月日は短いようで長いものでした。今月に限っては。
いつのまにか最後に書いた日から1ヶ月経とうとしています。
4月分ももう少し書くはずだったのですが、5月分もだいぶ書く事が残ってしまいました。
いつもの言い訳ですが、日記が滞るのは他にいろいろする事があったからで、自分にとってはそれ(滞りがちになること)もなかなか良い事なのです。もちろん書きたい事もいろいろあるのですが。
そう......書く事はあるのですが、書くのに躊躇してしまったり書きにくいものもあって、そういう事柄に当たると滞りがちになってしまいます。また果して公開してもよい話題かどうか判断するのに悩んだりすることもあったりします。見る人はとても少ないかもしれませんが、ぐぐればヒットしてしまうでしょうから。
それに今回に限っては、実は掲示板の方で話題の流れでちらっと書いたのですが、ギターを1ヶ月程前に買って、今はそれに付きっきりです。
その辺りも含めて書き出していこうと思います。ただし、書く事柄の日にちの順序は多少前後しますので。
........なんてやっているとまた来月分が溜まって.........うぅ。
先週の日曜は友人の結婚式があって出席しました。
実を言うと結婚式に出席するのは初めてだったので、事前にネットでいろいろ調べて臨みました。(って言う程じゃないけど) でも本当、葬式には今までに何度もあるので(何度もあってほしくないけれど)、慣れていますが、結婚式は葬式とは違って、ただ出席してそのままでは終わらないから、どうに振る舞えばいいか心配で心配で..........。入念にネットで調べて準備万端で臨んだんです。 .......ここで告白しておきますが、そういった入念な用意をしておかないと、「必ず」何か奇行してしまう人間なので。w
あれだけ入念に調べて準備万端だったのに、あやうくとんでもないことになりそうな事が、「やはり」ありました。w
式場が液から離れていたので液から送迎車が出ていて、それに乗って式場に着いたのは良かったんです。そこまでは良かったんです。(ってまだ何も行動してないよ〜ww) 式場は、離れの教会と隣り合わせになっていて、教会の方では別の式が行われていた様で結構な人だかりで、もちろん時間通りに来たからそれが友人のではないことは分かっています。送迎車に乗り合わせた人が隣の式場のロビーに入っていったので同じ様に入り、待っていたんです。ネットで調べた感じでは、受付で記帳するのが最初だった様だし今まで参列した葬式も同様だったので、そうなのだろうと思っていたのですが、受付がなくて.........。あるのは飲み物を頼む様な受付だったので、たぶん別のところに受付があるのだろうと思っていました。 式の開始時間に近づいて、ちょうどその頃、多くの人が移動し始めたので、始まるのだと思いくっ付いていったんです。 着いた先にはお祝い金と共に記帳している人が並んでいたので、あ、ここだ!と思って並んでいたんです。..............ところが........................
順番が近づいてふと受付が見えてそこにあった新郎新婦の姓名が..........違ってました。 つまり別の組だったってことです。危うく知らない新郎新婦をお祝いするところでした。かなり恥ずかしかったよ〜。いや....もし気付くのが遅かったら、別の式に出席してたところでした。
ロビーに戻ってみたらまだ人が居て、しばらくも経たないうちにアナウンスが流れて、教会へ移動する事に。 後で知った事ですが、記帳の受付は教会での式が終わった後の披露宴の時だったのです。つまり先ほどのは式を終えた後の披露宴の受付だったということです。..........これって結婚式では当たり前? だとしたら相変わらず無知振りを発揮したって事か。
だいたい友人といっても同級生の友人で、新郎新婦共に同級生なのだから気付いても良さそうなのですが、中学時代の同級生だったしぜんぜん記憶になくて。記憶喪失でもしているんじゃないかっていう程、憶えていなくて。.........正直言うと、新郎とは今でも合う友達かもしれないけど、そこに居合わせたのは同級生であって友人じゃないってこと.......。時間は人を変えてしまうし、もちろん自分も含めて変わってしまう、らしい。自分では変わっていないつもりなのだけど、人からすごく変わったとか言われるのが実はイヤです。
嫌といえば......................
式は選出も良くできていて、式も披露宴も素敵で、涙が出そうでした。...........感動したのもあるけど羨ましくて悔しくて。すごく幸せそうで、結婚ってああいうのもなのかな.....なんて思いつつ、自分にはいつになっても無理っぽそうだと思えてしまって........。おまけに訊いてみたら居合わせた同級生はほとんど結婚しているし.........なおさら凹みました。
だから...........、本当の事を言うと、式には出来れば出席したくなかったのです。惨めな自分になるだけだから。 でもせっかく招待してくれたってことはそれなりの間柄だと思ってくれているからだろうし、そういう気持ちになるのは自分の問題であって、友人にはなんの責任もない事はもちろん承知しています。
別に今になってのことではなくて、昔からそうなのですが、人よりも何倍も努力しないと人並みになれない人間なのです。それは分かっているからそうなれるように努力しているつもりですが、なかなか..........実らないのが悔しいです。だから人一倍、幸せになりたがっていている自分がいます。今までこれっぽっちも良いことなんかなかったし起きるといえば悪い事ばかりだったし、それに関していえばロマンスなんて一度たりともありはしなかったから。
もし今回の件で、自分に有益だったと見出すとすれば、今までよりもさらにそうなりたくてそうなる方向へより近づきたくて自分磨きに必死にさせた、ということだと思っています。
気を取り直して別の話題を。
教会があるということだったので、ゴシックや大聖堂が好きな自分としてはどうしてもチェックしてしまいます。それでいろいろ見てみたのですが、教会とはいってもいわゆるカトリックやプロテスタントなんていうのとは縁がなさそうな、演出用の教会なんですよね、やはり。普段そこでミサなんかが執り行われるなんてことはなさそう。 ですが、意外にもそれなりに凝っていました。..........なんていうと怒られそうですが。
教会に入ると、既にオルガニストによるオルガンが演奏されていました。教会自体もとりわけ大きいものではないので、パイプ数はそれほどなく、オルガン(コンソール)は2段の鍵盤で、パッと見た目は昔のエレクトーンみたいなコンパクトな感じ。式の開始まで弾かれていたものは、バッハのアリア。「G線上のアリア」でおなじみのあの曲です。曲中けっこう音色変えつつ弾いていました。 また、クワイア(聖歌隊....という規模ではないですが)も居て、5人くらいでしたが、賛美歌を歌っていました。
一応、ステンドグラスが祭壇部分にあったのですが、これが...........。描かれている人物が全てのっぺらぼう。かなりシンプルなもので、差し込む光は人工による光、つまり照明。誓う場面でいきなりぱーっと光が強く差し込んだりする等、演出がけっこう凝ってました。
神父さんがきちんといましたが、果して神父なのか牧師なのかは分かりません。神父はカトリック、牧師はプロテスタントの教職名なので......。ちなみに外国人でした。最初に「ボンジュール」なんて言っていたからフランス人? その後はなかなか流暢な日本語で話していたようですが、マイク等がなかったのでよく聞き取れませんでした。
しかし.....まあこれを言ってしまっては野暮ですが、結婚するときはキリスト教で葬式は仏教、あるいは神道だったりするわけですよね.........。日本くらいですよね、そういう感覚でやっているのは。宗教に身を奉げることも大事だと思いますが、縛られない身でいられるのも世界を見ているとそれも良いなと思ってしまいます。.........ただ敬虔な信者からは冒涜してると思われるのかもしれません。
うぅ、でもそんなこといったら、ミッション系の学校すらも否定する事になっちゃうよねえ。
いやそれよりも一番問題なのは自分かも。十字架やらペンタグラムやらぼこぼことサイトに飾ってたりするし。おまけに幼稚園は聖公会だったし.........。一番おまえがあやしいじゃないか。w
話を戻して..........、実はお祝い金とは別に何か贈ろうかなと思っていたのですが、機会を逃してしまいました。けっこうぴったりなのを見つけたのでいいかな....と思ったのですが。
マリアージュフレール ウエディングコレクション
......でもこれってどっちかっていうと引き出物用かな。というか自分が貰いたい!! 前にも書きましたが、マリアージュフレールは大のお気に入りの紅茶です。味も最高ですがパッケージデザインも最高! マリアージュなんて本当、婚礼にぴったりな名前ですよね。
そんなわけで、だいぶキリスト教にどっぷり浸かりました。それのおかげで、最近聴いているのはもっぱらバロック。バッハ、パッヘルベルとか。アリアもカノンも昔から大好きでしたが、ここ最近は永遠と流しています。
パッヘルベルのカノン~バロック・コンサート
これ持ってます。パッヘルベルのカノンとバッハのアリアのほかに、ボッケリーニのメヌエット(聴けばああこれか..と思うはず)も入っています。
パッヘルベルのカノン / オン・パレード
これはすごい......全曲パッヘルベルのカノンだ........。