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Adobe Imagestyler 1.0
バージョン1.0で開発終了してしまった幻のソフト。
初心者向けのWebサイト用デザインツールとして登場したソフトで、値段も1万円程度の安いものでした。
ところが!! 自分にとってはこのImageStylerは現在でも手放す事の出来ないソフトです。
同社のPhotoshopなどとは違い、作成するオブジェクトごとにレイヤーが用意され、またオブジェクトはキャンバス上を自由に動かせ配置できるので、まるで机の上で模型作りをしているような感じで、ロゴやボタン、バナーなどが作れます。1つのレイヤーに、色彩補正、3D、グラデーション、レイヤー、透明度、ゆがみ....などがそれぞれ使え、それらの効果を施したオブジェクト同士を結合してさらにレイヤー効果を加える事も出来るので、作り込んでいくと複雑な事も可能です。
ただ、初心者向けということもあってか、機能はそれほど多くないので出来る事には限りがあります。オブジェクトごとに用意されるレイヤーは4つまでですし(オブジェクトを結合していけば実際はそれ以上可能)、キャンバスサイズも最大1024×1024です。.....このサイズから察するに、レイアウト諸々を含めたWebサイトデザインをキャンバス上で全て作ってしまい、それを書き出す.....ということなのだと思います。
テクスチャ、図形、スタイル(Photoshopでいうレイヤースタイル)のプリセットも最初から多く用意されていて、新規作成も可能です。とにかく直感的にスタイルをいじれるのが素晴らしいと思います。
意外にもレタッチとしてもなかなか使えます。Photoshopのレタッチとは異なる仕上がりになるので、重宝しています。
Adobe Livemotion 2.0
販売終了決定後に運良く手に入れる事の出来たソフトで、これもまたバージョン2.0で開発終了してしまったアドビのマイナーソフト。
名前通りアニメーション系のソフトだと思っていたのですが、これはアドビ版Flashなんですよね。それだけでも驚きですが、実はこれをどうしても手に入れたかったのには理由があります。...........それは、前述の「Imagestyler」の全ての機能を受け継いでいたからです。
インターフェースやパレットを見ると、どう見たって同じソフト。要するにImagestyler+Flashというソフトなのですが、さらに追加された機能としては、パス機能でした。Imagestyler単体では複雑な形が作れず、他ソフトで作った外部ファイルを読み込ませるなどするしかなかったのですが、このパス機能のおかげで自由に形が作れます。さらに嬉しかったのは、フォントのパス分解でした。ロゴなどを作る時にフォントをいじれればと前々から思っていたので夢が叶った感じです。
つまり、Photoshop+Illustrator+Flashの基本的な機能を凝縮させたソフト、という感じです。またOS対応も、OS Xに対応しているのでこれも嬉しいところです。
ただ、投げやりと言うか、少しおざなりな部分があるように感じました。それまでのImagestylerの良かった、色彩補正の効果が違ってしまったり、フォントの袋文字の効果も、内側に太くなるのではなく外側に太くなる様になってしまったので、不格好になりやすくて........個人的に残念な箇所もあるので、Imagestylerから完全に移行する事は出来ず、半々で併用しています。
それでも、このLivemotion、強力なソフトです。
Adobe Photoshop Elements 1.0
それまで暫定的に発売されていた、Photoshop LEのリニューアル版とも言える、Photoshopのエントリーソフトです。
それまで使っていたPhotoshop LE 5.0にはなかった、レイヤースタイルが追加されたというのでそれ目当てで買ったのですが、レイヤースタイルはプリセットのみで新規作成が出来なくて期待はずれでした。
それでも、レイヤーの扱いが良くなったことが、このソフトを重宝する様になったきっかけでした。LEには調整レイヤーなどがなく、適用したいレイヤーに直に適用するしかない上に、アンドゥが1回のみだったので、なかなか冒険できなかったのです。ところが、Elementsは、アンドゥは何回でも出来ますし、レイヤーも前述の通りなので助かっています。 また、書き出し等もPNGに対応しているので、他ソフトとの連携の際に役立っています。
ただし意外な事に、それまでLEにはあった、マスク機能がなぜかElementsではなくなってしまいました。(.....どうやらその後のバージョンでは復帰した様ですが。) これのおかげで、紙に描いた線画をスキャンしたものから線のみを抽出できないので、そのためだけに今でもLEを使っています。
.............もうフルバージョンを買う時期なのかも.........。
Adobe Photoshop LE 5.0
そんなわけで、今でも時々使わざるを得ないソフトです。今では線画の抽出のみにしか使っていません。
それでも買った当時は、初めてのまともなレタッチソフトでしたので、主に色彩補正のために多用していました。MdNなどに載っていた、「Photoshopの標準フィルタのみを使ってリアルなテクスチャを作る」みたいなことが、実際にLEでも実現可能だったことに実際作ってみて大変感激したものです。このソフトが基本的なグラフィックスソフトの機能を指南してくれたと思っています。
Strata Vision3d 5.0
メインで使っている3DCGソフトです。
未だにStrata?..(='m')プッ なんて笑われてしまいそうですが、常時使うソフトでもないので、ついついアップグレードを先延ばししてしまって現在に至っています。.......一昔前までは、マックでは定番の3DCGソフトだったのに.........残念です。 確かに、このStrataで人体をはじめとしたモデリングには向いていません。スキルのある人ならばそれも可能かもしれませんが、骨の折れる作業をわざわざやるより他の簡単に作成できる3DCGソフトで作った方が賢明でしょう。 そんなこともあるのですが、今まで作ってきたものは、建物などの景観が多いです。
特筆すべき点は、レンダリングの仕上がりが非常に美しいということです。別にStrataを贔屓するわけではありませんが、他のソフトと比べても、1、2を争う仕上がりだと思っています。
近年は、StrataのレンダリングイメージをPhotoshopで色彩補正して仕上げる事が多くなりました。それをWebデザインで使う場合は、さらにImagestylerなども併用して、最終的に後述のFireworksで書き出したりしています。
買ったのは1998なので........もういい加減アップグレードしないと.......。でも今更Strataを使う理由もあまりなくなってしまったし.........何かいい案はないでしょうか。
MediaVision Bryce 2.0
主に景観作成用として買った3DCGソフトです。
当時、Bryceの広告を見て、この値段でこんなにリアルで多彩な景観が作れるなんて!....と驚いていました。今では大したことないのかもしれませんが、雲、水、大地、太陽などをコントロール出来、昼や夜などの時間さえ表現できるのが本当に素晴らしかったです。
このソフトもモデリング機能が乏しい....と言われていましたが、実体はその個性的なインターフェイスに由るところが多いのではないかと思っています。もちろんこれで人体モデリングするのにはムリがありますが....ある程度のモデリングならば可能ですし、時々これでモデリングしています。と言いつつも通常は、Bryceで景観のみを作ってそれをPhotoshopでStrataのレンダリングイメージとレイヤ−で組み合わせたりする事が多いです。DXFファイルをインポートすることも可能なのですが、どうやらStrataとは相性が悪い感じ........。
Macromedia Dreamweaver 4.0
グラフィックスソフトではなく、Web(HTML)オーサリングソフトです。
たまたまキャンペーンでFireworksとセットになったSTUDIOが発売されていたのでそれを買いました。当時のDreamweaverは、今と比べて値段が高く4万円以上していたので、それまで買うのをためらっていたんです。買ったSTUDIOはバージョン3だったのですが、その後無償でバージョン4にアップグレードできました。
それまで使っていたHTMLオーサリングソフトは、Adobe PageMill 2.0でしたので、非常に多機能なDreamweaverに惹かれたものです。PageMillは、訳の分からないタグをいろいろ勝手にはきだしていたりしていたので、それの処理にうんざりしていましたが、Dreamweaverは、そんなこともなくとても快適でした。
それ以来、数年間ずっと使い続けてきましたが、やはりHTMLは時代に左右されるものです。このバージョン4では、CSS、とりわけCSS2が中途半端になっていて、XHTMLにもほとんど対応していませんので、これでCSSをコントロールするのは無謀に近いです。それまではCSSを多用していなかったので問題なかったのですが、HTMLとCSSを分けて使う様になった近年では、非常に使い勝手の悪いものとなってしまいました。最近はもっぱら後述の「mi」でタグ打ちしています。
STUDIO8を買うしかないな........。
Macromedia Fireworks 4.0
上記のDreamweaverとのセットで使っているグラフィックスソフト。
Imagestylerのようなソフトだと思っていたのですが、実際にはPhotoshopに近い気がしました。これにもレイヤースタイルのような機能があるのですが、アドビのソフトのベベルの表現とは異なっていて、アドビの方のリアルな質感のベベルの方が気に入っているので、せっかく多機能なソフトであるのに、実はあまりそういう事には使っていません。
むしろ良く使っているのが、スライス機能と書き出し機能です。
スライスできるソフトは手持ちのソフトではこれのみなので、これがないとロールオーバーなど出来ないので、本当にこの機能だけでもあり難いです。また、書き出し機能も大変素晴らしく、PNGの出力は抜群の威力です。アルファチャンネル付きの8bitPNGファイルが書き出せたりするのが凄い! 書き出しなどの自動処理も、撮り貯めた写真の一括処理に役立っています。
mi 2.1
マックのフリーウエアのテキストエディットソフトです。
以前から「ミミカキエディット」という名のソフトは知っていましたが、文書作成にしか使えないものだと思っていました。
ところが、HTML作成にも使えることを知り、試用してみたのですが、使い易さにびっくり。
画像ファイルなどをドラッグ&ドロップすると、自動的に相対パスや画像サイズなどが書き込まれるし、タグもメニューから選択するだけで囲ってくれたりするので、大変便利です。
このソフトには「モード」という機能があって拡張機能のようなものなのですが、これによってさらに使える分野が広がるのです。現在使っている追加モードは、Strict (X)HTMLで、これをメインで現在HTMLファイルを作成しています。名前の通り、Strictに対応しているので、正確に記述できますし、それまでのHTMLではOKだった閉じていないタグもXHTMLでは必ず閉じなくてはいけなかったり、小文字で表記しなくてはいけないのですが、このモードでは、それらを自動的に処理してくれる機能もあるので素晴らしいです。
これがフリーソフトだなんて........信じられないです。本当に便利なソフトです。
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