どうもこのところ、本が読みたくてあれこれ買い込んでは読みふけっています。
ここ最近買ったものは........
潤一郎訳源氏物語 (巻1) /紫式部 (著), 谷崎 潤一郎
痴人の愛 /谷崎 潤一郎
眠れる美女/川端 康成
ふらんす物語/永井 荷風
風立ちぬ・美しい村/堀 辰雄
倫敦塔・幻影(まぼろし)の盾 他5篇/夏目 漱石
こころ/夏目 漱石
人間腸詰—夢野久作怪奇幻想傑作選/夢野 久作
ノックの音が/星 新一
.........という顔ぶれ。
ほとんどは著名なものばかりなので、............何を今更と言いたい方もおられるでしょうが、そこはご勘弁を。
こうして見るとやっぱり人の好みが表れていますね。「こころ」は昔学校で読んだ事あるので話自体はうろ覚えで少しは知っていますが、以前書きましたが、夏目漱石の作品はまともに読んだ事がないし、日本人なら読んでおくのが常識..とまではいかないにしてもたしなみとして読んでおくべきかな....と思い、「倫敦塔〜」は西洋の香りが漂う、少しファンタジーっぽい内容っぽそうだったので買ってみました。「眠れる美女」なんて、自分の思い描く創作話に似てる部分がある感じでびっくり.......。ま、自分の場合は氷漬けだけど。夢野久作のは、とにかく「怪奇幻想」という言葉がぴったり当てはまる内容で、出版が角川ホラー文庫からなのも頷けます。星新一といえばショートショート。オチが読めない展開がとても新鮮で、それでいて話が短いのでさくさく読んでいけるところが楽しくて好きです。
そういえば、新潮社から出ている本で、著者と著作などをぱぱっと解説したガイド本が出ていて、
文豪ナビ 谷崎潤一郎
文豪ナビ 芥川龍之介
を買ってみました。
芥川龍之介の方のキャッチコピーは「カリスマシェフは、短編料理でショーブする」、という具合で、なるほど、という感じです。一方、谷崎潤一郎はというと.........「妖しい心を呼びさますアブナい愛の魔術師」って見出し。
..............。w
いやiいや、的確な表現だと思います。実は「痴人の愛」は既に読了しているのですが、確かにそういう雰囲気/内容があるのは窺えます。でも自分には妖しい心は呼び起こせないようです。考えられる理由が思いつくのですがそれはまた後日。
全部で7つ(つまり7人)出ている様で、他の作家のはどんなコピーになっているか見てみたら、川端康成のもストレート過ぎる見出しで思わず笑ってしまいましたが...........、
「ノーベル賞なのにィ こんなにエロティック?」
確かにそう言われればそうなんだけど.....。
あとちょこっとロリの傾倒もあるような気がする.......。
また後で感想書きます。
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