この前の楽器屋行ったついでに本屋に立ち寄り(といっても同じ新星堂なんだけど)、買いそびれていたスクールランブルの8/9巻とホリック6巻を買ってきました。
スクラン.....マンガの中にちっちゃい折り込み広告(?)が入っていたけど、アニメの次はゲームですか......。絶好調みたいですね。デビュー作(だと思う)なのにブレイクしてるし.....何と言うか羨ましいというか....よかったですね。 まあゲームは買いませんが。(ハードも持っていないし....) それはともかく、話が進むにつれて登場人物もたくさん出て来て、描き分けが大変そう。にも拘らずきちんとキャラが目立っている所がすごい。(好みは別として) そういえば久方ぶりに主人公が登場してました。.....主人公が登場しないっていうのもおかしな話ですが、結局の所、主人公は二人って雰囲気。でも実質、本来の主人公でない播磨が目立ち過ぎて座を奪っている様子。......完全に喰ってます。そういうマンガ初めて見ました。 このマンガの良さって何かな....とか思ってもこれといって明確な理由が出てこない不思議なマンガです。 でも漠然と、「突き抜けている」雰囲気が好きなのかも.....とは思います。そう....突き抜けてる.....予測不能で不意をつかれそうな気配がするマンガ。.....作者でさえシナリオから飛び出てくるキャラの暴走に身を任せている部分もあるんじゃないかと思う程、突き抜けてる.......。
画風は....線の太さがが均一なせいか、どことなく平面的なところや書き込み具合が少ない感じがして、個人的には全部好きっていうわけではないですけど、それでも好きです。
.....もう9巻だものね.....長く続くのかな......。期待しています。
そしてホリック。ゴシック+オカルト+アールヌーヴォー+ジャポニズム÷4みたいな雰囲気(超個人的判断に基づく)が完全にツボなコミック。装丁も最高にツボ。あんまりトーンが使われてない所やべた塗りのスミのダークさがより一層雰囲気を強調していて.....本当、マンガというよりも絵を眺めている感じさえする画風が気に入っています。ホリックなんて、もうマンガっていうよりイラストとしてもお気に入り。毎回、本屋で手に取る度にカバーイラストに心奪われて心を躍らせています。......行動に出ないように気をつけているのですが、ほんのすこしやばいかも。w そんなホリック、なんと劇場化決定。真夏の夜には持ってこいの作風だけに、いけるかも!
そう....このマンガ、実は結構オカルト要素があったりします。メジャーな占いの狐狗狸さんに占い道具の砂盤なんて出てくる辺り....作者はそっち方面にかなり詳しいのかも。 あとこれはあくまでも推測なのですが、登場人物の中にクロウ・リード......まさか(アレイスター・)クロウリーがネーミングの元になってたりするかも.....なんて思わせてしまう程、このマンガにはオカルティックな闇が常に覆っている様な感じで......ちょっとぞくぞく。 とはいっても本当に綺麗な画風のおかげで拒絶させる様にはならないのが素晴らしい!
実を言うと.....本当に自分から買ったコミックって、このスクールランブルとホリックなんです...。コナンや3×3EYESなんかは手に取る前に多少周りの影響があってのことだったので。
......天広さんもマンガとか描いたら良いのに...なんて思ってしまいます。昔、某漫画家のアシスタントをしていたことがあるそうだし......。
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