以前、海賊SGにダウンチューニングして、6弦側のナット端を欠いたことを書きましたが、その後5弦の溝部分から再度ぶっ欠きました。もう交換しか無いなと思い、リペアに頼まず自分で交換する事にしました。
修理をリペアショップに持ち込んで修理してもらうことは別に不思議な事ではありません。が、ナット交換などの些細な問題は自分で直すということもそれほど不思議な事ではありません。替えのナットも売られていますし、ナットを溝切りするヤスリも売られています。
今回、替えのナットと溝切りヤスリをネットで注文し、自分で加工してみました。
とりあえず最初から軽く溝切りされているカーボン製のナットと何も溝切りされていない「ジュラコン」という素材のナット、それに太い弦に合わせて溝切りできるヤスリをいくつか合わせて購入しました。
早速、溝切り済みのナットの溝を広げ、これを取り付けようとしてみたところ…、たかが1mmの差なのですが、元のナットよりも1mm低いナットだったのでそのままだとフレットに弦が張り付いてしまうほど弦高が低くなってしまって、無理でした。お店のサイトにきちんと寸法も記載されていたのですが、1mmくらいどうってことないと考えていた自分が浅はかでした…。そのお店で扱っている溝切り済みのナットは材質によりサイズが微妙に異なっていて、カーボン製が一番小さくて、プラスチック製が大きいのでした。元々付いていた、この欠けてしまったナットの寸法がプラスチック製のものに近いようです。欠けにくいということと安いという理由でカーボン製を選んでしまったのが失敗でした。
しょうがないので、万が一のためにと溝切りされていない「ジュラコン」製ナットを使って自分で1から溝切りするはめになりました。…それどころか今度はサイズが元のナットよりも高さが1.5mmほど高く、高さ自体を低くしてあげなくてはいけませんでした。必至にホームセンターで買った平やすりで削り削り削りました。
なんとか低く出来、いよいよ溝切りです。…仕上がったのを見ると、なんか6本の溝が等間隔じゃない…。妙に1弦と2弦の間が短い。・゚・(ノД`)・゚・ まあ自作1号はこんなものでしょうか。
でも納得いかないので、たぶんそのうちまたナットを買い込むと思います。今度は寸法が近いプラスチック製の
をちゃんと買うぞっ!
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