Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

ギュスターヴ・モロー アーカイブ
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 去年の今頃にも同じ様な事を書いていましたが、やっぱり夏と言うとドラゴンスレイヤーIVを思い出してしまうんです。

Diary of a Madman: ドラゴンスレイヤーIV [+] 癲 狂 院


 上の記事とまた同じ事を書いてしまいますが、古代祐三さんの手掛けた音楽はやはり素晴らしいですし、4つのクラウンを集めて伝説の名剣「ドラゴンスレイヤー」を手に入れてドラゴン「ディルギオス」を倒す…この西洋ファンタジー王道の筋書きも好きです。聖ゲオルギウス、ジークフリート、ベオウルフ…西洋に伝わる竜退治の英雄たちとドラゴンのことは小さい頃から本で知っていたので、「竜退治」には興味が惹かれたものでした。特にゲオルギウス…黒い甲冑を身に纏って白馬にまたがり、強大な竜の喉を槍で貫く姿が最高にカッコいいんです。そして王女を救う…もう本当にファンタジーの王道! 西洋の画家たちによってよく描かれていますが、中でもモローのゲオルギウスは文句無しにカッコいい!

Saint20Georges.jpg (JPEG 画像, 1000x1453 px)


 
 話をドラスレに戻して…、上記の記事では再プレイ前でしたので書きませんでしたが、なんとかクリアできました。でも最後のディルギオスとの戦いがなんだか物足りなくてちょっとがっかり…。ラスボスなのに音楽も中ボスのより個人的にxxxxxxだし。ファミコン時代のゲームなので仕方ないところですが。それと…このドラスレ、ファミコンとMSXでそれぞれ発売されたみたいなのですが、使われたBGMに色々と違いがあるんです。ファミコン版では短い曲のバージョンが使われたり、唯一ドラゴンスレイヤーを装備出来るキャラ「ロイアス」専用の曲が用意されていなかったりするんです。(隠しコマンドのサウンドチェックでは聴けます) 

 
 そんなわけでクリアしたのにまたプレイしたくなります。竜退治といえばドラクエもそうですね。ドラクエ4辺りから竜退治は名目だけになってしまった感じもありますが、記念すべき第1作目はドラゴンのオンパレードだったなあ。中盤で王妃を助ける為にドラゴンを倒すし、終盤はモンスターにドラゴン系がよく登場するし、ラスボスも竜王だし、今振り返るとベタ過ぎる内容ですが、でもそういう西洋ファンタジーの王道的なゲームを現代のクオリティでプレイしてみたい気もします。そういうの…ないかなあ…。あいにくないし代わりに悪魔退治のゲームに嵌ったんだったなあ、「ディアブロ」と「ラストバイブル(海外版タイトルはDemonslayer)」に。

 …またラストバイブルしたいなあ。とくに2。OPの泣ける曲と方舟の希望に満ち溢れた曲が最高すぎる…。

† 21:59 | トラックバック | Topへ▲ †

 
 オルセー美術館展2010||2010年5月26日-8月16日||国立新美術館

 なんとなく気にはなっていたものの西洋絵画はいままでに色々と見てきているので、あまり観る気はありませんでした。オルセーってたしか元々は印象派の絵画を蒐集した美術館だったと聞くし、それだたったら、モネ、ルノワール、マネ、セザンヌ…好きな画家ですが、ものすごく好きっていうほどでもないし…特に調べなかったのがいけませんでした。


 事の発端は、うちの親がこの展示会を観てきてからでした。この絵があの絵が良かったなどと感想をぼーっと聞いていたら、「モローのオルフェウスが良かった」なんて言うではありませんか!

 ええぇっ!? モロー?オルフェウスって、あの「首を竪琴にのせて俯くトラキアの娘」を描いたあの絵???

 展示リストを見せてもらったら、本当にある!!! あの絵がオルセー所蔵であることは知っていましたがまさか来るとは…思いもしませんでした。だって、モローなんて同時期の印象派の絵に隠れてしまうし、作風も決して万人受けするようなものでもないので、そうそう来るものではないと思っていました。

 
 神話ではトラキアの娘に八つ裂きにされたというオルフェウスなのですが、モローのこの絵に描かれているのは、まるでかつての恋人の首をいとおしく想い静かに抱く様な、とても八つ裂きにしたとは思えない、トラキアの娘の表情がそこにはあります。それと驚くほど精緻な衣服の描き込み。それがこの絵の気品高く感じさせる要因の一つでもあるように思えます。

 これだけでも個人的には観るべき展示会なのですが、リストをその後も見ていくと、見逃したヴィルヘルム・ハンマースホイの絵も1枚あるではありませんか! おまけにロートレックの「黒いボアの女」も!これは以前のロートレック展で見ていますが、やっぱり見たい。

 
 さっそくチケットを買ってきました。
8/16日までだっていうし、早めに観に行っておこうと思います。
ちょっと調べたらモローのミュージアムグッズもそこそこあるみたいです。…たのしみです。


 余談ですが、展示リストのモローの絵のタイトルが単に「オルフェウス」だけになっていました。画集や本で記載されているものはたいてい「オルフェウスの首を抱くトラキアの娘」だったのに…、このタイトルの長さ、「首を抱く」「トラキアの娘」という文が入っているからこそ、モローらしいファムファタルな絵画を想起させるタイトルなのになあ…。

† 23:15 | トラックバック | Topへ▲ †

 たぶん1ヶ月に1度は少なくとも漁ってる、アマゾン。
本のみならずいろいろな方面で大量に扱っているので、何かといろいろまとめて買ってしまいます。
アマゾンでまさかアレを売り出すとは思ってなかったよー。(←何だそれは)


 そんなアマゾンで、最近見つけて気になっている本が2冊あります。

Gustave Moreau (ペーパーバック) /Pierre-Louis Mathieu (著), Francoise Siess (著)
Gothic Ornament And Design (Dover Pictorial Archive Series)

 どちらもまだ未発売のものです。
ゴシックのオーナメント集はこれまでにも数冊見つけましたしそのうちのいくつかは買いました。前にも書きましたが、多くの人が抱く「ゴシック」とはかけ離れたデザインです。大聖堂などのゴシック建築が好きな自分にとっても、少し的が外れた内容でしたので期待していただけにがっくりしましたが、今回のは期待できるかもしれません。タイトルにDesignが含まれているので。単にOrnamentだけだと.......家具や庭園の置物の装飾品....みたいなものが多くなってしまうので、平面のデザインには活かしにくい。でも「Design」が入ったタイトルは初めてなので、今まで見てきたものとは内容が異なるのではないかと.....そこを期待しています。それにページ数が240!!! 素材集で有名なドーバーのですし「Pictorial Archive Series」ですので、たぶん通常通りイラストばかりだと思います。なので期待大!!!


 もう1冊は画家のギュスターヴ・モロー。ファムファタルを描かせたら右に出るものはいない.....画家です。前のBunkamuraでやっていたモロー展のカタログもあるし市販の画集も持っているので、ここしばらくアマゾンで検索することはなかったのですが、アマゾン恒例のカレンダーの発売ももうしているし....モローのがあれば....と思いつつ検索していました。
 今までフェルメール、ビアズリーのカレンダーを買ってきましたが、本当はモローのが欲しいのです。欲しいのですが無いみたいなんです。モネとかゴッホとか有名どころは複数売られていますが.....。モディリアニとかロートレックのもあったかな。モディリアニは好きな画家ですが使われている絵がみな裸婦ばっかりだったので、買えなかったよ。w バルテュスほどじゃないにしてもけっこう大胆なポーズしているので.....ね。ロートレックのはポスターばかりだったので買わなかった。ロートレックは油彩画の方が断然好みです。でも買っておけばよかったかな.....。ムーランルージュの有名なポスターも使われていたし。

.........って、話を戻して、紹介したモローの本。なんで気になっているかというと、そのページ数。3000円以上もするのにたった24ページっていうのは........しかも画家の本とくれば、どう考えたってほぼすべてのページが絵に決まっているでしょう? それで24ページ。24÷2=12..............うまくいけばカレンダーにもなっていそうかな....って邪推してます。発売時期も11/1ならばあり得るし。でもそれならタイトルにCalendarとか2007とかが入るはずだし、やっぱり違うのかな....とも思っていますが、3000円で24ページだったらサイズが大きいんじゃないかなとも邪推しているので、それを期待しています。


いまからわくわくしています。
どちらも買うつもりなので買ったらレビューします。


(2006/9)

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ほとんど1年近く前に保存してありました。

買うつもりとか言っておいて何ですが、実は未だに手にしてなかったりします。
モローの方は、その後ネットで調べてみたら、フランス語での情報しか見つからなかったので詳しい事は分からないのですが、おそらく近年に見つかった未発表の絵をまとめたものだと思います。カレンダーではないですね。......深読みし過ぎでした。w そういえば今年はこれといってカレンダーは買いませんでした。めぼしいのがなかったので。

ゴシックの素材集は、「ゴシック建築」のオーナメント集ですので、個人的にはツボを押さえられた内容だと思うので、こちらはいずれ買うつもりです。.......でもまあ、かれこれ3年以上....ネットでゴシック建築の写真とあらば手当たり次第、集めまくった結果、ある程度は知っているので、それなりの内容でないと満足出来なかったりします。でもこの本はいけそうです。ピンときました。

† 00:15 | トラックバック | Topへ▲ †

オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園

 今日、観に行ってきました。
オルセーと言うと印象派辺りの絵画をメインに所蔵/展示している美術館として、歴史の浅い美術館にも拘らず人気があり有名です。ネームバリューもさることながら、宗教観の無い日本人にとって取っ付きにくい宗教画が全く無い、つまりそれが逆に人気の理由の1つでもある印象派メインの展示でしたので、これは混むだろうなと美術館へ着く前から予感はしていました。

 美術館へ着いたのは9時半過ぎだったのですが、既に入場規制(一定の人数ずつに分けて間隔を空けて入場させる規制)されていて展示入り口から長い列が出来ていました。開館は9時なんですね。入場規制といっても20分も経たないうちに入れましたが、やっぱり中は混んでました。


 今回、気になったことは、展示絵画の位置や順序。大抵、入り口付近の最初の展示絵画は、あまり有名でない...と書くと失礼ですが、そういう場合がほとんどなのですが、今回はいきなり入り口すぐにモリゾ「ゆりかご」とルノワール「ジュリー・マネ」の絵があって驚きました。.....モリゾは.......知らない人もいるかもしれませんが.......個人的には、モネとかルノワールなどと同等....って書くとまたアレですが、引けを取らない絵画だと思っています。モリゾの絵の方が好きなくらい....です。ちなみに女流画家の人です。今回の展示会のマスコット的な扱いになっているマネの絵「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」に描かれている女性も実はモリゾだったりします。(タイトル通りですがw)

 ともかく、作品の展示具合が悪過ぎる気がしました。通路を抜けて次の部屋の一番最初に、とか階段を上ってすぐのところに、とか.....あとはコーナー(隅)にとか、そういう場所に有名な画家の絵が飾られているので、人の流れがすごく悪いんです。前述のマネの絵は階段を上ってすぐのところでした。確かそのフロアの少し先に、ゴッホの「アルルのゴッホの寝室」と「アルルのダンスホール」が並べられていた気がします。そちらはフロアの真ん中だったので見辛くはありませんでしたが、人が溜まり過ぎ。同じ様に不満を口にしていた人が何人もいました。


 絵の方は..........パッと見できれいなものばかりなので、知らない画家の絵でも充分楽しめました。大抵の展覧会だと、........また失礼ですが、「個人的な」当たりとはずれの差が大きいのですが、今回のははずれはほとんどありませんでした。写真とルドンの版画の数が意外に多かったので、その部分は割とざっと目を通しただけで済ませてしまいましたが。

 でも..............いままでそれなりに美術館へ足を運んできて気付いたことは、全てに同じ時間を割いて鑑賞する必要はないのだということでした。もちろんそれなりに有名なものや気に入ったものには、より時間を掛けて眺めていましたが、最近はパッと見て好みじゃなかった絵は本当にざっと目を通しただけで済ませてしまう様になりました。なぜかというと、気に入った絵の記憶が、そうではない絵の記憶によって薄らいでしまうからです。家に帰って思い返した時に、記憶が散漫になってしまって、気に入ったはずなのに思ったほど印象に残ってないなあ?....なんてことが度々あったので、最近はそういう鑑賞をしています。そうでないと時間も掛かってしまうし、疲れてしまうというのもあります。


 全体を見て感じた点は、黒色が多く用いられている絵の良さが際立っていた感じがしました。印象派というと明るい色彩のものが思い浮かびますが、今回のは個人的かもしれませんが、黒色の絵が印象に残りました。なのでゴッホの「アルルのゴッホの寝室」は浮いてた気がします。w  同じゴッホでもとなりにあった「ダンスホール」の方のは、ゴッホらしかぬタッチと色彩でしたし、その点「寝室」の絵は輝いていたとも思います。あぁ...ルノワールのも、後期のでっぷりした裸婦像とかではなくて割と初期のものが多かったのも良かったかも。(後期のルノワールの絵は苦手です。肌フェチがエスカレートした結果の絵って感じで。)


 そんな中..........事前に特に展示作品を調べていなかったので、見た時は吹っ飛びそうになった絵がありました。...........ま、永らく当ブログをお読みの方はお気づきかもしれませんが、モローとロートレック。

 ロートレックの方が先に飾られていたのですが、やっぱり自分の眼には飛び込んでくる絵です。モデルのポーズといいタッチといい、色彩といい、すべてツボです。何がどうしてこんなに惹き付けられるのか.....文章では表現できないのが悔しい...却ってそれこそが絵画とも言えるものなのかもしれないと、偉そうなことを言ってしまいそうな絵です。........他の人はモネとかルノワールの絵にしがみついてロートレックのは素通りしてるけど。.つд`)ウウッ モローもそうでしたが、ミュージアムショップにも全然グッズになってないし。モローのは2つばかりありましたが、ロートレックのは皆無。モローよりはずっと名が通ってる画家なんだけどなあ........。

 逆に近年、モローの評価が高まっていることはそれはそれで嬉しい限りです。
公式サイトにも主な展示作品としてモローのが取り上げられていますし、今回の展示会とリンクした内容だった、今日の「新日曜美術館」の番組内でも取り上げていましたし、ファンとしては超ご満悦。(^∀^)サイコー 
 展示の方も、他の絵と距離を置く様に(そう感じられました)フロアの片隅に、うっすらとした照明に照らされて、目映いオーラを放っていました。通路を抜けた先にあったので、遠くから「ん、あれはもしや!!!!!!!」、近づいて「うお! ガラテアだーーーーー!!!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」って感じでした。 しかも額縁がすごい。あんな額縁は初めて見ました。神殿風の庇と柱が付いた額縁で、まさにモローの絵にぴったり。

 絵自体は知っていたので、解説ガイドなんかは無くても問題なしです。w 画集やらモロー関連本などいろいろ持っていますので。実際、間近で見て気付いたことは..........これは周りで同じく観ていた人も言っていたのですが、ガラテアが身に纏う装飾品が、油彩で描かれているにも拘らず、その細緻なタッチからか、まるで宝石、ビーズのようなキラキラした輝きに見えるんです。装飾部分の絵具による隆起が照明によって照らされることによってキラキラ光る様に見えるのだと思いますが、その辺りはさすがモローといった感じです。前にも書いたと思いますが、モローは1つの作品のために膨大な資料収集をして、ラフスケッチなどをたくさんこなした後に取りかかることが多かった様で、このガラテアも同様に、海草類や珊瑚などのスケッチを事前にいくつも描いていたようです。
 「新日曜美術館」の方で取り上げた際に、絵の両脇に人の顔が描かれているとか指摘していましたが、実際には全然確認できませんでした。絵を見る前に知っていれば分かったかもしれませんが.........それでもどうかな........かなり照明が暗かったし、モローの絵は、一見真っ黒に近い部分でも色々と描き込まれているんですよね。ネット上にある大きなサイズの画像を見るとよくわかります。


 モローとロートレックが見られれば、もうそれだけで満足度100%になってしまうので、今回は満足度180%くらいかも。実を言うと、今回の展示会、行くのをためらっていたんです。有名なのはわかってるけど、印象派のは今までいろいろ見てきたし、好きだけど何が何でも見たい絵っていうわけでもないし.......、それに今回に限ってはちょっと(身体の)調子が悪かったので(先週にたちの悪い風邪を引いてまだひきずっていました)、行くのやめよっかなあ.........って。片道、電車で1時間以上かかるし〜〜って。

 ああ、でもやっぱり神のお導き。(ぉぃ このまま行かずに展示終了後にそんな絵があったと知ったら..........どうなっていたことやら。w


 余談ですが、東京展よりも先に神戸の方で展示されていたんですね。...........それのせいかな.....ここ数ヶ月、「モロー ガラテア」の検索ワードで当ブログに訪れる件数が多いです。.........すみません、全然役に立たないしつまらない文章で。

† 01:15 | コメント (1) | トラックバック | Topへ▲ †

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
キタ━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━!!!
キタ──wwwヘ√レvv──(゚∀゚)──wwwヘ√レvv─
キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

......日本での初の展示からほぼ10年ごとに開かれていただけに、今年辺り来るのでは....と密かに期待していたのですが、本当にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! 

 今日の新日曜美術館のアートシーンを見ていたら、取り上げていました。 でも、展示される美術館が島根県立美術館だったので、ちょっと遠くて行けないかも.....と思っていたらやはり巡回するようで、最後にBunkamuraに来ます!!!!!!!

.............なんと、モロー美術館にある「出現」が来ているのです! サロメに拝めるっ! モロー美術館にある「出現」は、油彩画で、水彩画の「出現」はルーヴル美術館にあるのですが、もちろんどちらも個人的には最高に好きですが、油彩画の方のサロメは特に素晴らしい! うぅ.......サロメに会えるなんて................絵の前で萌え死にしそう。というか多分逝く。しかも何度も逝けそう。_| ̄|...○ コロコロ
 サロメとヨカナーンの血塗られた聖域が.......直に拝めるなんて..............。血みどろの狂恋、って感じだよね。他にも有名な「一角獣」も来るのか....。モローの絵はだいたい知っているし本も持っているから、万全の体制で臨める!

 モロー美術館が改装中でそれのお陰で大量に展示できるそう.......。なんてタイミング! モローに嵌まって2年程でモロー展にお目にかかれるとは! 全てモローの作品で総数172点.......。.........生きてて良かった。・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ

 サロメ、すなわちファムファタルを取り上げているので、けっこう色物扱いされがちな画家ですが、決してその程度の範疇に留まる画家ではないと思います。この人の作品は、緻密で繊細でそのリアルな描写で驚かされます。散りばめられた宝飾、装飾、衣装、それに背景となる建物、植物、どれも緻密に描かれているからこそ、目に見えない世界に見る者を引き込んでしまう絵になるのだと思います。

 あぁ.....グッズも大量に買い込んでしまいそうで怖い。....でもきっと宝物だね。「出現」のポスターあったらいいなあ。部屋にサロメを飾れる事になったら.........魔界の王女に毎晩謁見できるぞ。(ぉぃ)

 本当、夢の様です。島根県立美術館の方で既に開催中らしいですが、Bunkamuraに来るのは9月.....。待てないよ〜。


......ふと気になったことがあるのですが、モロー展ってどういう年齢層なのでしょう.....。フランスのモロー美術館に来る日本人は若い人が多いそうだけど.......。なんかミュシャ展以上に嫌な予感が.........。なんつーか、ふたりだけの世界を作っちゃって場内を巡るカップルばっかりいそうな悪寒が..........。(((( ;゚д゚)))アワワワワ

ギュスターヴ・モロー「出現」 

島根県立美術館
Bunkamura ザ・ミュージアム

† 23:18 | トラックバック | Topへ▲ †

ムンク / マドンナ
モロー/救済される聖セバスティアヌス

 以前、群馬県立近代美術館へ行った際に、ミュージアムショップの奥を物色していたら、過去に開かれた展示会の告知ポスターがいくつかあったので、見てみたらなんと、モローの絵がポスターになっているのがあるではありませんか!!!! しかも¥200だなんていう破格の安さ。 もうひとつ、おっと思ったのが、ムンクのマドンナ。実は、その時開かれていた「西洋の誘惑」展でも展示されていたもので、またかなり前の買った(新潮文庫の)ボードレールの「悪の華」の表紙にもなっていたもので、結構好きだったので、これも合わせて買ったんです。

 で、先週パソコン周りの整理が終わったのでようやくそれらのポスターを飾ったんです。
..........ところが..................。

 夜、ふと目が覚めて見えたのが...........ドクロ顔の女!!!! ............ひぃっ.、幽霊!?....って感じであわてて明かりを付けたら、そのドクロは、ムンクのマドンナでした...........。明るい所では別にそうでもないのですが、薄暗い所で見ると、どう見ても顔がドクロにしか見えないんです.......。ベッドの脇に立て掛けてあった上にけっこう大きめのポスターだからなおさら。迫力満点! いや、冗談抜きで怖かったです。 

 .......まったく、部屋に飾る絵は暗い雰囲気のはやめとけって言われてたけど、う〜ん、やっぱりそうだね。 だめだ怖過ぎる。まさに死の女!!! あんなのに本当に霊が憑いたりしたら........(((( ;゚д゚)))アワワワワ


 その点、モローの方は別に問題ないからよいけど。しかも元の絵よりもサイズが大きいっていうのが(・∀・)イイ。 実際の絵のサイズは本当に小さくて、モローが同様のセバスティアヌスを取り上げた大きな絵を描いていることから、なんとなく習作みたいな感じなのかもしれませんし、たたでさえサイズが小さいのに描かれている人物も隅の方にちょこっと描かれているだけだったので、なおさらです。 拡大されたポスターだと、なんとなくイメージが少し違う様に思えてきました。もっと味わい深くて憂いのある様な色彩にすっかり骨抜きにされてます。

 とはいえ、やっぱり有名な方のセバスティアヌスの方が好みといえば好みですけど。これですね。 描かれているどちらの人物も好きですが、特に右側の天使が好きです。目がくりっとしていて、セバスティアヌスに目を向ける表情としぐさが、萌え。 あとは、上から血が滴り落ちる様な十字架も、なかなかモローらしく好きです。
 この聖セバスティアヌスは他の画家も良く取りあげる聖書の中の1シーンなのですが、どの絵も、みなセバスティアヌスの露出度が非常に高く、かなりきわどいものもあるのですが、モローのはその中でも一番かも。ほとんど「竿」に布切れが引っかかってるだけじゃないの....。w 

 話を戻して、近代美術館では過去に開いた展示会の全ての告知ポスターがたまたま展示されていて、その中に、ビアズリーの「サロメとヨカナーン」の絵が使われていたポスターが!!! 完全にモノクロのポスターで、.......最高に欲しいポスターでしたが、在庫のポスターは残念ながらありませんでした。・゚・(ノД`)・゚・ ムンクとモローの絵が使われているポスターはまだいくつかあったのですが。(....ということはあれかい、あんまり人気無かったってこと? ..........う〜) しかもビアズリー展が開かれていたなんて! もっと早く気付いていれば............かなり悔まれます。 

 でも......サロメとヨカナーンのポスターなんて飾ったら.............夜が怖過ぎる............。萌え死にするか、首が飛ぶか、どっちかだね。w

† 08:54 | トラックバック | Topへ▲ †

 もうなんと言い表せばよいやら......。
今日の新日曜美術館は、なんとギュスターヴ・モローを取り上げていました。
.....1時間たっぷりと堪能できました。本当に至福の時でした。NHKに感謝したいくらい...です。


 ギュスターヴ・モロー...、Notebookで幾度となく取り上げているので、もうやめて、なんて言われてしまいそうですが.....ごめんなさい、本当に好きなので書かせて下さい。

 同じNHK教育テレビで放送されている「世界美術館紀行」では、以前ギュスターヴ・モロー美術館を取り上げていましたが、「美術館」という枠内で取り上げられたため、モロー美術館以外に所蔵されている、有名な、「ヘロデ王の前で躍るサロメ」、「オイディプスとスフィンクス」、「出現(水彩)」などは紹介されなかったのが残念でした。今回は美術館という枠はないし、その上放送時間も1時間(厳密に言えば50分くらいですが)ですから、内容の濃さが違いは言うまでもありません。(「世界〜」は30分番組)


 同じフランスでは印象派が時代の先端であり美術の主流であったのにも関わらず、モローは象徴主義という独特の美を追求していたのです。象徴主義という一応のカテゴリーはあるのですが、他の象徴主義の画家(クノップフなど)はまるで別物の様に個人的には見えます。.....「孤高の画家」とも呼ばれます。確かに私生活は俗世界とは隔離した世界を好んでいたようですが(かといって人嫌いとかなのではないし実際長年連れ添った恋人もいたし)、絵自体も同じことが言えるように思えます。

 モロー以前に、絵画の題材として神話や聖書の物語を取りあげるのは、当たり前のことでした。しかしモローの取り上げ方が独特なのです。
 サロメ....元は洗礼者ヨハネの斬首の場面のおまけのような存在だったのが、モローは、(破滅の)運命をもたらす女、すなわちファムファタルのように描くのです。「出現」では、サロメが指差した先には血を滴らせるヨハネの首がそこには「出現」しているのですが、背後のヘロデ王や楽器演奏者、死刑執行人には「それ」が見えていない様な素振りに見えます。誰も踏み込めない血塗られた聖域がふたりのためにそこにはあって、互いを見詰め合い、特にヨハネの首を欲しがる様なポーズをとり、きらびやかな宝石がちりばめられたヴェールを纏うサロメは.....妖しくも美しい。 「オイディプスとスフィンクス」も同様のことが言えると思います。通行人に謎解きをさせ答えられなかった者を殺してしまうスフィンクス、それを難なく解き退治したオイディプス.....ですが、モローのは、まるで男と女のような関係を思わせる様な雰囲気なのです。オイディプスの身体に抱きつく様な格好のスフィンクス、互いの目を見詰め合うふたりの姿は、訳ありの恋人の様にも見えます。張りつめた世界がそこにはあって、謎解きのゲームの駆け引きを演じているかのように見えます。

 それまでの絵画は聖書の内容を見る人に教えるための宗教画としての役割が強かったのもあるのでしょうが、モローの場合は、とにかくありがちな神話の世界ではないことは確かです。言われた通りに、台詞通りに、役を演じる舞台から抜け出し思い思い演じているかの様な劇的さが......本当に大好きです。


 ポースや表情もとても好きです。片手で蓮の花を掴み、もう片方の腕を力強く突き出し、うつむくサロメ、自分が八つ裂きにしたくせに竪琴の上にオルペウスの首を載せて抱き、優しげに俯くトラキアの娘.....、目を閉じた表情が多い様に思うのですが、あの表情が堪らなく好きです。のけ反るポーズもまた好きです。身を捩りうねるようなポーズが妙にリアルで、ぐっときます。
 それらと関連していると思うのですが、「クラシックな絵画」という感じがあまりしないのです。特に目の描かれ方は現代でも充分受けるものだと思えるのですが.....。見る人と絵の間に分厚いフィルターのようなものを感じないんです。描かれている人物などが活き活きしているからかもしれません。カッコ良くて綺麗で重厚で...ポップとさえも感じてしまう位です。

 そして、なにより緻密な設定...。宝飾、服飾、建築、植物....絵の中に描かれているあらゆるものがこれでもかとばかりに細部まで描かれているのには圧倒されます。サロメのヴェールなんかは本当に凄い.....。モローは1枚の絵を描く際に、資料収集によるリアルな描写、綿密な下書きを繰り返していたそうですから、これらの作業が、絵に幻想的ながらもリアルで生々しい表情を与えているのでしょう。

......もうこの辺りでやめよぅ。話すと止まらなくなってしまいます。本当に好きなんだから。 だから今回の番組は本当に楽しめました。そういえば、ナレーターが「世界美術館紀行」の時と同じ人でした。.....もしかして同時に制作していたのでしょうか。話も全く重なりませんでしたし。「世界〜」の方はモローの人生と女性観(ファムファタル)を取り上げつつ絵を紹介していましたが、「新日曜〜」では、モローの神話の取り上げ方や、純粋に絵の紹介をしている感じでした。

......そういえば以前、日経新聞紙上に続けて大きく掲載されたモローの記事についてのコメントしてなかった.....。あれはモローの絵というよりファムファタルについて語られた記事でしたが。

 必ず書くっ。

「オイディプスとスフィンクス」(メトロポリタン美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
Oedipus_and_the_Sphinx.jpg

「オルペウスを抱くトラキアの娘」(オルセー美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
Thracian_girl_carrying_the_head_of_Orpheus_on_his_lyre_1865.jpg


「出現」(水彩:ルーヴル美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
the_apparition.jpg

「出現」(油彩:モロー美術館)
http://antimine.pe.kr/blog/image/Apparition.jpg

......世界で一番大好きな絵。一番大好きなサロメ。
「ヘロデ王の前で躍るサロメ」(アーマンド・ハマー美術館)
http://www.artrenewal.org/images/artists/m/Moreau_Gustave/
Salome_Dancing_before_Herod.jpg

† 23:21 | トラックバック | Topへ▲ †

 そんんな話じゃなくて!
モローとサロメの話が書きたいのです!

....もう2週間も前から書いておきたくてうずうずしているのにっ。
なんと6/6、13と、日経にモローの絵が一面でかでかと2週続けて載っていたのです!!!

キタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
最狂だよ〜〜〜〜。


...こんなことは二度とないような気がします。
あれほどの大きさでモローの絵をたくさん取り上げたことは。


しかもお題が、サロメとファムファタルだもの。

「おまえはあたしを酔わせる」というのなら、
「おまえはおれを狂わせる」に決まっているもの。

.......当然、しばし萌え死にし、それから記事を熟読し、切り抜き、大切に保管したのは言うまでもありません......。 後日、電波モードでたっぷりと書きますが、救急車を呼んだりするのはお願いですからやめてください。

† 01:33 | トラックバック | Topへ▲ †

....やっぱり海も山も空も森も林も川も湖もみんな素敵!

うぅ....大事なことをすっかり忘れてしまっていた....。
こないだ見てきたばっかりだというのに!

 そう! 東山魁夷の絵。
あらゆる自然の美しさが幻想的に描かれている!
あの人の絵を見たら、自然の美しさに誰もが気づくはず。
あんなに素敵な絵は....他にはないよ......。


...ずっと言いそびれていましたが、実は東山魁夷展は前期/後期と2度見てきました。だって最高なんだもん! 後期は、運良く平日に見に行けたのですが、これが裏目に出てしまって偉い目に遭ってしまったんです.....。
 前期のを見に行ったときは、休日だったので、とんでもなく混んでいたのだと思い、それなら平日なら案外空いているのではないか、と思い、平日に行ってみたのです。

 ところが、これが凄かったのです.....。前期の時はチケット購入のための列が横浜美術館の両端1往復半だったのが、後期は、2往復半......。美術館の前に4列も出来ているのです.......。その後、入場者数が30万人(だったと思うけど違うかも..)を突破したとかいうのを新聞で目にしましたが、まあその数はうなずける。だって....本当に凄いんだもの。おまけに館内は狭いし、.....そうそう、後期のを見に行った時は....年齢層が完全に偏っていました。前期の時は、30〜40代も割といたし、20代もぽつぽついたのですが.....後期は、完全に60代以上のご年配の方達でひしめき合っていました。....言うまでもなく、一人浮いていました。40代や50代も多くいましたが、圧倒的に年配の方達だったんです。....まあ、作風や時代から考えても、ある程度は覚悟していましたが、あれは、ちょっと驚きました。

 年齢層のせいか、ミュージアムショップの複製画(リトグラフのもの)が既に完売になっていました。50万以上するのに......。他のハガキやポスター、その他グッズ、飛ぶ様に売れていたのは言うまでもありません。..もうすごいの。館内どこへ行っても人波...っていうよりもう洪水の様でした。あれは相当売り上げたでしょうね。

 あ、でも....常設展の方は、すかすかでした。w
シュールレアリズムのが多いせいもあるのかも。マグリットのは好きだし見られてよかったけれど、他のは.....。展示数も少ないし、たぶんマグリットとダリがトリって感じ。あれなら群馬の近代美術館の方が見応えがあると思います。(常設展の場合、ですが) もっとも横浜美術館が出来たのは、まだ新しく20年も経っていないのもあるからかもしれないですが。

 といいつつ、一応、美術館のサイトで所蔵作品を検索してみたら.....ある!
モローのが!

 どうやら....探すと国内でもけっこうある様です。でも大きなものや有名なのは、やはりないようですが。それでも拝めるだけ幸せなものです。この前、庭園美術館で開かれていた、「パリ1900 ベルエポックの輝き」でもモローの2点拝めたし、最高でした。もちろん、それ目当てに言った訳ではないです。詳しくは、また後で。付け加えると、都美で開かれていた、「マルモッタン美術館展」も、同日見に行ってきました。....1日に2つも見るのは、さすがに疲れました......。


 あぁ...そうえいば東山魁夷も横浜生まれで神戸育ちだったっけ....。
.....なぜか妙に自分の周りを「横浜」のキーワードが巡っている様な.....。
なんだか手繰り寄せられている感じもしますが果して......。

http://www.yma.city.yokohama.jp/

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「モネ、ルノワールと印象派展」
Bunkamura ザ・ミュージアム
http://www.impressionist.jp/

「パリ マルモッタン美術館展 〜モネとモリゾ」
東京都美術館 
http://www.ntv.co.jp/marumo/

「パリ市立プティ・パレ美術館所蔵 パリ1900 ベル・エポックの輝き」
東京都庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/paris/index.html

今ならすべて見られますね。
こんな機会なんてそうないはず!

......というわけで、「モネ、ルノワールと印象派展」は、こないだ見てきました。
渋谷駅出てからBunkamuraへ行くのに迷いそうになったが(←田舎者)、なんとか辿りつき見てきました。

 もちろん目玉はタイトル通り、モネとルノワール。ルノワールは後期のがほとんどだった感じ。モネは逆に初期のものが中心だった気がします。アルジャントウイユの橋が両方見られたのも興味深かったです。(「美の巨人たち」でやってましたけど。)睡蓮は3点のみでしたが、どれも最高! これぞ印象派!というもの、リアルなもの、緑と紫のうねるような睡蓮の絵が個人的には好きです。いつまでも見ていたい絵です。ルノワールのはやっぱり.....あの髪の長い男のコ。....そうです、あれ男のコなんですねぇ......。知りませんでした。当時、風習として女のコのような格好をさせていたそうで........今まで可愛い女のコだと、まんまと騙されていたぞ。しかし、今回のルノワールのは、人物画が多かった(というかほとんど全て)。いや、ルノワールっていえば女性好きで女性を描いたものが多いのは周知の事実なわけで、当然なわけですが。両巨頭の他に、シスレーのも良かったです。シスレーのはあまり知らなかったのですが、ふたりのとはまた違った作風で、穏やかな静かに流れる時間.....のようなものを感じさせる絵だなあと......感じました。

 で、行く前から楽しみにしていたのが..........小さな巨人、ロートレックの絵です。ロートレックといえば、ムーランルージュ!ってイメージですが、飾られていた絵は、それとは違って、油彩できちっと描かれたものでした。
 これが最高で...........これだからロートレックは大好き!
あの表情と描き方! たった2点でしたが、他の画家達の絵の雰囲気の流れから解き放たれているように感じてしまう程、個人的にはインパクトが大きくて......立ち尽くしていました。グッズにロートレックのものがなくて(当たり前か)、すごく残念でしたが、ま、カタログにはきちっと載っていることだし、拝めたのがなによりの収穫。


 ベル・エポックのもすごく見てみたいんです。
今日の美の巨人たちで取りあげていた、クレランのサラ・ベルナールや、シャルル・ジロンのパリジェンヌ.......ぅぅぅ、見たい! どちらも狂える程好き! いかにもフランスっていう雰囲気が溢れる程出ている作風ですが、あれに見事にやられているわけです。サラ・ベルナールの目つき、パリジェンヌの横顔、衣装もすごくて.......真珠のような輝きのドレスと闇のような漆黒のドレス........。
 サラ・ベルナールって.....あの人、棺桶をベッド代わりにして寝ていたとは.....恐るべし! ひょっとして千影ですか?w  花が鏤められた棺桶で寝ている写真が美の巨人たちで写っていたけど、あれはすごいな。

 しかも、しかも.....サイトの紹介文を見てみると.......ギュスターヴ・モローの名も!!!..........やっぱり行ってくるしかないな。_| ̄|...○コロコロ って具合に逝ってきます。


 そういえば、印象派展とベルエポック展、どちらもテレ東が主催しているんだ....。テレ東と日経は一緒みたいなものですが、どちらも美術関係によく取り組んでいますよね。番組の「美の巨人たち」で何気なく展覧時期に合わせて紹介していたりと...自演していますね。(見事にそれにつられているわけだがw)

......ここ最近、しょっちゅう美術館へ赴いているような。
大丈夫かなぁ........。大地に異変でも起きなければ、いいけど。w

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