Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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念願の青V

 念願の青V「PLAYTECH FV430 METALLIC BLUE」を手に入れました。


 ......念願のという割には随分前から見つけていたくせに、誰も買わないだろうと購入を先送りしていたら、いつのまにか「在庫僅少・在庫のみ」なんていう状態になっていて、「もももももしかして生産終了?」とあわてて注文した次第です。注文後のページを見ると、「完売御礼」のメッセージが。ちょうど休業日前日の営業時間終了間近の注文でしたので、折り返しの返事が来るまで安心出来ませんでした。もしかしたら注文手続きをしている間に、実店舗で買われてしまったかもしれない、と。

 結局、無事購入出来、つまり手にした青Vは最後の1本だったということになります。完売御礼のメッセージのまましばらくページは存在していたのですが、いつのまにか消えてしまいました。レビューも書ける状態だったので、レビューも書いたのですがレビュー諸共消滅..........。ふだんあまりレビューは書かない方なのですが、書きたいと思って書いたレビューに限って、商品が消える.........。

 他のカラーのVはみな揃って在庫があるのになあ。意外に人気のあった色なのでしょうか。確かに黒、白、赤はオリジナルのギブソンでのレギュラーラインにある色だし、それ故にコピーモデルがいろいろ出回っているから敢えてプレイテックのを買う必要も無いと思う人もいるのかもしれない(プレイテックは一般的に低価格なのが売りだと認知されていると思う)。オリジナルには無い黄色とピンク色は異端過ぎていまいち手を出しづらい......残りの青色はギターではよくあるカラーリングだし違和感も無い、他のコピーモデルでも見かけないから、青Vが欲しかったらプレイテックしかない→完売御礼、ってことでしょうか。

 ずっと昔、ギブソンがレギュラー生産していない頃に、カスタムカラーで青色のフライングVがごくわずかに出回っていたとか聞いた事があります。現に雑誌「プレイヤー」のポスターにその青Vが載っている号を持っています。

 
 
 肝心のギターについては、レビューを載せたページは消えてしまいましたが、投稿したレビューをパソコンにあらかじめ保存してあったので、それを以下に載せますので参考にしてください。

 

青色のVが欲しくて堪らなかったので、手にする事が出来て本当に嬉しいです。塗装が非常に良く、写真よりもキラキラと輝く様な深い青色で大変気に入りました。
プレイテックの良さのひとつにオリジナルには無いカラーのバリエーションが挙げられると思います。オリジナルの仕様に則ったものがある一方、オリジナルには無いような仕様のモデルの充実も、限定生産でも良いので期待したいところです。


そんな色に惹かれての購入でしたので、ギター本来の性能等は二の次でまったく期待していなかったのですが、このVのサウンドがとても気に入ってしまいました。中音域がよく出ているのに切れの良いサウンドで、ルート+三和音のようなリフを弾いていてとても心地よいです。

フレットは若干低く細めです。クルーソン風でロトマチックタイプのペグは個人的に気に入りました。チューニングも安定しています。

ひとつ気になったのは、ブリッジを支える、ボディに打ち込まれたスタッドがわずかに傾いているようで、ブリッジの高さを調整する際、ネジを回すのが硬くて少し大変でした。が、調整出来ないということではありませんでした。オクターブチューニングも問題ありませんでした。


以上ですが、欠点を差し引いても大いに満足出来、他のプレイテックの楽器を手にしたくなるギターです。

 

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