Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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東京駅

 東京駅はレンガ造りなのは、誰もが知っていますが、今回、山口薫展でステーションギャラリーへ行ったことで、まじまじとその建物を見る事が出来て、改めてあの雰囲気に魅了されてしまいました。

 クラシカルな.......気品のあるレトロな雰囲気......。
ステーションギャラリーも同様で、いきなり入り口の受け付けから見せつけてくれました。大きなシャンデリアが吊るされていて、紅い絨毯が通路に敷かれ、オレンジ色の照明が...大正時代へ誘ってくれるような感じです......。なんていい美術館なんでしょう! 展示室も、以前何の目的として使われていたかわかりませんが、これまたレンガむき出しのそれほど広くない部屋がいくつかあって、何かの配線跡などが残っていて......強烈だったのが、木が焦げた(?)跡があったこと。 東京駅は大空襲によって、ドームが破壊され、半分以上が消失したはず....。レンガだけが焼け残った?のでしょうか.....。傷などが生々しいのです。大正時代のレンガだと思うと、時代の感覚を失いそうになるほど。

 そういえば、今でも営業していますが、ステーションホテル、あれ、入り口が激萌え! 駅構内にいきなりぽっかりとクラシカルな入り口がありますが....、どうやら客室などもろもろ含め、あんな感じのよう。あぁ、一度泊まってみたい。紅い絨毯にシャンデリア、格子状の窓、......ただクラシックを再現したのとは違って、歴史の重みがあるから.......。

 丸ビルでご飯を食べたのですが、着く途中、テレビで見たようなものが.....。東京ミレナリオがっ! あれって、ここだったのか.......。真昼だったから、当然ライトアップなんかしていないけれど、それでも綺麗でした。木にも電飾が施されていましたが、その電球の数といったら!!! コードもとんでもないほど配線されていて.......、あれじゃあ木が熱さで燃えてしまいそうなほど。 電気代も相当なのでしょうね。でも、世の中暗い話題が....多いから、あってもいいなと思います。
 ミレナリオとルミナリエ......最初聞いた時、どっちがどっちなのか区別もつかず、舌も噛みそうになるし。神戸のルミナリエ.....あれも最高! 阪神大震災の追悼のために作られたそうですが......全然似てもいないのですが、自分にはあのルミナリエ、ノートルダム大聖堂のように見えたりします。あ、でもゴシック建築の特徴である、バラ窓がモチーフになっていましたか...。 本当、素晴らしいですね。

東京ステーションホテル公式サイト
http://www.tshl.co.jp/
サイトデザインもGood!

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