Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

園芸 アーカイブ
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 買ったカラーの品質の問題でカラーをお詫びにもらった.....と以前に書きましたが、その後、枯れました。つд`)ウウッ

 届いた時からしょぼかったので、嫌な予感はしていたんです。.........1、2週間くらい後だったと思います。どういうわけか地際から茎が抜ける様に取れてしまうんです。取れた茎の部分を見ると、水状に軟らかくなっていて妙な生臭さがしました。2つもらったカラーどちらもでした。

 乾燥を好む畑地性の品種でしたので、水やりもひかえめにしていたのです。春頃べつのお店で球根の状態で買ったカラーは同じ様な水やりをしていても茎が抜けていく様なことはありませんでしたし、品質(色合い)に問題のあったカラーも大丈夫でした。


 次々と抜けていくので、鉢をひっくり返して中の様子を見てみました。...........そうしたら、球根部分がぐにゃぐにゃになっていて腐っていました。手に取ろうとすると軟らか過ぎてぐにゃっとなってしまう位です。それにすごい悪臭で、もう助からないと思いました。ネットで調べてみると「軟腐病」という名前通りの病気に違いありませんでした。なんでも菌による病気のようで、球根自体や鉢の土自体に最初からその菌がいるとどうしても罹ってしまうようです。届いたカラーはビニールポットに入っていたので、大きい鉢に新しい土で植え替えしたので、土に問題あるとは思えないので、届いたポット内もしくは苗自体に既に菌がいた可能性が高い様な気がします。

 腐った球根の周りにいくつか分球が出来ていて、その中から病気が感染していないものをとりあえず切り取って、殺菌薬でもあるベンレートに水で薄めた中に球根を浸してから、小さな鉢で様子を見てみたのですが.......................なにせ分球のはまだ育ちきっていないちっちゃなものだったので、発根/発芽は非常に難しそうです。..........たぶんムリだと思います。枯らした事なんてめったにしないことなのでショックです。(ずっと前にペペロミアを根腐れさせて枯らしてしまったのみ。でも残っている地上部分を挿し芽して増やせたので絶やしてはいません)


 せっかくお詫びでもらって溜飲が下がったのがまた戻りそうです。弱くてしょぼいのを送ってくるなんて!(゚д゚#)ゴルァ 死んでも絶対あの店では買いません!!!!

(2007/7)

† 23:13 | トラックバック | Topへ▲ †

 今年も暑いです。ここ1週間は暑さのピークなんですね。(註:8月中旬の話です)

 群馬は暑い、暑過ぎです。35℃を超える日も少なくありません。そんな地域に住んでいながら、実は1週間前まで、クーラーはもちろん扇風機さえ使っていませんでした。去年もそうでしたが、なるべくクーラーを掛けないようにしています。身体を冷やしすぎると良くないと言うし、去年実行してわかった事なのですがクーラーに頼らないでいると暑さに慣れてしまうようで、34℃くらいまではけっこう凌げます。

 もちろんまめに水分補給もします。そうすると当たり前ですが汗も良くかきます。しょっちゅう汗をかいていると、脂っぽいべっとりとしたのではなくてさらさらの汗になる気がします。幸い汗が匂う体質ではないので汗をかいても割と平気ですが、匂う人は........やめといたほうがいいのかな.......。あ、でも紅茶とかたくさん取ると匂いが薄れると思います。

 そんな自発的に汗だくな日々を送っていますが、そんな中で感じた事は、汗をかくのって気持ちいい、ってことでした。暑さに慣れて→汗をたくさんかく→その後、あまり汗をかかなくなる.....気がします。汗をかかなくなるというか、すごくさっぱりした感じになるんです。自分でもあれっ?と思うくらい、じりじりと照りつける太陽の下でも案外長く居ても平気になったりします。


 プールで泳いだりするのももちろん良いですが、こんな暑い中クーラーも掛けずにギターを弾くのも気持ち良いと新たに発見しました。両肩から汗が噴き出し二の腕をつたってぽたぽたと肘の辺りで床に落ちていき、右腕を乗せているギターのボディにも汗がつたって落ちていくような具合です。ネックからピックアップ、ブリッジと汗で汚れますが演奏後しっかりと拭いておけば大丈夫です。.........よく弦がすぐ錆びて困るというのを耳にしますが、どういうわけか自分の場合、まったく平気です。弦が真っ黒になったりもしませんし.........(2、3ヶ月も使っていればさすがに黒くなりますが)。

 汗をかくとネックがべとついたり或いはすべったりして思うようにプレイできなかったりもしますが、練習しているとだいぶこなれてきます。けっこう気持ちいいです。

 しかしその暑さではやれる箏に限度がありますし作業効率も落ちます。結局そんな暑さの中でやれることは、さきほど書いたギターを弾く事くらいだったりします。パソコンでネット閲覧もOKですがパソコンの方が暑さで参ってしまいそうなので長く出来ませんし、読書なんかもいいのですが手の汗で汚れそうだし.......昼寝....昼寝もいいけど起きたとき汗でぐっしょりだから......。夏の暑さを体感するっていうならそれもありな気もします。


 .........とにかく今年の夏には汗をかく事が気持ち良いことに気付かされました。

 
 
 そんな暑さに慣れてクーラー/扇風機が必要ない自分でも、パソコンと植物はこの暑さは危険です。フリーソフトでCPUやHDDの温度を計測/表示してくれるのがあって常時立ち上げています。室温34℃だとあれこれ普通に作業していてCPUが48℃程度、一番暑いHDDで49℃〜50℃になります。CPU/HDD共に50℃を超えたらスリープさせたりして休めるようにしています。あ、この温度の基準は何の根拠も無い個人的なものです。

 年に一度くらいはパソコンの中を開けて埃を取るとだいぶ温度が下がります。手持ちのマックのMDDは割とファン音がうるさい機種で、静音ファンを取り付ける人も少なくありません。ただ........ネットで調べてみると、それなりの年数が経っているせいか今年の夏からばたばたと電源が逝ってしまったりする件数が増えているようです。静音ファンは静かになる分どうしても風力が弱くなりがちなので、静音ファン交換に躊躇しています。

 調べてみると、オクで手に入れたCubeもMDDと同じようにばたばたと今年の夏に逝ってしまっているのが多いみたいです。まずいよなあ.........考えてみればMDDもCubeも近年のアップルのマシンの中では地雷モデルなんだよなあ。どちらも電源と熱暴走に加えて初期不良の数の多さ。とはいえ、トラブルが起きたからネットに書き込む(報告)するわけで、逆に何の問題もないユーザーは書き込んだりしないわけですよね。そう考えれば少し安心します。


 
 植物も続く猛暑の中でもぐんぐんと育っています。ただし水切れが早く、1日に2度水やりをしないと葉っぱや茎がぐんにゃりしてしまいます。暑い地方の植物.........うちにある植物だとアサガオ、パキラ、ポインセチア、シコンノボタンを始め多くの観葉植物は、水さえ充分にやっておけば真夏の直射日光をがんがん当てても大丈夫です。ただし暑くなる前の時期から直射日光に当てる環境に慣らしておかないとパキラなんかは葉焼けを起こしてしまうようですね。ポインはメキシコだしノボタンは別名:ブラジリアンスパイダーフラワーですし、アサガオは東南アジア、パキラは南国........本当、水さえやっておけば鬼のようにぐんぐん大きくなります。

 ミニバラ達は直射日光はまずいのかな.....と思いつつ観葉植物と同じ環境に晒していますが、意外にもこちらも同様に水さえやっておけば大丈夫そうです。水はけのよ良過ぎる土にしてある上に深鉢に植えてあるミニバラは、受け皿に水をためて溢れるくらいでないと、夕方まで持ちません。...........もちろんうちでの場合です。朝、腰水(受皿に水をためること)させないでいたら夕方になってみると、「み...みず....。水がほしい......ガク。」と言わんばかりのぐんにゃりしてしまったミニバラ達の姿を見た時は慌てました。土は砂漠化してるし鉢を持ち上げてみると軽い! 急いで水をやり腰水させました。追肥はせずにハイポネックスの液肥を週1でやっています。このとき水やりと同じように鉢底から水が充分に流れるくらいまでやっています。

 室内でないとだめなのが、カラーとペペロミアくらいです。うちの植物ではそれくらいです。あとの残り全ては室外に置いています。パキラやミリオンバンブーも直射日光でなければ平気です。去年は室内に置きっぱなしだったのですが、これらも初夏のうちから外に出して慣れさせていたから大丈夫なのかもしれません。


 いやあほんと.......植物達は今日(註:たしか8/15前後)の39℃の焼け焦げそうな気温の中でも平気なのがすごいです。クーラーの効いた部屋からけなげな植物達を見ながら、なんとなく自分もがんばらなくちゃ、と思わされるようでした。

 
 
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 後日談
大丈夫だと思っていたパキラは暑さのピークを過ぎた今週になっていくつかの葉っぱが葉焼けを起こしてしまいました。あまりにも猛暑の期間が長かったからでしょうか。ちょっと痛々しい。

 振り返ってみるとまだ若いから我慢できるだけで、今年は本当に殺人的で危険な暑さでした。熱中症で亡くなった方が少なくないし、やせ我慢はやめたほうがいいのかも。

† 01:18 | トラックバック | Topへ▲ †

 愛しの愛しのグラウンブルー.........病害虫に狙われやすいミニバラですが、ここ最近、葉に穴が開いているのが目立つ様になりました。穴....とうよりも円形にスパっと切り取られた様な開き方です。..........つまりハキリバチによる仕業でしょう。グラウンブルーの周りにいくつもミニバラを一緒に置いているにも関わらず、どういうわけかグラウンブルーの葉っぱだけに穴が開けられています。

 .............グラウンブルー.............それなのによくあんなに大きく育っているなんて.........なんてけなげ。けなげ過ぎる。病害虫に罹っていない時が買って以来一度としてないような気がします。ウドンコ→ハダニ→ウドンコ→ハダニ+ウドンコ→チュウレンジハバチ→突風×2→ハキリバチ...............とはいうものの現在は、薬剤による防除と時期的なこともあってウドンコとハダニには罹っていません。代わりに戦っているのが虫による攻撃です。

 ハキリバチもキレイな円形を開けていくくらいというので、スルーしていましたが本当にここ最近の間に、穴だらけにされてしまいました。ちょっと許し難い。チュウレンジハバチによる卵の産みつけも未だにやられているし........茎にパックリと傷口が開いているのが痛々しいです。


 .........う〜ん...........この2つにはこれといって薬剤による対策もなさそうだし........、クモ様にお願いしてみるか。

 クモを擁護し続けていたら、いつのまにかクモ数匹が定住しているようなので、ぜひとも力をお借りしたい所です。この前も、朝夕の水やりの最中に蚊がぶんぶん飛びついて来て刺されて参っていたのですが、そんな折り、ふとジョロウグモの姿を拝見していたところ、お張りになった巣に蚊が突撃していましたがあっというまに捕縛なさっていました。いやあその捕縛する素早さ.....お見事です。折角でしたので腕に止まって血を吸っていた蚊をジョロウグモ様の巣へ献上いたしました。どうやらお気に召していただけたようで、数分後には献上した3匹の蚊の姿がありませんでした。w

ただ..........カマキリ様やテントウムシ様まで捕縛なさるのはお控え頂けないでしょうか。今のところそのような光景を拝見した事はございませんが、話に訊くところではそのご様子ですので.............何卒、お願いいたしたい所存でございます。

 ..............ってあぁ、敬語になってる............。w

† 00:56 | トラックバック | Topへ▲ †

7月末から8月のはじめにかけて、連日夕立ちがありました。
.......今年はいつもと違いうちの辺りにやってくる雷雲の様子が違いました。

 遠くで、ゴロゴロ....ではなくドカンドカンとなり始めて急に暗くなったと同時に、「ものすごい」突風が吹き始めました。この10年、いやそれ以上、台風も含めても今までに無い強さの突風でした。

 あれよあれよというまに、鉢が倒れていきました。慌ててベランダに出てみると見るも無惨な光景が。置いてあった鉢のほとんどが倒れ辺り一面、土まみれ。その日の昼間に追肥をしたのに無駄に終わりました。全部、土と一緒に吹き飛びました。

 突風は止む事もないので慌てて部屋に倒れそうな鉢を入れ、嵐が去るのを待ちました。
その間、植物の方へ目にやると、枝が折れてしまっているものがいくつかありました。折れやすいポインセチアに被害が多く、せっかく今年はまめに液肥をやったせいか今まで以上に大きく育った葉のついた茎が地際ちかくから折れていました。セロテープで補強してやると持ちこたえてくれる場合もあるので補強したのですが、損傷が酷かった様で2日後には萎びてしまいました。脇芽からの茎でしたので、別に枯れたというわけではありませんが、ショックです。


 深鉢に植えていたミニバラはほぼすべてが倒れていました。一段高いところに置いておいたので、頭から地面へ突っ込む感じに倒れていました。..........昼間に水をやったので重量もあったし大きい鉢なのに倒れてしまっていたので、根元からポッキリいってしまっているのではないかと半ば諦めつつ、鉢を起こしてみたのですが、これが予想に反してまったく折れていませんでした。ごく小さく細い脇芽の枝は折れているものもありましたが、ほとんど無傷でした。嬉しかったのはもちろんなのですが、あれだけ重くなっていたのにミニバラの細い茎や枝が折れていなかった事が不思議でした。

 しかもそれを二度繰り返したのですから、ミニバラは案外丈夫なのだな、と認識しました。二度....というのは文面でもわかると思いますが、翌日もまったく同じ突風が吹き、またもやられてしまったのでした。


 いや..........本当、今回の突風には驚いています。ミニバラの鉢よりもさらに大きく重量もある、シコンノボタンとパキラの鉢でさえ倒れたのですから。重さは.........6、7Kgはあると思うのですが鉢はどっしりとした高さに対して幅の広い鉢でしたのでまず顛れる事は無いと思っていたのに...........。そんなパキラやシコンノボタンも枝1つ折れる事もなく無傷でした。つд`)ヨカッタヨー


 それ以来、すごく暑くなる日は心配です。たいていそんな日の夕方は夕立ちになることが多いので。ただそれでも幸いだといえば、うちの地域に来る雷雲の威力がピークを過ぎているということです。ネットでアメダスなどの天気図を見てみると、うちよりももう少し北西の辺りがひどく、アメダスでは真っ赤っかです。ちょうど上毛三山と呼ばれる、榛名山や赤城山、妙義山あたりですね。そこから東または南東へよく進むのですが、東に進んだ場合はうちの地域に来る事はありません。南東に向かって来た時だけです。ちなみにその威力が強過ぎて治まらない場合はそのまま埼玉、東京へと進撃していきます。


 ともかく、2、3年前までは夕立ちといえばカミナリにだけ対策をとっておけばよかったのですが、鉢が増えた今年は突風にも対策をしなくてはいけないようです。鉢を柱などに括り付けるとかが有効なのかなあ。でも鉢は倒れなかったとしても茎や枝が折れそうだよねえ.......。困ったなあ........。防風カバーとかいうのがあったような気がするけど、そういうカバーみたいなので防いだ方が得策かなあ.....?

† 21:18 | トラックバック | Topへ▲ †

 6月以降はどのバラもうどんこにならなかったせいか、成長が著しいです。
ノアール、コーネリアに続き................、

モーニングブルー、ベーサルシュートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
オーバーナイトセンセーション、ベーサルシュートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
グラウンブルー、ベーサルシュートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
ニキータ、ベーサルシュートキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

も〜、最近は「にょきわさ」してて、みんな元気そうです。
グラウンブルーにしつこくついていたハダニはどうやらいなくなったようです。こないだのじめじめした天候が良かったのかも。また、ベンレートが効いているのか、うどんこにまったく罹りません。(位置も関係している気もします。1階と2階では2階の方がなぜかうどんこになりやすいです、うちの場合。風当たり....なのかなあ。) 寄せ植えしたミニバラは相変わらずうっすらと罹っていますが、それ以外は全く平気です。

 ノビリティだけ、成長がいまひとつです。元気が無いわけではありませんが、成長するスピードが遅い様です。買った時からの鉢では根詰まりしている様でしたので、鉢増ししましたが、ちょっとだけスピードが上がった....かな? でも葉を作るよりも蕾を付けてしまいやすくて、なかなか株が大きくなりません。でも弱っているわけではないので、じっくり見守っていきます。オソクテモ(^∀^)キニシナイゾ


 それで、大本命のグラウンブルーですが、鉢増ししてからというものの成長のスピードにターボがかかってきました。いつのまにかオーバーナイトセンセーションの次に大きな株に成長しました! 3本植えだったのを大きさ別に2、1にそれぞれ鉢に分けたのですが、それが良かったのかもしれません。ちなみに暑い時期に根っこをいじるのは弱るので良くないのだと........いじってしまった後に知りました。まあ良くはないだろうと薄々感じていましたが、決行してしまいました。..........ちょうど5月の暑かった頃です。

 大きなバケツに水を張って、その中で株を分けたのが良かったかも? 根っこをぶちぶちと切るのは極力避けようと思って浮かんだアイデアでした。もともとピートモスに植えられていたので、水の中では土は簡単に落とせます。問題は三つどもえの様に深くこんがらがった根っこを最小限のダメージで分けることでした。紐をほどく以上に、じっくりと時間を掛けて分けました。.......1時間くらいかけたかも。モーニングブルーも同様に分けたのですがこっちは4本植えだったので参りました。どちらも分けた後は、1週間ほど半日陰に置いて、バラ用の深鉢だったので受け皿に水をためて(腰水)、なるべく水がなくならないようにしました。


 グラウンブルーは、やっぱり病害虫にさえ罹らなければ、ぐんぐん伸びます。もう樹高50cm以上はあるかな。ミニバラというよりはパティオローズっぽいかも。蕾もつい最近また付けたのですが、かなり多かったです。根元から出てきたベーサルシュートへエネルギーを注ごうと思って、やっぱり全て摘みました。

 ノアールは、ミニバラとは思えないベーサルシュートが出ているのですが、ノアールのトゲって、ミニバラのトゲのレベルを超えてますよね? しかもトゲの数が多い! も〜、ノアールは本当に萌えます。大人の薔薇。これでかぐわしい香りがあればもうなにも言う箏なしなんだけれどね。グラウンブルーとノアールは、ある種の人にはどちらも魅入られてしまうと思います。自分の中ではこの2つがツートップ。ネットで色々な品種を調べましたが、今のところ青と赤のミニバラではこの2つが個人的には一番です。


..........と、このところ何も問題なかったのですが、今朝チェックしたら、グラウンブルーの茎に、チュウレンジハバチの卵を産みつけられた痕がありました。黒く傷口がぱっくり開いたような........あれ、です。まさか自分のミニバラにやられるとは。1カ所だけだし今の威勢ならば大丈夫だと思いますが。数日後、今度は葉の裏に、糸みたいなのでぶら下がっている緑色の卵?みたいなのが、1つの葉だけでしたがびっしりと付いていました。気味が悪くて((((゚д゚)))))でした。........これは一体何なんだろう。もちろん切り落としましたが。

 まったく.......いろいろな病害虫に罹ってしまう(狙われてしまう)のがグラウンブルークオリティ。w  おまえのせいで一体いくつ薬剤を買ってきたと思ってるんだ〜。


 だがそれがいいっ!(^∀^) ツンデレローズ!

† 00:18 | コメント (2) | トラックバック | Topへ▲ †

アジサイ:アナベル4号ポット樹高20〜40cm
クレマチス:プロテウス4.5号ポット(フロリダ系)

観葉球根カラジューム(カラジウム):ホワイトウイング2球入り
熱帯睡蓮(スイレン):ブルーカーペンシー4号ポット
睡蓮(スイレン):白花4号ポット


フラポット 角鉢34
アクアスケープ・デザイン No.48 ビオの土(水草の粘土) 3リットル
ホテイ草(3株)
コトブキ 和彩 No.1 ゆき色 1kg
クロメダカ(6匹)


カラー:ピカソ、モーツァルト、ナオミ、ブラックアイビューティ
ダリア:ティトキポイント


 細かくリストアップすると数が多いですね.........6月に購入した園芸品です。今年の園芸関係はこれでひとまず区切りがつきました。あとは年内に買おうと思っているのは、秋苗のパティオローズと球根のオリエンタルリリーのランディーニくらいです。今まで買ったものをじっくりと育てたいと思います。


 一応それぞれコメントしておきます。

アジサイのアナベルとクレマチスのプロテウスは、母へのプレゼントです。結局、ミニバラを贈るのは止めにしました。....しばらく前から園芸関係の話題をそれとなく出して、ひそかに欲しがっている植物を聞き出して、それがアナベルとクレマチスだったわけです。

 アナベルは西洋アジサイの真っ白で大きな球を作る、人気の品種です。わりと新しめの品種ですが流通量はそれなりにあるようです。(それでも入荷するとすぐに売り切れてしまう様です) しかし近所のホームセンターはもちろん園芸店では見かけない品種なので、母は珍しがっていた様です。でも.....実はすでに1つ庭にアナベルが植えてあるんです。去年買ったらしく、1年で見まがう位大きく成長しました。それでもまだ欲しいらしいので、かなり気に入っているのでしょう。
 クレマチスも庭に植えてありますが、いわゆるテッセンなので、ああいうのよりもピンク色のもので長い期間で楽しめるものが欲しがっていたので、値段が手頃で、花期が長く、花姿にバリエーションのある、プロテウスを選んでみました。大輪系のラヌギノーサ系で、八重、半八重、一重とムラがあり、色も藤色からピンクと幅があるようなので、そのランダム性が楽しめるんじゃないかなと思います。


 カラジウムは、前から買おうかどうか迷っていたもの。購入した直後にセール品になって安く売り出されてしまって、ちょっとショック。100円の差ですが。 カラジウムにはいろいろ品種があって、紅×緑のカラーなどがポピュラーですが、名前の通りホワイトウイングは葉が白く、真夏には涼しさを与えてくれそうだったので、狙っていました。数年前に新聞か何かで目にしたのがきっかけです。名前も忘れてしまいなかなか買えなかったのですが、やっと買えました。 少し植え付け時期を過ぎていたので早速植えてみたのですが.......2球入りだったうちの1つが、どうも腐った気がする......。袋から開けた時から、小さめで少しブヨブヨしてたので嫌な予感はしていたのですが。注意書きにも低温多湿の環境下では腐りやすくなります、と書かれていたし、発芽後も過湿で腐りやすい様です。幸いにももう1つのほうは無事発根しましたが.......ちょうどジメジメした梅雨の季節に......。大丈夫かなあ。ほとんど鹿沼土+パーライトの水はけのよい土にしましたが..........心配です。


 スイレンは、その頃に、モネ展を見に行ったのが影響している気がします。w しかもあの頃はちょうど暑かったし、スイレンは涼しげだからいいな....と思い始めてしまって。リンク先の園芸ネットでは、結局別のお店で買った水鉢が売ってあったのですが、値段が高かったので、とりあえずスイレンのみで後は先述のものを一緒に購入したんです。が、これも買った後に値下げされて同じ値段になってました。でも別のお店で水鉢の他にメダカなども一緒に買えたから、選択は間違ってなかったかも。

 水生植物のツートップといったらスイレンとハスですが、やっぱり個人的にはスイレンです。花にバリエーションがあるしハスより小さいですし。初めて熱帯スイレンというのを知りそれに惹かれて買いました。値段も高めですが人気があるようですね。とにかく涼しげなのが欲しかったので、青色のと白のものを選んでみました。

 水鉢を買ったお店は、その水鉢をぐぐっていたときに見つけたお店です。よく見たら群馬県内のお店でした。ううむ....群馬にこんな素敵なお店があったとは..........。うちからは遠い場所なのが残念です。どうやらこのお店は熱帯魚や水生植物の専門店のようで、それ関連の品揃えが充実しているので、最初っから知っていれば、ここにあるスイレンセットを買っていたかもしれません。スイレンはもちろん粘土土やメダカ、水草などがまとめられたセットで値段もリーズナブルなので、良さそうです。

 ともかく、そこで品物を買いました。買ったのはよいのですが、届いて早速スイレンを鉢に植えようと作業を始めようと思ったら......水鉢の穴をふさぐ付属品の水栓がない!!! 段ボール箱を隅々まで見ても見当たらない!!! うわ〜まじかよ〜、これじゃあスイレンはもちろん一緒に届いたメダカがまずい......。水栓の欠品もそうなのですが、メダカも届けられた時点ですでに3匹が死んでいました。。・゚・(ノД`)・゚・。  補償対象になるのでこれも含め、即電話。確認してもらったところやっぱり水栓は詰め忘れた様で、即日発送、翌日には届くようにしてもらえました。素早い対応で感謝です。謝罪文とお詫びの粗品も同梱されていて、ちょっと恐縮してしまうくらいでした。
 ちなみに電話した後、さらに1匹、翌日2匹.....と死んでしまい、6匹頼んだのに結局、補償の3匹になってしまい......どういうわけかさらにその後1週間ごとに1匹ずつ死んでしまい、ついに1匹のみ.........。。・゚・(ノД`)・゚・。   子供の頃、金魚などを長く飼っていた事があるので、魚の飼育は初めてではないのですが.......う〜ん.......。1匹だけでは、増えないし......。ボウフラを食べてくれないと、蚊が沸くから.........う〜ん.......また買わないとだめかなあ。親のスイレン鉢にメダカがわんさかいるのでこっそり養子にさせてもらおうかなあ..........なんてね。

肝心のスイレンは順調に葉を出しています。スイレンはけっこう気難しいようなので、枯れなくても花が咲くかどうか.....ちょっとわかりません。日当たりは良好なので、あとは肥料の量(これの如何によって咲かなくなるらしいです)が間違ってなければ.......咲いてくれるはず。ホテイソウもまた気難しい水草なので、咲くかどうか。親のスイレン鉢にも植っていますが....一度として花を拝めた試しがなかったり..........。ヤナ(・ω・;)ヨカーン


 カラーですが、これは上記の2つのお店とはまた別のお店で買いました。(すべてネットで)
で.........買ったのは、ピカソとモーツァルトだけだったのです。個人がやっているようなお店だったのでちょっと心配だったのですが、そのとき在庫があったのはネットで探してもそのお店だけだったので、頼んだのです。

 ピカソの方はすでに咲いていてたのですがモーツァルトの方はまだでした。さっそく鉢に植え替えをして花が咲くのを待ちました。........ようやく花が咲いた......と思ったら、なんかサイトに掲載されていた写真と比べて.....どう見ても違う.......。でもポットに挿してあったネームプレートには確かにモーツァルトの名前が。色合いではなく特徴が違っていたので、メールで問い合わせました。
 写真を見せてくれというのでデジカメで撮って送ったものの、次の返答は、(モーツァルトではなく別の品種のほうの花姿の特徴に似ているようだ、と問い合わせたためか)「その別の品種とも違うようだ。店の方でこれから咲いてから確認する」とのこと。 .........微妙に信用してない様子。
 それから2週間過ぎても返答はなし。うちのほうは2番花がちょうど咲いたのですが、やっぱり違う。やっぱりどう考えても他の品種か不良品かどちらかだと思って、再度問合せ。かなりむかむかしました。そんな文面だったからか、すぐに返事かあり、「該当の品種ではないようだ」、とのこと。こちらが撮った写真を仕入れ先に見せて問い合わせるとのことで、また保留。今度はわりと早く返事が届き、「やっとうち(店)のほうでも花が咲きました。うちのも色味が違う様だ」。...........結局、最後まで信じてなかった様子。返金にしますよね?と問われたのですが、たかだか700円くらいだったので代替品と交換を希望したら届いたのが、カラーで在庫のあったナオミとブラックアイビューティ、それにおまけ(?)のダリア。

 結局、なんだかんだいってかなり得したのは自分だったので、まあ溜飲は下がりましたが、なんか納得いきません。悪いですが次は利用したくはありません、このお店。先述のスイレンのお店と比べると、対応に差があり過ぎです(まあスイレンの方は内容が明らかだったのですぐに対応できたのかもしれませんが)。.............なんか........返事のメールの文面がすごく言い訳っぽく感じました。


 あまり怒るのも良くないし、届いたものを大事に育てればそれで良し! もう忘れる事にします。
ということで、頑張って育てるぞっ、っと。


 ちなみに冒頭でも、以前欲しがっていたと書いた、オリエンタルリリーのランディーニの球根が買えるところを見つけました。
サカタのタネ

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
 
(2007/6)

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後日談

お詫びのカラーは、届いた時からしょぼかったので、イヤな予感がしていたのですが、ここ最近のジメジメな気候のせいで、なんか地際から葉茎がぐんにゃりと倒れてもげてしまいました。かなり水はけの良い土にしたのですが......生えている葉茎全てではないので育つ見込みはあるとは思いますが、心配です。お詫びの品とか言っておいて、しょぼいのをおくってきやがって〜。ナオミのほうはまだ花も咲かない状態。もう絶対あそこじゃ買わないぞゴルァッ!(#゚Д゚)

ちなみにピカソは紫×白、モーツァルトは本来ならばアプリコット色、ナオミは赤紫、ブラックアイビューティは、白×黒......の色です。


メダカの方は.......そういえば、親のスイレン鉢のうち、やや放置気味のがあって、何気なく覗いてみたのですが、なんとメダカの稚魚がわんさか泳いでいました。もう少し大きくなったら自分の鉢へ引っ越していただこう。w

† 22:57 | トラックバック | Topへ▲ †

グラウンブルー以外のミニバラ達


モーニングブルー・オプティマ|セントラルローズ
 同じセントラルローズの青系の品種ですが、グラウンブルーが青白ならこちらは淡赤紫色、という感じでしょうか。やはり太陽に当てすぎると青みが薄れピンク色になりがちです。藤色の時がモーニングブルーの一番青みが出た時でしょうか。花持ちはあまり良くなく、早めに花弁が開ききってしまいます。開ききった後の、ボンボンとした花姿も良いとも言えなくもないですが........やはり開き初めの頃が一番見栄えが良いと思います。稀に剣弁咲きになることがありました。

 こちらは病害虫に強く育てやすいです。うどん粉にちょっと罹りましたがすぐに治りましたし、ハダニが付いても薬剤散布で一発で駆除できました。6月になってからシュートをがんがん出す様になり、ますます勢いが増しています。蕾は3ヶ月の間に2、3回付けました。届いた時の花姿と同じ様に咲いてくれたので、育て方はまあまあOKかも。

 ちなみに、今週、鉢増ししたのですが、誤ってひっくり返してしまい、地面にぐちゃっと直撃してしまったのですが、幸いな事に枝も折れずに済みました。案外タフなのかも??? 


 コーネリア(パティオヒットパレス)
育てやすさといったら、このコーネリアがダントツです。隣のミニバラがハダニやうどんこで苦しんでいるのに全く罹りません。ハダニもそれなりに付きましたが、蔓延せずに簡単に駆除出来ます。うどん粉には本当に強そうです。ほとんど水やりのみで済んでいます。それなのに威勢がものすごい。パティオローズだから当たり前なのかもしれませんが、樹勢が本当に凄いです。おまけに大輪なので見応えも充分。香りがしないのが唯一残念ですが、それを充分に補える品質です。


 ノアール
これは以前にも書きましたが、育て始めてからすぐに図太いシュートが出て、あっという間に一番大きい枝になりました。これがいわゆるベーサルシュートというものなのでしょうか。とにかく太く、ミニバラとは思えない枝です。ノアールの特徴として、枝が伸びる割に葉の付き方が妙に間伸びするようです。間隔が広いんです。葉も小さめ。ちょっとバランスが悪い様な気もしますが、威勢が良いので全然問題なし。赤いバラに多いと思うのですが、深紅色の葉が何とも言えません。風格満点の黒バラです。


 オーバーナイトセンセーション
手持ちの中では新しめのものですが、コーネリアと並ぶかもしかしたらそれ以上かもしれない品種です。最初からミニバラとは思えない様な姿でしたが、新芽の付き方もとても良く、全ての5枚葉から立派な新芽を付けてそのどれもがぐんぐんと伸びています。..........これ、本当にミニバラなの???と疑いたくなるくらい、樹勢が良いです。既にパティオローズのコーネリアよりも背が高い、手持ちの中では一番大きな苗になっています。(届いた時からそうでしたが)
 枝振りといい.......はっきりいってミニバラではないです。この威勢はもはや反則。w (もちろん嬉しい限りですが)


 ニキータノビリティ
この2つは割とゆっくりな成長のようです。よい新芽も付け、状態はとても良いので心配はしていません。ノビリティの方は、2度ほど蕾を付けましたが摘蕾しました。夏まで我慢ですね。

 まだ育て始めてそれほど経っていないのもあるかもしれませんが、ノアール、オーバーナイト〜、ニキータ、ノビリティ、は病害虫にまだ罹っていません。グラウンブルーに懲りた事もあって、病害虫は予防が大切なのだということを知り、届いたらまず薬剤を散布したので、それの効果が現れているのかもしれません。そろそろ1ヶ月経ったので、明日辺りにまた撒布しようと思っています。モスピラン・トップジンスプレーは効きが良く、お勧めです。ハダニに対しての効果がないのが残念ですが。ハダニに関しては、「粘着くん」が良さそうです。成分のほとんどがデンプンですし、デンプンの膜でハダニを窒息させるという物理的な効果なので、耐性も付きませんし、手っ取り早くハダニの数を減らすには一番適していると思います。ただ、ちゃんと計量して希釈して撒布しているのですが、どうしても葉の何枚かは黄色く変色して落葉してしまいます。かけすぎ...なのかなあ。なるべくハダニの付く葉の裏側を中心にかけているのですが..........そしたらハダニが葉の表側につきやがった...........。(・ω・;) いろいろ調べたら、「テルスター」というのがハダニに対して良さそうなのでこれを買おうかと検討中です。


 ハクサンから出ているミニバラ
..........これは案外、病害虫に弱いようです。買ってすぐにハダニが付いたし、うどんこにもよく罹ります。枯れる事はありませんが、苗自体がすごく小さいので、放ったらかしにすると危ないかもしれません。赤い「バリ」は、花弁がベルベット状です。剣弁平咲き....でしょうか。気に入っています。売られているのは、ミニミニポットとでも言うようなほど小さいポットに3本植えになっていますが、植え替えしてあげたら、よく伸びますし、案外立派な姿になるかもしれません。他の色のものとまとめて寄せ植えしたのですが、さらに鉢増しした方が良さそうな勢いです。現在、うどんことハダニにやられていますが、それにも関わらず勢いが良いです。薬剤を散布していますが、なかなか.........根治できません。一時期よかったのですが。やっぱり密集しているのが良くないんですね。
→後日、ベンレートと粘着くんを混合させたものを散布したら、治りました。ハダニは...ひょっとしたらまだ残っているかも。


 以上、長くなりましたが、こんな感じです。
どの品種もおのおのに成長しているので、これからが本当に楽しみです。秋はバラの花で一杯だ〜〜〜〜っ!!!(^∀^)

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まだもう少し園芸関係の話をさせてください。

ミニバラを育て始めて早半年になろうとしています。
今のところ8つの品種を育てていますが、その成育状況をメモっておきます。話のメインはグラウンブルーです。


グラウンブルー|セントラルローズ
 青系のミニバラです。手持ちのミニバラの中では最も病害虫に弱い品種です。以前にも書いた様に、花色、花姿、香り....全て気に入っているのですが、とにかく病害虫に弱いです。お店のサイトにも、上級者向けと書かれていましたが、確かにそれは頷けます。

 届いた時点に付いていた蕾は全て咲かせましたが、その後から....ちょうど3月末辺りから、葉が白くなり始め、うどんこ病の症状が出始めました。合わせて買った薬剤「アタックワン」を撒布したのですが、ほとんど効果がありませんでした。同じ薬剤を続けて使うと、耐性が付きやすく効きにくくなるそうなので、もしかしたらナーセリーの方ではアタックワンに含まれる成分の薬剤をメインに使っているのかも......と初心者のくせに邪推してしまいますがどうなのでしょうか。とにかく一向に治まらないので、ネットで検索して見つけた、「イソジン(うがい薬)がうどんこ病に効く!」というので、早速試してみました。イソジンと水を1:4の割合で薄めたものを手で直に葉に擦りつける様に塗ってみたのですが...........やはりこれも効果がありませんでした。アタックワンもそうですが、全く効いていない訳ではないのかもしれませんが、目に見えて効果があるようには思えませんでした。ちなみに後述のモーニングブルーもうどんこに罹ったのですが、こちらはイソジンが効きました。あまり酷い症状ではなかったからかもしれませんが。

 うどんこ病が治らない中、茎の地際を見てみると何やら茶色くなっていました。買った時はそんなことなかったのに.......もしかしてお店のサイトに書かれていた灰色カビ病??? ..........地際に発症してしまったものはその上は枯れる.....ということだったので、ショック。ネットでも検索してみると、立枯れ病の方が似ていそうだったので、ほんとに落ち込みました。立枯れ病も枝や茎が変色して、それらが一周した後、それから先が枯れる.....というらしく、うちのも気付いた時はまた1/4程度だったのですが、だんだん広がっていき、3/4以上になってしまい、これは立枯れ病なのだと思い、何か対策を打たなくては....と、立枯れ病に効くという「ベンレート水和剤」を買い、撒布してみました。うどん粉病などを初め、カビに関連する病気の予防と治療をしてくれるというので、まさに打ってつけでした。

 ベンレートを撒布してから1週間経っても茶色い部分は変わりません。一時期、浸食が治まったかの様に見えたのですが、やはりじわじわと広がっていく様に見えて..........3本植っている中で、一番伸びが良いものだったので、かなり落ち込みました。もし枯れてしまうのならそれは仕方ないし、まだ残り2本あるのだからそれを育てようと諦めたのです。しかしその後も枯れる様子は無く、ぐんぐん新芽を出していて、弱っている様子はありませんでした。ちなみに、うどん粉の方は、ベンレートとその前に買った「モスピラン・トップジンスプレー」が効いた様で、その頃にはすっかり治っていました。

 その後、6月に入り、鉢から根がはみ出る様になったので、植え替えをしました。それで分かったのですが、茶色く地際の茎が変色していたのは、根っこに近い部分だったから、だったようです。初心者ゆえの早とちりでした。ヨカッタヨ~・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ .....本当に杞憂でしたが、一時期は寝ても覚めてもグラウンブルーのことばっかりで、本当に心配していました。お気に入りの青系のミニバラだったので。


 植え替えした後も、相変わらず伸びもよく、嬉しい限りです。ただ、最近になってハダニが発生して薬剤などで対策しているのですが、なかなか駆除できずに困っています。グラウンブルーの可愛らしいところは、うどんこやハダニなどの病害虫に罹りながらも、懸命に新芽を出したり蕾を付けるところ。けなげというしかない程、頑張りやさんです。摘んでも摘んでも蕾を付けてしまうのですが、早く大きく育てて丈夫な株にするためにやむを得ません。
.........グラウンブルーは病害虫にさえ気をつければ、ぐんぐん成長して思いのほか立派な姿になるのではないでしょうか。立ち性ですし、葉も大きめですし、ミニバラというよりは、バラをコンパクトにしたバラ、という感じがします。

 青系のミニバラということですが、色は、蒼醒めた白色、という感じです。血の気の無い白とも言えるかもしれません。白色のバラでも黄色ぽかったりピンクぽかったりするものですが、これにはそういう色味というのがあまりありません。日光の下で写真を撮るとピンクっぽく写ってしまいますが、夜間の室内の蛍光灯の下では、うたい文句通り、シルバーブルー色に見えます。ネットで「ブルーヘブンに花姿が似ている」と目にしましたが、そういう感じにも見えます。とにかく立派な剣弁高芯咲きです。青バラが好きな人はぜひ育ててもらいたい品種だと思います。


 
 ...........形容するなら、脆弱のお嬢様、ってところかも..........ね? 病害虫に罹りながらも新芽を出しまくる、けなげさが、「べっ、別に病気になんか罹ってないんだからねっ! ほらこの通り新芽もぶくぶく出すもん! (....ハダニとうどん粉で死にそうだけど....)」って感じで、何とも言えません。w (ぉぃ

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プチアートローズ:ニキータ4号プラ鉢入り
ミニバラ:オーバーナイトセンセーション(新苗)
ミニバラ:メッシーナ
オステオスペルマム・シンフォニー:メロン
ハンギングスタンド アンティークリーフ(中)
G-Style ローズスティック ミッツィ 2本

つるものネット 10cm角目 0.9m×1.8m
クレマチス専用肥料 0.5リットル入り
プランター、鉢など


 5月に購入した園芸関係です。

 ニキータとオーバーナイトセンセーションは、強香だということで購入しました。親が育てている木バラやツルバラには強香種が多く、例えばブルームーンの爽やかな香りや、オールドローズの甘い香りなどが、よく香っていたので、やっぱり香らないバラは魅力半減なのかなあ....なんて思い始めてしまって。ところがミニバラには香りを持つものがあまり多くない様です。ちなみに手持ちのミニバラの中で香るものはグラウンブルーのみでした。このグラウンブルーは青系の爽やかな香りがするのですが、何せ脆弱な青系バラなので、株を育てるために届いた時に付いていた蕾を咲かせた以降はまだ咲かせていません。なのでほとんど香りのバラは持っていないに等しいわけで、是非とも強く香るミニバラが欲しいということで、在庫のあった2つを選んでみました。

 オーバーナイトセンセーションは、香るミニバラの代表種みたいで、よくスペースシャトルで宇宙に運ばれて香りの実験に使われた....と肩書きがあります。花姿も高芯剣弁咲きで花弁数も多く、花径も大きめなので、香り以外のスペックも満足です。届いた苗は新苗の筈なのですが、樹高が既に60cm近くあってミニバラとは思えない姿にびっくり。なかなか売れないので育てられていたからでしょうか。
 花を咲かせたのですが、確かに強く香ります。くんくんといつまでも嗅いでいたくなってしまいます。端から見られたら怪しいかも? いや! これぞバラの醍醐味の1つに違いない! 

 ニキータも強香というスペックでしたがオーバーナイトセンセーションほどではないようです。(もちろん香りますよ) 咲き方がちょっとオールドローズの様な感じで、色合いも適度にくすんだ赤色でなかなか素敵です。こちらはまだ苗が小さめでしたので、これからです。

 ちなみに....以前に買ったノアールやノビリティ、そして今回の2品種は、全て接ぎ木されていたのですが、接ぎ木されている方が個人的には安心出来ます。成長もすごく良いし、何より地際がしっかりしているので病害虫に強そうなので心強いです。ノアールはたまたま当たりだったのか、図太いシュートが現れてグングンと伸びています。あっという間にメインの幹になりました。


 ミニバラのメッシーナは近所のスーパーに売られていたものです。最近、このスーパー、植物がよく売られていて、以前よりミニバラの数が植えていて、ちょうどオレンジ色のがあったので買ってみました。今まで買ったハクサンのものは、寄せ植えにして楽しんでいます。ちょうど今、他のも咲き始めてカラフルになり賑やかになりました。


 オステオスペルマムは、園芸店で衝動買い。宿根だというのでいいなと思って。......一年草は文字取りその年で終わってしまうので、勿体無いというかあまり楽しめないので........個人的には避けています。できれば開花期間が長くて多年草のものが良いです。(なので四季咲きの香るバラというのは、まさに打ってつけなのです。) このオステオスペルマムは、品種改良で開花期間が長くなったもののようで、今でもまだ蕾をつけて咲き続けています。メロンを選んでみたのですが、これって夕張メロンのメロン色ってことですよね。微妙なオレンジ色が気に入っています。


 ハンギングスタンドは、文字取り吊るすためのスタンドですが、格子状になっていたのでツルを絡ませるのにも最適だと思って、クレマチスのために買いました。加えてナスタチウムをハンギングしています。クレマチスはようやく蕾をつけ始めました。ナメクジに葉っぱをボコボコにされているのが悔しいですが。蕾も喰われたら........許さんっ!

 スティックの方は2つ買って、アサガオのネットを間に張ろうと思っています。肝心のアサガオはようやくツルが伸び出すというところ。こちらも楽しみです。


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 思えば4月からずっと、毎週日曜日は花いじりばっかりしています。2、3月はまだ色々買い込む前だったので数も少なかったし、やることも鉢の植え替えくらいだったのですが。5月の連休も祖父のこともあったので、遠出も出来ず(六本木の新国立美術館へ行っただけ)、ほとんど花いじりでした。近くのホームセンターや園芸店には行ったけど。w  ..........というわけでここ最近、園芸関係に時間を割く事が多いです。


 ミニバラのグラウンブルーが、くどいですが本当に病害虫に弱いので処置に追われています。 最近ようやく落ち着いてきましたが、全然油断出来ないところがグラウンブルー。他の品種のにも罹りやすいものもあるのですが、群を抜いています。

 毎年球根が分球して増えている四葉のクローバー(オキザリス アイアンクロス)が、今年はいつになく爆発しました。今までしなかった、マグァンプ(元肥)をやったり、週に1回ハイポネックス(液肥)を施した結果か、威勢がありすぎ。四葉がおばけの様にでかくなるし(葉の大きさが6〜7cmのものとか)。まあ威勢が良いのはいいのですが、数が増え過ぎてしまいました。今までは分球した分も含め全て植えていたのですが、来年からは控えようと思います。人に分けよう....かな。でも四葉のクローバーっていっても所詮オキザリスだしなあ....あんまり珍しくもないし........でも誰にでも育てられるし、悪くもないか。


  数が増えると、植え替えや水やりも大変です。ミニバラは消毒もしなくちゃいけないし、2、3時間なんかはあっという間です。でもそれだけ植物と接しているという意味もあるので、それもまた楽しいのも事実ですね。おかげですくすく成長しています。このところの暖かい気候のせいか、日に日に大きくなる姿を眺めていると嬉しい気持ちになります。(^∀^) 

..........で、そんな気分をぶち壊してくれるのが、病害虫。葉が斑点になってる.........裏を擦ってみると案の定、赤く指に付く.......ううぅ、ハダニだ.......。あぁぁ、こっちはうっすらと白くなりかけてる.......うどんこ病だ..........ハ〜('・c_・` )  土の病面がぬらぬらてかってる...........いるんだろうな、と鉢底を覗いてみると、うわ.......ナメ野郎が張り付いてる........。
 こんなのが度々あるので、気分が落ち込むときもあったりもするのですが、だからこそ花が咲いたり大きく成長した姿を見た時は、ずっと眺めていたくなる様な、満足感を感じます。

「愛でる」ということなのでしょうね。
 

 話は少し変わりますが、今年になってふと気付いたのですが..........なんだか今年は風がよく吹くような気がするのですが、気のせいでしょうか。鉢がいつの間にか倒れてたりとか、伸びたコルディリネが折れそうな程、風に吹かれて、しなっていたり.........たまたまなのか、今年は風に煽られています。出来るだけ日光に当てたいのでベランダに出すのですが、それをためらってしまう日もしばしばです。支柱を立てたりそれなりの対策はしたのですが、クロユリは茎が折れてしまいました。なんとかセロテープで巻いて処置したのですが、また別の部分が折れてしまったりと、クロユリは風に弱い様です。花も咲き終わったのでニオイもないし今は窓際に置いています。夏の暑さに弱いって言うので心配です。花後の地上部はなくなってしまうので状態を確認出来ないし......。


 まったく......日当たり、温度、鉢土、水やり、肥料、病害虫.....植物によって様々なので、頭がこんがらがりそうになります。まだまだ欲しいのが色々あるのですが、きちんと管理出来る範囲内で育てることを念頭において楽しみたいと思います。

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