きなサイズになってしまうんです.....。しかしそのお陰で、ディスプレイに複数のウインドウを開いて作業する側らブラウザを開いている....ようなことがない限りは、たぶん横スクロールが表示されないと思います。癲狂院のページは横800だと、「ANOTHER HEAVEN」の文字が端折られてしまうと思いますがそれはどうか許して下さい。またブラウザについては、WinではIE6、NS7、Opera7、Macでは、IE5、NS7、Opera7、Safariで確認しましたが、なんとかどのブラウザでも表示できるようにしました。
  .......これが物凄く大変で、こっちのブラウザではきちんと表示できると、あっちのは崩れて.....の繰り返しで、まったく疲れました。仕方がないので、CSSをJavaScriptでブラウザ別に振り分けるするようにしました。これもまた、検索して出てくるスクリプトは、IEとOperaを一緒に判別してしまうものが多く、IEとOperaの表示具合が大きく異なる上でこれでは意味がなく、へとへとになりながらも自作してみました。たった数行のスクリプトなのですが、たぶんこっちの方が精度が高いと思います。ブラウザのユーザーエージェント(UA)を偽装されていたら振り分けは無理ですが、大方大丈夫なはずです。UAの文字列の中からxxxを含む場合はこのCSSを書き出す、というような仕組みです。今のところIE、Opera、NS、Safari、その他に振り分けています。なお、古いバージョンのブラウザについては完全に相手にしていません。

 しかしこんなに苦労するのは、WinのIEがどうしようもないブラウザだからだと思っています。勝手に独自のCSSを用意するし、CSSの間違った解釈での作動も酷いもの。シェアが圧倒的なのだから、きちんとMSは責任とって欲しいものです。その点、優等生なのが、Operaです。バージョン7を今回確認のために使ってみたのですが、素晴らしい! Netscapeもおりこうさんですが、きびきびしたOperaの動作はさらに評価したいです。こういうブラウザが標準になるべきです。Macでは、Winとはほとんど別物のIEはなかなか良いのですが既に開発は終了しています。Safariは余計な環境設定やメニューがなく、表示具合もNS寄りながらIEとの中間を行くような感じなので個人的には気に入っています。Netscapeは表示具合は良いのですが、ちょっと動作が鈍い。今後はSafari>Opera,Netscape>IEの優先順位で制作していこうかなと思っていますが、今のところIEを使っているMacユーザは多いですし、なにより自分が未だに使っていると言う現実が.....あります。w はやくブックマークを移し替えたいところです。


第七天のリニューアルに先がけてまだトップページのみですが、徐々に公開していく予定です。

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 今回、テキストエンコーディングを従来の「shift-jis」ではなく、新しくユニコードの「utf-8」にしました。UTF-8というのはユニバーサル言語だそうで、英語や日本語を初め、世界の(主要な)言語を1つの文字セットにしてあるのだそうです。UTFでもUTF-8やUTF-16などがあるそうです。......実は最近知ったばかりなのでまだよく理解しておりません。

 なぜ、Shift-JISではなくUTF-8にしたかというと、今後の世界の流れがUTFの様だからです。要するにShift-JISというのは日本独自の文字セットなので、ネットというグローバルな空間にはいまいち適さない(?)のかもしれません。UTFだったら文字化けの心配もないようですし、リニューアル後のコンテンツも全てUTFにしようと思っています。

 そこでです。
......実はこのブログ、初期設定はUTF-8で、最初に設定したときはそのままUTF-8にしていたのです。しかし、手持ちのHTMLソフトのDreamweaver4で開くと文字化けてしまうのです。どうもソフトが古くUTFに対応していないようで、それだとブログのデザインをDreamweaverで修正する時に見づらいので、新たにShift-JISにして現在に至っています。しかし、Dreamweaverのメーカー元であるマクロメディアのサイトを見てみたら、UTFに対応した修正パッチが出ているではありませんか!.........気付くのが遅過ぎました。それに、Shift-JISにしたブログだと、プラグインが使えない場合も出てくるらしいので、ページ分けのプラグインを導入しようと思っていたこともあって、UTFに変えようと思っています。ちょうどデザイン変更しようと思っていた時ですし、もうすぐMovableType(このブログです)の3.1バージョンの日本語版が出るそうなので、良い機会です。ですので、しばらくしたら一度このページは消して再構築するつもりです。アドレスの変更はありませんので再構築し終えるまでお待ちください。

 UTF-8のついでに、XMLも導入してみました。XMLというのはHTMLの拡張言語みたいなもののようで、これもまた今後の標準になりそうです。また、HTMLのタグの中で今後廃止予定のタグも今のうちに徹底的に排除しておきたいと思っています。もちろんまだ猶予はありますし急ぐ必要はないのですが、はっきり言ってサイトデザインの修正をいつまでもやっていたくないのです。さっさとリニューアルも終わらせて、曲をどんどん作っていきたいし、シルバーアクセサリーも作りたい、絵もできたら描きたいし.........。ですので、本当はリニューアルさえしたくないのですが、もう折り返し地点は過ぎてしまっているので遂行するしかありません。

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 Notebookの中で今までいくつか美術館に行ったことを書いてきましたが、他にも書いていないだけで行ってきたのがいくつかあります。どれもとても良く書きたいのですが、書かずにずるずると放ったらかしにしてしまいました。

 未レポートは以下のとおり。

マルモッタン美術館展(東京都美術館)
パリ1900 ベルエポックの輝き (東京都庭園美術館)
栄光のオランダ・フランドル絵画展(東京都美術館)
常設展+所蔵作品展 加山又造 + 所蔵作品展 近代日本の美術 佐伯祐三 (東京国立近代美術館)
横山大観「海山十題」展 (東京芸術大学大学美術館)
RIMPA 「琳派」(東京国立近代美術館)
西洋の誘惑 (群馬県立近代美術館)

......はっきりいってどれも素晴らし過ぎました。
今でも記憶は鮮明に脳裏に焼き付いていますので、くどく書けます。w

 西洋の誘惑は今でも展示していますので、近場にお住まいの方は是非! 開館30周年を記念しての展示ですので充実しています。 個人的にはビアズリー、ロートレック、モロー、モディリアニが拝めたのが何よりの収穫ですが、全体的に文句無しの内容です。地方だからといって大したものがないと思ったら大間違いです。ピカソのゲルニカのタペストリーも今回飾られています。(世界で3枚うち日本にはここのみ) モネ、ルノワール、シスレーなどの印象派、ユトリロにヴラマンク、ローランサン、シャガール、ルオー、ルドンなどの後期印象/フォーヴなど、そして、ダリ、キリコ、マグリット、クレー、ミロ、カンディンスキーなどの近代.....と、誰もが知っているというような代表作はなかなかありませんが、それでも一目見て誰のか分かる絵ばかり。 常設展示では山口薫や福沢一郎、湯浅一郎などの群馬出身の画家の絵も多数展示されていますし 見る価値は絶対あります。 

http://www.mmag.gsn.ed.jp/

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2004年10月20日(水曜日)

予定よりも少し遅れましたがリリースされましたので早速導入しました。
以前に告知した通り今後はShift-JISではなくUTF-8にしていくため、改めてフルインストールし1からやり直すことにしました。.....少し無駄な気もしますが、まあ良しとしましょう。

3.0から3.1への変更箇所はそれほどないので、移行にあたっての問題点などはないと思うのでスムーズに元のデザイン/レイアウトへ戻せると考えています。が、記事のアップロードは時間がかかると思います。

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2004年10月22日(金曜日)

 過去に名を残した人物や歴史などの調べものをしていると思わぬ共通性に気付かされることがあります。亡くなった歳が同じだったり、あるいは同じような運命を辿った人達.....、偶然として片付けてしまえばそれでおしまいですが、どこか不思議な、.........同じ星から生まれて同じ星になった.....様な、そんな風に思えてしまうのです。そう思わせた人達の中でぱっと思い浮かぶのがやっぱり、ロックのキングとクイーンと言っても間違いないと思いますが、ジミ・ヘンドリクスジャニス・ジョップリン。それと、こちらは希代のトリックスターと言ったら言い過ぎかもしれませんが、マタハリ川島芳子。どちらも同じ歳で亡くなっています。(もっとも川島芳子は、銃殺刑を逃れ中国国内で、ある日本兵と同棲生活を送り子供も生まれ、しばらく平穏な生活が続いた後に、何者かによって撲殺された、との話もありますが。) 特にジミとジャニスの場合は、ジミの死を追うかの様に亡くなっています。
........そんなシンクロニシティを満喫できそうなサイトを発見。

人生のセイムスケール

 現在およそ1500人が掲載されています。前述のジミなどに貼ったリンク先も同サイトです。個人によるサイトなので取り上げる人物に多少偏りがあるのは仕方無いところなのでしょうがそれでも個人サイトでこの充実振りは素晴らしいです。あれこれ人物を思い出しては、掲載されているかどうかチェックしてしまいます。ベルト・モリゾが掲載されているのに、カミーユ・クローデルがないのはちょっと残念。どちらも女流画家/芸術家ですが、人生の明暗がはっきりと別れています。モリゾはモネやルノワールなどの巨匠達に恵まれ、その才能を発揮したくさんの素晴らしい作品を残し、おそらく人生も幸せだったはず。それとは対照的に、カミーユはその美貌からロダンに見い出され、彼の元に弟子入りし才能を発揮し始めたのは良かったのですが.....ロダンの作品と同じ位素晴らしく、どちらの作品かが分からなくなる程その才能は卓越したものだったのですが、いくら作品を発表してもロダンの作品を真似ているとしか評価してもらえず、挙げ句の果てにロダンとの不倫の末に精神を病んで精神病院へ入院してしまい、それ以降一切の作品制作を行なう事なく病院で亡くなっています。ロダンの言い分はちょっと同意できないかも。カミーユに同情してしまいます。.....だってあまりにも可哀想なんだもの......。いくつか作品を見れば分かると思うのですが、人によってはロダンのよりもカミーユの方が好きっていう場合もあるかもしれません。ttp://www.geocities.com/Broadway/3628/camille1.jpg

 あとは......ジム・モリソンがあるのに、マーク・ボランがないのも残念かも。ジム・モリソンといえばドアーズのボーカリストで有名なロッカーですが、マーク・ボランだってT-Rexのボーカルとして、同じグラムロックのデヴィッド・ボウイと肩を並べる有名なロッカーでした。......でもボランは交通事故で死んじゃったんだ......。フライングVが似合う、美形のボーカリストだったのに......。ドラッグのオーバードーズで命を落としたロッカーも多いですが事故死もまた多いです。スティーヴィー・レイ・ヴォーンはヘリコプターの墜落死、ランディ・ローズはセスナ機による墜落死。オールマンブラザーズバンドの牽引者(もしくはデレク&ザ・ドミノス(エリック・クラプトンがいたバンド)「いとしのレイラ」でプレイした人と言った方がピンとくるかも?)、デュアン・オールマンはバイクを運転中に前に走るトラックを避け損ねて転倒し亡くなり、その同年に同じバンドメンバーだったベリー・オークレーもまたバイクによる事故で亡くなりました。事故死っていうと......俳優ですがジェームス・ディーンもそうでしたね。シルバーのポルシェ・スパイダーで亡くなってしまった.....。昔(といっても10年程前ですが)、リーバイスのポスターでジェームス・ディーンが写ってるのを見たことがあってあれがすごくカッコよくてリーバイスを履くきっかけになったような気がします。メガネを掛けた優しそうな表情も最高。

 .........なんか忘れてるな...と思ったら、そうだ、シドを忘れてた! パンクのオーソリティ、セックス・ピストルズのベーシストだったシド・ヴィシャス。彼の場合は、恋人を刺し殺しちゃった挙げ句にオーバードーズだから.....ちょっとフォローのしようがないのですが、破滅型のロッカーのスタイルを極めている....とも言えるかも。21歳で亡くなっているし、何より美形です。ttp://www.r2tc.net/rockposters/ST2403.jpg

 シドといえばもうひとりいます。シド・バレット。こちらはプログレのオーソリティ、ピンク・フロイドのバンドリーダーで、現在も存命です.....が、健康状態が気になります。というのも、バンド在籍時にドラッグと心身の疲労により精神に異常をきたしてしまい、脱退後、精神病院へ入院してしまい、その後は音沙汰無しの状態だからです。数年前のギターマガジンに載っていた記事には、母親が亡くなってさらに病状が悪化し、持病の糖尿病も悪化し失明寸前らしい....と書かれてあったので、ミュージシャン復帰は最早絶望との声も.....。ガセネタであればよいのですが.....。ttp://www.flupe.com/molm/images/syd.jpg


 カミーユ、ボラン、オールマン、シド辺りは是非とも追加キボン。
ランディ・ローズが載っていたのは満足。伝説の美形ギタリストなんだから。.....ちなみに、東山魁夷の絵の良さが分かってもらえないなんて.....ショック。そうだ、山口薫も載ってない....あぁ。10代を見てみると.......山田かまちも.....一応載せておいてほしいです....。

ともかく眺めていると色々と考えさせてくれるサイトです。

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2004年10月23日(土曜日)

..........本気で怖かったです.......。
いきなりドシーンと下から叩かれる様な感じがしたと思ったら、直後に強い揺れ!
こんな揺れは初めてでした。
パソコンがぐらぐらしたし、震える、というより、揺れるという感じでしたし......。

うわっ、今また揺れた......。これで3回目。

群馬南部は震度5。
うちの弟がいる新潟県長岡市は震度6........心配です。
電話も繋がらないし.........。

 やっと繋がり、無事も確認できたし安心しました。
コンビニやらスーパーに速攻で買い込んできたとか言ってました。w
幸い被害もなかったようで......運が良かったのかも。

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2004年10月24日(日曜日)

 今回の地震も含め、今年の日本における気象の異常さが怖いです。
.......こんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが、呪われているようにしか思えません。同じコースをいくつもの台風が辿り、そして今回の地震。日本全国被害に遭っている感じでしょう?  ネットだと地域は関係無く知り合えるので、西日本にお住まいの方を何人か知っていますが......、特に大きな被害に遭われていなければ良いのですが......。

 こないだの23号の台風は、群馬にも直撃するかと思い心配していましたが、なぜか近づく直前で勢力が弱くなり、雨も風もなくなっていました。それ以前に発生し群馬に近づいた台風も同じ様に、なぜかうちの地域には雨も風もなく、何も被害が出なかったことは、マスコミで報道された各地の惨状を見ていると、本当に運が良いのだとつくづく思い知らされます。........皆が被害に遭われているのにいいのだろうか、とさえ思ってしまう程、被害は何もありませんでした。

 今回の地震も同様です。確かに今まで体験したことのない揺れでした。でも、怪我をしたとか、物が壊れたとかそういうことは一切ないのです。(群馬の)うちの地域では。一夜明けて次々と流れてくるニュースを見ていて辛くなります。震度6強。被害が少なく済むはずがないというわけですね.....。


 長岡に住む弟の地域は運が良かったらしく、被害は特別なさそうなのですが、昨日電話した時にはガスが使えず、水の出が悪いと言っていました。電気は大丈夫だと言っていましたが、ニュースなどでは停電している箇所も長岡市内にあるとかないとか.......。電話して話を聞いて察した素振りは、なんだかえらく冷静というか、ほんとうにおまえのところに地震があったのかというほどあっけらかんとしていたのには、ちょっと驚きました。肝の据わりようが凄いかも。

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2004年10月29日(金曜日)

 いつまでも仮日誌の状態にしておくわけにもいかないことは重々承知しています。ブログを導入したのも過去のNotebookのコンテンツを公開するため、それをしかるべき場所へ公開するために癲狂院を用意したわけですし、早く開院せねば!

 コンテンツも大方用意出来ているのです。あとはそれを公開するため....「するため」だけなのにいつもここに時間が掛かってしまいます。サイトのリニューアルだってそうです。コンテンツには変更無いのに見せ方の変更だけにこれほど時間が掛かってしまうんです....。言い訳になりますが、個人的にはその「見せ方もコンテンツの内」として作っています。

 今回、リニューアルが延々と遅れていることにより、当初想定もしていなかった仕様で公開することになりそうです。出来る限り「Valid」になるように沿うこと、HTMLとCSSの分担。この2つが新たな課題でした。
 The W3C Markup Validation Service一応貼ったのは当サイトのブログのページですが、何とか「Valid」なページに出来ました。....もっとも普通に書けばOKを頂けるのですが、知識もろくにないのに下手にデザインに凝ると、大抵NGになるのではないかと思います。ブログ以外にもMaterialer's Hammerや癲狂院のトップページもそれぞれValidなページにしてあります。また、Another HTML-lint gatewayで、以前当サイトをチェックしたらマイナス100点を軽くぶっちぎっていたのがさすがに凹みまして、何とか「よくできました」判子がもらいたくて修正しました。とりあえず挙げた3ページはどれも一応90点以上にしてみました。

 もちろん、それらに従ったからといってそのWebページ自体が良くなったわけでもなく、思うに必要最低限の書式に従っただけのような気がします。リニューアルするにあたって今でもよくCSSやHTMLのリファレンスサイトを見回っているのですが、それで思うことは、それでもまだまだ未完だなということです。しかし今はここまでにさせてもらおうと思います。時間の兼ね合いやらコンテンツの充実度から見ればそんなことより大事なことが色々残っていますから。第一、「このソース、発狂してるな、m9(゚∀゚)アハハ」「DIV厨だな、(='m')プッ」.....なんて言うのは極一部でしょうし、主要なブラウザで表示してレイアウトが崩れなければ良いわけで、いろいろネットで調べて個人的には、デザイン優先だけどソースにもそれなりに気を配る、CSSでデザインしてみてそれでも足りない部分があったらテーブルタグなどのHTMLでデザインする......という風にしていこうと思っています。

 それで今週ずっと参っていたのが、コンテンツを囲むテーブルについてで、中の文章を拡大してもきちんと見られる様にするのに、発狂しそうな程上手く行かず結局最初の妥協案を採ることになってしまいました。説明するのは難しいので省きますが、"em"の単位を使って文字の大きさに比例するようにしようと思ったのですが、ある部分は"em"ではなく"px"などの絶対数値にしないと拡大していくとレイアウトが崩れて行ってしまうんです。"em"と"px"を足した長さなんて表示できないので、別のフロートで段組みしたりいろいろ試みたのですが、背景画像有りでアルファチャンネル透明化PNGのフレームでテキストを囲むのは、ちょっと無理でした。NSやOpera、Safariでは良好な表示ができるのにIEだと....っていうのが本当に参ってしまいます。

 とにかく! コンテンツの公開を最優先にして今週中は頑張ります。癲狂院へ招待したくて堪らないのに!w

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2004年10月30日(土曜日)

......雑記で特に書きたい事柄を書こうとすると、そういう時に限って世の中で悪いことが起きてしまう...んです。もちろん悪い偶然に決まっていますが、....全くどうしたものか。

 ちなみにそういう時に書こうと思った内容は......皆どれもxxx。
癲狂院のページを作るにあたって影響を受けたものと、ロートレックの映画について書こうと思っていたのに.......。地震は起きるし、山は噴火するし、台風は来るし、日本人は人質にされるし.......ああもう!いい加減にしてほしい。(それは電波ゆんゆんなおまえもだ)

 別にそんなのに配慮なんかしないでとっとと載せちゃえば良いのに、って言われればそうなのですが......やっぱり憚れます。


書きたいことは山の様に貯まっています。サイトも公開しなくちゃいけないし、あぁほんとにもう!メフィストに魂を売って時間を止めてもらいたい位です。

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2004年10月31日(日曜日)

 ブックマークを整理していたら、あぁ、スクールランブルのアニメが10月からスタートしていたことに気がついた。
.......気付くの遅いっ!......もう3週分も見のがしてしまった.......。テレビ欄の12chなんてほとんどチェックしてないし....、迂闊でした。というより最近見ているテレビ番組ってNHKのニュースと世界美術館紀行に美の巨人たちと.....えーと他はえーと..........大希林くらい? ここんとこテレビなんて全然見ていない気がします。マンガも読んでなかった......。

 早々にアニメ化したなんて、スクラン、絶好調なんですね。けっこう売れているのでしょうか。同じ名字の漫画家さんなので陰ながら応援してしまいます。以前にも書きましたが、いろいろ映画を知っている様ですし、マンガ内でも、キュビズムや塩の柱なんて言葉まで登場していたり、キャラの素描なども載っていたので、もしかしたら美術関係も詳しいのかもしれません。思い違いなのかもしれませんが、塩の柱っていったら、ソドムの町から逃げるロトとその二人の娘の遠くでロトの妻が逃げ遅れて塩の柱になってしまう、という話があって、絵画にもたまに登場するので........そうなのかな、って。

 そんなものですから、いつものように著者の素性が知りたくなってしまいます。ですが、今のところ全く持って謎な人状態。デビュー作みたいですし情報もないようなのです。天広さんと同様です。そんな秘密のある著者ゆえになおさら嵌まっていってしまいます。スクランの全部が好みというわけではありませんが、お金を払って見たくなったというのは事実なのです。......こんな読者は少ないでしょうが、作品よりも著作者の方を応援してしまう....感じです。自分でも何かしら創作しているから、気に入ったクリエイターには売れて欲しいと思ってしまうからかも知れません。

 ともかく、スクランのアニメ、見てみようと思っています。シスプリと比べれば、全く問題無しですし。w 大抵の電波なら耐えられる抗体になってしまいましたし。w ...って、そんなことを言ったら失礼ですね。ゴメンなさい。

 アニメっていったら、マリア様がみてる(マリみて)が気になって見ようと思っていたのに結局最後まで一度も見ずに放送は終わってしまいました.....。マリみては、同じようにアニメ化決定した時から知っていて、絵が綺麗だったので気になっていました。少女向け、っていうのが気にはなっていたけど(コバルト文庫から出ているんです....)。しかし実際のところ、男も嵌まっている者が多いらしいことは以前から耳にしていたし、シスプリの兄達の中にはマリみてへ流れていった様な話も聞いていたので、何となく分かる気がしました。天広さんの絵で描かれたシスプリのファンの4割は女性だったという結果があるようですし(http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20041021#p3)、それを考えると通じるスタイルがあるのかもね、って。それに、カトリックで、由緒ある......お嬢様学校っていったら、それってフェリス?....って感じでしょう? 生まれた星が凡人とは違う、無敵のお嬢様だもの。w 名台詞「ごきげんよう、お姉様....」でつかみはOKって感じだし。(余談ですが、フェリスの校舎はとても古く素敵な建物のようです。見てみたいです.....って辺りをウロウロして変質者と勘違いされてタイ━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━ホ!!!!!されなきゃいいけど。w)

......でも流石に本等は買う気になれませんでした。もうだいぶ前になるのですが、本屋でいかにもxxx風の男がG'sマガジンを立ち読みしていたんです。うわ〜顔から服装まで完全にxxxだなあ、とちょっと引き気味になってしまう位だったのですが、手にしていた袋に、マリみての本が.........。『もしかして自分も買ったら、この人と同類になっちゃうわけ?......やっぱりやめとこう.....』と思い留めたのでした。(それ以前にシスプリに手を出した時点で既に自分も同類なんだけど...。)まあ別に、人は人、自分は自分、みたいにしていても構わないとも思いますが、あれを目撃してしまうとね.....。作品自体はきっと素敵なのだと思いますが。

 アニメで気になるといえば、「BECK」もそうです。長く続いている作品のようですしご存じの方も多いと思います。いわゆる音楽マンガ?....バンドを組んで....みたいなストーリーの様なのですが、マンガ自体は以前から知ってはいましたが実は読んだ事がありません。この前たまたまテレビを付けたらちょうどアニメをやっていて、なんか面白いかも.....って思っています。少し前に、このマンガの主人公が手にしている(?)ギター(テレキャスター)が、実際フェンダー・ジャパンから同じ仕様で発売されましたし、バンドマンに影響があるマンガなのかも......。

スクランの話題だけのはずが、なにやらアニメのお話に.......。

スクールランブル(テレ東サイト内)
スクールランブル オフィシャルサイト
マリア様がみてる
BECK

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