Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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オリオン座流星群

 10月23日の午前0時過ぎに、大きな流れ星を1つ、その後も2つ3つ見ることが出来ました。

 ここ数年、毎年この時期になると見られるということを、直前になってニュースで知りました。数年前にしし座流星群を観察したことがありますが、大人になってからは夜空をじっくりと眺めるなんてことはそれ以来になります。ニュースで今夜がピークだと言うし、ちょうど空も雲一つない状態だったので、まあ見られるか分からないけど一応見てみるか、という具合で観察に臨みました。そろそろ夜は肌寒くなる季節ですし、しし座流星群ほどの数ではないらしいので見られる保証もありませんし、そもそも真夜中の屋外でぽつんと椅子に座って空を見上げているなんて、通報レベルです。w たまーに庭先に面する道路に人が通ったりしてたのですが、気づかれなくてよかったよかった。

 ちょうど午前0時から観察を始め、オリオン座のちょっと左上あたりから放射されるようでしたので、その辺りを眺めていました。都会ほどでなないにしろそこそこ街灯もあるので、ちょっと見えづらかったかもしれません。オリオン座は知っているので観察する位置は間違っていないと思うけど、なかなか現れないなあ.......寒いし眠いし、見られなくても星が流れていくのは事実なのだから、もういいや......なんて止めようと思ったりもしましたが、せっかく寒い思いをして眺めているんだから1つくらい見つけなきゃ嫌だ!なーんてことも頭によぎり、その都度粘ってみるのでした。w

 冒頭に書いた通り、約15分くらい経ったころだと思います。西の方へ流れていく一筋の流れ星を見ることが出来ました。気のせいとかではなくて確かに見ることが出来ました。その後もまじまじと観察し続けて、その後2個は確実に見えました。あと2つほど見た様な気もしますが、ちょっと怪しい。星の見過ぎで残像だったり....するかも。


 
 こういう体験をする度に、自室で夜空が見られたらなあ、なんて妄想したりします。部屋で映し出せるプラネタリウムキットみたいなのも売られている様な気がしますが、ああいうのも欲しくなってしまいます。天井が一面ガラス張りだったら素敵だろうなあ。夏の雷雨では生きた心地がしなそうだ。

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 そういえば昔、ずっと小さい頃にハレー彗星が見られるとかで、真夜中の3時くらいに父にむりやり土手まで連れられたことがありました。それのせいで天体観測が嫌になったんだっけ。つまり見られなかったということです。w 眠いのに叩き起こされて寒いのに土手まで自転車で行って(酔いが醒めていないから車は無理だったのだと思う)、何にも見られないんだもの。たしか同じように目撃しようとした大人がひとりかふたりいて、一緒に残念がった記憶がちらっとあります。まあこの無念さは、この前の皆既日食で暴風雨に曝されて見られなかった人達に比べれば微塵もないことですが、子供心ながら、あんなのは天文台で研究している大人たちだけが見ればいいんだ、なんて悟ったものです。

 子供の頃からこんなんじゃ..........そりゃ魅力のかけらのひとつもない大人になるわけだ。(´・ω・`)ショボーン
よーし、プラネタリウムキット買っちゃうぞっ。って部屋で見るの自分ひとりだけじゃん。余計に悲しすぎる......。・゚・(ノД`)・゚・

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