Diary of a madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
  2009
previous December next
 
S M T W T F S
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

2009年12月08日(火曜日)

 ただいま口唇ヘルペスに罹っています。
記憶では今回が初めての発症だと思うのですが、それのせいか症状がとてもひどいです。

 先々週の初め頃に、上唇にぴりぴりとした痛痒さを感じ、掻いていたらいつの間にかぷっくりと発疹みたいなものが。最初はニキビだと思っていたのですが、発疹の大きさから違うことに気づきました。この時点でヘルペスなのかなあと思い始めたのですが、名前くらいしか聞いたことが無いし、「とびひ」みたいなものですぐに治ると思い込んでいたのです。


 しかし…、大きく膨れた発疹がかさぶたになり、それが何かの拍子で剥がれてから、恐怖は始まったのでした。


 剥がれた箇所から膿が出てくるのですが、これが止まらないのです。1日やそこらで止まると思っていたのに止まる気配がありません。それどころか徐々に膿の出る量が増えているように見えました。ティッシュで拭いてもまたすぐに出てきてしまう感じで、寝る時は絆創膏を貼ったりしていたのですが、数時間で膿で一杯に溢れてしまうほどになってしまいました。

 と同時に、唇も腫れてきてしまい、さすがに医者に診てもらわないと拙いと思い、見てもらおうとしたらちょうど(午後)休診日。仕方なく明日行くことにしました。


 その晩…膿も止まらず唇も腫れていく一方です。明け方、鏡を見てびっくりしてしまいました。「うわあぁぁあぁぁ!」、唇が大きく腫れてしまっていて、「口が変形している」のです。たらこ唇なんてレベルではありません。変な方向へ突き出るように腫れてしまっているものだから、表情が見事なまでに「ぶざま」。写真でも撮っておこうかと思ったくらい、異常な腫れ具合でした。つまり、化膿してしまっていたのですね。唇を触ると硬くなっているのがわかりました。膿で一杯なのでしょう。それのせいでまともに口も開けられず、ものがろくに食べられないくらいでした。

 
 朝一番に皮膚科で診てもらいました。
やっぱり先生も驚いていました。ヘルペスは初めてかどうか訊かれたのですが、今までこういう酷い症状はないし、唇に発疹なんて出来た記憶もないので、たぶん初めてなのだと思います。仮に以前からウイルスは持っていたとしても発症するのは初めてだと思います。膿が止まらず化膿していることを告げると、抗ウイルスの内服薬と化膿止めの軟膏を処方してくれました。内服薬がバルトレックス、軟膏がゲンタシン。バルトレックスは値段が高い薬ですね。

 きちんと用法に従い、内服し軟膏を塗って翌日…。
まだ症状に変化はありません。相変わらずの酷い腫れに本当に元通りになるのか心配でしたが、その日の午後を過ぎた辺りから腫れが引いていきました。ウイルスも徐々に減少し化膿止めによりこれ以上の化膿が防がれたのでしょう。ただ、膿は出続けていました。マスク大の大きなガーゼが膿色に染まってもまだまだ出続ける状態でした。家にガーゼを常備していたのが幸いでした。ガーゼを取り替えても取り替えてもすぐ膿でいっぱいになってしまうのです。ゴミ箱は膿がべっとり付いたガーゼで一杯になりました。


 それから4日後の今日ですが、ようやく膿が止まりつつあります。もうほとんど出ていません。処置前から数えると1週間以上出ていたことになります。腫れもすっかり引き元通りの唇の形に戻っています。水泡はかさぶたになっていますが、まだ少しじゅくじゅくしている感じです。内服薬は今日で終わりでしたが、化膿止めの軟膏はまだたっぷりあるし、きちんと患部が治るまで塗ろうと思います。かさぶたが剥がれた後、気をつけなくっちゃ。


 
 先生にも言われましたが、一度ヘルペスに罹ると一生つき合わないといけないのですね。何かの拍子に発症するとのこと。症状は軽いらしいのが救いです。ヘルペスの市販薬を常備しておかなくっちゃ。

† | トラックバック | Topへ▲



2009年12月16日(水曜日)

 あまりテレビを見ない人間ですが、秋になってから欠かさず見たい番組が見つかりました。

 NHKの「ブラタモリ」とテレ東の「空から日本を見てみよう 」です。


 共通しているのは、地図ということでしょうか。(同じ木曜日に放送されているっていうのもありますが。w) よく、日本の名所や観光地を巡るものや、歴史ある古刹・建築物を取り上げる番組は以前からごく普通にあります。そういうのも悪くはないです。しかし「地図」を元に町並みや風景を楽しむ、というのが、自分にはとても面白く感じました。

 もともと地図を眺めるのは子供の頃から好きでした。子供の頃、親と車で出かける際に車内でロードマップを見つつ町並みを眺めるのが楽しみでした。地図を見ていると、ひょんなところにひょんなものがあったり変わった地名が見つかったり、見ていて飽きません。小学校の社会科の授業で習った、地図の地図記号も興味があって、国土地理院が発行している地図....等高線が記載されているモノクロのアレも好きです。わざわざ買ってまで見るほどではないのですが。

 それと、歴史のある古刹や建築物を眺めるのもまた好きです。最近はサイクリングで行く目的地に選んだりしています。東京や京都みたいにそこらじゅうに有名な仏閣があるわけではないのですが、逆に観光客が来るはずも無いごくありふれたところに思いがけない発見もあるものです。


 そんな自分にとって、挙げた2つの番組はまさにぴったり。「ブラタモリ」は出演しているタモリさん自身が古地図を手に町歩きするのが趣味らしいので、それゆえにより楽しめます。出演者がタモリさんじゃなかったらあれほど面白い番組にはなっていないのではと思います。「坂道」も好きらしく?微妙な段差や坂から、昔の地理について考察するタモリさんがすごい。寺社に掲げられている由来や歴史を紹介した立て札をきちっと読む!というところとか、何気に鉄道好きだったりするところも、自分もそうなのでもれなく自分のツボを押さえられてます。w「空から〜」の方は、空撮映像がほとんどで気になる建物をその都度訪れる(紹介する)という感じで、スタジオ収録みたいなのが一切無いのでそこが良いです。もくもくと空撮映像が続き随所で変わった建物が紹介される、ただそれだけなのですが、逆にそれが自分には好感です。


 今までにありそうでなかった番組ですが、実に楽しめます。同じ様な趣味・嗜好の方はぜひ!…というかそういう人は既にチェック済みですね。

† | トラックバック | Topへ▲



2009年12月22日(火曜日)

 書く程のことではないし、恥ずかしい出来事なのですが…。

 年賀状の作業中、一息入れようと机から離れた瞬間、ペンタブレットのUSBケーブルをひっかけタブレットが足下に落下、角が直撃しました。かなりの痛みでしばらく悶絶。入力エリアがA5サイズのファーボですが、タブレットって軽いかと思いきや意外に重さがあることに初めて気づきました。ちょうど右足薬指に直撃し、指を動かそうとすると痛くしだいに腫れてきました。すぐに湿布を貼り動かさないようにしていました。

 しばらくして恐る恐る湿布を剥がしてみたら、指のほとんどが紫色になっていました。表も裏も紫色。痛みの具合と内出血の程度から、もしかしてヒビでも入っているんじゃないかと心配になり、翌日外科で診てもらいました。


 レントゲンを撮ってもらった結果、幸いヒビは入っておらず、打撲程度で済みました。歩くのがしばらく大変ですが、何よりも安心しました。ネットで「骨折」を調べてみると、きちんとした処置をしないと、特に関節部分などだと不具合が生じる可能性がある、などと書かれていたので、足の指だし折れていないか確認だけはしておいたほうがいいなと思い診てもらったのです。

 お金はかかるけど、この「確認」は案外大切なのではないかと思っています。診察してもらい何も問題なければそれで良いのです。診てもらわないままでもしかしたら問題が生じていたのを見過ごしたままのほうがずっと問題です。


 年末になって、ヘルペスに打撲…、泣きっ面に蜂ですが、これで厄は全て年内に被ったと捉えることにします。来年こそ幸せを掴むぞっ!(`・ω・´) シャキーン

† | トラックバック | Topへ▲


癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum- Copyright© Yusuke Kobayashi S E V E N T H † H E A V E N メール
TopUp HiUpDownDown HiBottom