Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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2009年08月03日(月曜日)

 前回の話に少し関係します。

 最近、貯まりに貯まった資料の整理に少し時間を取られています。特にパソコン内の資料。

 内容別だと.......CG、Webデザイン方面、音楽関連、ニュース/時事、ファイル形式別だと........画像(jpgなど)、Flash(swf)、mp3、midi、テキスト、Webアーカイブ、メール等々..............。


 もちろんこれらのファイルは1つのフォルダにまとめられている訳はなく、様々なフォルダに分けています。フォルダ以前に2つのHDDをそれぞれ2つのパーティションに分け、それぞれ起動OS/アプリ、音楽、CG、CDからのmp3/その他ファイル.........のように大まかに分けてから、さらにそれぞれフォルダを作り保管しています。これは以前スクリーンショットを載せた際に書きました。

 
 そこからさらに具体的に説明すると、たとえばCGのパーティションには、それぞれ使用するCGソフトごとの作成ファイルを格納するフォルダを置いています。ただし、CG制作の場合、複数のソフトを行き来しながら作ることも多いので、その場合はプロジェクト別のフォルダを作りまとめて入れています。また制作ファイル以外に、制作の際に特に必要としネットから収集した画像、または市販の素材集の画像を素材フォルダにそれぞれ内容別のフォルダを作り保管しています。

 システム/ソフト関係のパーティションには、OSがインストールされたデフォルトの状態を元に、追加インストールしたソフトなどを入れています。追加インストールするソフトの保存先は、「アプリケーション」フォルダに入れるのが普通かもしれませんが、自分の場合そこには入れません。パーティション内の一番浅い階層にソフト別のフォルダを作りそこにソフト(アプリケーション)を入れています。

 それらは使用頻度が高く重要なソフトばかりで、ソフトによってはプラグインや様々な使用ファイル/フォルダを含むので、なるべく浅い階層に置いておきたいというのと、OSインストール時にインストールされた付属のソフトなどとは別に区別しておきたい、というねらいもあります。

 なので、フリーソフトや使用頻度の低いソフトはまた別のフォルダを作り、そこにまとめて入れておきます。


 ネット関係では、Webページだと気になる記事、WebデザインなどのページをWebアーカイブ保存しています。メールは、個人的、ネットショッピング、アカウント、メルマガなどそれぞれフォルダを作り、受信して読み終えたものはだいたいすぐに該当フォルダへ振り分けています。最初から振り分けたりはしません。

 
 
 最近、記事が増えて困っているもののひとつに、2chのスレッドがあります。2ch専用ブラウザで見ているのですが、気になるスレはすぐにブックマーク出来、巡回時に新規の書き込み分を取得してくれるので、便利です。その利便性ゆえに保存したスレが多くてその整理に少し困っています。増えて困っているのはニュース速報関連のスレッドです。

 パソコンのデスクトップ上にYahooウィジェットのYahooトピックスを置いていて、そこに随時表示されるニュースで気になるものがあればそれをクリックしてブラウザに表示される記事を読んだりしています。さらに気になる場合は2chのニュース速報(「+」の方です)にいけば大抵はスレが立っているのでそれをチェックします。テレビのニュースも見ますが、2chのニュース速報板が好きなのは、リアルタイムで不特定多数の意見が大量に見られるから、です。不特定多数といっても2chの場合、たとえば政治思想でも偏りが見られたり、意見の工作も見られたりもします。それでも日々眺めていれば、スレが立って1000レスまでの間に、どんな流れになるかだいたい見当もつきますし、話の流れで扇動的な書き込みなども把握出来ます。大事なのはいかにそこから情報を読み取り、自分なりに咀嚼して情報を消化するかということだと思います。
 
 もちろん1000レス全部なんて読みません。たまにくだらないネタで楽しんだりすることもありますが、素早くスクロールして気になる書き込みを読んではスクロールしていきます。使っている専ブラでは、レスする番号が書かれていた場合、自動的にリンクが貼られポインタを当てると、そのレス番号の書き込み内容が吹き出し状に表示されるので、非常に便利です。
 
 
 
 ..................ここまで書いてきて、冒頭の「困ったこと」についてほとんど触れていないことに気がつきました。とにかくファイル数が増えまくって困っています。あぁ、これだけ書けばこの記事は終わりじゃないか。www 無駄が多すぎるんだ。

 資料目的でダウンロードする画像なども、ダウンロードする際にこれをダウンロードすべきかどうか、ちょっと迷う時もあるし、疲れてくると判断するのが嫌になり(w、あとでまとめて取捨選択すればいいやと、とにかく片っ端から落とせるものは落としてしまったり.......することもままあります。で、後に画像ビューワで、なんでオレはこんなのを落としたんだとか苦笑しながら捨てたり、ラベル付けをして、重要度のチェックをします。

 2chの保存したスレは、その後見返すことがないものがけっこうあったり.....します。1000レス近くついたスレは読み返すのもつまみ読みでも時間をとるし、注目度の高く1000レスを超えて次のスレが立ち、話題が続くスレのような場合、場合によっては次スレも保存したりしますが、こうなると後に読み返すことは実際のところほとんどなかったりします。

 しかしちょっと読み返したりした時に、気になる書き込みもあったりするのも事実で、「保存しなかったら後で損をするかも」という強迫概念のようなものに取り付かれそうです。w 情報過多の現代では、情報の取捨選択が重要な気がします。.........たぶん自分の場合、ファイルの整理というよりも情報の取捨選択の質を問うべきなのかもしれません。しかしこれがなかなか難しい。何が重要かどうか他人には知る由もないし。

..........時には思い切って情報を捨てることも大事なのかもしれません。

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2009年08月10日(月曜日)

 先週木曜の夜、停電が2度ありました。おそらく落雷によるものだと思います。
最近のニュースに、近年雷雲の発生数が少ないとかでそれが地球の温暖化の一因だとか報じられていました。しかし、群馬と言えば「雷と空っ風」。雷は特に群馬では夏の風物詩とも言えるかもしれません。それくらい雷は多いです。それでも群馬の最南部のこの辺りは、上毛三山からも遠いのであの辺りから発生する雷雲は風の影響で西に流れていくし、来る雷雲は隣の市にある御荷鉾(みかぼ)山という小高い山やそれより南西の埼玉県の児玉あたりだと思うので、恵まれているほうです。


 雷の話題は以前にも何度と書いているのでこれといって真新しいネタはないのですが、気をつけていることにパソコンの電源を切る、というのがあります。

 落雷の際に雷サージによって電化製品が壊れるという話があるでしょう? さいわい家の家電が壊れたことはありませんが、群馬ではそれほど珍しくない出来事です。パソコン以外の電化製品のプラグも全部コンセントから引っこ抜けば確実なのでしょうが、さすがにそれは出来ません。とりあえず「壊れて買い直しても済まされない」もの......つまりパソコンだけは真っ先にプラグを抜きます。もちろんシステム終了してからプラグを抜き、本体に繋いでいるLANケーブルも抜いておきます。うちは光ケーブルなので、あれは落雷には強いとか聞いたことがありますが、念のため抜いています。

 本当はサージに強い無停電装置を設置しておくと良いのでしょうが、それでもやはり確実なのはプラグを抜くこと、でしょうね。そのため、雷の音が大きく聞こえてきたら面倒くさがらずに電源を切りプラグを抜きます。「御荷鉾の三束雨」とここ群馬の南部で言われるように、雷雲は短時間で大きく成長し落雷が発生します。この言い伝えは要するに、御荷鉾山の方で雷鳴がしたら、近くで農作業をしていて麦わらを3たば束ねるうちに、もう雷雲がやってきてしまうというくらい移動や成長が速いから気をつけろ、という教訓です。

 なので、鳴ったら危険なのです。来る方向がこちらでなければセーフな場合もありますが、とりあえずプラグを抜きます。仮に落雷の際の雷サージによる損傷でなかったとしても、どこかの変電所や電柱のトランスに落ちてそれによる「ただの」停電でもパソコンの故障の原因になるかもしれないという点からも、「突然の停電を招く」雷は怖いです。普段パソコンは使わない時はスリープ(Winだと「スタンバイ」状態ですね)にしているのですが、今回の停電時は事前にプラグを抜いておいたので平気でした。

 家にいる時ならその時に対処出来ますが、外出時だとそうもいきません。なので、この雷の発生の多い夏の間は、外出時は念のためにプラグを抜いて出かける様にしています。


 パソコンの機械的なことには詳しくないのでわかりませんが、仮にプラグを繋いだ状態でサージが本体に入ってきた場合、ロジックボードがダメになるだけで内蔵HDDがやられなければ、データは消えずに済む訳なのかもしれませんが、それでも今使っているパソコン(Mac)のシステムは大事な環境なので、そう易々と失う訳にはいきません。なのでパソコンの保安には気をつけています。もちろん身の安全に気をつけるのは言うまでもありません。データの主がやられたらどのみちお釈迦だものね。


 そういえば、むかしサイクリングで埼玉県の児玉/寄居へ行った時、雷にあってとても怖かったのを思い出します。児玉や寄居は小高い山のふもとにあって、のどかで景色も良くてよいところです。ですが雷の発生しやすい地域なんですね。当時はそれを知らなかったんです。快晴で良いサイクリング日和だと思っていたらお昼過ぎに、あっという間に暗くなり、やばいと思い急いで帰ろうとしたのですが、その帰りにどしゃぶりの雨とすごい雷に遭いました。雨はまあいいのです。雷がすごい。すぐ背後に雷雲があるような感じで、地響きの様な落雷が連続で鳴るんです。間の悪いことに、周りは民家も無く畑ばかりで、「かなり」身の危険を感じました。幸い帰る方角と雷雲の進路が違っていたので免れましたが、あれは怖かった。

 ちなみにうちの方は何ともなくてカラッと晴れてて、ひとり全身ずぶ濡れ状態で自転車をこいでいました。(´・ω・`)ショボーン

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2009年08月12日(水曜日)

 今日は久しぶりにカラッとした暑さと晴れ間を見せましたが、この1ヶ月間は、雨か曇りのぐずついた天候でした。それでもその1ヶ月間のはじめの頃は、昼間はギンギンに晴れて夕方から夜間に掛けて雨が降ると言う具合で、庭木や植物に水をやらなくて助かるなあなんて言っていられたのです。

 ところが、ずーっと湿度のある蒸し蒸しした天候に加えて雨がよく振るものだから、庭木はともかく鉢ものの水遣りのコントロールが難しくて、自分のはともかく親のがいくつか枯れてしまいました。(たぶん根腐れ)  自分の場合、そういう根腐れが怖くて、鉢植えに使う土はだいぶ排水性の良い配合にしてしまいます。根腐れには強いですが、暑い夏ではすぐに水が足りなくなり、だら〜んとしがちです。w  1日2回水遣りしてます。これがけっこう疲れる。これだけで汗びっしょり。


 この程度なら苦笑いで済む話ですね。西日本を襲った激しい豪雨、そういう災害が起こるまで梅雨はあけない、なんて言われたりもしますが、本当に胸が痛みます。幸いこちらでは特に災害は起こりませんでしたが、連日、大雨警報が発令されたりしました。前回触れた停電もそんな中での出来事でした。

うちの町は2つの川の合流地点だということは今までにも何度か書きましたが、今でこそダムや土手などの整備がされているから洪水はまず起こりませんが、そのむかしは度々川が氾濫し多くの人が犠牲になったらしいです。戦後直後の台風襲来でも被害が出たらしいですが、多くの被害が出たのは明治末のことらしく、土手のふもとに1つの大木とその脇にひっそりと供養費が建てられています。.......しかし、町の多くの人は知らないかもしれません。今でも献花が絶えないから全くというわけではないのでしょうが......。かくいう自分も知ったのは土手をウォーキンング/ジョギングするようになったつい最近のことです。子供の頃は土手にもよく来ていましたから、何か石碑みたいなものがあることは知っていましたが、土手を下りないと分からないし何のことであるかは分かりませんでした。


 もう片方の川の向こう側....つまり埼玉県側になりますが、毘沙吐(びさど/びしゃど)という村がかつてあり、その後の合併で字名として残っていますが、ここの地域に住んでいた人達は、台風の際の洪水の際に全員避難してそのままいなくなってしまったらしく、字名はあるもののそこには誰も住んでいないということになっています。........実際、地図で見ればわかると思います。............ここは住めないよ.......。ほとんどが土手の向こうの河原なんだもの。


 今こうして平穏な生活が送れるのは治水のお陰なのです。明治になるまで川に橋を架けられなかったくらい、荒れ狂う川に挟まれた土地なのですから。

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2009年08月19日(水曜日)

 新潮文庫の100冊の中に「春琴抄」が選ばれました。..........ただしそれは去年のはなし。去年の今頃にそれをネタにしようと思っていたのですが色々あって今頃になってしまいました。


 新潮文庫で谷崎潤一郎の作品が選ばれるとしたら、過去20年くらいの間ほとんどが「痴人の愛」で「春琴抄」が選ばれたのは2回くらいだったような。.........自分が谷崎の作品が好きなので贔屓する分もあるのですがそれでもこの扱いは酷いと思ってしまいます。

「彼女に踏みにじられたい、そんな欲望が君の心の奥底にもひそんでいるはずだ!」(2009年新潮文庫の100冊における「痴人の愛」のキャッチコピー)
「妖しい心を呼びさますアブナい愛の魔術師」(新潮文庫 「文豪ナビ 谷崎潤一郎」)

...............すっかりそういう扱いをされているのにあきれてしまいます。確かに谷崎作品にはマゾヒズムの内容もあることは確かですが、「単に」それだけではないでしょう?  私的な意見を言わせてもらえば、マゾとかどうとかではなく、ファムファタルな女が登場し、男の主人公がファムファタルにどう対峙するかどうかの話で、その結果多くの場合、マゾな態度になるだけのはなし.......という気がします。ファムファタルに出くわしたが最後、男は骸になる他ないのです。ギュスターヴ・モローの小説版という感じといっても差し支えないとも思えます。つまり、ファムファタルの絵を描かせるなら右に出るものがいないモローなら、ファムファタルの話を書かせるなら右に出るものがいない、それが谷崎潤一郎なのだと個人的には思います。

 
 加えて「細雪」や「陰影礼賛」のように、日本の美を書き上げたものもあることを強調したいのです。精緻な文章で綴ってゆく日本の美、これらは「細雪」だけに限らず他の多くの作品にも背景としてよく溶け込んでいます。また、「日本の美」という範疇に「(日本)女性の美」「官能美」というものも含まれているということが、谷崎の作品の表紙絵も手掛けた加山又造の、日本画による女性のヌードの屏風絵.......あれに通じるものがあるようにも思えます。

 
 単にマゾヒズムだけの話だとしよう、それならポルノ小説じゃないか、そういう扱いをしている様にしか思えない、新潮文庫の売り込みが嫌いです。

 それと......噂レベルのネタですが、新潮文庫が「春琴抄」を選びたくないのは、本の値段が安いからだとか。.........それなら「細雪」にすればいいのに。(新潮文庫の「細雪」は上中下巻の構成になっています) というか「刺青」「春琴抄」「細雪」はもれなく100冊リストに入れてもらいたいです。

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2009年08月23日(日曜日)

 前々から気になっていたゲームを先週あたりからプレイし始めました。巷ではドラクエ9をプレイしている人が多いのでしょうが、同じドラゴンの名が付いても自分のは違います。「ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー」、1987年の作品。もう20年も前のゲームですね。

 先日、祖母の家のテレビを買い替えたのですが、テレビ台の中にファミコンと共に当時持っていたカセットが置きっぱなしになっていたのを見つけそれを持ち帰り、当時ある場面から行き詰まりクリア出来ないままだったのを、攻略サイトを参考にプレイし始めました。

 
 所有するカセットの中で未クリアのものも他にもちょっとあるのですが、その中でもなぜドラスレIVを再びプレイしたかったかというと、いくつか理由があります。

 まずBGMをまた聴いてみたくなったということ。このゲームの音楽を手掛けたのは、あの古代祐三さん。当時から優れた楽曲を作り出してきた人です。当時のゲームミュージックというと「いかにも」なゲーム風のものやコミカルな曲調が多かった中で、このゲームではそれらのアクが無い、爽快な印象を強く受けたのをよく覚えています。メジャー/マイナーの調を問わずスカッと爽快でカッコいい曲ばかりで壮快にプレイ出来ること請け合いです。ただ未クリアなので、ボスやエンディグに使われているであろう曲を今だ耳にしていないことが未練なのでした。

 もうひとつ、当時の思い出に浸るということ。ちょうど買ったのが夏だったと思うのですが、夏休みの間、特に予定がない日の場合、午前中に宿題をやってお昼過ぎに学校のプールで泳ぎ、帰ってきてからクーラーの効いた部屋でジュースやアイスを飲み食いしながらプレイしていたことをよく覚えています。.........クーラーの効いた涼しい中で飲み食いしながらゲームをするっていうのが、ちょっとした贅沢という感じで、楽しい夏休みでした。そんなわけでちょうどお盆に入るころだったので良い機会だと思い、プレイしてみました。


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 子供の頃はドラゴンというモンスターにとても魅力を感じ、落書き帳に自作のテーブルトークRPGを描いて作っていたのですが、ドラゴンを描くのは実に楽しいものでした。ドラクエの名前も耳にしていたと思うのですが、ゲームタイトルの名前の響きの良さや、特徴の異なる家族の各々でクラウン(王冠)を集めてドラゴンスレイヤーという剣を見つけドラゴンを倒すという筋書き、それを想像させるパッケージイラストを見て、購入動機に至ったのだと思います。

 買ってプレイし始めしばらくは順調に進められました。従姉がどこかの攻略本に載っていた、ゲーム内全体のマップのキャプチャしたものをくれて、おおよその進み方みたいなのがわかったのですが、ある面で先に進めなくなってしまったのでした。ゲーム内の話になりますが、岩(ブロック)を動かして先に進む様な場面がいくつかあって、その中でも「はしごが岩の隣にある場合、その岩がどうしても動かせない」のです。動かそうとAボタンを押すとはしごを上ってしまい岩を動かせないのです。それ以外の面はなんとか進めて、クラウンを取れたのですが.........すべてのクラウンを取らないとドラゴンスレイヤーを取ることも出来ないので..........結局クリア出来ないままでした。

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 余談ですが、実はドラクエ9を買おうかとちょっと揺らぎました。DSも持っていなのでハードとセットで買うことになるわけですが、調べてみるとハード自体も携帯ハードなのに値段が高めだし、ドラクエ9のためだけに買うのも気が引ける....と何か有益なソフトでもあればと思ったら、楽器メーカーのコルグからアナログシンセ音源+シーケンサーというソフトが出ていてそれを買う為の大義名分にしようかと思ったのです。しかし、そのシーケンス機能があまりにも簡素であることを知り、ドラクエ自体も評判が賛否両論で、ある登場キャラの言葉遣いが自分にはダメっぽいし、結局買うのはやめました。発売が延期される前から買うといっていたうちの弟は当然買ったようで、巷ではあれこれ言われているけど良い作品だとか先日話していました。そうなのかなあ。
 ............ヤマハ辺りがDSソフトで優れたシーケンサーを出してくれればなあ........DSを買うのだけど。優れた携帯型シーケンサーを過去に出してきたヤマハならやってくれると願っているのですがっ!!!

 
 
ドラゴンスレイヤー� ドラスレファミリー - gooゲーム
パソコンでも遊べるなんて!

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2009年08月27日(木曜日)

 植物の写真はひさしぶりになりますね。.......正直言うと写真の掲載が滞るのは、いちいちカメラを手にして写真を撮って、それをパソコンへ取り込み掲載したい写真を選び、選んだものをレタッチソフトでリサイズ等し、ブログへアップする一連の作業が面倒くさいからです。(不精でごめんなさい) この暑い夏の時期は水遣りだけでも大変だし、自分が観賞できればそれでもいいや、という気にもなってしまいます。...........あとはやっぱりキレイに花が咲いていないと載せるわけにもいかないという理由もあります。

 ともかく6月辺りからの植物の写真を載せます。

<タチアオイ(アルセア)>

「アルセア:ニグラ」という品種のようです。まさしく漆色のような「漆黒」のタチアオイです。以前にお伝えした様に、去年の春先に苗を2株購入したのですが、どちらも葉をだし株は大きくなったものの去年は咲かず、今年の春先に1つの株を(たぶん)根腐れさせて枯らしてしまい、残った1株を大事に育てていました。去年は見られなかった「空へそびえるような茎」が今年は見られたので、開花を期待していました。

 思った以上に花を咲かせ、大満足です。8号くらいの深鉢で育てているのですが、背丈が180cm近くあります。地植えにするともっと伸びるそうですね。5月の下旬から7月いっぱいまで咲いていました。こんなにいらないと思う程実り、それでも一応収穫しました。咲き終わり種が実りはじめた後、地際から新しい葉をにょきわさと茂らしています。今年も去年同様ハマキムシにやられていますが、去年ほどではないようです。来年も咲かせられるかなあ。


<カラー:左から「ピカソ」「ブラックスター」「モーツァルト」>

去年買ったブラックスター以外どれも咲かなかったカラー。今年は一応咲いてくれました。買った年に咲いた「モーツァルト」の花色が見本と違いクレームをつけたものでしたが、やはり色が違います。本来ならオレンジ色のはずなのです。.......でもこのアプリコット色というか淡い桃色でもそれなりに気に入っています。「ピカソ」は花が若干小さめでしたが、(写真は開花から数日後だったので色が褪せていますが)きちんと紫色と白色の花が咲きました。

 やはり(ブラックスター以外の株が)去年咲かなかったのはその前の年、つまり一昨年に軟腐病にかかり無事残った球根がどれも小さめだったせいなのではないかと思います。...........それでも花付きがよくありません。ネットで育て方を調べたりしているのですが、どうも畑地性のカラーは毎年咲かせるのが難しいみたいです。今年も軟腐病には罹っていないし、球根を太らせることができると思うので、来年も咲かせられる様に育てたいです。

 ちなみにネットで調べた育て方に、春先に球根を植え付ける際、軟腐病を防ぐ為に「ベンレート」などの殺菌剤を球根に付けるとよい、とありました。「薬剤の粉末をまぶす」ということなのですが、今年は少し頭を使って施しました。ベンレートの粉末を何かのトレイにひろげ、使い古した歯ブラシを水で濡らし、それに粉末を付け、球根にまぶすように塗っていく、という方法です。こうすると割と均等に塗れます。


<スイレン:温帯(左)、熱帯(右)>

今年も無事咲きました。熱帯スイレンの屋外での冬越しはこれで2回目。慣れてきて余裕がありました。去年さんざん写真を撮ったので今年は記録程度にとどめています。w そろそろ他の品種も欲しいところです。しかし熱帯スイレンの花付きの良さを味わってしまうと、温帯スイレンの魅力を感じなくなってしまいます。まだ育て方が充分ではないのかも。来年も頑張るぞ。(`・ω・´) シャキーン


<グラジオラス:ブルース>

見本の写真を見て淡紫色と白色のグラデーションが美しかったので、初めて買ってみました。7球入っていたのですが、花を咲かせられたのはたった1つ。どれも茎を伸ばしたのですが、蕾を付けたのはそのうち2つでひとつは蕾を虫に喰われてしまい..........。・゚・(ノД`)・゚・ ようやく咲いたと思ったら、急な夕立の突風にやられ見事に茎がポッキリ。そういうわけで花瓶に挿して観賞することにしました。咲かなかった残りの株は別に枯れたわけではないので、来年リベンジですっ!!(`・ω・´) シャキーン


<シコンノボタン>

2つあったうちの古株の方を冬越しに失敗してしまい枯らしてしまい・゚・(ノД`)・゚・、、新しい株のみになってしまいましたが、無事開花。ほとんど1日で散ってしまうのが残念ですが、この深い紫色の花はとても魅力的です。今年は無理しないで屋内で冬越しさせます。


<アサガオ:(左より)「藤娘」「ヘブンリーブルー」「桔梗咲き」>

今年は「桔梗咲き」の他に新たに2品種の種を買い、育ててみました。「藤娘」という品種は種が5粒ほどしか入っていないのに450円ほどする品種で、巨大輪アサガオの品種らしいです。袋には花径25cmという記録が…と記載されてました。........たぶんアサガオのコンテスト用みたいなものなのではないでしょうか。もしくはマニア向けというか。5粒蒔いて発芽したのは2つ。双葉が出た頃は、葉が弱々しく本当に育つのだろうかと思っていましたが、しばらく伸びた後は順調に大きな葉を付け成長していきました。これだけは別格として地植えせずに鉢で育てました。竹棒であんどん仕立てにしたのですが、成長がよく最後はてっぺんでぐるぐる巻き状態になってしまいました。w それでもかなりの高さにしたつもりだったのですが。
咲いた花は確かに大きく存在感があります。記録の25cmには程遠いものですが、それでも10cmはあったと思います。花付きもそこそこ良く、玄関前に飾ってあります。

 「ヘブンリーブルー」は近年人気のある品種。澄んだ大空のような青。成長も良く花付きも良さそうだったので購入。しかしうちの場合、植えた場所が塀と側溝の間の深さ15cmくらいしかない場所だったせいか、蒔いた時期が遅かったせいか、どうもいまひとつという感じです。写真の通り咲いてはいますが、成長が良いせいか塀のうえ辺りばかりで咲いています。生け垣にならない............。ちょっと今年はみすぼらしい風景になっています。一緒に蒔いた「桔梗咲き」も蒔いたのが遅かったせいかこちらもいまひとつで、全体写真は載せられません。w 

 写真に載せた「桔梗咲き」は去年種を収穫し損ねた、こぼれ種が勝手に地面から出てきたものの花です。こちらは成長も良く、葉も花も去年より大きいものでした。ここで得た教訓は、5月ではなくもう少し早めに種をまく、シードトレイで発芽させるのは良いが、間引くこと。
 ちなみに、今年は写真で実際の深い青紫色に撮れました。これが桔梗咲きの青色の花色です。くっきりと白く縁取りされてそれがまた良いアクセントになって一層青色を目立たせています。個人的にこの桔梗咲きは思い入れがあります。


<番外:カエル>

庭先で様々な昆虫に出くわすのですが、動きも速いのでカメラを取りに戻ってきたところで撮れる訳がありません。このカエルはじっとしていたので(w、カメラに収めることが出来ました。ちょうどクレマチスの葉っぱの上に「佇んでいました」。

 このカエルの他に見かけた昆虫は..........去年とほぼ同じですが、アゲハ、クロアゲハ、ツマグロヒョウモン、カナブン、シオカラトンボ、カマキリ、バッタ、トカゲ、アシナガバチ.......など。今年はミツバチが激減したとニュースなどで騒がれましたが、確かに今年は見かけませんでした。いつもならぶんぶんと羽音を響かせて花に群がっているのですが。

 それと写真は撮れませんでしたが、スイレン鉢に「ヤゴ」がいるのを春先に確認して以来、保護していました。当初はヤゴの生態を知らず、脱皮するのを知らずぶかりと水面に浮かんでいるのを見て、殺してしまったと悔やんだりしました。w どうやら3匹くらいいたようで、トンボにかえるのには水面に上がる必要があるらしく竹棒を鉢底に刺しておきました。いつのまにか水中から見かけなくなったと思った7月初め、鉢の近くに2匹程トンボが飛び交っていたのですが、かえったトンボだったのでしょうか。だとしたら一応任務は果たせたことになるのですが............。ヤゴがいるせいで今年はスイレン鉢の中を洗うことも出来ず、水質が汚れやすく管理が大変でした。無事かえってこれで洗えるとおもいきや、なんだかまた水中に、小さなヤゴみたいな生物が這っていました。((((゚д゚)))))

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2009年08月30日(日曜日)

「 PLAYTECH ( プレイテック ) >ST250 SONIC BLUE 【サウンドハウス】 」を購入しました。
ストラトの激安コピーモデルで(価格5980円!!)、


 まずはレビューだけとりあえず簡単に書いておきます。
・(後述しますが)好みのサーフグリーン色のストラトで大満足。
・カラーはとても良く、ネットでの画像と全く同じ質感。塗装自体もムラも無く問題なし。
・フレットのエッジの処理がすごくキレイな仕上がり。以前買ったプレテクFVのそれよりも良い。
・ナットの難点を挙げるレビューも多いが、個人的には難ありとは思わない。弦のびびりもないし溝切りも(適切という意味で)適当だと思われる。
・ネックの反り無し。ボディへの組み込みも隙間無し。良好。
・電気系統の不良/取り付け等の不備はなし。
・サウンドもリアではいわゆるジャリパキなトーン、フロントは甘く予想以上の太い音色で驚いた。ストラトらしいトーンは基本的に出ていると思う。
・トレモロブリッジの精度がこれも意外に良い。ナットの溝切りとあわせてナットソースの塗布、シンクロトレモロのフローティング状態にし適切なネジ止めをすれば、驚く程チューニングは安定する。アーミングもいける。

気になった点
・ペグのチューニングポストとペグブッシュが干渉して、ある部分に回すと異常にトルクがきつくなる。2つのペグに症状。
・ボディーの加工のつめが甘い。光りにかざして見ると、ボディーのくびれ部分、ホーン部分などのいわゆる丸みや曲線のある箇所での微妙な凸凹がみられる。(打痕ではない) しかし神経質になるほどの程度ではない。
・(ボディ裏面)トレモロスプリング部分のキャビティのザグリ具合が酷い。ピックアップのザグリからアースを通すためだけの穴なのに、亀裂の様な大きな穴が開けられていて、キャビディの側面にも亀裂がある。
・フレットに傷、指板に打痕、それぞれ1カ所あり。フレットはいずれすり減りで消える程度の傷。指板のへこみもたいしたものではない。


 少なくとも自分にはこれでも充分なレベルであり、大変気に入っている。推測だがマイナーチェンジしてST250のクオリティが上がったのではないか。サウンドもシングルコイルなのでもっと薄っぺらくスカスカなトーンだと思い込んでいたが、全くの見当違いだった。これで5980円というのが信じられない。次買うテレキャスもプレイテックにすると思う。

 
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 購入までのいきさつを書くと長くなるのですが、せっかくなので書きます。

 そもそも、「低価格、ストラト、メイプル指板、サーフグリーン」...という仕様のギターが欲しく、当初は「SELDER ST18M オアシス」に決めていました。これは以前にも話し、リンクも貼りました。ところがしばらく検討していくうちに、ふとジェイク・E・リーが使用していた、「ライトブルー色のストラトタイプ 1ハム1ボリューム 黒ピックガード 」というギターを、ジェイクが弾いている写真を見ているうちに欲しくなってしまい、当初の希望する仕様が、「低価格、ストラト、1ハム、メイプル指板、黒ピックガード、ライトブルー/ソニックブルー/サーフグリーンのいずれかの色」という風になりました。

 当然、全てを兼ね備えたギターは売られていません。80年代だったら、流行った1ピックアップ+トレモロ仕様は見かけたことでしょうが、現在では珍しい部類だと思います。このくだりも以前同じ様に話しましたね。2009/8月現在では、フェンジャパ、B.C.リッチから1ハム仕様のギターが売られています。ただ、それらのギターは値段もそこそこですし何よりボディフィニッシュがソニックブルーやサーフグリーンではありません。

 そんななか、これも以前に触れた、スクワイアの「1ハム仕様、黒ピックガード、アイスブルーメタリック、ハードテイル ストラト」のデッドストック品らしきものがネットショップであるのを見つけ、「いかにもジェイク仕様だ、でもハードテイルだけど裏通しじゃない」とか迷いつつようやく購入決心をした時には売り切れてた、という結末。これで考えた結果、自分でカスタマイズする必要があり、自分にも出来そうなカスタマイズが、1ハム、1ボリューム辺りなので・゚・(ノД`)・゚・、ボディ色は最初から望む色でなくてはいけない、ということでした。黒ピックガードは穴無しでストラトタイプの形のものが売られているので、それに1ハム部分を空ければ出来ます。

 
 ということはごく普通の低価格のストラトタイプで、それらしいボディフィニッシュならOKということになるのですが、ここからがまた悩むのでした。黒ピックガードに似合う色は、サーフグリーンよりもソニックブルーかな....とまた迷い、PlaytechのST250 SBL の色が、他のメーカーのソニックブルーやライトブルーと違い、妙に明るいor濃い水色ではなくて、落ち着いた薄い水色でしたので、これなら似合う!!と思い購入を決心したものの、2chの安ギターのスレをチェックしていたら、ST250がマイナーチェンジしたらしく細かい部分の仕様が変わり品質が向上したらしいのです。でもまだ新旧混合らしく完全に切り替わっていないとのレポートがありました。

 これを見て思いとどまったのがまた悩むことになってしまいました。買わずじまいのままPlaytechを販売するサウンドハウスの該当ページをチェックしていたら、その直後ソニックブルーのギター写真がいつのまにか変わり、どう見てもソニックブルーではなくサーフグリーンのボディフィニッシュのギターだったのでした。
旧 ST250 SBL 落ち着いた水色 。個人的には好みだったので色が変わったことはちょっと残念。旧カラーはこのまま継続して販売し新カラーは「サーフグリーン」として販売してもらいたかった。
新 ST250 SBL サーフグリーンの様なチョコミントのミント色の様な、爽快さが感じられる水色

 ほとんど決めていただけに、自分の優柔不断さを責めつつも一縷の望みをメールでサウンドハウスへ送ってみました。「以前のソニックブルー色はありますか?」と。..........帰ってきた返事はノー。すべてサーフグリーンっぽいソニックブルーになっているようでした。

 それでもサーフグリーンはもともと大好きな色です。先述のSELDER ST-18M オアシス のそれはサーフグリーンっぽくても、どこか地味というか垢抜けないと個人的には思われて好きになれませんでした。ところがこのプレイテックのサーフグリーンは、明るくてポップな雰囲気で、爽快な感じがする、個人的にはとても好印象なカラーです。(届いた現物も画像そのままのカラーでした。) 他のメーカーで同じ様な雰囲気を持つサーフグリーンは、シャーベルのがそういう感じでした。(シャーベルのサーフキャスターなんかはけっこう好きです。セミホロウ構造のサーフキャスターも良いですが、廉価版のソリッド構造のサーフマスターでしたっけ、あれも欲しいギターです。)

 
 なので、却って自分の好みのサーフグリーンのストラトが手に出来るという良い機会だと、購入を決めました。前に買ったプレイテックの青色のフライングVもそうでしたが、プレイテックのカラーは好みのものが多くて好きです。
 

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