Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

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 しばらく雑記を更新していなかったので、話題も古いものになってしまいます。

 大好きなヴァンヘイレン。
ファンの方ならほとんどご存知だと思いますが、ベースのマイケル・アンソニーが、解雇されてしまいました。脱退ではなくて、解雇、らしいですね.......。春頃のB! (エディが表紙の号)で、マイケルのインタビューが載っていたそうですが、2chのヴァンヘイレンのスレッドで話題になっていましたが、どうもB!の載せ方が悪かったとか言われていましたね。いかにもエディへのインタビュー記事のように扱っていたとか。

 原因は、ちょっと詳しい事は知りませんが、どうやらマイケルが販売している、タバスコ・ソースを売っているのがエディが気に喰わないとかどうとか。「.............?」って感じなのですが、たぶんツアー先の会場などでグッズを売る際に、タバスコソースを売って=個人的な商売をして儲けているのが嫌なのかも..........。

 でも、それだけで解雇するって言うのもあんまりだし、何か他にも原因があるのかもしれません。これも2chスレで話題になっていましたが、ヴァンヘイレンの活動が上手くいかないのは、リードシンガーではなく、エディ本人に問題があるのではないか..........、なんとなく肯ける話です。

 エディのイニシアチブが大きく占領され始めた、VANHALEN III(ゲイリー・シェローンが加入した作品)辺りからどうも怪しくなり始めていましたよね。「 III 」は、個人的には、好きではありません。悪いわけではありませんが、それまでのヴァンヘイレンの作風がありませんし、そもそもサウンドが大きく変化してしまっていますし、曲調も、はじけた感じが伝わってきませんでした。 セールス面の不調もあったりして、結局3代目シンガーのゲイリーはそれっきりで辞めてしまうし、それ以降、オリジナルアルバムは出ていません。2枚組のベストアルバムに新曲が3つ程合わせて収録されていたそうですが。

 その後ツアーは何度か行った様ですが、かつてのような精彩さはないようですし、新作がないからセットリストも昔のまま。なんだかすっかり過去の人、みたいになってしまってとても残念です。おまけにエディの近影が、またひどい老け込み様で、ショックでした。.......俳優などもそうですが、第一線から退いたり、俳優活動をしなくなると、「普通の人」になってしまうんですよね。髪が長髪でパーマかけているからなおさら風貌が酷くて..........。

 ゲイリーの後、2代目のサミー(・ヘイガー)を迎えて、ツアーを行ったのですが、結局仲違いになってしまったようだし、それに続いてマイケルの解雇.........。というわけで残っているのはヴァンヘイレン兄弟ですが、事実上、解散状態とも言えます。もうサミーが戻ることは考えにくいですが、初代のデイヴ(・リー・ロス)はやる気を示していますので、希望が全く無いとは言えませんが、兄弟があんな感じではバンド活動は難しそうです。


 そんな話題ばかりですっかり興味が失せつつあったのですが、1つ良いニュースが。
...........といっても諸手を上げて喜べるものかどうかは微妙なのですが、エディが、ポルノ映画のサントラを手掛けている様です。........そうなのです、ポルノ映画。以前、「海の上のピアニスト」のEDテーマ曲のギターを弾いていて話題になりましたが、今回は曲も提供している様です。

 ポルノ映画ということが問題だと言う意見もあると思います。サントラ提供のきっかけは、エディがその監督と知り合いだった事だそうです。監督の方もヴァンヘイレンのファン(が見るかもしれない事)を考慮して、ハードな場面はカットしたとか。

 実際、その映画のサイトを見たのですが、英語を読まなければパッと見では、分からない感じです。ギャラリーの写真を見ると、露出の高い服着てるおねーさんやディルドー舐めてるカットとかあって、あぁ〜、やっぱりポルノ映画なのね........と気付かされます。
 でも話によれば、むこうではそういう映画でも賞をとることがあるようですし、日本でいえば.......見た事無いので間違っているかもしれませんが、昔のロマンポルノみたいなものなのかも。Webサイトでもコメントされていますが、ポルノ映画である以上性行為のシーンはメインの1つであるにしても、性的な官能よりも美への官能を表現しているようです。


 ........ちなみに、カテゴリーになぜ「ゴシック」を追加したかと言うと、サイトのギャラリーの写真を見てもらえばわかると思いますが、ゴシックドレスを着ている写真がかなり多いです。以前、海外のゴシックのアクセサリーや装飾を探していた時に、よく見かけたのと同じ感じのドレスです。おまけに白ロリみたいな純白のドレスや、お人形を抱いてる写真、ゴシック風というよりはヴィクトリア風というようなセット、それにゴシックホラーを予感させる動画..........、これは.........ゴシックロマンポルノだね。w

 エディが提供した曲も2曲、アップされているのですが、正直そっちよりもゴシック風な雰囲気や写真のほうに興味が移ってしまいました。曲は、アップされている2曲だけで判断するのも難しいのですが、その2曲に関してコメントすると、何となく、バッキング/リフが出来たら、それを再生して延々とギターを弾いていたものを録った....そういう感じがしてしまいます。エディの演奏に注文つけるなんておこがましいのですが、敢えて言うならもう少し構成を練ってメロディもはっきりしたものにしてほしかったです。

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............と、書きつつ、ミュージックビデオクリップを見たら発言撤回。
クリップに、エディ出てる〜〜〜〜〜! しかも手にしてるギター、あのストライプ、5150ギターだ〜。風貌もやばいとか言われていたけど、クリップ内のエディはカッコいいよ! 音楽も、聴き返してみたらそんなに悪くないし、今後の再始動のための1ステップとして考えてみたら、悪くないです。


 ともかく、サイトデザインも個人的に好きです。タイトルも意味ありげですし、写真や動画見る限りゴシックホラーっぽいし..............見てみたいかも。


「Sacred Sin」(ページにMP3、メインキングビデオクリップ、写真などあり)
http://www.ninnworx.com/sacredsin/

ミュージックビデオクリップ(エディ登場)
http://www.ninnworx.com/sacredsin/video_open/evhrise_tease_title.wmv

† 01:03 | トラックバック | Topへ▲ †

 音楽は聴きますが、CDではめっきり聴かなくなってしまいました。

 買ったCDは、すぐにパソコンに入れて聴く間もなくMP3にエンコード。エンコードし終わったらCDを取り出して、あとはCDラックにしまいっぱなし。........そんなことが当たり前になって随分経ちます。

 以前は、それでも何度かCDで聴いてからエンコードしていたのですが、今では全くCDで聴かなくなってしまいました。普段聴かないどころか、買ったCDを一度もCD再生せずにMP3に即行エンコードして、MP3でしか聴いた事がない、というのが当たり前になってしまいました。

 ということは、本来のCDのサウンドを知らない.......ということですよね。昔のMP3エンコーダーはクオリティも悪く、ものすごく劣化しているのが如実に分かりましたが、最近のは聴いていて違いが分からない/気にならない程のクオリティになっていますね。そんなこともあって、本当....CDで聴く事が無くなってしまいました。

 MacにはOSに最初から「 iTunes 」が付属しているので、それで聴いているのですが、使っていて便利なのがとにかくCDの出し入れなどの煩わしさが無いという事です。もうこの1つに尽きます。お気に入りの曲をあつめてリストを作る事なんてすぐ出来てしまうし、昔MDを使っていた頃、わざわざCDから録音/編集していたのが可笑しく思われてしまうほどです。

 そういえば.....MDが出てきたとき、これからはCDからMDに変わる....!、とか言われた事もあった様な気がします。少なくともダビングとしての媒体がカセットから変わりましたが、MP3が台頭してきてMDも廃れてしまいそうですよね。そのMP3もいつまで続くか分かりませんが。


 楽器をやったり曲を作ったりしている人間としては、やっぱり音楽はライヴに限る、ということです。極論としてはやっぱりこれに尽きます。耳だけでなく体全体で聴く事が出来るし、何より音がダイレクト。.......ただ、ライヴならではのミスなどの不安定さは避けられないし、完全にCD通りというわけにはいきません。

 でも、そもそもCD、昔を辿ればレコードなんかの音楽の記録媒体というのは、生の演奏を記録するためのものだったわけですよね。しかし現在ではその立場が逆転してしまい、CDの内容を再現するのがライヴ(生演奏)になってしまいましたよね。もしくは最初から生演奏を想定していない音楽もありますし、再現不可能なものもあるでしょう。


 音楽は目に見えないものですが、それでも記録媒体がレコードやCDとして存在していました。でも今はデータになってしまい、形としてはますます見えにくくなっています。有るのに見えない.........空気の様です。

† 00:31 | トラックバック | Topへ▲ †

 そういえば、ネットでランディに関する画像を検索していて、あるサイトを見たらいきなり音楽が再生されて、よくみたらプロモらしき動画が再生されてて、妙にガンズっぽいな......と思ってみてたら、やっぱりスラッシュが映ってる.......。ボーカルはアクセルじゃなかったから、これがヴェルヴェットリヴォルヴァーなのかな。


 ヴェルヴェットリヴォルヴァー(以後VR)は、ガンズ(・アンド・ローゼズ)の元メンバー+ストーン・テンプル・パイロッツ(以後STP)のボーカルという形で銘打つバンドです。 ......ガンズを知っていたら説明不要なのですが一応書いておきます。

 ガンズはデビューアルバムで1000万枚以上のセールスを記録し、いきなりモンスターバンドになりその後のアルバムも売れて、文句無しの順風満帆だったのですが、ボーカルのアクセルとの確執で次々とオリジナルメンバーが脱退してしまい、その後のオリジナルアルバムのリリースは15年近く経とうとしている現在まで無しという状況です。

 脱退したメンバーは各々バンド活動をしていましたが、今回のVRと比べると(良し悪しは別にしても) インパクトはいまひとつ.....だったと言わざるを得ないかもしれません。元のガンズもガンズでちっとも活動しないし....という状況で、ファンにしてみれば随分と業を煮やされていたことと思います。

 そんな紆余曲折ののち、またガンズのメンバー3人が一緒に演るっていうのですから、否も応もなく期待してしまいますよね。個人的には自分がギターを弾くので、やっぱりスラッシュが居るバンドだったらとりあえずはOKなのですが、今回のVRは「とりあえず」以上のものがあるように感じました。

 ガンズのファンから見ると、元ガンズメンバーの新バンドという風に見えてしまいますが、STPのファンからしてみるとどういう風に映るのでしょう。STPだってメジャーなバンドですし、単にボーカルとして雇われた、という風ではないでしょう?。これはとにかく次のアルバムも出してほしいし活動を続けてほしいです。こんなにおいしい組み合わせはないですから。

 そういえば、相変わらずのスラッシュ(ギター)の姿を見て嬉しくなりました。いつものようにシルクハットにチリチリのパーマで、レスポールを抱える姿は........ランディとは別のもうひとつのギタリスト像として個人的には気に入っています。野性味溢れるスタイルで素敵にカッコいいでしょう?  ザック(・ワイルド)なんかも同じ様な雰囲気がありますしやっぱりスラッシュ同様好きです。あ、エアロのジョー・ペリーも! ...........レスポール系のギタリストだとその4人かなあ。

 そんなわけで、そのプロモの曲名が分からなかったので、アマゾンで試聴したところ、プロモの曲が「Dirty Little Thing」だと分かり、間違いなくVRでした。すごく曲が気に入ってしまって早速CD買ってこようと思います。ランディのファンは良い趣味してる!  こういうネットの辿り方が好きです。


 曲も良かったですが、プロモ映像も気に入りました。80年代のアメコミみたいなのは余計な気がしましたが。毒気のある華々しさが、いかにも! 蒸気機関車の燃える炉もいい感じ。

「Dirty Little Thing」のプロモ

コントラバンド~ジャパン・ツアー・スペシャル・エディション

† 00:21 | トラックバック | Topへ▲ †

 お気に入りのCDの紹介/レビューのコンテンツを途中ですがアップしているのですが、そのコンテンツ制作の際に、色々なレビューサイトを眺めていたところ、とあるサイトにたどり着きました。

 そのサイトはいわゆるパクリ疑惑のある曲と元ネタになったであろう原曲を照らし合わせているサイトなのですが........改めてこんなに多くパクり疑惑の曲があるとは....驚きました。


 この話題にまず挙げられるのが、何と言ってもB'zでしょう。一時期、とても好きだったミュージシャンなので、この話題は興味がありつつも何だか哀しい気持ちになってしまうので複雑なのですが、パクリ元の曲のCDをいくつも持っているし自分でも「どう考えたってこれはコピー....。」と認めざるを得ないケースが多数あるのも事実です。それはそれとして、もちろん「オリジナル」で良いと思える曲もあるので、実に簡単な事ですがクレジットのたった数行を変えるだけで済むのですから、そうしてもらいたいと願います。

 とはいえ、B'z以外にもいろいろあるものです。国内のみならず海外でもやはりそういう騒ぎはあるようです。これだけこの世に曲が出てしまった今日では、余程の才能が無いと過去の曲に被らずオリジナルを作り続けるのは難しいのかもしれません。プロのミュージシャンのインタビューでも、似ないものを作るのは難しくなってきている....と目にした事も何度かありますし、大変なのでしょうね。アマチュアだったら「なんちゃって〜風」みたいなものでも許されるかもしれませんが......。


 しかしながら、そういうパクリ元と照らし合わせているサイトにある曲を聴いても、これをパクリだと言うのは無理なのでは.....?というようなものまであるので、逆にそういうのは勘弁してもらいたいです。音楽以外でもマンガのカットやコマ割りが似ているとかいうのも見かけますが、同様に指摘する方が痛々しく感じてしまいます。


 自分でも何かしら創作しているので分かりますが、オリジナルを作り出すのは本当に大変で難しいことです。「ああいう感じのがいいな.....」なんて思い出したらもうその対象物に取り付かれてしまってどうしても意識したものになってしまいがちですし。思うに、例えば音楽を作るには、それまでの過程に何かしらの音楽を聴いたり演奏したりして影響を受けているのは当たり前なわけで、影響から逃れる事は無理なのだと思います。
  また、「似ている」といっても、OKなものとNGなものがあるわけで、「素人は拝借し、プロは盗む」とは、B'zとエアロスミスが共演した後の音楽雑誌でのインタビューで、エアロスミスのボーカル、スティーヴン・タイラーがコメントした言葉だそうですが、まさに的を射たものですね。


 数年前の音楽雑誌でのインタビューで、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティーンが、自分のフォロワーが真似事をしていたことに憤りを感じているからか、その事について触れられた際に、「ほとんどのギタリストは他のギタリストを手本にしている...そしてそこで手本になっているギタリストにしても、もともとは別のギタリストから続いている。それが延々と続いているから近年は、それが近親相姦のような図式になってしまっている....」とかその後もお馴染みのインギー節が炸裂していたインタビューでしたが、......まあそんな言葉を用いてモラルを修正するのもありかも......。それはともかく、イングヴェイはパガニーニなどのヴァイオリニストやバッハなどのバロック時代のクラシックから影響を受けてロックに新しいスタイルを打ち出した人ですが、そんな彼が言うコメントには同感しています。


 他のケースでは.....絵画を見て、それに触発されて音楽を作った.....みたいな話がありますが、そういう影響の仕方(?)だといわゆるパクリ、イングヴェイの言葉で言えば近親相姦にはなり得ない....可能性が高い気がします。近年、いろいろな絵画や文学などに接する様になったのですが、よく実感します。尤もこの場合でもしっかりした音楽的基盤がなければ生み出す事は難しいでしょうが、完全に音楽すべてから影響を受けるよりは似てしまう確率は減るのでは...と個人的には思います。


 才能あるプロでもあれこれ試行錯誤しているのですから......自分みたいな凡人には到底無理な事かも..........。


"B'z"考 〜B’zと盗作の関係を考える〜
http://www.tadasu.biz/bz/index.html

† 21:32 | コメント (8) | トラックバック | Topへ▲ †

 この頃、本が無性に読みたくなって、一度読んだものや、買ったまま未読だったもの、新たに買い込んだ本、とにかく本を読んでいます。....自分でも不思議な位、本が読みたい衝動に駆られています。

 そんなわけで、例の如くアマゾンで大量購入。


星の王子さま—オリジナル版 /サン=テグジュペリ (著)
椿姫 /デュマ フィス (著)
恋の罪 - 短篇集 /マルキ・ド・サド (著)
ドグラ・マグラ (上) (下) /夢野 久作 (著)
刺青・秘密/谷崎 潤一郎 (著)
河童・或阿呆の一生 /芥川 龍之介 (著)
サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇 /オスカー・ワイルド (著)
吸血鬼ドラキュラ /ブラム ストーカー (著)

School Rumble Vol.10 /小林 尽 (著)
XXXHOLiC 7 /CLAMP (著)
名探偵コナン 51 /青山 剛昌 (著)

交響組曲「ドラゴンクエストIII」そして伝説へ・・・ /すぎやまこういち
SONORITE(初回限定盤) [LIMITED EDITION] /山下達郎


.................なかなかジャンルが飛んでいますが、どれも「ちょっと気になって買ってみた」....というのではなくて、ずっと前から欲しくて買った」ものです。アマゾンを利用するようになってからというもの、自分のアカウントのカート内がMy書棚になっています。w そこには、何かのきっかけで気になったものをとにかく放り込んでおいてあるのです。ある時、CDが聴きたくなったり本が読みたくなったら、このカート内をチェックしてその中から吟味して、買って満足(というと語弊がありそうですが...)できそうなものを選んで、それらをまとめて買い込みます。クッキーで90日間は保存されているそうですが、ちょくちょくカート内に放り込んでいるので、大丈夫です。


 他人の購入動機なんてどうでもよいとは思いますが、一応、後生の回顧の為に。w

 まず、コミックに関してはいつも通りなので特に動機があるわけではありません。.....アマゾンのレビューを見てみると、スクールランブルは、不満の意見が結構多いですが、確かに言われてみればそう思うフシもなくもないです。ですが、あの飛びっぷりがスクランの良さとも感じているので、今後を期待しています。 コナンは......正直言うと惰性で買っている感じもなきにしもあらずです。もう過ぎてしまったので今さらですが、50巻程度以内で終わってほしかったです。作者、出版社共にいろいろ思惑があるのは承知しているので我慢していますが.........さすがに..........xxxxxxxx。でも、作者が結婚したとかいうし(相手はアニメでコナンの役をしていた、高山みなみ)、ま、そんな野暮な事も結局どうでもよくなっちゃうんだけど。w そんな中一番お気に入りなのがやっぱりホリック。相変わらず絵が素敵で、「読む」という行為に加えて「眺める」ということも出来るので、本当満足しています。映画に続いて遂にアニメ化決定!? キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!ー 

 続いて、CD。これも以前に購入する旨を書いていたので特に書く事もないのですが......。ヤマタツに関してはレビューの評価が悪かったので、買おうかどうか結構迷いました。古参のファンにしてみるとどうやらxxxxらしいのですが、自分にしてみればヤマタツのCDは1枚も持っていないのだし、なにより「ポワロとマーブル」のOP/EDを聴いて素敵だと思ったのだから、やっぱり買おうと。ドラクエに関しては、先述の通り。


 それで、書籍。
上記のリストをご覧になって、「ああ、いかにもコイツらしい」とお思いになられると思います。届いた納品書を改めて見て、自分でもそう思いましたし。

 「星の王子さま」は、もうずっと前から本当に買おうと思っていた本の1つです。一応絵本ですが、「大人のための」絵本とよく言われる本です。オスカー・ワイルドの「幸福な王子」も一緒に買おうかなとも思ったのですが、ちょっと本数が多かったので次回に。

「恋の罪」(恋の駆引き)は、タイトル買い。作者がサドだろうが関係ありません。むしろ作者がサドだったからこそなおさら気になった、という感じです。.....よくサドというと、変態だの低俗だの散々なこと言われますが、それだけだとは思えないのです...。まだあまりサドの作品を読んだ事がないので今は理由を述べる事も出来ませんが、漠然とですが確かにそう思えるのです。

 「ドグラマグラ」は、読んだ者は一度は発狂するとか言われている作品のようです。もちろんそれは比喩でしょうが。前に同じ夢野久作の作品である「少女地獄」を読んで気に入ったので、いよいよこれに手を出した、という具合です。「少女地獄」というとタイトルが危なげですが、内容は全く異なり、.......いやある意味当たっていますが.........、展開が面白いと思いました。そう、危なげで怪しげな雰囲気が終始漂う中に繰り広げられるストーリーが良いのです。..............でも、ドグラマグラはちょっと勇気が必要でした。表紙カバーもすごいことになっているし、触れ書きも先述の通りですし........物語も精神病院に入院している青年が主人公らしいし..........。

 そんなことを言えば、芥川龍之介の「河童」も、精神病患者を取り上げたものですし、かなり危なげなところへ足を踏み入れてしまった気もします。でもまあ.....癲狂院の管理人には打ってつけでしょう?w ........仮に読むと狂うとしても、最初っからいかれているのだからこれ以上いかれないし。w (゚∀゚)アヒャ
 芥川龍之介の作品の多くは中学生の頃に読んだのですが、「河童」を含めいくつかは未読でした。本棚を漁って久しぶりに読み返したら他のも読みたくなってしまって。

「吸血鬼ドラキュラ」は、もはや言うまでもないですね。ゴシック文学を代表する作品。大きな十字架をばしっと載せた表紙カバー.........ゴシックの世界を象徴しているではありませんか。もう読むしかない!という作品です。


...............だいたいそんなところです。感想は後日。
読後に別人になったりはしませんから(w、ご心配なさらない様に。

† 18:55 | トラックバック | Topへ▲ †

img これが例のスコアです。発行日が1989年になってます。w 当時、エレクトーンを習っていたのですが、弾く曲がクラシックばっかりで、しかもあまり耳にした事のないのばっかりでしたので、弾く意欲がなくて全然レッスンが進まなくて。w そんな時に先生が「ドラゴンクエストっていうゲーム持ってる?」とか言い出して、エレクトーンと何の関係があるのかと思ってたのですが、次回のレッスンの時にこれを持ってきてくれて。..........当時は、ピアノやエレクトーンはクラシックを弾く為のものだと思い込んでいたので、まさか、という感じでした。こういうスコアがあるなんて夢にも思わなかったし。

 まあ、それ以降、宿題の範囲よりも先の部分まで弾ける様にしてきてしまうようになってしまいました。w あの時は、エレクトーンが自分の机のような感じだったし。教わった先生の中でも、あの先生は一番良かったかな......。まあでも、2、3年くらいで先生が変わってしまって、元のモチベーションに戻っちゃって、結局辞めちゃったんだけど。

 このスコアは、裏表紙の通り、III の全曲におまけで II が4曲載っています。(肝心の「LoveSong探して」が載ってない...。) エレクトーンのグレードにも対応しているので、このスコア内の曲でグレード受験したこともあります。グレードは8から5までなので比較的難易度は低め。とりわけグレード7、8のものが多いので、とっつきやすいかも。II の4曲はどれもそのグレードだったので、それをレッスンでよく弾いていたのですが、II はプレイしていないから曲をよく知らなかったので、ちょっと大変でした。それらの曲にとりかかると急にレッスンの進行が遅くなって.....。w 

 ちなみに、戦闘とゾーマの曲は、簡略化されています。ピコピコするシーケンスがばっさり白玉に代わっています。それ以外は多分原曲通りのノートになっているはず。

 このスコアのおかげで、ロトのテーマを学校で弾いて、ばかウケだったねー。でもロトのテーマって、弾き易いから誰でもある程度練習すればすぐに弾けると思います。........この前、IIをプレイしていて思ったけど、II の曲は全体的にゆったりしている感じで、弾き易そうですね。


 なんていう話はその辺りにして、本題に。
実は、原曲通りのスコアが欲しいのです。出来れば....オーケストラアレンジされたスコアが欲しいのですが、こればっかりは無理でしょうね.....。とはいえ、ロトのテーマの1コーラス分だけですが、キーボードマガジンに掲載されていた事があって、普段買わないのに、それ目当てで買った事がありました。すぎやまさんの都合で1コーラス以降は割愛.....なんで書かれてたから、編集部としてはフルコーラス分載せたかったのかもしれません。ともかく、1コーラスだけでも拝めたのはなによりの収穫でした。

 というのも、オーケストラ風の曲を作りたいな...と思った時に、いざどうやって作れば良いのかさっぱり分からなくて、クラシックのCDなんかから参考にしようと思っても、例えば、クラシックの作曲家の中には、最初からオーケストラのフル編成の状態で頭に思い浮かぶとか言う魔人(モーツァルトとか...)がいるし、それってオーケストラ「アレンジ」ではなくてそのものなわけですから、参考になりにくいのです。 その点、ドラクエのオーケストラだったら、ファミコンの3音(パート)から派生して膨らませていったと考えられるので、そうだとしたら自分が普段、ベース+コード+メロディで出来た簡素な状態からオーケストラアレンジするのにすごく参考になるのです。.......ただ、あのひとはクラシック畑だし、案外フル編成でなくとも多少なりともオーケストラのスコアで作ってしまった後に、3パートにまとめた.....という可能性もありえるのですが。それでも少なくとも、3パートと十数パートのそれぞれのスタイルで比べられるのですから参考にはなります。

 それで......たまたまアマゾンで、ドラクエ(IIIとか初期の)のサントラを調べていたら、CDに楽譜付き(購入者のコメントに由るとそうらしい....)というのがあって.......気になっています。でも絶対、原曲の3パート分の楽譜に決まっていますよね。オーケストラのスコアを付けたって、他に誰がオーケストラで演るの?って感じだし、オーケストラのスコアだなんていったら1冊の分厚いものになってしまうだろうし.....ありえないですよね。 でもまあオーケストラでなくても普通のものでよいから原曲スコアが欲しいです。III はともかく、II と IV のが欲しいです.........。

 都響版のII、III、IV のサントラには、楽譜付き??? III のコメントに書かれていたけど、他は分からないし.....、メーカサイトにも特に書かれていないし........、不安。 もちろんCDも聴きたいけど楽譜も欲しいから............う〜ん....。とりあえず III のだけ買ってみようかな.................。

† 00:43 | トラックバック | Topへ▲ †

 III のリメイクもプレイしたのですが、これってメダル集めや新しいクエストが付加されていたりしてファミコン版をプレイした事のある人でも楽しめる内容になっていますが.....メダル集めは正直しんどいです。神竜を倒すのもレベル上げしないといけないし、とりあえずゾーマを倒すまでしかプレイしていません。

 それより楽しめたのがBGM。
ファミコン版のよりも曲が長くなっていたりしてすごく新鮮でした。特にアレフがルドの城のテーマ曲。 一番長尺にリメイクされているし、完全にバロック調になっていますね。あれは傑作! その代わりに、ゾーマの曲(「勇者の挑戦」)がいただけなかった.....。変にいじってしまっていて、ファミコン版のと比べると緊張感がなくなっているのが残念でした。そういえば、II の復活の呪文を入力する時の曲(リメイク版ではファイル選択画面)の「LoveSong探して」も同じくがっかりでした。変にコミカルっぽくなっているし、最後の「タカトコタカトコ」とダブルノートで駆け下りるフレーズ部分も、個人的にはxxxxx。期待していただけに残念です。
 この2曲は絶対オリジナルのファミコン版の方が際立っている気がします。今のプレイヤーはそれを聴く事が出来ないというのは残念です.....。


 それとひょんなことで、スーパーファミコン(SFC)のリメイク版のBGMを聴いたのですが、これはすごい!! 完全にクラシックのBGMになっているんですね.....。驚きました。 たった8音ポリの性能なのに、この重厚感と臨場感。このオーケストラのアレンジは当然、すぎやまこういち本人だと思いますが、さすがです。昔聴いたオーケストラのサントラと同クオリティだというのが本当に凄いです。

 エレクトーンでドラクエを弾いていた時に使っていたスコアを今でも手元に置いてあるのですが、スコア内容は、ほぼファミコン版の3音(パート)を含んだ構成になっているので、曲の具体的な構成が把握出来ます。それを眺めていて気付いたのが、制限ある3パートを最大限に活かしている作りになっている事と、コード進行が巧みだという事です。

 他のゲームミュージックはあまり知らないし、せいぜい比べられるのはファルコムのドラゴンスレイヤーIV(古代祐三)か、ラストバイブル、もしくはJ-POPなどの歌ものなのですが、それらと比べるととにかくベースラインとコード進行が巧みなのです。........何と説明すれば良いのか難しいのですが.....とにかくベースをサウンドの底辺を支えるパート、というよりは、楽曲の中での和声を担う一部分としての扱い方の様な作りになっているような気がするのです。 

 またコード進行も、オーソドックスな進行ではなくて、やはりこれもクラシック方面からの見方で作った様な気がします。理論で言うと、ダイアトニックコードばかりだけではなくて、サブドミナント、その代理はもちろん、パッシングディミニッシュ、和声の流れを意識した様な、ダイアトニック以外のコード.....その辺りはポップスやジャズなどポピュラー音楽でもよく見かけますが、何と言ってもそれ以外の、なかなか理論的に解釈するのが難しいコード進行をふんだんに使っているということ。例えば、「塔」、「ジパング」、「勇者の挑戦」、「ダンジョン」、「幽霊船」など。

 ........引き合いにするのは無理がありますが、前述のドラスレやラストバイブルなどとは全く音楽の作り方が違うと思うのです。最初にコード進行を考えて、リズムを考えて、その後にメロディを乗せる..........のような手法ではなくて、もっと多角的に和声的な見方から雰囲気を作り出す.....そんな気がします。クラシックにはコードの概念がないということだし、そういうことから曲の出来に違いが出て来るのかもしれません。

 だからといって、ドラクエの曲が他の曲より良いとかそういうことを言っているのではありません。スタイルさえ全く異なっていますから....第一比べる事が出来ませんし。すぎやまこういちがハードロックっぽい曲を作るなんて言うのはあり得ないでしょうし、その逆もしかり。でも、敢えて言うとするなら、ドラクエの曲に見受けられる、曲の構築美、技巧さは、他のものより抜き出ている印象はあります。

 だいたい、すぎやまこういちという人は、グループサウンズ(GS)ブームの中で活躍していたというし、ポップス面でも、「亜麻色の髪の乙女」なんかのヒット曲も数多く手掛けているし.......クラシックもポップスもどっちもOKな人なわけですよね。だからドラクエのような、クラシックの気品さや重厚さがありながらもポップな音楽を作れるのでしょう? それになによりも敬服してしまうのが、ドラクエの音楽を手掛ける様になったのが、いわゆる中年辺りになってからというのが....本当に素敵です。別に若い頃に作ったわけじゃなくて、おじさんになってから作ったという事。今でも自称ゲーマーだとおっしゃっているし.....。


 話は逸れましたが、ともかく、II、III の音楽は名曲ばかりですが、 IVの音楽も良い!
 IV(これはオリジナル版....つまりファミコン版)も十数年ぶりにプレイしてみたのですが戦闘の曲がこんなにカッコ良かったなんて! IV はそれほどやり込んではいなかったもあったし、個人的にはIIIのアクが印象的で、IVの洗練された、けれどもどことなくきれいにまとまってしまったような感じがして、あまり記憶に残っていませんでした。
 ゲーム内容にも不満があって、キャラが多くなったのは良かったですが使える呪文がキャラごとに分散されてしまったり、第5章の戦闘では、勇者以外はAI機能によるオードコマンドになってしまうので、はっきりいって戦闘がつまらないんです。他のキャラがちっとも言う事を聞かなくて、奇行が目立つ。w リメイク版ではその辺りに修正でもされているのかもしれませんが、はっきりいってあれには参りました。III みたいに、船を手に入れてからの自由度があまりないし.....。

 でも、改めてプレイしてみて、曲がやっぱり良いのに気付かされました。もちろんIII の方が思い入れはありますが、IVでは戦闘以外に、塔、城なんかが印象的でした。とりわけ戦闘の曲はぴかいち! それまでの「いかにも」な戦闘、おどろおどろしさの雰囲気よりも、疾走感や悲壮感みたいな雰囲気が出ていて、メロディもアクがなく洗練されていて何となく「聴かせる」戦闘曲になっている気がします。 そしてやっぱり作りも一筋縄ではいかないのですね。ほとんどプログレみたいな感じですよね。変拍子の嵐で、展開も激しい。今まで聴いたゲームのどの戦闘曲よりも好きかも.......。


† 05:18 | トラックバック | Topへ▲ †

 このところよく聴いている音楽は、いつもとは違い最近の音楽。
......普段、オジーにヴァンヘイレン、サバスなど聴いていますが、やっぱり違うものも聴きたくなります。でも結局自分に合いそうなのを見つけられなくて、結局そのままいつものを聴く........みたいな感じになっていました。それでも以前から気になっていたバンドがあって、ようやく聴いてみようという気になりいくつかCDを買いました。

 それらのバンドはいつも聴いているジャンル(ハードロック、メタル)とはちょっと違い、ラウドロックとか呼ばれたりするジャンルです。とはいっても、あまりロックなどに関心のない人にはどれも同じに聞こえてしまうのかもしれませんが。


アマゾンで購入したCDはこれらです。

LINKIN PARK 「ハイブリッド・セオリー」 / 試聴はこちら
LINKIN PARK 「メテオラ」 / 試聴はこちら
EVANESCENCE 「フォールン」
SLIPKNOT 「アイオワ」 / 試聴はこちら
NICKELBACK 「シルヴァー・サイド・アップ」
coba 「ディア・モデストマン」

 最後だけ妙にジャンルが飛んでいますがw、それ以外の5つは前述の、前々から気になっていたバンドです。特にリンキンパークとエヴァネッセンスは、試聴する前から雑誌などで取り上げられた記事から判断しても、自分に合いそうだなと思っていたし、実際試聴して「当たり」だと確信できました。

 リンキンパークは、メロディがキャッチーですが変にメロディアスにまとまってしまうのではなくて、ラップが時おり入っているところがメロディとの対比でいうと無機質な感じで、その明確なカラーが抑揚のあるフックを生み出している様な気がします。 また、重厚なギターサウンドによる激しい部分と、ピアノやシンセ中心の静かな部分との、サウンドの対比もまたダイナミックで、そういうところが素晴らしいと思います。マイナーキーの曲が多いですが、それほど暗い印象はなく、どこか憂いのある様な洗練された雰囲気です。

 エヴァネッセンスは、女性版リンキンパークなんて表現されたのを目にしましたが、ちょっと違うかも。たしかにギターのリフのリズムや、静と動の明確なサウンドの対比など、似通っている部分もありますが、エヴァネッセンスにはラップはほとんど入っていませんし、ピアノやストリングスが多くアコースティックなサウンドが比べると多いと思います。こちらの方が普段ロックなどを聴かない人にはすんなり聴けそうです。リンキンパークもサウンドはハードながらメロディがキャッチーなので、こっちも聴き易いとは思いますが、とにかくどちらもお勧めです。


 スリップノットも以前から気になっていたバンドだったのですが、ボーカルに明確なメロディ(音程)のない、デスに近いものがあるようだったので聴くのをためらっていました。こちらは上の2つとは違って、すごく大きな範疇で捉えればラウドロックとも言えそうですが、エクストリームメタルとか呼ばれています。でも、向こう(アメリカ)では売れているし、日本にも夏フェスなどで度々来ていますし、メジャーな存在である以上その良さは確かなものに違いありません。
 なので、とりあえず試聴くらいはしようと思って、アマゾンのサイトで試聴してみたのですが、とある曲が「他の曲と比べると」異常な程キャッチーで、とにかくこの曲だけは聴きたいと思って購入を決めました。

 その曲は、「My Plague」というタイトルで、どうやら映画のバイオハザードの主題歌だったようです。それもあってなのか、サビの部分だけ妙に浮く程キャッチーなメロディになっています。これにすごく嵌まってしまって、延々とこの1曲だけを聴き続けたりしています。あとは、「Left Behind」、「the Shape」なども同様にキャッチーなので、これらが収録されている「アイオワ」は初めてスリップノットを聴くにはお勧めなのかもしれません。また、「My Plague」と「Left Behind」のプロモ映像のDVD付きです。「My Plague」プロモ内には、映画「バイオハザード」の映像らしきものが部分的に入っていますね。(...バイオハザードの映画は見た事ないんです.....)

 ちなみにこのスリップノット、知っている人には言わずもがなですが、メンバー全員マスクを付けています。ホラーっぽいものばかりで彼らのいでたちはゾンビみたいな感じです。おまけにメンバーが9人という大人数もあって、ちょっと怖い。w そんなビジュアル面から、際物(その時の流行や好みをあてこんで売り込む...という意味で)的な見方をされがちなのですが、実は皆実力の持ち主で、例えばギターに関して言えば、ダウンチューニングで激歪みなサウンドなのにリズムはタイトで輪郭も明瞭です。それに、「アイオワ」は2ndアルバムですが、3rdアルバムではそれまでなかった速弾きのギターソロが入っているそうですし、デビュー前にギターを教えていた事もあるということなので、かなりの巧者なのでしょう。

 そんなわけでスリップノットは個人的には大当たりでした。完全にまいっています。本当に凄い。夏フェスで日本に何度も来てるそうだけど..........、見てみたいかも。リンキンパークなんかも出てそうだし。
 夏フェスっていったらすっかり日本でも定着した感がありますが、未だに「Ozzfest」が日本で実現していない(....はず。ちょっと最近、音楽雑誌に目を通していないので....)んですよね。いろんなバンドが出ますが、名前の通り、オジーやブラックサバスが出るのですから、ぜひ見てみたいものです。他にも、マリリンマンソンなんかも過去に出ていたそうだから、ぜったい満足出来るはず。メタルの帝王オジーの名を冠したフェスだもの。


 ニッケルバックは......カナディアンロックのニューカマーと聞いていたので、期待していました。でも、ちょっとイメージしていたサウンドと違っていて今のところインパクトはいまひとつ...です。同じくカナダのバンドである、ハーレム・スキャーレムみたいなのではと勝手に思っていたんです。ハーレムスキャーレムは、いわゆるメロディックハードロックで、ハードなサウンドながら親しみやすいポップなメロディで日本受けし易いサウンドだったので、自分も好きでよく聴いていました。
 でも、ニッケルバックは、CD帯にも書かれていましたが、オーガニックなロック、という感じで、個人的には70年代ハードロックの良いところを継承しつつモダンなサウンドでやっている....そんな風に感じました。メロディがハーレム程キャッチーに聞こえなかったから、インパクトがいまひとつだと思っただけで、内容自体は凄く良いと思います。実際、ヒットしていますし。
 今回買ったアルバムは、ジャケットが印象的で、目から鉛の涙を流しているジャケです。このイメージから結構ハードでフックが効いたサウンドかな...と思ってしまったんですよね。あのジャケはリンキンパークなんかと同じジャンルみたいに思えてしまいます。


 cobaだけ邦楽でバンドでもなくソロですが、名前は知っていたものの特に気になっていたわけでもなく、衝動買いした感じです。たまたま、テレビ場組の「美の巨人たち」のエンディングテーマになっていたのを聴いて、良さそうだったので他のも聴いてみたくなったんです。その曲は「Dear modestman」というタイトルで、収録されているアルバムを調べてみたら、他にもタイアップされている曲がいくつもあったので、それなら中身も良いのではと購入を決めました。

 アコーディオン奏者ですので、ほぼ全編に渡りインストなのですが、それを忘れさせてくれるようなアコーディオンのエモーショナルなプレイでした。それまでじっくりとアコーディオンのプレイを聴いた事がなかったのもあってすごく印象に残りました。「ふいご(蛇腹)」で音量を劇的に変化できるので、それのおかげであたかも息づいているかの様なサウンドになるわけです。考えてみると、アコーディオンほど音量を多用に変化させ、またそれが特徴である楽器は他には見当たらない気がします。

 曲も、アコーディオンというと思いつく音楽がタンゴなのですが、収録されている曲には、そういうアクはなくてポップです。イージーリスニング的なものや、打ち込みを多用したサウンドや、和風なもの、沖縄民謡風など、多彩でした。中でも、琴との組み合わせは意外にもマッチしていて気に入りました。曲調も奇を衒ったものでもなく、全く違和感がありませんでした。


 というわけで、ほとんどが今まで聴いた事のないジャンルのものだったので、どれも新鮮です。ここ1ヶ月程ずっとローテーションしています。


 まだ発売されていなかったので買えなかったのですが、あともう1枚買おうと思っていたのがあります。もう発売されているので近いうちに買うつもりでいますが、山下達郎のCD。NHKで放送していたアニメ「名探偵ポワロとマーブル」のOP/EDテーマが収録されているもので、シングルカットもされているのでそれで良いかなとも思ったのですが、数年ぶりのヤマタツの新譜だということなので、せっかくなのでアルバムにしようと思っています。

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 最近はあまりサイトを拝見していなかったので気が付きませんでした。

http://kakiage.net/

ぐっとスタイリッシュになったサイトデザイン。
............やばいくらいに綺麗な書上さん。..........元群馬県民とは思えない.......。(どういう意味だよおぃ)
(ファン心理抜きで)なんだか更新される度に綺麗になってるような気もしないでもない........。

これだけ綺麗ならばもっとメディアの露出を高めてもデメリットはなさそうな気がするのですが.....。もっとバカ売れしてほしい......。時々、テレビ番組で書上さんの曲が流れていたりするのですが、惜しいです。これって売り込みの問題の気がするんだよな......。だって普通のシンガーソングライターなんかと違うもの。作詞作曲はもちろん、プログラミングにミックス....完パケに至る行程のほぼ全てをひとりでやってしまうんだから.........。他にいないよそんなひと。おまけに芸大卒とかいう肩書きもあるし。


 なんで売れないんだよぅ・゚・(ノД`)・゚・ウワーン
書上さんの曲を聴いてると、チャートを賑わせているxxxxなのは、なんだかxxxに聴こえてしまいそうな..............気もする。静かな感じなのはやっぱり損するのかな.........。でもリズムトラックが強力なグルーヴなのとかあるし......。何かシングルカット向けっぽいのを作ってアピールしたら良さそうな気もするけど.............でもそれだとスタイルから外れてしまうのかもね........。

† 23:06 | トラックバック | Topへ▲ †

 最近、よく聴いているのがエアロ。洋楽を聴かない人でも名前位はご存知ですよね...? アメリカを代表するモンスターバンド、エアロスミスです。ずっと前に、ゲフィン在籍時のベストアルバムである「BIG ONES」を買ったのですが、その当時は何となくぱっとせずあんまり好みではなくて、ほとんど聴かないままCDラックにしまったままにしてありました。......まあもともと、B'zの元ネタ集みたいなノリで買ってみたものなので、気に入って買ったわけではありませんでした。

 そう.......この「BIG ONES」、元ネタとなっている曲がけっこう収録されていて、噂では「What It Takes」は、元ネタであるということを証明する為に収録したとか............。

 B'zの「憂いのジプシー」→「What It Takes」、「MR.ROLLING THUNDER」→「Love In An Elevator」、「Don't Leave me」→「Cryin'」..........一聴してすぐに分かる程です.........。申し訳ないですが、ちょっと拝借した程度ではないと思います。この3曲は特に顕著で、エアロの曲を知らないはずなのに何故か知っています、状態...........って感じなのです。まあ、この手の話は今更ではないのでいろいろ書くとアンチっぽく思われてしまうのでこの辺りで止めますが..........。


 話を戻して、毎日毎日オジーやヴァンヘイレンばっかり聴いていると飽きてくるので...たまに他のを聴いてみるのですが、他のだとまたすぐ飽きてしまったりするんです.......。もちろん曲はすごく良いし気に入っているのですが、なぜか長続きしなくて。それでいつもはまたオジーに戻ってしまうのですが、最近、ふとした雑誌でエアロを見かけて、エアロって言ったら、来日する度にドーム巡業していく程、超ビッグなバンドだし、やっぱりそれなりの良さがあるわけで、聴いてみようかな....と思って、「BIG ONES」を久々に聴いてみました。

 なぜか、今度はすごく気に入ってしまって、お気に入りCDとなってしまいました。特に気に入っているのが、このベスト盤のみに収録されている1曲目の「Walk On Water」。これ.......ブルースハープとブラスセクションの入った、これぞエアロサウンドって感じで、ハードでなおかつメロディもフックの効いたポップさで、延々リピートさせて聴いていたりします。あとは、「Eat The Rich」、「Angel」も大好きです。 「Angel」はこれまたエアロのバラードって感じで、イントロのギターがカッコいい!

 エアロは、元々は、ロックにブルースとファンクを取り入れたようなサウンドだったのですが、次第に外部のソングライターを起用したり、アレンジもビッグなサウンドになっているようで、「変わってしまった」ことを嫌うファンもいるようですが....、確かにサウンドはポップ(大衆という意味で)になっている気がしますが、個人的にはそういうポップなものが元から好きなので大歓迎です。 
 ちなみに.......初期の名曲で、エアロの代表曲でもある「Walk This Way」、この曲もすごく好きだったりします。いろいろなミュージシャンにカバーされているので耳にした事のある人も多いと思います。ギタリストのスティーヴィー・サラスがカバーしたものだったと思うのですが、テレビ番組のさんま御殿のEDに掛かっていましたね。.......最近はどうなのか知りませんが。ヴァンヘイレンもデビュー当時によくライヴでやっていたようですね。デイヴにはああいうノリのロックチューンが似合うし、エディーのギターのグルーヴも最高だから、個人的にはこっち(ヴァンヘイレン)のも好きですが。

ここで試聴できます。.........うう、やっぱりカッコいいっ! やっぱりこのリフ!
Toys In The Attic/闇夜のヘヴィ・ロック
.......本当のことを言うと、ヴァンヘイレンがカバーしている方が個人的には好み。もうすごいノリが良くてカッコいいの。やっぱり初期のエディは神懸かってる! 

 そして、なにより、ヴォーカルのスティーヴン・タイラーと、ギターのジョー・ペリーがかっこ良過ぎる!!! もう50越えてるのにあの若さで、すごい。ジョー・ペリーのギターワークもペンタトニックをうまく使って伝統的な音使いをしつつもキャッチーなメロディに仕上げてしまうところが素晴らしいし、何よりトーンがエモーショナルで最高。


..........いろいろ買い込んでしまいそう。

Aerosmith.com

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