Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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ケースファン

 先日のATX外付け電源化に際し計画していた、ケースファンを取り付けてみました。


 ケースファンは、評判が良く売れている Enermax「 UCEV8/9/12 EVEREST」 にしました。当初の予定ではCPUヒートシンク後部に12cmファンを外付け、光学ドライブ下部(フロントHDDベイ前部)に8cmファンを取り付けるつもりで買ったのですが、実際には12cmファンを光学ドライブベイ上部に、8cmファンをCPUヒートシンク後部に外付けしました。


 実は…フロントHDDベイ前部のスペースには8cmファンは取り付けられなかったのです。きちんと採寸しなかったせいです。フロントベイにHDDをマウントしないのであれば取り付けられそうですが、あいにく1台マウントしています。12cmファンを光学ドライブ上部に取り付けたのは、あるはずの電源ユニットがなくなったせいか上部空間に熱がこもるようになったためです。ちょうどグラボやPCI拡張ボード、メモリなどもありますので、それらの発熱もあると思います。光学ドライブ上部に設置すれば、これらの熱を押し流せると思い設置してみました。8cmのほうは仕方ないので背面へ外付けにしました。

 
 効果ですが、12cmファンのほうは、こんなに静音なのに風量がかなりあり、値段が高めのファンでしたが買って正解だったと思えます。2〜3℃下げられました。8cmのほうは…、あまり風量は感じられません。もちろん12cmにはかなうわけもありませんから当然なのですが。今までだったらこの夏の時期は50℃超えもめずらしくないのに、40℃前後で押さえられるようになりました。動画などを長く見ると45℃くらいまで上昇するのですがそれでも低くなったほうです。


 このUCEV…、温度センサーが付いているので、ファンコンやマザボへ繋ぐ必要がないのも、WinPCとは違いファンケーブルの配列が異なるG4 MDDにとっては好都合でした。(ネットで調べてみると、簡単にピンを差し替え出来るみたいです。) 温度センサーはHDDやヒートシンクに取り付けました。なるべく風量が出る様な(=温度が高い)場所へセンサーを付けたので風量は出ていると思うのですが、本当に静かです。あと青色LEDのOn/Offスイッチ付きで発光させることもできます。せっかくなので発光させているのですが、内部のUCEVの青色LEDがケースから透けて見えてちょっと素敵です。出来ればケース側面のアップルマークだけ光るようにできればなおカッコいいですね。

 
 ちなみに電源は、電源ユニットから延びているSATA用電源ケーブルをペリフェラル4ピン分岐ケーブルを使っています。UCEVシリーズには4ピン→ファン3ピン変換ケーブルが付属しているので買い足すのはそれくらいで済みました。一応センサーを貼付けるのに耐熱テープも用意しました。あ、あとファンガード、何気に大事です。

 そうそう、このファンガード、黒色のを注文したのですが12cmのファンガードは売れているみたいで納期が1ヶ月先になってしまうとか言われて、ふつーの無塗装のにしました。今回購入したお店は「ゲットプラス」なのですが、対応が良くてありがたかったです。先述の納期で注文を一旦保留してくれたし、代わりの品へ変更もできたし、Webページ上で品ごとの現在状況がわかるし、安心して買い物が出来ました。

 

 12cmファンの威力を知り、背面に同じくUCEV12、MDDのメインファンで爆音の原因である12cmファンの代わりにUCEV12と、それぞれ取り付けたくなりました。あの風量ならばCPUを冷やす役もこなせるはず。それを補う為に背面にも排気用として取り付ければ、効果はあるはず。つまり計3個のUCEV12を稼働させようということです。数百円で買えるファンもある中で最安値でも1700円近くするUCEV12ですが、その価値は確かにあります。しっかりファンコンでコントロールしたい人には向いていないかもしれませんが、そうでない人ならばお勧めです。あ、12cmが絶対におすすめです。

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