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ランディ・ローズ

ランディ・ローズ....ご覧になる方には無論説明不要ですが、ごく簡単に少しだけ紹介します。

ランディ・ローズは、1956/12/6生まれ、母親が運営する音楽学校でギターを幼い頃から習い始め、後に自らギターをレッスンするようになります。20歳の頃にクワイエット・ライオットというバンドを結成し、やがてデビューを果しますが、レコードがリリースできたのは日本のみでした。(2ndまでランディは在籍しますが、2枚とも残念ながら日本のみで全米リリースは果せませんでした。)

そんな折り、当時ブラックサバスで名を馳せていたオジー・オズボーンがバンドを脱退(半ば解雇状態)、ソロ活動のためにギタリストを探しているという情報を耳にし、彼のオーディションを受けます。それまでたくさんのギタリストが受けてもオジーはなかなか決めかねていたのにも関らず、ほんの数音を弾いただけでオジーはランディを即決してしまうのです。

子供の頃から慣れ親しんでいたクラシックの要素をロックの世界へ高度に昇華させたランディのギターワークは、オジーの求めるドラマチックかつ重厚な様式美のスタイルにふさわしく、静と動、光と闇それぞれ持ち合わせた、いわば天使と悪魔の激しく入り乱れるかの様なスタイルはまさしくランディだけが成せるものだったと言えるのかもしれません。

それからまもなくレコーディングに入り、オジーのソロ1st「Blizard of Ozz」がリリースされ、またたく間に全米/全英で大ヒット。サバスを脱退し落ち目になると思われていたオジーの復活以上に、若干23歳のギタリスト、ランディ・ローズは注目され、一躍ギターヒーローに躍り出ます。2nd「Diary of A Madman」も大ヒットし、全ては順調そのものでした。

....しかし、1982/3/19早朝、悲劇は起こります。ランディとツアー同行していたメイクアーティストとツアーバスの運転手が、セスナ機の墜落により亡くなりました。3人とも即死でした。このバスの運転手がセスナ機を操縦しており、後日検死の結果、運転手からは大量のコカインが検出されたそうです。(常時摂取していたと言われています)

享年25。......あまりにも若過ぎる死でした。短い活動の中で残した作品はわずかですが、20年以上もたった今でもその音色は少しも色褪せることなく多くのファンの心に響き続けています。

ディスコグラフィ

こちらも一応念のため。現在入手可能なもののみ。

左から「The Randy Rhoads Years」、「Blizzard of Ozz」、「Diary of a Madman」、「Tribute」

使用機材

機材に関してはごく基本的な事項を書き留めておくことにして詳細は過去スレッドやリンク先を参照してみてください。

ギブソン レスポールカスタム(お馴染みのクリームカラー、3ピックアップ仕様の黒カスタム)、カール・サンドヴァル ポルカドットV、ジャクソン ランディ・ローズV プロトタイプ(白)/黒、その他詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。http://home.flash.net/~ulknatme/guitars.htm

ギター以外の機材については、下図がわかりやすいです。

guitargeek | randy rhoads of ozzy osbourneこちらのサイトで数年前に見つけ保存しておいた上図のものと、現在掲載されている図とは若干異なっていいます。