最近、よく聴いているのがエアロ。洋楽を聴かない人でも名前位はご存知ですよね...? アメリカを代表するモンスターバンド、エアロスミスです。ずっと前に、ゲフィン在籍時のベストアルバムである「BIG ONES」を買ったのですが、その当時は何となくぱっとせずあんまり好みではなくて、ほとんど聴かないままCDラックにしまったままにしてありました。......まあもともと、B'zの元ネタ集みたいなノリで買ってみたものなので、気に入って買ったわけではありませんでした。
そう.......この「BIG ONES」、元ネタとなっている曲がけっこう収録されていて、噂では「What It Takes」は、元ネタであるということを証明する為に収録したとか............。
B'zの「憂いのジプシー」→「What It Takes」、「MR.ROLLING THUNDER」→「Love In An Elevator」、「Don't Leave me」→「Cryin'」..........一聴してすぐに分かる程です.........。申し訳ないですが、ちょっと拝借した程度ではないと思います。この3曲は特に顕著で、エアロの曲を知らないはずなのに何故か知っています、状態...........って感じなのです。まあ、この手の話は今更ではないのでいろいろ書くとアンチっぽく思われてしまうのでこの辺りで止めますが..........。
話を戻して、毎日毎日オジーやヴァンヘイレンばっかり聴いていると飽きてくるので...たまに他のを聴いてみるのですが、他のだとまたすぐ飽きてしまったりするんです.......。もちろん曲はすごく良いし気に入っているのですが、なぜか長続きしなくて。それでいつもはまたオジーに戻ってしまうのですが、最近、ふとした雑誌でエアロを見かけて、エアロって言ったら、来日する度にドーム巡業していく程、超ビッグなバンドだし、やっぱりそれなりの良さがあるわけで、聴いてみようかな....と思って、「BIG ONES」を久々に聴いてみました。
なぜか、今度はすごく気に入ってしまって、お気に入りCDとなってしまいました。特に気に入っているのが、このベスト盤のみに収録されている1曲目の「Walk On Water」。これ.......ブルースハープとブラスセクションの入った、これぞエアロサウンドって感じで、ハードでなおかつメロディもフックの効いたポップさで、延々リピートさせて聴いていたりします。あとは、「Eat The Rich」、「Angel」も大好きです。 「Angel」はこれまたエアロのバラードって感じで、イントロのギターがカッコいい!
エアロは、元々は、ロックにブルースとファンクを取り入れたようなサウンドだったのですが、次第に外部のソングライターを起用したり、アレンジもビッグなサウンドになっているようで、「変わってしまった」ことを嫌うファンもいるようですが....、確かにサウンドはポップ(大衆という意味で)になっている気がしますが、個人的にはそういうポップなものが元から好きなので大歓迎です。
ちなみに.......初期の名曲で、エアロの代表曲でもある「Walk This Way」、この曲もすごく好きだったりします。いろいろなミュージシャンにカバーされているので耳にした事のある人も多いと思います。ギタリストのスティーヴィー・サラスがカバーしたものだったと思うのですが、テレビ番組のさんま御殿のEDに掛かっていましたね。.......最近はどうなのか知りませんが。ヴァンヘイレンもデビュー当時によくライヴでやっていたようですね。デイヴにはああいうノリのロックチューンが似合うし、エディーのギターのグルーヴも最高だから、個人的にはこっち(ヴァンヘイレン)のも好きですが。
ここで試聴できます。.........うう、やっぱりカッコいいっ! やっぱりこのリフ!
Toys In The Attic/闇夜のヘヴィ・ロック
.......本当のことを言うと、ヴァンヘイレンがカバーしている方が個人的には好み。もうすごいノリが良くてカッコいいの。やっぱり初期のエディは神懸かってる!
そして、なにより、ヴォーカルのスティーヴン・タイラーと、ギターのジョー・ペリーがかっこ良過ぎる!!! もう50越えてるのにあの若さで、すごい。ジョー・ペリーのギターワークもペンタトニックをうまく使って伝統的な音使いをしつつもキャッチーなメロディに仕上げてしまうところが素晴らしいし、何よりトーンがエモーショナルで最高。
..........いろいろ買い込んでしまいそう。
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