Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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セットアップ完了

 先週一週間、パソコン周りの整理に翻弄していました。
やっと必要な機材も手に入れたので、パソコン周りの配置換えを行いました。

...実を言うと、買ったG4は今まで音楽制作には使っていない状態でした。以前使っていたマック(G3)は、G3でも初号機のもので、USBが装備されておらず、代わりにシリアルポートとADBポートが付いている従来のマックの装備でしたので、MIDIインターフェイスはシリアルポートに繋ぐものでした。G4にはADB、シリアル共にそんなものは付いていないので、従来の機材では繋げられない訳です。以前日記で書いた様に、モデムポートをシリアルに変換するコネクタが売られているので、それにしようかと思っていたのですが、シリアルポート自体がクラシック環境(OS9.x)までにしか対応しておらず、OS Xでは未対応であることを考えた結果、将来、今まで使ってきたシーケンスソフト「Vision」から乗り換えるかもしれない事をふまえると、遅かれ早かれ(シリアル接続ではない)USB接続のMIDIインターフェイスを買う事になるだろうということで、新たにUSB接続タイプのMIDIインターフェイス「EDIROL UM-550」を購入しました。
 このUM-550は、5IN/5OUTのもので、欲を言えば、8IN/8OUTのUM-880が欲しかったのですが、ま.....予算上の都合ということで。・゚・(ノД`)・゚・ でも、5つで手持ちのMIDI音源は事足りますし、現状では全く持って問題はありません。


 モニタースピーカーも、今まで使っていたものは、2本で1万円程の、どうしようもない「ただ単に音が出ます」程度のものでしたので、音楽を聴くのはもちろん、制作する上でのモニター環境としても到底使用に耐えうるものではありませんでした。とにかく、年末の書籍やソフトの上に、MIDI/Audioインターフェイス、スピーカーも買うということになると、それぞれに割り当てられる予算も厳しいし、だからといってまた安物だと損をする事になるので、選ぶのに苦労しました。

 ここでご存知の無い方に少しモニタースピーカーについて触れておきたいのですが、この類いのスピーカーは、いわゆる一般のスピーカー=オーディオスピーカーとは目的が異なる訳で、名前通り音をモニターするためのスピーカーです。だからといって形が異なるとかそういうわけではなく見た目も普通のスピーカーです。ただ、音楽鑑賞する上の良い音を必要としているのではなく、クセの無い、素の音が出ると言うか、フラットな特性を持ちつつ正確にモニターする.......みたいな感じのものが多いと思います。そんな中で買ったのが、YAMAHAのMSP3。........結局、ヤマハのになってしまうのが最近少しうんざりしている気も......なくないです。必ず低価格帯にそれぞれ用意してあるから.......購買対象になってしまう....んです。
 でも、実際、モニターしてみて、今までのxxxなスピーカーと比べてしまえば遥かに良いので、そんなこともどうでもよくなってしまうのですが。w  結局の所、あとは市販のお気に入りのCDと自作のを同じスピーカーで比べて音作りしていくことの方が重要な.....気もします。


 そんな感じで、今まで簡素な小さいテーブルに載せていたG4をG3を置いているきちんとした机に移動させ、機材のセットアップすることになったのですが、これが大変で......ようやく何とかパソコン周りだけはセットアップが終わった状態です。

 スピーカーも今までのより大きいし、マックは横置き(デスクトップタイプ)から縦置き(タワー型)になったし、そのままG3も併用することにしたので、マック2台をスペースは変わらない状態でセットアップしなくてはいけないのですから、それはもう知恵を絞るしかありません。なので随分前から、セットアップ図をあれこれメモ書きしていました。机の上に本棚にしていた2段のラックを載せる事にして、そこに収納.....なんて風にして、なんとか収まると思っていました。
....が、図面上には見落としがあるものです。いわゆる机上の空論に若干なっており、それを修正するのにえらい苦労したり、まったくへとへとな一週間でした。

 セットアップも、音楽関係の機材がなければこんなには苦労しないと思うのです。なんといってもパソコンのキーボードの他に鍵盤の方のキーボードを置かなければいけないのがスペースの都合上、とても厳しいのです。例えば、スタジオなど完全に音楽制作のみの環境でしたら、パソコンのキーボードなんてどこかに追いやってしまっても不便はそれほどないのかもしれませんが、メール、Webなどごく当たり前に文章を打つパーソナルな環境である以上、2つのキーボードは共に使い易い配置をしなくてはなりません。61鍵の鍵盤(Yamaha CS1x:幅100cm、奥行き30cm)の手前にパソコンのキーボード(奥行き:約17cm)、その上、鍵盤の奥に液晶ディスプレイ、さらに奥に機材ラック(奥行き:45cm)という具合でして、脇にミキサー(約40cm四方)、G4、G3、スピーカー×2、........................。

 本当、行き当たりばったりではまず上手くいきません。事前にじっくり煉らないと出来ないのです。それでも実際にセットアップすると不具合が出てくるのですから、もう本当に狂いそうになります。


 さらには、セットアップの際に、手がボロボロになってしまいます。パソコンの端子、拡張ボードの差し込みとか堅いし、何故か手を切ったりするし、奥まで手を伸ばそうとして背筋痛めたり、頭はぶつけたり、まさしく満身創痍状態。それにMIDI機器っていうのは本当に嫌です。電源コードにオーディオケーブル×2、MIDIケーブル(場合によって入出力のために×2)........電源も....安い機材ばっかりだから、みんなACアダプターのばっかりで、10コ位あります......。これらアダプターをどうにかできないかと思っていたところ、こんなものを見つけました。T-AD4 これ、なかなかよいです。コンセント(タップ)が無駄にならないし。 タップも新しく用意しました。TAP-266ECO これは、6個口タップなのですが、個別にスイッチが付いていてなおかつ一括スイッチも付いているので便利なんです。


 そんな死にそうなセットアップもパソコン周りさえ終わってしまえばあとは楽。終わった様なものです。....す、すこし休みたい..............。orz

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