Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
« リニューアル化に向けて | メイン | "飲みたい紅茶ブランド" NIKKEIプラス1より »
ルールは破るために存在する

 今時のパンクロッカーでさえもそんなことを叫ぶことはないと思いますが、近年恒例となってしまった成人式での暴れっぷり......、なんだかその様を見ていて、哀しくなりました。

 笑えたもんじゃない。
せっかく祝ってあげようと、遇してくれるというのに、それをことごとくぶち壊すとは.......自分には、彼等が狂人のようにしか見えてならないのですが..........。自分も充分DQNだし人の事を棚に上げて何か言えるものではないけれど....彼等は越えられない壁を突き破った先まで逝っているよ.......。間違いない。

 馬耳東風とは、このこと? .......むしろ恩を仇で返すような素振りだ。
今から5年前、自分達の頃辺りから、式の最中に私語、携帯の着信音などで、態度が悪いと言われ始めたと思いますが、今と比べてしまえば序の口か。


 小学生の時、一番ヒマで、役に立たなそうだと思っていた、道徳の授業が、今振り帰ると、今の世の中にこそ最も必要な科目なんじゃないかと思ってしまいます。教科書読まされて、偽善振った答えを望んでいるのだと先読みしそれを答えることが可笑しいと思いながら授業を受けていたものです。反応は様々だったとしても、善悪の区別はおのずと身に付いていった様にも思えます。

 でも.....、今の教師も、あんまり頼り無さそうだし........。タイ━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━ホ!!!!!されるような教師に道徳なんて教えられるわけないし.....。もちろん、どちらも一部分だけの人間なのは承知していますが、逮捕者数が尋常ではないから........。

 道徳のついてに、国語も危うい気がします。
自分もあてはまることですが、きちんと日本語を読み書き、使える人って少なくなっている様に感じます。「常に言葉は変化するものだ。今どき平安時代の口調で話すやつはいない。」だなんて言う人もいるようですが....誤用が適用されるようでは、やはりまずいと思うのです。キモいとかウザいとかも、ついつい使いがちになってしまいますが、やはりそれではいけない。古いヤツだなあ、なんて思われるかもしれませんが、それでも構いません。

 この前、テレビで小学生が作文を書いている映像が流れていたのですが、小学5年生だというのに、漢字が少ない文章で驚きました。てっきり小学2年生辺りかと思っていました。........これで、これからは英語の授業も用意されるのでしょう?........まずいよ。

 ともかく、このままだと、一体どうなることかと......心配です。


.......なんて、昨日書いていればそこで書き終えるつもりでしたが、今日の芥川賞の受賞者を知ってちょっと嬉しい気も。19歳と20歳ですか.......。すごいですよねえ。絶句。

 綿谷りさの前作「インストール」、読んでみようかなあなんて思ったまま、買わず終いなのですが、今回の受賞でまた購買意欲が..........。
 しかし若い作家は他にも気になる人がいて、西尾維新、乙一など。どちらも発表されているタイトルにピンとくるものがあって......「GOTH」とかね。乙一って人は、ワープロの使い方を学ぶ際に文章を書き始めたのが,、そのまま作品になったとか......(?)

..........才能ある方は、やはり凡人とは違う世界にいますね。
彼等に期待することにします。

† | TOPへ▲

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.seventh-heaven.jp/diary/mt-tb.cgi/152

癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum- Copyright© Yusuke Kobayashi S E V E N T H † H E A V E N メール
TopUp HiUpDownDown HiBottom