ワルプルギス・ナイトとは、4月30から5月1日にヨーロッパで行われる行事のことです。むかし怪しげな魔術書でこの言葉を知ったのですが、たしか大規模なサバトが行われる日だと思っていたのですが、Wikipediaを見ると一般的にはそうではないみたいです。それにポピュラーな行事だったとは。てっきり悪魔との宴会みたいなことだと思っていたのに.......。
話は変わって、実は心配している事があります。個人的なことではなくて、それはここ最近急に騒がれ始めた、新型インフルエンザの流行のことです。さきほどのニュースでも成田空港で陽性反応が出た乗客がいたとのこと.........やはり時間の問題なのでしょうか。
今回の豚インフルエンザは、鳥インフルエンザほど強くないにしても、通常のインフルエンザよりは強いとか。............自分みたいなのが真っ先に罹るんじゃないかと心配しています。巷の流行には乗り遅れますが、インフルエンザの流行だけは非常に敏感なのが泣けてきます。タミフルが使われだした年に服用しましたし。今回のは日本人の4人に1人が罹るとか???? だめだよこれは........絶対罹る。((((゚д゚)))))
花粉症なのでマスクは十分に確保してありますし、去年お腹の風邪を引いてから薬用石鹸も常備してあり手洗いによく使っています。出来るのはそれくらいか.........。抵抗力を付けるために体を丈夫にしておかないといけないですね。睡眠をしっかりとるとか疲れを溜めないとか..........難しいなあ。もともと軟弱体質の自分は、この話は本当に笑えません。今までに何回インフルエンザに罹ってると思ってるんだ、ウイルスめ。まだ死にたくないぞ!(`・ω・´) シャキーン
† 23:02
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昨日、女神転生の情報/検索サイトである「Mapper」が更新停止、閉鎖する旨のメールが届いていました。
突然の事でしたので驚きました。第七天のラストバイブルコンテンツ「Pandemonium」も登録させていただいていました。.......引き継いでくれる有志がいらっしゃれば良いのですが.........それを祈ります。ラストバイブルの知名度と良さを知ってもらうために登録しただけですので、とりわけお世話になったというわけではありません。しかしMapperサイトの管理人さんはラストバイブルにも出来るだけの配慮と対応なさる方だとわかったので、なるべくならばまたいつか再開してもらいたいと思います。
そんなラストバイブル。去年デザインを手掛けさせてもらったラストバイブルサイト「ルシフェリウム」が、今年始めにひととおりコンテンツが揃い一応の形となりました。管理人のはやぶささん、お疲れさまでした。あれあけのデータベースを整えるのはさぞ大変だったと察します。しばらく更新ができないとのことでの作業だったようなので、2chでいきなりサイトを作るはめになりながらも投げ出さずにサイト運営していることに、同じサイト管理人として脱帽する思いです。ことし年賀状を送ったきりで労いのメールも差し上げられずに申し訳なく思っています。もしもブログを見ていたらさりげなくムドでもかましてやってください。w
前にもこのブログで書いたかもしくはご本人にお伝えしたかと思うのですが、「ルシフェリウム」はラストバイブルのポータルサイトという意味合いであってほしいと、デザインを制作している段階から考えていました。サイト名もポータルサイトに相応しい名前ですし今までそういうサイトはありませんでしたので。
そのルシフェリウムが開設当初から掲げていた目標がラストバイブルのリメイクの要望ということでした。半ば夢の様な話ではありますが叶わないとも限りません。要望を書き込み投票し票の多かったものについては企業が実現させる可能性もある....「たのみこむ」というサイトでもラストバイブル関係ではそれなりに票が入っていますし、もっとアピールしていけばひょっとするかもしれません。
ラストバイブルに関心が無い、好きではないメガテンファンに興味を持ってもらう事、メガテンもラストバイブルも知らない人にラストバイブルをプレイしてもらいその良さを知ってもらう事、この2つが前述のリメイク要望には必要だと思います。そのためMapperが閉鎖となると非情に痛手です。
たのみこむ
女神転生外伝ラストバイブルシリーズをリメイク
女神転生外伝ラストバイブル3サウンドトラック
女神転生外伝ラストバイブル4
賛同していただける方がしらっしゃいましたらぜひお願いいたします。
思うに.....リメイクとLB4を頼み込んだ方....同じ方ですが、カテゴリーをPSPの方へシフトしたりと、けっこう本気で実現させたがっているのかもしれません。そのため今のところ順位は上位に位置しています。1位になったからといって必ずしも実現されるわけではないようですが、それでも強いアピールにはなること間違いなしです。このリメイク嘆願を先述のMapperを始めメガテンサイトで取り上げてもらえれば......と思っていました。
う〜ん..........少なくともラストバイブルを(メインで)扱っているサイトには各々トップページ辺りでリンクを貼ってもらいたいところです。2chのラストバイブルスレでも次スレにはテンプレとして入れた方がいいかも。
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ところで辞書などで調べていてラストバイブルに登場する名称の元ネタになったのではないかと思われるものをいくつか見つけました。2chのラストバイブルの過去スレでも特に挙がっていなかったものを以下にささやかですが紹介してみます。......まあ調べればすぐに出て来るので紹介する程でもないので一部ですが。
アッシュールバニパル
LB3に登場するバニパルの元ネタ?
アッシリア帝国サルゴン朝最後の王。近隣の反乱や諸民族の侵攻を防いだとか。LB内のキャラとは180度違いますね。
ドゥラ・エウロポス
LB3に登場する町の名前に「ドゥラ・エウロペ」というのがありますが、おそらくこれが元ネタではないでしょうか。シリア東部にある都市遺跡。ちなみにエウロペはヨーロッパの語源ともなったギリシャ神話の女性。牡牛に化けたゼウスに乗せられるエウロペのシーンはよく知られています。(モローにもありますね)
ゴグ マゴグ
それぞれLB2に登場する町の名前であるゴク、マゴクの由来?
プリマスで発掘された巨大な骨や歯から想像された旧約聖書の巨人。
ヒュパティア、ルツ、マナセ、 リュカオン、トラキア......調べればすぐに見つかるのでわざわざ書くのもバカっぽいですが、人名/民族名
シドン、シッパル、テュロス、エブラ、ザマ、ロマーニャ、カノッサ....これも調べればすぐに見つかりますね。ソドム、ゴモラ、ゴルゴダなどももちろん地名。
ドルメン→支石墓。たしかにそのものですね。
ブルトン→アンドレ・ブルトンかなと思いましたが民族名からかも? 同じく サルマチアも民族名から?
アイン→アル=アイン?
他の方もおっしゃっていた気がしますが、LB2に登場する「ブランティカ」の地名の由来がわかりません。何かの合成語かある文字だけ異なるとか......他のネタ元から察するとそういう気がするのですが、もともと世界史や地理には詳しくないのでさっぱりです。つд`)ウウッ
以上、雑記でした。
† 23:32
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魔術...........久しぶりに調べ物をしました。
ことのきっかけは、ラストバイブルに登場する呪文の意味を調べる事でした。
その呪文は「ランカイン」という呪文で、他のRPGにあるか分かりませんが戦闘シーンで1ターンでは効果が現れず最大で4ターンしないと効果が現れない呪文です。その際に唱えられる呪文が、「オン アルファ エト オメガ イオト テトラグラマトン」というもの。テトラグラマトンが聖四文字、すなわちヤハウェを意味する言葉である事は以前から知っていましたたし、アルファ=オメガも、あらゆるものの始まりと終わりを意味するもの=それを司るもの....キリストを意味するものだということも知っていましたので、何らかの意味があるのではないかと前々から思っていました。
サイトデザインをするにあたって、ゲームのデータベース的なコンテンツもメインで含まれるということから古文書みたいなイメージがあったので、ルシフェルを含めラストバイブルで呼ばれる「魔獣」は元はほとんど悪魔ですので、もう少し悪魔的なものがいいな....と思って、その呪文の文章をデザイン的に使おうと思っていました。
ラストバイブルの海外版「REVELATIONS: THE DEMONS SLAYER」には、「Un, Alpha, et, Omega, eot, Tetragramaton!」と書かれていたので意味を調べようとググってみたら、まったくヒット無し。ゲームの呪文にしては出来過ぎているので絶対どこからかの引用文だと決め込んでいたので、とにかく調べまくりました。
その結果、どうやら本来の言葉とはスペルが異なる様です。それがスペルミスなのか意図的なのかはわかりませんが。また調べた限りでは単語はそれぞれ確かにあるようですが、続けての文章としてのものは見つけられませんでした。なので正しいかどうかは分かりませんが、少なくとも単語自体を直せば「On Alpha et Omega Ioth Tetragrammaton!」になるようです。
で、引用元はおそらく召還/防御呪文なのではないかと思います。要するに神聖な精霊を呼び出し、その力によって悪魔を呼び出したり、あるいは悪魔に手出しさせないようにする呪文のある1節から抜き出したもののようです。調べた結果、見つかったページに掲載されていた文章が微妙にそれぞれ異なるのですが、だいたいの文章は以下のようです。
「I conjure thee, I exorcise thee, thou Spirit Zadkiel, by these Holy Names Hagios O Theos Iscyros Athanatos Paracletus Agla on Alpha et Omega Ioth Aglanbroth Abiel Anathiel Tetragrammaton: And by all other great and glorious, holy and unspeakable, mysterious, mighty, powerful, incomprehensible Names of God, that you attend unto the words of my mouth, and send unto me Pabiel or other of your ministering, serving Spirits, who may show me such things as I shall demand of him in the Name of the Father, and of the Son, and of the Holy Ghost. Amen.」
最初の1文に、ランカインの呪文の全てが集まっています。長いので省略したのかもしれません。それでこの引用元の呪文なのですが、おそらく.......「The Lesser Key of Solomon(ソロモンの小さな鍵)」という魔導書(グリモワール)ではないかと思います。これは別名「レメゲトン」とも呼ばれるもので、ソロモン王が書き記したと言われていますが実際はもっと後になってから書かれた物の様です。ソロモン72柱の悪魔や四大精霊、天使などなどあらゆる精霊を召還する方法が書かれている様です。
ラストバイブルにはその他、魔導書から引用されたものだと、「アル・アジフ」≒「ネクロノミコン」がそうです。これはラヴクラフトの著書とも言えるのですが、その中にアブドル・アルハズラットという詩人が書き表した...ということになっているそうです。それが史実なのかは知りませんが、エリザベス女王直属の魔術師だったジョン・ディーが英語に翻訳したとかいうところなどから判断するになかなか信憑性のある物なのではないかと思いますが................。ちなみにジョン・ディーは、エノク語という言葉を使って天使と会話したことで有名な魔術師/占星術師です。
余談ですが、その後エノク語や魔術を研究した魔術結社が「黄金の夜明け団」....のちにアレイスター・クロウリーも入団しています。詳しくないのでわかりませんが、クロウリーの「法の書」なんかにも同様の召還呪文が書かれているかもしれません。ちなみにクロウリーは20世紀最大の魔術師...なんて形容されたりします。HR/HMファンならば、オジーの名曲「ミスター・クロウリー」でお馴染みのはず。手掛けたトート・タロットも有名です。アマゾンで買えるなんて驚きです。タロット....なんとなく欲しいアイテムですが、クロウリーのもいいけどミュシャがデザインしたタロットの方が飾るにはいいかも(たしかあったはず..)........。
その呪文を調べている過程で、いろいろな魔法陣のイラストを見つけたのですが、その中に偶然ルシフェルのシンボルがあってびっくりしました。他のソロモンの72柱の悪魔などにはシンボルがあるのですがルシフェルだけは見つけられなかったので、そんなはずはないとは思っていましたがやはりあるのですね。
そのシンボルのおかげで、サイトデザインで煮詰まっていた飾り罫のデザインが決まり、とても有り難かったのでした。ラストバイブルのみならず、ルシフェルのファンサイトとしても作りたかったので、まさにぴったりの飾り罫になったのではないかと思っています。
振り返ると.........ルシフェリウムは成すべくして成った.....そんな気さえしてしまいます。
† 23:54
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奉教人の死/ 芥川龍之介
青空文庫:るしへる
芥川龍之介は子供の頃から好きな作家のうちの一人で、新潮文庫から出ているものはほとんど持っています。もちろん全てが好きというわけでもないし、巻末の著書の紹介を見ても、キリシタンものといわれるこの「奉教人の死」も興味が持てず買わずじまいのままでした。また今までにある程度芥川の主立った作品は読んだつもりでしたので、好きな作家とは言ってももうこの辺りでいいかな....とも思っていました。
なぜ「奉教人の死」を買ったかと言えば、タイトルの通りです。「るしへる」という作品がこの「奉教人の死」に収められていたからでした。「るしへる」は悪魔のことについて書かれている.....なんて紹介されたりしていますが、ルシフェルのことを知っていれば、この「るしへる」が「ルシフェル」だとピンとくるはずです。
そもそもこの「るしへる」という作品があることを知ったのは、同じく芥川の作品「或阿呆の一生」内に出てくる文章が気になってネットで調べ物をしていた時に偶然見つけました。
「死にたがつていらつしやるのですつてね。」
「ええ。——いえ、死にたがつてゐるよりも生きることに飽(あ)きてゐるのです。」
彼等はかう云ふ問答から一しよに死ぬことを約束した。
「プラトニツク・スウイサイドですね。」
「ダブル・プラトニツク・スウイサイド。」
彼は彼自身の落ち着いてゐるのを不思議に思はずにはゐられなかつた。
(「或阿呆の一生」四十八 火あそび より 青空文庫から引用) (*新潮文庫の同作品は旧仮名から新仮名づかいに直してあります)
この中の「プラトニツク・スウイサイド」「ダブル・プラトニツク・スウイサイド。」という言葉が引っかかっていまして、巻末の注釈には「精神的自殺」「精神的心中」としか書かれていなくて.......。それで調べ物をしていたら、たまたまヒットしたページ内に「るしへる」のレビューが載っていた....という次第です。
これはサイトデザインとは直接的な影響を受けたわけではありませんが、「るしへる」に登場する悪魔は、ラストバイブルに登場する(特にラストバイブル1の)ルシフェルに近い思想があるように思えました。悪魔にも悪魔なりに葛藤していて、何と言うか.......巻末の解説を載せた方が分かり易そうなのでそちらを引用しますが、禅僧が悪魔(るしへる)に出会った時にその悪魔が述べた事をまとめると、-----------「あなたがたが善の崖っぷちにいて、悪の魅惑に吸い込まれそうになっているのに似て、悪魔である自分はいつも悪の崖っぷちにいて、善の魅惑に吸い込まれそうになっている、奴らは悪の一点張りだ、などと誤解しないでほしい」------------ということです。
ラストバイブル1に登場するルシフェルとミカエルは共に魔獣の生存の方法を、前述に倣えば悪と善のそれぞれの方向で実行します。ルシフェルはそれによって最終的に主人公に倒されます。(つまりラスボス) しかし倒した後のルシフェルの「まじゅうをたのむ....」という台詞を吐くところや、もとから悪事を働いていたわけではないところから考えると、「るしへる」内のルシフェルもそうですが、ミルトンの「失楽園」に登場するルシフェルもまた同じルシフェル像のように思えます。
「されどわれら悪魔の族(やから)はその性(さが)悪なれど、善を忘れず。右の眼は『いんへるの』の無間(むげん)の暗を見るとも云えど、左の眼には今も猶、『はらいそ』の光を麗しと、常に天上を眺むるなり。
(はらいそ=ポルトガル語で天国の意味。たぶん英語のparadiseと同義だと思います。いんへるのもまたinfernoと同義語だと思います。)(「るしへる」より青空文庫から引用)
とにかくこの「るしへる」に登場する悪魔は、いわゆるルシフェルそのものといって良いと思えます。地獄に堕ちたいきさつも、神に逆らい1/3の天使とともに堕ちた、ということが書かれていますし、風貌も、コウモリのような翼やかぎ爪など醜い姿はしておらず、肌黒ですが眉目は悪くなく、法衣に身を包み、首に金色の首飾りをしている.....と描かれています。禅僧との会話のやりとりの内容もいかにもなルシフェル像で、読んでいてなんとなく嬉しい気分になったりしました。.........さすが芥川。
ルシフェル好きの人はぜひ読む事をお勧めします。といっても話にオチがあるわけでもないし文庫では8ページしかない超短編です。ですが、冒頭に紹介した「青空文庫」にも載っていますが旧仮名づかいですし、ことあるごとにふりがながふってある上に、注釈が無いと分かりにくい言葉もキリシタンものゆえに多いので、出来れば新潮文庫の「奉教人の死」を買う事をお勧めします。収められている作品は、すべてキリシタンものの作品なので、本を通して統一感があります。タイトル作品は意外な結末で驚くと共に泣ける話ですし(ちょっと萌えるかもw)、「煙草と悪魔」「報恩記」はいつもの芥川のウイットに富んだ話ですし、「神神の頬笑」「おぎん」「おしの」などは、キリスト教の在り方に疑問を投げかける様な....興味深い話です。
.........ちなみに....芥川龍之介の写真で珍しいのを見つけました。
http://uraaozora.jpn.org/akutagawa.html
.........若い頃の写真でしょうか。てっきりB'zの稲葉かと思ってしまいました。芥川ってモテまくったとかいうし、結婚後もずいぶんと浮名を流していたらしいし。
Ryunosuke Akutagawa (1892-1927)
YouTubeにある芥川の動画です。有名な、麦わら帽子を被ってたばこをの火をくすぶらせる芥川を映したものです。これが撮影されてから数日後に自殺していたと言うらしいので、たぶんこれに映っている芥川はそうとうラリっている状態なのかも........。体を慣らす為に1週間近く前から睡眠薬を大量に飲み続けていたそうなので。その割にはすいすいと木登りしているところも見栄っ張りな芥川らしい気もします。
† 21:55
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嵌まっていた....というよりは資料集めをしていたのが高じての結果なのですが、神話や悪魔、それに魔術関係についての資料を、5〜6月の2ヶ月余りに渡り漁っていました。これは少し前に書きましたが、ラストバイブルファンサイト「ルシフェリウム」のサイトデザインのためでした。
それなりに悪魔や堕天使に関する本は持っていましたので全く知識がなかったわけではありませんし、今までの雑記などでも度々話題にしてきました。「ルシフェリウム」のデザインの大きな要素となったのが、天使像、ルシフェルの紋章、召還呪文の3つです。今回は一番時間を掛けて苦労した、天使像について。
天使像といっても例えばガブリエルのような伝達係系天使よりも武装している天使の像を必要としていました。なにせルシフェリウムですので力強くないといけません。調べてみると、天使像といえば子供の天使や女性の天使はすぐにみつかるのですが、武装している天使はそれらと比べるとずっと少なくて本当に苦労しました。 よくよく考えてみると武装している天使で有名なのはミカエルくらいなんですよね。
まあともかくグーグルのイメージ検索で、まず「angel statue」辺りで一通り時間を掛けてチェックして、それで気になった天使像が3つ見つかりました。
1つは、次のサイトのページ上部に載っている天使像。 http://216.254.31.219/lucite/lucite.asp この天使像、あるCDジャケットに描かれているものに似ている様に思うんです。なので意外に有名な天使像なのではと思っているのですが、グーグルのイメージ検索では見つからないし、作者や名前も分からないのでお手上げです。ちなみにそのCDジャケットは、TNTの「TILL NEXT TIME」。以前当雑記で紹介したこともあるCDです。このジャケット裏には顔の部分をアップしたものがあって、それと見比べるとやっぱり似ている気がするんです。同じ巻き髪、ティアラ、ポーズ.....CDジャケットの方は手描きのような感じですので、推測ですが天使像を参考に描いたのではないかと..........。大きな画像はこちらで。http://homepage.mac.com/jreffner/Artwork/tnt/till_next_time.jpg
.......似ていません?どなたかご存知の方いらっしゃいましたらぜひお教えください。かなり気になって仕方がありません。この女神風の天使に萌えです。
結果的にミカエル像にしましたが、この天使像を見つけて、これの無料で使える写真を探そうと当初は考えていました。ラストバイブルも1と2はサブタイトルが「女神転生外伝」だし、1にはフォースの女神も登場していたのでかなり雰囲気も似ているし、それでいこうと思っていたのですが、前述通り詳細が分からないので諦めました。
2つめはこの天使像 http://binturong.us/pics/brighton/angel_statue_closeup-big.html
どうやらこの天使の詳細は分かりました。イギリスのブライトンにある像.....らしいです。 http://americanairlines.wcities.com/en/record/,214065/202/record.html
オーブを左手に手にしているので、これもラストバイブルのルシフェルに通じるところがあったので候補でした。ラストバイブル1ではルシフェル達が魔獣達を救う為にオリハルコンを奪うのですが、海外版ラストバイブル=「REVELATIONS: THE DEMONS SLAYER」には、オリハルコンが「Orb」と書き換えられています。聖書などにも登場する球体の宝玉です。音響機器/レコードメーカーの「フィリップス」や、元はパンクファッションのブランドだった「ヴィヴィアン・ウエストウッド」もロゴにオーブが使われていますね。
断念したのはフリーの写真を見つけられなかった事です。先ほどの大きな画像のアドレスは個人撮影のものですし、使うわけにはいきません。もしかしたらメールで使用許可を求めれば承諾してくれる可能性もあったかもしれませんが......。
3つめは、ルシフェリウムのトップに決めた天使像。
剣をかざし表情も憂いのある様な或いは何かを見詰めている様な、そんな表情でしたし、ポーズもよかったし男の天使でしたので、これ以外に似合う像はないと即決。ヒット数も多かったので詳細もすぐに判明。イタリアのローマにある「サンタンジェロ城」というお城でした。
サンタンジェロ城 - Wikipedia
日本語で訳すと、そのまま天使城なんですね。.............ルシフェリウムにこれほどぴったりなものは他には本当にありません。ルシフェリウム...ルシフェルを筆頭に堕天使の棲む魔城......ミルトンの「失楽園」に出てくるパンデモニウムのようなものです。
サンタンジェロを調べてみると、城の手前に架かっている橋の欄干にはそれぞれ武装した天使像が違ったポーズをとっています。剣、メイス、槍、十字架を武器として握っています。サンタンジェロ城に立っている天使はミカエルでしたから、橋で構えている天使達にもそれぞれ名のある天使なのかもしれませんが、そこまでは調べられませんでした。
...........サンタンジェロ.......こんなお城(遺跡)があるのを知らないなんて不覚でした。Wikipediaの日本語ページに載っている位ですから有名なのでしょう? 検索ワードを「Castel Sant'Angelo」に切り替えて再びイメージ検索。すると.......何と嬉しい事にフリーで使える写真があるではありませんか! .......もう運命だと思いました。(ぉぃ
そういう経緯でやっと天使像の写真が決まり、サイトデザインの制作を始められました。トップページのそのことだけで2週間くらい掛かっていました。トップページはサイトの顔ともいえる存在ですので時間を掛けます。トップページを各ページに流用した方が手間も省けますし、デザインの統一感も出てきますので、やはり重要です。 ミカエル像はトップページのみにしようと思っていたので、各ページページ左側にはメニューを配置していたのですが、その部分の背景に、橋の欄干に立っていたメイスを握る天使像を載せる事にしました。
他にも、堕天使の像などもいろいろ見つかりキープしたものもあります。彫像に限らなければ絵画でも気になる絵も見つかりましたし。その中で特に見つけて良かったと思ったのは、ミカエルが描かれた絵画のうちの1つに。グイド・レーニが描いた絵だったとは......びっくりでした。
グイド・レーニはたぶん日本ではマイナーな画家なのだと思いますが、海外ではけっこう人気があるとか耳にした事があります。また当時はラファエロの再来ともいわれ、近年の古典絵画の再評価と共に本来の評価になりつつあるそうです。テレビ番組の「美の巨人たち」でも前に取り上げていましたが、「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」が、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」とどこか似ていて、もしかしたらフェルメールがそれを参考にしたとか..........番組(下記ページにも書かれています)で紹介されていました。
詳しくは下記に載せたページに書かれていますが、ベアトリーチェが実の父親に関係を求められ、それに耐えきれなくなり殺害してしまった罪で処刑されたのですが、その場所が、前述のサンタンジェロ..............。
グイド・レーニ「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」
http://www-cvr.ai.uiuc.edu/~slazebni/personal_page/scrapbook/paintings/beatrice_cenci.jpg
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」
http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/vermeer/i/earring.jpg
EPSON〜美の巨人たち〜: グイド・レーニ「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/f_041218.htm
† 01:09
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ルシフェリウム
5月初め辺りから7月中旬までウェブデザイン制作していたサイトです。
このサイトは、アトラスから発売されていた、女神転生外伝ラストバイブルシリーズ(ラストバイブル3は女神〜の肩書きはありません)のファンサイトで、確か2003年辺りに公開されて、半年程で閉鎖されてました。サイト名の「ルシフェリウム」とは、ルシフェルの根城の意味ですが、ラストバイブル(以下LB)1〜3シリーズを通して、ルシフェル及びルシフェリウムが登場しています。本家の女神転生シリーズは知らないので分かりませんが、少なくともラストバイブルはルシフェルとルシフェリウムが1つの要素であって同時にシリーズの世界観を繋ぎ留めている......そんな気がします。
これはサイトデザインが出来上がった後に、管理人さんへお話したことなのですが、このサイトデザインを手掛けるにあたって念頭に置いたのが、ラストバイブルとルシフェルのためのファンサイトだったということです。故に、サイト名がルシフェリウムでなかれば、このようなデザインになってはいませんし、おそらく.......(自分の中では)これほど良い出来にはならなかったと思います。
ルシフェル............、過去の雑記をご覧になれば、ルシフェルが大好きな事が分かると思います。別に服従するつもりもないし、もちろんその存在を信じているわけでもありません。(ま...いたらそれはそれでいいですが) ただ、語られているルシフェルの人間性.....(人間ではないけど)そういうのを含めて、自分の中で抽象化されアウトプットするあらゆるものに影響を受けています。なんてつらつら書くと話がそれてしまうので、ルシフェル論はまた後日改めて書きたいと思います。
そんな自分が思い描くルシフェルと、ラストバイブルに登場するルシフェルとはかなり似ています。同時にゲーム自体の世界観やストーリーなども大好きです。しかし出来上がったサイトの雰囲気は、ラストバイブルの持つ雰囲気とは異なってしまいました。.....とはいってもラストバイブルシリーズのほとんどが昔の携帯ゲーム機での作品でhしたので、グラフィックは当然描き込まれているわけでもないので、各々の想像によりけりだとも言えそうです。LB3だけはスーパーファミコンでしたので、かなり細かい部分まで描く込まれています。ストーリーはシリーズ通してダークでシリアスですが、LB3のグラフィックがやたらポップなので、あれと見比べると、別物に見えてしまうかもしれません。
ヴェルヴェティーン同様に今回もサイトデザインを自由にさせていただけたので、本当に有り難く助かりました。その上、気に入って頂けている様なので、こんなに嬉しい事はありません。.......いつだって誰かに何かを差し上げる時は、気に入ってもらえるか本当に心配なのです。自分がどんなに気に入っていても、好みは人それぞれなので分かりません。だいたい差し上げる事自体がお節介かもしれませんし、もう本当に気を使います。
サイトデザインの構造は、今回はテーブルタグを多用しました。理由はゲームのデータ掲載のコンテンツを多く占めるので、常時メニュー表示しておく必要があったためです。CSS(スタイルシート)でDIV要素をフロートさせれば可能なのですが、現状では不安定な上に各ブラウザで表示を統一させるのは苦労するので、差し上げるというのでは、やはり管理が簡単なテーブル構造が良いと思ってそうしました。
一時期、かなりW3Cの仕様に準拠することに執心していましたが、最近では柔軟な考え方になりまして、従来のテーブル構造も必要によって使う様になりました。Flashを除けば、テーブルダグによるコントロールが一番安定しますしラクです。
ただ、装飾やレイアウトなどの設定は、ヴェルヴェティーンと同じく、今の自分に可能な限りHTML+CSSで分別させています。ほとんどのページは、比較的コンテンツ量がなくすぐに作成できたのですが、データ掲載ページ「Reference」は、コンテンツの内容上、テーブルタグを多用した表によるものがほとんどなので、それをコントロールする為のCSS設定に苦労しました。分野によって項目数が異なりますし、そうなると1行1段ごとの幅や高さも変わりますし、テーブルの構造も異なります。そこをCSSでコントロールするとなると、各行各段にクラス指定してやる必要があり、その結果、CSS設定量がかなり多くなってしまいました。トップページを除き全てのCSSは外部CSSにまとめてあるので、設定量は多いのですが把握さえすれば、結果的には、今後のコンテンツの追加/修正作業の際に便利なのではと思っています。
たとえば表の項目欄の幅をCSSではなくHTMLタグで指定してしまうと、数個の表ならばまだ良いですが、それが何十とあるとそれらを修正して行くのは容易な事ではありません。データ入力でさえ一苦労なのに個々の表示修正までしなくてはいけないとなれば.........考えるだけでうんざりしそうです。
デザインに関してですが、これも後で個々に書いていきますが、事前の資料集めに時間が掛かりましたがそれが結果的に良かったようです。天使像に始まり、ルシフェルの紋章、魔術の呪文.......この3つがルシフェリウムの大きな要素です。これらを調べ上げるのにトータルで2週間近く掛かってしまいました。もちろん国内サイトでは見つかるわけも無いので、海外サイトばかりです。英語もろくにできないし、知ってる単語といえば、PuxxyとかFxxkとかしょうもないのばっかりだしw、おまけに辞書で調べても載ってない単語がいろいろあってその多くは魔術やオカルト関係なのですが、それらを交えた文章ばっかりだったので苦労しました。でもおかけで知識も増えたし(相変わらず何の役にも立たなそうだしw、知識を他人に披露すると怪しまれそうだしww)、個人的には満足しています。
ページ内の飾り罫は、ルシフェルの紋章をヒントに作ったオリジナルです。市販の飾り罫は使っていません。この飾り罫はお気に入りです。それが出来上がるまでは、だいぶ苦労して市販のもので済ませようと本当に思っていました。特にゴシック風とかそういう様式のコンセプトもなかったので、ルシフェル....ルシフェリウムに関連させるデザイン...............そんなのわかるわけないだろ!....って感じで参っていました。その後、ネットで調べ上げてルシフェルを象徴させるデザインがあることを発見したので、それがきっかけでうまく雰囲気を統一できてなおかつデザインも良くなり、うまくまとめられました。
これでラストバイブル関係で出来る事は全てし終えました。MIDIは作ったし自サイト内に別コンテンツも設けたし、ルシフェリウムのサイトデザインも手掛けたし、夢かもしれませんがリメイク実現の為の、今後のラストバイブルの話題作りなどの提案も管理人さんへ話しておきました。また何かあればその時は何かしら対応するつもりですが、しばらくは静観しようと思います。フォース無しのガイアのみで創作するのはしんどいですね。w
うわ......また長くなってしまいました。
どちらのサイトも自分のサイトを手掛ける感じで作りました。どちらもとても気に入っています。自分のとこよりもいいかも...と思うくらい。制作している途中、これは敢えて使わないで自分のサイトのためにとっておこう.....なんて悪魔になりかけた時もありましたが、それだと相手に申し訳ないし出来も悪くなるし、自分が作ったのだから、今後自分のために部分的に使ったり流用したって構わないはずですし......なので、きちんと全て良いものを使いました。
SEVENTH†HEAVEN内のコンテンツ4つにさらに今回の2つ......計6つもサイトを作った様なものです。そんなんだったらさっさと自分のサイトをリニューアルさせろよな....とか突っ込まれそうですね。オリジナルのゴシックの飾り罫が出来上がれば、サイトデザインに関しては一段落できるのですが、また少しかかります。だいたい掴めているし、これでOKにしようというものもあるのですが、もう少し粘ってみたいです。
† 02:10
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書き貯めてあったものがいくつもあって、これもその1つ。タイトル通り8月中に書いたものです。
ここ数日間に、立て続けに悪夢を見ました。
............夢なんて見たのは久しぶりでした。以前はよく見たのですが、ここ1年ほど全く見ませんでした。人の夢なんてどうでもいいのは分かっていますが、結構恐怖だったし、夢の内容をはっきりと覚えているので、忘れるのは勿体無いないので、ちょっとメモっておこうと思います。
1つめの夢の舞台は、真夏の時期の、のどかな田舎。どうやら小学生になってしまっていて、お昼休みか放課後に友達数人と校内で遊んでいる場面。肝心のきっかけをよく憶えていないのですが、確か、開かずの部屋に何かの拍子で入ってしまい、友達とふざけているうちに、何かに当たってその途端、黒い霧のような気体に包まれてしまったんです。
黒い霧はすぐ消えてしまい、今のは一体何だったの?....という感じで特に何も変化はなく気にも留めず、教室に戻ろうとしたら、顔を引きつらせた先生達が立っていて、今すぐ校内から出てけ、って言うんです。まあ開かずの間に入ってしまったのは悪かったとは思いましたが、どうやらそういうレベルの話ではないようで、とにかく物凄い形相で、デッキブラシやモップなどで叩いて追い出そうとするのです。
分けも分からずにとにかく追い出されて、仕方ないので家に帰ったのですが、家の前で親が出迎えていて、悲しそうな表情で立ち尽くしていました。どういうわけか家の中へ入れてもらえないのです。先ほどの先生と同じ様に、汚いものを追い払うかの様に、物干竿などで叩いてくるのです。「なんで、なんで入れさせてくれないの......!?」と泣きわめいても変わらず追い出そうとします。そして一言。
「感染るからもう家には居られない......」
この言葉で、どうやら自分の身に何か悪い事が起きていることに気付き、仕方無く、近くの遊び場である神社へ行く事にしました。神社へたどり着く途中、同じく学校から追い出された友達に出会い、やっぱり同じ様な目に遭ったようでした。その後、結局追い出された友達全員が神社へと集まって来ました。みんなから話を聞いてわかったことは、どうやら治療不可能な感染病にかかってしまったこと、長くても数日以内に死んでしまう、ということでした。
みんなしばらく泣いていました。..........為す術のない感染病に掛かってしまった以上、どうする事も出来ず、その日は神社で夜を明かす事にしました。どこからか漂ってくる夕食のおいしそうな匂い、笑い声、綺麗な夜空.........あまりにも辛い時間でした。
いつしか泣き疲れて眠っていたのですが、突然のうめき声で目が覚めました。辺りを見渡すと、そこには目を疑う様な光景が..........。
友達のひとりが、暑い暑いと悶えているのですが、足下を見ると、体が溶けているのです。みるみるうちに体全体が溶けてスライム状になってしまい、顔だけがその上に乗っかっている様な状態になりました。その状態で、苦しみながら這って助けを求めるのですが、もちろんどうしようもなく、これがいつか自分の身に起こる事なのだと思うと、もう見るのが怖くて逃げ出してしまいました。
翌朝、悲劇の現場へ行ってみると、頭蓋骨が残っている以外には何もなく、ナメクジの這った跡の様な跡があるだけでした。
...............それからというもの、それぞれ友達の最期を目撃したくないために、境内のあちこちに散らばりその後を過ごすのですが、一日一日と、どこかで最期の声が聞こえるのでした。そしてとうとう自分の身にも起こる時が来ました。急に足が火傷をしたかのような物凄い熱さを感じたかと思うと、みるみるうちにその熱が上へ上がって来るのです。いよいよ上半身へその熱が来る............というところで、目が覚めました。
............もう、全身、汗でびっしょり。こんなに怖い夢を見たのは初めてです。しかもこういう内容も初めて見た夢だったのと、妙にリアルだったせいで、本当に怖かったです。・゚・(ノД`)・゚・コワカッタヨ-
2つめの夢はその数日後に見ました。こちらは初めに見た夢と比べればそれほど怖くはなかったです。というよりむしろ楽しめた感じです。(それでも途中怖かったけど)
舞台は、どうやら近未来。とてつもなく巨大で高くそびえる塔の中に住んでいる様で、塔自体が都市を形成しているようでした。住居もあるし公園も、お店も、あらゆるものが塔の中にあるのです。ただしデザインや雰囲気は、現在の高層ビルのそれとさほど変わらない感じ。ただ規模がとにかく巨大で、1フロアの広さが数平方km程あって、階層は、確認出来る範囲は500階分ほどで、どうやら塔の真ん中辺りにいるよう。その上下にさらに階が続いている様です。一生、その塔の中で暮らす人も多い程、この塔では、インフラ、経済などのシステムが完全に整っている感じなのです。
年齢は最初の夢と同じく、なぜか小学生。高学年?ぽかったです。学校では、魔法と科学を融合させた技術を教わる内容で、体育、国語、算数....などどの授業もその技術を利用したカリキュラムでした。ある呪文(いにしえの文章)を読解し、そこからある数式に当てはめると、ある現象を起こせたりするようで、いわゆる「魔法」の類いのようです。例えばそれは国語と算数の授業内容を応用したもので、それに理科の授業で教わった内容を応用すると、魔獣やマシンが生み出せたりするようなのです。
そんなある日、この塔の中のある階層で、マッドサイエンティストが強力な力で魔獣を作り出しそれらを放ち、秩序を崩壊させ、この塔はおろか、この世界自体をも支配しようとしている、ということが授業で知らされ、このままではいずれこの階層も支配されるだろうということで、それに立ち向かうことに.........。(ありがちな設定だなあ...)
仲の良い友達数人でグループを作り、まずは、情報収集、そして対抗するべく武器や、魔法を見つけ出し、会得することに。それぞれ得手不得手があるのようで、RPGで言えば、戦士や魔法使いみたいな感じで、それぞれ異なるスキルを目指すことにしました。それで何故か自分には、社会科と理科の授業を内容を活かす方面....回復系魔法使い.....プリーストみたいな感じ? この夢の行く末から判断するとどうやらそんな感じでした。他の友達は、戦士(それぞれ武器系と武術系)に、召還術師、魔法使い、で、自分を含めて5人パーティ。
先にバラしてしまうと、なぜか自分だけその後ずっと単独行動で、最後のおいしい場面が見られませんでした。与えられた役目は、まずこの塔の歴史を知る事と各階の把握でした。出かける前に、まずは装備を整えるということで、自分たちが住んでいる階より、2、3階上にあるキュリオシティ(Curio-city)で買い物。大したお金も持っていないので、ろくなものが買えず、とりあえず調査するだけだったので、戦闘することはないだろうと、武器系は買わず、なぜかアクセサリーを買ってしまいました。ちょうどこの癲狂院のアイコンみたいなペンダントで、インセーンブレイカーという緑色の十字架でした。他の皆は更に上へ目指すというので、こちらは下へ向かう事に。
キュリオシティの古本屋や図書館で調べたところでは、数千年前に、地上に大災害が起こり、地上から離れて暮らさなくてはいけなくなり、塔を建設したということらしく、この塔だけでなく各地にいくつか同じ様に巨大な塔があるようでした。地上に近い階層には、災害や疫病から防ぐ技術が残されているようで、とりあえずそれを求めに下へ下へ進んでいきました。
人が住んでいる最下層より下の階は未知の世界で、現代の人々にはまったく分からないようでした。テレポートの魔法も会得していないし移動マシンを持っていない今は、1つのエレベーターを降りていくしかないので、それに乗ったのですが、下降する途中に上の方で爆発の様な衝撃が感じられたかと思った途端、いきなり急降下。なんとか止まり、扉を開けた先には、廃墟が広がる闇の世界でした。
どうやら病院だったらしく、無数の病室、カルテらしき書類が散乱。少し辺りを歩き始めたら..............いきなり後ろから何者かによって羽交い締めされてしまい、振り返ると、包帯ぐるぐる巻きの人間が...............! さらに数人現れ、ゾンビ状態の人間や、なんと最初に見た夢の中に出てきた、スライム状の上に人間の頭部がくっ付いている状態のものまで.......。しかも、黒目と白目が反転してる....。怖過ぎ。ここからRPGじゃなくていきなりホラーに......。戦う武器は持っていないのでどうしようもなく、羽交い締め状態を振りほどき、逃げ出す事に。.............しかし、廊下の壁からいきなりにょきっと手が出てきたり、床から人の頭が出てきたりして、もうお化け屋敷状態。
とにかくひたすら階段を上り、一先ず元の階層へ逃げる事にしました。それでもそこらじゅうから、ゾンビ達が現れ、なんとかして少しでも倒していかないと先へ進めそうになく、辺りを見渡すと消火器の様なものが階段の踊り場に備え付けられていて、なにやら十字架が描かれています。もしかして聖水? とにかくそれを取り出しゾンビ達に振りかけると、効果があるようで、じゅうじゅう煙を上げながらダメージを受けている様子。落ちていた鉄パイプに聖水を振りかけ、それを武器になんとか先に進み、やっとのことで元の階層にたどり着く事が出来ました。
たまたま上の階層へ向かった友達も戻ってきており、話によると、上は上で魔獣だらけだとか。どうやら下へ向かっているらしく、先ほど降りた病院跡よりもさらに下の階層に、重大なアイテムがあるらしく、それを奪いたがっているらしいのです。どういうわけか、おまえが下へ行ったのだからそれを見つけてこい、ってことになってしまって..........再び下の階層へ向かう事に....。ただし武器が必要なので再度キュリオシティへ。病院の金庫室からくすねてきたお金で武器を買うつもりです。(泥棒じゃねーか....いいのか?w) 陳列されている武器の中で、効果がありそうなものがいくつかあって、ソウルイーター、ゾンビキラー、スカルスプリッター、などがあった中から、対ゾンビに最も効果のありそうなゾンビキラーにして、おまけにボトルタイプの聖水を数個買って、装備を整え、いざ最下層へ。
その後のことは実は良く憶えていません。あまりに長い夢だったので途中で目が覚めてしまいました。惜しい......。ただ、最後のところだけは少し憶えていて、確か、再び友達と合流したのですが、既に中クラスのボス(?)を倒してしまった後で、ちょっと悔しかった。友達に混じって得体の知れない魔獣がいたのですが、どうやら魔獣合成や科学融合で、キメラを生み出していたらしく、しかもとてつもなく強そう。なんでも最初は道ばたをうろついていた野良猫を元にあらゆる動物や昆虫などを合成していったとか........。炎を吹きながら斧を振り回しているんだもの。他のみんなもすごく強くなっている感じだったし........なんか自分だけ弱っちいまんまのような気がして、残念でした.........。もう少し夢が続いていたらねえ。
...............という具合に、なぜかすごくリアルな夢を見てしまいました。しかもこういう内容は初めてでした。
† 21:07
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.........神に滅ぼされた町.....ソドムとゴモラ。
神話や悪魔が好きな人ならばおそらくご存知の話ですね。
淫蕩にまみれ堕落しきっていたこの2つの町は、神の怒りを買い、炎と硫黄の雨によって滅ぼされました。神が滅ぼした.....ということになっていますが、厳密に言えば違う気がします。
ルシフェルと同じく美貌の持ち主であり知略に長けた堕天使ベリアル。彼が人類の滅亡を望むべく、その頃栄えていたソドムとゴモラの人々を惑わせ、堕落させる事によって神の怒りを買わせようと企んだと言われています。結果、その策略は成功し滅ぶわけです。
..........ベリアルはもともと力天使、あるいはシドン(古代フェニキアの都市、=サイダ)人が崇拝した魔神で、外見は優しさと威厳に満ちた文句無しの容姿(「失楽園」では、天から生まれた者で、彼以上に端麗な天使は他にはいなかった.....と言われる程)なのですが、悪に魅入られ堕落しきった精神の持ち主で、まさしく堕天使のイメージ通りの悪魔です。コラン・ド・プランシーの「地獄の辞典」には、火の車に乗って人々の前に現れ、話し振りは温和で、人に地位や寵愛をもたらし、友情を長続きさせ、有能な召使いを世話してやる。自分に服従する者の危機は必ず救ってやる...........と書かれています。また、話術が巧みで、どんなに低俗な話でも人々を納得させてしまう話術で、論破出来る者もいなかったそうです。悪徳に対しては情熱を注ぎ、他の悪魔より率先して次々と策を投じる..........。ちなみにソドム以外にも、ユダ王国15代目マナセ王に憑依し、国を堕落させています。
話を戻して.........神話や聖書の話ではそのような経緯で滅んだとされていますが、............まあ、もちろんそんなはずがあるわけではなく、実は大地震による地滑りや洪水によって死海に水没したという説があって、それを検証しようという内容の番組が最近ありました。 運良く放送前に知る事が出来たので見られて良かったです。
http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_54.html
番組内容は書かれている通りで、神話などの話題は一切無し。(当たり前か) その辺りも少し期待していたので、ちょっと残念ではありましたが、聖書に書かれた話は実際に起きた出来事を元にしている...、という事が裏付けられた内容は興味深かったです。
ちなみに.........ソドムとゴモラの淫蕩の具体的な内容..........確かに言葉で表記するのはちょっと憚れるよね....番組でも「モラルを逸脱する行為」としか触れていないし。まあ.......男×男、人間×獣、ということです。
もう一つモラルを逸脱した行為......といえば、有名なロトの話。..............このネタは以前にも書いてあったと思うので重複してしまいますが、ロトは叔父のアブラハムと別れた後、悪人が多いが肥沃な土地だからとソドムへ住むのですが、その後、神がソドムを滅ぼす時に、善人だと判断して唯一ロトの家族だけは生き延び脱出できました。ただしその際、ロトの妻は滅ぶソドムの町を振り返ってしまい、塩の柱になってしまいます。なぜ善人だと神が判断したのか理解に苦しみますが、その後、残ったロトとふたりの娘が、近親相姦の関係になり、姉との子はモアブ人、妹との子はアンモン人の先祖となります。 この話は聖書にあるものなので、これを題材にした絵もいろいろな画家が描いています。東京の西洋美術館の常設展に大きな絵がありますね。.....ただしソドムから逃げる場面ですけど。
近年までルーベンスの作品とされていたそうですが、ヤーコブ・ヨルダーンスの作と言われています。
「ソドムを去るロトとその家族」
http://www.uni-leipzig.de/ru/bilder/erzvaet/rubenst1.htm
..........そういう場面じゃないのが見たいっていうんなら.........これとか。
アルトドルファー「ロトと二人の娘」
http://www.artchive.com/artchive/A/altdorfer/lot.jpg.html
† 00:38
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例の赤城山での出来事。
すっかり書くのを忘れていました。
......実は、赤城山から帰る途中、なぜか高崎の環状線を通って...確かあの通りにチャペルってありましたよね? なんでも夜はライトアップされていて綺麗だとか言うので寄ってみようとかいう話になって行ってみたのです。
確かにすごく綺麗で、もちろんもう夜の11時近くでしたから人もおらず、しーんと静まり返っていました。でまあ写真でも撮ろうかという事になり................もうお気づきですね。そこで撮った写真を後日見てみたら....................
なぜか自分の写っている写真だけ、妙な事に。............誰が見たって奇妙な出来映え。たしか一人ずつ写して行ったんです。自分のだけに写っているんですよ、それが。.............顔の近くに、白い大きな丸い物体が写っているんです。たしか大きいのが1つ、その他にいくつかあった様な....。レンズに付いた埃とかそういう感じは全くなくて。たぶん、オーブとかそういうのじゃないかと思っているのですが.......。例の霊感のある女のコに見てもらってないし、少し前までその写真をとっておいたのですが、さすがに捨ててしまったので結局分からずじまい。 心霊写真というには大した事ないし、それなので書くのも忘れてしまっていたわけです。
そういえば........例の下久保ダムへ行った時、ダムサイトのところで写真を撮った様な..........。見るのが怖いな。アルバムとしてたくさん写真が収まっていますが、自分では見返したりすることはないのでわかりませんが、もしかしたらそういう類いの写真があるかも。現像後出来立ての写真はいつも良く隅まで見て、変なのが写ってないか確認してたりしましたけど。w そういえば現像なんて事、もうご無沙汰です。 今は家族皆、デジカメですし家でプリントしちゃうし。 そういえばデジカメでも写ったりするんですかねえ、やっぱり。
もちろん、変なのが写るのを期待してるなんて事はないです。絶対いや。
† 23:52
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後になってぞっとしたのが、下久保ダムのこと。
子供の頃から赤城山と同じく連れていってもらった事があるのですが、今のところ一番最後に行った時のことなのです、その年は、空梅雨でダムも渇水で貯水量が激減しているとのことで、たしかどこかへ行ったついでに寄った様な......。で、それはどうでもよいのです。問題は、ダムの向こうの神流湖の周りを巡ってみようとかいうことになって........。今思えばガクブルものです。ダム自体もかなり危険だというのに........。
下久保ダムはうちの町にも流れている神流川の上流にあるダムで首都圏の水瓶にもなっています。その下久保ダムですが、昔から自殺の名所でして、ダムの水が干上がると、車なんかが見つかったりする程......です。あと、これは有名な話なのかは分かりませんが、昔よく聞いたのが、白のスカイラインであそこへ行くとやばい、って話。白のスカイラインに限って女の霊が乗っかるとかって.....。もし本当だったらスカイラインを識別出来る霊がいるっていうのがすごいけど。まあそれはともかく、後はダム建設の際に殉職された方が少なからずいまして、慰霊碑もひっそりとですがあります。多分普通に行っただけでは気付きにくいかも。トンネルを抜けてダムサイトにたどり着いて、たしかダムサイトを渡った向こう側にあるはず。(埼玉県側) でもそれはあんまり関係ない気がします。問題なのは自殺者が多いことのような気がします。
話を戻して、その時、連れて行ってくれた父が、神流湖をひとまわりしてみようとか言い出したのです。あまり乗り気ではなかったのですが、確かに廻った事はないしせっかくだしいいかと思って、廻る事に。 ....よく憶えていないのですが、ちょっと行った先からはアスファルト舗装されておらず、砂埃の舞うけっこうな悪路だった気がします。特に埼玉県側の方が酷かった様な。 ...............で、ご存知の方なら言うまでもありませんが、赤い吊り橋に廃屋...................。書くのも気が引けますが、赤い吊り橋は飛び降り自殺の名所、廃屋は、一家殺人事件のあった家屋だとか言われています。 もちろんそのことを知らないふたりは、「こんなところに綺麗な赤い吊り橋がある!」なんて、ちょっと感激していた程。自分なんか、ちょっと渡ってみない?なんて言う始末。..........面倒くさいってことで却下されましたが、行っていたらどうなっていたことやら。(((( ;゚д゚)))アワワワワ 廃屋も.........噂されている中には、道から覗く廃屋は別のもので、その家屋は道からは見えないところにあるとかどうとか.......。しかし道から見える廃屋はかなり酷い状態で、あれは夜見たら失神ものかも。.........そう、行ったのが太陽の照りつける晴れた昼間で本当に良かったです。たしか道の周りが木々とすすきみたいな背の高い草木で覆われていて道以外はあまり見えなかったような気がします。場所にもよりますけど。
あとで超有名スポットだった事を知って、ガクブルでした。もちろんそのことを父にも話したのですが、そういうのを「一切」信じない性格なので、( ・x・)フーン であっさり。 前橋の昔処刑場だった天川大島の松並木(ここも相当やばいところらしいのです)なんかも話したのですが、そこは昔よく通ったけどそんなわけない....とか全く相手にしない位で。むしろ笑われた。..........いやあ、ああいうのがいいのかも。そういうのを寄せ付けない感じだし。実際言われた事があるんだよね。そういうのを気にする方が良くないって。............それ当たってると思います。でも一度知ってしまったらダメだよねえ。それでも平常心でいる精神力が必要ってことか!?
でも............あそこは、本当に噂の絶えない場所だし..........何かあっても不思議ではないと思っています。そのことを知って以来、一度も行っていません。さすがに集中してあんなにスポットがあるのを知ってしまうと............行けないよ。もっとも行く理由もありませんが。 そういえば、ダムへ行く直前にあるトンネルも危ないとかって聞いた事があります。あの辺りからダム一帯が危ない様です。...............ダムの管理人はすごいですね。よく居られると思います。
うぅ、また長くなってしまいました。まだ残りがあるのに...........。
† 00:43
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