あけましておめでとうございます。
去年を振り返るとサイトをほとんど更新せずに、ほとんどこのブログのみの更新になってしまいました。更新はできなくとも実際には色々と創作してましたので、個人的にはそれほど悔いはありません。今年は去年以上にきちんと形として残していきたいなと思っています。手短ではありますがどうぞ本年もよろしくおねがいいたします。
挨拶もそこそこにして、さっそく年賀状と喪中欠礼状を載せます。以前お知らせした通り、昨年、祖父が亡くなりましたが喪に服するのは子にあたる親のみで孫の自分は服さないということにしましたので、毎年、親の年賀状まで手伝っていますので今年は親の喪中欠礼状と自分用の年賀状ということになりました。まずは年賀状から。
前回の書き込みで、どう描いてもイノシシがブタになってしまう...と泣き言を言っていましたが、どうにかこうにかイノシシらしいものが描けたようです。以下に載せるものは、この完成した年賀状を作るまでに作成したボツ作品/習作などです。イノシシらしいイノシシを描くのに本当に苦労しました。最初から「猪突猛進」のイメージがあったので、突進する様な姿がいいなと思っていたのですが、ネットでイノシシの写真を探してみると思いのほか突進している写真がないのです。そういう資料がないのもあって、やめようかな.....とも考えていました。事実、これを作る前に決めかけたものがありました。それにしていればこんなに12/30まで切羽詰まってやることもなかったのですが、今となってはねばって正解でした。
それでこの作品について自分のためのメモ書きとして書いておきます。ですのでちょっと長いかも。.............と下書きしていたら、やっぱりめちゃめちゃ長くなってしまったので別に分けて書いておきますので、お読みになりたい方はどうぞ。......とはいえ初めてのお絵描き(塗り)なので、参考にならない気がします。w
完成後、試し刷りをしてみるまでは出来の悪さにちょっと不安だったのですが、はがきサイズということもあってか、プリントされたものをみたら思った程ひどくなくて、一安心。 そういえばメール年賀状でのお返事で、イノシシが「もののけ姫」みたいだと言われたのですが、自分でも「これって宮崎アニメっぽい雰囲気だな...」と仕上がりを見てまず感じました。別に意識してなかったのですけど.........本当は、天広さんの描く動物を参考にしてたんですけど...........まだまだ道のりは遠い、というかタブレットで初めてお絵描きしたのだからスタート地点だ。
時間があればしたかったことは....................イノシシの耳と鼻にピアスを付けてチェーンで結ぶこと、鉄骨にボルトを付けること、切断面の塗り。まあチェーンはちょっこっとラフ書きしてみたのですが、それが邪魔で動きがなくなるようにも思えたので、仮に時間があっても結局ボツにしたかもしれませんが。
ハガキでは宛名面に軽く一言添えましたが、メールではメール本文とは別にこの画像にもメッセージを入れました。せっかくペンタブレットを買ったのだし、メールでも何か手書きの感じが出せればなあと思っていたので、直にメッセージを書き入れました。字が下手な上に、紙に鉛筆で書くのと違ってタブレット面がツルツルと滑ってしまい、筆圧の強い自分には難儀でした。でもその後のもらったお返事の中に、字が上手いですね、なんて褒められたのですが..............ええぇっ????って感じです。お世辞を言う様な人ではなかったので本音なのだと思いますが、これで上手かったらほとんどの人は上手いんじゃ............。でもなあ、前にもいい字を書きますね、なんて言われたことがあったりします。人によっては好印象に受け止められる字面なのかな......。こればっかりは自分でも不思議です。ちなみに「happy~」の上部には手書きではなくフォントで、それぞれその人にちなんだメッセージらしきものを入れています。
こうしてみると、ハガキよりもメールでの方が特典付きが多かったり...........。みな平等に同じものを出したくてメールの方に力を注ぎ過ぎたかも。ソフトであれこれいじるのは楽だし仕上がりも綺麗だし、ついついやってしまうんです..........。
年賀状作成中に、メールで知り合いと年賀状についてやりとりしていた際に、宛名面に何か印刷することについて触れたので、何か用意しなくちゃいけないかな...?なんて思って、最初はハガキの周りを有刺鉄線で張り巡らそうかななんてアイデアが浮かんだのですが、そんなのを描いている時間はもはやなく、仕方ないので単に宛先と差出人の間に仕切り線を入れてその下にメッセージでもいれようかなと思っていましたが..........、その日の夜中にお風呂であれこれ妄想していたらw、イノシシの四コママンガを思いつきました。..........コミカルな絵が果して描けるのか不安でしたが、いざ描き始めてみるとなんとかそれらしくなってて。新年はやっぱり明るく迎えたいものだから、多少悪ノリしても許されるかなと思って、結局、ハガキの宛名面下部に印刷しました。それでも我ながら少々無謀だったと反省しております。w
このマンガのネタは年末のテレビを見ていて得たものです。街頭のインタビューで「来年はどんな年にしたいですか?」という問いかけの中で、「イノシシのように曲がらす真っ直ぐに生きたい」というような声があったのと、毎年どこかで干支に登場する動物同士に引き継ぎをさせる催しがあるそうで、犬とイノシシがタスキかなにかを渡していたような感じでした。それで道を人生に例えて干支がバトンを回していく図が浮かびました。イノシシは走る時は真っ直ぐにしか走れないというので(実際は走る時も曲がれるそうですが)、他の干支はへまをやらかしているのがいいかなって。でもオチは、イノシシが急ぐのは良いけど肝心のバトンを落としてる...みたいなほうが良かったかも、って今になって思ってます。「猪突猛進」という言葉には、向こう見ずで軽率な.....という意味も含まれていますから。それで結局、急いでも365日掛かっちゃう、ってね。w
ちなみに、メールでの年賀状にも結局これも添付して送りました。..........さすがにやめようと思っていたのですが、我ながら力作だし(ぉぃw、年賀状作成終えて徹夜明けで眠たいのにそれでも作ったから、もうどうなってもいいよ!みたいなノリで「送らせて頂きました」。 でも、お返事にみなマンガの方にもコメントをくれていて......感激。・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ 100%スルーか軽くあしらわれる程度だと本気で思っていました。しかもいろいろお正月は忙しいはずなのに、即日にみんなお返事くれたし。みんないい人だー!!!(^∀^) でもまだこちらからのお返事は出してません。早くレスしなくっちゃ。 でも本当....ネットではすぐに疎遠になってしまいがちで、おまけにこんなにいかれてる人間に相変わらず接してくれる人に、本当に感謝しています。
これはイノシシだけの作品です。年賀状デザインでは使っていません。単にイノシシ全体を見てもらいたくて用意したものです。..........が、案外これでもよかったかも。徹夜した苦労は一体......。ちなみにイノシシは最初から、手前の鉄骨に隠れて見えない部分もきっちり描いておきました。そうするとこのようにレイアウトを変更した時でも応用が利くので、面倒くさくてもやっておいたほうが良さそうですね。
ここからは、ブタや得体の知れない動物からイノシシに変貌するまでの経緯を、ボツ作品と共に紹介していきます。
一番始めに出来た下書き。ネットで見つけたイノシシの剥製の写真を参考に描いた.....のですが、なんかヘンだ、イノシシに見えない、ってわけでやむなくボツにしました。一度はこれに決めかけてたのですけど。やっぱり納得いかなくて。.........ちなみにこの時から「Unleashed」のイメージがありました。なんかイノシシじゃなくてカバ+ブタ+イノシシのキメラって感じですね。
もうここからは載せるのが恥ずかしいのですけど、一応努力の跡ってことで。(*ノωノ) これはブルドッグブタイノシシ、だな。 我ながら画力の無さに驚愕します。www
その次に描いたもの。ボツにしましたが実はけっこう気に入っています。これにしようと再び決めかけたのですが、「猪突猛進」の勢いが感じられないし、ちょっとまだブタっぽいイノシシだったので。.....でもま、それでもいいかな......?
その次に描いたもの。どういうわけか頭を下げて突進するポーズを描くのが難しくて..........。ネットに突進してる写真も無くて。というかこちらに向かって突進してくる写真があるわけないよねえ.....。写真撮ってる場合じゃないもん!w
イノシシどころかこれはタヌキみたいだ.........。鬱だ。
で、もう写真のイノシシに頼るのはやめにして、頭の中で突進してくるイノシシを想像して想像して、さらっと描いてみたのがこれです。 5分もかかってないです。でも...........何か創作するときはもちろん、最近では買い物なんかも同様に感じることが多くなったのですが、最初、一目見て、ピンと来なかったらその後に何をどうしようと結局上手くいかない.....んです。創作の場合は単に腕がないだけだと思いますが。それで、これをさらっと描いてこれなら上手くいけるとすぐピンときて、その日はそれで作業を止めにして寝ました。w 実際、完成した年賀状のイノシシの輪郭とほぼ同形です。その位、最初の線(スケッチ)は大事かもしれないです。
本当は、あと数枚、得体の知れない動物を(w、描いたのですが、それらはさすがに載せられないレベルなので割愛させて頂きます。というわけで、タブレットを使ったことにより素早くアイデアを出せることが、良かったと思っています。そうでなければ最初の、イノシシに見えなそうなデザインにしてしまった気がします。
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