日曜日、弟の卒業制作作品を見に、長岡へ行ってきました。ちょうど風もなくそれほど寒くもなかったのですが、雪はそれなりに積もっていました。なんだかやっぱり雪景色というのは綺麗なものです。それに雪の白で明るく感じるし、けっこう好きです。川(信濃川)がゆっくりと流れる両脇を真っ白に覆う雪景色を見ると、いつも東山魁夷の「たにま」が頭に浮かびます。
卒業作品ということで、学園祭の時とは違い、かなり真面目モードの作品でしたが、.........まあ率直な感想としては、素人臭さが微塵も感じられない出来だったということです。 自分も少なからずグラフィックスやら音楽などもの作りをしていますが、この「素人臭さ」が感じられないというのは、凄い事なのだと常々思っています。弟は建築や空間デザインを勉強していたので、作品はその手の作品だったのですが、CAD+Photoshopのイメージは、かなり上手いと思いました。........う〜ん、いや、本当、良く出来てる。色彩、レイアウト、CADイメージ、フォント......よく組み合さっていて.......突っ込む点は見当たらなかったし。
まあ、他の学生の作品も、同じ様な雰囲気.....というか、プレゼンなんかに提示するものはみんなああいう感じなのかもしれないですが(そもそもアートとデザインは趣旨が異なりますし)、それでもそういうのがきちんと作れるという事は「ものにしている」という結果の現れでしょう。
とはいえ、個人的嗜好から言えば、気に入るものはほとんどなかったのですが。.....当たり前っていったら当たり前ですけれど。どれも近未来的な、デジタルちっくな感じのするのが、空間デザインや工業デザインには多かったし、工芸デザインなんかには、彫金とかあったりしたから、お....とか一瞬目に止まるものもあったのですが........う〜ん......。 彫金なんかだったら、ゴシックなんかの様式の透かし彫りっぽい銀細工とかを期待していたのですが........無かったし.....。あそこはクラシックな雰囲気がまるでしない。別に悪いとかそういうのではなくてですが。 ああ、でもイラスト関係で、おそらくイラストレーターを使った作品だと思うのですが、花鳥風月をイメージした線画っぽいのがあってあれは素敵でした。.......それくらいか、な。
もちろん見習うべき点はけっこう頂いたし、とても参考にはなりました。
しかしあれだね.....ああいう大学は楽しそうですね。好き勝手にモノ作りしているわけではないでしょうが、あれだけたくさんの人間がみなモノ作りに励んでいるという環境は、センシティビティを鋭くしていなくても自ずと入ってくるし....ちょっと羨ましく思いました。
そうそう、ちょっと凹んだのは、せっかく作品のためにBGM作ったのに、結局使われなかったって事。....いやあやってくれたよ。(゚∀゚)アヒャ 時間が無くてムービーに出来なかったとか言っていたけど.......曲が素人臭過ぎて使いたくなかったのかもしれない.......。『コンナノ (゚㊖゚)イラネ ( ゚д゚)、ペッ 』って感じで。w ギターよれよれだったもんね。
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.......ヘッドドレス、ローファー、オーバーニー.......じゃなくて.......
これ。
横スクロールでコンテンツを見せるデザイン
+++ SERAPHIM +++
Cielo - NAOTO TENHIRO WEBSITE
......で、手前味噌ながら自サイトの癲狂院。
各サイトをご覧になればお分かりになると思いますが、共通するのは、横スクロールのデザインが取り入れられているということです。横スクロール....というかサンプルのJavaScriptを使用している....という感じですが。ソースを見ると、みんな元はそのスクリプトなのではないかと思うのですが......。もちろん癲狂院は、そのサンプルのスクリプトを元に、2つのサイトのソースを参考に、見よう見まねで改変したものです。
このスクリプトがリニューアルする際に全てのアイデアの元になりました。
そしてリンクを貼った2つのサイトももちろん参考になりましたし、SERAPHIMは、その雰囲気がまさしくゴシックそのものであり、Cieloは.......この日記では言うまでもなく、お気に入りのイラストレーターの天広さんのサイト。サイトそのものはゴシックぽいというわけではありませんが、描かれる絵の中にはゴシックが確かに息づいています。
SERAPHIMを知ったのは....偶然。.....というか必然かもしれません。だって書上(奈朋子)さんのサイトのBBSに書き込まれていたのですから! たまたま書き込まれていたメッセージにサイトが記載されていたので飛んでみたら.......凄過ぎる......って感じで、即ブックマーク。全く....書上さんのファンはさすが良いセンスしてます。(もちろん自分以外ですが。w) もしも自分が女だったら、着てるでしょう、絶対。 ......で、そのいでたちでサバトへ直行!(黒ミサでもいいけど。)
もちろん着るわけにはいきませんが、服を眺めていると自分が思い描くゴシックの雰囲気に近いなと思いますし、サイトデザインも素敵過ぎます.....。
天広さんについては今まで散々感想を述べているので、辟易してしまうかもしれませんが、ポップとゴシックの絶妙なセンスが素晴らしいと思うのです。全ての絵がそうではないしそう読み取る人はいないと思いますが、レンテンローズやワールズエンド、あるいは、シスプリの千影や亞里亞辺りに、ゴシックぽさが確かにあると思います。
かちっとしたクラシカルな風合い、あるいは、構築されたクラシカルとでも言う様な感じが、すごく素敵に見えます。
それらゴシックと、この横スクロールのスクリプトに、何か関連性があるわけではないですが、偶然にもどちらも大好きなサイトだったということです。....それにこのスクリプトを使ったサイトを他は知らないし.....。
ともかく、このスクロールするスクリプトは、とにかくダイナミックに演出することができるので、Flashに対抗し得るものだと思います。Flashのことはまだよく分かりませんが、おそらくFlashでもこの演出は可能かもしれませんが、サイズは大きくなりそうだし、何よりテキストもFlashのファイルの一部になってしまうことにより、検索でも引っかからなくなってしまうでしょうから、このJavaScriptで表現するのが適しているはず。Flashでの表現が何でも良いというわけではありませんし。
........断っておきますが、Flashコンテンツに対抗しようと思って、癲狂院を公開したのではありませんしそれを意識して作ったのでもありません。元から、そういう空間的な表現がしたいと思っていただけです。でも.....Flashを制作出来る環境ではなかったからこそ、出来たのだと思っています。
これがリニューアル予定の第七天、並びに公開した癲狂院の基本デザインになった自作のサンプルページ。
ちょうど去年の今頃に作ったもので、X、Y軸に対応させるのは、JavaScriptを知らない人間には難しかったです.....。
Levitating#1
Levitating#2
......これくらい軽ければ良いのですが。w なかなかそういうわけにはいかないところがHTMl/JavaScriptですね。ちなみにこの2つのページの違い、お分かりでしょうか? #1の方は、固定しているテーブルの残像がゴミとなって残ってしまうでしょう? #2にはそれがありません。 原因を突き止めるのに苦労しました。対処するには、CSSで背景画像を固定してあげれば、何故か直ります。 理由は分かりません。でも直る代わりに、動作が鈍くなってしまいます。......諸刃の刃。
それもIEに限っての話。このスクリプトではMozzila系は動きません。ここでもまたSafariはおりこうさん。#1/#2のどちらの動きも同等に快適で、しかも#1でもゴミが出ない...........。Win:IEはこの上さらにPNGサポートしてないし........あぅ。orz
† 01:00
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年末に.....、とあるソフトを買いました。
アドビの「Live Motion」というソフトです。
......おそらくご存じない方、多いでしょう。それもそのはず、既にバージョン2.0で開発終了してしまったソフトで、2004/11でサポートも終了してしまっています。去年の春頃に買うつもりでいたのですが、ずるずると延びてしまい、年末になってしまいました。価格ドットコムに登録されている、このソフトを取り扱う店も、購入を決めた頃から既に2店舗程だったのですが、誰も見向きもしないのかいつになっても変わらないので、そのこともあってずっと放ったらかしにしてしまっていました。 それでもさすがに年末辺りにチェックした際、ついに残り1店舗になってしまい、値段も安くなっていたので、もう後が無いと思い、急いで購入しました。.....案の定、その後売り切れになったところから、おそらく1本しか在庫になかったのでしょう。
ではなぜ、このソフトを買ったかというと.......、
実は、同社の「ImageStyler」の機能を受け付いたソフトだったからです。
ImageStyler....これもまたバージョン1.0で姿を消した幻のソフト.......元々、Webデザイン経験のないユーザー向け、という肩書きでのソフトで、値段も1万そこそこでしたので、ふつうのデザイナーからは全く相手にされず、Photoshopにも同様のレイヤースタイルが搭載されるようになったりして、お払い箱状態になってしまい消えてしまったのだと思いますが.......、自分にはなぜ相手にされなかったのかよくわかりません........。
このImageStylerは、各々のオブジェクトがPhotoshopなどのレイヤーとは違って、各々にレイヤーを持っているので....Webデザインに必要なロゴ、ボタン、バナーなどの「部品」が非常に扱い易いのです。Photoshopのようにペイントすることはできませんし、Illustratorのようにドローツールもありません。簡単な図形作成機能に、重複部分を切り抜いたり合成したり.....くらいしかできませんので、複雑なシェイプに施す場合には、他のソフトで作ったファイルを読み込む必要がありますが、それでもこのソフトには魅力があり過ぎました。とにかく部品を実際に手に取る様に扱えるので、直感的に制作できるところがなによりも素晴らしい点です。癲狂院の様々な装飾フレームは、ほとんどプラモを組み立てる様な..そんな感じでした。ImageStylerが無ければ、癲狂院のあの装飾は表現できなかったと思っています。(STRATA Vision3d + ImageStylerに、Photoshop Elements、Fireworks.....と手持ちのソフトを総動員させたのですが、使用率が一番高かったのは前者2つ。Vision3dは3DCGソフトですが、他の3DCGソフトでも可能な制作でした。)
機能が少なすぎず、多すぎず、という点も良かったのかもしれません。オブジェクトごとに用意されたレイヤーは4つまでしか使えませんし(オブジェクトを合成すればまた使えるレイヤーが4つ増えるので、実際にはもう少し使えますが)、先述の通り、描写能力はありません。
そんな自分に取っては魅力的なこのImageStylerもかなり前に開発終了したソフトですので、Mac OS Xには対応していません。クラシック環境では問題なく使えるので、現状では問題はありませんが、今後のことを考えると、やはり純粋にOS Xに対応したソフトであってほしいな、と叶うはずも無い願いを抱いていました.............。
がしかし! たまたまネットでLiveMotionが開発終了という話を知り、それまで名前しか知らなかったソフトでして、ImageStylerと同じ様に低いバージョンで打ち切られたというので、一体どんなソフトだったのだろうと調べてみたら.......なんとImageStylerの後継ソフトだったではありませんか!
アドビとしては、ImageStylerの後継とは位置づけていない様ですが、誰が見ても、ImageStylerと同じインターフェイス、機能を持っている事が分かると思います。......本当にそっくりなんです。ImageStylerに備わっていた機能は全て受け継がれていて......さらにマクロメディアのFlash、Illustratorに似た簡易的なパス機能も備わっていたのです!
実は、サイトをリニューアルするにあたって、装飾フレームを作る事に頑張っていたのですが、どうしてもImageStylerだけでは、簡素な形しか出来ず、パス.....ドローイングの機能を持つソフトが必要だなあと思っていました。illustratorは、ちょっとしたドロー機能だけが欲しいというのには高過ぎるし....という具合で、何か良いソフトは無いものかと考えあぐねていました。それに...なんとFlashの作成機能も備わっているというのですから! 願っても無いことでした。
もちろん、Flashが作れるといっても、本家を超える事は出来るはずも無いわけで、どうしても劣ってしまうのは承知しています。それでも拡張機能はしっかりしているようですし、制作者が自らプログラミング出来る余地もあるようなので、....多分普通にネットで見受けられる個人サイトでのFlash作品辺り位ならなんとか作れるのではないでしょうか。まだ自分はFlash初心者ですし機能が少ない方が却ってやり易いかもしれませんし。....というか、アドビが流行りのFlashに負けじと出したソフトなんですよね......。余談ですが、よく聞かれる話ですが、Web方面では、アドビはなぜかうまくいっていない....様ですね。マクロメディアのDreamweaverにGoLiveも押されがちですし.....。もっとも最近GoLiveの値段を下げて、売り上げが伸びているとか.........。高価なソフトが良いソフト、売れるソフトではないということに気がつき始めたのでしょうか???
そして、Mac OS X対応のソフトです。......ネットではImageStylerのファイルもLiveMotionの拡張子に変えてあげれば問題なく読み込める....とあったので、それも期待していたのですが、上手くいきませんでした。.....マック版では無理なのかもしれませんね。それでも言う事無しです。大満足。元は2、3万程したソフトが、1万ちょっとで買えたのですしね。
タイトル通り、最後の切り札、です。......あぁ、切り札といえばもう一つ凄いのを持っているんだった。現在使用しているマックがそうです。Mac OS X/9.2のデュアルブートの最終機種にしてG4の最終機種でもあるこのマックは、中古市場では、高値が付いているのだとか.....。(中には元の値段よりも高く付いている場合もあるとか) 未だにOS9のクラシック環境を必要としているユーザーがいらっしゃるということですね。最後の切り札にして両刀使い.........おまけに拡張性は抜群だし、スピードも冴え切っています!
G5ではないし、定番のPhotoshop/Illustratorも持っていませんが、私的には、この環境は最高の環境だと思っています。音楽制作(MIDI/Audio)も、グラフィックス(2D/3D)も、Webデザインも出来てしまう環境がそこにはあるのですから。恵まれ過ぎている.....とさえ思ってしまいます。
......あとは、自分次第.........ですね.......。
† 23:13
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ずっと前に、癲狂院のページをモノクロにするつもりだったと書きましたが、これがそうです。でも....とあるテレビ番組「本当は怖い家庭の医学」で、黒十字が象徴的に使われていたので、それだと真似ていると思われるのが嫌だったので、別の色にすることにしました。この番組のサイトではそうでもないのですが、番組のオープニングCGムービーは、ゴシックホラーそのもの! 番組内でも、ガーゴイルと思わしき置物が巨大な注射器を手に抱えていたりするし、間違いなく「狙って」いるでしょうね。.....病弱な自分にとってあの番組は脅し番組にしか見えませんが。w
それなので、次の候補にしていた赤を試してみたのがこれです。 .....これもそれほど悪くない感じですが、他のコンテンツで赤を使う事にしているので、やっぱり他の色にしなくていけないので、結局、現在の緑色になったというわけです。 .......癲狂院の色は、当初は赤か黒のどちらかしか思いつかなかったし、それは個人的「ゴスロリ」のイメージで制作しようと思っていたのもあったりします。......ゴスロリ風なのも案外....というかばっちりマッチしていると思うので......誰か試してほしい......かな。ゴスロリって例の事件以降、どうも「リストカット」を連想させてしまうような.....イメージが大きいから、まあ病院って感じにすると、いいかな、って。コンテンツはネタだけにしてほしいですが。
各メニューのタイトル名も実は結構悩みまして、一応サイト名は精神病院だから、それにふさわしいのがいいかな、と思い、ネット上をかなり探してみたのですがなかなか良さそうなのが見当たらなくて、意外にこれで時間が掛かってしまいました。 何やら意味深な漢字は、薬品名の当て字です。明治期の雰囲気を少しでも言葉で表そうと思って、昔の当て字をいろいろと探ってみたのですが、舶来の薬品ばかりだったのだろうから、当て字にしたものがたくさんあるのだろうと思っていたら、これが全然無くて。古い医学書なんかも見てみたのですが.....明治期では既に遅過ぎた? 江戸末期辺りじゃないとダメなのかも........。画像にある薬品名は、左から、ヨードチンキ、モルヒネ、コカイン、青酸カリです。モルヒネは、ネットで出てこなかったので、本当に当て字があったのかどうかちょっと疑わしいのですが、本などでは見つかったし.......う〜ん。コカインがあるなら、マリファナとか、麻薬名でメニューにするのも有りかなと思ったのですが、他は見つからなくて......。あ、右に表記したのは、アンモニア、アルカリ、アルコールです。アンモニアは漢字が異なる当て字がありました。.....どっちが本物?
カルモチンは、大正末期から昭和初期にかけて、この薬(鎮痛剤/頭痛薬)の多量の服用による自殺が流行ったそうで、カルモチンマニアといえば、.....やはり太宰治ですよね。しかも、『連れだけが死んで自分だけは助かる』という得意技を度々使っていましたが。180錠から300錠程飲まないと逝けないようで、......一度にそれだけの量をお店で買うと、自殺するのがばれるので、あちこちから少しずつ買って、集めたらしいですが..........そこまでしてやるの.....って感じですけど。知りうる限りでは、他に、金子みすゞや、種田山頭火、山本夏彦辺りがカルモチンで自殺を図っています。(後者二人は未遂)
........とまあ、昔の薬剤名でダークでレトロなw、雰囲気を出そうと思っていたのですが、あまり見つからなかったので諦めました。
仕方ないので、それなら、残りは病名辺りしかないなあと思って、精神病の病名を探したのですが、あっても長ったらしい、しかも一般人は知らないものばかりでしたし、それらの病気を患っている人に失礼だと思って、それも諦めるはめに...。JEDO 医歯薬英語辞書
だいたい「癲狂院」の言葉自体、NGだと思うので、実は心配しています。放送禁止用語には指定されていないのですが(というか言葉が古過ぎて誰も使わないからなのかもしれませんが)、「癲狂」という言葉は.......もしかしたら「気xxい」なんかと同じレベルのやばさかもしれないと思うのです......。博識な方どなたか教えて頂けたら助かります.......。
まあ、そんな病院に管理人自らをぶちこんだのだから(管理人名は一応変えたけど。さすがに実名で載せる勇気はありませんでした。)、ネタにしてもかなり危険なサイトです。w それをグラフィックでいかに上品に魅せるか、というところに拘りすぎたので、あんなに画像サイズが大きい激重なWebページに..............。
病名じゃまずいってことで、「phobia」:恐怖症ならいいかな、と思って、これもまたネットで検索して、phobiaを集めたサイトがあったので、それから似合いそうなものをいくつかリストアップしたのが周りに書いてある単語です。.........結局1つも使わなかったのですが、まあ、どうでもよいphobiaがあるものです。本当にあるのかどうか疑わしいものまでありましたが見ていて面白かったです。The Phobia List Japan
あとは、上部にある黒い帯に十字の入ったバナー。これをメニューなどの背景に使う予定でした。はっきりいって現在のような細かな装飾にするつもりはなくて、もっと第七天のおまけ程度にしか考えていませんでした。その黒帯の十字は、個人的に、ハーケンクロイツっぽく感じてしまったので止めにしました。もしくは鉄十字にも見えます。黒背景に白色でふちどりを施した十字架っていうのは、けっこう邪悪な雰囲気があると思うのです。......邪悪さは取り入れるつもりはなかったし、もっと上品な感じが良いのかもと思う様になり、曲線を多用した装飾を考える事にしたわけです。
で、タイトルに使ったフォントは「金文体」というダイナフォントのものなのですが、これの効果は大きかったと思っています。この和文フォントでなければ思い描く雰囲気を表現できなかったと思っています。.......だって、画像を見てよ.....一番上の隷書体だったら、「本気で」危険な雰囲気じゃない.......? その下の明朝体でもNGでしょう。これらのフォントしかなかったら、癲狂院なんてタイトルにしていなかったと思います。3番目のモトヤフォントのアポロでまあまあOKってところ。でも金文体は、読みやすさよりもデザインに魅力があるので、それ自体がデザインになる感じなので、タイトルには持ってこいだと思って、これにしてみました。
...........でも、実はとある本の表紙に同じ様なデザインが施されていたんです。知らず知らずのうちに頭の中に残っていたんですね。次にその本を紹介します。
† 21:36
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今年は癲狂院でのご挨拶となりますが、皆様、どうぞ今年もよろしくお願いいたます。
昨年は、門前雀羅な第七天でしたが、今年はぜひ! 再稼働させたいです。癲狂院はそのための助走、という形で先にスタートさせました。空間的に、ダイナミックに、そして魔的に.....それがコンセプトです。.....でもそんな風に論理的に考えているわけではなく、『ただ単にそうしたいだけ』.....と感覚的に作っているだけです。
さて、今年の酉年の年賀状、ご覧頂けたでしょうか。
......やっぱり改めて見ると、粗いです........。あの塗りは、スキャナに取り込む際、試しに軽く塗った時のもので、本当はそのまま使うつもりではなかったのです。去年のように、線画にテクスチャなどを適用し、加工してみたのですが、どうも格好悪くなってしまい、どうすればよいかといろいろ試した結果、元のスケッチを元に、素直な感じに済ます事にしました。
最初からそうつもりだったら、もう少し羽の感じを具体的に描き込んだのですが.......まあ荒々しいタッチも良い事に.....します。ちなみに、この輪郭線、白抜きの部分が、元のスケッチでは黒い線になっています。白抜きの線の周りの黒色は、スケッチではそれほど黒くなく、鳥以外の枠の部分なんかは、鉛筆で汚れた部分なんです.....。何度も書いては消したので、くすんでしまって......。最も黒い部分(=輪郭線)だけをPhotoshopLEでマスクを掛けて処理しました。その後、レベル補正により黒い部分をより強調させた.......という具合です。
この鳥、なんだかお分かりいただけます?......カラス、とりわけ、八咫烏(やたがらす)として描いたものです。三本足になっているでしょう? 八咫烏は日本書紀や古事記に登場するカラスで、道に迷った天皇を導いた....カラスです。でも最初は、その八咫烏で描いていたのですが、どうもポーズに納得いかず、もっと劇的なポーズがいいなあと思って悩んでいたところ、......カラス....カラス........!! そうだ、「マリア・カラス」! それで全ては解決してしまいました。
というわけで、八咫烏ではありますが、これはマリアカラスの化身.....のつもりで改めてポーズを変えて描いたものです。(下手過ぎてカラス&ファンから殺されそうだけど。)
実は.....マリア・カラスが大好きなんです.......。めちゃめちゃ美形だし、歌声はこの上ない至高のもの。.........でも波乱の人生だった....。ギリシャの海軍王、オナシスとの恋にやつれて、最後は声の出ない籠の鳥になってしまった.......。あまりに可哀想で、あの話を聞くのは辛い事です。もっともあんなくだらない男なんてさっさと見切りをつけて蹴りでも入れて分かれてしまえば良かったのに.......と個人的には思ってしまいますが.........。
カラスとオナシスは親密になり、カラスは夫と離婚して、オナシスと再婚しようと思っていたのに、オナシスは、あのケネディ大統領夫人、ジャクリーンと結婚したでしょう? オナシスにとってカラスはどうでもよくて、ただのうざったい存在にその後なってゆくのに、カラスはどうしても諦めきれず、子供が出来れば結婚してくれるだろうと目論み、やがてオナシスの子を身ごもりそれを喜んで伝えると、オナシスは.......堕ろせって冷たく言い放ったんだ......。泣く泣くカラスは堕ろすことになり、もうこの辺りでどうかんがえても二人の恋は破綻しているのは明らかなのですが、それが止められないのです。オナシスも、つき合うつもりなどないのに弄ぶ様な感じだったし......ああ、最低な男。晩年は孤独で、歌えない籠の鳥は、若かりし頃の自分の歌声を聴きながら過ごしたと言われています。
だから、描いたカラスは、威勢良く手を振りかざした様なポーズで天を向いて歌い上げているポーズにしました。
尻尾から続いて伸びているヴァイオリンのfホールをモチーフにしたツルバラは、栄光と華やかさを表したもの。右上、左上にある槍付きの車輪は、受難と神からの法悦を意味するために描きました。どちらの車輪が受難か法悦なのかは秘密.....にしても良いのですが、簡単に言えば、どちらも受難と法悦のつもりです。受難の先には法悦があり、それに向かい歌うしかないという意味を込めています。ま、右上が未来で左は栄光に隠れそうな受難の過去.....という感じ。
ちなみにタイトルに使ったフォントは「Vivaldi」。.......今年の年賀状には、オペラ、fホール....と、クラシックのコンセプトを密かに入れてみました。
ここまで思いを込めたのなら.......もう少し時間を掛けて描けば良かった.........。ちょっと後悔してます。だって1日で終わらせてしまったから.......。
† 01:52
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今日はどうやら満月だった様です。
.....おかげで異常な程、年賀状の作業がはかどり印刷まで漕ぎ付くことができました。月の魔力ってすごい!(ぉぃ) 逆に新月だと普段よりも調子が落ちる...らしいです。 とある占星術では生年月日から守護星が月らしくて、月の満ち欠けにバイオリズムが左右されるとか。(それって魔獣?。←ラストバイブルネタ) 去年買ったビアズリーのカレンダーには満ち欠けの表示が付いているのでチェックしてたり......することはないです。w
まあそれは冗談としても、短時間でデザインが出来上がってしまったので自分でも驚いています。とはいっても相変わらず小学校高学年レベルの絵だから大したことではありません。絵が得意な人は、年賀状作りなんていうのはきっと凄く楽しみな作業なんでしょうね。ネットを見て回ると、お絵描きサイトには必ずといって言い程、年賀状が掲載されていますが、本当、みな上手くて羨ましいです。すらすら描けてしまうのでしょうか。.......自分の場合は、形になるまでえらく時間が掛かってしまいます。
今回の酉も、最初は何の生き物か分からない感じになってしまうんです....。未知の生物みたいな。w デッサン力-100点だね。・゚・(ノД`)・゚・ .......誰が言っていったっけ、ピカソだったかな、最初に描いたデッサンが一番的確に表現されているとか.....。逆にマティスは幾度となく描き倒した最後のものが一番良いとかどうとか.....。ま、次元の違う話だから関係なさそうだけど。
それでも一応下手なりに頑張って描きました。周りの反応が無しだったのが結構凹むよ。やっぱりスケッチというより落書きレベルにしか見えなかったのかも.....。orz 確かに改めて見ると粗い部分もあちこちあるしパッと見た目も汚らしいからそうなのかも。笑われないだけましか。(='m')プ
年に一度しか描かないのだから進歩するはずがないのですから、上手くなるためには日頃の鍛練ですね、やっぱり。
......ぁあ、今年もアマゾンでいろいろ買い込んで年末年始に備えないと。サイト&年賀状制作で今まで何も出来ませんでした。パソコンの周辺機器は未だに整っていない状態だし、カレンダーも買ってないし.....。たぶんビアズリーのは売り切れちゃってるだろうな....。あれモノトーンな色調ですごく素敵なんです。読みたいと思った本はその都度カゴに放り投げてしまうので、後で気付くと、すごいことになってたりします。選別しないと金額がえらいことに.......。
† 00:03
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Webページを制作していて、ページが完成したらきちんと意図した表示がされるかブラウザで確認するのですが、表示具合はいつも.....
Mac IE イツモノチョーシ(・∀・)イイ
Mac NS ヤッパリオリコーサン(・∀・)イイ
Mac Safari マカーマンセー(・∀・)イイ
Mac Opera チョットヒネクレテルケド(・∀・)イイ
Win NS コッチモオリコーサンダネ(・∀・)イイ
Win Opera ジャジャウマダケド(・∀・)イイ
Win IE ナンデオメーダケ....トッテモ(・A・)イクナイ!!!
もういつもいつも.....Win IEだけひとりで違う表示するんだ.......。おまえは何様のつもりなんだよ。他のブラウザ達と同じ動作をしろよ。全く.....、御犬様みたい。シェアが低かったらとっくの昔に見捨ててるよ......。まあもっともPNGのアルファチャンネル透明化にこだわらなければこんなに苦労はしないのだけれども。自分のスキルがないからだと思いますが、Win IEを他のブラウザの仲間に入れてあげると、途端に上手く行かなくなるんです....。
たかがテキスト周りの装飾だけにこんなに手間取るなんてやってられません.....。本気で癲狂院へ入院しそうだよ。(゚∀゚)アヒャ
コノヨハM$ナンダヨ イエー!! (# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ターン
† 00:40
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リニューアルのデザインにインラインフレーム(<iframe>)を使おうと思っていたのですが、なんとHTML4.0では非推奨でした.....。互換性のある"Transitional"では使える様ですが、非推奨のタグなどが使えない"Strict"では第七天ではムリだということです.......。
しかも、フレーム(<frame>)、target属性も非推奨の様で、従来のフレーム系はおおよそ絶滅しそうな予感.....。非推奨のものはいずれ廃止される可能性があることを考えると、ちょっと心配です。
iframeは、CSSの{overflow:auto}や<object>で代替できそうなのが救いですが、埋め込み型でないと構想しているデザインは無理なので<object>を使うしかなさそうです。targetが使えないということは、仮にインラインフレーム風にページを埋め込んだ場合、その埋め込まれたページに貼られたリンク先の表示はフレーム内になってしまうということですよね.......。
もっともそういうインラインフレーム内にメインのコンテンツを置くというデザイン自体が間違っているわけなのですが.....、困りました。とりあえず過ちを犯しまくりのデザインは強行しますが、インラインフレームを使わない代替版も用意しておく必要がありそうです。でも....廃止されると言っても、実際に廃止されるとしてもまだ先のことでしょうし、ブラウザがそれに追随しない限りは表示可能なわけですから、それほど焦る必要はないのかもしれませんが。
そういえば、ずっと使ってきたHTMLソフトのDreamweaver、バージョンは4.0なのですが、さすがにアップしないと拙くなってきました。CSSの対応が中途半端なので、最近はレイアウトモードでは作業しなくなってしまいました。全然反映されないしすごい崩れ様だしもう見てられない状態なんだもの。........ソフト使っているくせにタグ打ちしてどーすんの、って感じです。それに今度Dreamweaverがバージョンアップしてしまうと、手持ちのバージョン4.0はサポート外になってしまうので、アップグレードできなくなってしまうので、どのみちアップしようとは思っていたのですが。FLASH同梱のSTUDIOの方がお得だけど、FLASHなんて使わないし......Dreamweaverのみアップしようと思っています。
全く.......早くリニューアルしたいです。断っておきますが、何も創作していないわけではありませんし、アイデアはよく浮かびます。ブログの設置に手間取って、その合間に、CSSに執着してしまったのがいけなかったのか良かったのか.......。orz
† 00:06
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いつまでも仮日誌の状態にしておくわけにもいかないことは重々承知しています。ブログを導入したのも過去のNotebookのコンテンツを公開するため、それをしかるべき場所へ公開するために癲狂院を用意したわけですし、早く開院せねば!
コンテンツも大方用意出来ているのです。あとはそれを公開するため....「するため」だけなのにいつもここに時間が掛かってしまいます。サイトのリニューアルだってそうです。コンテンツには変更無いのに見せ方の変更だけにこれほど時間が掛かってしまうんです....。言い訳になりますが、個人的にはその「見せ方もコンテンツの内」として作っています。
今回、リニューアルが延々と遅れていることにより、当初想定もしていなかった仕様で公開することになりそうです。出来る限り「Valid」になるように沿うこと、HTMLとCSSの分担。この2つが新たな課題でした。
The W3C Markup Validation Service一応貼ったのは当サイトのブログのページですが、何とか「Valid」なページに出来ました。....もっとも普通に書けばOKを頂けるのですが、知識もろくにないのに下手にデザインに凝ると、大抵NGになるのではないかと思います。ブログ以外にもMaterialer's Hammerや癲狂院のトップページもそれぞれValidなページにしてあります。また、Another HTML-lint gatewayで、以前当サイトをチェックしたらマイナス100点を軽くぶっちぎっていたのがさすがに凹みまして、何とか「よくできました」判子がもらいたくて修正しました。とりあえず挙げた3ページはどれも一応90点以上にしてみました。
もちろん、それらに従ったからといってそのWebページ自体が良くなったわけでもなく、思うに必要最低限の書式に従っただけのような気がします。リニューアルするにあたって今でもよくCSSやHTMLのリファレンスサイトを見回っているのですが、それで思うことは、それでもまだまだ未完だなということです。しかし今はここまでにさせてもらおうと思います。時間の兼ね合いやらコンテンツの充実度から見ればそんなことより大事なことが色々残っていますから。第一、「このソース、発狂してるな、m9(゚∀゚)アハハ」「DIV厨だな、(='m')プッ」.....なんて言うのは極一部でしょうし、主要なブラウザで表示してレイアウトが崩れなければ良いわけで、いろいろネットで調べて個人的には、デザイン優先だけどソースにもそれなりに気を配る、CSSでデザインしてみてそれでも足りない部分があったらテーブルタグなどのHTMLでデザインする......という風にしていこうと思っています。
それで今週ずっと参っていたのが、コンテンツを囲むテーブルについてで、中の文章を拡大してもきちんと見られる様にするのに、発狂しそうな程上手く行かず結局最初の妥協案を採ることになってしまいました。説明するのは難しいので省きますが、"em"の単位を使って文字の大きさに比例するようにしようと思ったのですが、ある部分は"em"ではなく"px"などの絶対数値にしないと拡大していくとレイアウトが崩れて行ってしまうんです。"em"と"px"を足した長さなんて表示できないので、別のフロートで段組みしたりいろいろ試みたのですが、背景画像有りでアルファチャンネル透明化PNGのフレームでテキストを囲むのは、ちょっと無理でした。NSやOpera、Safariでは良好な表示ができるのにIEだと....っていうのが本当に参ってしまいます。
とにかく! コンテンツの公開を最優先にして今週中は頑張ります。癲狂院へ招待したくて堪らないのに!w
† 23:55
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最近ずっと取りかかっていたWebページが2つほどようやく出来上がったので公開します。
.......トップページのみの「たった2つ」なのですが、これが実はとても難航しまして、思った以上に時間がかかってしまいました。
+MATERIALER'S HAMMER+ -webimagematerials-
癲 狂 院 [+] -Cruel Insane Asylum-
MATERIALER'Sの方は、以前から公開していた素材コンテンツです。久しく新しい素材をアップしていなかったので放置状態でした。新しい素材の構想は色々ありますし、サイトリニューアルの過程で出来そうな素材も多々あります。公開当初は素材の方向性を「ゴシック」と謳っていましたが、実際自分が作った素材は本来のそれとは大きく懸け離れている上に、「ゴシック」素材を欲しがる方のほぼ全ての方が「ゴスロリ」の「ゴス」なので、そうなると誤解を与えてしまうかもしれないので、少し考え倦ねてしまいます。それでもリニューアルの過程で出来そうな素材はゴシック建築のゴシックぽさが出ていますので、それならば大丈夫かもしれないとも考えたりしますが.......本音を言うと、素材作りに時間を割く事は難しいので、この素材コンテンツを今後これ以上拡張することは容易ではありません。そもそもこの素材サイトの公開は自らが望んだものではなく、他人に誘われたものなので.........。1つのサイトとして扱う事も止めるつもりです。元々そういう構想があって現在、第七天をリニューアルしています。SEVENTH HEAVENに付属する形でPANDEMONIUM、MATERIALER'S HAMMER、癲狂院を存在させたいと思っています。そういう扱いの中でMATERIALER'S HAMMERというのは、素材の工房、あるいは鍛冶屋のイメージなんです。背景画像は公開当初に作った3DCGを新たに手を加えたものです。中央のハンマーが横一列に掛けられているのは、ナビゲーションボタンにするつもりで今回のリニューアル作業に先がけて作ってありました。ナビゲーション部分は、第七天や伏魔殿、癲狂院のものも既に(今年2月)出来上がっています。それに伴い、それぞれのコンテンツに使う色調、フォント、装飾も決まっていますし、パーツも大体出来上がっています。
そして、癲狂院。......果してこの名前で良いのか迷ったのですが、やはりこれでいこうと思います。こちらは雑記や個人的な事柄を扱うコンテンツになります。以前もどこかで書いたと思いますが、この「癲狂院」という言葉を用いるのは言葉の意味からして危険です。もちろん、自分の抱くイメージはその言葉の持つ直接的な意味合いとは異なります。クラシカルで上品だけどダークな狂気の香りが漂い、過去に葬り去られたような異空間の様な雰囲気。静かに時間が流れるような和洋折衷の雰囲気......そんなイメージです。うまく伝われば良いのですが直接的な意味合いで解釈されると拙いです.......。メインのコンテンツの背景には別のものを使う予定です。........もちろんゴシックです。ゴシック様式の牢獄....という感じ。とある国にある施設の建物をイメージするつもりです。ちなみになぜ天井の背景かというと、これはベッドに寝ているからです。
この癲狂院のトーンは色褪せた緑色 ですが、モノクロや黒+赤、赤のみ、のようなものにするアイデアもありました。モノクロのも良かったのですが、他のコンテンツには赤、青、茶と有彩色なのに、1つだけ無彩色なのもまとまりにかけると思ったし、なにより某テレビ番組で、漆黒の十字をあしらった病院を開院されちゃったので、それでは真似をしているように思えてしまいそうでしたので、止めにしました。ゴスロリサイトで見掛ける、モノクロ、黒+赤のトーンだと、自分らしくないと思いましたし、結局最初の案の緑色にしました。
以前のページ(工房/癲狂院)と比べると良くなったと思うのですが、いかがでしょうか。ただし、ページサイズは激重になってしまいました。これについては本当に申し訳なく思っています。ナローバンドの環境の方のためにイメージ画像等をまとめてダウンロードしてもらえるようにしようかな、とも考えています。説明すると長くなってしまうのですが、更新や作品、コンテンツそのものを扱うページはインラインフレームで表示するようにするつもりですので、それだけはネット上から表示してもらうようにして、その他の重いデザイン部分はダウンロードしたご自身のパソコンから読み込ませる.....という具合です。インラインフレームへのリンクはhttpから始まる絶対パスで表記しておけばアクセスできますし。
そもそもこんなに重くなってしまったのには理由があります。コンテンツの幅をできるだけ狭めたかったのと、自由にサイズを変更しても表示が崩れないようにする、という理由からイメージ画像の影をきちんと表示するには、どうしてもPNG形式でないといけなかったのです。アルファチャンネルを持つ形式だとさらに大きなサイズになってしまうんです.....。しかしそのお陰で、ディスプレイに複数のウインドウを開いて作業する側らブラウザを開いている....ようなことがない限りは、たぶん横スクロールが表示されないと思います。癲狂院のページは横800だと、「ANOTHER HEAVEN」の文字が端折られてしまうと思いますがそれはどうか許して下さい。またブラウザについては、WinではIE6、NS7、Opera7、Macでは、IE5、NS7、Opera7、Safariで確認しましたが、なんとかどのブラウザでも表示できるようにしました。
.......これが物凄く大変で、こっちのブラウザではきちんと表示できると、あっちのは崩れて.....の繰り返しで、まったく疲れました。仕方がないので、CSSをJavaScriptでブラウザ別に振り分けるするようにしました。これもまた、検索して出てくるスクリプトは、IEとOperaを一緒に判別してしまうものが多く、IEとOperaの表示具合が大きく異なる上でこれでは意味がなく、へとへとになりながらも自作してみました。たった数行のスクリプトなのですが、たぶんこっちの方が精度が高いと思います。ブラウザのユーザーエージェント(UA)を偽装されていたら振り分けは無理ですが、大方大丈夫なはずです。UAの文字列の中からxxxを含む場合はこのCSSを書き出す、というような仕組みです。今のところIE、Opera、NS、Safari、その他に振り分けています。なお、古いバージョンのブラウザについては完全に相手にしていません。
しかしこんなに苦労するのは、WinのIEがどうしようもないブラウザだからだと思っています。勝手に独自のCSSを用意するし、CSSの間違った解釈での作動も酷いもの。シェアが圧倒的なのだから、きちんとMSは責任とって欲しいものです。その点、優等生なのが、Operaです。バージョン7を今回確認のために使ってみたのですが、素晴らしい! Netscapeもおりこうさんですが、きびきびしたOperaの動作はさらに評価したいです。こういうブラウザが標準になるべきです。Macでは、Winとはほとんど別物のIEはなかなか良いのですが既に開発は終了しています。Safariは余計な環境設定やメニューがなく、表示具合もNS寄りながらIEとの中間を行くような感じなので個人的には気に入っています。Netscapeは表示具合は良いのですが、ちょっと動作が鈍い。今後はSafari>Opera,Netscape>IEの優先順位で制作していこうかなと思っていますが、今のところIEを使っているMacユーザは多いですし、なにより自分が未だに使っていると言う現実が.....あります。w はやくブックマークを移し替えたいところです。
第七天のリニューアルに先がけてまだトップページのみですが、徐々に公開していく予定です。
† 15:06
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