Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2009年05月04日(月曜日)

 前々から書こうと思っていたことです。

  誰しも尊敬する人間はいると思います。もちろんこうして今からそのことを書こうとしている自分にももちろんいます。尊敬するといっても、何を以て尊敬するのか、それによって挙げる人物も違ってきます。タイトルの私淑というなら公言してしまっては私淑じゃなくなるじゃないか、と言われてしまいそうですが、その私淑という言葉の意味を以て尊敬する人たちを紹介したいのです。........確かに有名人でもない名も知れぬ一般人の自分が尊敬する人物を挙げたところで、何かになるわけではありません。よくあるプロフィールの「尊敬する人」欄に書かれた人物の如何で書いた人間の浅学非才の程度が知れて晒し者になってしまう、そんな危険を孕んでいます。しかし当ブログは自分のための覚え書きということも兼ねての目的で設置しているので、その意味で書き留めておく事にします。

 私淑三翁というのは以下に挙げる人たちです。

谷崎潤一郎
安藤忠雄
野村克也

もし四翁にするなら、加山又造を含めたいです。

 ここでそれぞれ尊敬する点を挙げてもよいのですが、痛々しくなってしまうので、御三翁まとめて意見を述べたいと思います。

 
 唐突ですが、三翁とも自分には「野獣」だと感じるのです。野獣と行っても獣性のままに獰猛で凶暴な意味のたとえではありません。獲物を冷静沈着そして虎視眈々と狙う、そういう意味では、まさしく獣性たるものと言えるかもしれません。百年も居ない草原で、生き抜くために獲物をその様に狩り続ける、その姿が三翁には見えるのです。

 挙げたうち谷崎だけが故人ですが、ノムさんも前から死に場所はグラウンドだと明言していますし、安藤さんも名が知れて以降のコンペに悉く外れて、「連戦連敗」した経験がありつつも常に挑戦し続けています。大文豪と言われた谷崎も亡くなる数分前まで文を書いていたそうです。

 身が果てるまで獲物に喰らい続ける、ある程度有名になったり地位を確立した後はどうしても守りに入ってしまいがちだと思うのです。十分な蓄えはあり獲物を狩る必要もないわけです。ところが三翁は止まる事も無く常に前進し続けています。これにとても感心するのです。若いうちなら多少の無理も難なく突っ走れるでしょう、しかしどうしても時には勝てない体は衰えてゆく。それでも野獣でいること。戦い続けること。

 
 ここでひとつ自戒の意味をこめて書き留めたい事があります。ただ闇雲に戦い続ければよいというものではないことです。ノムさんがよく言う「努力することは良いが、それが果たして正しい努力かどうか」。正しいかどうかそれをまた正しく判断できるかどうか、そのためには大いに考え時には情報収集もする必要もあるということでしょうか.............、安藤さんも「よく考え本を読め」と若者へメッセージを求められた時に口にする言葉です。コンペを勝ち抜いた建築家のプランを見ると、勝ち抜くだけの理由がそこにはあり、対して負けるプランも同じ様に理由があると安藤さんは言います。勝ち負けの理由云々の話はノムさんもしょっちゅう口にしていますね。

 個人的にそれらを踏まえて考えてみると、いかに「気づくか」という着眼点、そして正確な分析、それから導かれた目標まで着実に到達する努力..........書いてて実行出来ない自分が恥ずかしくなってきます。気づいても実行できなければ意味がなくなってしまいますね。気づかないよりはましかもしれませんが。「結果よりプロセスが大事」とはノムさんの弁です。

 例を挙げると、ノムさんはプロ野球を目指す前は意外にも歌手になろうと志していた時期があったらしいですが、顔がだめだと気づき諦めたとか。安藤さんも建築家になる前の少しの間、プロボクサーをしていたという意外な過去がありますが、たしかある時ジムでファイティング原田の姿を見て、あれでは自分は無理だと悟りボクサーを辞めたらしいです。


 なんかノムさんと安藤さんばっかりですが、谷崎潤一郎は子供の頃から専ら神童として有名だったらしく、学校も校長の勧めで試験を受け飛び級で進級、その後も大学在籍中に文壇デビューですし、なんだかあまり試行錯誤して道を開いたという感じは受けないかもしれません。(それでも谷崎なりに試行錯誤したでしょうが。デビュー直後はよかったものの、その後借金を抱えたり、物書きをしつつも映画監督をやってみたりと、色々やっていたようです。) むしろ谷崎の尊敬したいところとしては、「しぶとく生き抜く」ことでしょうか。同世代の芥川や(文壇の)後輩の太宰が次々と自滅していく中、そんなことには目もくれず我が道を突っ走る図太さ。しかしながら若い頃に神経衰弱に陥ったことがあるようで、すごく意外。友人に「死にたい」と漏らすと「君ほどの才能の持ち主を神がそうそう死なせる訳がないさ」と友人は言い返したとか。..........なんだか友人の言葉にもおもわず頷いてしまいます。

 世の中悪運づいていると言われそうな人はいますね。ビートたけしなんかは事故であのまま死んでいたら、その後の評価がずいぶん変わっていそうでしょう? 事故前から映画は作っていましたが、世間一般どころか世界ににその名が知られたのは事故後のはず。ついでに挙げれば、イングヴェイ・マルムスティーンもそうだしオジー・オズボーンもそうですね。事故起こしても死なない、(加えてオジーの場合)ラリっても死なない。
 

 
 余談ですが、三翁には共通点がまだひとつあります。それは関西方面の人間だということ。(加山又造もそうです。 )谷崎は東京生まれですが震災後は大阪に定住するようになります。それ以来、東京と大阪を引き合いに出しては大阪を贔屓していました。もっとも谷崎の好きだった大阪は何十年も昔のことであって、今の大阪ではないかもしれません。2chでは大阪で事件が起こるたびに民度が低いだのよく揶揄されています。果たして本当にそうなのかどうかは自分には分かりません。実は大阪へは行った事がなく京都も修学旅行へ行ったきりです。まるで縁がありませんので自分にはわからないのです。関東のこちらには無いような魅力が関西にはあるのでしょうか。

 たかだか日本の無数にいる有名人の中の三人を挙げてそれがたまたま関西方面だったからといって、考察するには至らないかもしれませrん。ですが、向こうを知らないだけに妙に邪推してしまいます。

 
 最後に付け加えておくと、世の中に同じ様な「野獣」の有名人はたくさんいることと思います。自分が知らないだけなのもあると思いますが、三翁の存在が自分には何故か妙に合うのです。他人の気がしないといったら怒られるかもしれませんが、不思議と同感することが多いのです。


(2008/6/26)

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2009年05月12日(火曜日)

 念願の青V「PLAYTECH FV430 METALLIC BLUE」を手に入れました。


 ......念願のという割には随分前から見つけていたくせに、誰も買わないだろうと購入を先送りしていたら、いつのまにか「在庫僅少・在庫のみ」なんていう状態になっていて、「もももももしかして生産終了?」とあわてて注文した次第です。注文後のページを見ると、「完売御礼」のメッセージが。ちょうど休業日前日の営業時間終了間近の注文でしたので、折り返しの返事が来るまで安心出来ませんでした。もしかしたら注文手続きをしている間に、実店舗で買われてしまったかもしれない、と。

 結局、無事購入出来、つまり手にした青Vは最後の1本だったということになります。完売御礼のメッセージのまましばらくページは存在していたのですが、いつのまにか消えてしまいました。レビューも書ける状態だったので、レビューも書いたのですがレビュー諸共消滅..........。ふだんあまりレビューは書かない方なのですが、書きたいと思って書いたレビューに限って、商品が消える.........。

 他のカラーのVはみな揃って在庫があるのになあ。意外に人気のあった色なのでしょうか。確かに黒、白、赤はオリジナルのギブソンでのレギュラーラインにある色だし、それ故にコピーモデルがいろいろ出回っているから敢えてプレイテックのを買う必要も無いと思う人もいるのかもしれない(プレイテックは一般的に低価格なのが売りだと認知されていると思う)。オリジナルには無い黄色とピンク色は異端過ぎていまいち手を出しづらい......残りの青色はギターではよくあるカラーリングだし違和感も無い、他のコピーモデルでも見かけないから、青Vが欲しかったらプレイテックしかない→完売御礼、ってことでしょうか。

 ずっと昔、ギブソンがレギュラー生産していない頃に、カスタムカラーで青色のフライングVがごくわずかに出回っていたとか聞いた事があります。現に雑誌「プレイヤー」のポスターにその青Vが載っている号を持っています。

 
 
 肝心のギターについては、レビューを載せたページは消えてしまいましたが、投稿したレビューをパソコンにあらかじめ保存してあったので、それを以下に載せますので参考にしてください。

 

青色のVが欲しくて堪らなかったので、手にする事が出来て本当に嬉しいです。塗装が非常に良く、写真よりもキラキラと輝く様な深い青色で大変気に入りました。
プレイテックの良さのひとつにオリジナルには無いカラーのバリエーションが挙げられると思います。オリジナルの仕様に則ったものがある一方、オリジナルには無いような仕様のモデルの充実も、限定生産でも良いので期待したいところです。


そんな色に惹かれての購入でしたので、ギター本来の性能等は二の次でまったく期待していなかったのですが、このVのサウンドがとても気に入ってしまいました。中音域がよく出ているのに切れの良いサウンドで、ルート+三和音のようなリフを弾いていてとても心地よいです。

フレットは若干低く細めです。クルーソン風でロトマチックタイプのペグは個人的に気に入りました。チューニングも安定しています。

ひとつ気になったのは、ブリッジを支える、ボディに打ち込まれたスタッドがわずかに傾いているようで、ブリッジの高さを調整する際、ネジを回すのが硬くて少し大変でした。が、調整出来ないということではありませんでした。オクターブチューニングも問題ありませんでした。


以上ですが、欠点を差し引いても大いに満足出来、他のプレイテックの楽器を手にしたくなるギターです。

 

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2009年05月13日(水曜日)

img 以前ブログで書いた、海外から取り寄せしてもらっていたものです。今月(註:2007年7月)ようやく入荷したとの事でさっそく購入しました。

 スウォッチの時計です。モデル名は「Invader」(写真は購入先のパークスギャラリーから引用)、カテゴリーは「スウォッチ アイロニー ミディアム」、品番は「YLS123HB」、2002年のモデルです。実を言うと既に1つ持っていて大事に愛用しているのですが、あまりにも気に入っているので予備にもう1つは欲しいと前々から思っていました。スウォッチは基本的に発売されたその年でしか生産されません。従って買いのがすと入手が難しくなります。

 既に持っているものは、2003年6月に購入しました。本当に気に入るものは昔から不具合があって交換してもらうことが多いというジンクスが自分にはあるのですが(去年のコートもそうw)、このインベーダーも同様で届いたものをさっそく身につけたものの、どうもバングルの接続部分の具合が悪く、それが仕様かと最初は使っていたのですが、どうも気になり一度問い合わせてみたら確認してもらえるというので送り返したことがあります。実を言うと風防パネルにキズを付けてしまったのでそれもイヤで出来るならそっくり交換してもらえればなあ.....と思っていたのです。その結果、やっぱりちょっと不具合だったようでバングルの交換をしてくれた様なのです。風防パネルのキズはそのままか.....と思っていたのですが再び届いたものを見ると、キズがなくなっている!!! ........ポリッシュでは消せないくらいのキズだと思うのですが......ともかく新品になり不具合も解消されたばっちりの状態になり、それ以降、大事な時には必ず身に付けている時計です。


img 写真(パークスギャラリーから引用)を見てもらうとわかりますが、手首をしっかり覆ってくれる重厚なデザインとなっており、装着感がとても心地よいのです。防護してくれる様にさえ感じるほどです。バングル部分の幅は広く、時計との接合部分の幅が狭くなっているのがこのデザインのミソあもしれません。とにかく手首にはめたときの見栄えが良いのです。

 最初見たとき、十字のデザインが目に飛び込んできたので、思わずゴシック調だ、と思い込んでしまいました。w 直線的ですし輝く十字が、近未来な感じもありつつどことなくクラシカルな雰囲気を感じさせます。...........もう本当にお気に入りの時計です。値段はその当時のは9800円、今回取り寄せてもらったものは15000円と......時計としては比較的安い部類でしょう。でも値段じゃないのです。仮に何十万もする時計が買えたとしても、ずっとずっとこの時計の方が好きですしこちらを迷わず選ぶでしょう。


 今回、同じお店で取り寄せてもらったのですが、場合によっては入荷出来ない場合もあるとのことでした。1ヶ月を過ぎても音沙汰なかったので、これはダメかなあ.......と諦めかけていたところ今月になって入荷のお知らせがありました。そのお店は過去のスウォッチを探してくれるサービスをしており、独自のネットワークを活かして入手してくれるようです。国内には既にないとのことでしたので海外で取り寄せてもらいました。...........どこからやってきたんだろう。話によればデッドストックやコレクターのコレクションなども含まれるとのことでした。でも今回届いたものは風防パネルに貼られた保護シールはそのままでしたしもちろんキズらしいキズもありませんでした。

 ちなみに........実を言うと購入を決めた随分前から、在庫はあったんです。過去のモデルだし随分前から誰も手をつけず在庫ありのままだったので、後でもいいや、なんて余裕ぶっこいていました。さすがにいつまでもあるわけでもないと思ったし過去のモデルだったので表示が当時のままなのではないかと一度在庫確認をしたんです。返事は在庫ありでしたので近いうちに購入しようと思っていたら、数日後、再度ページを見ると売り切れ。間が悪いとはまさにこのことですね。w  Lサイズは今でも在庫がありますが腕が細い自分にはSサイズでも余裕がある程です。ちょうど6月頃の話です。


 本当......これからもずっとずっと大事に使っていくつもりです。


 
img 一方こちらは、半ばコレクションとして買ったスウォッチです。これは確か1999年のモデルだったと思います。モデル名は「King Blue」 品番は「PMN108」、ポップコレクションのモデルです。これを知ったのは、実は当時高校生だった弟が修学旅行でカナダへ行った際に、1999年のカタログを貰ってきてくれたことがキッカケです。弟はもちろん自分のためにスウォッチを買ったようですが。ともかくそのカタログを見ていて目にとまったのが「King Blue」。見た目がどう考えても男が身につける様なデザインではありませんから買う気はありませんでした。が......まあいろいろあって買ってしまいました。2本も。w これも探してもらいました。これも国内にはなかったようですが2週間もしないうちに入荷したと思います。2003年1月半ばにたのんで2月に購入しました。

 買ったものの、1つのほうは未だに電池を取り替えた位で未使用、もう1つは一度だけ....なにかで身に付けただけでそれ以来保管のまま。.......こちらもある意味ゴシックですね....ゴシックポップかな。( それともゴスロリか) 青色が好きなのとバラが好きな事もあってこちらも気に入っています。.......ただ、このポップコレクション共通の構造として、時計周りのプラスチックに時計本体がぱちんとはめ込まれる仕組みになっています。裏の電池を取り換えるには、そのプラスチックからポンっと時計本体をとりださなくてはいけません。..........経年劣化でプラスチックの輪がそういう拍子にぱきっと欠けてしまう............のでしょうね、いずれは。なるべくそうならないように大事に保管していますが。まあ時計の機能はあってもなくてもいい時計ですから電池交換はせずにそのままの状態でもOKかな..........。

 
 
img これは最初に手にしたスウォッチです。1997年だったと思います。地元のデパートのスウォッチ売場でその場で選び購入しました。後になって知りましたが、スペシャルモデルで陸上選手のマイケル・ジョンソンの200mの世界新記録を記念してのモデルだったようです。あの人、たしか金色のシューズを履いていたりして派手なのが好きだったからか、このモデルも文字盤の部分が青を基調としたホログラムになっています。ちなみにクロノグラフになっていますが説明書を見ても思う様に使えなかったのですが、思うにクロノグラフの機能が最初っから壊れていた.........気がします。最もそんな機能は一度として使う機会もありませんでしたが。

 とにかく何も知らずに買って使っていたので、ベルトのプラスチックの経年劣化でクラックがかなり入ってしまい、そこから亀裂も出来てしまったので、今では使っていません。パッッケージと共に保管しています。スペシャルモデルをこんなにボロボロにするなんてコレクターが見たら絶句するかも?。 プラスチックではなく長く使えそうな金属製をと思い買ったのが、冒頭のInvaderでした。


 Invaderは大事な時にしか身につけないので、日常使う、使い潰せる時計が1つ欲しいのですが、そういう選び方もまた難しいものですね。好みのものを選ぼうとするからまた愛着が沸いて、予備のもう1本、なんてことになっちゃいそうだし。 Invaderは、海外だとまだ手に入るところがあるので、いつかまたストックとして買うかも。Invaderはいくつあっても良いです。w


 
 スウォッチを買うなら「パークスギャラリー」で決まり!!! 対応もとても良く信頼出来るお店です。

パークスギャラリー


(2007/7/25)
 

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2009年05月18日(月曜日)

 5月の今は、バラとクレマチスで賑わっています。それらの写真は後日載せるとして、今回は3月から4月にかけて咲いた花の写真を載せる事にします。

<カンアオイ デラバイ>

去年購入したものの花を拝む事が出来なかったカンアオイ。しかししかし!、今年は無事咲いてくれました。嬉しいです。右の写真の方が咲き始め。デラバイはカンアオイの中でも巨大輪の花を咲かせる品種と聞いたので、期待していたのですが、最初の方の花はわりと小さかったです。左の写真は5月に撮影したものです。新しい葉が出始めています。こちらの方は花径も大きく、また色合いも若干、緑色と紫色が出ている感じです。調べたところ、このデラバイは中国原産なのですが、日本に入ってくる度に微妙に花の形や色合いが異なっているみたいです。中心が薄紫色、花弁がうぐいす色、花弁の縁がわずかに白色....になっているデラバイの写真をネットで見つけたのですが、ああいう感じの方が好みかも.....。載せた写真もわりとそんな感じになっているかな。ともかく2年目にしてけっこう花が付いたので、この調子で株を大きく育てて、貫禄のあるカンアオイにするぞ!(`・ω・´) シャキーン

<ガーデンシクラメン>

昔から出回っているシクラメンとは違い、小さい品種で、寒さにも強く屋外で育てられる、近年流行りのガーデンシクラメン。解像度にもよりますが、画像の大きさよりもずっと小さいです。写っている鉢は、2号(6cm)か2.5号(7cm)くらいです。ピンクや赤色も良いですが、清楚で雪の様に白いのが気に入ってしまい買ってしまいました。鼻を近づけるとわずかに甘い香りがします。シクラメンを育てるにあたりもっとも気を使うのが夏越し。寒さには強いですが、高温多湿には弱く枯らしてしまいがちです。夏は風通しが良く日陰の場所で、水やりにも気をつけつつ乗り越えたいです。無事夏越ししたらさらに大きくなった株にたくさんの花をつける姿が............。これも頑張るぞ。

<アネモネ>

去年購入したアネモネ。花後に球根を彫り上げ保管しておいたものを、再び冬に植え付けました。アネモネは冬から春にかけて咲き続ける植物で、本当は植え付けは秋頃にするのですが、遅くなってしまいました。赤色のもあったのですが、そちらは.......どうやら芽を出してくれなかったようです。彫り上げた球根は思いのほか小さくこれで本当に芽を出すのかと思うくらいでしたので、仕方ないのかも。

<ヒヤシンス>

これも去年購入したもの。去年はガラスの器で水耕栽培で育てた後に鉢に植え、球根を太らせた後に彫り上げて保管していました。今年は水耕栽培はせずに直に鉢植え。或る植物の育て方サイトには水耕栽培した場合、翌年は花が咲かないと書かれていましたが、無事咲いてくれました。ただし花数は少なめだったかもしれません。しかし今年は脇芽も出て来て、球根も大きく成長しているようです。

<オステオスペルマム>

これも去年購入したもの。ホームセンターで198円で買ったものが、今年はこんなに育って花が大爆発。ホームセンターに売られていた品種だから原種にちかいものなのかも。品種改良されたものの中には、見た目重視で改良されたものも多く、その結果弱い性質になりやすいと聞きます。以前枯らしてしまったものは新品種でした。枯らしてしまった教訓を活かし、今回のは花後に剪定しないでシーズンを過ごさせました。はっきりとは分かりませんが、以前枯らしてしまったものは花後にこまめに剪定をしたらそれから弱りだして枯れた記憶があります。南アフリカ原産らしいので乾燥が好きで高温にも強いのかと思い、真夏も一日中陽の当たる場所に置いておきましたが.......どれがいけなかったのでしょうか。根詰まりを起こしていたので、暑い夏場、水分を補給出来ずに枯れたのかもしれません。
 今回のは枯らしてしまったものとは性質も異なると思いますので、なんとも言えないのですが、とりあえず育て方は上手く行っているみたいですね。

 ちなみにこれ、剪定せずに伸ばし放しにしていたら、直立せずにぐにゃりと半ばつるのように伸びていきました。支柱でささえないとダメでした。病害虫にも罹らず、今回のは意外にラクです。勝手に脇芽もにょきわさ茂るし。意外にお勧めかもしれません。

 
<ユキモチソウ>

今年も無事咲きました。以前よりも茎が太くなりました。株を大きく育てて雌株にするぞ! ペアで受粉させるために今年新たに球根を購入しました。ユキモチソウは株の小さい頃は雄株、大きく育ったものが雌株になるという性質があるそうです。分球しないので増やすには受粉し結実させ、実生で育てる必要があります。頑張って増やすぞ!!

<ウラシマソウ>

今年、花らしいものが出てきました。去年は葉っぱだけで萎れてしまったので、枯らしてしまったのかと心配でしたが、まだ株が小さかったせいなのでしょう。今年はようやく花をつけてくれましたが、浦島太郎が持つ竿のような長い付属体が確認出来ませんでした。まだ株が小さいのかも。ユキモチソウと同じテンナンショウの仲間ですが、ウラシマソウは分球可能で、写真にも写っていますが、ちっちゃい葉っぱがにょきっと出ています。来年は竿を出させるぞ!!!


 以上です。
去年咲いてくれなかったカンアオイとウラシマソウが今年は一応咲いてくれたので、それがなによりも嬉しいです。去年咲かなかったものは他にタチアオイがあるのですが、今年は咲きそうな気配です。

 次回はミニバラとクレマチスの写真を載せたいと思います。

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2009年05月21日(木曜日)

 書こうかどうか今まで躊躇していたのですが、せっかくなのでやっぱり書いておきます。大したネタではありませんが、昔、ギター仲間の人から聞いた話です。

 ランディが亡くなった後に当然、お墓が作られたわけですが、一部の熱狂的なファンがこぞって墓石を削り持ち去ってしまった.....というらしいのです。その結果、ほとんど形跡の無い無惨な状態にまで削られてしまったらしく、それで今の柵付きの立派なお墓が、改めて新しく作られた、という様なのです。

 ネットで検索してもそれらしい情報が見つからないので、気になっています。その話を知っていたのはひとりだけではなかったので、事実でなかったにしてもそれらしい噂は当時あったのではないかとは思っているのですが............。誰かご存知の方、います?

 尊敬する人のお墓参りをすることはよくあることですよね。ランディに関して言えば、毎年わざわざカリフォルニアまでお墓参りする日本人は少なくないようですし。(命日にはちょっとしたイベントみたいになっているようですが。フジの特番にもその様子が映っていますね。)

 
 
 話は変わりますが、2chのランディスレで、82年の1/22のブートが好きっていう人がいて、ちょっと嬉しいです。(^∀^)  けっこう自分の好みとかセンスって人と比べてズレてる事が多いので、ほっとしました。w  

 ちなみに以前その話題を書いた時に書き忘れてしまったものについても追加。
 「Tribute」トラック8の5:57〜6:13までにクラシカルでメロディックなフレーズがありますが、1/22のギターソロには入っていませんよね? 他にも異なる箇所がいくつもありますが、とりわけこの部分は好きなので、それが入っていないのが惜しいです。最後のハンマリング+プリング〜タッピングによるブロークンコードも1/22のはちょっと端折られていますし。あのインストが導入されたことによって、ランディのギターのみの部分が若干短めになっているのも残念と言えば残念です。どちらも演奏されたのが例のサイトにあったような気もしますが、えっといくつかありますが例えば..........1/31のだったかな.....そこの部分だけギターのディレイ音が大き過ぎて少し違和感があるんですよね......。でも聴き返してみるとこれも素敵ですね! 「Tribute」では聞けないクラシカルなフレーズがちょこっとおまけで入っているし。

 それらの部分を聞くと、やはりイングヴェイやシェンカーやリッチーなどとは異なる、ランディ独特のクラシックがあることに気付きます。ランディのクラシックの要素は、インギーのバロック期よりももっとあとの、モーツァルトなどの時代のような気がしますがどうでしょうか。ディミニッシュを使ってもインギーのようには絶対なっていないですよね。マイナーな曲調ではベートーヴェンっぽい悲愴感もあるし。本当.......インギーと一緒くたにされると嫌かも。
(断っておきますが良し悪しのことを言っているのではありません。インギーももちろん素晴らしいのです。)

....って断り書きしておかないと、「一部の」ギター(あとインギー)廚がすぐ突っ込むからいやです。「ランディはインギーのパクリ」とかぬかしてた廚の書き込みもネットで見た事あったなあ。どうやったらランディがパクれるんだよ....ランディはインギーより先に登場して亡くなったのに..........ってもしかして釣られてる?(゚∀゚;)ヤダナー  かなり本気ぽかったけど......。


 うぅ、やっぱりどうでもよいチラシの裏日記でした。

(2007/07/03)

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2009年05月29日(金曜日)

 こないだVを買ったというのに、とあるギターが欲しくなってしまって悩んでいます。

 
 ひとつは、「SQUIER BULLET SPECIAL」。ずっと前にブログでちらっと話に触れたことがありますが、ふと思い出して欲しくなってしまいました。すでに生産終了しているので新品の入手は無理だと思っていたのですが、1つだけ新品を売っているお店を見つけました。でもサイトが頻繁に更新されているかどうか怪しい雰囲気だったので、もしかしたらすでに在庫切れかもしれません。

 このギターは、ストラトタイプなのにトレモロ無しで、しかも1ハムのみ、コントロールはトーンもない1ボリューム、というシンプルすぎるスペックです。80年代は1ハムギターがエディ(ヴァンヘイレン)の影響で流行っていたそうですが、最近ではあまり見かけません。以前は1ハムギターなんてあまりにもシンプルすぎて貧相なイメージがあったのですが、見かけなくなった物珍しさもあるのですが、何となく1ハムのみのストラトシェイプに惹かれるようになりました。本当はこれにロック式のトレモロも付いていたらなお良かったかもしれません。(*B.C.リッチのアサシンシリーズのガンスリンガーというモデル名のギターで、なつかしい1ハム+フロイドローズトレモロのストラトシェイプがありますね。)

 でもこのトレモロ無しは無しでも惹かれるものがあります。ジェイク・E・リーが使っていたストラトに雰囲気が似ているからです。この話のくだりは以前にも書きましたが、舟形ジャックの有無、カラーリングが同じ青系でもちょっと違うくらいで、見た目はかなり似ている様に見えます。もっともジェイクのそれはトレモロは付いているのですが、アームは使わないのでボディにベタ付けでアームバーも外されて使われていたので、見た目がトレモロレスと変わりません。

 というわけで、値段も安いし、1ハムで1ボリュームなら配線もシンプルそのものだし、改造するにはもってこいかなとも思って、また欲しくなってしまった次第です。


 もうひとつは、サーフグリーン+メイプル指板のストラトタイプのギター。これも以前紹介しました。この仕様のストラトもまた憧れています。持っているギターのすべての指板が実はローズウッドで、メイプルのも欲しいと思っていましたし、ストラトのメイプル指板で欲しいボディカラーは、やっぱりサーフグリーンなんです。ダフネブルーとか定番のサンバーストも良いなあと思うのですが、サーフグリーンがあるならやっぱりそれが欲しくなってしまって。個人的にはメイプル指板に対するボディ色はブラックを除けば、パステルカラーというか薄い色が好みかもしれません。


 あぁぁ、どちらもストラトタイプ。スタイルの異なるギターなら優先順位を付けられそうなのですが、これは無理かも。
 悪魔の囁きが聞こえてくる...........。「二者択一で迷ったときは両方とも選べ。両方とも買え!!! (゚∀゚)イヤッッホォォォオオォオウ!」

............まあどちらも1万ちょっとだから両方買っても良いのですが、置き場所に困りそうで......躊躇します。狭い部屋にすでに6本ギターがあるし、他にも本、CD、機材、パソコン、衣服、植物でいっぱいなんです............。幸い大きな本棚やラックなどうまく収納してなんとか体裁を保っていますが、安易にモノを増やすと、汚部屋になりそうな気がしてこわいです.....。


 でも..........こないだ5本横に並べて掛けられるギタースタンド注文したんだっけ。1ヶ月待ちでまだ届きませんが、あれなら今まで1本1本スタンドに掛けていた無駄なスペースが無くなるし部屋もすっきりするはず。


ということで悪魔に従う気?www
しかしいつまでもぐずっていると、いつのまにか購入意欲が薄れてくるということもあるので、どうなることやら。

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2009年05月30日(土曜日)

 最近になって、ようやくジョギングに慣れてきました。

 去年末にジョギングを始めようと意気込んだものの、ちょっと走っただけで膝が痛くなってしまい、いきなり失速。しばらくはウォーキングで足を鍛えることにしました。そのウォーキングも初春は花粉飛散時期なので、無用な外出はしたくなく、あまりしていませんでした。4月あたりから徐々に歩く様になりました。

 
 今月に入り、ウォーキングに少しずつジョギングを取り入れる様にしてみました。4、500m走っては歩いてまた走って....それの繰り返し。徐々に走る距離を増やしていきました。少し前から1km連続でも走れる様になりました。だいたい運動に1時間費やし、ウォーキング+ジョギングの走行距離は合計で6kmか7kmくらいだと思います。そのうちジョギングが3、4kmくらい..........かなあ。コースにしている土手上ではほとんど走れる様になりました。今ではウォーキングはジョギングの間、休み、という感じです。

............って、物凄くレベルの低い話で、恥ずかしくなってしまいます。日頃プールで泳いでいるからそれなりに体は鍛えられてると思い込んでいたようです。ともかく週2回の水泳+やはり週2回のジョギングを習慣づけたいと思っています。ジョギングに慣れて来たら、水泳の方もスピードアップ出来て、良い相乗効果です。ますます励みたくなります。が、急いでペースを上げることには気をつけるように心がけています。せっかくの健康のためなのに怪我などで体を痛めてしまっては本末転倒です。とにかく長く続けていきたいと思っています。


 今の時期は陽が落ちるのが遅いので、夕方6時頃でも、灯り1つない土手でも走れますが、冬はそうはいきませんよね......。2月に一度、夜8時ごろ試しに土手を歩いてみたのですが、歩く/走ることに関しては特に問題はないように思えました。確かに土手には照明はありませんが、土手沿いの住宅の照明などで真っ暗というわけでもありません。ライトを携帯して歩けば問題ないと思います。しかし不審者がいるかもしれないし危険だからと家族には反対されました。そう言われれば止めるしかありません。ただその時歩いてみた限りでは、誰一人とも会いませんでしたし人がいる気配も感じられませんでした。治安の悪い町でもないしたぶん大丈夫なのだろうと思います。でも万が一のことを考えて、陽の落ちた土手を通るのはやめにしました。

 そうなると、冬の間は灯りのある道を選ぶことになりますが、灯りのある道に限って車の交通量が多くなってしまう問題があります。ガードレールで歩道と車道が分かれているところなら、まあ安心できますが、排気ガズがね...........。せっかく健康のために運動しているのに汚れた空気を吸うというのも.........。なので冬はコース選びに悩みます。どこか夜間も照明の付いている運動場でもあればよいのですが、あいにくありません。都市部だとそういうのありそうですよね???

 でもうちの町はそれでも恵まれているほうだと、最近実感しています。ちょっと歩いただけで土手があるし、町が2つの川の合流地点なので、土手も「く」の字に町を囲む様に折れ曲がっているので便利ですし、やはり近くに室内プールがあります。


 話が少しそれましたが、最近はそんな感じなので、運動した日は、シャワーを浴びてご飯を食べた後、妙に眠くなってしまいます。パソコン使っててもネットをぼーっと眺めているだけで、キーボードを打つ気さえ無くなる感じです。w ブログが滞りがちなのはそのせいです。ごめんなさい。まだ慣れていないのかな。寝付きが良くなったのは良いですが。寝る直前までコーヒー飲みつつパソコンを使っていると寝付きが悪くなるのは当たり前か。それでも寝られるのだから運動の疲労はすごい睡魔だ。


 無理せず焦らず続けていこうと思います。

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