筆無精のせいでいつも話題に乗り遅れてしまうのですが、例の事故についての一連の報道を見ていて思い出した事があります。
子供の頃、よく叱られたものでした。
「ノドに突き刺さったらどうするの!」
「鼓膜が破れたらどうするの!」
棒付きのアイスを食べ終わった後も棒を咥えたまま、耳掃除で綿棒を耳の中に入れたまま、家の中を動き回ったりすると、その度にすごい剣幕でそんな風に叱られました。実際は、その後も「脳の方まで刺さったらどうするの! (以後、ねちねちと続く.....)」という感じで、半ば恐怖に駆り立て脅かされる感じでした。 その後も何度かついついやってしまった時も同様にえらく怒られたので、さすがに参ってしまいそれ以後はやめました。 どちらかというと、そんな風に事故になった時の状態の想像を聞かされるのが嫌で止めたのも理由の1つなのですが、口に棒を入れたままにしていると散々聞かされたその惨状が頭に浮かんできて、怖くなってやめた、という理由の方が大きかったと思います。
些細なことですが、割り箸をうまく割れなかった時に、ときたま ささくれ みたいなものが出来てしまう事がありますが、箸を持った時に指にそのささくれが指に刺さってしまった事もあったりしたので、以来、割り箸は今でも苦手だったりします。ノドに割り箸が刺さらなくても、そのささくれが口内に刺さるかもしれないと思うと、ぞ〜っとしてしまいます、今でも。
そんなことを思い出しながらふと思ったのですが、やっぱり子供の頃の躾というのは大事なものなのですね。.......些細な事と思われるものまでよく指摘されて怒られたものです。例えば食事の時、肘を付いたり片膝を立てて食べたり、くちゃくちゃ音を立てながら食べたりすると、ものすごく怒られたし....。いや、今になって思えばそれは怒られて当たり前なのですし、叱ってくれた事にはとても感謝しています。
話は少し変わりますが、綿あめはあまり好きではありませんでした。なので今日までろくに食べたことがありません。好きだったのは、水飴かな....。憶えているのは、やたら栓が大きくて、本体はちょうど一辺が7cm位の立方体のガラスの小瓶に入った、薄いエメラルドグリーンの様な緑色をした水飴で、それを割り箸ですくって2本の箸でこねて食べるのです。 ほんの少しだけひんやりとして口の中にゆっくりと広がって、きつすぎない甘さがじわ〜っとしてきて、おいしかったのを憶えています。水飴って、こねる具合によって食感が微妙に変化して楽しいものです。あまりこねなければ、とろりとした感じで、よくこねると、くにょくにょした食感でその食感が堪らなく好きでした、
何故か暑い夏に食べた記憶があって、なんか冷えてた様な.....冷たくてとてもおいしかった記憶が.............。
ちょっと調べてみたら、これこれ! 憶えている水飴のガラスの小瓶と全く同じ!
懐かしのふるーつ水飴
京の飴 おちゃめシリーズ
あぁ....思い出した! 青色のも食べた事がありました。あれはサイダー味だったのか.....。なんともいえない清涼感のある味でおいしかったです。緑色は、青りんご味だったのですね。
また食べてみたいな。
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