Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

園芸 アーカイブ
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プチアートローズ:ノアール4号プラ鉢入り
パティオローズ:ノビリティ4号プラ鉢入り
クレマチス:ロマンティカ3号ポット
ハイブリッドカラー:シュワルツワンダー1球入り
黒ゆり(クロユリ)2球植え3.5号ポット
アサガオ(イポメア):桔梗(ききょう)咲き混合


4月末に購入した草花です。

 母の日のためにと買ったのが「ノビリティ」だったのですが、今思えば選択を少し間違えた気がします。香りが強いものとか豪勢な雰囲気のとかにすれば良かったかもしれません。アイボリー色で花弁の端にピンク色のグラデーションが掛かる品種らしいのですが、付けていた蕾が開いたものはアイボリー色のみ。蕾の状態では確かに先端がピンク色がかっていたので間違いではないですが、あまり濃くは出ないのかもしれません。屋外に出して太陽の光を浴びていたのも原因の1つだと思います。しばらくは株を育てるために蕾がついても切り落とすつもりなので見られませんが、次咲かせるときは咲く直前に半日陰に移そうと思います。ちなみに花径は4cm〜5cmぐらいで、思ったより小さい印象。花弁数も少ないです。その分、花はたくさん付く様なので、とにかくまずは株を育てていきます。

 ノアールは以前から欲しかった品種です。剣弁でベルベットの質感の花弁で、かなりダークな赤色、ということで、多くの人がイメージするバラの中の1つを象徴する姿だと思います。いわゆる黒バラなのですが、「ノアール」はフランス語で「黒」を意味するんですね。最近になって蕾をつけ始めたのですが、切って株を育てようか、それともまずは花を拝もうか......悩んでいます。咲かせない方が成長は進むので、新苗の現状としてはその方が良いのですが...........やっぱり見たい.....見たいですよねえ。ここを我慢出来るかどうかがバラ育成の上級者か否か、とネットで目にしました。...........う〜ん。

 クレマチスとハイブリッドカラーは、単純に黒系の花ということで、在庫に在ったものを選んでみました。ハイブリッドカラーの方はかなり黒っぽいらしいですが、クレマチスの方は、濃紫色みたいです。このクレマチス:ロマンティカ、これもベルベットの質感を持つ花弁だとか。ダークな色彩は大人の色。あぁ.....早く花が見たい。クレマチスはポット苗で、カラーは球根の状態でしたので、これからこれから。ちなみにネットで画像を探してみると、ロマンティカの花姿はリンク先のよりも、もう少し見栄えのする感じです。


 クロユリ..........これも黒い花ということで買ってみました。黒百合......なんて書くと、妖しくも美しいイメージが沸きますが、はっきりいってそういうイメージはほとんどありません。まずユリの名前がついていますが実際はユリに近い仲間だそうで、咲く花もユリの様な大きなものではなく、3cm程度のちっちゃな花をつけます。俯き加減で咲くところはユリと一緒ですね。

 買った後に調べて知ったのですが、このクロユリ........臭いのです。花に独特のニオイがあって、誰が嗅いでもたぶん臭いと思うに違いありません。ネットで見た中に「お父さんの靴を脱いだ直後の蒸れた靴下」とかなんとか形容されていたのですが、まあそんな感じ。花は届いてから直ぐに咲いたので、嗅いでみましたが..............うっ、って感じ。学校のトイレに2週間近く、濡れっぱなしのまま片隅に放置させられていた、雑菌一杯の雑巾のニオイ......って感じかなあ。ベランダや窓際には置けません。w そんなニオイ故に、ふつう受粉はミツバチや蝶ですが、このクロユリの場合は、ハエ、だそうです。うっそ〜?と半信半疑でしたが、ふと窓越しで眺めていた時、体中をまっ黄色に花粉を付けて、花にしがみついていたハエを目撃しました。.........本当にハエが寄ってくる........。なんて花だ。それでもクロユリは意外に人気があるようで、すぐに売り切れてしまうらしいですが........たぶんみんな名前に惹かれて買ってるんじゃないかなあ......。ニオイの事は知らない人も少なく無さそうな気がします。


 朝顔は、小学生以来です。変化アサガオの1つだそうで、アサガオらしくない花姿だし、つる性なので、真夏の日よけ代わりにいいかなあと思い買ってみました。ようやく蒔いたタネのほとんどが発芽したところです。ツルが出る頃になったら、合わせて購入したネットに絡ませたいと思います。


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後日談

ミニバラのノアールは、結局咲かせました。蕾の頃は、かなり黒に近い紅色です。開花が進むにしたがって徐々に黒が薄れていく感じ....でしょうか。花弁は本当にベルベット状で、思わずなでなでしたくなります。ちなみにリンク先のデータはミスがあって、同シリーズの別の品種のデータになっています。強香じゃないしラベンター色でもありません。w 花径は5cm前後らしいのですが、まだ少し小さかった。株が小さいのもあるかな......。

 黒百合ですが、いろいろユリを調べていたら、「個人的にはこれが黒百合」と思えるユリを見つけました。「ランディーニ」というアジアンティックリリーの品種。画像はこちら。「ランディーニ」

 黒というよりは黒紅色という感じですが、雰囲気満点でしょう? ...........悔まれるのは気付くのがちょっと遅くて、ユリの球根の出荷時期(=販売時期)を逃してしまったということ。来年までおあずけです。(待てね〜)

† 00:41 | コメント (2) | トラックバック | Topへ▲ †

 母の日なんてもう十何年も何も贈っていない親不孝ものですが、少しは園芸(...とはいっても鉢物ばかりですが)もわかってきたので、何か贈ることにしました。ちょうど自分も欲しいものがこの時期に入荷したので、合わせて苗やら球根を買ったのですが、届いたものを見ると、想像以上にしょぼすぎ...........。(・ω・;)


 以前、セントラルローズでミニバラを買ったときは、ギフト用でもない只の苗なのに蕾もたくさん付けていたので、そんなのを想像していました。が、今回はバラだけで無く他の植物も合わせて買おうと思ったので、別のネットのお店で購入したんです。セントラルローズの様なナーセリーではなくて、実店舗を持たないネットショップ。

 一応、母に贈ろうと思って頼んだバラは、蕾は2つほど付いていましたが、本当に小振りで接ぎ木してまだわずかというような有り様。本当にしょぼい。...........まあお店ではきちんと母の日用の商品ももちろんあったし、苗なのだから届いた時点で観賞出来るはずなどない事も承知していたのですが、想像を超えていました。w


 この状態で贈っても、あまりの貧相な様(さま)に嬉しい気持ちにならないだろうし、バラはともかく、他のものについては、たぶん..........枯らしてしまうと思います。いや、両親は園芸はとても好きで、庭にはたくさんの植物で覆われています。ただ.......最近自分でも植物を育てる様になって気付いたのですが、親は長く色々植物を育てている割には、知識があまりない様なんです。枯れてしまうのも苗がもとから悪いものだった、とか、強い西日が.....風が当たるから....日が当たらないから.......とか。もちろんそういう場合も実際にあるとは思います。でも、バラの育ちが悪い....というので見てみると、うどんこ病になっていたり、ハダニなどの虫がついてたのですが、うどんこ病をどうやら知らなかったらしい..........のです。今の今まで。

 ..........植物が好きな割には枯らしてしまうものも思い返してみると多い気も........。誰かから貰ってきた苗を自分にも分けてもらって育てると、母の方のはいつのまにか無くなってたり(....つまり枯れて捨てていた)というのも今までに幾度かありました。自分が植物を育てる様になった1つのキッカケに、親が枯らしかけた植物をひきとって面倒を見る様になった、というのがあります。


 そんなものだから、しばらくは自分で育ててみます。
育てているうちに愛着が沸いてきて、結局贈らなかったり...........したらどうしよう。w それはそれで植物は喜びそうだけど...........う〜ん.........。やっぱり多少値が張っても、ギフト用のものにすればよかったのかな。もしくは切り花とか。


(2007/4)


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 もう母の日過ぎちゃったし..........苗ものを買ったけどまだ見せられない.....と、それとなく伝えてあるから、まあ夏前辺りにでも贈ろうかな。その時もまだ貧弱だったら...........仕方ない、来年の母の日に贈ろう。w

† 00:47 | トラックバック | Topへ▲ †

 4月、5月と.....いろいろ苗を買ってしまい、いきなりベランダが賑やかになってしまいました。まだまだネタがありますので、新たに「園芸」カテゴリーを用意してみました。ガーデニング.....と呼びたいところですが、鉢物ばっかりですし、まだそれほど数もあるわけでもないので、ひとまず園芸、ということにしておきます。(ガーデニングの和訳は園芸だからおんなじなんだけど。)

 以前書いたもののなかで、園芸に関する内容だったものも、合わせて園芸カテゴリーに分類し直しておきます。


 ということで、カテゴリー新設ついでに、所有植物をメモっておきます。一応古い順。(4、5月に購入したものは除く)


ポトス (いわゆるオオゴンカズラ ごく普通のポトス。 枯れかけのをレスキュー。)
ポインセチア(レッドフォックス:スポットライトダークレッド)
ポインセチア 2つ(ホーリーポイント、スポットライト アプリコット...だったと思う。貰い物)
コルディルネ レッドエッジ(貰い物)
ペペロミア カペラータ (これも貰い物)
ミリオンバンブー(=ドラセナ サンデリアナ)
シコンノボタン(貰い物....というより枯れかけのを押し付けられた.....w)
四葉のクローバー(オキザリス デッペイ アイアンクロス)
黒松の盆栽 
パキラ
シコンノボタン(これは買ったもの)
ナスタチウム(貰い物....ってことになるね)
アイビー(ヘデラ)
ポリシャス
クロトン
ミニバラ パティオヒットパレス: コーネリア
ミニバラ 品種は詳しくは分からない。たぶん....ハクサンのRoses Forever 9シリーズの、パリ、アンティーブ、ピサ
ミニバラ セントラルローズ:グラウンブルー、モーニングブルー


............だいたいこんな感じです。
観葉植物が多めです。

 園芸を始める....というより植物を買う様になったのは、一人暮らしでいなくなった弟の部屋においてげぼりにされて、しおしおになって枯れかけていたポトスを救助(wしたのがきっかけです。その後、貰い物や、母が枯らしかけたもの、興味がなくなって放置気味にされていたものを譲り受けたものが幾つかあったのも、その後の購買意欲を高める原因になっていたように思います。

 ポインセチアがコナジラミでやられてしまい、枯らすわけにはいかないとネットで育て方を調べたり、花が咲かないシコンノボタンを咲かせるためにやはり育て方を調べたりしました。


 四葉のクローバーあたりから、それまでは「ただ世話をしている」という感じから、「愛着を持って育てる」ようになった気がします。また、それまでの貰い物やミリオンバンブー、パキラなどはみな、ポット苗のもので、とてもちっちゃな状態から育てていったので、ちょうどその頃にそこそこ大きくなって「育て上げた」達成感もあったのだと思います。


 ちなみに........黒松の盆栽は訳があります。亡くなった祖母の遺品整理で親戚がいろいろ持ち帰った後に、庭の片隅でぽつんと放置させられていたのが、この盆栽でした。家は取り壊されて敷地(庭)の半分は、うちの父のものになったので、残った植物がこの盆栽だけというわけではないのですが、誰にも拾われなかったのが不憫で、親も盆栽には興味がないようだったので、貰う事にしました。.........正直、自分だって盆栽は分からないし、その盆栽にしたって、ごくふつうの、どこにでもありそうな盆栽でしたから、興味はありませんでした。それにしばらく放置されていたので、半分ほど枯れかけてしまっていて、姿も決して見栄えのするものではありませんでした。 何とか今でも(残りは)枯らさずに育てられていますが、株自体が弱ったままのようなので、ちょっと心配です。


 ナスタチウムは、友人の結婚式の引き出物に入っていたタネを育てたもの。一年草と思われていますが、寒い冬になるまえに室内へ取り込んであげれば越冬できることを知ったのが遅く、枯れてしまったのですが、花後に実ったタネは保存しておいたので、今年それを蒔いて、無事発芽、すくすくと育っています。


 .........あとは、以前のブログでも書いたと思いますが、何気なくいつものホームセンターではなく、大きな園芸店へ行って、大輪の花を咲かせるパティオローズを見つけて購入以来、どうやらミニバラに嵌まった模様。w 青系のミニバラで、まだ稀少な品種の「グラウンブルー」を手にしてしまったのがトドメという感じです。それがまた脆弱で、病害虫にかかりまくりで、いつのまにか薬剤がコレクション状態になるし、バラの育て方や品種を調べていった結果と、ちょうど新苗が出回る春先だったので、冒頭に書いた通り、4、5月にいろいろミニバラを買ってしまいました。w


 ちなみにどうでもいいような箏かもしれませんが、リストアップした植物は、すべて今もあります(育てています)。枯らしたものはありません。.........厳密に言えば、ペペロミアは根腐れさせてしまって本体は枯らしてしまったのですが、地上部が枯れる前に切って、挿し芽をして助けました。


 今ではベランダや室内が植物だらけですが、賑やかですし、目の保養にもなるし、療されているかも。それほど多くはありませんが、緑に囲まれて幸せかも。

† 01:50 | トラックバック | Topへ▲ †

 今年に入ってからミニバラをいくつか購入しました。

園芸店で大輪のミニバラを見つけたのがきっかけでした。今までミニバラと言うと、高芯剣弁咲きなどの花形ではなく、カップ咲きのような可愛らしい花形で、花の大きさもミニチュアなので、いまひとつ魅力に欠けていました。地植えのバラの様なボリュームのある華麗なのがあればいいのに.......と思っていたのですが、あるんですね。


 パティオローズとも呼ばれるそうですが、木バラとミニバラの中間の大きさのバラのようです。見た目が木バラによく似ているのに全体のサイズはコンパクト....だけど花だけは大きめに....と、ツボを押さえたバラですね。でもミニバラの方に分類されていますね。

 園芸店で見たミニバラには、大輪で屋内でも育てられるというので、いくつかあった中から「高芯剣弁咲き」っぽいのを選んでみました。後に調べて分かったことですが、買ったバラは、ブロメリア・ギフから出ている「PATIOHIT・PALACE」シリーズの「コーネリア」というバラでした。よく見たら、高芯剣弁咲きではない気がします。ちょっと花弁が丸い感じ。店頭ではもっと尖がっている様に見えたのですが。

 とにかく、その花の大きさが気に入りました。花径は最低でも5cm以上はあり、四季咲きのバラを屋内で育てられるのですから、感激です。鉢に付いていたタグにURLが記載されていたのでアクセスしてみたら、他にも色々と素敵な種類があって、最初から分かっていればあっちのにしたかなあ.....なんてちょっと複雑な心境でした。でも気に入っていますよ、もちろん。買った時についていた蕾も全て開き、切り戻しをしてあげて再び新芽を出し、また蕾がつき始め近いうちに開花しそうです。苗自体もしっかりしていましたが、下葉が黄色くなって多少落ちてしまいました。環境の変化のせいだと思いますが、後述の後日買ったバラの方は落葉はしなかったので、あれこれ勘ぐってしまいます。


 その後、すっかりミニバラに魅入られてしまって、今度はスーパーに売られていたミニバラが1つ100円だったので、赤/黄/白の色違いをまとめて買ってしまいました。こちらはいわゆる普通のミニバラで、花径も3cm程度でカップ咲きのもの。ミニポットに植っていたので、買ってすぐに大きな1つの鉢にまとめて植え替えをしました。赤のミニバラは売れ残りで具合が悪いものしかなかったので、ダメ元で買ってみたのですが、案の定3本植っているうちの2つは枯れてしまいました。ですが、残りの1つは非常に元気で、切り戻し後すくすくと伸びて、他の色のものより早く、一番に再び開花しました。ただ..........園芸店でない(専門ではない)からか、どうやら病害虫持ちだったようで、買ってから数日後にはハダニが発生しました。ちょうど開花後だったし時期的にもグッドタイミングだったので、ばっさりと切り戻しをしました。ちなみに、品種は販売名からハクサンだと分かりました。花は今見られないのでそれ以上は断定不能。


 話はそこで終わるはずだったのですが............ネットでミニバラについて色々調べていたら、ブルー系の大輪のミニバラがあることを「知ってしまい」、急遽、購入してしまいました。

 なんでも新種ということもあってあまり出回らないらしく、すぐに売り切れてしまう.........なんて情報を「知ってしまった」上に、運良く見つけたネット上のお店で購入可能だったので、買ってしまいました。だって「在庫があと3個です」とかなんだもの。青色がアイデンティティカラーな自分にとって、ブルー系のバラが手に入るなんていうのは、まさに願ってもない事。値段も鉢付きで980円。買うしかないだろ、って具合で即購入しました。送料+代引きで1000円かかるので何か割りに合わないな....なんて思ってしまって、同じく青系の別の種類のミニバラ、それに薬剤と肥料も合わせて購入しました。

品種名は「グラウンブルー」と、「モーニングブルー・オプティマ」

 ネットで花を買うのは初めてだったのですが、サイトを見てみると信頼出来そうだったので特に不安はありませんでした。実際に届いたバラは、蕾の付きもよく、葉の色も健康そうで、とてもしっかりしていました。大振りの蕾がいまにも開きそうな、ちょうど良いタイミングで送ってくれたようです。

 どちらのバラも届いてから2、3日後に開き始めました。どちらも気に入りましたが、「グラウンブルー」のほうは本当に感激してしまいました。形良し、色よし、香り良し..........高芯剣弁咲きの華麗さ、青紫色を薄くした様な色、それに香り。香りは別になくてもいいかな、なんて思っていましたがとんでもない! 色から想起させるような、何となく爽やかさを感じる甘い香りです。色もサイトに載っているものよりももっと青紫色ですし、花の形も本当に剣弁です。サイトの写真はまだ開ききっていない状態のもののようですね。「モーニングブルー」も青系ですが並べてみると、「グラウンブルー」がいかに青いかが分かります。「グラウンブルー」が青紫ならば「モーニングブルー」は赤紫といった感じです。


 ただし、「グラウンブルー」は病気に弱いらしく「上級者向け」なんて書かれています。.....................だ、大丈夫かなあ。でも見た感じ、本当に良い状態です。葉っぱも黄色くなっていないし、つぼみも次々と開いています。室温と湿度はなかなか良い状態を保てているので、あとは適切に育てていけば大丈夫なんじゃないかなあ......なんて思ったりもします。が....やっっぱり心配だよお。気になってしかたないです。まるで病人を看病しているみたいな..........そんな気さえします。まだ病気になっていないのに!....ってなっちゃあ困るけど。

† 00:21 | トラックバック | Topへ▲ †

 園芸の話題です。ご飯を食べながら見ている人(行儀悪いw)や虫が苦手な人は、読むのを避けて下さい。


園芸....という程ではないのですが、部屋にいくつも鉢植えの植物を置いています。春になる手前のちょうどこの時期に、剪定や土・鉢の植え替えなどをしたりします。

今年はいつもより早めに取りかかるはめになってしまいました。虫が湧いてしまったからです。


 植物に虫(害虫)はつきものなので珍しいことではありませんが、部屋の中で鉢同士を密着させて置いていたこともあって、いつのまにか蔓延してしまっている状態になっていて、血の気が引く思いでした。((;・д・))ガクブル もちろん病害虫に強い植物もあるので周りで蔓延していても平気なのもあったのですが、ポインセチアとミニバラ、それにパキラはかなり虫が湧いてしまっていました。


 ポインセチアはクリスマスシーズンに見かける、大きな葉が赤く(ピンクやオレンジのもある)色づいている、実はメキシコの植物なのですが、余談ですが、店頭て売られている様に色付けるのは実はけっこう手間が掛かります。短日処理といって秋頃から大体45日以上、毎日、光を当てる時間を短くするために、段ボール等の箱で覆う必要があります。この作業をしなくてもよいのですが、いつになっても色づかないまま冬を越してしまいます。(ほんの少しは色がつきますが)

 そんな作業をなんとかやり終えて、販売されている様なものにはいかないものの、なんとか色づけできてしばらく鑑賞していました。それらのポインセチアのほとんどは昨シーズンに買ったものや、それを挿し木で増やしたものなので、自分で消毒したことを過信してしまい、放ったらかしていたのがいけませんでした。何気なく葉の裏を見てみると...............虫がびっしり..........。ポインンセチアだからたぶんオンシツコナジラミだと思うのですが、湧いてしまっていました。ただ、2、3年前に初めて買って何も知識を持たない頃に同じく大量発生させてしまったことがありましたが、その時程ではありませんでした。

 後の祭りですが、最近になって知ったのですが、同じ薬剤で対処していると効かなくなってしまうんですね。なので違う薬剤を交互に使うことによってうまく駆除できるのだそうです。

 まあそんなことも知らなかったのもあるのですが、けっこうな発生具合だったし既に新芽が出始めようとしていたので、少々早めでしたがばっさりと枝を切ってしまいました。(剪定)  もう、そのついでだと思って、土の植え替えも同時にしてしまいました。古くなった土を落としたり、成長していっぱいになってしまった根を切ったりするのですが、今回、土を落とすのにちょっと今までとは違う方法で落としてみましたが、これが効果があった様に思えます。

 それは、水を張ったポリバケツの中に入れてしまう方法です。半身浴みたいなものですね。鉢から取り出した状態....つまり鉢形に土が塊になっている状態から今までは手で揉み解す様にとか鎌やシャベルを使って土を落としていたのですが、それだとどうしても根もブチッと一緒に切れてしまうんですね。春先の暖かい頃ならばまだ低ダメージで済むかもしれませんが、寒さも厳しい2月でしたので、ばっさり葉っぱを落としてしまった上に根も切ってしまうと、かなりまずそうだったので...........水に付けたわけです。

 水に浸すとどんどん土が沈殿していくので根を痛めずに土だけ落とせますし、水に弱い害虫もまとめて駆除できるので一石二鳥! というわけです。


 中でも一番効果があったのが、パキラでした。
パキラは熱帯地方の植物で、本来ならばヤシの木のように十数メートルにもなるらしいですが、日本においてもそこまではいかなくても、ぐんぐん大きくなる観葉植物です。買ったパキラは、最初はすごく小さくて机に置いておく様なかわいらしいものでした。200円とかそのくらいだったと思います。背丈15cmくらいだったものが、2年で60㎤程度にまで成長しました。育てている植物の中では一番の大きさになってしまいました。よくお店で売られている大きめのパキラは、枝を三つ編みの様に編んで上の部分だけ葉を残してあるものが多いですが、ああいうのだと背丈はありますが幅を取らないので良さそうですが、小さな頃からそのまま大きく育ってしまっているので、横にも大きく生長してしまっているんですよね.....。葉っぱも長さが30cmくらいあるし......。でも貫禄が出てきて嬉しいです。

 そんなパキラ、病気にもならず虫もつかず、何の問題もなくこれまで育っています。他の植物の植え替えのついでに何気なく受け皿を見てみたら........................ハダニがびっしりといるではありませんか。ふつう葉の裏にいるので気付くので、これにはびっくりしました。なんか心臓に悪い光景でしたよ。一瞬、心臓が止まった気がします。w((((゚д゚)))))  葉の裏には1匹も付いていなかったので見落としていました。受け皿なんて普段見ないし。

 受け皿にびっしりいたということは、土の中にも相当いるのだと思って、土の入れ替えを決行。先述の様にバケツの中に入れてしばらくすると................、水面に無数の蠢く白いものが。ハダニですね。この作業中にも血の気が引く思いでしたが、綺麗さっぱりにしてあげました。新しく用意しておいた土を入れてあげて、これで今年もまた一段とビッグになること間違いなし! 


 余談ですが、虫といってもちょっと違う虫を今回見つけました。
去年の夏に買ったシコンノボタンの土の入れ替えをしていた時のことです。鉢から取り出して少し土を落としていたら、何かがぽとりと落ちました。見ると..........これもまた血の気が引く光景が........。ずんぐりむっくりと元気よく育っている(?)カブトムシの幼虫みたいなのが現れました。たぶん体長5cm以上はあったはず。初めて入れ替えをしたので、出荷時からまぎれ込んでいたことになります。いきなり明るい陽の下に放り出されて、「ふわ〜っ、誰だ〜眠りを覚ますのは〜やめて〜」てな具合にむくむくと動き始めているのを見ていると、ちょっと気の毒な気分に。とはいえ、このまま鉢に戻すわけにもいかないので、外に運び出して、地面に穴をあけてその中に入れておいてあげました。冬でも地中はあんがい暖かいというので、たぶん大丈夫だと思うのですが。


 まあそんな感じで、虫との遭遇や戦いは絶えません。暖かくなって屋外に出しておくと、またいろいろ寄ってくるし。去年はナメクジに悩まされました。毎朝鉢を持ち上げてみるとそこにはナメクジが.....。1匹とかじゃないんだから。アブラムシとかも湧くと長い戦いになります。なので、テントウムシ(ナナホシテントウ)やカマキリ、クモは、大歓迎です。「獲物は用意してあるので、いつでもお越し下さい」状態。w 地上戦にはカマキリが、空中戦にはクモが、アブラムシのゲリラ戦にはテントウムシが大活躍。だいぶ助かっています。大きめのジョロウグモは不気味なので駆除してしまおうかと思ったりもしますが、やはり擁護しています。今年は、植物の周りにハエトリソウ(ハエジゴク)やウツボカズラでも置いて育てようかな、と企んでたりします。華麗に咲くミニバラの傍らに食虫植物なんて.........なんかデカダンス。

† 01:11 | トラックバック | Topへ▲ †

 芽が出て良かった〜!

.....もう1ヶ月程前の話なのですが、育てている四葉のクローヴァーが芽を出してくれました。
この四葉のクローヴァー、実はオランダ産です。去年、都美でフランドル展(フェルメールの絵が来た展覧会)のミュージアムショップで見つけて買ったものです。4cm程の小さな箱の中に、これまたちっちゃな鉢とピートモス、それに1cm程の球根が4つ入っていました。確か....いくつか種類があった様な気がします。小箱にイラストが描かれていて、葉っぱだけのもの、花の付いているものなど、3種類程あったと思いますが、単純に四葉のクローヴァーが欲しかったので、葉っぱしか描かれていないのを買ったはず....なのですが、なぜか花も咲いてしまいました。小さなピンク色の花でかわいらしいです。ちなみに、葉っぱは本当にどれも四葉になっています。中心が紫色に染まっている葉っぱで、葉自体もかなり大きめで、気に入っています。

 育てるのも簡単で、明るい日陰で普通に水やりをするだけで、どんどん芽が出て花も咲くし、枯らし屋でもたぶん大丈夫。w 秋頃になって花も咲き終わり、葉も枯れていってしまったのですが、球根だったため、次の年もまた芽を出すのではないかと思って、球根を取り出して保管しておきました。たくさん分球していてこれで再び芽を出せばもっと爆発(wする!と思って楽しみにしていたのです。

  それで、今年の春先に、再び植えたのですが、.....一向に芽が出なくて......かなり心配でした。水のやり過ぎで腐らせてしまったんじゃないかとか、球根を取り出すのが遅過ぎたんじゃないかとか、あれこれ心配していました。

 でもようやく先月、芽を出し始めまして、今では花も咲き、分球した球根からも芽を出している様で嬉しいです。..........これだけ四葉のクローヴァーがあるんだからめちゃめちゃハッピーになっても良さそうなんだけど。w ..................だめだなあ。ハ〜('・c_・` )


 ちなみに、四葉のクローヴァーといってもクローヴァーの種類ではなくて、調べた感じでは、どうやらオキザリスの種類の様です。でも、国内で売られているオキザリスや四葉のクローヴァーとして売られているものとは、少し異なる様です。見かけるものは、花の茎は伸びているのですが四葉の茎はかなり低くて、普通に葉っぱがあって花が咲いている様な感じなのですが、うちのは四葉も高く伸びています。普通にクローヴァーだと分かる雰囲気です。

 写真は......どうしようかな....。撮るのは面倒くさくないけどアップするのが面倒くさい...........。

† 01:49 | トラックバック | Topへ▲ †

 サントリーが、青バラを作り出すことに成功したそうです。
いままで培ってきた色素を取り出す技術により、うまく青い色素を取り入れることができたのだとか.....。写真も見ましたが、まあ確かに今まで作られた「青バラ」と比べれば格段に青い、です。それは素晴らしいことです。

でもね.....。

 なぜか少し哀しくなってしまいました。
それは、大企業が巨額を投じて成功した暁には莫大な利益が見込めるとビジネスで研究/開発しているからです。もちろん、青バラが欲しい人はたくさんいらっしゃるでしょうし、今まで不可能だと思われたものが手に入るかもしれないのですから、そういう方達にとってはこの上ない喜びでしょう。

 「青龍」を作り出した、あの方の長年に渡る努力と研究、そしてなによりもバラを愛する情熱......、あのひたむきな姿を思い出すと、今回の話は実に哀しいのです。だって、本当に青バラを生み出してくれるのは、あの方だと思っていたから。
「ブルーヘブン」を生んだあの方も同様です。.....本当に本当にバラが大好きな方なんです。もうどちらもご年配の方です。人生を捧げてきたといっても言い過ぎではないでしょう。

.......一言言わせてもらいますが、今回のあの青バラよりも青龍やブルーヘブンの青バラのほうが個人的にずっと奇麗だと思います。上の感情を抜きにしても。

なんでも色が濃ければいいってもんじゃない。青龍やブルーヘブンの、あの憂いを帯びた銀色の混じった青色は本当に素敵な色彩です。


 実はこの前、渋谷のBunkamuraへモネとルノワールなどの印象派展を見に行った時に、東急の屋上の園芸売場で、ブルーヘブンが売られていたのを目にしました。青バラの苗木を実際にこの目で見たのは初めてでした。.....夢でも見ているかの様でした。目の前に青バラの苗木があるのですから。
 しかし、言われている様に、弱そうな感じでした。交配を重ねるとどうしても病気などに弱くなってしまうのだそうです。...本当に枝も細く弱々しそうな感じでした。それと、値段もやはり高かったのでした。あんなに小さな苗木なのに、\2,500程。

.....でも、今思えば買っておくべきでした。かなり悔まれます。青バラの出荷数はものすごく少ないので、いつでもどこでも手に入る訳ではないようなのです。くっ......。少なくとも群馬県内ではお目にかかったことはありません。(どこかにはあるとは思いますが) うちの親にも、買っておけばよかったのに、とか言われてしまいましたし。というのも、うちの親は、花や木々、植物が大好きでして、ちょっちゅう庭いじりをして庭中が植物で賑わっています。年中花が絶えることがない、という感じです。ツルバラのアーチもアーチが折れてしまいそうな程の勢いだし、塀につたって伸びているものも、すごい量と勢いで(いや本当、ツルバラのくせに育ちすぎて幹の太さがすごいの。こ、これがツルなの?って)、時たま立ち止まって見て行く人も居る程です。

 まあ、欲しがっていれば、また機会は訪れるだろうから、その時は必ず手に入れよう。

† 00:34 | トラックバック | Topへ▲ †

 今日、ポインセチアを買ってきました。観葉植物です。
あの深紅の葉っぱがとても綺麗で、妙に気に入ってしまって。お店で見た時はさほど大きくもないと思って、”爆発してる”ほど威勢のよいものを選んだのですが、部屋に飾ってみたら.......でかい。

 「鎮座」している、という具合。
ちょ、ちょっと大きすぎたかな.......。
 ポインセチアって、なんでもメキシコの花だそうで、水をあまりやらなくても良いみたいですね。葉が萎びて水が足りないのかと思ってしまうのは間違いで、あれば水のやり過ぎで根腐れを起こしているのだそう。
 今まで一年草だと思っていて、冬で終わりだと思っていたらそうではなくて、ちゃんと冬越えできるのですね。昨日、テレビでやっていたので見ていたら、2年目のは、ボリュームがすごい!!! さらに爆発してる。
 温度/日光なども気を付けないといけないようなので、ぅぅむ、大丈夫だろうか。枯らさずに、冬越えしてさせてあげたいです。

† 01:40 | トラックバック | Topへ▲ †

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