Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

わたくしごころ アーカイブ
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 実は...、高校に入ってすぐ、クラシックギターを1年程習っていました。とにかく高校に入学したらギターをやろうと意気込んでいたのですが、まだギターの知識も全くなく、当然ギターも持っていませんでした。
 入学した高校には、軽音楽部とギター部がありました。「...軽音楽部があるのに、ギター部なんてあるんだ? ....ひょっとしてヴァイやインギー、ヴァンヘイレンとか特に洋楽志向のエレクトリックギターだけ弾く部なのかな....?」何も知らなかった自分にはなぜかギター部がそういう風に思えてしまったのです。もちろんもしかしたらクラシックギターなのかもしれない、とも思ったりもしたのですが。(←普通に考えてみたらクラシックギターに決まってるのですが当時の自分にはそう考えられなかったのでした。w)
 素直に軽音楽部に入ろうとしなかったのが、さすが天性のあまのじゃく。w 「洋楽志向なのがやりたいし、ちゃらい軽音楽部なんて、い や だ。」(さすがDQN工房。我ながらイタ過ぎww)....って感じだったから.....。w まあ、確かに当時は学校が男女共学になって学校が新しくなったばかりだし、まして軽音楽部なんてのは、熱心に活動する様な部ではありませんし、実際演奏していたのは国内のバンドの曲だったらしいし....当時の(イタ過ぎる)自分には向いていなかったでしょうね。

 そんなわけで、いざギター部の活動している教室へ向かい入部しようと扉を開いた瞬間.....しまったと.....気付いたのです。

「う゛、クラシックギターだ」

 .....しかし時既に遅し。成り行きで....その日からクラシックギターを弾くことになってしまいました。もちろん弾きたかったのはクラシックギターではなくエレクトリックギターでしたが、うちの親はクラシック狂だしロックなんかは嫌悪する程でしたので、たぶん無理かな...と思っていましたから、まあ、それでもよかったのかもしれません。「どのみち同じギターだし、いずれエレクトリック弾くときに役に立つだろう」と思い改めました。
 ちなみにそのギター部、部員が5人くらいしかいなかったんです。ちなみに全員女子で3年生。(それまでは女子校でした。)ですからこのまま1年生が入部してこなければ廃部になってしまうのですね。前はけっこうな人数だったらしいのですが、やはりクラシックは敬遠されがちなのでしょうか。......というか「あの」学校にクラシック好きはあんまりいなそう。w (いや、でも、芸術学科があったからそんなこともないはずなのだけど.......。) 一人男というのは肩身が狭かったです。おまけにギター初心者だったし。

 顧問の先生はギターは弾かなくて、ギター教室で教えている人が学校まで来て下さって教えているというのです。ちょうどその時は来ない日でいなかったのですが、先輩から次のことを聞かされて驚きました。
「ギターを教えてくれる先生はね、おばあさんなんだよっ」
「しかも有名な人らしいよ」「ちょっと性格悪いよね」(←もっともこれは冗談ぽかったのですが知らない自分は真に受けました。)
((((゚д゚)))))
......おばあさんが? 教えるの?? ......教えられるのか???
有名? 自称なんじゃないの? 
性格悪い? うそ〜???
((;・д・))ガクブル


........そしてその日はやってきました。

 教室へ入って来た方は本当におばあさまでした。眼鏡を掛けた小柄なおばあさまでした。人柄も良く、性格が悪い、なんてことは全くありませんでした。ただ....敢えていうなら、指導が厳しかったのかも知れません。「違う!ここはこう!(びしっ)」「前に教えたでしょ、何、もう忘れちゃったの?」......けっこう何でもおっしゃる方でした。.....それでも優しかったと思います。

 初めて先生がギターを弾くところをその日拝見したのですが、................凄い。凄すぎる。........とにかく上手いのです。先生なのだから上手いのは当たり前といえばそうなのでしょうが、失礼ですが窺う外見と演奏がまるで別物のように感じられました。正確なフレットワークにピッキング、速いパッセージもバッキングも織りまぜつつさらりと弾きこなしてしまうのです。.....想像してみて下さい.....70歳も過ぎたようなおばあさまが蜘蛛が這うような素早さでフィンガリングしていくのですから!弾かれるトーンも素晴らしい。音が詰まる事も無く艶があり本当にきちんと1音1音弾き切れていることは、すぐに分かりました。しばらく弾いた後レッスンが始まり、早速自分にもギターが手渡されました。ところが左利きですので、通常のギターは無理なのでは無いかと申したところ、あっさりと「利き手は関係ないから。はいこれ」と有無を言わさず、そのまま通常のギターを手渡されました。それまでエアギター(ギターを弾くマネ)では自然と左で構えていたので、不安だったのですが、なぜかすぐに違和感がなくなっていきました。

 レッスンは、一人初心者の自分だけほとんどつきっきりの状態で教わっていました。子供用の教本を渡され(徐々に小さく増えていきましたが、大きな五線譜が各ページに2段位しか書かれていないもので、クマさんのイラストとか載ってるのw)、「これが1から7まであるけど、長々とやっていられないのでさっさと終わらすから。」と言われてしまいました。内心えぇ〜、なんだか教わる自分より教える先生の方が気合い入ってるよ〜って感じで初日から圧倒されっぱなしでした。......ただ救いだったのは、小学生の頃、エレクトーンを習っていたおかげで読譜はある程度できたので、いちいち音符1こずつ「ド....レ.....ミ.....」と読んでいく必要はありませんでしたので、とにかく指板のポジションを把握して譜面通りに弾く事が課題でした。 アコースティックやエレクトリックギターだと、ギターを手にして初めに弾くのは、どちらかというとコードを弾く場合が多いように思いますが、レッスンはいきなりリードメロディを弾いていく事でした。ローポジションのCメジャースケールをとりあえず覚えたら、とにかくメロディを弾きまくるのです。指が小さく手も小さい自分には幅の広いクラシックの指板はなかなかきついものでした。その後、さっさとハンマリング、プリング、スライド、ハーモニクスと技法を習っていきました。

 弾く曲はもちろんクラシックでした。バッハやショパンなどの有名曲の簡単に弾けるメロディの一部分や、グリーンスリーヴスなどの民謡なども弾いていました。クラシックは嫌いではなかったので、弾く気が失せる、なんてことはありませんでした。練習はほぼ1日置きだったような気がします。実はその先生は自宅でギター教室を開いていてなおかつ出張によるレッスンもしていたのです。60歳をを過ぎて運転免許を取ったそうで、かなり遠くの方まで出張していたようです。.........知れば知る程、この人は凄い、ふつーのおばあさまじゃない....と思い知らされるのでした。


 冬に、ある大学......名前を出しても差し支えないと思いますが、高崎経済大学との合同コンサートがあるので、そこで演奏する事になったバッハの「小フーガ」を夏辺りから徐々に取りかかるようになりました。暑い夏の日でも教室で弾いていました。3年の先輩は学校でのレッスンが終わったら帰る事が出来たのですが、自分だけなぜか先生の御自宅まで連行されw、さらにレッスンを受けるハメに。部活動のない日でも自分だけ先生の教室へ通って練習していました。 いやあ.....車で送り迎えしてくれるのは良かったのですが.......何度か交差点で危ない目に。w 先輩に「明日会えるか心配だ」なんて言われました。ww それでもよく60を過ぎて運転する気になったものだと感心しましたけれど。車内で変わったクラシックの曲を掛けてくれたりして、その豊富なキャパシティにも驚かされました。.......口笛によるオーケストラとか、変わったのがありました。(きちんとヴィブラートも掛けてあったり、トーンも、本当に音楽的........あれには驚きました。)
 ちなみにパートはバス。クラシックギターには、プライム、アルト、バスなど他にも種類があり、プライムというのが、いわゆる普通のサイズで、レギュラーチューニングEADGBEです。バスは.....よく覚えていないのですが、おそらく普通に言われるバリトンだったかと思います。全弦を完全5度下辺りまでドロップしたチューニングだったと思います。そこで参ったのがいわゆる移調楽器として扱われていた事です。小さい頃にエレクトーンを習っていたせいか、中途半端に絶対音感が身に付いてしまっていて、単音や幹音(自然音/ピアノの白鍵部分)だけは音を聞いただけで何の音か分かってしまうんです.....。(そのくせ耳コピが苦手っていうのはどういうことだ....。耳が腐っているな。w)「固定ド」(Cメジャー以外のキー、例えばDメジャーでもEメジャーでもドレミ...で表す)で説明されると、実音とは違う音名なので....慣れるまで大変でした。

 高経大との合同コンサートは.....あんまり記憶にないのですが、そつなく演奏できたのではないかと思います。もっともバスなのでそんなに複雑なメロディがあるわけでもないので、きちんと譜面を追っていければ大丈夫なレベルだったのでしょうけれど。


 でも........その後、部を辞めてしまいました。当然、3年生が卒業し自分も辞めてしまえば廃部になることはわかっていましたが。もちろんギター部が嫌だった訳ではありません。先生が嫌いだったわけでもないです。........理由は.....秘密にさせていただきます。1つ言える事は、通っていた学校が自分には合っていなかったと言う事....。 それから歳月は過ぎた今でもそれだけは後悔しています。廃部させてしまった張本人ですから。いつか後輩が入部してきたかもしれませんし。........あの時もしも自分がランディ・ローズを知って傾倒していたなら狂うようにクラシックギターを弾いていたと....思います。ランディはオジーの下でメタルをやりながらも、クラシックギターを習っていましたし、生前、UCLAへ入学しクラシックの学位を取りたいと言っていたし、もしあのまま生きていたならば、クラシックの道へ進んでいただろうと、多くの人がそう言っています。.......知るのが遅過ぎました。自分で言うのも恐縮ですが、先生もなんとなく特別扱いして下さっていたように思えます。もしかしたらクラシックのギタープレイヤーにさせたかったのかもしれません。実際、先生の下で教わりクラシックのギタープレイヤーになっている人はたくさんいらっしゃるようですから。

 あれから、時々、先生はお元気かな、と思う事がありました。ふと電話帳を見たりすると相変わらずギター教室を開いている様でしたので、おそらく元気でいらっしゃるのだと思い安心していました。


 少し前に、久しぶりにそんなことを思い出していました。当時70歳位でしたから今なら80歳近く.......お元気であれば良い....と思いながら、初めてネットで検索してみました。有名な方だと聞いていたので必ず何か情報があるはずだと。でも.......見つけた記事は悲しいものでした。今年の2月に亡くなられていたのでした。亡くなる直前までいつものように何時間もギターを練習していたのだそうです。......また罪が1つ増えてしまいました。お葬式に出られなかったのは悔まれます。そんな中、9月はじめに、ある1本の電話がかかってきました。家族が出たのですが、相手の方はなんと先生の娘さんだったのでした。追悼コンサートを開くのだそうで、生前、先生がよく自分の事を話していたので、連絡した、とのことでした。............実際どんなことを話していたのか分かりませんが、1年も教わっておらず、逃げ出すように辞めてしまった者のことを憶えていてくれた事は.....とても嬉しい事でした。コンサートの日時は、そう、今日9/18でした。

 もちろん見に行きました。そこに先生はいないですが行かないわけにはいきません。あの世でこれ以上説教されるわけにはいきませんから。w 会場は高崎の市民文化会館だったのですが、そんなにお客が入るのだろうか、と疑問に思っていましたが、.....最後まで先生の凄さを知らなかった様です。開場前から行列が出来ていて、席は即満席の状態。しかも年齢層は幅広く、中高生辺りから年輩の方まで........全く驚かされました。会場の司会の方もおっしゃっていましたが、皆口を揃えて言うのは、演奏の腕前だけではなく、その人柄に惹かれていた、ということです。これには間違いなく同感です。時には厳しかったですが、面倒見の良い優しい先生でした。押し寄せた人達の数が何よりの証拠です。ちなみに.....先生は、ギターの合奏団も創設されていてコンクールで連覇する程レベルは高かった様です。これは案内状を見て知ったのですが、現在は先生の娘さんが教室も、合奏団も受け継いでいる様です。コンサートでも演奏を披露していましたが.......先生同様に激ウマでした。姿もそっくりでした......。

 ネット知ったのですが、先生は、日本ギター合奏連盟の副理事長を務めていたそうですから、とんでもない人からギターを教わっていたのでした。しかもギターを初めて手にし手ほどきを受けたのが、あの先生だったのですから、幸運なことです。

........先生のことや教わった事は、ずっと忘れません。どうもありがとうございました。

簡単に先生のプロフィールがあります。
http://www.guitarists.or.jp/seikain09.html

† 23:27 | トラックバック | Topへ▲ †

 実はあるドメインを.netで取得してしまいました。同名の.comと.co.ukが既に取得されていたのと、ドメインの金額が\990なのもあって、押さえてしまいました。

 今思えば、seventh-heaven.jpなんて個人的には嬉し過ぎることなのかもしれないなあと思ったりします。本当はseventhheavenのドメインが出来れば欲しかったですがこっちは主要なものは全部埋まっています。おそらく今後も空く事はないでしょう。世間一般的(特に英語圏)には2語以上の単語の名前でもハイフンを入れないのが普通なのだそうです。ハイフンの付いたseventh-heavenも.com/.net/.orgは取られてしまっていましたし、自分が取らなければいずれどなたかが取得されたでしょうね。

 それなのに、ほとんどリニューアルで更新停止しているのは申し訳なく思います。でもリニュ後の第七天は間違いなくseventh-heaven.jpにふさわしいデザインだと胸を張れるんじゃないかと内心思っております。

 とにかくseventh-heavenのサイト名は多すぎるので、自分のサイトが他のサイトの中に埋もれてしまっているように感じてしまいます。でも長くこの名前でサイトを運営してきましたし、新しいロゴもご覧頂けたでしょうか。十字架の背後に龍のシルエットが入れてみたのですが、なかなか良い感じになったと自分でも喜んでいます。w ですからデザインからロゴまで今まで全てseventh-heavenという名の下で作ってきたという程、愛着があります。

 新しいロゴで調子に乗ってサーバエラーのページにも付けてみました。
.....こんなところにまで凝ってどうするんだろう.......。500なんてうちではまず起こりえない状態だから見る人はいないはず。
http://www.seventh-heaven.jp/404.html
http://www.seventh-heaven.jp/403.html
http://www.seventh-heaven.jp/500.html


 新しく取得したドメイン.....なんとなく既にバレてしまっていそうですが、demonesque.netです。.....実は少し考えがありまして....今は敢えて秘密にさせていただきますが、今後、必ず使うつもりです。

† 00:11 | トラックバック | Topへ▲ †

 樋口一葉の「たけくらべ」を初めて読んだのは一昨年の秋。偶然にも一葉忌の日に読み終えたような気がします。それからというもの一葉の他の作品をいろいろと読みあさりましたが、やはり一番印象的に残っているのが「たけくらべ」です。やがて僧になる少年と遊女になる少女の淡い恋の話です。最後に少年が水仙の造花を吉原の格子戸を隔てて贈るのですが、それを少女は切な気に眺めるのです。閉じた扉はもう二度と開かないのです。僧と遊女になることは互いに決められていた運命によって、無邪気にはしゃいでいられた子供の空間は、吉原の闇に覆われてしまうのです。

 というわけで、今回の雑記は吉原について。
実は「たくけらべ」を読んだ時はまだ吉原の基本的なことしか知らず、遊女の暮らし振りは全くといってよい程知りませんでした。.....実際いろいろ調べてみると思っていた以上に悲惨なことになっていたようで驚きました。16、17歳で郭へ売られ、「あがる」までおよそ10年らしいのですが、あがるまえに死んでしまう者も多かったようで、記録によると20代前半がもっとも多かった様です。....考えてみればそれも頷ける話。今と違って暮らしは厳しいし、病気にかかっても治せる薬はあるわけもないし。(それにも関わらず、梅毒などの病気にかかってこそ一人前、というような風潮だったようです。梅毒にかかると流産・死産する確率が高くなり=妊娠しにくい ということから。また、髪の抜け落ちたやつれた表情が却って美しく見えたらしい。もっとも病気がそれ以上に進行して顔自体が崩れるようになってしまってはもはやお払い箱。当然のごとく追い出されたようです。その後の行方は言わずもがなですが.....。)病気になればそれだけ借金は脹らみ、位が上がって付き人が増えてもまたそれだけ費用がかさむわけで、ますます出るに出られなくなってしまう無限回廊.....。幼い頃からあらゆる教養を身に付け、その中でも特に優秀な者だけが太夫や花魁のように最高位の遊女になることが出来、たくさんの取り巻きを付けながら華やかに暮らせたそうですが、本当にそれはごく一部であって、ほとんどは先述通り酷い有様だったようです。

 しかし、この吉原、なんだかんだいっても江戸文化の1つとして欠かすことの出来ないものだけあって、吉原などの遊廓や遊女を取りあげた作品は数知れず。また、「男一度は伊勢と吉原」と言われたそうですから、それだけ羨望の的だったわけです。

.....と、いろいろ調べていたらひょんなことから(うそつけ)「今の吉原」のコンテンツに飛んでしまい、吉原のお店を集めた情報サイトだったのですが、パッと見てピンとくる泡姫の顔写真が目に留まり気になったのでちょっとお店のサイトへ飛んでプロフィールを見てみたのですが........う、黒薔薇の飾りが付いた黒のワンピ着てる写真が.......。ゴシックでデカダンスな雰囲気が素敵。雰囲気が他の泡姫とまるで違うし顔立ちも....。正直言うとかなり萌えです。....しかも名前が、B'zでもお馴染みのスタジオミュージシャンで有名なドラマーの名前と同じ.......。どうしてこういう結果になるのでしょう......。なんだか最近、こういう勘がやたら冴えまくっています......。ちょっとでも気になったもの(音楽、美術などなどなんでも)は調べてみると意外なところで.....というのが本当に多いです。でも泡姫ではね.......諦めるしかねえな。

 とはいっても、別に泡姫を卑下したりすることはありません。むしろ(少しばかり語弊があるかもしれませんが)凄いなあと思ってしまいます。他の風俗で働いている人達もまた同様にそう思います。多少なりとも覚悟を決めて働いているのでしょうから見上げたものだと思います。体力的にも精神的にも相当きついと思うし.....。特にソープなんかは本番OKなわけだから生なら病気の心配もあるし......。御指名を頂けなければお茶を挽くはめになってしまうし.....。って、お世話になったことはないので本当の所はどうだかは分かりませんが。 もちろん、ソープへ通う人も別に悪いとは思っていません。......なんて書くとまた荒れるんだ。w お酒や煙草を喫んだり、賭け事をしたりするのと同じの様に思えます。別に違法ではないし、いわゆる嗜好品などのように、人生に必ずしも必要なものではないが人によっては慾を満たすために時に必要だったりするかな、って。「全然違うだろ、ばか」とか言われそうですが、まあ言わせておいて下さい。どうせここは癲狂院なのですから。w  ......だいたい、風俗(・関連)営業がなくなったらこの世は間違いなくソドムの街になってしまうのだと個人的には思っています。溢れる慾を吸収するところがなくなると、間違いなく向かうところは決まっています。今以上に性犯罪が増えたらこの世もお仕舞いです。 江戸幕府も江戸をコントロールするために点在する遊女屋を吉原へ集めて幕府公式の遊廓にしたのですし、.......まあ、お役所の方の中にも通う人はいらっしゃるのでしょうから、おそらくこれからも消えずに続いてゆくでしょうね。風俗営業は暴力団の資金源になっているといわれていますし、大きくなり過ぎるのも困るしなくなるのも困る...という具合いでしょうか。

 ここでこんな本を紹介する事は、それらの存在を肯定させるように仕向けてしまう、と思われるならば卑怯なことなのかもしれないですが敢えて紹介します。
「セックス・ボランティア」という本なのですが、少し前の読売新聞の「よみうり堂」で紹介されていたのでご存じの方も多いと思います。紙上で紹介されるだいぶ前から偶然アマゾンで見つけていたのでずっと気になっていました。(実はまだ買って無い。).......リンク先のアマゾンのページをご覧になればお分かりになられると思いますが、障害者の性について語られている本です。脳に重い病気を持つ老人の障害者が年金をやりくりしてソープに訪れるという話や、女性障害者をお客とするホストクラブや障害者専門の風俗店....などなど表には出ない真実がいろいろと書かれている様です。......よく、風俗で働く人達は最低だとか、言う人もいます。人の価値観は様々ですからそれに対して考えを改めさせるつもりもありませんが、必要としている人がいて、その方達をお客とする、介護する人達もまた必要だということは確かなのでしょう。


 まったく、「たけくらべ」からこんなところまで話が進むとは.....いつも通り連想し過ぎな脳味噌のせいです。でも本当、次から次へといろいろ疑問が出てくるんです。風俗のお店って全国でどれくらいあるんだろうか、とか、どれくらいの男が利用しているのか、なんてくだらないことも。.....いや、周りにそういう人いないから、どうなのかなって。(もっとも風俗通いを自慢する人もそういないと思うし)

........。そういえば昔いた!
学校通ってた頃、彼は違う科で長く在籍していなかったからそれほど会うことはなかったのですが、いました。最後に会ったのが一緒にご飯を食べた時で、その時に話してくれたので憶えています。なんだかけっこう通い詰めているような感じで、裏を返している姫に電話番号教えてもらった、とかですごく嬉しそうでした。メモ書きなんかも見せびらかす程だったから.....。w でも....それって他の人にも同じように番号教えていると思うよ.....なんてことは野暮なので敢えて言いませんでしたが。 けっこういい人だったからいなくなったのは惜しかったです。音楽(キーボード)をやっていて、音楽理論も勉強していて、当時、お互いELTなどのavex系が好きなのもあって、一緒にバンドやろう、なんて意気投合していたのだけど。けっこう楽しく活動できたように思えるから残念なことです。でもまあ、あれだね、バンド活動しているうちにどうせボーカルの女のコをたべちゃうんだろうね。w .....あまりの授業の内容の酷さに見切りを付けて辞めてしまったのかも知れないけど。今頃どうしているかな.....。もしかしたら音楽の仕事でもしているかもしれないですね。


........振り返ると更新が滞った後の雑記はいつもxxxな内容だったような気もしますが、ま、いっか。(゚∀゚)アヒャ 先の猛暑で脳味噌が溶けたにちがいない。w
ちなみに.......タイトルがこの内容の全てを物語っているように思えたので付けてみました。もちろんフランス語の「La vie en Rose ( バラ色の人生/暮らし)」をもじったものです。Labiaの生々しさとRoseの華やかさが上手いな〜なんて自讃していましたが.......検索してみたらそういうサイトがあった......。やっぱり同じようなことを考える人、いますね。.....けっこう真面目に書いたつもりなのですが、ひょっとしてご覧の方々は大激怒、大嫌悪?

この8月の過去ログは検索ロボットを弾くように設定しておかなけえれば.......。さもないと、えらい目的で左や右の人もフェミニストの方まで検索サイトからおいでになってしまう。

.........殺られる前にやっておこう....。
カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン ゴメンナサイデシタ.......チョーシニノリスギマチタ

† 22:49 | トラックバック | Topへ▲ †

 アテネでオリンピックが開催され、世界中が沸き上がる日がこれから続きます。なぜか今年はやけにテレビを見て応援しています。.....プールに定期的に通う様になったから....かな? でも、前にも書きましたが、かなり「運痴」なんです。...本当に運痴で、体育の授業はかなり嫌いでした。だから、運動が得意な人は羨ましく思います。 あまのじゃくな性格故に、国内中でオリンピックの話題になっているというのに、妙に冷めた目でぼーっと試合結果だけをテレビで見ていた時期もあったのですが、近年はそういう気持ちではなくなりました。

 4年に1度しか行われないオリンピックへ向けてひたすら鍛練し続けるのでしょう? ....改めて考えると凄いなあと感心してしまいます。全ては金メダルのために。目標はあまりにも単純明快ですが、一般人から見れば途方もないレベルの目標なわけですよね。 しかも世界各国から精鋭が一堂に会する最高レベルの競技大会なんですよね......。あまりにも当たり前な話ではありますが、本当、全く別次元の世界の話です。運痴だからなおさら。(連発するのはやめれw)

 まあそんなかなりの運痴ぶりを発揮wしながらもスイミングスクールへ子供の頃通っていたので水泳だけは得意ですし、もちろん興味もあります。ですから、当然今回のアテネ五輪の水泳種目の試合もしっかり見ています。

 平泳ぎ100mを約1分で泳ぎきってしまうというのは本当に凄い。世界の頂点というのはそういう次元なのですね....。比べるのも無意味ですが1分なんていったら自分だったら50mくらいしか泳げていないよ。だからなおさら凄さを実感します。北島選手が金メダルを取れるのを楽しみにしています。さっきも準決勝の試合が放送されていましたが、いやあ、見ていて清々しい。カッコいいし素敵。


 で、そんなことを思いつつテレビを見ていたのですが、そこでもうひとつふと思う事がありました。水泳の男子も....脇毛を剃っている? 試合を始めるまでの間、軽く身体を動かしていたりしますが、見るとどの選手も脇がつるつる。脇だけじゃなくて全身もきれいにつるつるになっています。.....これって別に最近のことではなくて前からそうだったっけ? う〜、いつも試合結果とかちょこっとしか見ていなかったからかなあ.....。ともかくムダ毛がないのです。これってやっぱり水の抵抗を減らすためなんでしょうか。体毛があるのとないのでは差が出るものなのでしょうか。それとも見た目の問題? どっちかっていうと後者の理由の気がするのですが本当の所はどうなのでしょうか。確かに見た目はきれいだし悪くないと思います。

 水泳選手に限らず、普通の男でも脇毛を剃る人っているみたいですが、いつかそれが普通になっちゃったりする日が来るのでしょうか。....とか言いつつもちょっと自分もしてみたい気にもなったり....してます。別に毛深くもないし普通だと思いますが、夏はノースリーブを着たりすることが多いので、夏の間くらいは剃ってしまっても良いかもなあ....と思ったりします。

 ノースリーブはTシャツよりも自分に似合う様なのでよく着ます。本当はぴったりしたのが欲しいのですが、Sサイズでも結構ゆるめになってしまうんです。ノースリーブにすると、右の二の腕にあるオリオン座のように斜めの3つ星のような「ほくろ」が見えるし(実は気に入っていたりします。)、.....あとは片腕に銀の腕輪をはめたい(クレイシルバーで自作するのが野望だったりします)ので。

....でも、ブサだし.....意味がない様な気も.....します。
・゚・(ノД`)・゚・

† 02:57 | トラックバック | Topへ▲ †

....といえばもちろんマリリンマンソン。
昨日は13日の金曜日でしたね。

 個人的にはデカダンスヒーロー。
もちろんロックミュージシャンであるのですが、醸し出す雰囲気、ルックス、演出などがどうも退廃な耽美さ、淫靡さを持っているような気がして本人のインタビューでもオスカー・ワイルドやデカダンスの話題が出ていたのを見たことがあったかと思います。 ジャケでも両性具有の格好をしたり、ボンテージスーツを纏って、赤色のカラーコンタクトして、もぅ、なりきっている感じが、ちょっと最初はコワかったのだけど、インタビューなどを読むうちにイメージがだいぶ変わりました。

 毎度世間を逆なでするようなことをしていて何かとお騒がせなのだけど、求めるアートの確信に基づいての言動なのかなあって思うんです。つまり...正直なところがすごいなあって。....ふつう、ああいうのはなかなかできないものだよ...。「私の跡を彼は継いでいる...」とメタルの帝王オジーはそう語っているのも同感。演っているスタイルは異なっても抱く精神は同じなのかも。マンソンの場合は、中性的なグラムロックみたいな感じ?

 しかし、メンバーも大変だよねえ。マンソンは好みのファッションがああなのだから平気かも知れないけど、マリリンマンソンのバンドメンバーになるためには...まゆげ剃りしなくちゃいけないんだよねえ........。マンソンは黒髪(以前は真っ赤だったけど)で他はみな軍服のような格好して金髪だ。 見ている分には、びしっと決まっていてまあいいのだけど、もしもやれと言われたら、やりたくは....ないな。

 そういえば、少し前にマンソンのバンドメンバーのひとり、ギターのジョン5が脱退してしまったそうなのですが、その理由が、BURRN!では「自分がドラッグなどをしないことがマンソンが気に入らなかった...」とジョン5本人が語っていたのですが...だとするとそれはさすがに残念なことかも...。あんなに馬の合う人はいないと思っていたし、何よりジョン5はけっこう好感だったし....。外見は凄いことになっていますがとても温和な人ですし....。


 本題に戻して......

 「己の確信に基づいて行動を起こす人」はとても好きで憧れます。もちろん確信犯はいけませんが。その行動が、仕事でも遊びでも人を愛することでも何でもよいです。自分が堅く信じて疑わない思いを抱いてひたむきに行動する姿はとても素晴らしく思えます。.....これは自分への願いの1つでもあります。そういう人になりたいといつも思っています。

 その例の1つとしてマンソンを取り上げてみました。彼の場合、必ずしも歓迎されるものかどうかは疑わしいかもしれませんが、その姿勢は見事な物です。自分の憧れる人はみなそういう人達です。それはネットなど身近な人でも同様です。....もし、この自分がどこかであなたを褒めていたなら、たぶん当てはまっています。少なからず何かしらの部分で憧れている人です。

† 00:16 | トラックバック | Topへ▲ †

 ついでではないのですが、メールソフトも「Outlook」からOS X付属のメールソフト「Mail」(ネーミングがストレート過ぎる...)に変えました。

 新しいマックに買い替えた際に、一度使ってみたのですが、それまで使っていたOutlookの受信メールなどがMailの方に全てがインポートできなかったので、すぐに使うのを止めてしまっていました。ただ、一時的に使用したのにも関わらず、Mailの使い勝手や表示などがとても良かったので、近いうちに改めて移行しようと思っていました。

 なぜか昨日、再びインポートしてみたところ、全てのメールが上手くインポートできました。いらないメールを数多く削除してインポートする数を減らしたのがよかったのかもしれません。 個人の差出人からのメールなどは、どうしても捨てられない性分なので、それだけは確実に溜まっていきます。インターネットを始めてから、おおよそ6年程でしょうか、その年数分の個人メールは全て残してあります。

 もうメールのやりとりをしていない人のメールやサイトの感想メール(←本当に数少ないですが)なんかを見たりすると、懐かしい気持ちになります。...まあ、見たくもないメールもあったりするのですが、それはとりあえず残してあるものの、二度と見ないことにしています.....。


 そういえば、以前使っていたメールアドレス、COOLのメールアドレスでしたが、あれは不安定なメールアドレスでした。こちらから送ったのに相手に届いていなかったり、その逆にこちらへ届かなかったりしたことが、度々ありました。メールがネット上のトラフィックにより彷徨った挙げ句なくなってしまう...なんてことを耳にしていたのでそんなこともあるもんだなあ...と思っていましたが、振り返るとちょっと頻度が高かった様に思えます。 ネットショッピングした時にそういうことがあってトラブルになったことがあったり、知人とのやりとりはまだしも顔見知りでない人とのやりとりが届かなかったお陰で関係がこじれたり....など、いろいろありました。...いやあ、「こいつは、メール送ったのに返事を寄越さない無礼なヤツだ」....なんて思われた方、ちょっとそれは誤解なので、この書き込みをご覧になっていたら思い改めていただけると嬉しいです。

 そんなこともあったりしたのもサーバー変更の理由の1つだったりします。しかし、サーバー変更後の現在も、ネットショッピングやソフトの登録などの重要なメールの送受信には、サーバーのメールアドレスは使わず、利用しているプロバイダのメールにしています。使い分けている、というのもありますが。


 ....思わせぶりなことを書いてしまいましたが、それほどメールをばりばり使っているわけではありません。送るのを控えているっていうのもあるのですが、個人メールはほとんど来ないし。・゚・(ノД`)・゚・ ....遠慮がちなのはやはり改めるべきなのでしょうか。もしかしたらうざったがられているかもしれない...なんてすぐ思ってしまうんです。メールのレスも、もちろん初回は必ずしますが、その後も頂いたものに対して書こうかどうか迷ってしまったり、その結果送らずじまいになってしまうことが多々あります。なんだかそういう見極めの判断が非常に鈍いんだと思います。レスはいりません、などとはっきり言ってもらって全然構わないのです。
 はっきり言う、というと、感想なんかもそうです。
サイトや掲載した作品などを褒めて頂くことがまれにありますが、果してこれが本当なのかちょっと信じがたい気持ちになってしまいます。悪気は微塵もないのでしょうが、けっこう疑心暗鬼になったりします。....だって自分以外の人間が気に入る様にはとても思えないからです。それでも、この方は本心だな、となんとなく思えるメールもあるのも事実ですし、テレパシーでも身につけない限り真実の確かめようもありませんから、そう思ったりするのは意味のないことなのだとも分かってはいます。でも........。忌憚なくおっしゃっていただいて全く構わないのです。


 話を戻して、「Mail」についてですが、アップル製だけあって、設定なども簡潔で分かり易いし、使い勝手がスマートなのが嬉しいです。それともう一つ特筆すべき点が、表示されるフォントの素晴らしさです。OS Xに新しく大日本スクリーンのヒラギノシリーズが採用されたそうですが、このフォントのなめらかさと細かさの見栄えが良く、そして見やすいのが素晴らしいです。....それに「比べる」と、Windowsに使われているフォントは、どうしても見劣りしてしまいます。別にマックを贔屓しているつもりはないのですが、見比べたらおそらく誰もがマックのフォントの方が良いと思うに違いありません。マック(OS X)ではヒラギノフォントが標準でインストールされているわけですから、Webページも同様に綺麗に表示されます。見栄えの違いといえば、ガンマ値の違いにより、Macでは明るくなめらかな色調に対して、Winでは、若干暗くコントラストがかかったような感じに見えます。他にもGUIのデザインなど挙げたらきりがないですが。

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.....事あるたびに思う事なのですが、内容が内容だけに公の場では言いにくいので今まで控えていたのですが、やはり書こうと思います。 時期的にもちょうど良いでしょう。


 「もはや戦後ではない」と言われてから久しいですが、私見では「未だに戦後である」と思ってしまうのです。何故かと言うと、未だに戦後処理が終わっていない/解決していない、と思うからです。...なんて言うと、ようやくほとぼり冷めてきたっていうのに余計な事を蒸し返すんじゃねえよ...なんて言う人もいるかもしれません。いや、確かに事務的には解決した部分もあるのかもしれませんが、精神的にはどうもいまいち解決していない様に思えるのです。また、未だに揉めている/解決していない事柄も残っています。....北方四島、尖閣諸島などの領土問題、靖国参拝問題、強制連行/労働者、従軍慰安婦の賠償問題、国歌斉唱/国旗掲揚の問題、歴史教科書などの歴史認識の問題......などなど、挙げてみるとだいぶあります。

 同じ枢軸国だったドイツ、イタリアから、なぜ日本はいつまでも解決できないのかと不思議に思われることがあるそうですが、.....日本国民の自分だってそう思います。しかし向こうとは事情も異なりますし、悪い日本人の気質も影響しているような気もします。

 もちろん戦後の政治家達は解決しようと努力はしたでしょうし、何もかもが解決していないわけでもないでしょう。でも、先延ばしにしてしまいずるずると今日まで問題が山積み状態になってしまったのもまた事実ははずです。


 もういい加減にはっきりしてほしいのです。やはり今のままではいけない気がします。余計な波風を立てるのが嫌だったり、あるいは近隣諸国がすぐに反応したりするので取りあげる事自体が、タブーのような雰囲気さえ感じます。でも、そのままだったとしたら、あまり良くない結果になりそうな気がします。時の流れにまかせ問題自体も風化させたいのかもしれませんが、それだとわだかまりは消えないと思います。


 そしてもうひとつ言うと......こんなことを言いって右翼だとか言われると心外ですが、近隣諸国に対してもう少しびしっと毅然とした態度で臨んでもらいたいと思います。いままですり抜ける様な感じで諸外国と交わしてきた様に個人的には見えるのですがもっと対等に向かい合っても良いのではと思います。(圧力を掛ける、という意味ではありませんので誤解なきよう) もっとも事あるごとに脊髄反射する国にも問題があるような気がしますが、それも元を辿れば結局は日本の問題とも言えるのかもしれません。

 今は中国の経済が急成長していますが、次回オリンピックの開催地も北京に決定していますし、その辺りがピークになりそうな気がしますが、それを考えると、それも危ういと思います。日本の企業も挙って参入してはいますが、それって眠れる獅子を覚ますだけのような気もします。エコノミストでもないし馬鹿者なので的外れだとは思いますが、その後の急成長した中国経済が日本に襲うような気がするのです。.....要するに諸外国に対して受け身な姿勢は、国際情勢の波に乗り遅れそうかな、って思うんです....。


 話はそれましたが、上に挙げた問題で、身近に感じた事があったのは、歴史認識の問題と、国歌斉唱/国旗掲揚の問題。歴史認識の問題というのは、いわゆる、南京事件での犠牲者数のくい違いなど(極端に言うと事件の有無の問題まで)のことです。歴史教科書によってもその認識が違うのですから困ったものです。自分は戦後生まれですし、当時のことは何かから見たり聞いたりしない限りその史実を知る事はできませんし、それが真実だと認識せざるを得ません。ところがその情報が、定かでないというのですから問題です。どう考えたって史実は1つしかないはずですから、どれも誰もが同じ認識になるはずです。何度も言う様にこちらには真実を知る由がないのですから解決してもらいたいものです。(ネットで調べても記述が見事なまでに違ってます。)

 国歌斉唱/国旗掲揚の問題は、実は学生の頃は全然知らなかったのです。しかも国歌である「君が代」の歌詞の意味さえ満足に教えてもらえなかったように思います。ですから、言われるままに歌って起立していたという感じです。.....断っておきますが、国歌を斉唱したりすることは悪いとは思っていません。なんてまた書くと右翼キタ━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━!!!とかいって荒れるんだ......。でも、未だに歌うのを拒否するのは、ちょっと理解できません。かつての帝国時代の思想の解釈のままで受け止めているのだとすると、それこそ問題な気がします。

 靖国神社参拝問題も毎年の様に騒ぎになりますが、特に何も対策を採っていないということはあのままでよろしいという方向なのでしょうか。戦犯も他の戦没者同様に祀ってあるのが問題の様ですが、確かに諸外国が怒るのも分かります。遺骨自体はあそこにはないはずですからそれぞれ各地に墓地があるわけで、何もわざわざ合祀する必要もないのでは、という声も分かります。....なんとか上手い策を投じてもらいたいものです。戦犯だけを除くとか案があるようですが、遺族にとっては同じ戦没者でしょうし、難しそう....。戦犯はともかく、他の戦没者の中には、ほとんど国の被害者と言ってもよい人達もいると思うのです。無理矢理徴兵されて挙げ句の果てに自爆でしょう.....? 悲し過ぎると思います。 
 長野の上田市に「無言館」という、戦没画学生(芸術を志しながらも出兵により戦地で亡くなった(あるいは行方不明)方達)による絵や手紙などが展示してある美術館があるのですが、オープンしたての頃に見に行った事がありました。外の景色は穏やかなのに十字架の形をした館内の薄暗い空間にぽつぽつと飾られている絵はあまりにも悲しい表情をしていました。ああいうのを見ると、首相くらいは参拝してもよいのではないかと思ってしまいます。祀る、というよりは詫びるという感じの方が良いのかもしれません。

 あとは.....、愛国心。
これもまた口にすると災いの元になってしまう禁句のような言葉ですが、これの本来の意味をはき違えているような気がするのです。愛国心=国粋主義、のような図式をイメージしてしまいがちなのは、やはり戦前の影響なのでしょうが、あの時代の思想は、全てのものがねじ曲げられていて、プロパガンダとして利用された感じもありますし、その当時の思想のままを受け止めることは、それだと違う様な気がします。もう一度振り返り、本来の日本の素晴らしさを再認識することは、過去の悪しき思想などから払拭することにも繋がる気がします。

 いろいろ書いてしまいました。.....タブーな話題づくしでかなり危険な内容なので、また一層サイトへの来客数が激減、もしくは荒らし急増してしまいそう。でも断っておきますが、決してファシストではありません(ファウストの可能性はあるかもしれないですが。w)。他の書き込み諸々含めて読んでもらえればおそらく分かってもらえると信じていますが。

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 しかし、怒り狂ったところで、何も変わりはしないのです。手を打たなければ。だけれども、こういうことがいかに時間の無駄であることは分かってはいるのです。

 もちろん物には程度というものがあります。見知らぬ人からいきなり殴られたりしてそれを怒らずにいられる人はいないでしょうし、例えばこれは犯罪なのだから然るべき手を打つべきものです。

 先の書き込みと言っていることが反対じゃないかと言われるかもしれないですが、本当はこんなことで怒っている場合ではないのです。こんなことが相手に知れたらますますつけあがるだけでしょうが、そんなヤツを相手にしている時間などないのです。人生は短いのですから。

 もう、あれこれどんな対処をしたほうがいいとか、削除要請を無視しやがってとか、そんなことで悩んだり怒っていたりしたら、心中の相手から時間は刻々と奪われ、眉間にシワが増えてゆくだけです。


 しかし放ってはおけないのも事実....。

† 02:14 | トラックバック | Topへ▲ †

 例のスイムウエアはそういう仕様らしいです。
少し調べたのですが、同じものを使用している人の書き込みを見つけて、やはり最初同じ様に使うのにためらった模様。しかもその方、そのスイムウエアの縫い目が破れてしまった人を見たことがあるとか書かれていました。

あの縫い目が破れたりしたら、相当羞恥もの....。
たぶんお尻が丸見えになります。w


 とかなんとか言っても、まだ買ったばかりなのだし、それを心配しても仕方無い。ということで、初めて使ってみました。

 これがすごく泳ぎやすかった!
以前よりも速く泳げてしまうのには驚きました。
水がまとわりつく様な感じがせず、動き易いし、やっぱりこれにして正解かも。

....しかし、これからは毎回、使用後にほころんでいたりしないか、縫い目のチェックをすることになりそう....。でも..ぴっちりしているし、履く時はだいぶ伸びているから、泳いでいる最中にびりっ、なんてなったりしたら防ぎようがないんだけど。


 どうでもいい話だけど、シャワー室や脱衣所で時々思うのだけど....、みんな立派なのをぶらさげていて羨ましい....。自分のは貧相だからとてもそんな風に堂々とは見せられない....。・゚・(ノД`)・゚・

† 23:01 | トラックバック | Topへ▲ †

去年の夏から使い始めたスイムウエアが痛んできたので、新しいのをネットで買いました。

さて届いたものを試しに履いてみたのですが......
きつい。ちゃんとウエストに合ったものを選んだのですが、きつい。ハーフスパッツタイプのものを選んだのですが、競泳用のはかなりぴっちり....だった。

それはまあ良いのです。
問題は、後面、つまりお尻の方の生地の縫い目部分が、なんとなくほんの少しだけ透けてみえるような....。縫い目部分が編み目のようになっているのです。もちろんすごく狭いですよ。べつに伸びてしまってそうなってしまったわけではないし、おそらく仕様なのでしょうし、気にし過ぎだったと思いますが....最初は、えっ、と思いましたよ。

 それと.....若干ローライズでした。おへその3cm〜4cm下までの部分がないのは、ちょいと恥ずかしい様な....。別にお腹がぼてっとしているわけではないし、実際、たまたま弟に見てもらったのですが、全然問題ない、って言うし....まぁ、自分でも、そうかな、と思うのですが......。


 やはり気にし過ぎだと思います。(←自己問答の結果)
第一考えてみたら今まで履いていたほうのが若干だぶだぶでメーカーものではなかったし(今回買ったのはArena)、デザインもださかったのだから、それと比べればずっとカッコ良いし、満足すべきなのかも.....。

 泳ぎがへたなわけではないし、これでびしっと泳ごう....。


 余談ですが、この1年間でウエストがだいぶ細くなりました。
以前は72程あったと思うのですが、今は67程.....。
ちょっと細すぎるだろ、それは。って感じ....。

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