Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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読書の秋

 この頃、本が無性に読みたくなって、一度読んだものや、買ったまま未読だったもの、新たに買い込んだ本、とにかく本を読んでいます。....自分でも不思議な位、本が読みたい衝動に駆られています。

 そんなわけで、例の如くアマゾンで大量購入。


星の王子さま—オリジナル版 /サン=テグジュペリ (著)
椿姫 /デュマ フィス (著)
恋の罪 - 短篇集 /マルキ・ド・サド (著)
ドグラ・マグラ (上) (下) /夢野 久作 (著)
刺青・秘密/谷崎 潤一郎 (著)
河童・或阿呆の一生 /芥川 龍之介 (著)
サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇 /オスカー・ワイルド (著)
吸血鬼ドラキュラ /ブラム ストーカー (著)

School Rumble Vol.10 /小林 尽 (著)
XXXHOLiC 7 /CLAMP (著)
名探偵コナン 51 /青山 剛昌 (著)

交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・ /すぎやまこういち
SONORITE(初回限定盤) [LIMITED EDITION] /山下達郎


.................なかなかジャンルが飛んでいますが、どれも「ちょっと気になって買ってみた」....というのではなくて、ずっと前から欲しくて買った」ものです。アマゾンを利用するようになってからというもの、自分のアカウントのカート内がMy書棚になっています。w そこには、何かのきっかけで気になったものをとにかく放り込んでおいてあるのです。ある時、CDが聴きたくなったり本が読みたくなったら、このカート内をチェックしてその中から吟味して、買って満足(というと語弊がありそうですが...)できそうなものを選んで、それらをまとめて買い込みます。クッキーで90日間は保存されているそうですが、ちょくちょくカート内に放り込んでいるので、大丈夫です。


 他人の購入動機なんてどうでもよいとは思いますが、一応、後生の回顧の為に。w

 まず、コミックに関してはいつも通りなので特に動機があるわけではありません。.....アマゾンのレビューを見てみると、スクールランブルは、不満の意見が結構多いですが、確かに言われてみればそう思うフシもなくもないです。ですが、あの飛びっぷりがスクランの良さとも感じているので、今後を期待しています。 コナンは......正直言うと惰性で買っている感じもなきにしもあらずです。もう過ぎてしまったので今さらですが、50巻程度以内で終わってほしかったです。作者、出版社共にいろいろ思惑があるのは承知しているので我慢していますが.........さすがに..........xxxxxxxx。でも、作者が結婚したとかいうし(相手はアニメでコナンの役をしていた、高山みなみ)、ま、そんな野暮な事も結局どうでもよくなっちゃうんだけど。w そんな中一番お気に入りなのがやっぱりホリック。相変わらず絵が素敵で、「読む」という行為に加えて「眺める」ということも出来るので、本当満足しています。映画に続いて遂にアニメ化決定!? キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!ー 

 続いて、CD。これも以前に購入する旨を書いていたので特に書く事もないのですが......。ヤマタツに関してはレビューの評価が悪かったので、買おうかどうか結構迷いました。古参のファンにしてみるとどうやらxxxxらしいのですが、自分にしてみればヤマタツのCDは1枚も持っていないのだし、なにより「ポワロとマーブル」のOP/EDを聴いて素敵だと思ったのだから、やっぱり買おうと。ドラクエに関しては、先述の通り。


 それで、書籍。
上記のリストをご覧になって、「ああ、いかにもコイツらしい」とお思いになられると思います。届いた納品書を改めて見て、自分でもそう思いましたし。

 「星の王子さま」は、もうずっと前から本当に買おうと思っていた本の1つです。一応絵本ですが、「大人のための」絵本とよく言われる本です。オスカー・ワイルドの「幸福な王子」も一緒に買おうかなとも思ったのですが、ちょっと本数が多かったので次回に。

「恋の罪」(恋の駆引き)は、タイトル買い。作者がサドだろうが関係ありません。むしろ作者がサドだったからこそなおさら気になった、という感じです。.....よくサドというと、変態だの低俗だの散々なこと言われますが、それだけだとは思えないのです...。まだあまりサドの作品を読んだ事がないので今は理由を述べる事も出来ませんが、漠然とですが確かにそう思えるのです。

 「ドグラマグラ」は、読んだ者は一度は発狂するとか言われている作品のようです。もちろんそれは比喩でしょうが。前に同じ夢野久作の作品である「少女地獄」を読んで気に入ったので、いよいよこれに手を出した、という具合です。「少女地獄」というとタイトルが危なげですが、内容は全く異なり、.......いやある意味当たっていますが.........、展開が面白いと思いました。そう、危なげで怪しげな雰囲気が終始漂う中に繰り広げられるストーリーが良いのです。..............でも、ドグラマグラはちょっと勇気が必要でした。表紙カバーもすごいことになっているし、触れ書きも先述の通りですし........物語も精神病院に入院している青年が主人公らしいし..........。

 そんなことを言えば、芥川龍之介の「河童」も、精神病患者を取り上げたものですし、かなり危なげなところへ足を踏み入れてしまった気もします。でもまあ.....癲狂院の管理人には打ってつけでしょう?w ........仮に読むと狂うとしても、最初っからいかれているのだからこれ以上いかれないし。w (゚∀゚)アヒャ
 芥川龍之介の作品の多くは中学生の頃に読んだのですが、「河童」を含めいくつかは未読でした。本棚を漁って久しぶりに読み返したら他のも読みたくなってしまって。

「吸血鬼ドラキュラ」は、もはや言うまでもないですね。ゴシック文学を代表する作品。大きな十字架をばしっと載せた表紙カバー.........ゴシックの世界を象徴しているではありませんか。もう読むしかない!という作品です。


...............だいたいそんなところです。感想は後日。
読後に別人になったりはしませんから(w、ご心配なさらない様に。

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