MIDI-TUNES#2

 

 以下に載せる曲は..........、
意図した曲調に沿って作ったので(元は同人ゲームのBGMとして頼まれたものでした。)、今回はクラシックな曲調や弦楽器や木管楽器の音色が多いです。普段あまり作らないような曲調や音色を使用したり色々と苦労したのですが、出来具合いは.....技量不足で作りがいまいちかもしれません。

 こちらにも以下の曲をいくつか載せております。お気に召した曲がございましたら、投票していただけると嬉しいです。

当初、ループ再生を考慮しての作りにしていたのですが、結局、通常の曲の様にイントロ+エンディングを設けました。

MP3データは、GM音色以外の音色に差し換え、それによる微調整を施した内容となっています 。本当に頑張って作ったので、この努力が報われるといいのですが.....果して...........。

01 Crucifix
-Piano Edition-

 これは「Crucifix」を元にしたピアノのみの曲です。(とはいってもこちらが先に出来たのですが)PianoEditionはオープニングに、アンサンブルの方は主人公のテーマに、と作りました。N1のピアノ音色がなかなかよかったので、打ち込み臭い音色を多用するよりよいし、ミステリアスで荘厳に始まり、本編でテーマとして今度はアンサンブルで流れると、よりストーリーとしてのつながりと回想がだぶる感じでいいかなあ.....と狙って作りました。
 メロディのヴォイシングは3声にして、裏メロとベースもそれぞれ作り込んだ結果、音数からして連弾みたいな形になるのでしょうか......。タイトルにも思い入れがありとりわけお気に入りの曲です。

2003/7

02 伝承-Prologue-

 なんちゃってオーケストラ、です。
たった8小節だけなのに、オーケストラ(しかも小規模なのに)の編成にするのがこんなに大変だなんて...。クラシックの曲が作れる人は凄いんですね。

2003/4

03 風の記憶
オルゴールver.

 オルゴール+エレピの組み合わせもいい、かな..。
 しかしオルゴールの音域(通常音域2オクターブ)を完全に無視した作りなのであった.....。

2003/4

04 Crossing Place

"日常の場面"って感じの曲。だから、のほほんとした曲調にしようと思いつつも、展開のないだらだらとした調子でもいけないし.....といろいろ試行錯誤しました。
 聴くと、別にどうってことない構成&スタイルだと思いますが、各パートのバランスが大変でした。....それって音色選びのセンス&アレンジが悪いって証拠.....。

2003/4

05 Keep your glass

 「酒場」のようなイメージです。(直球すぎたか)ジャズかブルーズのどちらかでいこうと思って、ブルーズ寄りのもけっこう作ったりしてたり、あとは3/4拍子の「枯葉」みたいなのとかも作ったりしたのですが、明るめなのがいいかなと思って。
 ジャズを知らない割には良くできたと思うし気に入っています。けど本心は、その「枯葉」っぽい曲....。こちらの方が、「第七天」的かな。
 "落ち着いた感じだけどテンポはわりと速い"...それって難しいです。

2003/6

06 Wild Card

 ベースはジャズっぽく、ウォーキングベース(もどき)にしてみようと思い、それならホーンも入れて.....みたいな連想でこういう感じになりました。16分のハネてるロックって感じでしょうか。
 普段、ハネもの、ホーンセクションなどの曲とか聴いたりしないので、なかなかやりがいのある制作でした。

2003/4

07 Raspberry Tea Room

 初夏の頃の雰囲気で散歩中の場面の曲(らしい)アレンジでハープシコードを入れてみたら、なんとなく川のせせらぎの様な雰囲気+穏やかな午後のティータイムって気がしてこんなタイトルに。でも木いちごでもラズベリーは、夏の季語ではないのであった...。
 これには制作段階に別メロがあって、そっちの方がタイトル名にあってそうです。こう、ほのぼのしていなくてせつない感じが。いずれ載せます。ちなみに訳あって個人的にこの曲はお気に入り。タイトル名......マッキントッシュ大好きだから捧げます。

2003/4

08 猫君

 ......[ねこくん」じゃないです。(それでもいいけどw)「ねこぎみ」と読みます。 おてんばな「コケ具合」を表現しようと思い、普通にポップな感じのを作っていったのですが、「間の抜けている」という表現をどうしようかなあとあれこれ悩み出来たのが、サビ後のメロディ。その部分の音色を聞いていて、ネコっぽいなぁと思い...それでこんなタイトルに。 左右のピチカート+ベルのシーケンスによる小気味よいノリとか.....なかなか上手く表現できたかなあと思いますが...タイトルが漢字なので、もう少し和風な雰囲気があっているかも。

2003/5

09 Preparations

(for making a move)

 なんだか、ほのぼのとした曲調になりました。アレンジ変えると様変わりしそうな...気配がします。元曲はテンポが速めで賑やかな感じだったのですが、抑え目にしてみました。なので別バージョンを改めて載せてみたいです。
 けっこう汎用性のありそうな曲調かもしれません。

2003/3

10 Try Out

 張りつめた雰囲気が出ていればいいのですが。何と言うか、何かが起こる前の静けさ.....というか。
 MP3を作るにあたって短いイントロ付けて左右にシーケンスフレーズを入れてみました。シタールをメインに使っていたので、民俗楽器の音色をアクが出過ぎない程度に入れてみました。

2003/4

11 Scintillation

 元気よく、勇ましいという意図で作ってみたのですが.....ぅぅ...どうなんだろう。もう少しワイルドでキャッチーな方が良かったのかなあ.....。って、キャッチーなの作りたくて頑張っても自分には無理だし.....。・゚・(ノД`)・゚・

2003/5

12 ファンファーレ

 タイトル通りです。しかも短い曲。ですが、その割にホーンのアレンジをいろいろと練ってみました。
 これもそれぞれのパートを細かくいじっていてMIDIデータとMP3とでは少し内容が異なります。

2003/5

13 伝承-Prologue-
-Extra Edition-

 かねてから話していた、長めの(それでもたった1分半ですが)バージョンがようやく出来上がりました。スネアやシンバル、ハープなども加えて、リッチな雰囲気になったかと思います。が、未だにオーケストラの編曲は難しいです.....。  ひろきちさんへ贈る

2003/5

14 The Oracle

 仰仰しいタイトルで恐縮です。
奥の方でキラキラ鳴っている音はCS1xの音色で、この曲に取りかかる当初からこの音色にしようと決めていました。そこにハープのダブリングと軟らかめのストリングス、って具合です。神秘的な雰囲気が出ていればよいのですが。

2003/5

15 The Immolator of Despair

 思わせぶりなタイトルの割には、すごく短い曲なので(制作時ではもう少し作ってみたのですが...)、拍子抜けするかもしれません。衝撃的な場面で使われる感じ。要望が"ベートーヴェンの「運命」みたいな感じで"って....。ぅう、ああいうのが作れればこんなに曲作りで苦労してないよねえ。

2003/3

16 Elegy for Will O' Wisp

 哀愁帯びた、薄暗い雰囲気、(炎上する町を丘から眺める、場面)という感じで.....こういう曲想に。普段クラシックを聴いている人にはこの曲は別に何とも思われないのでしょうが、クラシック音楽はよくわからないのでこういうコードの流れを作るのは実は大変です.....。

2003/5

17 Burgundy Night

 「Crucifix」や「枢機卿」と並んで、お気に入りの曲です。モダンなデカダンス×ロマンス、という感じです。
 この曲を作るまでに同じような雰囲気を持つ曲(1コーラス分程)をいくつも作りました。.....ファムファタルのようなイメージ、かな。
 このリストの中で唯一MC-303を使っている曲です。ドラム、ベース、シンセブラスがMC303、バッキングピアノがCS1x、リードピアノがN1Rの音色です。
..........ピアノも弾けないくせによく出来たと思います..........。

2003/7

18 Guardians of Spirits

 優しげなハープのアルペジオから始まり、いきなりアップテンポになる曲です。神秘的だけど疾走感がある....という要望で作りました。「Scintillation」と曲調が似てしまうのを避けるためにけっこう苦労したのですが......うむぅ。

2003/5

19 Doomhammer

 迫り来る恐怖......というイメージなのですが、雰囲気、出てます? あ、出てない? う〜ん、このコード進行はけっこう合ってると思うし基本的な形はこれでいいと思うのですが、ダークさよりもミステリアスな雰囲気の方が強いのかも...。ベースとギター次第でぐっとよくなる予感。
 今思ったけどサバスっぽいのがいいかも。タイトルが気に入っているだけに...うむぅ。

2003/4

20 枢機卿

 気に入っている曲の1つです。こういう感じのはかなり昔からいろいろ試して作っていた成果もあって、今回は割とまともな仕上がりにできました。制作時にはもっと重厚な音色で作業を進めていましたが(そっちの方はSEVENTH+HEAVEN的かなぁ)、出来上がりは割とおしとやかな感じになりました。
 呪われた大聖堂内で堕ちた枢機卿達の陰謀によって八つ裂きにされる......ってイメージ。
 ......枢機卿、枢密院、元老院、なんでもいいんだけれどね....。ってこんなイメージじゃあ教皇から迫害受けて魔界逝きだ...。

2003/4

21 Crucifix

 一度作りかけてあったのをボツにして、先に載せた「Piano Edition」を元に再構築したもの。
 タイトルを「Crucifix」にした影響で、中間部分に杭を打つような効果音入れたりしてみました。本当はAメロ、Bメロって作れば良くなるかなあと思いつつもまだ手付かずの状態。メロディや雰囲気などは気に入っているので、音色/アレンジ含めて今後改めて載せられればよいなあと考えています。
 やっぱりギターは入れないと良さが出ない...............。

2003/7

22 風の記憶

 ストリングスを裏メロに入れてみたら急に世界が変わって、タイトルもそれで浮かんで、こういうタイトルになりました。イントロの環境音もそんな意味合いです。ストリングスとオルゴールが噛み合う感じがよくできたかなぁ......と気に入っています。

2003/4

23 天空のストーリーテラー

 ゆったりとしたメロディで、なんとなくストリングスは空で、ホルンが大地みたいな感じに聞こえたので...、タイトルもそんな思わせぶりなものに。エンディング用というわけではないですが、終止感のある曲だなあと思って最後に持ってきました。

2003/5

© yusuke kobayashi
無断転載、使用を禁止します

 

TUNES PLAYER