2007年02月04日(日曜日)
年賀状のデザインで、背景オブジェクトの鉄骨を描くのに参考にしたものがあると書きましたが、それはポスターです。マーク・ディ・スヴェロという現代彫刻家の展覧会の告知ポスターです。1998年に広島市現代美術館で開かれたもののようです。......ポスターは持っていますが、展覧会は見ていません。どういうことかというと.............
もう2年くらい経つと思うのですが、群馬県立近代美術館が開館以来保存してきた告知ポスターを無料で配布する催しがありました。県立美術館としては早く出来た方らしく、1974年開館なのですが、本当にその当時からの、近代美術館で開かれた展示会のポスターをメインに各地の美術館で開かれた展覧会のポスターを無料で配布していました。1週間近く配布が行われていたようです。確か........その催しの前後にアスベスト問題が重なっていて、美術館の建物にも使われているということが分かり、休館が決まっていた....と思います。それのせいもあると思うのですが、とにかく美術館側としては大量のポスターをさばきたかったのだと思います。
近代美術館は、かの有名は磯崎新が設計したキュービックなデザインで有名なのですが、そろそろあちこちが老朽化しはじめていて、数年前から空調設備の故障で、1階の展示室は使っていない状態が続いていました。そのままの状態で例のアスベスト問題のせいで休館。........2年も休館することになっています。でも本当のところ、修復に出せるお金がないらしい.........です。(ちっとも工事が始まっていないとかどうとか噂が.....) 現在は仮展示場として、群馬県庁の昭和庁舎というレトロな庁舎内でほそぼそと展示をしている状態です。
話を戻すと............美術館に赴いたのは、配布が始まってから数日経った後だったので、絶対あったと思われるビアズリーのサロメとヨカナーンの向かい合っている真っ黒のポスターが手に入らなかったのは残念でしたが、人気がないのか、モローのポスターが何枚もあって、以前わざわざミュージアムショップで買ったのが悔しい気もしましたが、とにかくもらえるだけ貰ってきてしまいました。w
ゲットすることが出来た掘り出し物というと..........土田麦僊の「舞妓林泉図」。まさかこれのポスターを手に入れられるとは。ラッキーでした。あとは山口薫の「牛と少女」これは好きなのですが、どうも個人蔵らしくなかなかお目にかかれない絵のようです。あとはそうだなあ.....先述のモローの「聖セバスティアヌス」。このポスターは元の絵より大きくなっていてすごくお得(?) 近代美術館が所蔵しているもので、有名な同名の作品とは異なります。.......たぶん絵やポスターを見て狂喜乱舞するのはたぶん自分だけのような気がする......。
あとは..........どうもめぼしいのがなくて........なんか知らない画家とか現代美術とか多くて。配布初めの頃のほうがいいのがあったのかも。のちに聞いた話だと、初日にわざわざ県外からはるばる車でやってきて、ごっそり持って帰った人が数人いたとか。どうやらヤフオクで売るつもりだったようです。なんか気分悪くなる話。
うわ、また話がそれた。
それで、冒頭のマーク・ディ・スヴェロ。申し訳ないですが名前は知りませんでした。ただ、そのポスターに写っていたのが、焦げ茶色〜黒色の鉄骨同士を立て掛ける様にして組み上げた作品でした。名前も知らないアーティストのポスターでしたが、いつか役に立つ!! とピンときて即ゲット。
それが今年の年賀状に活かされるとは...........。機会があるならこまめに資料を収集した方が良さそうです。
そしてもう1つ。
文化学園服飾博物館の「西洋 服飾の流れ -女性の装い 1760〜1960-」 1997年に開かれた展示会の告知ポスター。そこに写っていたのが、ヴェルヴェットの生地の紫色とワイン色の組み合わせのドレス+ヘッドドレス。いつのものかは分かりませんが、少なくとも50年近く昔のものであることはタイトルからして確か。当時のヘッドドレス..........確かに人工的でないクラシックさ+レトロ感がありました。ドレスも重厚かつきらびやかなもので、見つけた途端、やっぱり即ゲット。 文化学園の創設者って誰だったっけ.......。日本の服飾デザインに貢献した人でしたよね。博物館は確か当時の作業アトリエだった気が。すごい数の服を保存してあるのは以前から耳にしていましたが........。
たぶんいつかのゴスロリを描く時に重宝しそうです。
その他いろいろ貰ってきてしまって、20枚くらいかな。その位の枚数は他の人もけっこう手に取っていたようですが。そんなわけで最近では告知ポスターがなかなか買えない中で、こうして無料で貰えたのですからとても有り難かったです。
(2007/1)
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2007年02月07日(水曜日)
アートとジャズ好きのために....「美の壷」
「美の壷」
NHKでやっている美術番組です。番組サイトを見て知りましたが、今まで「新日曜美術館」の制作に携わったスタッフが手がけた番組なのだそうですね。番組の内容は、「くらしの中の美」というテーマらしいですが、タイトルからも彷彿とさせますがどちらかというと「伝統の和の美」がメインな気がします。「壷」と「ツボ」を掛けている訳ですね。
..........まあ、いささかおっさんくさい...というか比較的年齢層が高めの気がしますが、アートが好きだったらたぶん誰でも楽しめるとお思います。それに加えて、ジャズ好きだったらそれこそ至福の時が過ごせるはずです。
というのも、番組中流れるBGMがみなジャズばかりだからです。「枯葉」や「What's New」「My foolish Heart」「Blue Moon」「Blue Bossa」.....などのスタンダードなどがぎっしり詰まっています。ミュージシャンも、ビル・エヴァンス、マイルス、ウェス、チャーリー・パーカー、サラ・ヴォーン、オスカー・ピーターソンなどなど.....有名どころばっかり。曲が流れるたびに思わず(^∀^)ニヤリしてしまうはず。w
再放送は3度も積極的に流しているので、好きな時に見られますし、超オススメ! 第1回からほとんど欠かさず見ています。25分間ですし、小気味良くて良いです。
話は少し変わりますが..........、ここ半年間、密かに....というかモロバレですが、谷崎潤一郎がマイブームです。実は、この番組を見てても今までに数回、谷崎ネタが出ていたり.....と何気にメディアでも偶然にマイブームにリンクしていたりします。 谷崎ネタが出ていたのは......覚えている限りでは、「File26 文豪の装丁」「File24 和の明かり」「File21 蒔絵」に谷崎の「鍵」「陰影礼賛」から引用されていました。......どう考えても「陰影礼賛」を読んだ事のある、もしくは谷崎ファンが制作スタッフの中にまぎれているように思えてしまうのですが....どうなのでしょう。
そうそう! その美の壷で使われた谷崎の写真が......何気にかっこいいんですよ! かっこいい...といっても60過ぎ位の写真だと思いますが。w 新潮文庫に使われている「狸親父w」とは違っていて、斜めに見下ろした表情がかっこいいんです.......。詳しい人なら知っているのかもしれませんが、何となくその新潮文庫の写真と連続で撮った写真の様な気がします。風貌や服装がそっくりだったので。単にポーズが違うだけなのに......やっっぱり谷崎潤一郎。
それと、個人的には、アール・ヌーヴォーと明治期の洋館を取り上げた番組が良かった。.....金魚も良かったかな.....。
明治期の洋館では、上野の池之端にある「岩崎邸」を取り上げていました。前に行った事もある、近代建築で好きな建物の1つでしたから、嬉しかったです。
......というわけで、最近見たいな..と思わせる美術番組がなかったので、この「美の壷」には満足しています。
(2006/11)
でも年が明けてから放送時間が変わってしまって、見逃すことが多くなってしまいました。。・゚・(ノД`)・゚・。 録画しておけば済む話では有りますが。
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2007年02月12日(月曜日)
オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園
今日、観に行ってきました。
オルセーと言うと印象派辺りの絵画をメインに所蔵/展示している美術館として、歴史の浅い美術館にも拘らず人気があり有名です。ネームバリューもさることながら、宗教観の無い日本人にとって取っ付きにくい宗教画が全く無い、つまりそれが逆に人気の理由の1つでもある印象派メインの展示でしたので、これは混むだろうなと美術館へ着く前から予感はしていました。
美術館へ着いたのは9時半過ぎだったのですが、既に入場規制(一定の人数ずつに分けて間隔を空けて入場させる規制)されていて展示入り口から長い列が出来ていました。開館は9時なんですね。入場規制といっても20分も経たないうちに入れましたが、やっぱり中は混んでました。
今回、気になったことは、展示絵画の位置や順序。大抵、入り口付近の最初の展示絵画は、あまり有名でない...と書くと失礼ですが、そういう場合がほとんどなのですが、今回はいきなり入り口すぐにモリゾ「ゆりかご」とルノワール「ジュリー・マネ」の絵があって驚きました。.....モリゾは.......知らない人もいるかもしれませんが.......個人的には、モネとかルノワールなどと同等....って書くとまたアレですが、引けを取らない絵画だと思っています。モリゾの絵の方が好きなくらい....です。ちなみに女流画家の人です。今回の展示会のマスコット的な扱いになっているマネの絵「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」に描かれている女性も実はモリゾだったりします。(タイトル通りですがw)
ともかく、作品の展示具合が悪過ぎる気がしました。通路を抜けて次の部屋の一番最初に、とか階段を上ってすぐのところに、とか.....あとはコーナー(隅)にとか、そういう場所に有名な画家の絵が飾られているので、人の流れがすごく悪いんです。前述のマネの絵は階段を上ってすぐのところでした。確かそのフロアの少し先に、ゴッホの「アルルのゴッホの寝室」と「アルルのダンスホール」が並べられていた気がします。そちらはフロアの真ん中だったので見辛くはありませんでしたが、人が溜まり過ぎ。同じ様に不満を口にしていた人が何人もいました。
絵の方は..........パッと見できれいなものばかりなので、知らない画家の絵でも充分楽しめました。大抵の展覧会だと、........また失礼ですが、「個人的な」当たりとはずれの差が大きいのですが、今回のははずれはほとんどありませんでした。写真とルドンの版画の数が意外に多かったので、その部分は割とざっと目を通しただけで済ませてしまいましたが。
でも..............いままでそれなりに美術館へ足を運んできて気付いたことは、全てに同じ時間を割いて鑑賞する必要はないのだということでした。もちろんそれなりに有名なものや気に入ったものには、より時間を掛けて眺めていましたが、最近はパッと見て好みじゃなかった絵は本当にざっと目を通しただけで済ませてしまう様になりました。なぜかというと、気に入った絵の記憶が、そうではない絵の記憶によって薄らいでしまうからです。家に帰って思い返した時に、記憶が散漫になってしまって、気に入ったはずなのに思ったほど印象に残ってないなあ?....なんてことが度々あったので、最近はそういう鑑賞をしています。そうでないと時間も掛かってしまうし、疲れてしまうというのもあります。
全体を見て感じた点は、黒色が多く用いられている絵の良さが際立っていた感じがしました。印象派というと明るい色彩のものが思い浮かびますが、今回のは個人的かもしれませんが、黒色の絵が印象に残りました。なのでゴッホの「アルルのゴッホの寝室」は浮いてた気がします。w 同じゴッホでもとなりにあった「ダンスホール」の方のは、ゴッホらしかぬタッチと色彩でしたし、その点「寝室」の絵は輝いていたとも思います。あぁ...ルノワールのも、後期のでっぷりした裸婦像とかではなくて割と初期のものが多かったのも良かったかも。(後期のルノワールの絵は苦手です。肌フェチがエスカレートした結果の絵って感じで。)
そんな中..........事前に特に展示作品を調べていなかったので、見た時は吹っ飛びそうになった絵がありました。...........ま、永らく当ブログをお読みの方はお気づきかもしれませんが、モローとロートレック。
ロートレックの方が先に飾られていたのですが、やっぱり自分の眼には飛び込んでくる絵です。モデルのポーズといいタッチといい、色彩といい、すべてツボです。何がどうしてこんなに惹き付けられるのか.....文章では表現できないのが悔しい...却ってそれこそが絵画とも言えるものなのかもしれないと、偉そうなことを言ってしまいそうな絵です。........他の人はモネとかルノワールの絵にしがみついてロートレックのは素通りしてるけど。.つд`)ウウッ モローもそうでしたが、ミュージアムショップにも全然グッズになってないし。モローのは2つばかりありましたが、ロートレックのは皆無。モローよりはずっと名が通ってる画家なんだけどなあ........。
逆に近年、モローの評価が高まっていることはそれはそれで嬉しい限りです。
公式サイトにも主な展示作品としてモローのが取り上げられていますし、今回の展示会とリンクした内容だった、今日の「新日曜美術館」の番組内でも取り上げていましたし、ファンとしては超ご満悦。(^∀^)サイコー
展示の方も、他の絵と距離を置く様に(そう感じられました)フロアの片隅に、うっすらとした照明に照らされて、目映いオーラを放っていました。通路を抜けた先にあったので、遠くから「ん、あれはもしや!!!!!!!」、近づいて「うお! ガラテアだーーーーー!!!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」って感じでした。 しかも額縁がすごい。あんな額縁は初めて見ました。神殿風の庇と柱が付いた額縁で、まさにモローの絵にぴったり。
絵自体は知っていたので、解説ガイドなんかは無くても問題なしです。w 画集やらモロー関連本などいろいろ持っていますので。実際、間近で見て気付いたことは..........これは周りで同じく観ていた人も言っていたのですが、ガラテアが身に纏う装飾品が、油彩で描かれているにも拘らず、その細緻なタッチからか、まるで宝石、ビーズのようなキラキラした輝きに見えるんです。装飾部分の絵具による隆起が照明によって照らされることによってキラキラ光る様に見えるのだと思いますが、その辺りはさすがモローといった感じです。前にも書いたと思いますが、モローは1つの作品のために膨大な資料収集をして、ラフスケッチなどをたくさんこなした後に取りかかることが多かった様で、このガラテアも同様に、海草類や珊瑚などのスケッチを事前にいくつも描いていたようです。
「新日曜美術館」の方で取り上げた際に、絵の両脇に人の顔が描かれているとか指摘していましたが、実際には全然確認できませんでした。絵を見る前に知っていれば分かったかもしれませんが.........それでもどうかな........かなり照明が暗かったし、モローの絵は、一見真っ黒に近い部分でも色々と描き込まれているんですよね。ネット上にある大きなサイズの画像を見るとよくわかります。
モローとロートレックが見られれば、もうそれだけで満足度100%になってしまうので、今回は満足度180%くらいかも。実を言うと、今回の展示会、行くのをためらっていたんです。有名なのはわかってるけど、印象派のは今までいろいろ見てきたし、好きだけど何が何でも見たい絵っていうわけでもないし.......、それに今回に限ってはちょっと(身体の)調子が悪かったので(先週にたちの悪い風邪を引いてまだひきずっていました)、行くのやめよっかなあ.........って。片道、電車で1時間以上かかるし〜〜って。
ああ、でもやっぱり神のお導き。(ぉぃ このまま行かずに展示終了後にそんな絵があったと知ったら..........どうなっていたことやら。w
余談ですが、東京展よりも先に神戸の方で展示されていたんですね。...........それのせいかな.....ここ数ヶ月、「モロー ガラテア」の検索ワードで当ブログに訪れる件数が多いです。.........すみません、全然役に立たないしつまらない文章で。
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2007年02月16日(金曜日)
なんでこんんんな夢を見たのか自分でもハテナでした。しかも見たのは2/13日。(話の内容も同日っぽい) しかも余計なお世話な内容で、本当不思議過ぎました。
以下は夢の一部始終。
呼び出し鈴が鳴り玄関へ出てみると、そこに居たのは中年の女性。
「あしたはヴァレンタインよね.....? 貰えるアテはあるのかしら?」
「いいえ、あいにくありませんが。(余計なお世話だっつーの。)」
「あら....可哀相に。そんな貴方にいい案があるんですよ。実は短期間でモテる男になるためのセミナーをやっていまして、今日はそのお話をさせていただくためにお窺いしたんですよ。」
「間に合ってるのでいりません。(全然間に合ってないけど。つд`)ウウッ )」
「そんなこと言わずに、お話だけでも」
:
:
なんてベタ過ぎる内容から始まったのですが.......................................、
いつのまにか別の中年男性が女性の背後に。
「ちょっと失礼します。xxxxの点検にお窺いしました。(xxx部分は分からず)」
と、いきなり入って奥の部屋へ直行。
「ちょ、ちょっと何なんですか! 何の点検なんですか! ちょっと」
男はいえ、とかあの.....とか誤魔化しながら部屋を漁っている。
(なんだよ、こいつ泥棒じゃねーか! くそっ)
「警察へ電話しますから!」
先ほどの中年女性「まあまあ......。点検作業って言ってたじゃない。それよりさっきのお話、とっても良い話なんですよ.......」
(るせー、おまえは帰れ。)
「あの、本当に通報しますから。」と警察へ電話。
電話を描け始めようとした時、またもや来客が。
見るからに超DQNな風貌の若い男。いやな予感。
現れるや否や開口一番「もたもたしてんじゃねーよ。さっさとカネ見つけて逃げようぜ!」
(お、おまえらグルカよ! まじかよ......くそ、さっさと電話して駆けつけてもらわないと!!! 早く出ろ〜)
「あ、あの、警察ですか? 今、泥棒が入ってきて............」と話し始めた瞬間、
後からDQNが「通報なんかしてんじゃねーよ!」と背後からハンマーで殴り掛かる。
振り向き様に一度はかわしたものの、背後から中年男に羽交い締めにされる。
(ちなみに既に玄関に居た中年女もいつのまにか上がり込んでいて部屋を物色し始めていた。)
その時、正面からハンマーを一振り。(やばいっ やられるっっ!!)
.........................というところで目が覚めました。
なんというか................、こんなに手の込んだ(?)手口の強盗事件の夢を見るとは...........。ホップ、ステップ、ジャンプ、という三段方式の強盗................。そんな事件知らないのにリアルな夢で参りました。
別にヴァレンタインなんて気にも留めていなかったのに、どうして(しかもタイミングよく)見たんだろう。脳の奥でそういう願望があるのかな................。
本当に作り話じゃなくて本当に見た夢です。あまりにも話やタイミングが出来過ぎているので、なので自分でも不思議なんです。
べ、別にチョコなんて貰えなくたって、き、気にしてないんだからね! (なんてツンデレ風に言ってみる。)
ソンナワケナイ~・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)カワイソーニ
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2007年02月17日(土曜日)
ここ1、2年、気のせいかゴスの格好をした人を美術館で見かけるようになりました。
気のせい........確かに気のせいなのかもしれませんが、以前より見かける箏が多くなったのは確かです。特に現代美術に近くなるにつれてその傾向が高い様な.......気もします。が、これは自分が単に見に行く展覧会の内容が比較的近代のものが多く(日本美術などのものはあまり見たことがないし)、かなり主観的になってしまうからかもしれませんが。
去年の年末に見に行った、ダリ展(上野の森美術館)。割と若い年齢層が多めでした。子供も多かったし。それにしても修了間近だったこともあってか、朝早く出かけたにも拘らずずごい混み様でした。見終わって美術館を出たら(ちょうど正午過ぎ)、それ以上の長蛇の列にびっくり。あれじゃあ日が暮れそうでした..........。
で、見かけましたよ。ゴスの人。ふたり連れで共に女性でしたが、..........よく知らないので分からないのですが、ひとりは王子役(?)の人なのかな.......男装っぽい感じで(ダブルのジャケットにパンツって感じ)髪もわりと短め、もう一人の方はカワイイ飾り用みたいなちっちゃなシルクハットを頭の上にちょこんと載せていて、紅いバラと茨の飾りをしていました。こちらは髪は長め。共にほとんど金髪に近い感じ。どっちかっていうとゴスパンクっぽい感じだったかも。エナメル調のパンツやバッグだった気がします。
ダリ展の時もそうでしたが、先日のオルセー美術館展のときも見終わった後は、西洋美術館内にあるレストランでご飯を食べたのですが、美術館内のロビーで、そのどちらの日にもゴスの格好の人を見かけました。(もちろん別人だろうけど)やっぱりふたり連れて、ひとりはやっぱり王子役みたいな。なんかそちらの人達は背が高くて顔立ちも綺麗で男の目から見てもカッコ良かったです。ひとりは金属のフレームに覆われた黒い小箱を手にしていました。ああ、髪はやっぱり金髪に近い感じ。オレンジっぽかったかな。こちらはどことなくヴィジュアル系ぽいというか王道っていうか、典型的なゴスのスタイルだった.....かな。好感だったのは表情がヤンキーくさくなかったってこと。時たま表情がコワい人いるでしょう? 眉毛が細すぎたりとか目つきが異常にコワい人とか。そういう感じじゃなくて.........何て言うか.........やっぱり綺麗、って言葉が似合ってる感じ。上品な感じといえばいいのかな。
逆に思い返してみると、そういえば最近見かけないな〜と思うのがロリィタの人。よくお人形さんみたいな.......ローゼンメイデンみたいな格好をした人を必ず見かけていたのですが、最近見ないです。 白ロリみたいに白一色ってわけじゃなくて、本当に人形みたいな雰囲気の格好です。
ミュシャ展の時はよく見かけました 。あの時はそもそも客層がものすごい偏ってて、男女の比がいつもだと5:5か4:6くらいなのが、2:8くらいだったもん。しかも普通なら中高年が多めなのに、おもいっきり若年層なんだもん。あれは異常な空間だった。w なんか絵と同時に鑑賞してた気も..........。シネヨ(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ターン
前にも書きましたが、意外だったのはモロー展。魔性の人がたくさんいるのかとちょっとそっちも期待してたのに(ぉぃ、全然居なかったこと。(ゴスパンク風の人ひとり見かけたけど。) 早く見たくて展覧会の開始日に観に行ったのですが、それが平日だったからかも。いつも以上に年配の人達が多かったです。
.............なんて書くと、人間観察みたいでアレですが、言い分けさせてもらうと、ゴスの人はすごい目立つんですよ! 全身漆黒だし、髪の毛だけ鮮やかだし、もうね50m先からでも目立つくらいなのですよ。あんまりじろじろ見るのもヘンだから長く見てられないですが、素敵だなあといつも思います。 見かけた多くが、ふたり連れだったからかもしれませんが、絶えず笑顔が見られたからそれが良かった....と思います。
好奇の目で見ているわけではないので、どうか怒らないで下さい。(´・Д・`) ゴメン
一応撃っておくか。カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン
ちなみに、(ゴスとかではなくて)逆に変な人を見ることも美術館ではまた多く見かけます。こちらは.......敢えて伏せておこう。でも先日のオルセーでは怖い人を見ましたよ。怖いっていっても風貌とかではなくて.......その..........ま、一例くらいならいいか、絶えずぶつぶつ独り言を言っている人がいました。独り言っていっても、普通に人に話しかけている様な声の大きさで、しかも文句を言っている様な言い方で表情も怒ってる。側に来たときはびっくりしましたよ、本当に。しばらく絵の前に居たから邪魔だったのかなと思って、そちらを振り向いてみると、どうも様子が変であちこち向きを変えながら人が居ない方へも話しているから、こ.......これは..........も、ももしかして、xxxxxxxxxxxxxxx。
振り返れば今まで見てきた中で、靴を履かず裸足で見ている人とか、見ている側で勝手に絵について蘊蓄を垂れ始める人とか、有名な絵で人だかりでちっとも動かないところで後の方から「さっさとどけよ〜」みたいな罵声を出すDQNとか...........居たな...............。
も、もしかして、来る場所を間違えた....かな。((;・д・))ガクブル
もうこれ関係はきりがないです。喋ってばっかりで(しかも絵の内容じゃない。)ろくに絵を見てないおばさんグループとか。(うるさい......) 後から押してきたり割り込んできたり(無茶しすぎ、痛い)、なんかいろんな香水が混じってすごい匂いになってたりとか..........もう勘弁してください。
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2007年02月20日(火曜日)
もうこの話も5月頃の話なので、いまさら書く必要もなさそうですが、個人的に久々な話なのでやっぱり書いておきたくて。
ギターはよく弾いていましたのでギターによるリフやらフレーズなどは、それなりに作っていたのですが、「曲」となるとここしばらく作っていませんでした。シーケンスソフトのVisionを立ち上げない日々がかなりありましたし。
今までにストックしたものの中に、ある程度自分なりに「掴めた」スタイルの曲の断片がいくつも出来たので、それのせいもあると思います。それらのほとんどがキーボードを惹いて作った物です。その分ギターをあまり弾いていなかったこともあってギターが下手でした。(今でもそうだけど........前よりはだいぶまし) もともとギターが入ったのが好きなので、今までに載せてきた曲の多くは、もちろんあのままでも良いのですが、まだ作り込む余地があると思っています。
それはまた今後曲が出来た時にでも話すとして、
実はその5月よりも少し前、4月辺りに、曲を使用したいという旨のメールが届きました。なんでも劇団を率いて公演している....という方でした。今まで自作ゲーム/Flashなんかはありましたが、劇のBGMっていうのは初めてだったので驚きました。パソコンを介して流れるっていうんじゃなくて空間で流される....っていうところや、何より同時にたくさんの人が耳にするっていうことが、嬉しかったしその反面心配でした。
とりあえず既成の曲に少しアレンジをしてほしいということでしたので、そのアレンジをちょうどGW期間中にやってました。本当は4月末までを一応の締め切りに指定し合ったのですが、風邪引いて予定がずれちゃったので、仕方無く............。
ひさしぶりにシーケンスソフトを立ち上げて曲をいじるなんてちょっと新鮮な気分で出来ました。.........が、音色関係で少しブランクの影響が出た気がします。アレンジ全体はそれほど拙くはないと思っているのですが、アレンジした結果のサウンドにちょっと不満が残りました。作り終えた時はそうでもなかったのですが。ストリングスの使い方は前より良くなった気がします。ストリングスなんてこれといって学んだことはなくて、クラシックの見様見真似(見よう見まね)....じゃなくて聴様聴真似、かな......そんな感じでぐだぐだやってきたから進歩があんまりないのかもしれないけど。
ちなみに劇の公演は既に終了していて、後日メールをいただいたのですが、劇は大成功だったみたいです。(*゚ー゚)b ヨカッタネ
で.........提供した自作曲についてはその曲調からなんでもエンディングに使われたらしくて.........劇の終了後アンケートをとったらしいのですが、どうも一番人気があったとか....................。
( ・x・)ウーン...........
これは果して信じてよいものなのでしょうか。劇のBGMは自分だけではなくて他の方のも交えて使ったそうなので...........、案外全ての方のメールに同じことを書いたんじゃないかな..........って勘ぐってしまって。だってそんなに自分のが(聴いたことはないですが)他の方の曲と比べて良いわけが.....ないと思うから。それにもし本当だったとしてもそれって劇自体が感動した人が多かったから(って当たり前ですね)、それのせいもあるかな...........って。なんだか素直に喜べなくて。こういう時こそ素直に喜ぶべきなはずですよね???
とにかく、自分自身では不本意とまでは言わないにしろ、満足出来ていないことは確かなので今後も頑張るつもりです。
さて........サイトに載せている自作曲を改めて見ると、自分の意志で作って公開した、最後の曲は..........もう4年くらい前のかも。「MIDI-TUNES#2」の全曲、同人ゲームのBGMになる予定のものだったし、「MIDI-TUNES#1」の前半はやっぱりネットラジオ(というよりネット絵本)のBGMに使われた5曲に、個人的に頼まれた曲が3つ。
...........、なんか思うに、人から頼まれて作る方がラクな場合もあるかもしれない......と思っています。でも条件があってそれは頼む人が自作曲を気に入ってくれた上で頼む、ということです。いや......まあそんなの当たり前だろ、って突っ込まれそうですが、実際そうじゃなかったのもあったりします。頼まれれば、曲の雰囲気とかすごい漠然としたガイドラインが引かれるわけですよね? それに沿って作れば良いんですから、例えで言えばあるていど「わだち」があってそれに沿って道を作る様な感じかな。何も無い所から作るよりも方向を指し示すアイデアが最初からあるので、そのアイデアを自力で浮かべなくても済むわけです。でもでも、そこでもう1つ条件があって、出来上がった曲でなるべくOKしてほしいということです。多少の修正には応じますが、基本的な要素の変更は勘弁して下さい..........っていうことです。
なんかすごいわがままなこと言ってますよね。自分の好きなもの=相手の望むもの、が一致すれば問題ないのですが。「MIDI-TUNES#2」の中の数曲は相手には不本意だったらしいけど、自分にしてみればそれが一番だったし結局その方が自分らしさが出てると思うんです。それをむりやり変えても、良くならないと思うんです。相手はどう思うか分からないけど。
あぁ、そんな依頼人いないかなぁ.........。締め切り期限もゆとりを持ってくれて。(いるわけね〜)
ま、今までストックした中に良いものがあるのだからそれを出していけば良いか。書き下ろす時は頼まれる方がラクかもしれないけど
。
年内に1曲くらいは.........載せたいな。
(2006/9)
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果してこんなに古いネタを今更になって載せても良いのか悩みますが、せっかく書いてあったものなので載せました。しかしめっきり、第七天のコンテンツを更新してないな.........。なんとかしたいなあ........。
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2007年02月21日(水曜日)
YouTubeでこんなのを見つけました。
Kelly Osbourne Turning Japanese Episode 1 Part 1
Kelly Osbourne Turning Japanese Episode 1 Part 2 メイドに挑戦
Kelly Osbourne Turning Japanese Episode 2 Part 1 コスプレに挑戦
Kelly Osbourne Turning Japanese Episode 3 Part 1 先生に挑戦
オジーを知っている人ならたぶん分かると思いますが、オジーの娘で歌手のケリー・オズボーン。そのケリーが日本に滞在していたみたいで、ちょっと見たところ、あれこれ日本の文化に触れるための滞在だったみたい。リンク先はそれを取材した番組の一部。
それで、ケリー、いきなりメイドに挑戦です。あのケリーがメイド姿ですよ??? 次のコスプレもそうですが、はっきりいって無謀.......。なんて書くとオジーに殴られそうですが、なんかすっかり太ってしまいましたね。数年前はそんな風ではなかった気がするのですが。もっと細くて別人だった様な。なんだかいつのまにか昔のシャロン(オジーの奥さんです)にそっくり。あの人は全身美容整形を施したとか言われていますが、確かに昔の面影がありません。アルバム「トリビュート」に写ってるアンパンマン状態のとか。
そんな風貌でメイド姿とは.................。客は大丈夫なのか?w メイド・ケリーの最初の接客がいかにもヲタ風の客だったけど、なんか気の毒かも。w だいたい刺青してるメイドってのも凄いかも。外国人で刺青入っちゃってるぽっちゃり系メイド.........。いやでも、あそこに来る客はおそらくオジーなんて知らない人が多いだろうからましてケリーなんて知るはずも無いし、あれはあれで意外に受けたのかもしれませんが。
そうだとすれば、次のコスプレにしても教師にしても、周りは単なる外国人にしか思わないのかも。「オジーの娘」っていうのを知ってしまっているから、えぇぇぇ〜〜〜〜っっっ!!!って、いろいろ衝撃を受けちゃうのかもしれません。
ケリー先生は、案外似合ってるかも。w 生徒がちょっぴり羨ましい。あ、でもロクな単語を教えなそう。w
他にも同じシリーズの動画が載ってるみたいなので見てみようっと。
............と、笑えるネタで終わりたいところなのですが、実はそうでもなかったり............。
これを知ったのは、(毎度のことですみませんが)2chのオジーのスレとそれに関連したニュースのスレで知ったからでした。
http://www.afpbb.com/article/1352082
オジーのあの家族だし、何が起きても不思議ではないけれど、それでもやっぱり気の毒に思います。
誰なんだろう..........。
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英語版のウィキペディアのジャック・オズボーンの項目にそれらしい文章が書かれているってことは、ジャックなのかな.......。
http://en.wikipedia.org/wiki/Jack_Osbourne
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2007年02月23日(金曜日)
.........いや、大したことじゃないし、チラシの裏に書く様な事なのです。
前々から思ってたんですが、アトリエBOZのサイトのトップページ....なんだか学校の制服販売店みたいに見えてしまいます。ゴシック学園のね。w (ゴスロリ学園でもいいけど)
いいよね........そんな学校があったら。朝の朝礼はいきなり黒ミサで始まり(ってぉぃw それは近所のオカルト学園のほうだぞ。悪魔学とか魔術科とかw 姉妹校だね。)、授業もゴシック尽くしで、国語はゴシック小説、歴史(社会)はゴシックの歴史と文化、音楽はゴシック音楽、家庭科はもちろんオリジナルのゴスロリ作って、あぁ...数学とか物理は........う〜ん、ゴシック建築の構造力学について、とかかな.......建築/デザインは美術か。時々、午後か放課後にティールームで茶会を開いて、毎週土曜日は夜会(パーティー)。 うわ.........、書き出してるだけでもあれこれ妄想しちゃって、わくわくする〜。あぁ、指定の制服はもちろんゴスロリブランドであればどこのでも良くて。
もちろん校舎はゴシック建築で大聖堂も併設。校舎のシンボルがガーゴイルとかで校舎のてっぺんから見下ろしてる具合で。修学旅行はゴシック発祥の地フランスとゴシックリバイバルの火付け所だったイギリスで決まりだよなあ。遠征ついでに向こうで流行らせてやるぞ。
どなたか未来のゴスロリ文化の発展のために設立して下さい.......ってそりゃ200%ムリだ。そんな酔狂な人がいるわけない。でもなあ......こうしてリストアップしてみると、それなりに科目が作れるんだよなあ。それだけゴシックの文化は幅広いって箏ですね。
学校名だけならなあ......白百合とかノートルダムとか日本に実際にあるけど。やっぱり女子校が多いんだよね。しかもミッション校。(ぐぐってみれば分かるけど)
仕方ないので、鍛え抜かれた妄想力でw、脳内で堪能することにします。
ATELIER BOZ
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