Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2005年12月05日(月曜日)

 女神転生シリーズを扱っているファンサイトの登録型リンク集サイトがあるのですが、そこへ登録しようか迷っています。

Mapper

 ラストバイブル関連をネットでググって調べまくっていた時に知ったサイトです。メガテンを扱ったコンテンツを掲載しているサイトならば登録OKの様なのですが、今までそれで躊躇...というか敬遠していました。

 ラストバイブル自体、そもそもは女神転生の外伝という位置づけで発売されていたものの様ですし、発売から10年以上経ってしまった今では、メガテンシリーズ中ではおそらくマイナーな存在だと思います。そんな作品の、MIDIのみを扱っている、というのにちょっと引け目を感じてしまって.........。攻略とかゲーム内容に沿った話題なども扱っているのならば迷わず登録できるのですが、うちのサイトは、何と言うか.......ストイックなまでにラストバイブルのゲーム自体の話題は一切無しに音楽のみを扱っているところが........ちょっと......。それに話は少しそれますが、MIDI自体が...........ね。


 いつかは書いておきたいと思っていたことなのですが、JASRACのMIDIの課金と二次制作物について。
現在、MIDIデータは、著作権の無い(失効した)もの、JASRACに音楽の著作を委託されていないもの......それら以外の音楽のMIDIデータをネットに公開するには、JASRACにお金を支払わねばいけません。ラストバイブルの音楽は、実は他のメガテンシリーズの音楽とまとめてアレンジ収録されたCDが発売されていたのです。JASRACで検索して知ったのですが、全曲でないにしろ I / II から数曲収録されているようです。しかし運の良い事に、JASRACへは無委託になっています。つまり、著作者≒アトラスの承諾があればOKなわけです。

 アトラスでは、二次制作物を一応OKの様なのですが、
「自作のイラストや小説であっても、原案となった著作物がはっきりしている場合、『複製』にあたります。」
.........とのこと。
 それで自作の二次制作物が著作権の侵害にあたるかどうかを審査してくれるというのですが、現在受け付け中止になっているので、確かめようがありません。

 まあ.....審査してもらわなくてもだいたい自分でもわかっているのですけどね。たぶん黒に近い灰色、ってところでしょう。ラストバイブルIIIのMIDIはともかく、I と II のMIDI、とりわけ I は「完コピ」状態になっているし、ゲームボーイの音源の音色が大抵のパソコンのMIDI音源の音色に近い音があるので.........自分で言うのも恐縮ですが、似ているはずです。

 なので、結構きわどい扱いだと思うのですが、一応自分としてはある事実を信じて、現在も公開しています。
その事実というのは.........以前のアクセス解析にアトラスの足跡があって、ラストバイブルのコンテンツを見ている、ということです。
 他のラストバイブルファンサイトのリンクから辿られた様で、ラストバイブルのMIDIページにも訪れた跡もあるのですが、その後何の連絡も来ないということは、OKということなのでしょう。ラストバイブルではないですが同じくMIDIを掲載しているゴッドメディスンのメーカー元であるコナミの足跡も残っています。こちらもスルーされています。

 こちらとしてはとりあえず安堵といった程度ですが、確実な承諾もないのであからさまにあちこちで自サイト(のラストバイブルMIDI掲載)を宣伝するわけにもいかないので、静かに安置している状態です。


 それに........意外な理由かもしれませんが、「メガテニスト」ではないということ。これに結構引け目を感じていたりします。
 ラストバイブルのファンのおそらくほとんどはメガテンのファンでもあるラストバイブルのファンなのだと思います。メガテンも大好きなのでしょう。でもそうではないので.........。

 とはいえ、別にメガテンを否定する様なことは毛頭ありませんし、むしろメガテンがあったからこそ、ラストバイブルが生まれたわけですから。それにラストバイブルの良さを(例えばうちの場合は音楽)を知ってもらうことは、意味のある事だと思っています。ほぼラストバイブルコンテンツとなっている「PANDEMONIUM」をわざわざ設置したのですし、やはり登録すべき.............ですよね。

 うん、近いうちに登録しよう。

 って......そんんなことよりこれっ!!
女神世界

 探しても見つからなかった、ラストバイブル曲収録のサントラCD。ネットで発見。
でも、5300円って値段はなに? ..........ふっかけすぎだ......。どうしろって言うんだよ〜..........。・゚・(ノД`)・゚・。

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2005年12月07日(水曜日)

 ここ最近、スパムが酷いです。
素材コンテンツの「Materialer's Hammer」の掲示板ではアダルトのスパムが 2、3/週、このブログのコメント投稿による宣伝スパムが、特にここ2、3日で激増してます。

 今日、見てみたら、40近くのコメントが........。
コメント欲しいけどこんなコメントはいらない。うぅ......やっぱりMovableTypeのバージョン上げた方がいいのかな。掲示板の方もそうなのですが、グーグルに記事単位でいくつかが載ってしまったのが原因って気もします。

 とにかくスパムされるのが頭に来る。........だいたい、誰も見ないところへわざわざスパムしても仕方無いのに..........。でもロボットで機械的に処理されているのでしょうね。


 全く......、メールはもちろん、掲示板にブログにスパムだらけ。
サイトに載せているメールアドレスは、それを考慮してアットマークの記号を実体参照符号として、(X)HTML内文字列で表記しているのですが、あまり効果無し。やはりアットマークだけを省いて表記して送る際は付ける様に注意書きしておくのが良いのかもしれません。 


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2005年12月09日(金曜日)

 最後に書いたのはフェルメールとレンブラントがトリだった「ドレスデン国立博物館展」..........。

 振り返ってみれば、その後もけっこう美術館へ足を運んでいました。

フィリップス・コレクション展 / 六本木ヒルズ
ギュスターヴ・モロー展 / Bunkamura ザ・ミュージアム


レオノール・フィニ展 /群馬県立近代美術館(リンク先ページはBunkamura)


プーシキン美術館展 /東京都美術館
北斎展 /東京国立博物館


以上、5展。
フィリップスコレクションとモロー、プーシキンと北斎展、それぞれ同日に見ました。モロー展は公開初日でした。

...........1つだけ先に書いておきたい事。
モロー展で見かけたのですが..........UKゴスパンク風のいでたちの女のコが見に来ていたのですが、目立ち過ぎてた.....。
どういうわけか初日に来ていた人は中年以降が多くて若い人はほとんどいなかった中で、あれは目立ち過ぎてたけど.......個人的には「来る」と思っていたのであんまり驚かなかったけど........(*゚ー゚)bイイ  
 いや.....もっと凄い人が来るかと思っていたんだけど....あいにくそういう人は見かけなかった。
「わたしの肥やしになる男を捜しに来ました」みたいなヒト。w
 あれほどファムファタルを描いた画家は他にはいないし.......、ちょっとファムファタルとは意味合いが異なるけど、たぶんそういう人には打ってつけの絵画だと思います。w

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2005年12月10日(土曜日)

 いつのまにかもう12月。

人によりまちまちだと思いますが、うちの場合はそろそろ年賀状のデザインを仕上げておかないといけません。両親の年賀状のデザインもまかされているので.....。とはいっても自分の年賀状デザインと同じ.....つまり全て同じデザインなので、デザイン面では労力的には問題ありません。ただ作っておくのを早めておくだけ....という具合です。

 あぁ、でも宛名印刷もまかされているので、あれがいやです。喪中やら住所変更やらで住所録ファイルを引っ張り出して、チェックしなくてはいけないので。ああいうのが苦手で、出す間際になって見落としに気付いたり.....してます。w

 そういえば、1/23から自分の住所が新しくなるのです。別に引っ越しするわけじゃなくて、前に書きましたが市町村の合併で、町から市になるんです。..........まあ町が消えても地名が残るのでそれほどさみしくはないですけど。今まで住所を他人に知らせても(゚Д゚)ハァ? って感じだったのが、晴れて高崎市民になったから今度は大丈夫かな.....。

 それはともかく。
年賀状のデザイン..........いつも干支の動物をモチーフにしたデザインにしているのですが、今年(来年)は.....「戌」ですが、犬をモチーフにするのはやめました。可愛らしい犬とかは描けないし、かといって自分好みだと........ヘルハウンド、ケルベロス.....なんかになっちゃうし.......双頭の犬(しかも地獄の番犬だし.....)のデザインを親の年賀状になんか使えないし............。

 なので、犬→狛犬...にしようかなと思っていました。ところが、勝手にゴシック調になってしまったせいで狛犬ではなくなってしまいました。w これもある意味、親の年賀状デザインにしてしまって良いものかどうか疑わしいですけど、もちろん自分自身としては気に入っています。元々ゴシック建築では時々登場する動物ですが、輪郭をゴシック調にしているし......今年一年間、サイトのリニューアルに向けてゴシック調の装飾デザインを試行錯誤して来た甲斐がありました!


 でも相変わらずヘタですけど。

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2005年12月14日(水曜日)

 4ケ月以上も前に書いてあったものです。
「耳を治しておくれ」の続きです。


 言いそびれていましたが、症状が起きた時は、ドラムよりもギターの音でやられてしまいました。自分の出した音ではなくて、他のギターの人の音だったのですが、その人.....レスポール(ギターです)使ってるのに、前々からやたらキンキンした音出す人で、周りからもハイ難聴なのかもね....って言われていましたし。ハイ難聴.....たぶん高音域が聞こえにくくなっているということでしょうね。よく耳にしていたので、音楽やる人の間ではよくあることなのかも.....。で、そのギターの人、たまたまその時は、マーシャル(ギターアンプの代表的メーカーです)に繋いでいたんです。

 マーシャルといっても、最近のモデル、というか進化形(?)のJCM900などのマスターボリュームが付いているものではなくて、JCM800への過渡期にあったモデルだった気がします。もちろん100Wの。知っている人には説明不要ですが、マスターボリューム無しだと、好みの歪みを出すにはそれ相応のボリュームまで上げる必要があります。でも100Wマーシャルだと、ボリューム3か4辺りでも狭いスタジオ内では相当でかい。(........そういえば相当上げてた様な。) 

 他のギターアンプでもそうですが、スピーカーの真ん前は、本当に音がストレートに来るので、とりわけマーシャルの様なトレブルの効いたサウンド、なおかつパワーのあるマーシャルだから、狭いスタジオ内ではかなり危ないと思います.....。みんなマーシャルの真ん前から逃げるし。w そうじゃなくてもピーピー耳鳴りし出すのに。(実際、その時、周りも耳鳴りしていたみたい。)  なので、キャビネット(スピーカー)を壁側にわざと向けて音の直撃を避ける....みたいなこともするようですが、その時はしませんでした。それと昔のマーシャルはトーンコントロールがほとんど効かないんです。トーンコントロールノブが付いているにも関わらず、全く効きません。べつに故障とかではなくて、それが「仕様」です。w  マーシャルはフル10が基本だし.....。だからといってスタジオ内でボリュームもフル10に近くするなんてことは絶対危険なはず。

 前々からマーシャルはやばいとは思っていたし、自分でも多少は気をつけていたのですが.......迂闊でした。ただ、風邪を引いていなければ、その日の耳鳴りだけで済んだ気もしますし、実は、次の日も別のところでスタジオへ入ることになっていたので、風邪引いている上に、耳鳴りしている状態でさらに爆音出していたので.........今思えば、悪くなって当然だったと思っています。

 ライヴなんかは、空間も広いし音も散らばるので、PAスピーカーの目の前以外は、比較的大丈夫だと思います。でも狭いスタジオ内では音の逃げる場所がない上に密閉された空間なので、そんなところに100Wマーシャルをフルボリュームでやるのは..........ね。ときたまそういう状況でも大丈夫だっていう人がいますが、ちょっと信じられない.....。多少なりとも耳をやられている気がするのですが.......。弾いている本人はアンプを背にしているから、多少大丈夫とはいえいくらなんでも.....。

 かくいう自分もマーシャル大好きだし(フルチューブの30Wコンボですがうちにもあるし)、よく、自分も負けじと爆音出していた..........気もします。w  じゃじゃ馬なマーシャルは慣らすのに大変だけど、あのサウンドはやっぱり大好きだし、本当はアンプの側にくっついて弾きたいんだけど.......。それくらい大好き。別にマーシャルが悪いわけじゃないんですよね。(当たり前だ)  

 そういえば思い出しました。ジミヘン(ジミ・ヘンドリクスです)が最後のライヴとなったワイト島のでのライヴ映像を見た事があるのですが、ジミは、ストラト+マーシャルという、最もカリカリ、キンキンしそうなセッティングでしたが、演奏する前に、目の前の観客に自分の耳を指して「音でかいから耳気をつけてね。」なんて言っていました。当時(1970)から、マーシャルは、リッチー(ディープパープル)やピート・タウンゼント(ザ・フー)など、みんな使っていたし、現在に至るまで、ほとんどギターアンプの代名詞的な存在ですよね。もちろん他にも良いアンプはありますが。


なんだかマーシャルの威力を語った内容になってしまいました......。w 

マーシャル JCM800
今になってもこれじゃなくちゃダメ、という人はたくさんいます。少し前にそんな要望からリイシューされました。

ギブソン レスポール 彼が使っていたのはたぶんこれ。カスタムショップのなんだよね...。なぜか周りにはレスポール使ってる人が多かった。他にはゴールドトップのとか。........羨ましい。

 

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2005年12月16日(金曜日)

 続きです。

 よく....楽器をやっている人なんかでは、聴力が落ちている人は多い様です。たぶん自分の身に起きたのは稀なのかもしれませんが、ほとんど人は、聴力が落ちた事に気がつかないようなのです。他人の聴力なんて分からないし、本人が自覚していないのならば他人が分かるはずもありませんが、そういう話はけっこう耳にしました。例えば、ミキサーなどの楽器ではなく、音響関連に携わる方なども、聴力が落ちている場合も多い様です。そのせいでさらに爆音にしたがるミキサーもいるとか............。(そうなの?) またこれは新聞の記事でしたが、難聴になりやすいのは、主にロックなどのポピュラー音楽だと言われてきた様なのですが、実はクラシックの、特に管楽器奏者にも難聴になっている場合が多い様なのです。......確かに、目の前でトランペットなんて吹かれると、頭が吹っ飛びそうになるし。(経験有り) 

 前回、書きましたが、ライヴでもやっぱり一応耳栓持っておいた方が良いような気もします。バンドによってはめちゃめちゃ爆音出してたりするし.....。実際、プレイする側のミュージシャンでも耳栓しながらプレイしてたりする人いますね。本当、ドラムのシンバルなんかは強力だから....。よくドラマーは耳やられないなあって不思議に思います。
 
 耳栓すると、当然音が小さくなりますが、もう一つの特徴として、音が聴き取り易くなるんですよね。余分な騒音がカットされる感じで、意外に聴き易いんです。まあ、聴きに来る側としては、耳栓しながら満喫できねーだろ、っていうのもなきにしもあらず、ですけれど。でも多少なりとも耳への気づかいをしてあげてもよいと思います。


 最近では、ヘッドフォンでもインナータイプのもの、いわゆるイヤフォンでも、外耳に差し込む様なものが出ていますが、あれって相当、耳への負担が掛かりそうで怖いです。それだけ密閉率が高くなるという事は音圧が高くなるのでしょうから、確かにダイレクトに鼓膜へ音が伝わるとは思いますが、他のヘッドフォン以上に音量に気をつけた方が良さそうですね。ちなみに自分は耳全体をかぽっと覆う....ごく普通のヘッドフォンを使っています。.......いや、普通の人にしてみれば耳を挟む感じなのかもしれませんが、耳が小さいので...すっぽり収まってしまうんですね.......。


 それと、ゲーセンやパチンコ点なんかも、ずっとその場にいると一時的に聴力が落ちたりするようです。別にゲーセンなんかに限った話ではないと思いますが、音がたくさん混じり合って,騒音に近い様な感じになってしまう場所は気をつけた方が良いのかも.....。とはいってもライヴの様な爆音ではないし、聴力が落ちるとはいってもわずかなものでしょうし、寝て朝起きれば回復するようだし、それほど心配することではないかもしれませんが。


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2005年12月20日(火曜日)

 出来上がったデザインを親に見せたところ.......かな〜り不満な感じ。自分でもやりすぎた感じでもあったので、気に入るものではないとは思っていました。が、予想以上に不満気の様子。あまりの不満の様子を見て、これでは拙いと新しい年賀状デザインを作る事にしました。ということで、今年は自分用と両親用の2つの年賀状デザインを作るはめになってしまいました。

 不満の点が、どうやらその「ゴシック」らしさらしいのです。........気に入っている自分にとってはかなりショックなのですが仕方ありません。モチーフにした動物も犬ではなかったし......ゴシックとはいってもフランスゴシックを目指したので、フランスらしい雰囲気が出ている上に、鋭角的かつ尖頭的なとげとげしいデザインなので..........今改めて思うと嫌われて当然だと思います。。・゚・(ノД`)・゚・。

 なので、とげとげしていない、無難な可愛らしい犬の雰囲気にすることにしました。時間もそれほどないので、去年と同じく数時間で「でっちあげた」ものになってしまいました。

 でも......限られた時間だからこそ集中できたのか、意外にも良さげな感じになりました。コミカルとかイラストタッチの作風は苦手なのでそういうデザインではありませんので、何のヒネリもない単に模写に近い仕上がりですが、作風は以前のと見比べると180度違います。

 早速、その「でっちあげた」デザインを見せたら、今度は可愛過ぎるとかどうとか言われてしまいましたが、一応なんとかOK出ましたので一安心。ただ、背景無しの状態なので、どうしようか迷っています。犬の体が白い上に輪郭も柔らかめなので、あんまり背景をうるさくしてしまうと本末転倒になってしまうので、とりあえず背景無しの状態で一度印刷してみたわけです。作った自分としてはこれでも良いと思っているのですが、確かに背景があっても良さそうです。

 和風、洋風の織物のテクスチャを薄く入れるとか、もしくは犬のポーズから、何か部屋の画像を合成するとか.....そんなところです。スキャンする前の紙に描いた時点では、床と背景をさらっと描き込んでいたのですが、手書きの直線ほど情けないものはないしかといって正確なパースを書くのも無理なので......。


 あまり時間もありませんが、一応の形が出来た後の作業というのは結構好きです。メインのデザインは出来上がっているので、気持ちが楽です。あれこれいろいろ試してメインのデザイン(犬)との組み合わせを楽しめますから。


 ということで、今年は年賀状2つ。下書き含めると実は3つ。ゴシック風のデザインの前に、一度決めかけていたデザインがあります。それで今年は決まりだったのですけど、どうもいまひとつしっくり来ない部分もあったので、思い切ってモチーフを変えてみて、中途半端にしないでゴシックっぽさを押し出してみました。ただ、この最初のデザインだったらまだ犬っぽさもあるしゴシック全開でもないので、親もOKしてくれたかも。

サイトには全て掲載しようと思っています。

 

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2005年12月21日(水曜日)

img 先日、足鍵盤を手に入れました。エレクトーンやオルガンに付いている足鍵盤部分だけのもので、ペダルベースなどとも呼ばれているものです。メーカーはローランドで、PK-5A という機種です。音源は内蔵されておらず、ペダルベースタイプのMIDIコントローラーという感じです。外部のMIDI音源に繋がなければ音は出ません。

 なぜ、足鍵盤が欲しかったかと言うと、ギターのみだと歪ませたサウンド時に複雑なコードサウンドを構成しにくく、ソロ(メロディ)を練ったりする場合には、鍵盤と違ってバッキングとメロディを同時に演奏しにくいと思っていたからです。クリーントーンで複雑なコードサウンドは構成出来ますし、リードとバッキングを織り交ぜたフレーズも出来ますが、歪ませた場合はそうはいきません。
 3和音はともかく4和音を全て鳴らしたりすると、ぐっちゃぐちゃになってしまいサウンドが不明瞭になってしまいます。また、ギターのお供として定番のリズムマシンやシーケンサーに打ち込んだものをバッキングとして、メロディを弾いたりしますが、確かにそれでも構わないのですが、あらかじめ設定したコード進行でしか再生されませんので、特定のコード進行上でソロなどを考えたりする.....という場合には問題ありませんが、ギターで曲作りするときには、自由が効かないと思うのです。

 もちろんギターのみでもリフは作れますし、どうしても、というわけでもないのですが、例えばマイナートニック中心のリフをそのキーのbVI△-bVII△-Im の流れに当てはめたかったりすると、その場合ギターのみではそのサウンドは分からないし、仮にその後のコード進行を、VII△-bII△なんて言う風にしたくて更にリフを考えたくなっても、シーケンサーなどではコード進行の設定をその都度変えなくてはいけないので、フレキシブルには対応できないと思うのです。

 そう常々考えていたのですが、足鍵盤というものは需要がないためか手に入れづらいようなのです。楽器屋にはないし、ネットで探してもほとんど見つからない状況で、製造しているメーカーもごくわずかなのが現状なので、足鍵盤を利用している人は..........ほとんどいないのかもしれません。それにもし使うといっても、(ハモンド)オルガンのためのオプション位にしか考えられていないでしょうし、バンドでやるならベースがいるので足鍵盤でベースを鳴らす必要もないわけですし。

 現在入手可能なのは、ハモンドのXPK-100と、ローランドのPK-5Aのたった2つのみです。この2機種についてネットで調べた結果、モノ/ポリはもちろん、オクターバー機能やドラムモードなどまであって、デザイン上から自分にはPK-5Aの方がよさそうだったのでこれにしようと思っていました。
 が、しかしネットで探して取り扱っているお店は2店舗だけで、最初に問い合わせた所はリスト表示しているくせに在庫無しで取り扱いしていないとかいうし、次に問い合わせたお店は在庫もわずかながらあるというので、ここにしようと思っていたのですが、問合せの際に品番の変更の事を教えてくれてそれでもう一度ネット検索したら、いつもお世話になっているサウンドハウスにあるではありませんか!

 どういうことかというと、この書き込みではPK-5Aと書いてきましたが、それまではPK-5という機種だと思っていたのです。実際ローランドのサイトにはそうなっていましたので、ちっとも疑いませんでした。ところがいつのまにか機能に違いはないもののマイナーチェンジしていたようで、PK-5Aとなっているのでした。(ローランドのサイトにもろくに製品情報が載っておらず、現行品なのかどうかも最初はわからなかったのですが、どうやら一応現行品のようです。)それで再度検索したら、サウンドハウスのページがひっかかって、しかも値段も一番安く、当初購入を決めていたお店の値段と5000円も安かったのでした。
 (二番目に問い合わせた、某楽器屋さん、ごめんなさい。すごく対応が良くて有り難かったです。中古のシンセなども多数扱っていると言うし、今度はそちらでお世話になりたいです....。)

 ネットで調べていた時に、ごくわずかですがユーザーとおぼしきコメントを見つけたりしたのですが、どうやらプログレ系の人がほとんどでした。とりわけRush。プログレはバンド名くらいしか知らないのですが、どうやらモーグのTaurus(アナログシンセのペダルベースとして名器です)を使っていた様で、それの影響らしいです。Taurusっていうと、かつてリッチーやイングヴェイもライヴの際に足下においていたと思うのですが、なぜかそれらのファンには遭遇できませんでした。(ただしTaurus所有のファンはいましたが。他の機材もコンプしている凄い人でした.....)
 
(後日確認したところ....、2年程前のギター雑誌に載っていたイングヴェイの機材に、PK-5がありました。)

 確かに........通常、バンドでやる場合にはペダルベースなんて必要ないわけです。でも! このローランドのPK-5Aは、ベース音域だけでなく全ての音域をトランスポーズできるので、鳴らすMIDI音源にレイヤー音色などにして中音域以上で弾けば、キーボードがいなくてもパッドを鳴らせたりできるわけだし(しかもPK-5Aにはオクターバー機能もあるからそれを使えば音数が倍に!! これにハーモナイザーなどでハモらせればっ......)、足で操作出来るMIDIコントローラーなのだから、サンプルを鳴らしたりなんかもできるはず...........。アイデア次第ではかなり使えるかも!


 ただ......唯一の欠点といえば、複雑なフレーズが弾けない、ということ。
イスに座って弾けば両足で弾けるけど、立って弾くとなるとどう考えたって片足のみでしか弾けない....。まあ、タコとかイカなら話は別だけど............。
 あ、あともうひとつ気になる点があった。狭い室内では、意外に場所をとります。w 思っていたよりでかい。しかもけっこう重い。(8kg)

 
 とにかくギタリストには意外におすすめです。

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2005年12月23日(金曜日)

 少し前に、モーグ博士が亡くなられたのを知って残念です....。

 モーグ博士といえば、シンセサイザーの生みの親。名器minimoogを始め、歴史に残るシンセサイザーをいくつも手掛けた人ですね。今年だったか去年の末だったか、日本でもモーグ博士とminimoogを取り上げた映画を公開していたり、数年前には、21世紀版minimoogとも言える「minimoog Voyager」が発売されたりして、再びmoogが持てはやされ出したというのに........。まだいくつもプランを抱えていたと言うし、残念です。

 ちなみに、日本では「ムーグ」という発音で定着してしまったようですが、本当は「モーグ」なのだそうですね。キーボードマガジンに載っていたご本人のインタビューで偶然知りました。キーボーディストはともかく、あまりシンセに詳しくない方面で取り上げられたりすると、今でも、ムーグ/ミニムーグとか書かれていたりするのを目にします。インタビューでは、ご本人はその事に関して、勘弁してくれ、という感じでちょっと参っていた様ですね。


 モーグのサウンドやminimoogを使った有名曲などは、あまり詳しくないのですが(機種に関してはキーボードマガジンのモーグ特集で多少知っていたりするけど)、敢えて挙げるとすると、ペリー&キングスレイ(略してペリキン)の「バロックホウタウン」。たぶんみんな知っている、ディズニーのエレクトリカルパレードの曲です。これすごく好きで、子供の頃エレクトーンでよく弾いていた曲です。もちろん当時、ペリキンなんて知らないし、当然moogなんて知るはずもありません。でもあの独特のサウンドで奏でられるポップな曲が大好きで、弾ける様になるまでよく練習しました。.........エレクトーンの発表会でも弾いたので、思い入れのある曲です。


............かつてエレクトーンを弾いていた事があるとはいえ上手くないので、moogを手に入れようなどとは思いませんが(値段もすごいことになっているし....)、実物を間近で見てみたいとは思ったりします。moogに限らず名器と呼ばれるシンセなども同じく見てみたいです。

 初期のシンセサイザーは、モノフォニック、つまり同時発音数が1音、和音が出せないにも関わらず、値段は安いものでも数十万、高いものは一千万近くしたとか言いますが、なんだかすごい世界ですよね。何と言うか、楽器なのにすごく崇高なイメージを抱かせてしまうような。発売された当時はすごいセンセーショナルな出来事だったのでしょうね。

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2005年12月24日(土曜日)

 記録的な寒波で、日本中が寒さと大雪に見舞われている中で、関東地方は寒さは酷いですが、幸い雪は降っていません。

 鹿児島でもめったにないような大雪だとか........。それなのに....ここ関東地方で雪が降らないのは、やっぱり群馬と新潟県の県境にある三国山脈のお陰でしょうね。ただ、雪(水分)をせき止めてくれる代わりに、水分の無い乾燥した冷たい風が、ここ群馬ではよく吹き、これが上州名物(?)「からっ風」です。

 雪......降り積もった白銀の雪景色を眺めるのは良いですが、現実問題として雪の被害はひどい.....。雪かき中での事故や、交通の乱れ、交通事故、今回では停電だったり......まだ寒波や大雪が続くらしいので、困ります。

 この調子だと、各地でホワイトクリスマスになりそうですね。
...........自分には関係ありませんが。。・゚・(ノД`)・゚・。 ウワーン

 でもまあ.....ミュシャの件もあるし...........。
ミュシャは画家でしたが、まだ若い頃、印刷会社に勤めていた時の話なのですが、クリスマスの夜ちょうどミュシャひとりだけ事務所に居たのですが、急にポスター制作の依頼の電話があり、なんとその依頼が当時の大女優、サラ・ベルナールの新年の演劇の告知ポスターの制作だったのです。ミュシャしかいないので、ひとりで仕上げたそのポスターは、サラ・ベルナールに絶讃され、その後ミュシャのポスター制作の専属契約を結ぶ事になり、一気にミュシャの名が知れ渡る様になるのです。

 まあそんなことを望んでいても仕方無いですが、気休めには.............なるかも。

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2005年12月26日(月曜日)

 お気に入りのCDの紹介/レビューのコンテンツを途中ですがアップしているのですが、そのコンテンツ制作の際に、色々なレビューサイトを眺めていたところ、とあるサイトにたどり着きました。

 そのサイトはいわゆるパクリ疑惑のある曲と元ネタになったであろう原曲を照らし合わせているサイトなのですが........改めてこんなに多くパクり疑惑の曲があるとは....驚きました。


 この話題にまず挙げられるのが、何と言ってもB'zでしょう。一時期、とても好きだったミュージシャンなので、この話題は興味がありつつも何だか哀しい気持ちになってしまうので複雑なのですが、パクリ元の曲のCDをいくつも持っているし自分でも「どう考えたってこれはコピー....。」と認めざるを得ないケースが多数あるのも事実です。それはそれとして、もちろん「オリジナル」で良いと思える曲もあるので、実に簡単な事ですがクレジットのたった数行を変えるだけで済むのですから、そうしてもらいたいと願います。

 とはいえ、B'z以外にもいろいろあるものです。国内のみならず海外でもやはりそういう騒ぎはあるようです。これだけこの世に曲が出てしまった今日では、余程の才能が無いと過去の曲に被らずオリジナルを作り続けるのは難しいのかもしれません。プロのミュージシャンのインタビューでも、似ないものを作るのは難しくなってきている....と目にした事も何度かありますし、大変なのでしょうね。アマチュアだったら「なんちゃって〜風」みたいなものでも許されるかもしれませんが......。


 しかしながら、そういうパクリ元と照らし合わせているサイトにある曲を聴いても、これをパクリだと言うのは無理なのでは.....?というようなものまであるので、逆にそういうのは勘弁してもらいたいです。音楽以外でもマンガのカットやコマ割りが似ているとかいうのも見かけますが、同様に指摘する方が痛々しく感じてしまいます。


 自分でも何かしら創作しているので分かりますが、オリジナルを作り出すのは本当に大変で難しいことです。「ああいう感じのがいいな.....」なんて思い出したらもうその対象物に取り付かれてしまってどうしても意識したものになってしまいがちですし。思うに、例えば音楽を作るには、それまでの過程に何かしらの音楽を聴いたり演奏したりして影響を受けているのは当たり前なわけで、影響から逃れる事は無理なのだと思います。
  また、「似ている」といっても、OKなものとNGなものがあるわけで、「素人は拝借し、プロは盗む」とは、B'zとエアロスミスが共演した後の音楽雑誌でのインタビューで、エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーがコメントした言葉だそうですが、まさに的を射たものですね。


 数年前の音楽雑誌でのインタビューで、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンが、自分のフォロワーが真似事をしていたことに憤りを感じているからか、その事について触れられた際に、「ほとんどのギタリストは他のギタリストを手本にしている...そしてそこで手本になっているギタリストにしても、もともとは別のギタリストから続いている。それが延々と続いているから近年は、それが近親相姦のような図式になってしまっている....」とかその後もお馴染みのインギー節が炸裂していたインタビューでしたが、......まあそんな言葉を用いてモラルを修正するのもありかも......。それはともかく、イングヴェイはパガニーニなどのヴァイオリニストやバッハなどのバロック時代のクラシックから影響を受けてロックに新しいスタイルを打ち出した人ですが、そんな彼が言うコメントには同感しています。


 他のケースでは.....絵画を見て、それに触発されて音楽を作った.....みたいな話がありますが、そういう影響の仕方(?)だといわゆるパクリ、イングヴェイの言葉で言えば近親相姦にはなり得ない....可能性が高い気がします。近年、いろいろな絵画や文学などに接する様になったのですが、よく実感します。尤もこの場合でもしっかりした音楽的基盤がなければ生み出す事は難しいでしょうが、完全に音楽すべてから影響を受けるよりは似てしまう確率は減るのでは...と個人的には思います。


 才能あるプロでもあれこれ試行錯誤しているのですから......自分みたいな凡人には到底無理な事かも..........。


"B'z"考 〜B’zと盗作の関係を考える〜
http://www.tadasu.biz/bz/index.html

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2005年12月27日(火曜日)

 いよいよコンテンツも大詰めです。

 デザインはリニューアル中ながらも、そのさい掲載を取りやめていたコンテンツを修正/追加してきましたが、ようやく後はリンクだけとなりました。それぞれのコンテンツに沿った内容、分野のリンクをしていますが、第七天は、創作系、ゴシック系、音楽、美術、建築関係....です。ちょくちょくググってはその都度ブックマークしてきたので、ばっちりです。特にゴシック建築の写真掲載サイトやノートルダム(パリ)大聖堂を取り上げたサイトにはかなり隅々まで探したので、なかなか凄い事になっています。

それと、このブログ。スパムも酷いし、一部の環境でコメントできないままなので、最新バージョンのMovableTypeにしておきたいです。記事はそのままでデザインだけ一度デフォルトにしてからやり直すので、しばらく素っ気ないデザインになると思います。その後は、ファイルの整理をして、バックアップもきちんと取って、ユーティリティソフトでシステムの状態を安定させておきたいので、出来れば年内までには済ませておきたいところです。


 実は、ここ1年間、それらを怠っていたため、きちんとしておきたいのです。マック版ノートンユーティリティは使えそうにないので、テックツールproをさっさと買わなくては。バックアップもこれまではなんとかMOで賄っていましたが、3DCGやPhotoshopファイルは1ファイルでも10MB以上はざらなので、それだけでも一杯なのに、ギター録りのオーディオファイルがそれ以上に膨大にあるので、これらは何としてでもバックアップしておかなければいけません。

 それで前々から、内蔵DVD-RAMドライブと内蔵ハードディスクの購入を検討しているのですが、最近になって、外付けのハードディスクもよいかな....と思っています。メインマシンのG4とサブのG3それぞれ使っているので、データのやり取りはネットワーク(イーサネット)を介して行っています。何でも、ネットワーク対応のハードディスクがあるとかで、ネットワークの動作を感知して自動的にバックアップしてくれる機能もあったりと.....何かと便利そうです。

 とりあえず、複製して別の媒体に保存できればよいので、外付けHDDが一番手っ取り早そうです。内蔵DVD-RAMやHDDは、取り付けること自体は問題ではないのですが、パソコン周りに機材がどかどか置いてあるので、一度全てどかさないとパソコンを開けられない状態なんです.........。今年の初めにも書きましたが、セットアップには本当に苦労します。電源、USB、MIDI、オーディオケーブルがうねるように通っているので、もう大変。

 でも、DVD-RAMドライブはぜひ搭載しておきたいのでいつかはしなくてはいけないのですけれど.....。アップルストアでG4を買うのだったら、スーパードライブ(DVD/CD-RWコンボドライブ)に出来たのですが、あそこで買うと高いし、かといってスパドラはアップルストアのみで店頭販売されたG4には搭載されていなかったので..........。

 そういえば、未だにG4の中古は値が張っています。新品を13万円で買ったG4が、中古で26万程で売られているのって...一体.........。中古のG5より高いなんて.......。やっぱりOS Xと9.2のデュアルブートで拡張性抜群の最速G4最終モデルだけあるかも。

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