久しぶりに昔に録ったギターの演奏を聴き返しました。以下、どうでもいい自分用メモ。
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ギターサウンドをミキサーのEQで補正したら良い感じになった。ブートで聴ける、ランディが弾くパラノイドのような、高音が伸びながらも軋む様なエッジの効いた感じになりびっくり。
たぶん使った機材は、ディーンマークレイのElectric0.10-046を張った半音下げのアイバニーズとアンプシミュレータJ-Station。もしかしたらチューブスクリーマー「TS5」をリードのみ通したかもしれない。アンプモデルは......マーシャルでないことは聞けばわかるが、レクチもしくはJステのカスタムパッチによるハイゲインアンプモデルかもしれない。Jステのレクチだと奥に引っ込んでしまう様なイメージがあるが、このサウンドでは割と前に出ている様な気がする。(単にボリュームが大きすぎるだけかも。音が割れているし)
久しぶりに聞いてみたが、すっかり忘れていた。
リフにまぎれると案外ミストーンなどがわからないものだと感じた。ダブルで重ねているのもあるが、アイバニーズの高出力ピックアップに弦高がごく普通の高さのせいか音の粒だちも良い感じだし演奏自体も勢いがあって、ちょっと自分らしくなく、インギーか誰かの曲を他人が弾いたものかと一瞬思ってしまった程、自分とは思えない様なプレイだった。
作成が2005/3月になっているのでまだレスポール入手前だと思うが、ギターにかなり慣れて来た頃だと思うし、今とギターの鳴らし方は変わっていないと思う。でもこのネオクラシカルというかインギー+ランディに加えて、中間部のリディアンモードっぽいヴァイのようなコンテンポラリーのフレーズも驚いた。たぶん成り行きのフレーズで、弾いている最中は「外した」音だと思ったはずだが、プレイバックしてみると全く違和感がなく、程よいアクセントになっている気がする。
...........思い返してみると、これを録ったのは、ちょうどディミニッシュのコードトーンを意識した、ハーモニックマイナースケールによるメロディを練っていた時に出たアイデアを記録するためであったように思う。現に冒頭のフレーズがもう一度後半に弾かれている。
しばらくアイバニーズに触れていなかったが、やはりアイバニーズにはアイバニーズの良さがあると感じた。またプレイ内容も、最近あまり弾かなくなった雰囲気のものだし、せっかくだから自分自身でコピーして(聴きとって)手癖にしておくのも良いと思った。
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ここまで書いておいて、肝心のオーディオファイルを載せないのは卑怯......であることは分かっています。即興で弾いたものだと思うので、全体的にちょっと演奏がヨレているし終わり方がすごい中途半端。途中でフェードアウトすれば聴かせられるかなあ..........って誰も聴かないだろうけど。w
ついでに書いておくと、ディミニッシュのコードトーンおよびコードスケールは手癖的によく使います。Key=AmのときにG#ディミニッシュはもちろん、Aマイナーペンタ+Aディミニッシュを組み合わせて使うのも手癖のひとつだったりします。ちょうどこの場合、Aディミニッシュのコードトーンが、A、C、Eb、Gb(=F#)となります。Ebはブルーノート、F#はAドリアンの特性音となります。なので、そのままコードトーンを弾いていっても、案外合います。というか外れそうで外れない感じが好きで、その後安定させるためにF#からGへ半音チョーキングするとか、クロマチック気味のペンタフレーズを弾いて1弦Dから1音チョーキングビブラートを掛けて締める....というのが手癖です。他にもF#が出るのでそのままAメジャーペンタを弾くとか、Aドリアンを弾くとか。それらの場合、大抵下降フレーズで、最後にAのパワーコードを弾く場合が多いです。
昔はペンタトニックのフレーズを弾くのがギターなのに大の苦手で、どうしてもメジャー/マイナースケールで弾いてしまいジャムるのは苦手でした。それでも元々メロディックなのが好きなせいか人からはペンタを使わないフレーズが新鮮らしく、評判は意外に良かったりしました。それが今では割と得意なほうに。いつのまにかペンタ、メジャー/マイナーはもちろん、ディミニッシュ、モード、オルタードなどをそれなりに織り交ぜて弾けるようになっていました。............あとは正確に弾ければなあ...........ミストーンが未だに多くて、荒いプレイが多いです。手が小さいせいか慣れていないフレーズや指使いをするとミストーンを出す確立が上がってしまいます。あとチョーキングが上がりきってなかったりとか。
練習、練習、練習です!!!
(2009/06/22)
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