Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

音楽 アーカイブ
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 そういえば、なぜかヴァンヘイレンのライヴCDを持っていないのであった。買わなきゃだめだろ、と、常々思っていたのですが........。今度こそ買ってくるぞ! ランディ時代のオジーリマスターに、ザック時代のも聴きたい。結局、オジー全てにハマるに決まっているし。だいたいサバスも好きだし。クセナキスのメタスタシスとサバスのヘヴィ度はベクトルさえ異なるものの、同じくらいヘヴィだと、感じる自分は一体.......。あとは、重い腰を上げて、クラシックにでもいよいよ手をだしてみようか。聴いたことはたくさんあるのに、曲名がさっぱりわからないということが困ったものだ。ジャズも聴きたい。ビル・エヴァンスのポートレートはすごく良かったし。本当はギターもののが聴きたい。前々からパット・マルティーノの「EXIT」とか欲しいし、ジム・ホールとかも.....あぁパコも........キリがないなぁ。 

 そういえばうちの弟は、1978-1984のボックスセットを持っています。ヴァンヘイレンロゴのキーチェーンが付いていて、見せてもらったけど......うぅぅ〜カッコいいっ。自分も買うべきだった.....。しかし不思議なもので、弟はデイヴ時代のは全て持っているのに、どちらかというとサミー時代のメロディックなのが好きなようで。弟の話で何ですが、実は、弟は、ペンケースに自作でエディストライプを施していて、これがまたカッコいい! 赤のと、青色のストライプも作ってたりして、こっちもカッコいい。半透明プラケース自体が白ストライプになっていて、クールだ。そのうちスニーカーやら他のものまでエディストライプにしたりして..........。

 ギターも弾かないのに、目の付け所が鋭くて驚き。あれでギター弾かせればなあ......。ザッパの誕生日と同じだし、ヴァイ好きだし......ランディVが最高だとかいうし.........指は長いし。

それに比べて自分ときたら。
..............................。

† 23:42 | トラックバック | Topへ▲ †

 毎週金曜夜7:30から、NHKで「特報首都圏」という番組があって、毎週見ているのですが......、今日いつものように番組が始まり、オープニングの音楽が変わったようで、(新年度だしね、って、ん?なんか書上さんっぽい感じだなあ。なんだ、最近こういうアカペラみたいなのって流行っているの....?)と、思いつつ聴いていましたが、さっき、書上さんのサイトを見にいったら、なんとご本人の作であることが判明!!! エンディングも同じく書上さんによるものらしい。しかしクレジットの表記はされず残念です。
 となると、これから毎週この時間、書上姐さんの音楽をテレビの前で拝聴できるのかあ......。なんかタイミング良すぎるぞ。怖いくらいだ。そういえば、メナードのCMは、どうもフジの月9の時間帯に流れているそう。(普段あの時間帯はテレビ見てないけどチェキしてみるか....)


  実は、番組冒頭よりも、その前日、木曜日の夜7:57辺りに翌日放送の「特報首都圏」の紹介に流れる時間の方が、実は長く、よく聴ける。なんだか毎週金曜日、本当にテレビのまえにきちっと座っている自分が....います。最近はオジーの「Bark at the moon」と書上さんの「Baroque」しか聴いていない......。

† 22:51 | トラックバック | Topへ▲ †

 ひさしぶりに買ったサンレコをぱらぱらとページをめくって見ていたら、あるページの写真に目が止まりました。〜イスに座り構えた格好が、なんというか王女の様な風格のある姿で、そして深く深く見つめるような眼差し.......そんな姿を見て、ピンときて。ただ者じゃないな、と。ほとんどの制作をひとりで行った、という記事を見て........もう買うしかないだろ、ってことに。

 書上さんは、もともとエキセントリックオペラというユニットを組んでワールドワイドに活躍されいるそうなんですが、今回買ったのは、書上さんのソロアルバム「Baroque」という作品です。実際クレジット見たら、作詞作曲、ボーカルはもちろん、プロデュースにプログラミング、ミックス、エンジニア関係まで、コナしていて驚愕でした。

 初めて聴いて、まず感じたことは.......、
 なんだか、わけも分からず泣き出してしまいそうな、そんな気分になりそうな感じでした。心を引き裂いてしまいそうな、そんな感じ........。「狂える」というか.......(もちろんこれは褒め言葉。)最高!!

すごく素直で、すべてをさらけだすような........だからぐっとくるものがあるのかも。囁く様に、訴えかける様に、話す様に、叫ぶ様に.......歌う。歌の中の世界の人物になりきって歌うような、そんな風に聴こえてきます。

 「トリップ&エロティック」(CDジャケ帯にそう書かれてます)ということらしいんですけど、これがそういうことなのかな.......。こういう音楽を聴くのは初めてなので、なんとも言えないのですが。個人的には、やはり、幻想的で、魔的、そしてなによりもすごく綺麗だな、って感じました。重厚で神々しいコーラスと優しくももの哀しいストリングス、そこにテクノっぽいリズムトラック、書上さんのボーカルが入る.......感じで。音像的には、ボーカルとリズムトラックがスピーカーにへばりついているかの様に前面に出ている反面、コーラスやストリングスが大聖堂で流れるかの様に、全体を大きく包み込む感じ。う〜ん、なんか高級ホテルのロビーとかで、爆音で流すとすごく良さげな感じですね。

 曲は、サンレコの記事に現代音楽なんて言葉もあったりしたので、とんでもない奇抜な音楽なのかなぁと、構えてしまいましたが、いざ聴いてみたら、そんなことはなくて、すごくメロディックで、とても聴きやすかったです。また、曲だけでなく、歌詞にも注目したいです。ダーク&ヘヴィで、個人的にツボ。#2とかは、もうホント、女王様ですね。ちなみに全曲、イタリア語と英語で歌われていたりして、これも意外に重要なのかも。どこか日本ぽいけど、でも異国的な感もある、という。

 アルバム曲中、モーツァルト「トルコ行進曲」とボサノヴァで有名なジョビンの曲「Corcovado」がそれぞれモチーフとして取り入れられている曲があるのですが......これ、気付かないですよ.....。言われてメロディを追って聴けば、あぁ確かにそうだなあ、って感じで。..........本当、感動するばかりです。なんて言ったらいいんだろう.....、カヴァーとかじゃなくて、きっと自分の中には、そんな風に聴こえていて、それを表現しただけなのかも、って........勝手な邪推ですけど、そう感じます。もう完全に別物だし。クレジットにもきちっとモーツァルト、ジョビンの名前がしっかり入っているけど、そこまでしなくても...、と思ってしまうくらい別物です。(誰かさんはこんな書上さんを見習って欲しい....。)

  もうひとつ、パッヘルベルの「カノン」の有名なフレーズを取り入れている曲があるのですが、これもオリジナルとは全くかけ離れた曲想ですね。カノンの明るいフレーズと、ボーカルの哀しそうなメロディが折り重なって...感覚がおかしくなる........あ、これが「トリップ」なのかな。すごく不思議な感覚にさせてくれるような。優しいのだけど哀しい。相反する感情ですが、でもそれが見事に混じっているんですよね。これは聴いてもらわないとわかってもらえないかも。優しく撫でながら同時に泣きながら鋭い爪で引っ掻くような..........。

 普段こういう音楽は聴かないので、なおさらぐっときました。周りの人にオススメしたいミュージシャンですね。........というか既にいろんな人に言いふらしてしまった。


 少し調べてみたら......、書上さん、藝大卒なんですよね。もうなんかこれだけで、うわぁ〜って感じなのに、おまけに美人で......。(ちなみに、CDジャケットよりもサンレコの写真の方が個人的には好き、って何言ってんだ。カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン) しかもしかも!驚いたことに......群馬出身。もう正直、なんて言ったらいいか........越えられない壁があるって感じで、雲の上の人なんだなぁ、と。でも同じ群馬人だから、応援したくなります。「世の中に蔓延してる音楽を蹴散らしてくれ〜、書上姐さん!」って。w


...........やっぱり、、CD聴き終わった後も、サロメのイメージがしました。
スピーカーの目の前で踊り歌い狂う、みたいな。
(まぁ自分の思い描くサロメってのは、「生首欲しがる王女」とはちょっと違うから、誤解招きそうだけど......。)
こんなことご本人に知られたら、、「嬲り殺される」に、1000かき揚げ!

 それにしても偶然知ったんですよね........。掲載されてたサンレコ買ってなかったら、たぶん知ることはなかったと思います。考えてみると不思議なものですね.........。

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 本当に、久しぶりにCDを買ったんです。
去年1年間、ず〜っとオジー&ヴァンヘイレンって感じで。ちょこっとグランドイリュージョンとか、メロディアスハードものを聴いたりしてました。だってオジーとVHの音楽飽きないんだもん。

 で、今回買ったCDは3枚。(それだけ?)いやいや自分にとっては、これでもけっこうな枚数です。
(またしても)オジー「Bark at the moon」、グランドイリュージョン2nd「View from the top」、書上奈朋子「Baroque」という内容です。

 オジーのは、リマスターのです。当時のシングルのB面の曲が2曲追加されているものです。#1のタイトル曲とかが顕著にリマスターの効果が出ていました。オリジナルのはもっとシンセが入っていたのですが、あっさり削られていたり、かなりボリュームカットされていたりして、その分ソリッドなサウンドになってて、個人的には現代的なトーンでギターがより聴けていいかな。しかし、あんなにキャッチーな仕上がりだったとは、改めて気付きました。曲調がちょっと古いって気もしないでもないですが、様々なスタイルの曲がうまくまとまっていて......やっぱり名盤ですね。#6、#7とかあんなにポップだし。オジーのバラードってすごく優し気で、泣けちゃうよ.......。ビートルズに狂っていたというオジーだけある!シンプルなメロディだけど、妙に心に残るんです........。何度も聴きたくなる。ランディ時代のリマスターも一気に買い込もうかな。(まだ買っていなかったのであった。ゴメン、ランディ)


 グランドイリュージョンは、1stを勧めた弟からまたしても勧められて、ようやく買ってみた。 ......確かにすごい出来だ。個人的には、コーラスとアレンジワークが凄いと思うんですがどうでしょう。あと何げにギターも弾きまくっていた印象を受けました。1stもそうでしたが、ギターサウンドは好き。ハイとミッドが気持ちよく出てて、しっかりローも出ててザクザクと小気味良い。.........でも、何か違う.......と感じてしまいます。もちろん出来は素晴らしいのですが、やっぱりオジーが聴きたくなってしまう。シンプルながらフックの効いたメロディとやり過ぎないアレンジが、いいのかなぁ。ジェイクのギターリフ/ソロ共に、キャッチーでコピーしたくなる様な感じだし。 ..........そいえば、最近ジェイク、どうしてるんだろう.........。「あの人は今…」ってのは嫌だよ。頑張って下さい。


 で、書上奈朋子さん。
上に挙げたのと随分音楽が異なりますが、実は今一番ハマっているのが書上さんの「Baroque」。もとは、雑誌のサンレコで知って、載っていた写真を見て、なんかピンときて、まあ記事から判断するに、きっとクラシックをテクノ+アンビエントという感じでやっているのだろうと思っていましたが、なによりそのご本人の写真を見て、なんか違うぞ〜、この人。って感じで。
..........なんかイスに腰掛ける姿が、王女みたいな風格で、しかも鋭い眼光.........。おまけに美人だし。(って購買理由はそれなのかよ?........って違うよ。でもけっこうちょっとだけね。w)で、買ってきました。その続きは.............長くなりそう。コラムの方で書くかな...........。

† 01:58 | トラックバック | Topへ▲ †

 CDTVと同時間帯でNHKのミュージックカクテルでC&A再放送していたとは.....。 でも途中から見られたのでよかった。相変わらずASKAさんはカッコよかった!! CHAGEさんは......いぶし銀みたいなおっさん、って感じがした。

  「終章」と「WALK」見られた。他にも歌ったのかなあ。今風な(?)アレンジで演奏されていましたが、「WALK」の方は、ごめんなさい、オリジナルのアレンジの方がずっと好きです。番組中のアレンジは、ずっと単調なバッキングで、ストーリー的な展開がなくて残念でした。オリジナルの方は、静かな夜明けからゆっくりと動き出す街に出ていく、そんな感じで歌詞の内容ともすごくマッチしていて、ピアノのしっかりとした、だけど優し気なフレーズが最高だったのにな......。

 でもまあ、本当、変わらず最高なC&Aが見られて良かった。なんだかほっとしました。

 話はCDTVに移りますが、チャートにランクインしているものがさっぱりわからなくなっていた........。みんな新人かと思ったよ。

 そりゃそうだよね......さっきまで聴いていたCD、VHの「Fair Warning」とジューダスだもの。20年も前のを聴いて、ギターをコピーしてたし.....。「Sinner's Swing」は、、本当にいいです!
はやく活動してほしいな.....このまま隠居なんて嫌だよお。。・゚・(ノД`)・゚・。

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 今さらですが、プレイバック用でお馴染みのSonyのMDR-CD900STを買いました。今まで使っていた、おんぼろヘッドフォンはコードレス式のもので、それだけが売りのものだったので、音質は、xxxって感じで買い替えたいとずっと思っていました。

 900STは、雲泥の差という感じで、びっくりしました。(そんなヘッドフォンと比べれば、当たり前ですが) ローからハイまですごく出ていて、「粗探しヘッドフォン」というのは、本当ですね。これでギターを弾くと、ピッキングの「キュッキュッ」というアタック音が目立つので、すごくいいです。練習する時には欠かせません。

 ところで、昔スタジオで使った900STとは、ちょっと違いました。
ヘッドフォンの上のプリントが「MDR-CD900ST」ってなっていたと思うのですが買ったものは、「STUDIO MONITOR」ってなってたし、ヘッドフォンの両側には「for DIGITAL」ってなっているし....。そういえばスタジオで使った900STは、サイズの調節具合が悪くて、頭の小さい自分には、スルッと抜けてギター弾いているうちに落ちちゃう、っていうのが、よくあったのですが、買ったものは、すごくカチッとしていて、いい。......あれ、もしかして自分のアタマは、けっこう「絶壁」なのかなぁ。


 そうそう、最近、ヴァンヘイレンの4th「FAIR WARNING」をよく聴いています。改めて聴くと、やっぱりこのグルーヴはめちゃめちゃかっこいい! リフのドライヴ感と、絶妙な低音ルート音と和音の組み合わせが本当に巧みです。
 #1「Mean Street」、#3「Sinner's Swing!」この2つの曲のリフは特に最高。#3なんか、キュッキュッってリズムのアクセントが入っているのが、エディらしいですよね。このハネたグルーヴ......1stの「I'm The One」6thの「Hot For Teacher」と共にいいですね。(気付くの遅いって。) #7「So This Is Love?」は、ポップですごくいいし。以前は素通りしていたのに。
 

 こうして、聞きながら、ヴァンヘイレンが再び活動してくれることをふと願ったりするんです.....。(いや本気です)
 そういえば、CMで、「You Really Got Me」のカバーみたいなのが流れていたけど、あれ、誰が歌っているんでしょう。ヴァンヘイレンのとは違っていたようなのですが。........オリジナルはVHじゃなくてキンクスですけど。

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 ドラクエや「Lovesongを探して」の良さを再認識した.......、と載せましたが、よくよく考えてみたら、それ以前から実はなにげなく興味あったんです。

 「デジタルクリエイターになりたい!」っていう本がありまして、とにかくパソコンを使ってお仕事したい!って感じで、各業界で活躍されている方のインタビューなどが載っていまして、そこに古代祐三さんが載っていまして.......今でこそ、古代さんの凄さは分かっていますけど、その時は、「ゲームミュージック? ......ゲームのBGM作ってる人か.....そんなに凄いのかよ、大したことないんじゃないの?.......」と大変失礼な感想しか抱いていませんでした。まあ当時の自分は、ゲームミュージックに関心なんかなかったので、仕方ないといえば仕方ない感じですが。(もちろん今はそんなことはありません。)


 その感覚を変えたのは、イースの曲を聴かせてもらったことでした。
WEB上で知り合った方から、聴かせてもらったんです。イース2のオープニングの曲だったんですが.....「かっこいいっ!!!」 あの1曲だけで、ガラッと見方が変わったんです。........なんだか今まで間違ってたな、って思い改めました。やはりいいものはジャンルは関係ないんですよね。そうは分かっていたけど、頭のどこかで変な価値観がまとわりついていたのかもしれません。

 そんなわけで、それからは、昔、エレクトーンで弾いてたドラクエの楽譜を見てアナライズしたり、弟が持ってたゴッドメディスンとラストバイブルのBGMをコピーしたり譜面に書いたり、WEB上でいろいろ情報あつめてかっこいい曲を探したり、いろいろしてました。

 それと、少なからず、子供の頃にドラクエIIIとドラゴンスレイヤーIVをプレイしていたことは非常に良かったと思っています。もちろん当時はドラスレがファルコムが手掛けただなんて知ってるわけないし、ドラクエだって曲目当てでプレイしたわけじゃないです。思い返してみると、ゲームしている最中にこの曲はいいなとか、感じていたのを思い出しました。それに鼻歌謡ながらやっていたような気も........。w でも、昔からこうわかっていれば、もっといろいろやったのに。まあ今さら悔やんでもしょうがないですケド。

 とにかく、ゲームミュージックには様々な要素が詰まっているので、普段歌モノしか聴いていない自分にはとても新鮮でした。コード進行もありきたりな感じはないし、シンプルなコード進行でも結局同時発音数が少ないからリードメロディが、コードの構成音を上手く使いながらメロディラインを形成しているので、メロディラインだけでもコード感のはっきりした、なおかつシンプルである意味キャッチーな仕上がりで、そういうところがすごく勉強になりました。
 また、3パート(リードメロディ、サブメロディライン=バッキングの場合も多い、ベース)だけで、そのスタイルが明確に表れているのもすごいと思いました。それぞれのパートがしっかりしているからこそ強力な曲になるんでしょうね、きっと。
 あとは、モードの曲もけっこう多いなあなんて思いました。シンプルなコード進行&ループという状態ではぴったりなのかもしれませんが、2コード進行で、ドリアン、リディアン、ミクソリディアン......といろいろあって、こちらも勉強になりました。

いやあ.....また1つ、勉強になりました。

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 もう随分前からですが、テレビ見てる時は番組内に流れるBGMはもちろん、CMのBGMなど歌もののBGMじゃなくても、注意深く聴いて、いいな、と思った部分のすぐコード進行をアナライズしてしまいます。ギターのリフなんかでいいのがあると、コピーしたくなってしまうんです。

 そんなわけで、テレビから聞こえる音楽はかなりチェックしてます。あんまりテレビは見ないのですが、見てる時は必ず。そういう風になったのは、以前、ヴァイやインギー、ヴァンヘイレンとかの曲がよく使われていたからだと思います。イントロの部分だけループして使われてたりとかしてて。まあこういうのは、洋楽とか聴いてる人は同じように、知ってる曲が流れるとなんとなく嬉しいような気分になりますよね。それから注意深く聴くようになってます。特にニュース番組のスポーツニュースの時なんかは、昔はよくヴァイの"I Would Love To"や、ジョー・サトリアーニの何でしたっけ、"Surfing with the alien"だったかな....この2曲はよく流れてました。冒頭に書いたように、自分の知らない曲で、おっ!っと思う事もよくあるんです。スポーツ関係のBGMは、ギターインストが圧倒的に多くて、CDとか出てないものもあるんじゃないかと思います。


 もう3年くらい前からかな....。ずっと使われてるのですが、フジテレビの野球中継の番組のオープニング、エンディング、CM入る前にかかる、あの曲。あれ、すごく好きっ!! 誰が作った曲かは分からないし、おそらくCDにもなっていないと思いますが、あの曲は最高!!HR/HM好きな方や、ギター弾いてる人は、ぜひ聴いてほしい曲です。

 誤解を恐れずに書くと....オジーの"Bark At The Moon"をポップにした感じ。ルートをペダルにしたズクズク弾き(w、にコードを挟む、メタル系では定番なリフ。"Bark〜"のリフはまさにその典型的な例ですが、そのBGMのギターインストも同じく、そういうリフがメインになっています。最初にアウフタクトでコードから弾きだすのが、"Bark〜"と同じ感じですが、決して同じ感じではなく、すごくカッコいい。ジェイクのダブルピッキングも使われてたりして、、作った方も、"Bark-"を意識して作ったんでしょうか....、とにかくあれをポップにした感じで。メロディは弾きまくっているという感じではないですが、いい感じに速弾きして、ロングトーンのビブラートがいい。またサウンドもツヤがあり、太いサウンドで、非常にクリアに弾かれていて....、おそらくスタジオミュージシャンとかなのかもしれません。とにかくそこで聴かれるギタープレイは、上手いのです。エンディングはドラマティックに決めてくれるし....。勉強になる部分多し。

 ただ、あれを作ったのが、おそらく打ち込み、とりわけダンス系が流行ってた時のものだと思うんですが、ドラムがどうもしょぼい。打ち込みドラムだと思うんですが、ロック系のドラムサウンドではないので、そこが実に惜しいのです。次の年には、そこを修正してまた使われたら、いいな、って思ってましたが......変わってないですね。。・゚・(ノД`)・゚・。

 とにかくあれは個人的に野球中継のBGMの中では、最高。コピーしたいくらい。しかもそれが今年も使われているということは評判もいいのかな...。 去年は、それに加えて他球場の試合報告時に流れるメロディーなんかが、おそらく両手タッピング。あれは、今年は聴かれなくなってしまって......ちょっと残念。

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「LoveSong探して」っていう曲、なんかすごい偶然と言うか、やけに懐かしくさせた曲です。

 キッカケは、全然別の用件でたまたまインターネットで、CGIでできるゲームを探してたところで、いくつかサイトを回っていて、たまたまあるCGIサイトを除いてみたら、ページ下部に趣味で作られているという、主にゲームのBGMのMIDIデータが置いてあって、普段、というかめったに他人のMIDIデータは聞かないし、ゲームBGMのMIDIデータなんて聞いたことなかったのですが、なぜか聞きたくなってしまったんです。

 というのも、そこにドラクエのBGMのMIDIデータがあったんです。
よく昔、IIIとIVは当時プレイしたし、IIIはエレクトーンでも弾いてたので、ちょっと聞いてみようかなって思って、主にIIIのMIDIデータを聴いてみたのです。耳コピして作ったらしいのですが、趣味と言う割にはクオリティが良すぎて...。(というか、自分の腕がないだけか。) とにかく最初はなじみのある曲を聞いていてなつかしい気持ちに浸ってましたが、その「LoveSong探して」というMIDIデータを聞いて...........。

 遠い記憶の中で、このタイトルは覚えていたし、確かゲームのBGMとあわせて歌付きだということも覚えていました。
これってドラクエIIの曲なんですよね。復活の呪文を入力する時にかかるBGMで。たぶん同年代の人は、IIをプレイしたことのある人って多いと思うので、分かる人っていると思います。(というか超有名なのかも。歌入りのレコードも発売されたらしですが。でも歌付きのは聞いたことないです。別に聞くつもりはないですが....) でも、II はプレイしたことないので、知らないハズなのですが、どっかで聞いたことのある曲だったんです。

あ、これって..........。

 それで、思い出したんです。
昔、12歳の頃に、年上のいとこからドラクエのIとIIのBGMを、カセットテープに録音したのをくれたんです。その頃は、まだ音楽なんか全然聞いてなかった頃で、せいぜいゲームのBGMくらいでした。確かそれに入ってたと思うんですよね。おそらくテレビの音声出力から、録音したもので、(だって、音声出力から録音したんだから、途中で会話するピーって音も入ってるし、街をでたら戦闘のBGMになってるし。w もろに当時のピコピコ音のBGM集でしたが、その頃はそれをよく聞いていました。(ちなみにB面にはオーケストラ演奏のバージョンが入っていました。これはレコードからですね)

 それで、その「LoveSong探して」(といってもこの頃は、そんな曲名は知らなかったですが)が特に気に入っていて、何度もよく聞いていたんですが、ある時、曲のテンポが遅く感じて、ラジカセの機能でテープからテープにダビングするとき、倍速(厳密には1.5倍)のスピードで録音できる機能があって、わざわざ倍のテンポで聞きたいがために、ダミーのテープにダビングしながら、ハイスピードで再生される「LoveSong探して」を聞いてました。1.5倍のテンポだから、少なくとも200以上だと思うんですよね...。

 今思うと、自らスラッシュメタルのテンポにして聞いてたという、なんだかめちゃめちゃな聞き方ですね。でもそれが、最高だったんです。すごく気に入っていて。 事実、この曲が好きだったっていう人けっこういるみたいですね。

 改めて、ドラクエのBGMを聞きましたが、城のテーマは思いっきりクラシックだし、これを倍速で弾いたら、インギーになりそうだし、 洞窟のBGMなんかは、オジーみたいな感じで、これをエレクトリックギターで弾いたら、、ランディみたいになるんじゃない?(ならねーだろ)ってちょっと思っちゃいました。今は手元にファミコンないから、昔やってたエレクトーンの楽譜を見てコピーしてみようかなあ。(本気になるところがなんなんだか。w) そういえば、譜面見てて思うことは、コード進行が歌ものの曲には見られない進行が多いですね。(このことについては、また別のところで書きたいですが。)

余談ですが、ドラクエII/IIIの音楽は、評価が高いの? いろんなサイトで、そんなコメントを見かけましたが....。確かにIVより、シンプルだけど、インパクトのある曲だったなって思います。

 ...........改めて振り返ると、実はゲームミュージックにはまってた頃ってあったんですよね。
 今のゲーム、とりわけコンシューマ向けのゲームはしないのでなんとも言えないのですが、あのころのいわゆるファミコン時代のゲームミュージックって、サイン波3音+ノイズ1音、計4音ポリしか出せないにも関わらず、シンプルながら、非常に強力な曲がたくさんあったようにも思えます。


なんだか、、10年前にトリップしたような感覚でした。大袈裟ですが、あの頃から、なんだか今の自分が始まってたように思ってしまいました。
「LoveSong探して」、を聴いていたら。


............このコメント書き終えた後に、ちょっと部屋を探してみたら、ありました。例のテープ。  ちょっと再生してみると....うわっ!偶然?いきなりこの曲から再生されてる! でも頭出ししてみたら、最初のところが、消えてました。残念....。

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