Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

デモノロジー アーカイブ
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 .......誰でもあるとは思いますが、行ったところが実は心霊スポットだったということがけっこうあります。他県にも多い場所はあると思いますが、群馬県はなぜかその中でも多い様です。2chに群馬のスポットについてのスレが前から立っているのですが、そこでもよく言われています。.........他県から群馬に移り住んで来た人は、カミナリの凄さに驚く人もいますが、スポットの多さに驚く人もけっこういる様です。.......実際本当かどうかは別にしても噂されているスポットは県内くまなくあります。それに全国的にも有名なスポットも...........。

 なので、それ目的ではなくても通ったことのある人なんて県民ならほとんどでしょう。かくいう自分もそうです。振り返ればいくつかあります。もちろん、肝試しとかそれ目的で行ったわけではありません。観光目的とかです。

 先日書いた赤城山の話ですが、サイトをリニューアルする前に設置していた掲示板に書いた事があるので新しいネタではありません。 
 ちょうど成人式の日で、式の後の同窓会の後、友達とご飯を食べる事になったんです。車でぶらぶらしながらなぜか食べたところは本庄のガストだったと思いますが、その後伊勢崎方面へ回って戻ろうとしたのですが、確か誰かが赤城山のふもとからの夜景が綺麗だから見たいとか言い出して、そっちへいくことになったんです。 ただし、向かう途中で、あまり上へは行かないって言っていて.....。みんなは知っていた様なのですが自分だけ知らなかったのですが、ちょうど土曜の夜ということもあって、赤城山には走り屋がいるとかどうとかで危険なので行かない、ということだったんです。.....言われてみれば確かにいそうだな....とは思いましたが、今思うとみんなが危険だとか言っていたのは別の事だった気がします。

 で、ちょうど自分は助手席に座っていて、話を聞きながら、暗い夜道をずっと眺めていたんです。....で、赤城の大鳥居の手前辺りから民家が見当たらなくなり、真っ暗になっていて道もずっと一本道になっていて.....本当に行くのかよ....なんて思っていました。で、大鳥居を過ぎて、さらに少し行ったところにコンビニがあってそこに立ち寄って、もうこれ以上上へ行くのは危険だからってことでそこで引き返したんです。 ......それでどの辺りだったかなあ......もしかしたらコンビニにたどり着く前だったかもしれませんが、大鳥居の付近で、それまで知らなかったのですが、同乗していた同級生(ちなみに女)に霊感のあるそうで、かなり見えるらしいのです。町中でも普通に彷徨っているのが見えたり、自分の体にひっついてなかなか離れてくれなくて困る....とか言っていました。((;・д・))ガクブル  その彼女が、ぼそっと言ったんです。「さっきまでずっと肩に乗っかってたよ」.....って。..........................う、思い出したけど、違うよ! 「今、肩に乗っかってる」だったよっ。ウワーン
 だいぶ前からひっついていたようで、なかなか離れないとか言っていた様な.....。そういうことはよくあることだとかその彼女は言っていたけど...........。冗談じゃないよ〜。なんで5人も同乗していて自分だけにくっついたのか納得いかないです。ただ、くっついていたからといって何か体に違和感があったわけでもなかったので、言われなければ知らないまんまだったと思います。 よく.....分からないですが、たぶん悪いものではないのかもしれません。くっついても別に何か悪さをするわけでもないとか言っていたし。にしたってくっつかれた自分としては嫌です。ぜったいいや。 隣で運転していた友達は「そんな霊感女なんかほっとけ」とか言ってくれたけど、それからずっと (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル 状態でした。

 自分の家へたどり着いた時(送ってもらった。ちなみに一番最初)、その彼女が、「『ついさっきまでいたけど』、いなくなったから『たぶん』大丈夫」なんて言うんだもの。「たぶん」って........。しかもその帰る途中に、なかなか離れないときは家の中まで付いてくる、とか言うんだもの.........。かなりシャレになってない。本気で盛り塩しようと思っていたんだぞ。もうその夜は、鏡は見られないし、寝られないし、電気は消せないし..........まったく酷い目に遭いました。

 ただ気になるのはどんなのが付いていたか、です。聞きそびれてしまったので分からずじまいなのですが、場所が場所だけに心配です。(数年以上経った今更心配しても仕方ない事ですが) というのも、大鳥居は有名過ぎる程のスポットだったから。当時はそんなこと全然知らなくて。ただ、夜のライトアップされた大鳥居は気味悪いかも....。くらいしか思っていませんでした。 あそこの大鳥居にはそこに腰掛けている霊がたくさんいるようなのです.......。 その大鳥居もスポットなのですが、赤城山自体がどうも危険らしいのです。そもそもあそこは赤城山を本尊にしている神社があるし(だから大鳥居があるわけ)、なんだかそういうのが集まってきやすいのかもしれません。 それ以外にも、.........これが本当の話だったとしたらかなり悲しいですが、ロマンド(詳しくは←でぐぐってください)の付近とかもかなり危険だと言われています。まあ、ともかくあの山にはいくつも噂されているスポットがあります。赤城山へは子供の頃親に連れていってもらった事が何度もありますが、本当は普通の観光名所ですし、その目的で行くなら何の問題も無いはず。夜行ったのが間違いだったのかも.......。


 うぅ、赤城の話が長くなってしまった.....。一度これだけアップして残りはまた後で。

† 00:52 | トラックバック | Topへ▲ †

 慰霊の日でふと思い出したのですが、沖縄ってダメな人にはダメだとかって時々耳にするのですが、それって...。特に南部の方は特に危険だとか....って。

 いや、その.....どうも霊媒質な人には、沖縄は危ないとかっていう話。気分が悪くなるとか、写真を撮るととんでもないのが写っていたりするとか.........。う〜ん......。沖縄って行った事はないですがきっと良いところなのだと思うし、まあ機会があるなら行って青い海を泳いでみたい気もするけど、そういう話を耳にすると.....ね.....。
 逆にそう構えてしまうのが却って良くない、っていうのも耳にするし、どっちなの? だいたいこの話自体も本当かどうかわからないし、気にするなよ、ってレベルですけど。

その昔、赤城へ行った際に、この世の人ではない人が肩に乗っかってるとか「見える人」に指摘されて、かなりの間ひっついていたようで、なんだかプチ霊媒質の様な感じ....。((;・д・))ガクブル というわけで、赤城の大鳥居付近はやっぱり気をつけた方がよろしい様です。昔からスポットみたいだった様ですが、そんなの知らなかった.........。つーか、赤城山へ行くにはあそこを通るでしょう? ......もう行けない.......。

  だいたい、金縛りにも遭う方だし参る.....。そういえば! 金縛りには2種類あることに気がつきました。1つは、普通に体が動かないだけなのですが、もう1つの方は、...........重くて動けないのです。胸からお腹の辺りにかけて、ずしっと重い重しを布団の上から乗っけている感じなんですよ。それが何なのか分からないですが。(知りたくない...。) 都美へ行った夜はかかる確率が高いんだよね....何故か。以前にもあそこへ足骨折してるし.......やな予感。

 そんな感じだから、サイパンとかもダメっぽい.....よねえ。南の島や海はきれいなのだけど........。でもそんな事言ってたら、どこにも行けねーだろ!って感じですよね。 効きの良い護符を体中に貼付けて完全武装して行くしかないかも。(ぉぃ)  おまけにでかい十字架にペンタクルに聖水ボトルも持っておけば万全か。w .....でも逆に目立って マークされそうだよね。そのかわり人間様から気味悪がれてしまいそうだし。w

.....でもあれだよね、ユーレイさんでも綺麗めな女のコとかだったりしたら考えちゃうよね。そのまま冥界でランデヴー! とかなっちゃいそうで怖い......。

イッペンシンデコイ(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ターン .....ジョーダンダッテ
 

† 00:17 | トラックバック | Topへ▲ †

数日前に、マラッカ海峡沖で日本船が海賊に襲われた、という事件が起こってしまいましたが、無事であることを祈っています。それで思い出したのが、タイトルの「黒ひげ」。.........以下に書く内容は今回の事件の海賊とは全く関係ありませんので、誤解のない様、お願いします。


 少し前にテレビ番組で、この「黒ひげ」を取り上げたのをやっていてそれで初めて知ったのですが、あまりにもこの黒ひげが魅力的....というかインパクトが大きくて、気に入ってしまいました。

 かつての大航海時代に、「黒ひげ」と呼ばれ、船乗り達に恐れられた海賊がいました。彼の名は、エドワード・ティーチというイギリス人の海賊でした。この海賊が実に凄くて、なんとイギリス海軍をやっつけてしまって、それによって海軍から当時最新鋭の軍艦を奪い、それを海賊船とし海を暴れまくった、とんでもない海賊なのです。

 奪った船は「クイーン・アンズ・リベンジ」号と呼ばれ、大砲が取り付けられている巨大な軍艦で、海賊を示すために、有名な、ドクロに×印に交差させた骨の海賊マークを掲げ、カリブ海を暴れ回っていました。何と言っても海軍の軍艦なのですから、そんな船に勝てる船があるはずもなく、海軍でさえ負けてしまうのですから、ほとんど「海上の魔王」状態でした。

 番組内の再現映像で出て来た海賊の風貌がかっこ良過ぎるんです。黒のツイード地のジャケットには銀色の丸ボタンがたくさん付いていて、大きな白いカフスに大きく立った襟、それにこれまた黒いナポレオンハット.........と、意外とかっちりとした着こなしで、モノトーンでかっこいいんです。 ひげも無精髭というようなものではなくて、威厳に満ちたカイゼル髭のような感じに、なんとあご髭が三つ編みにして長く伸ばした状態になっているという........すごいルックスなんです。間違っても、おもちゃの黒ひげに出てくる様な、丸顔に無精髭にバンダナを頭に巻いて縞模様のシャツ姿....の様なカッコワルい海賊ではないんです。

 それでも賊は賊ですから、船内では、酒漬けだったりカードで賭博してたりするのですが、変なところで厳しい掟があり、規律を守らない者には厳しい処分があり、地位を保つために見せしめとして部下の首を切り落としたりしたらしいですから、やっぱり怖過ぎる海賊には間違いありません。でもまあ、確かに、長期間、同じ船に居るわけですからそうでもしないと秩序が守れないのかもしれませんね。....あとこれはうろ覚えなのでそんな場面はなかったかもしれませんが、船員達がみな出席しての会議を開いたり、他の船を叩く攻略を練って至りして、知略に長けた人物であった様にも思えます。

 この無敵の海賊も最後は負けてしまいます。サシの戦いでは散々な目に遭ったからか、海軍は数隻の軍艦による総攻撃を仕掛けます。その情報を前もって入手していた様なのですが(確かそんな話だったはず)、物量的に負けているのは分かっているはずなのに、黒ひげはそれに無謀にも挑むんです。かなり抵抗したらしいのですが、討ち死してしまいます。......でも、なんだかカッコいいぞ、黒ひげ。

 いやあ、黒ひげのルックスにやられてしまいました。海賊のイメージが変わってしまう程でした。なんか.....ゴシックっぽいんですよ。受ける雰囲気が。ハードでクラシカルでダークで........腐っても紳士のイギリス人だけあるかも。

その番組では、その黒ひげの船「クイーン・アンズ・リベンジ」号と思われる沈没船を発見し、検証していく内容だったのですが、結局最後まで明確な確証は得られす、あいまいなまま終わってしまいました。

うん、またいいネタになりました。

BBC 地球伝説「海賊黒ひげの罠」
http://www.bs-asahi.co.jp/bbc/bbc_34.html

† 02:32 | トラックバック | Topへ▲ †

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050105k0000m040091000c.html

.......うわーん.....。・゚・(ノД`)・゚・
いつかそこに行って、ゴシックの夢を績ぎたかったのに........。

有名な建築家、J.H.モーガンが設計したゴシック建築様式の教会「横浜山手聖公会」が火災により焼失してしまいました。.......原因は何なんだよ.......放火だったら許さん! 犯人出てこい! (゚д゚#)ゴルァ

.......って新しく入ったニュース見たら、放火じゃないか!!! 

また1つ素敵な建築が灰になってしまいました。個人的に好きな建物だったのですごく悲しいです。 古い建築物を残していくというのは難しいことなんですね。改めてそう思い知らされました。・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ

 以前にも書きましたが、(おそらく)B'zの「IN THE LIFE」のブックレット内にも写っている教会です。......ゴシック様式といっても、パリ大聖堂などとは違い、規模も小さいし、フライングバットレスやリヴ・ヴォールトがあるわけではありませんが、装飾や雰囲気は部分的にゴシックです。やっとどこの教会か分かって今度横浜に行った時には是非寄ろうと思っていたのに...........。でも、同じく好きな「横浜海岸教会」は未だ健在だ。こんなことを言うのも申し訳ないですが、もしもの時のために......早めに見に行っておいた方がいいのでしょうか。

 ゴシック建築と言えば、前々から気付いていたのですが、日本の近代建築(ここで言う近代とは明治から戦前まで)には、ゴシックの特徴を部分的に取り入れた建築がなかなかあるようです。ゴシックのみならず、ロマネスク、ビザンティン、ルネサンス...などをちゃんぽんにしたのがよく目につきます。とりあえず良さそうなところを取り入れちゃえ....というような感じだったのでしょうか.....? 

 それで、とりわけ意外な建築にゴシックぽさを見つけたのが、大学の建物です。東京大学の安田講堂や、早稲田大学辺りの建物はゴシックぽいと思ったのですがいかがでしょうか。どちらもゴシック大聖堂の鐘楼を思わせる様な高く伸びた作りですし、早稲田なんかは、尖頭アーチがあったり、ゴシック調と言えばこれ、っていう、あの、円を4つ、菱形の頂点に当てはめた四葉のクローバーみたいな穴の開いた装飾なんかも見かけた様な......。テレビ等でしか見た事無いので確信は持てないのですが、かなりのゴシック率だと思いました。........学生が羨ましいです。あんな素敵な建物を身近に過ごせるなんて。
 大学以外だと、現在の東京国立近代美術館の工芸館(旧近衛師団司令部庁舎)にもそういう装飾がちょこっとあったのに気付きました。(写真に撮ってあるのでいずれ掲載する予定) あそこの庁舎は面白くて、ゴシックというよりも悪魔っぽいんです。五芒星(ペンタクル)の装飾がちらほらあったりします。近衛師団、五芒星、帝都..............帝都大戦を彷彿とさせる感じが.....個人的にツボ。.......ガーゴイルとかバフォメットとかの置物が欲しいね、あそこは。w  案外、黒魔術師でも居て、クロウリー直系の強力な魔力で敵国にダメージを与えようとしていたんじゃないかと思ってしまう......。そういえば江戸幕府も.....徳川家康には金地院崇伝とか、側近に名高い僧侶が数人居て、豊臣家を亡ぼすために色々と画策していたようだし.......案外あり得るかも。(ぉぃ)

 ん、近衛師団司令部庁舎は、皇居からすぐ近くのところだから.......................................もしかして皇居はルシフェルの城=ルシフェリウムだったとか!? バールが魔界最高司令官/元帥だったし、アスタロトとベリアルが左大臣(占星術師)/右大臣(参謀)でしょ、メフィストが宰相で、バール陸戦隊、ベリアル竜騎兵団とか......となると帝都はパンデモニウム(伏魔殿)ってことに...........。
(.....また危ないネタを....というかもうゴシックとは関係ない話へ......)

† 19:20 | トラックバック | Topへ▲ †

 最近ずっと取りかかっていたWebページが2つほどようやく出来上がったので公開します。
.......トップページのみの「たった2つ」なのですが、これが実はとても難航しまして、思った以上に時間がかかってしまいました。

+MATERIALER'S HAMMER+ -webimagematerials-

癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum-

 MATERIALER'Sの方は、以前から公開していた素材コンテンツです。久しく新しい素材をアップしていなかったので放置状態でした。新しい素材の構想は色々ありますし、サイトリニューアルの過程で出来そうな素材も多々あります。公開当初は素材の方向性を「ゴシック」と謳っていましたが、実際自分が作った素材は本来のそれとは大きく懸け離れている上に、「ゴシック」素材を欲しがる方のほぼ全ての方が「ゴスロリ」の「ゴス」なので、そうなると誤解を与えてしまうかもしれないので、少し考え倦ねてしまいます。それでもリニューアルの過程で出来そうな素材はゴシック建築のゴシックぽさが出ていますので、それならば大丈夫かもしれないとも考えたりしますが.......本音を言うと、素材作りに時間を割く事は難しいので、この素材コンテンツを今後これ以上拡張することは容易ではありません。そもそもこの素材サイトの公開は自らが望んだものではなく、他人に誘われたものなので.........。1つのサイトとして扱う事も止めるつもりです。元々そういう構想があって現在、第七天をリニューアルしています。SEVENTH HEAVENに付属する形でPANDEMONIUM、MATERIALER'S HAMMER、癲狂院を存在させたいと思っています。そういう扱いの中でMATERIALER'S HAMMERというのは、素材の工房、あるいは鍛冶屋のイメージなんです。背景画像は公開当初に作った3DCGを新たに手を加えたものです。中央のハンマーが横一列に掛けられているのは、ナビゲーションボタンにするつもりで今回のリニューアル作業に先がけて作ってありました。ナビゲーション部分は、第七天や伏魔殿、癲狂院のものも既に(今年2月)出来上がっています。それに伴い、それぞれのコンテンツに使う色調、フォント、装飾も決まっていますし、パーツも大体出来上がっています。

 そして、癲狂院。......果してこの名前で良いのか迷ったのですが、やはりこれでいこうと思います。こちらは雑記や個人的な事柄を扱うコンテンツになります。以前もどこかで書いたと思いますが、この「癲狂院」という言葉を用いるのは言葉の意味からして危険です。もちろん、自分の抱くイメージはその言葉の持つ直接的な意味合いとは異なります。クラシカルで上品だけどダークな狂気の香りが漂い、過去に葬り去られたような異空間の様な雰囲気。静かに時間が流れるような和洋折衷の雰囲気......そんなイメージです。うまく伝われば良いのですが直接的な意味合いで解釈されると拙いです.......。メインのコンテンツの背景には別のものを使う予定です。........もちろんゴシックです。ゴシック様式の牢獄....という感じ。とある国にある施設の建物をイメージするつもりです。ちなみになぜ天井の背景かというと、これはベッドに寝ているからです。
 この癲狂院のトーンは色褪せた緑色 ですが、モノクロや黒+赤、赤のみ、のようなものにするアイデアもありました。モノクロのも良かったのですが、他のコンテンツには赤、青、茶と有彩色なのに、1つだけ無彩色なのもまとまりにかけると思ったし、なにより某テレビ番組で、漆黒の十字をあしらった病院を開院されちゃったので、それでは真似をしているように思えてしまいそうでしたので、止めにしました。ゴスロリサイトで見掛ける、モノクロ、黒+赤のトーンだと、自分らしくないと思いましたし、結局最初の案の緑色にしました。

 以前のページ(工房癲狂院)と比べると良くなったと思うのですが、いかがでしょうか。ただし、ページサイズは激重になってしまいました。これについては本当に申し訳なく思っています。ナローバンドの環境の方のためにイメージ画像等をまとめてダウンロードしてもらえるようにしようかな、とも考えています。説明すると長くなってしまうのですが、更新や作品、コンテンツそのものを扱うページはインラインフレームで表示するようにするつもりですので、それだけはネット上から表示してもらうようにして、その他の重いデザイン部分はダウンロードしたご自身のパソコンから読み込ませる.....という具合です。インラインフレームへのリンクはhttpから始まる絶対パスで表記しておけばアクセスできますし。

 そもそもこんなに重くなってしまったのには理由があります。コンテンツの幅をできるだけ狭めたかったのと、自由にサイズを変更しても表示が崩れないようにする、という理由からイメージ画像の影をきちんと表示するには、どうしてもPNG形式でないといけなかったのです。アルファチャンネルを持つ形式だとさらに大きなサイズになってしまうんです.....。しかしそのお陰で、ディスプレイに複数のウインドウを開いて作業する側らブラウザを開いている....ようなことがない限りは、たぶん横スクロールが表示されないと思います。癲狂院のページは横800だと、「ANOTHER HEAVEN」の文字が端折られてしまうと思いますがそれはどうか許して下さい。またブラウザについては、WinではIE6、NS7、Opera7、Macでは、IE5、NS7、Opera7、Safariで確認しましたが、なんとかどのブラウザでも表示できるようにしました。
  .......これが物凄く大変で、こっちのブラウザではきちんと表示できると、あっちのは崩れて.....の繰り返しで、まったく疲れました。仕方がないので、CSSをJavaScriptでブラウザ別に振り分けるするようにしました。これもまた、検索して出てくるスクリプトは、IEとOperaを一緒に判別してしまうものが多く、IEとOperaの表示具合が大きく異なる上でこれでは意味がなく、へとへとになりながらも自作してみました。たった数行のスクリプトなのですが、たぶんこっちの方が精度が高いと思います。ブラウザのユーザーエージェント(UA)を偽装されていたら振り分けは無理ですが、大方大丈夫なはずです。UAの文字列の中からxxxを含む場合はこのCSSを書き出す、というような仕組みです。今のところIE、Opera、NS、Safari、その他に振り分けています。なお、古いバージョンのブラウザについては完全に相手にしていません。

 しかしこんなに苦労するのは、WinのIEがどうしようもないブラウザだからだと思っています。勝手に独自のCSSを用意するし、CSSの間違った解釈での作動も酷いもの。シェアが圧倒的なのだから、きちんとMSは責任とって欲しいものです。その点、優等生なのが、Operaです。バージョン7を今回確認のために使ってみたのですが、素晴らしい! Netscapeもおりこうさんですが、きびきびしたOperaの動作はさらに評価したいです。こういうブラウザが標準になるべきです。Macでは、Winとはほとんど別物のIEはなかなか良いのですが既に開発は終了しています。Safariは余計な環境設定やメニューがなく、表示具合もNS寄りながらIEとの中間を行くような感じなので個人的には気に入っています。Netscapeは表示具合は良いのですが、ちょっと動作が鈍い。今後はSafari>Opera,Netscape>IEの優先順位で制作していこうかなと思っていますが、今のところIEを使っているMacユーザは多いですし、なにより自分が未だに使っていると言う現実が.....あります。w はやくブックマークを移し替えたいところです。


第七天のリニューアルに先がけてまだトップページのみですが、徐々に公開していく予定です。

† 15:06 | トラックバック | Topへ▲ †

 今月は1日、31日と満月が二度拝める月です。二度目の月を欧米ではブルームーンと呼ぶそうです。別に青く見えるわけではなく英語の慣用句の1つらしいのですが、このブルームーンを見ると幸運が齎されるのだそうです。今宵のお月様(日本においては。国によっては今月ではなく先月だったかもしれない)がそのブルームーンなのですね。

 月は好きです。確か占星術か何かの占いで7月生まれ辺りの人は守護星が月だったりすることもあってなんだか身近に感じます。都会の方では見えにくいし明るく感じないのかも知れませんが、田舎wの方では満月の月明かりというのはなかなか明るいものです。そこに雲がかすかにかかる朧月夜もまた幻想的でうっとり(?)してしまいます。

 今回サーバ移転のついでに、月の満ち欠けを表示してみました。タグを貼るだけなのでとても簡単です。いくつか表示具合があって、詳細な月齢が表示されるものや単に月の画像だけなどあります。月の満ち欠けというと.....やはりラストバイブルを思い出します。(本家の女神転生も月の満ち欠けのパラメーターがあるようですが。)それと、個人的なネタだと、部屋に飾っているビアズリーのカレンダー。月の満ち欠けのアイコンが載っています。

 そういえば、満月の日は事故が多いとか出生率がどうのこうのだとか、いろいろオカルトっぽい話があったと思いますが実際のところどうなのでしょうね。満月の夜に産卵する動物っていませんでしたっけ???.....そういう話があるとすると、完全に無視できない話なのかなぁ....なんて思ったりもしますが。

何はともあれ今宵は月の光に満たされてくださいまし。

コッチハアメデミラレネーヨ゙(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴次回は2007/6月でつ。
ソンナニマテネーヨ゙(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴スミマセンデチタ

† 18:49 | トラックバック | Topへ▲ †

 この辺りで話題を元に戻さないと......。レベルが幼稚ゾーンだ。w

 ずっと前に(5月)に書きたかったことです。おそらく「プールダユ」という言葉をご存じの方は居られないと思うのですが、この言葉を探すのにその頃ネットを駆け回っていました。そして捜し回った結果、またもや意外な展開になったのです。

 この言葉を見つけたのは、悪魔辞典の古典、19世紀フランスで出版されたコラン・ド・プランシーによる「地獄の辞典」という本の「イス(Is)」という項目の中に書かれていました。「イス」というのはフランス北西部の海岸に位置していたという伝説の都市で、今では水没してしまいその姿はないそうなのです。そのいきさつの物語がそこに書かれていました。


 「イス」はグラドロンという王が統治していたフランス西部ブルターニュ地方にあった都市で、大変栄えた都市でした。しかし同時にあらゆる贅沢や放蕩がはびこるようにもなっていきました。グラドロン王の娘、「ダユ」は特に酷く、自ら乱行の限りを尽くす程で(ローマ帝国の王妃メッサリーナと同じかもしれない)、王や側近で予言者のゲノレの言うことも聞かず、城を出ては城下町で毎日、下人の男達と交わるのでした。グラドロン王だけは天罰を恐れそんなイスを憂いあらゆる手を打ちました。それでも堕落は一向に収まることはありませんでした。

......天罰が下る日が迫っていました。

 ある日、予言者ゲノレは王に言います。「王よ、イスの堕落は極限にまで達し、神の腕が振り上げられました。海は溢れやがてイスの都市はやがて消え去るでしょう....。さあ逃げましょう」王はただちに馬を用意し娘のダユを後ろに乗せ、ゲノレと共に逃げ始めました。そして神の手は振りおろされ、凄まじい勢いで波が都市を飲み込んでいきます。やがて王達の馬のすぐ後ろまで迫り、まさに飲み込もうとしたその瞬間、恐ろしい声が響き渡ります。

「王よ、もしも助かりたいなら後ろに乗っている悪魔を差し出すがよい。」

.......躊躇している時間はありませんでした。
美しき王女ダユはうねる波に消えてゆきました。(このダユが溺れ死んだ場所がプールダユと呼ばれているそうです)

 その後、嵐はやみ、空は晴れ上がりました。しかし、あの栄華だったイスの都市の姿はなく、辺り一面海になっていたのでした。


.....という物語です。なぜかこの話がすごく気になっていました。「王よ〜」のセリフは妙に好きだし、王女ダユも詳しく知りたい、何よりこのプールダユが現在の「ドゥアルヌネ湾」だということが書かれていたので、妙に真実味がある気がして、辞典内のイスの話以外にも気になるものがいくつもあったのですが特にイスの話は調べてみたい気持ちになっていました。そこで、とにかくグーグルで調べてみることにしました。初めはダユの英語表記がわからなかったので、日本語サイトのみに絞られてしまいましたが、検索したら意外な結果が。


......実はイスというのは「イース」だったんですね。そう、ゲームにもあるイースです。イースというゲームはプレイしたことないので内容は知らないのですが、ゲーム内にもダユのような少女が出てきているとか。.....しかし、そのゲームのイースも含めいくつかヒットした記事を読んだところ、どうも地獄の辞典に載っていた話と異なっていました。

 イースが同じように堕落した都市で結果的に水没したのは同じなのですがそのいきさつが少し異なります。
 話はこうです。もともと栄華を誇っていたイースの都市は海抜より低い場所に位置し、堅牢な水門により守られていました。そんなイースにある日、全身赤ずくめの美少年(あるいは王子としてイスにやってきた、という記述もありました)が王女ダユの前に現れました。ダユはこの少年が悪魔だとは知らずに恋に落ちてしまいます。(この悪魔は神による差し金だという記述もあり)やがて少年はダユに言います。水門の鍵を持ってきてくれ、と。すっかり心奪われていたダユは鍵の持ち主である父のグラドロンが寝ている間に鍵をくすねてきます。そして、悪魔の少年によって水門は全て開けられ、あっという間にイースは水没してしまいました。ダユは、それを悲しみやがて人魚になってその辺りの海に棲みつくようになったそうです。

 そして、その後の話があることも分かりました。
クラシックの作曲家のドビュッシーはみなさん名前くらいはご存じだと思いますが、そのドビュッシーがこのイースの伝説からインスピレーションを受け「沈める寺」というピアノ曲を作ったそうなのです。.....この曲は知りませんでした......。
 で、続きの話というのは、水没してから長い月日が流れたある日、漁師がその辺りの海で漁をし終え、錨を引き上げようとしたところ何かが引っ掛かっているようで、漁師が海に潜ってみると、教会の格子窓にひっかかっていたのです。しかもなんと、その教会内ではミサが行なわれており、多勢の人々が合唱していたそうです。その時もしもその漁師が答唱(司祭の聖書朗唱に会衆が定められた言葉を朗唱すること)していたならば、この沈んだイースの都市は浮上し、再びその栄華を誇ってただろうと言われています。

......なかなかドラマティックな話になっていますね。けっこうこういう話はそそられます。ドビュッシーがこういう伝説などに詳しい人だったのかどうかは分かりませんが、少なくともこの話はたしかに伝説として語り継がれていた、というのは本当ということになりますね。


 これでだいぶわかりました。けれどもまだ分からない点が3つ残っています。1つは海外サイトでこの伝説のコンテンツを見つけられていないこと、ドゥアルヌネ湾というのはどこにあるのか、プールダユ、という言葉は本当にあるのか、ということです。日本語サイトではこれらは分からなかったのです。(単語が分からないため)それでもダユ(Dahut)とイス(イース/Y's)の単語は分かったので、この2つで徹底的に海外サイトを検索することにしました。

 やはり海外はたくさん貴重な資料があるものです。
伝説の話が載っていたいくつかのサイトの中に特に詳しく書かれたサイトに、プールダユの単語を発見。"Poul-Dahut"と書かれていたのが.....おそらくプールダユだと思うのですが如何せんフランス語なので確信がありません.......。でもフランスのサイトで見つけたのですから間違い無いでしょう。英語訳もあったのでおおまかにはわかったのですが、ある部分だけイタリック体で記述してあった、何かの詩なのかもしれませんが、そこだけ英語訳でもフランス語のままだったので分かりませんでした。


 そしてそして、なんとこのイースの水没が描かれた絵も発見しました。
"Fuite de Gradlon" (英語表記は"The Flee of King Gradlon")というタイトルの絵です。Luminaisというフランスのリアリズムの画家らしいのですが、ちょっとマイナーな方だと思います。(日本国内ではヒット無し。海外でも検索数は少なかった) 今まさに王女ダユを振り落とそうとする場面が描かれており、背景にかすかに見える町並みはおそらくやがて水没するであろうイースなのでしょう。

 もちろんドゥアルヌネ湾のスペルも分かり検索していくと、現存する名前でした。確かにフランス北西部の先端に位置する半島の湾です。


 そして.....現在のフランスの首都であるパリは、イスのように美しく栄華を誇るようにと、Paris(Par-Is)と名付けたのだそうです。


......というわけで、たかがプールダユが知りたいだけだったのにこんなにいろいろ得られるとは思いもしませんでした。最後の方はほとんど執念で検索し、時間もかかったのですが、それに見合うものは手に入れられたと思っています。全く.....ピンと来たものは詳しく調べてみるものです。前にも書きましたが本当こういうケースは多いです。プールダユとイースの水没の絵を紹介できるのは.....第七天だけ....かな。


リニューアル後に検索で出てきたサイトをリンクするつもりですが、ここではそのいくつかを紹介しておきます。

ttp://www.bagadoo.tm.fr/kemper/villedys.html
イースの伝説が詳しく載っています。プールダユの単語が出てきたサイトです(フランス語です)
ttp://www.bretagnenet.com/strobinet/pub/trobzh/kearis.htm
ドゥアルヌネ湾、イースの伝説、Luminaisの絵が載っています。(....フランス語です)
ttp://www.mairie-quimper.fr/musee/htcoib/oe_373.htm
Luminaisの"Fuite de Gradlon"が載っています。大きいサイズを見たい場合はこちら
ttp://www.artrenewal.org/asp/database/art.asp?aid=806


今回も水泳つながりのプールダユ。
少々強引ですが、プール太夫とも書けなくもない。w あれは「たゆう」だけれど。

† 22:54 | トラックバック | Topへ▲ †

 サーバにアップせずに半年以上も前に書き留めておいた雑記があったので時期的に良いかなと思ったので載せておきます。(たぶんまだ載せていないと思うのだけど...)

 ワイルド×ボードレール×ランボー×モロー×ロートレック→...
またしても行き着く先が同じ場所になった...。
つまりデカダンス、なものが好きだということ。

「デカダンス」という意味を知らずに、ワイルドやボードレールなどを知ってすごく好きになって、気付いたらデカダンスというキーワードにカテゴライズされた作品ばかりだったという結果。ゴシックを知った時と同じ。

 他のところでも書いていますが、好きなものが結局は1つのカテゴリーに集約されるというのは、すごく不思議な感じです。....でも、「自分の好み」でカテゴライズしたのだから、同じような作風のものばかりになるのは当たり前といえばそうなのかもしれませんが、上手い具合に「ある1つの地点へと引き寄せられて行く」感じがとてもするのです。

 どうも自分にはゴシック×デカダンスがぴったりらしい。
これにポップさを大さじ3杯、ファンタジーっぽさを小さじ2杯、オカルトっぽさを小さじ1杯少々加えまして....ぐつぐつとじっくり煮込み、堕落と背徳の香りが程よく匂ってきましたら(煮込み過ぎると危険ですのでほどほどに)できあがりです。

......ってぉぃ!
誰が召し上がるっていうの! そんなの。
狂い死にしてしまいそうだ。(自分は萌え死にしそうだけどw)


*今になって思うと、これが「デモネスク」かもしれません....。

 というわけで、行き着くところに辿りつきました。
背徳と退廃の美に憧れたら、堕ちる行き先は魔界しかないです。
で、ルシフェルに謁見して.....(この後いつものように妄想が...)

デカダンスという言葉で思い付くのが
マリリソマソンソ

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 昨日、電車に乗っていたらゴスロリの格好をした女のコを見かけました。物珍しげに見るのはやめろ、って感じではありますが、実はリアルで見かけたのは初めてだったので、観察してしまいました...。

 見かけたのは高崎線で上野から高崎行きの列車で、既にホームに着いていて席もほとんど埋まっていて空席を探していたところでゴスロリの女のコを見かけたのです。ちょうど隣が空いていましたが、...さすがに座れませんでした。だって、目つきがなんだか怖いんだもの。前髪を目にかかるくらいまでそろえてある上に、上目遣いが怖い.....。それともメイクのせい? 『どうしてゴスロリの格好をしたやつは目つきが怖いんだ...』なんていうのをネットで目にした事がよくあったので半信半疑だったのですが、今回ではそれが当てはまってしまった様です。もちろん全員がそういうわけではないでしょうが。 いやあ...目が合った時は本気で怖かったよ。 その後も度々こちらを見ていた感じだし.......う、身につけていたスウォッチの時計が目当てだったのかも!? 文字盤が十字架風になっていてシンプルながら割と重厚なブレスレットな時計だから? でもあのスウォッチの時計はゴスロリに持ってこいのアイテムだと個人的には密かに思っています。(おまえの自慢話は聞いてねーよ)
 まあとにかく、そんなに怖い表情しなくても良いのに...と思ってしまいます。髪型とかもストレートなロングヘアも良いけど、シニヨンとかツインテールとかでも良い様な気もします(ってシニヨンじゃ千影だ。)。 でも意味のある黒髪は素敵でした。緑髪な髪は撫子に持ってこいだし。

 しかし、あれは完全に周りから「浮いて」いました。
ヘッドドレスも装着して完全武装、って感じだもの。....せめて車内では外せばよいのに...と端から見ていた自分はそう思ったりしましたが、まあ完全武装じゃないとダメなのでしょう。黒白フリルのヘッドドレスはある意味「ゴスロリ」のイメージを凝縮した小物とも言えるものですし。
 黒に銀色の縁取りをした小箱を手にしていましたが、あれは素敵でした。...実を言うと、ああいうのがあったりしたら良いな、なんて考えたりすることがあったんです。直線的なデザインでモノトーンの色調で適度にハードな装飾が施されている小箱....そんな感じのがあればぜひ欲しいところ。もしくはゴシック調の彫金を施したプレートを貼付けたもの、とかね。女のコが持っていた小箱は、ヴェルヴェットのような素材で立方体のようなかわいらしい小箱だったので、さすがにそういうのは身につけられないですが、方向性としてはそんなに外れてはいない、感じだったのでかなり細部までチェックしてしまいました。(ぉぃ)


 ところでああいう格好をして一体どこへおでかけするのでしょう。やっぱりゴスロリパーティ? 間違っても黒ミサとかサバトじゃないよね。サバトの首領は美少年の姿をしたルシフェルだから....案外あり得るかもしれない。w とはいっても通常はレオナール(山羊の悪魔)が取り仕切っているから違うか。


.....ゴスロリパーティで悪魔の少年と出逢うっていうストーリーでノベルゲームとか作ったら案外面白いかもしれない? それ系の小物...タロットとか水晶玉、エリクサー、絞首台の四葉のクローバーも盛り込んで、もちろん世界は黒猫に導かれるままに魔界と地上を行き来して、やっぱり基本はゴシックの大聖堂で決まり。サキュバスの涙、ヴァンパイアの生き血のハート、アスタロトの水鏡、魔界の青バラとか勝手に架空のアイテムなんかも用意しちゃったりして、もちろんベッドは黒バラ、あるいはペンタグラムの柄の漆黒の寝具で、周りにろうそくを灯し、サラ・ベルナールみたいに花を敷き詰めた棺桶でそのまま満月が銀色の涙を流す夜明けまでミステリアスな逢瀬は続く.......。(以下、妄想続くので省略。)


 そういえば同じ車両に浴衣姿のコもいましたが、ゴスロリと対照的だったのが妙な感じでした。なんか出ているオーラが別物って感じがしました。


たかがゴスロリ見かけただけでこんなに長い感想になってしまうとは...。確かにゴスロリは嫌いではないです。好きっていったら好きだと思いますが、あのレースのフリルがなければ....。「ロリータ」のデザインが、ね。普通にクラシックなドレスの雰囲気でゴシック調の模様にモノトーンとか、フリルが付いていてもせめてレースなしならば...萌えてるかも。深いまなざしと鋭い目つきは違うと思うし、その辺りも.......

すみません、ちょっと魔界へ逝ってきます。
y=ー(・ω・)・∴ターン

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la cathedrale Notre-Dame de Paris...
去年か、一昨年辺りに買った「図説 大聖堂物語」という本を買って以来、ますますゴシックに狂っています。もちろん、ゴシック建築のゴシックです。.....とりわけ、ゴシック中のゴシックである、フランス・ゴシックがとても大好きです。

 初期フランスゴシックの傑作である、パリ大聖堂(一般的に呼ばれるノートルダム大聖堂)は、この上なく最高に好きなゴシック建築です。ノートル・ダムとは聖母のことを意味し、つまり、ノートルダム大聖堂というのは聖母に捧げ、聖母を守護聖人とする教会のことを言います。ですから、パリ大聖堂以外にもノートルダムと呼ばれる大聖堂はいくつもあるわけです。地元の人々は、その大聖堂をノートルダムと呼ぶのが慣例なのだそうです。つまり、他の、例えばフランスゴシックの後期傑作のアミアンやランスもノートルダム大聖堂なわけです。

 アミアンやランスは、フランスゴシックでも後期なので、その高さもパリ大聖堂よりも遥かに高く巨大な大聖堂です。もちろんどちらも大好きですが、やはりパリ大聖堂が一番好みです。

 パリ大聖堂といえば、おそらくエッフェル塔などと同じく超有名建築物なので、ご存知の方もたくさんいると思います。よく写真などで西正面のツインタワーのようになっているものを見たことがあると思いますが、個人的にはその反対側、つまり内陣を囲む方の姿も大好きなんです。内陣を囲むフライングバットレスが、他のゴシック建築よりも、とても長く複雑な石材フレームを組んだかの様な姿が好きです。あれほどまでに長いフライングバットレスになっているのは、側廊が通常、身廊を挟み左右1つずつなのであるのに対し、パリ大聖堂のものは2つずつになっているからです。それゆえ9000人をも越える収容数なのです。(5廊式バシリカ形式)

 内部のアカンサスをモチーフにした柱頭を初め、ゴシック建築の特徴である、尖頭アーチも、フランスゴシックのものが、やはり好みです。装飾も他の国のゴシック建築の大聖堂のものと比べると、割とすっきりしていて、形もオーソリティだけあって奇を衒わない形のような気がします。パリ大聖堂の尖頭アーチは、後期のものと比べるとそれほど鋭角的ではない感じがします。高さも関係しているのでしょうが。

 また、プラン(平面図)も見ると、その筋の通ったシンプルな姿に驚かされます。後期フランスゴシックになると、内陣の周囲にある放射状祭室などがあり、わりとでこぼこ感があるのですが、パリ大聖堂にはそれがなく、外陣側の側祭室の延長になっており、非常にすっきりした造りになっています。

 あとはやはり彫刻。パリを見下ろす様に、大聖堂を護るかの様に腰掛けている、ガーゴイルを初め、袖廊にある、聖ドニ像と聖母像、祭壇にはピエタにその左右にルイ14、13世がそれぞれ跪いています。あと、北側の側廊に聖ジャンヌダルクの像もあったはず....。


.......一度もそこへ行ったこともないくせに、さも行ってきたかの様な素振りが出来てしまう程、詳しくなってしまいました.....。まあ、ゴシック建築に関する本はいくつか持っていますし、ネットでパリ大聖堂を検索しまくりましたから。


 それでもまだまだ物足りないです。(かなり重症)本当は洋書で1冊丸ごとパリ大聖堂の本があって、写真も豊富なものらしく、有名らしいのですが、それを買おうかなと前々から思っているのですが.......高いんだ。値段が。モローの画集も欲しいし....合わせると\20,000也。 ま、でも必ず買う運命でしょう。


 近いうちに始めようと思っているクレイシルバー(銀粘土)で作るアクセサリーもおそらくこのフランスゴシックから影響を受けまくると思います。それにデモーニッシュな雰囲気を少し加えると......「デモネスク」が出来上がると、この逝かれた脳味噌で妄想しているのですが...果して。

 今も、この逝かれた脳を巣窟にする天使と悪魔がそう囁くのです。(ぉぃ)
「はやく具体化しろよ、ぼけ」って。
「いつまでとろとろやってんだよ、ばか」って。


でも、そう囁く暇があるなら、マックの前に現れて作業を手伝ってほしいぞ。ちっ..、また週末、十字路へ行って悪魔と契約してくるか.....。(「また」?)

(ぉぃ...癲狂院逝きだぞ)

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