Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。
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口唇ヘルペスが化膿

 ただいま口唇ヘルペスに罹っています。
記憶では今回が初めての発症だと思うのですが、それのせいか症状がとてもひどいです。

 先々週の初め頃に、上唇にぴりぴりとした痛痒さを感じ、掻いていたらいつの間にかぷっくりと発疹みたいなものが。最初はニキビだと思っていたのですが、発疹の大きさから違うことに気づきました。この時点でヘルペスなのかなあと思い始めたのですが、名前くらいしか聞いたことが無いし、「とびひ」みたいなものですぐに治ると思い込んでいたのです。


 しかし…、大きく膨れた発疹がかさぶたになり、それが何かの拍子で剥がれてから、恐怖は始まったのでした。


 剥がれた箇所から膿が出てくるのですが、これが止まらないのです。1日やそこらで止まると思っていたのに止まる気配がありません。それどころか徐々に膿の出る量が増えているように見えました。ティッシュで拭いてもまたすぐに出てきてしまう感じで、寝る時は絆創膏を貼ったりしていたのですが、数時間で膿で一杯に溢れてしまうほどになってしまいました。

 と同時に、唇も腫れてきてしまい、さすがに医者に診てもらわないと拙いと思い、見てもらおうとしたらちょうど(午後)休診日。仕方なく明日行くことにしました。


 その晩…膿も止まらず唇も腫れていく一方です。明け方、鏡を見てびっくりしてしまいました。「うわあぁぁあぁぁ!」、唇が大きく腫れてしまっていて、「口が変形している」のです。たらこ唇なんてレベルではありません。変な方向へ突き出るように腫れてしまっているものだから、表情が見事なまでに「ぶざま」。写真でも撮っておこうかと思ったくらい、異常な腫れ具合でした。つまり、化膿してしまっていたのですね。唇を触ると硬くなっているのがわかりました。膿で一杯なのでしょう。それのせいでまともに口も開けられず、ものがろくに食べられないくらいでした。

 
 朝一番に皮膚科で診てもらいました。
やっぱり先生も驚いていました。ヘルペスは初めてかどうか訊かれたのですが、今までこういう酷い症状はないし、唇に発疹なんて出来た記憶もないので、たぶん初めてなのだと思います。仮に以前からウイルスは持っていたとしても発症するのは初めてだと思います。膿が止まらず化膿していることを告げると、抗ウイルスの内服薬と化膿止めの軟膏を処方してくれました。内服薬がバルトレックス、軟膏がゲンタシン。バルトレックスは値段が高い薬ですね。

 きちんと用法に従い、内服し軟膏を塗って翌日…。
まだ症状に変化はありません。相変わらずの酷い腫れに本当に元通りになるのか心配でしたが、その日の午後を過ぎた辺りから腫れが引いていきました。ウイルスも徐々に減少し化膿止めによりこれ以上の化膿が防がれたのでしょう。ただ、膿は出続けていました。マスク大の大きなガーゼが膿色に染まってもまだまだ出続ける状態でした。家にガーゼを常備していたのが幸いでした。ガーゼを取り替えても取り替えてもすぐ膿でいっぱいになってしまうのです。ゴミ箱は膿がべっとり付いたガーゼで一杯になりました。


 それから4日後の今日ですが、ようやく膿が止まりつつあります。もうほとんど出ていません。処置前から数えると1週間以上出ていたことになります。腫れもすっかり引き元通りの唇の形に戻っています。水泡はかさぶたになっていますが、まだ少しじゅくじゅくしている感じです。内服薬は今日で終わりでしたが、化膿止めの軟膏はまだたっぷりあるし、きちんと患部が治るまで塗ろうと思います。かさぶたが剥がれた後、気をつけなくっちゃ。


 
 先生にも言われましたが、一度ヘルペスに罹ると一生つき合わないといけないのですね。何かの拍子に発症するとのこと。症状は軽いらしいのが救いです。ヘルペスの市販薬を常備しておかなくっちゃ。

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