Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2009年02月03日(火曜日)

 
<ポインセチア:短日処理後>


 ちょっと照明が暗かったかも......ピンぼけしました。(´・ω・`)
実物はそれほど紅っぽいとも思わないのですが、写真だと紅っぽく写りました。短日処理の甲斐があったでしょうか?  一昨年はもう少し紅葉出来たのですが、去年のはちょっと足りないかな....。もう5、6年目の株ですし、去年は枝を伸ばしてみたので、樹高が80cmほどあるから段ボール箱を作るのに大変でしたし、毎日被せるのも案外大変だったりしました。........ポインセチアを育てた事のある人に聞いてみたいのですが、ポインセチアの枝って簡単に折れませんか? 段ボールを被せる際に、思わずポッキリやってしまうんです........。(´・ω・`) もしくは夏頃の夕立、台風の強風で鉢が転倒した時とか........ちょっとしたことでボキッと折れてしまいます。

 下段の斑入りのがまさにそれ。段ボール箱を被せる際に、折れなかったものの枝が大きく横に曲がってしまっています。.....実は「天地人」仕様のものもこうした怪我の功名というわけだったんです。

 なので、今回の「天地人」仕様のポインセチアは、ご覧の通り伸びた枝がいかにも折れそうなので、支柱で支えてやる事にしました。木質化してはいますが、それでも折れやすいのでちっとも安心出来ません。事実、支柱で固定する作業中にちょこっとやってしまいました。冬に入り多少、下葉が落葉したのもあって、室内に取り込む前の姿(前回の記事に載せた写真)と比べて若干スリムになっています。w


 市販のと比べてどうしても見劣りしてしまうのが、葉の大きさ。なかなか市販の様に大きく出来ません。小さい枝葉は剪定した方が良いのかも。そのぶん栄養が効率よくまわりますし..........今年の剪定は気を配ってみよう。

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 ところで、ポインセチアの管理でよく根腐れで枯らしてしまうケースが多いようですが、暖かい季節は毎日やらないといけないくらい水を欲しがりますが、寒い真冬はそれほど必要としないので、多少ほったらかしにしておいたほうが無難です。市販の鉢に使われている土ってピートモスが多いと思うのですが、あれのせいで水管理を難しくしている気がします。慣れている人なら問題ありませんが、初めての人だと保水性たっぷりでもちょっと乾くとチリチリ気味になってしまうピートモスは難しいと思います。もし何年も育てたいと思うのならば、植え替えの際にパーライトや鹿沼土を入れておく事をお勧めします。赤玉も小粒と中粒など大きさも違うものを合わせて使うと、水はけが良くなると思います。根腐れの場合は、そのまま枯れてしまう場合が多いですが、水が足りなくてだらーんとしていても水をたっぷりやればすぐに元に戻ります。ポインセチアに限らず自分の場合、排水性を第一に土作りをしています。

 でもそんな土作りのせいで、真夏は大変でした。朝夕2回水やりをしておかないと、しおしおになってしまって。受け皿に水を溜めておいてもよいくらいでした。.......鹿沼土を小粒から大粒にしたのがまずかったかも。排水性が過剰すぎました。w

字のごとく醗酵させた腐葉土と違い、ピートモスは水苔が主成分なものが多く、病害虫の発生が低いと聞いた事があります。なので室内に置く鉢にも向いているとか。...........ピートモス、今度使ってみようkなあ。でもまだ腐葉土がけっこう余ってたり.....しかも腐葉土の方が値段が安いし。w(結局それか)


 今年はもう少しポインセチアの枝を遊ばせて、変わった姿にチャレンジしてみたいと思ったりします。が、そのぶん短日処理の段ボール箱の制作と毎日被せるのに苦労するんだよなあ.........。

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2009年02月07日(土曜日)

 元からあまりテレビは見ない方だったのですが、去年は以前にも増してテレビを見なくなった気がします。特に民放。

 
............ NHKだと、よく見るのはまずニュース。ワイドショーっぽい民放のニュース番組はちょっと......。最近はNHKでも夜9時のとかはけっこう毒されている気がしないでも無いけど.....その後の10時のテレ朝のと比べればかなりまともだけど。あとは気になる画家が取り上げられてれば、新日曜美術館。趣味の園芸とか美の壷とか。美の壷で谷啓さんが好事家のお爺さんを演じていますが、なんだか谷崎潤一郎みたいに見えてしまうのは自分だけ? 日本の美に対して蘊蓄たれているところと風貌が似過ぎ。BGMもジャズばっかりなので大好き。.....意外に音楽目当てでもいける番組なのでは。あとたまーにN響アワー。池辺晋一郎の語り口が好きです.............。

 
................なーんて語っていられたのは一昨年までの話。NHKの上記の番組でさえあまり熱心に見なくなってしまいました。別に飽きたわけではなくてテレビを見る事自体が面倒くさくなってしまった感じ。テレビを見るのはご飯を食べる時くらいなのでその時間に放送していない番組をわざわざ見ようとするのが面倒くさい.....という感じです。録画しておいてもいつでも見られるからいいや、と結局放ったらかしになってhしまったり。何てものぐさなんだ!って飽きれてしまうでしょう?

上記の番組でどうしても見たいものだけを見る、という感じで、例えばこないだ山口薫が取り上げられていてびっくり。郷土の画家レベルなのでは....と思っていただけに嬉しかったです。(ちなみに県立近代美術館でもちろん展示を見ました。)

 
 
 民放は特に見ないと言っておきながら、クイズ番組ばっかり見ていたかもしれません。特にQさまは気に入っています。ゴールデン枠に移行してからもっと早く気づけば良かったです。去年は民放各局クイズ番組の嵐だったみたいですが、中でもQさまは飛び抜けてお気に入りです。出題のスピードがテンポよく出題レベルが自分にはちょうどよくて、出題分野も偏ってなくて、好きです。一度深夜帯の時に見た事がありましたが、あれって完全に別番組でしたよね.....? 普通にお笑い番組だったような。なので迂闊でした。Qさまの出題される問題の前半〜後半の6、7辺りまではわかるんです。その後の8、9、10になると、出題によってはさっぱりなのもあって、ためになります。たまに国語の読みとか歴史人物では9、10が答えられて7とか8とかが意外に分からなかったりとか。そこが楽しい。電子辞書を買ってからというもの、日頃、内蔵されている国語辞典や百科事典を斜め読みしているから、それのせいでそういう分野にはちょっと詳しくなったのかも。........それで思ったのが、番組にはさむCM。電子辞書のCM入れたらぴったりかなって。

 同じテレ朝のでも爆笑問題が司会を務めている番組は、完全に雑学でQさまとは異なっていてそれで良いのですが、テンポが遅いし...そこがちょっと。しかし問題が難しいんだよなあ。難しく考え過ぎて不正解だったり、逆に世間知らずなせいで簡単な問題にも答えられなかったりして、けっこう悔しい。w

 あとたまにフジのも見たりします。あれは雑学っていうよりも目から鱗の様な問題が多くてどちらかというと知恵袋番組みたいな感じですよね。

 日テレ の世界一受けたい授業も最近よく見るようになりました。あれも見ていて楽しい。純粋に見ていて楽しめる番組で好きです。

 

 BSだと、定期的に見ていたという番組だと、鉄道模型ちゃんねる。いや、全く鉄道模型作りもしないし、鉄っちゃんでもないのですが、モデラーの制作具合がすごく興味深くて放送時間が変わる前(日曜の夜)までは欠かさず見ていました。本物のリアリティに近づけるためのテクニックのひとつとして、わざと汚す「ウェザリング」のテクニックとか初めて知りました。あれに出てくるモデラーはたぶんその筋では有名な方達なのだと思いますが、とにかく市販の模型で足りないものは片っ端から自作していく追求心がまさしくクリエイターに必要なもの。鉄道に詳しくないので、そこまでする必要があるの?と思う工程もよくあるのですが、そうしないと満足出来ないし本当に好きな人たちがそれを見たとき納得しないのかもしれませんね。
 別に鉄道模型に限る事ではありませんが、平行な線を引く、平行に直線でカットする、とか、ごくごく基本な作業でも、慣れないとまるでダメなのではと思うんです。他にも手書きで真円を描くとか直線を描くとか、いきなり出来ることではないはず。とりわけ几帳面さがない自分にとって弱点な部分なので痛感するところです。

 
 BSで他には.........番組表で良さそうなものがあれば見る、という感じです。お堅い....堅すぎる番組として「BBC地球伝説」はたまに見ます。海賊黒ひげとかイギリス海軍M1潜水艦の沈没の謎とか興味深かったです。ソドムとゴモラの水没の話も地球伝説でやってましたっけ。あとBS-iでトランシルバニアのドラキュラ公、ヴラド・ツェペシの話も見ました。他には.......NHKハイビジョンの海外のアーティストのライブ番組.....ワールド・プレミアム・ライブ。あれも気になるアーティストのライブのは見ます。ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのは楽しめました。まさかVRのを取り上げるなんて!!! どうでも良い話ですが、オープニング曲がインギーまんまだったりします。あれで思わずにんまり。w

 
 ハイビジョン特集も興味を引く内容のものがけっこうあったりして見ます。
この前録画し損ねて悔しかった、財閥豪邸ものがたりが再放送されて感激でした。しかも最初の再放送を録り逃し、もう次に放送するのは一年後とかだ〜〜なんて相当凹んでいたら翌日辺りに朝早く再放送されることを知り、あわててセット。きっちり録画出来ました。うれしい!!!! あれ、番組内容も良いのですが、音楽がすごく良かったんですよ。思わずコピーしたくなるくらいキャッチーで重厚な音楽で個人的にすごく好みでした。この番組の感想は以前書きましたね。もうひとつ、感想を書きたい番組がありました。それはまた後日。


 ..........そんなところです。なんだかこうして日頃見ているテレビ番組の内容で、プロファイリングされてしまいそう。(今日の「世界一受けたい授業」の影響がさっそく。w)

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2009年02月12日(木曜日)

 未公開の記事が意外にあることに気づきました。

 いつでもネタがあるわけでもなく、またいつでも文章が書ける訳ではないので、よく書き貯めています。次々と記事にする話題や出来事がある日が続くと、書き貯めておいた記事を後回しにしてしまって、それがいつのまにか忘れ去られてしまい..........そんなことになってしまいました。

 とはいえ、今までにも随分と月日を遡った記事を公開してきました。が、1、2年以上前の記事があるのです。書いた自分でさえすっかり忘れていたものも。クリックして本文を確認する前にタイトルのリストを眺めて、これはどんなことを書いたんだっけ?とわくわくしながら確認したりと、過去に書いた日記というのは読み返してみてもなかなか面白いものです。書く内容や文章のレベルが前より上がってるかな?とか思いつつ読み返してみると、全然進歩してなかったりとおもわず苦笑いを浮かべてしまうのですが、まあそれも楽しいひとときです。

 書いた記事が多くなってしまったのもありますが、普段読み返す事はしません。書いたらそれっきりです。過去を振り返るのがばかばかしくなってしまうからです。自分の性格からいって振り返ると自分のためにならないと思えるのです。そう思っていたからなるべく私事は書かない様にしてきたつもりです。創作や作品に対するレビューなど、これらは後々のためにメモする意味として書き残そうと思っていた物事を中心に書いてきたつもりです。...........でも、あんまり読み返してないです。これじゃあ意味ないじゃないか!!!w


 やはり本当に公開したいものだけを書くべきでしょうか。肝心のサイト運営もかなりご無沙汰ですし。ブログのせいではなくて自分のせいなのは重々承知していますが、やっぱりどこかブログを書かなくちゃ!と思ってしまうからかもしれません。

 .........とか書き残してぐだぐだになって数ヶ月もすっぽかすと死人扱いされそうだし。(いやこのブログ的には廃人とか狂人がお似合いか。って普段からそうじゃないか。タイトルは狂人日記だぜwww) さてどうすればよいのでしょう。って答えは出てるんだよな。(´・ω・`)ショボーン サイト運営もブログ共にまめに更新する、って。

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2009年02月13日(金曜日)

 
 なーんていうのは建前。
本音をいうと記事を書くのが面倒くさいのと、書く時間がないだけです。
書くのが面倒くさいというよりは画像を載せるのが意外に面倒なことです。以前は本文中にリンクを貼るのもおっくうだったのですが、Safariのプラグイン「SafariStand」を入れてからはリンクタグをWebページのタイトルごとコピー出来る様になったのでだいぶ楽になりました。が、相変わらず写真を載せるのは一苦労。撮り貯めた写真を選んでPhotoshopで適当な大きさに縮小して一旦保存し、それをアップロードしてブログの編集機能からサムネイルとHTML記述文を吐き出させ、それを本文へコピー。ブログのバージョンが低いのもあるのですが、WinとMacとではなぜか編集画面が異なり、Macでは文字の太字やイタリックなどを指定出来るメニューボタンがありません。.......なので、当ブログは実に味気ない文字だらけなものになっています。

 
 ふたつめの書く時間がない、というのは、実はいろいろモノを購入予定でウェブサイトをあっちこっち巡っては検討しているところなのです。もうずっと前から買おうと思っていたものもあります。DVDレコーダとかWinマシンとか。

 いまさらなDVDレコーダですが、今までそれほど頻繁に録画などしなかったので、別に無くてもいいやという感じで、どうしても録画したい番組がある時に限り「やっぱりDVDレコーダ欲しいよなあ」と考え直したりする日々でした。w はじめはテレビがパナソニックだからDVDレコーダもパナソニックでいいやと簡単に決めていたのですが、東芝のレコーダに、とあるフリーソフトを使いLAN経由でレコーダ内のHDDではなくLAN接続されたパソコンへ録画出来ることを知り、東芝製のにしようかなと思っています。ブルーレイが今主流みたいですが、考えてみたらディスクに焼くよりもパソコン内のHDDに保存する方がメインになるだろうと思うので、なくても構いません。それならHDDレコーダで済む話ですが、うちには実はDVDプレーヤーすら未だに無かったりするので(パソコン環境はのぞく)、とりあえずドライブも付いてた方がいい、という具合です。

 Winマシンの件は今までにも何度も触れていますが、DELLのあまりの安さに惹かれてしまいました。CPUがCore2Duo2.1G、メモリ2G、HDD320GB、PCI拡張スロット×4など、OSはVistaとダウングレード権によるXP Pro......その他キーボードとマウスも付属で、5万ちょっと。中古のPen4の3G辺りのを買うよりもお買い得なのではと思う様になりました。ただ、安さ故の理由もあるようで、故障するケースが多い?ようです。多いというよりは当たり外れが大きいという感じみたいです。そこが唯一気にかかる懸案です。ただ中古で買おうと思っていたのもやはりデルだったので、どのみち同じ結果をたどるのではないかとも考えました。が、デルの品質は年々低下しているとかいう情報も目にしました。デルはやめとけってことか??? 
 
 OSがXPでなければ他のメーカーでもいけそうなのがあるのですが..........。とりあえずOSがXPであることが大前提なので、この感じだとやっぱり中古マシンかなあ。


 あとは、自転車とかギターとか歩数計とか。自転車はクロスバイクと呼ばれる、ママチャリなどの一般車とサイクリングに使われる様なロードサイクルとの中間みたいな位置づけの自転車のことです。週に一日でもいいのでサイクリングでもしようかな、なんて思い始めました。そうすると今使っている自転車はボロすぎるしサイクリングにも適していないので、買おうかな、って。別に高くなくてもいいんです。普段でも乗るつもりなので泥よけとライト、カゴはオプションで必要です。買う自転車のメーカーやモデルは決めました。ブリヂストンのオルビーというモデル。色も決めました。清楚な白!!!w おまえがいうな、って感じですけど。

 ギターは前に書きましたね。青のV。とにもかくにも青V。これさえあれば幸福度+35%くらいにはなるかも。定番の股挟みで恍惚の表情で弾き倒す! w シェンカーは好きだけどやっぱりランディかなあ。V使いというと。ランディはレスポールもかなりの頻度で使っていたから純粋なV使いではないけれど。まあ細かい事はいいや、とにかくブイブイ、カリカリ、弾きまくる。

 歩数計は日々のウォーキングのお供にと思って。最近のはエクササイズ量を測れるものも多くて、そういうのにしようと思っています。何でも厚生労働省発行の「健康づくりのための運動指針2006」で推進しているらしく..........早い話はここを見てください。エクササイズとは?:TW600:シチズン・システムズ株式会社
そこに示されている図を参考にすると、週2回プールで1時間半(実質80分)だから、これだけで20エクササイズにはなります。あとはウォーキングとサイクリングで補えば、目標とされている週23エクササイズを優にクリアできます。これなら無理なく続けられそうです。ウォーキングで足が慣れたらジョギングもやってみたいです。
 シチズンのTW600にしようかなと決めていたら、先日TW700という新機種が発売されました。こちらはUSBでパソコンへ接続してデータを管理出来る機能が追加されていて、かなり魅力的です。ただし対応パソコンがWinなんです。最近はそういうのばっかり。シャープの最新機種の電子辞書のコンテンツダウンロードのも対応マシンがWinだけだし......。

Macはパソコンにあらず。...........ま、昔からマカーはドザーに「マックもパソコンなんだろ?、な、おい。」なんて突っ込まれると選民意識ばりばりに「君たちドザーと一緒にしないでくれたまえ、失敬な。マックはマック。君たちドザーのうすのろパソコンの仲間ではありません。」なんてネタにしか思えない内容を本当に答えてたもんね...........。マックがインテルCPUを採用したとき、このやりとりを引き合いに同じ突っ込みを入れられたのは言うまでもありません。一部のこういうマカーがいるからいやなんだよ。


 
 ...............なんていろいろと考えあぐねています。「考えあぐねるコト自体」が趣味になりそうでこわい。w ふだんブログに書き起こしているのはそれからの抽出みたいなものと考えてもらって差し支えありません。

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2009年02月20日(金曜日)

忘れていた訳ではありません。
育てている植物の中でメインのミニバラです。


<パティオヒット:トリル>

買ったポットにタグはありませんでしたが、並んで陳列されていたミニバラから察すると2008年に新登場した新しいパティオヒットシリーズだったのだと思います。なかでも深紅のトリル、バラの王道的な花姿ですね。サイトの写真ではもっとカップ咲きのはずなのですが、そうでもありませんでした。買った時に付けていた蕾からはそういう咲き方をしたのですが。色はやはり暑くない時期の方が良いです。特に寒い時期、12月辺りに最後に咲かせる様な花は暗いワイン色になります。夏場はケバい紅色になりがちです。また、このトリルは12月初旬まで咲き続けていました。最後2枚の写真がそうです。

 
<ノビリティ>

再度購入したノビリティ。今年は大丈夫でした。後で現在の写真を載せるつもりですが、図太いベーサルシュートも出てがっしりした株へ成長しました。とりあえず一安心です。他のバラと距離を置いて育てたせいか病気にも一切罹りませんでした。写真のは確認のために咲かせたもの。あと2つくらい咲かせましたが残りの蕾は全て摘み取りました。とにかくこの花姿。ぽっと頬を赤らめるような可愛らしさ。今年はがんがん咲かせたいです!

 
<パティオヒット:コーネリア>

思えばあまり写真を撮ってなかったコーネリア。それだけ安定して成長、開花する品種という証拠でしょうか。この黄色と深緑の葉の色合いがとても綺麗です。2年目となるとうどんこもほとんど出ず、これといって世話を焼く事もありませんでした。丈夫です。同じパティオヒットでもトリルは一年中うどんこ状態でした。それでも平気でしたから、パティオヒットのシリーズは丈夫で育てやすいのかもしれません。

 
<ノアール>

2年目だったので、より多くの花を咲かせてくれました。このトゲトゲした剣弁咲きはノアールならでは。また蕾の状態も見栄えする品種だと思います。残念なのは株の大きさに対して花が小さめなこと。.......でもミニバラは「ミニ」なのですから、一輪の大輪よりも多くの花数で勝負、という感じでしょうから、今年はさらに花を咲かせられる様にしてみたいです。ちなみにノアールもうどんこが酷かったです。写真でもちらっと写っています。
後ろ3枚は11月下旬辺りに撮影したもの。

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2009年02月21日(土曜日)

 写真の掲載数が多いので分けました。

 
<オーバーナイトセンセーション>

花と株の大きさのバランス、花姿、花付き、香り、病害虫にも強い、全て良しのオーバーナイトセンセーション。安心して育てられます。そういえば聞いたところでは、接ぎ木苗と挿し芽苗の2種類が出回っているのだそうですね。個人的には接ぎ木苗の方が安心出来て好みです。

 
<ニキータ>

地味な存在ながら唯一という意味合いでは「ユニーク」な品種のニキータ。オーバーナイトほど香らないもののそれなりに香ります。花姿はポンポンみたいな感じで色もレンガ色から紅色へ変化していきます。花付きは非常に良いです。枝もコンパクトながらよく伸ばします。

 
<モーニングブルー>

華麗というより清楚な雰囲気なイメージのモーニングブルー。写真の様な状態の花姿を拝める時間が短いのが残念なところ。すぐに開ききってしまいます。そんなわけだから「モーニングブルー」なのかもしれません。朝に見るのが一番です。

 
<グラウンブルー>

育てているミニバラの中でも最もメインのグラウンブルー。1年目の初めの頃はうどんことハダニの繰り返しで、脆弱な品種なのだと思っていましたが、夏以降ぐんぐんと伸び始めうどんこにも罹らず、実はけっこう病気に強いのではないかと思っていました。そして2年目の去年のグラウンブルーは、うどんこにまったく罹らずハキリバチなどの被害は受けたものの、ほとんど無敵の状態でした。おまけに花付きも以前より増してたくさんの花を付け、色合いも美しいシルバーブルーの色を保ち、香りもそこそこあり、本当に嬉しかったです。ちなみに去年もあまり剪定もせず伸ばして育てたところ、今ではミニバラの面影がすっかりなくなりました。樹高はフロリバンダの品種に匹敵するくらい伸び、1mはかるく超えます。
 後ろ3枚の写真は12月のもう中旬に入ろうとしていた時期に撮影したものです。振り返ると、他のミニバラよりも遅めに芽吹き、一番遅くまで咲いていました。写真は撮っていないのですが、ブルームーンなどと花瓶で切り花を飾っていたのですが、明らかにグラウンブルーが青く見えていました。ブルームーンも割と青っぽいほうですが、グラウンブルーはそれより青かったです。

 
<ハクサンのミニバラ>

ちっちゃなポットに3本植えされて200円ほどで売られているハクサンのミニバラシリーズ。値段や大きさから切り花感覚で楽しむもののようにも見えますが、2年目はそれなりに茂り花も咲き、先日強剪定も済ませましたが、だいぶ立派な株になっていました。あまり大きく伸びずコンパクトなのは確かですがきちんと花も付けますし立派なミニバラです。プランターをひとつ大きなのにしないと今年は窮屈になりそう........?
 後ろ2枚は12月に撮影したものです。オレンジの色が赤く変色し咲きました。本来の色ではありませんが、冬の花も意外に気に入っています。

 
<まとめ>
去年の生育状態をまとめると、うどん粉の発生、チュウレンジハバチの卵の産みつけ、ハキリバチの被害で大変でした。これらはミニバラを育て始めた一昨年で既に経験済みでしたが、それらに加えて一段と酷かったのがホソオビアシブトクチバの幼虫の発生でした。葉っぱが喰われているなと思って葉を裏返してみるとぶらーんと張り付いている、灰色のずんぐりと太った芋虫。踏みつぶしたりせず遠くへ放り投げていただけなのが災いしたのでしょうか。暖かい時期はずっとこの芋虫に悩まされていました。ハキリバチの丸く葉を切り取られたのと、そのハシブトのせいで、葉っぱはぼろぼろ、残った葉っぱもうどんこで粉を吹き、茎はチュウレンジハバチの卵の産みつけでぱっくりとやられて、5月後半から9月あたりまでは、ずっとそんな状態でした。なので蕾を付けても咲かせられず養生させている日々でした。掲載した写真の花はつまりそれ以外の時期に咲いたもの、ということです。

 うどんこは、サプロール、ダコニール、ベンレートの各薬剤で、それなりに防げたのですが、害虫に関しては上記の通り駆除に悩みました。オルトランとベストガードの粒剤を撒いてはいたのですがそれだけでは無理でした。やっぱり水和剤で散布しないと駆除できないのでしょうか。散布する場合、オルトランの臭いが気になりますし、なにより無闇に生物を殺したくないという気持ちがあるのです。なるべく近寄ってほしくない、忌避剤みたいなのがあれば良いのですが、無理な話でしょうか。調べてみると、ニームオイルや木酢液が虫除けに良いと知りました。今年導入しようかと検討中です。


 今年の目標は、病害虫の発生なるべく防ぐ事、かな。あとはオレンジ系のミニバラがひとつ欲しいなと思っています。もしくはミニバラではなく普通のバラ、ハイブリットティー(HT)系の名花と呼ばれる代表的な品種のものを1つか2つ。もしくは青バラの「青龍」を購入するとか。そもそもミニバラを育てようと思った理由は、「青龍」を育てようと思い立ったことでした。いきなり育てるのが難しい青バラを世話するのは無謀だと思い、コンパクトで育てやすそうなミニバラから初めてみようと始めたわけです。でも後に知りましたが、ミニバラは普通のバラよりも育てるのが難しいそうですね。なので、(ミニ)バラを育て始め今年は3年目、そろそろ手にするのも良いかな、と。

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2009年02月27日(金曜日)

 メインのミニバラの写真も掲載したし、園芸写真は終わり..........のはずでしたが、思いのほか昆虫の写真があったのでついでに載せようと思います。最後の2枚以外は、虫嫌いでも大丈夫.....なはず。いや、でも極端に虫嫌いな人はご覧にならない方が無難かもしれません。

 
<アゲハチョウ>

毎年見かけるチョウのひとつ。近づくとすぐに逃げてしまうので、撮るのに苦労しました。いつでも遭遇できるわけでもないので、カメラを手にしておらず撮り逃してしまったりとか。わりと近距離で撮影出来たものですが、ピントが微妙に合ってない.....。それでも満足です。こうしてアゲハチョウが庭にやってくること自体、幸せなことです。

 
<オオシオカラトンボ ♀?>

後述のオオシオカラトンボと体型が似ているので、たぶんオオシオカラトンボ。シオカラトンボではないと思います。メスは体の色が黄色なのだそうですが、オスも成熟しきっていない頃は黄色なのだとか。

 
<ドウガネブイブイ?>

コガネムシの仲間なのは分かるのですが、詳細な名称が分かりません。
夏の暑い時期、たまに地面にひっくり返ってじたばたじているのを見かける事があります。この写真のコガネムシもそうでした。地面というよりはレンガ張りの玄関ポーチでひっくり返っていました。周りがつるつるしたレンガに覆われているので、壁面に掴まろうとしても掴まれず落ちてしまったのではないかと思います。指を差し出してあげたら掴まってきたので、せっかくなので写真に収めました。背中はツルツルしているので「コガネムシ」ではないと思うし、色もにぶい緑色というか焦げ茶色というか....いわゆるガンメタル色だったので、たぶんドウガネブイブイではないかと思います。意外にかわいいですよ。


<クマバチ>

これもよく飛んでいます。ぶぅぅぅぅーんと大きな羽音をさせて、花から花へと飛んでいます。大きい体をしているので思わず逃げたくなりますが、おとなしいハチなのだと思います。


<クモ 不明:ウラシマグモ???>

あまり見かけないクモです。ジョロウグモよりも図太くて大きいクモでした。何度も撮ろうとシャッターを切ったのですが、どれもピンぼけしてしまいました。昆虫を撮るのって難しいですね。調べてみたのですがはっきりとした名称がわかりません。アシダカグモみたいな足をしていますがまだら模様ではないし、体も頭も大きいし、なにより屋外にいたので、違う種類だと思います。そんな中、似てそうなのがウラシマグモというクモでした。でもこれもはっきりと似ていないし...........。

 
<ミンミンゼミ? ♀>

逆さまに写真を撮ったのではなくてセミの方がさかさまにとまっていたんです。ベランダの柵にとまっていました。鳴かれるとけっこううるさい。w  産卵管が確認出来るのでこれはメスですね。たぶんミンミンゼミです。

 
<セグロアシナガバチ>

このハチもミツバチやクマバチと同じくらいよく飛んでいます。アシナガバチも人を刺すらしいので、見かけたら警戒しますが、むしろ向こうから避けていきました。近寄るとすぐ逃げてしまいます。この写真は真夏のスイレン鉢に水を飲みに来たアシナガバチ。体の中央が全体的に黒っぽいので、セグロアシナガバチなのではないかと思います。夏場はよく水を飲みに来ていました。暑かったからね。

 
<クロアゲハ>

写真を撮るのに最も苦労した昆虫です。アゲハチョウより出会う確率が低いのもあるのですが、アゲハチョウよりも警戒心が強いのか、近寄る前に逃げられてしまいます。かというと目の前をふわふわと優雅に飛んでいたりします。あわてて追っかけるとたちまち大空へ飛び去ってしまったり........舐められすぎです。写真が小さいのはかなり遠くから撮影したからです。
クロアゲハはアゲハチョウよりも大きく、存在感があります。またアゲハチョウはぱたぱた飛ぶ感じですが、クロアゲハは羽ばたく回数が少なく、大きな振りでゆったり飛ぶ感じです。でも遅くないんですよ、これが。

 クロアゲハよりも目撃する頻度が高かったのにも関わらず撮影出来なかった、「アオスジアゲハ」というチョウもいました。これは羽に一筋の鮮やかな水色の模様が入った黒いチョウで、これも近づくとすぐ逃げられてしまい、カメラを手にしながら弄ばされました。くやしい。

 
<ニホントカゲ>

これは昆虫ではありませんね。まだ子供でしょうか。ちっちゃいトカゲでした。トカゲはあまり日なたにいないし、やはりすぐに逃げてしまうので案外撮るのは難しいものです。

 
<アブラゼミ>

茶色いまだら模様があるのでたぶんアブラゼミだと思います。セミも近づくとすぐに鳴き止んだり飛んでいってしまいます。さっきから逃げられてばっかりですが昆虫はみな逃げるものですよね、たいていは。その点、植物は逃げないから楽です。
 
 
<オオシオカラトンボ ♂>

シオカラトンボとの違いは大きさの他に、腰から下が細くなっているか、ほぼそのままの太さかどうか、みたいなのですが、写真を見た感じではオオシオカラトンボっぽいですよね? ちなみに体長が大きかったのはよく覚えています。鮮やかな青色。しかしどこでヤゴは育っているのでしょうか。たしかにうちの町には川が2つ流れていますが、そんなに近くではありませんし、近くに池があるわけでもなく.......ふしぎです。


<ツマグロヒョウモン ♀>

うちに良く来るチョウは、モンシロチョウとこのツマグロヒョウモンです。これは羽の端が黒いのでメスらしいです。アゲハなどよりはちょっとおっとりしているかも。わりと近くまで寄っても逃げません。

 
<ジョロウグモ>

どこにでもいるのでわざわざ撮る必要もないのですが、芋虫などを捕獲してくれる頼もしい昆虫なので、表彰として1枚。w これはけっこう大きかったジョロウグモ。クモをむやみに殺すと災いが起こるとか小さいころ聞かされていたので(w、大事にしています。綺麗なバラの花が咲いているよそで巣を張られても、スルースルー。半分飼っている様なものです。

 
<アキアカネ>

うちにも赤とんぼが〜〜〜!!! 近年少なくなったといわれる赤とんぼですが、見かける事が出来ました。これは赤とんぼの中でもポピュラーなアキアカネだと思います。そろそろ室内へ入れようと思っていたパキラにとまっていたところを撮影。久しぶりにぽかぽか陽気だった11月も下旬にさしかかる頃でした。

 
<ナナホシテントウ>

この写真のみ今年のもの。マツの盆栽で見つけたてんとう虫。クモと並ぶ頼もしい味方。これも大事に保護しています。まだ冬眠中ですね。たまたま暖かかった日だったので、移動してきたのでしょうか。最近また見かけなくなりました。
 

<ウスバカゲロウの卵:ウドンゲの花>

これがいわゆるウドンゲの花、ウスバカゲロウの卵です。ウスバカゲロウの成虫も幼虫もハダニを食べたりうどんこ病のカビを食べてくれるらしいので、これも大事に保護してます。シコンノボタンの葉の裏についていました。

 
 
-----------------ここからちょっと注意--------------------
 
<ヒメシロモンドクガの幼虫>

うちの庭にいるとは..........。今年初めて目撃しました。どういうわけかホテイアオイの葉に隠れていました。見た目から毒々しさ全開の幼虫。これが意外に足が速くて想像以上にのそのそと移動する様は、 (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル 。 ドクガの成虫・幼虫ともに毒毛を持っているのが普通ですが、このヒメシロモンドクガの幼虫の毛には毒がないと言われている一方、徐々にアレルギー反応が出るとも言われているようです。とにかく近寄るな、ってことですね。ちょうど落ち葉を集めたビニール袋に投げ込んでおきました。...........が、翌日、袋を縛っていないことに気づき中を確認したところ、どうやら逃がした模様。w 今年も((((゚д゚)))))  .........まあ目撃したのはこの1匹だけじゃなかったから、どのみち今年もガクブルだけど。うちのツバキの木にいつかチャドクガが付かないかヒヤヒヤしてます。あれに居座られたら楽しい園芸も終焉だもの。


<ハマキムシ>

別に見せる必要もないですね。これが去年、タチアオイの葉っぱに大繁殖しました。ホースの水で吹き飛ばすと、うじゃうじゃ飛び出てくる光景は戦慄すら覚えます。タチアオイだけかと思ったら、写真の通りシコンノボタンにも取り付かれました。


 余談..........。戦慄を覚える、といったらそれ以上の出来事が実はありました。
花が咲き終わりほったらかしておいたプランターを、ちょうど春先に土を再利用しようとひっくり返してほぐそうとした時の事です。下から突然、ゲジが3匹勢いよくマッハの速さで飛び出てきました。中腰の体勢で顔を近づけて作業していたので、思わず尻餅をついてしまうほどでした。よりによってゲジ3匹とは..........それが目の前で3匹もなんて...........失神ものです。
 でもゲジはゴキブリなどを補職する益虫だったりします。たしかにあの速さではいかに素早いゴキブリとはいえ無理ですね。

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