Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
  2007
previous May next
 
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2007年05月16日(水曜日)

 もうすぐ5月。暖かくなり、汗ばむ日もそのうちやってきます。
そんなこれからの季節に着たい服を探しているのですが、なかなか見つかりません。

 実は前々から、衿付きのノースリーブが欲しいな....と思っています。が、探してみると思いのほか欲しいものがありません。レディースだと普通にあるようなのですが、メンズではほとんどありません。メンズで黒で衿付きのノースリーブ........というと、いまのところ
めぼしいものがありません。1つ見つけたのですが、それはポロシャツから袖部分を取ったというような感じのものです。もっと衿が大きくてシャープな形でウエスト辺りが微妙に絞られているようなシルエットだったら、即買いなのですが............。


 やっぱりそういうスタイルは男らしくないのかな........。ちなみに派手なプリント柄のだったら他にもいくつか見かけましたが、そのプリント柄が.......う〜ん。いわゆるお兄系のスタイル。でも服を探していて「お」とか思うものは、実はお兄系のだったりすることが多いです。そんな柄ではないのですが、なぜかお兄系。キレイめのドレスシャツとか探したりすると、行き着く先がお兄系だったりとかけっこうあります。


 で、そういう時に限って、よくチェックするボズのサイトを見ると、そんんな戯言はどうでもいいから四の五の言わずにこれを買え!と言わんばかりのものがアップされたり..........します。w  これからもそういうケースがあるように思います。最後にボズに辿り着いて、ボズにもなくてダメなら諦める、みたいな。

 それで、気になっているのが、カットソーとベスト、それにブラウス。ブラウス....って普通女性が着る服って感じですが、あれは良い感じ。あれ(メンズエレーヌ)の黒がいいなと思ってたけど、ボズのトップページに載ってるコーデ画像を見て、それのグレーとベスト(メンズマルヴァ)の組み合わせも素敵で、やばい感じ。やばい、って言ったら、そのベスト。シルエットがこれまた素敵過ぎる! 写真を見ていて(厳密には見とれて....w)思ったのが、コーデ画像の様に下に長袖のシャツは着ないで、ベストのみか、もしくは下にノースリーブかタンクトップを着るスタイルも良さそうだということ。


 それで冒頭の衿付きノースリーブの話に戻るわけです。
これを買えばすべて解決!? ノースリーブではなくてベストですが、ノースリーブ的な着こなしが出来る様な気がして。見ているとシルバーのネックレスやレザーのリストバンドを身につけるイメージが浮かんできます。二の腕を覆う位の重厚な銀の腕輪とかもね。
 他のものにノースリーブと名打ったジャケットがあるのですが、あれは..........ね。試しに着てみたいとは思ったりするけど、やっぱり自分には後の裾がスカートの様に長いものは向いてないかな。


 ちなみに..........、ブラウスの方、よく見たらメンズのものにもリボンが付いていますが、リボン付きのなんて着られないよなあ....なんて今まで思っていましたが、案外いけそうな気がしてきました。あれはリボン...というよりも紐に近い雰囲気ですが。結んだ両端が思い切り下へだらりと垂れ下がる位、長くて、もっと幅の広いリボン(紐)でも、良さそうに思えてきました。結び方や形次第では、男でもリボン/紐はいける気がします。黒くて細いレザーのチョーカーを首につけて、トップが丸くて黒いハットを被る組み合わせ.......金髪の欧米人に見かけたりするのですが、ああいう雰囲気に近いような気もします。まあイケメンで白人の欧米人の男にしか似合わない様な気もしますが。...........なんかさっきから「気がする」ばっかりだな。w 


 
 ところで唐突ですが、モードっぽいシルエットに、ストリートっぽいワイルドさとお兄系のハードさが微妙に混じってるのが........自分の理想なのかもしれません。ボズは好きです。でもちょっと自分には耽美過ぎる...というかヴィジュアル系くさく感じるものも少なくありません。(その都度断っていますが、それが悪いと言っているわけではありません。自分には似合わないだけです。)そんな人にはボズは向いてないんです、なんて言われそうですが、ツボに嵌まるものも確かにあるんです。そういうのに限って他では見つからないものばかり。よくワンアンドオンリーなんて言葉がありますが、そんな形容が似合うブランドです。


 ああ........どうしよう。思わずポチってしまいそうだよ。ベストとブラウス...欲しいなあ。いつかのピーコートの時と同じ感覚です。..........と、いろいろ書き連ねていたら、ますます欲しくなってきてしまう.........ああぁあううううぅ。

http://www.boz.ne.jp/


(2007/4)

† | トラックバック | Topへ▲



2007年05月19日(土曜日)

 先週、母方の祖父が亡くなり葬式がありました。
かなり高齢だったし年が明けてから具合も芳しくなかったようなので、遅かれ早かれ来るとは思っていました。

 母方ということで、つまり祖父の家からしてみれば自分は外孫に当たることもあって、もう何年もお家へ訪れた事はありませんでしたし、親戚と呼ばれる人達もさっぱり分かりませんでした。母も知らない人も少なくなかった様なので、仕方ない事かもしれませんが。.......そういえば、(母方の)いとこもいるのですが、思い返してみると会った記憶がなかったり.......。それくらい疎遠でした。


 葬式は地方によっていろいろ習わしやしきたりなどがある様ですが、群馬県では簡略化させる(=あまりお金をかけない)方針だそうで、親戚がいるお隣の埼玉県なんかだと、ずいぶん大仰しく行う様です。..........葬式についてろくに知らない自分が言うのも憚れますが、あっさりしていてもいいかな、とは思ったりします。よく分からないですが.......お金の掛け具合で、故人の魂の行方に違いが出るのでしょうか........? 気持ちの問題、と言いたいところですが、霊魂はどう思っているか知る由が無いので難しいところです。


 
 以下、気付いた点をいくつか。
斎場(火葬場)は、父方の祖父が亡くなったときも同じ場所で行ったのですが、今回は、時間が空いているあいだ外に出ていろいろ見て回ってみました。そこで気になったのが「灰塚」と呼ばれる塚。たくさんのぬいぐるみや子供の衣服がぶらさがっていたのですが、あれって.........。名前から予想はつきますが、なぜかお供え物が子供関係のものばかりなのが気になりました。

 斎場は、最近では珍しいと思いますが、町外れにあります。都市部などでは住宅地などに混じって普通に在る様ですが、さすが田舎(w、小高い丘にあります。よく...火葬場では霊が出るとか、写真を撮るとxxxxxxだとか言われたりしますが、そんな都市部ではどうなのでしょう。........あんまり気にならない???  そこの斎場はやたら大きくて、炉がいくつもずらっと並んでいて気味が悪いです。ほとんど毎日、次々と運ばれてきてはあの炉へ入っていくのだなと考えたりしてしまうと、また次から次へといろいろ考え込んでしまいます。

 そんなことだから、遺骨を見るのはもちろん辛いし、箸でつかむのも辛いです。.........辛くない人なんていないのだろうけど。祖父が亡くなったときは、壺(が入った箱)を持ったのですが、まだ温かくて。ああいう箏ひとつひとつを、いろいろと頭の中で考えてしまうんです。


 斎場の隣がすごい竹やぶで、初めて地面から突き出ているタケノコを見ました。にょっきりと地面から顔を出している様が、みょうに萌える。辺りを見渡してみると、それから成長して大きくなったがまだ皮に包まれたままの若い竹もちらほら。今年、生えてもうあんなに大きくなるとは.........竹の成長は恐ろしいものがあります。よく安易に竹を庭に植えてはいけないと言いますが、それには頷けます。地下茎が隣家へ潜って芽を出したりしたら、静かなるテロ行為だもん。w


 斎場へ行く途中、前も目にして爆笑してしまいそうだった建物があります。八百屋とスナックと居酒屋が1つの建物に入っているのですが、その名前がすごい。「ルパン青果」ときたら残りが「スナック不二子」「居酒屋 五ェ門」だもん。ルパン三世のファンなのかなあ.....。.あの辺りでは有名なのかも。

 あとは...........いとこの子供も連れられてきていたのですが、みな女の子だと思っていたら、その中に男の子がいてびっくり。何でびっくりかっていうと、女の子にしか見えなかったから。癖っ毛らしく、ウェーブのかかった髪が伸ばしてあって、年も4、5歳だったから本当に分かりませんでした。みな騙されていました。w どうりでパンツルックだったわけだ。その子供らは、手作りのおそろいで、ベルベットの服を、喪服代わりに着ていました。女の子なのにあの年でパンツルックのいでたちだなんて、カッコいいなあ....なんて思っていたのに......,それでも癖っ毛の長髪が決まり過ぎで、なんだかファッションセンスが良過ぎ。...........ふと思ったけど、ゴスロリの格好って喪服として........使えないか。でもレースのヴェールを被ったりとか、黒一色のとかだったらOKな気もするけど。


 ゴスロリっていったら、たまたま2chのオカルト版で、葬式での出来事で....みたいなスレで、「ゴスロリ爺ちゃん」だなんて話題になっていたのを目にしたのですが、それ.........やっと意味が分かりました。母方の祖父がそれでした。口を閉じるために頭から顎にかけて帯で結んであるのですが、それがなぜかフリルが付いているんです。頭の方はわずかに帽子状になっていたので、どことなくボンネットみたいな感じにも見えました。本当、可愛らしい感じで、確かにヘッドドレスと見まがう感じで「巷で言われるゴスロリ」と言われる気もしなくもないですが、でもあれはゴスロリではないです。敢えて言えばロリータファッションかも。


 

† | トラックバック | Topへ▲



2007年05月23日(水曜日)

 4月、5月と.....いろいろ苗を買ってしまい、いきなりベランダが賑やかになってしまいました。まだまだネタがありますので、新たに「園芸」カテゴリーを用意してみました。ガーデニング.....と呼びたいところですが、鉢物ばっかりですし、まだそれほど数もあるわけでもないので、ひとまず園芸、ということにしておきます。(ガーデニングの和訳は園芸だからおんなじなんだけど。)

 以前書いたもののなかで、園芸に関する内容だったものも、合わせて園芸カテゴリーに分類し直しておきます。


 ということで、カテゴリー新設ついでに、所有植物をメモっておきます。一応古い順。(4、5月に購入したものは除く)


ポトス (いわゆるオオゴンカズラ ごく普通のポトス。 枯れかけのをレスキュー。)
ポインセチア(レッドフォックス:スポットライトダークレッド)
ポインセチア 2つ(ホーリーポイント、スポットライト アプリコット...だったと思う。貰い物)
コルディルネ レッドエッジ(貰い物)
ペペロミア カペラータ (これも貰い物)
ミリオンバンブー(=ドラセナ サンデリアナ)
シコンノボタン(貰い物....というより枯れかけのを押し付けられた.....w)
四葉のクローバー(オキザリス デッペイ アイアンクロス)
黒松の盆栽 
パキラ
シコンノボタン(これは買ったもの)
ナスタチウム(貰い物....ってことになるね)
アイビー(ヘデラ)
ポリシャス
クロトン
ミニバラ パティオヒットパレス: コーネリア
ミニバラ 品種は詳しくは分からない。たぶん....ハクサンのRoses Forever 9シリーズの、パリ、アンティーブ、ピサ
ミニバラ セントラルローズ:グラウンブルー、モーニングブルー


............だいたいこんな感じです。
観葉植物が多めです。

 園芸を始める....というより植物を買う様になったのは、一人暮らしでいなくなった弟の部屋においてげぼりにされて、しおしおになって枯れかけていたポトスを救助(wしたのがきっかけです。その後、貰い物や、母が枯らしかけたもの、興味がなくなって放置気味にされていたものを譲り受けたものが幾つかあったのも、その後の購買意欲を高める原因になっていたように思います。

 ポインセチアがコナジラミでやられてしまい、枯らすわけにはいかないとネットで育て方を調べたり、花が咲かないシコンノボタンを咲かせるためにやはり育て方を調べたりしました。


 四葉のクローバーあたりから、それまでは「ただ世話をしている」という感じから、「愛着を持って育てる」ようになった気がします。また、それまでの貰い物やミリオンバンブー、パキラなどはみな、ポット苗のもので、とてもちっちゃな状態から育てていったので、ちょうどその頃にそこそこ大きくなって「育て上げた」達成感もあったのだと思います。


 ちなみに........黒松の盆栽は訳があります。亡くなった祖母の遺品整理で親戚がいろいろ持ち帰った後に、庭の片隅でぽつんと放置させられていたのが、この盆栽でした。家は取り壊されて敷地(庭)の半分は、うちの父のものになったので、残った植物がこの盆栽だけというわけではないのですが、誰にも拾われなかったのが不憫で、親も盆栽には興味がないようだったので、貰う事にしました。.........正直、自分だって盆栽は分からないし、その盆栽にしたって、ごくふつうの、どこにでもありそうな盆栽でしたから、興味はありませんでした。それにしばらく放置されていたので、半分ほど枯れかけてしまっていて、姿も決して見栄えのするものではありませんでした。 何とか今でも(残りは)枯らさずに育てられていますが、株自体が弱ったままのようなので、ちょっと心配です。


 ナスタチウムは、友人の結婚式の引き出物に入っていたタネを育てたもの。一年草と思われていますが、寒い冬になるまえに室内へ取り込んであげれば越冬できることを知ったのが遅く、枯れてしまったのですが、花後に実ったタネは保存しておいたので、今年それを蒔いて、無事発芽、すくすくと育っています。


 .........あとは、以前のブログでも書いたと思いますが、何気なくいつものホームセンターではなく、大きな園芸店へ行って、大輪の花を咲かせるパティオローズを見つけて購入以来、どうやらミニバラに嵌まった模様。w 青系のミニバラで、まだ稀少な品種の「グラウンブルー」を手にしてしまったのがトドメという感じです。それがまた脆弱で、病害虫にかかりまくりで、いつのまにか薬剤がコレクション状態になるし、バラの育て方や品種を調べていった結果と、ちょうど新苗が出回る春先だったので、冒頭に書いた通り、4、5月にいろいろミニバラを買ってしまいました。w


 ちなみにどうでもいいような箏かもしれませんが、リストアップした植物は、すべて今もあります(育てています)。枯らしたものはありません。.........厳密に言えば、ペペロミアは根腐れさせてしまって本体は枯らしてしまったのですが、地上部が枯れる前に切って、挿し芽をして助けました。


 今ではベランダや室内が植物だらけですが、賑やかですし、目の保養にもなるし、療されているかも。それほど多くはありませんが、緑に囲まれて幸せかも。

† | トラックバック | Topへ▲



2007年05月25日(金曜日)

 母の日なんてもう十何年も何も贈っていない親不孝ものですが、少しは園芸(...とはいっても鉢物ばかりですが)もわかってきたので、何か贈ることにしました。ちょうど自分も欲しいものがこの時期に入荷したので、合わせて苗やら球根を買ったのですが、届いたものを見ると、想像以上にしょぼすぎ...........。(・ω・;)


 以前、セントラルローズでミニバラを買ったときは、ギフト用でもない只の苗なのに蕾もたくさん付けていたので、そんなのを想像していました。が、今回はバラだけで無く他の植物も合わせて買おうと思ったので、別のネットのお店で購入したんです。セントラルローズの様なナーセリーではなくて、実店舗を持たないネットショップ。

 一応、母に贈ろうと思って頼んだバラは、蕾は2つほど付いていましたが、本当に小振りで接ぎ木してまだわずかというような有り様。本当にしょぼい。...........まあお店ではきちんと母の日用の商品ももちろんあったし、苗なのだから届いた時点で観賞出来るはずなどない事も承知していたのですが、想像を超えていました。w


 この状態で贈っても、あまりの貧相な様(さま)に嬉しい気持ちにならないだろうし、バラはともかく、他のものについては、たぶん..........枯らしてしまうと思います。いや、両親は園芸はとても好きで、庭にはたくさんの植物で覆われています。ただ.......最近自分でも植物を育てる様になって気付いたのですが、親は長く色々植物を育てている割には、知識があまりない様なんです。枯れてしまうのも苗がもとから悪いものだった、とか、強い西日が.....風が当たるから....日が当たらないから.......とか。もちろんそういう場合も実際にあるとは思います。でも、バラの育ちが悪い....というので見てみると、うどんこ病になっていたり、ハダニなどの虫がついてたのですが、うどんこ病をどうやら知らなかったらしい..........のです。今の今まで。

 ..........植物が好きな割には枯らしてしまうものも思い返してみると多い気も........。誰かから貰ってきた苗を自分にも分けてもらって育てると、母の方のはいつのまにか無くなってたり(....つまり枯れて捨てていた)というのも今までに幾度かありました。自分が植物を育てる様になった1つのキッカケに、親が枯らしかけた植物をひきとって面倒を見る様になった、というのがあります。


 そんなものだから、しばらくは自分で育ててみます。
育てているうちに愛着が沸いてきて、結局贈らなかったり...........したらどうしよう。w それはそれで植物は喜びそうだけど...........う〜ん.........。やっぱり多少値が張っても、ギフト用のものにすればよかったのかな。もしくは切り花とか。


(2007/4)


-----------------------------------------------------------

 もう母の日過ぎちゃったし..........苗ものを買ったけどまだ見せられない.....と、それとなく伝えてあるから、まあ夏前辺りにでも贈ろうかな。その時もまだ貧弱だったら...........仕方ない、来年の母の日に贈ろう。w

† | トラックバック | Topへ▲



2007年05月29日(火曜日)

プチアートローズ:ノアール4号プラ鉢入り
パティオローズ:ノビリティ4号プラ鉢入り
クレマチス:ロマンティカ3号ポット
ハイブリッドカラー:シュワルツワンダー1球入り
黒ゆり(クロユリ)2球植え3.5号ポット
アサガオ(イポメア):桔梗(ききょう)咲き混合


4月末に購入した草花です。

 母の日のためにと買ったのが「ノビリティ」だったのですが、今思えば選択を少し間違えた気がします。香りが強いものとか豪勢な雰囲気のとかにすれば良かったかもしれません。アイボリー色で花弁の端にピンク色のグラデーションが掛かる品種らしいのですが、付けていた蕾が開いたものはアイボリー色のみ。蕾の状態では確かに先端がピンク色がかっていたので間違いではないですが、あまり濃くは出ないのかもしれません。屋外に出して太陽の光を浴びていたのも原因の1つだと思います。しばらくは株を育てるために蕾がついても切り落とすつもりなので見られませんが、次咲かせるときは咲く直前に半日陰に移そうと思います。ちなみに花径は4cm〜5cmぐらいで、思ったより小さい印象。花弁数も少ないです。その分、花はたくさん付く様なので、とにかくまずは株を育てていきます。

 ノアールは以前から欲しかった品種です。剣弁でベルベットの質感の花弁で、かなりダークな赤色、ということで、多くの人がイメージするバラの中の1つを象徴する姿だと思います。いわゆる黒バラなのですが、「ノアール」はフランス語で「黒」を意味するんですね。最近になって蕾をつけ始めたのですが、切って株を育てようか、それともまずは花を拝もうか......悩んでいます。咲かせない方が成長は進むので、新苗の現状としてはその方が良いのですが...........やっぱり見たい.....見たいですよねえ。ここを我慢出来るかどうかがバラ育成の上級者か否か、とネットで目にしました。...........う〜ん。

 クレマチスとハイブリッドカラーは、単純に黒系の花ということで、在庫に在ったものを選んでみました。ハイブリッドカラーの方はかなり黒っぽいらしいですが、クレマチスの方は、濃紫色みたいです。このクレマチス:ロマンティカ、これもベルベットの質感を持つ花弁だとか。ダークな色彩は大人の色。あぁ.....早く花が見たい。クレマチスはポット苗で、カラーは球根の状態でしたので、これからこれから。ちなみにネットで画像を探してみると、ロマンティカの花姿はリンク先のよりも、もう少し見栄えのする感じです。


 クロユリ..........これも黒い花ということで買ってみました。黒百合......なんて書くと、妖しくも美しいイメージが沸きますが、はっきりいってそういうイメージはほとんどありません。まずユリの名前がついていますが実際はユリに近い仲間だそうで、咲く花もユリの様な大きなものではなく、3cm程度のちっちゃな花をつけます。俯き加減で咲くところはユリと一緒ですね。

 買った後に調べて知ったのですが、このクロユリ........臭いのです。花に独特のニオイがあって、誰が嗅いでもたぶん臭いと思うに違いありません。ネットで見た中に「お父さんの靴を脱いだ直後の蒸れた靴下」とかなんとか形容されていたのですが、まあそんな感じ。花は届いてから直ぐに咲いたので、嗅いでみましたが..............うっ、って感じ。学校のトイレに2週間近く、濡れっぱなしのまま片隅に放置させられていた、雑菌一杯の雑巾のニオイ......って感じかなあ。ベランダや窓際には置けません。w そんなニオイ故に、ふつう受粉はミツバチや蝶ですが、このクロユリの場合は、ハエ、だそうです。うっそ〜?と半信半疑でしたが、ふと窓越しで眺めていた時、体中をまっ黄色に花粉を付けて、花にしがみついていたハエを目撃しました。.........本当にハエが寄ってくる........。なんて花だ。それでもクロユリは意外に人気があるようで、すぐに売り切れてしまうらしいですが........たぶんみんな名前に惹かれて買ってるんじゃないかなあ......。ニオイの事は知らない人も少なく無さそうな気がします。


 朝顔は、小学生以来です。変化アサガオの1つだそうで、アサガオらしくない花姿だし、つる性なので、真夏の日よけ代わりにいいかなあと思い買ってみました。ようやく蒔いたタネのほとんどが発芽したところです。ツルが出る頃になったら、合わせて購入したネットに絡ませたいと思います。


-------------------------------------------------------

後日談

ミニバラのノアールは、結局咲かせました。蕾の頃は、かなり黒に近い紅色です。開花が進むにしたがって徐々に黒が薄れていく感じ....でしょうか。花弁は本当にベルベット状で、思わずなでなでしたくなります。ちなみにリンク先のデータはミスがあって、同シリーズの別の品種のデータになっています。強香じゃないしラベンター色でもありません。w 花径は5cm前後らしいのですが、まだ少し小さかった。株が小さいのもあるかな......。

 黒百合ですが、いろいろユリを調べていたら、「個人的にはこれが黒百合」と思えるユリを見つけました。「ランディーニ」というアジアンティックリリーの品種。画像はこちら。「ランディーニ」

 黒というよりは黒紅色という感じですが、雰囲気満点でしょう? ...........悔まれるのは気付くのがちょっと遅くて、ユリの球根の出荷時期(=販売時期)を逃してしまったということ。来年までおあずけです。(待てね〜)

† | コメント (2) | トラックバック | Topへ▲


癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum- Copyright© Yusuke Kobayashi S E V E N T H † H E A V E N メール
TopUp HiUpDownDown HiBottom