Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

園芸 アーカイブ
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 今回の台風は強い勢力のまま上陸し、日本を縦断するコースだったので、警戒していました。群馬にもっとも近づく前日に、鉢物を紐で固定したり軒下に移動させたりさせ、一応対策をとりました。

 しかしダメでした。
今回の台風は風が強く、過ぎ去った後にはことごとく倒れ無惨な状態になっていました。家に入れられるものは入れておけばよかったのですが、あいにく虫が湧いていたので台風の風雨で洗い流してほしく、あえて屋外に出したままにしていたのです。

 とくにポインセチアに発生したオンシツコナジラミが酷く、ちょっと葉っぱを揺らしただけてぶわ〜っと一斉に飛び立つ感じで、その光景は気味悪いほどです。それまでにもホースのシャワーで洗い流したりしたのですが完全に駆除出来ませんでした。一番手っ取り早く効果的なのが、水を張ったバケツに鉢ごとどぼんと沈めてしまう方法なのですが、家にあるバケツでは小さすぎて入れられない大きさなのです。今思えば、薬剤の「粘着くん」を使えば案外駆除出来たのではないかと思ったりもします。


 ともかく、台風の風により、ポインセチアの枝がポッキリ折られました。家にある一番大きいポインセチアは、台風の風でも倒れなかったのですが、枝を折られました。鉢が倒れて折れるのはわかるのですが、風で折られました。やっぱり台風だ。庭木だと、西側に植えてあったユーカリの木が根こそぎ折られました。樹高3mくらいのユーカリなのですが、残念です。

 ウンリュウヤナギ、シラカバ......今までに来襲した台風に折られた木々は、今回は無傷でした。もっとも折られて新しく植えたものだから以前のよりは高くはないのもあると思いますが。結果的には台風の威力からすると被害は少なかったかもしれません。


 ちなみにオンシツコナジラミ、台風の風雨のおかげでほとんどいなくなりました。(^∀^)ヤッタネ あとはホースのシャワーで駆除出来ると思います。これで室内に入れて短日処理できるよ。

† 21:25 | トラックバック | Topへ▲ †

 植物の写真はひさしぶりになりますね。.......正直言うと写真の掲載が滞るのは、いちいちカメラを手にして写真を撮って、それをパソコンへ取り込み掲載したい写真を選び、選んだものをレタッチソフトでリサイズ等し、ブログへアップする一連の作業が面倒くさいからです。(不精でごめんなさい) この暑い夏の時期は水遣りだけでも大変だし、自分が観賞できればそれでもいいや、という気にもなってしまいます。...........あとはやっぱりキレイに花が咲いていないと載せるわけにもいかないという理由もあります。

 ともかく6月辺りからの植物の写真を載せます。

<タチアオイ(アルセア)>

「アルセア:ニグラ」という品種のようです。まさしく漆色のような「漆黒」のタチアオイです。以前にお伝えした様に、去年の春先に苗を2株購入したのですが、どちらも葉をだし株は大きくなったものの去年は咲かず、今年の春先に1つの株を(たぶん)根腐れさせて枯らしてしまい、残った1株を大事に育てていました。去年は見られなかった「空へそびえるような茎」が今年は見られたので、開花を期待していました。

 思った以上に花を咲かせ、大満足です。8号くらいの深鉢で育てているのですが、背丈が180cm近くあります。地植えにするともっと伸びるそうですね。5月の下旬から7月いっぱいまで咲いていました。こんなにいらないと思う程実り、それでも一応収穫しました。咲き終わり種が実りはじめた後、地際から新しい葉をにょきわさと茂らしています。今年も去年同様ハマキムシにやられていますが、去年ほどではないようです。来年も咲かせられるかなあ。


<カラー:左から「ピカソ」「ブラックスター」「モーツァルト」>

去年買ったブラックスター以外どれも咲かなかったカラー。今年は一応咲いてくれました。買った年に咲いた「モーツァルト」の花色が見本と違いクレームをつけたものでしたが、やはり色が違います。本来ならオレンジ色のはずなのです。.......でもこのアプリコット色というか淡い桃色でもそれなりに気に入っています。「ピカソ」は花が若干小さめでしたが、(写真は開花から数日後だったので色が褪せていますが)きちんと紫色と白色の花が咲きました。

 やはり(ブラックスター以外の株が)去年咲かなかったのはその前の年、つまり一昨年に軟腐病にかかり無事残った球根がどれも小さめだったせいなのではないかと思います。...........それでも花付きがよくありません。ネットで育て方を調べたりしているのですが、どうも畑地性のカラーは毎年咲かせるのが難しいみたいです。今年も軟腐病には罹っていないし、球根を太らせることができると思うので、来年も咲かせられる様に育てたいです。

 ちなみにネットで調べた育て方に、春先に球根を植え付ける際、軟腐病を防ぐ為に「ベンレート」などの殺菌剤を球根に付けるとよい、とありました。「薬剤の粉末をまぶす」ということなのですが、今年は少し頭を使って施しました。ベンレートの粉末を何かのトレイにひろげ、使い古した歯ブラシを水で濡らし、それに粉末を付け、球根にまぶすように塗っていく、という方法です。こうすると割と均等に塗れます。


<スイレン:温帯(左)、熱帯(右)>

今年も無事咲きました。熱帯スイレンの屋外での冬越しはこれで2回目。慣れてきて余裕がありました。去年さんざん写真を撮ったので今年は記録程度にとどめています。w そろそろ他の品種も欲しいところです。しかし熱帯スイレンの花付きの良さを味わってしまうと、温帯スイレンの魅力を感じなくなってしまいます。まだ育て方が充分ではないのかも。来年も頑張るぞ。(`・ω・´) シャキーン


<グラジオラス:ブルース>

見本の写真を見て淡紫色と白色のグラデーションが美しかったので、初めて買ってみました。7球入っていたのですが、花を咲かせられたのはたった1つ。どれも茎を伸ばしたのですが、蕾を付けたのはそのうち2つでひとつは蕾を虫に喰われてしまい..........。・゚・(ノД`)・゚・ ようやく咲いたと思ったら、急な夕立の突風にやられ見事に茎がポッキリ。そういうわけで花瓶に挿して観賞することにしました。咲かなかった残りの株は別に枯れたわけではないので、来年リベンジですっ!!(`・ω・´) シャキーン


<シコンノボタン>

2つあったうちの古株の方を冬越しに失敗してしまい枯らしてしまい・゚・(ノД`)・゚・、、新しい株のみになってしまいましたが、無事開花。ほとんど1日で散ってしまうのが残念ですが、この深い紫色の花はとても魅力的です。今年は無理しないで屋内で冬越しさせます。


<アサガオ:(左より)「藤娘」「ヘブンリーブルー」「桔梗咲き」>

今年は「桔梗咲き」の他に新たに2品種の種を買い、育ててみました。「藤娘」という品種は種が5粒ほどしか入っていないのに450円ほどする品種で、巨大輪アサガオの品種らしいです。袋には花径25cmという記録が…と記載されてました。........たぶんアサガオのコンテスト用みたいなものなのではないでしょうか。もしくはマニア向けというか。5粒蒔いて発芽したのは2つ。双葉が出た頃は、葉が弱々しく本当に育つのだろうかと思っていましたが、しばらく伸びた後は順調に大きな葉を付け成長していきました。これだけは別格として地植えせずに鉢で育てました。竹棒であんどん仕立てにしたのですが、成長がよく最後はてっぺんでぐるぐる巻き状態になってしまいました。w それでもかなりの高さにしたつもりだったのですが。
咲いた花は確かに大きく存在感があります。記録の25cmには程遠いものですが、それでも10cmはあったと思います。花付きもそこそこ良く、玄関前に飾ってあります。

 「ヘブンリーブルー」は近年人気のある品種。澄んだ大空のような青。成長も良く花付きも良さそうだったので購入。しかしうちの場合、植えた場所が塀と側溝の間の深さ15cmくらいしかない場所だったせいか、蒔いた時期が遅かったせいか、どうもいまひとつという感じです。写真の通り咲いてはいますが、成長が良いせいか塀のうえ辺りばかりで咲いています。生け垣にならない............。ちょっと今年はみすぼらしい風景になっています。一緒に蒔いた「桔梗咲き」も蒔いたのが遅かったせいかこちらもいまひとつで、全体写真は載せられません。w 

 写真に載せた「桔梗咲き」は去年種を収穫し損ねた、こぼれ種が勝手に地面から出てきたものの花です。こちらは成長も良く、葉も花も去年より大きいものでした。ここで得た教訓は、5月ではなくもう少し早めに種をまく、シードトレイで発芽させるのは良いが、間引くこと。
 ちなみに、今年は写真で実際の深い青紫色に撮れました。これが桔梗咲きの青色の花色です。くっきりと白く縁取りされてそれがまた良いアクセントになって一層青色を目立たせています。個人的にこの桔梗咲きは思い入れがあります。


<番外:カエル>

庭先で様々な昆虫に出くわすのですが、動きも速いのでカメラを取りに戻ってきたところで撮れる訳がありません。このカエルはじっとしていたので(w、カメラに収めることが出来ました。ちょうどクレマチスの葉っぱの上に「佇んでいました」。

 このカエルの他に見かけた昆虫は..........去年とほぼ同じですが、アゲハ、クロアゲハ、ツマグロヒョウモン、カナブン、シオカラトンボ、カマキリ、バッタ、トカゲ、アシナガバチ.......など。今年はミツバチが激減したとニュースなどで騒がれましたが、確かに今年は見かけませんでした。いつもならぶんぶんと羽音を響かせて花に群がっているのですが。

 それと写真は撮れませんでしたが、スイレン鉢に「ヤゴ」がいるのを春先に確認して以来、保護していました。当初はヤゴの生態を知らず、脱皮するのを知らずぶかりと水面に浮かんでいるのを見て、殺してしまったと悔やんだりしました。w どうやら3匹くらいいたようで、トンボにかえるのには水面に上がる必要があるらしく竹棒を鉢底に刺しておきました。いつのまにか水中から見かけなくなったと思った7月初め、鉢の近くに2匹程トンボが飛び交っていたのですが、かえったトンボだったのでしょうか。だとしたら一応任務は果たせたことになるのですが............。ヤゴがいるせいで今年はスイレン鉢の中を洗うことも出来ず、水質が汚れやすく管理が大変でした。無事かえってこれで洗えるとおもいきや、なんだかまた水中に、小さなヤゴみたいな生物が這っていました。((((゚д゚)))))

† 00:24 | トラックバック | Topへ▲ †

 

 
 5月中旬、家の庭先にキジが現れました。
Σ(゚Д゚;)マジカヨ ..........、いや、本当にキジなんです。たまたま日曜の朝、ジョギングから帰って来たところ、ちょうど庭先にいたんです。この辺りは住宅地で、鬱蒼と生い茂る様な森はありませんし、山や丘もありません。その後気づいたのですが、ジョギングをする近くの土手と川の間の河川敷のある付近で、キジの鳴き声を聞きました。鳴く方を見渡すと、森と呼べる程ではありませんが、そこそこ木が生えていました。その後も土手へ行く度に何度も鳴き声を聞いています。が、姿は見られませんでした。(「頭隠して尻隠さず」というのに。) 聞くところによれば、以前から土手の方でよく鳴いているらしいので、そこからやって来たのではないかと思います。それしか考えられません。ペットとして飼うはずがありませんし.......。

でも、やっぱり不思議です。その土手の付近から家までは直線距離にしても1kmはあります。その間はずっと住宅地で交通量の多い道もあります。調べてみると、キジは飛ぶのが苦手な鳥のようです。たしかに庭先で見かけてしばらく観察していたのですが、羽を大げさにばたつかせた割にはあまり高く飛んでいませんでした。2、3軒ごとに各家の庭を拝借しながらやってきたのでしょうか。


 キジをあんなに間近で見たのは初めてでした。翡翠のような美しい緑色の体の色。それと甲高い鳴き声。加えて普段あの位の大きさの鳥は見ないので、まじまじと観察してしまいました。かなり近づいても逃げないし、向こうもこちらをしげしげと眺めていた様にみえました。

 10分ほど居たでしょうか。やがて隣家へ飛んでいきました。...........居なくなってしまったのがちょっとさみしく思います、またたまには来てくれないかな、なんて思ったりもしますが、あれ以降見かけることはありません。一体。何をしに来たのでしょう.........。

 
  Σ(゚Д゚;)!!! も、もしかして、お供にしてほしかったとか! ............あちゃー、あいにく「きびだんご」は持ち合わせていなかったよ.......。キジなんて一番お供にしにくい動物だよなあ。犬なら普通に飼われているし、猿だって日光へ行けばいくらだっているし....、でもキジはどこにいるかわからないもん。で、鬼退治しろって.....鬼はどこだよ..............。あ、町内にそういえばあったな......893の事務所が。

 .......退治は無理です。 (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

 
 
キジ現れる-動画
動画にもちょこっと撮りました。キジってかわいいね。

† 00:12 | トラックバック | Topへ▲ †

 前にお伝えした通り、ミニバラとクレマチスの写真を載せます。ただし、今春は撮影のタイミングを逃してしまい、あまりよい写真が撮れませんでした。今年はちょうど開花時期に高温となる日が続いたせいか、花の色があまり良くないように思えますし、開花期間も短めででした。.........去年を振り返ると開花期間など同じ様な感じだった気もしますが、去年はタイミングを逃さなかったから良いのが撮れたのだと思います。


<ミニバラ:グラウンブルー>

2つの写真はそれぞれ別の鉢です。2枚目の方は、撮るのに失敗しました。見苦しくてごめんなさい。去年よりも花付きが良く、一気に開花した感じでした。そしてあっというまに開ききってしまいました。花付きが良かったので、よく香りました。今年で3年目ですが、このグラウンブルーだけ今のところうどんこ病に罹っていません。はっきりいって手間要らず。購入当初は脆弱すぎてどうなることかと心配していましたが、まったくの杞憂でした。深く剪定しなければ、写真の様にミニバラらしかぬ風貌に変身します。おすすめです。
 
<ミニバラ:ノアール>

相変わらず強力な剣弁高芯咲きのノアール。今年の強剪定の時期が遅くなってしまったせいか、花付きが悪かったです。株の大きさの割に花の大きさが小さめなので、なおさら花付きの悪さが目立ちました。秋に期待。
 
<ミニバラ:コーネリア>

コーネリアと後述のトリルはどちらもパティオヒットパレスシリーズの品種で、それなりにコンパクトな大きさながら大輪の花をいくつもつけてくれるので、気に入っています。うどんこには罹るのですが放っておいても大丈夫です。強健です。今年は花付きが良かったのですが撮影のタイミングを逃してしまい、これ1枚です。
 
<ミニバラ:トリル>

初春あたりから真っ先にうどんこ病に猛烈に罹り、葉から茎まで真っ白だったトリルですが、問題なく開花しました。花付きも良く、本当に手間要らずで有り難いです。今年は気温の高い日が開花に合わせて続いたので、深赤色がショッキングピンクのようなケバい色合いになりました。が、これはこれで良いかもしれません。その後急に涼しくなったせいか、花持ちが良く花姿もポンポン咲きのように変化しました。
 
 なお、掲載していないミニバラの様子は去年とさほど変わりありません。
 
 
<クレマチス:ロマンティカ>

3年目のロマンティカ。高さ160cmのトレリス一杯に花を付けました。トレリスのてっぺんを越えてしまう様な勢いだったので、ツルを極端なジグザグに誘引し直しました。3年目にしてそれなりの姿になったのではないでしょうか。花付きも去年より増して非常に満足です。写真のはこれでもかなり切り花にして切った後なのです。いつも写真の色が実際と異なってしまうのですが、本来の色は純粋な紫色です。写真の様に赤紫色ではありません。本当に真紫。もしくは深紫。強健なのでおすすめです。
 
<クレマチス:ダッチェス・オブ・エジンバラ>

今年購入した八重咲きの品種。届いた時点でそれなりに大きな姿だったので、2年目の株だったのでしょうか。花は6つほど咲きました。写真のは開花してからだいぶ経過してしまったものです。まだ買ったばかりのなのでボリュームがありません。これからじっくりと育てて豪華な姿を拝みたいと思います。


† 00:54 | トラックバック | Topへ▲ †

 5月の今は、バラとクレマチスで賑わっています。それらの写真は後日載せるとして、今回は3月から4月にかけて咲いた花の写真を載せる事にします。

<カンアオイ デラバイ>

去年購入したものの花を拝む事が出来なかったカンアオイ。しかししかし!、今年は無事咲いてくれました。嬉しいです。右の写真の方が咲き始め。デラバイはカンアオイの中でも巨大輪の花を咲かせる品種と聞いたので、期待していたのですが、最初の方の花はわりと小さかったです。左の写真は5月に撮影したものです。新しい葉が出始めています。こちらの方は花径も大きく、また色合いも若干、緑色と紫色が出ている感じです。調べたところ、このデラバイは中国原産なのですが、日本に入ってくる度に微妙に花の形や色合いが異なっているみたいです。中心が薄紫色、花弁がうぐいす色、花弁の縁がわずかに白色....になっているデラバイの写真をネットで見つけたのですが、ああいう感じの方が好みかも.....。載せた写真もわりとそんな感じになっているかな。ともかく2年目にしてけっこう花が付いたので、この調子で株を大きく育てて、貫禄のあるカンアオイにするぞ!(`・ω・´) シャキーン

<ガーデンシクラメン>

昔から出回っているシクラメンとは違い、小さい品種で、寒さにも強く屋外で育てられる、近年流行りのガーデンシクラメン。解像度にもよりますが、画像の大きさよりもずっと小さいです。写っている鉢は、2号(6cm)か2.5号(7cm)くらいです。ピンクや赤色も良いですが、清楚で雪の様に白いのが気に入ってしまい買ってしまいました。鼻を近づけるとわずかに甘い香りがします。シクラメンを育てるにあたりもっとも気を使うのが夏越し。寒さには強いですが、高温多湿には弱く枯らしてしまいがちです。夏は風通しが良く日陰の場所で、水やりにも気をつけつつ乗り越えたいです。無事夏越ししたらさらに大きくなった株にたくさんの花をつける姿が............。これも頑張るぞ。

<アネモネ>

去年購入したアネモネ。花後に球根を彫り上げ保管しておいたものを、再び冬に植え付けました。アネモネは冬から春にかけて咲き続ける植物で、本当は植え付けは秋頃にするのですが、遅くなってしまいました。赤色のもあったのですが、そちらは.......どうやら芽を出してくれなかったようです。彫り上げた球根は思いのほか小さくこれで本当に芽を出すのかと思うくらいでしたので、仕方ないのかも。

<ヒヤシンス>

これも去年購入したもの。去年はガラスの器で水耕栽培で育てた後に鉢に植え、球根を太らせた後に彫り上げて保管していました。今年は水耕栽培はせずに直に鉢植え。或る植物の育て方サイトには水耕栽培した場合、翌年は花が咲かないと書かれていましたが、無事咲いてくれました。ただし花数は少なめだったかもしれません。しかし今年は脇芽も出て来て、球根も大きく成長しているようです。

<オステオスペルマム>

これも去年購入したもの。ホームセンターで198円で買ったものが、今年はこんなに育って花が大爆発。ホームセンターに売られていた品種だから原種にちかいものなのかも。品種改良されたものの中には、見た目重視で改良されたものも多く、その結果弱い性質になりやすいと聞きます。以前枯らしてしまったものは新品種でした。枯らしてしまった教訓を活かし、今回のは花後に剪定しないでシーズンを過ごさせました。はっきりとは分かりませんが、以前枯らしてしまったものは花後にこまめに剪定をしたらそれから弱りだして枯れた記憶があります。南アフリカ原産らしいので乾燥が好きで高温にも強いのかと思い、真夏も一日中陽の当たる場所に置いておきましたが.......どれがいけなかったのでしょうか。根詰まりを起こしていたので、暑い夏場、水分を補給出来ずに枯れたのかもしれません。
 今回のは枯らしてしまったものとは性質も異なると思いますので、なんとも言えないのですが、とりあえず育て方は上手く行っているみたいですね。

 ちなみにこれ、剪定せずに伸ばし放しにしていたら、直立せずにぐにゃりと半ばつるのように伸びていきました。支柱でささえないとダメでした。病害虫にも罹らず、今回のは意外にラクです。勝手に脇芽もにょきわさ茂るし。意外にお勧めかもしれません。

 
<ユキモチソウ>

今年も無事咲きました。以前よりも茎が太くなりました。株を大きく育てて雌株にするぞ! ペアで受粉させるために今年新たに球根を購入しました。ユキモチソウは株の小さい頃は雄株、大きく育ったものが雌株になるという性質があるそうです。分球しないので増やすには受粉し結実させ、実生で育てる必要があります。頑張って増やすぞ!!

<ウラシマソウ>

今年、花らしいものが出てきました。去年は葉っぱだけで萎れてしまったので、枯らしてしまったのかと心配でしたが、まだ株が小さかったせいなのでしょう。今年はようやく花をつけてくれましたが、浦島太郎が持つ竿のような長い付属体が確認出来ませんでした。まだ株が小さいのかも。ユキモチソウと同じテンナンショウの仲間ですが、ウラシマソウは分球可能で、写真にも写っていますが、ちっちゃい葉っぱがにょきっと出ています。来年は竿を出させるぞ!!!


 以上です。
去年咲いてくれなかったカンアオイとウラシマソウが今年は一応咲いてくれたので、それがなによりも嬉しいです。去年咲かなかったものは他にタチアオイがあるのですが、今年は咲きそうな気配です。

 次回はミニバラとクレマチスの写真を載せたいと思います。

† 23:05 | トラックバック | Topへ▲ †

 

 パキラに花が咲きました。
花が咲いただけでひとつの記事にするほどの事なのかと言われてしまいそうですが、日本でパキラが咲くのは当たり前の事ではありません。ネットで少し調べてみたところ、樹高が2m以上ならないと咲かないとか何年も育てないと咲かない...などありました。

 うちのパキラは、机にちょこんと載せておくような、500円程度の本当に小さいパキラを買って、それを鉢植えにし何年も育ててきたものです。ようやく園芸店で見かける様なパキラらしい背丈になりました。だいたい150cmくらいでしょうか。育てて.....5、6年だと思います。

 パキラが花を咲かせることは、購入後ネットで調べた時に知りましたが、花を付けている写真のパキラはどれも年季の入った立派なものばかりだったので、自分のは到底無理だと思っていました。なので最初から期待もしていませんでした。


 それが、先日水やりをしようとパキラへ近づいた時に、咲いているのを初めて目にしました。冬の間は成長が止まるので、水やりはほとんどしなくても良いので、2週間に一度ほど水やりのために近づく程度でそれ以外は本当にスルーでした。春になり日中は暖かくなりましたが夜間は8度を切る日もまだあるので、屋外に出すのはまだ控えていました。そんな暖かい環境のせいなのでしょうか。それともせっせと育て続けてきたからなのでしょうか。

 パキラの花は夜咲きらしく、通常夜に花を咲かせ翌日の昼過ぎには「しべ」も茶色く変化してしおれてしまうのだそうです。今回咲いた花は意外にも次の日もまだしおれずに咲いていました。写真に撮ったのは翌日の昼過ぎの写真です。そうすると、水やりの時に運良く開花時期と重なったということになりますね。本当に嬉しいです。

 ちなみに部屋中に香るくらい、濃厚な甘い香りがする花です。葉茎にも蜜を出しますが、花にもやはりたっぷりと蜜が出ていました。舐める勇気はありませんが、舐めた人によると本当に甘いらしいですね。なので屋外に出しておくと蟻が行列を作って木登りをしています。


 観葉植物は文字通り葉を観賞する植物ですが、花も咲くわけです。原生地だと。日本でも沖縄あたりだと普通に花を咲かせるらしいですね。花後にビワのような実をつけるらしいです。パキラ以外でもアイビーやポトスも花を付けるらしいです。原生地だと見紛うほどの巨大な姿になっているらしいですね。でもそれが本来の姿であって日本で見かける姿はまだ幼木なわけですね。

 
 咲いたからといって翌年も咲くとは限らないみたいですが、できれば来年も咲いてほしいな。

† 01:10 | トラックバック | Topへ▲ †

 先日の日曜日の出来事です。

 庭で鉢の植え替え作業をしていたところ、門の前でふたりの若い女性が立ち止まりこちらの庭を見ているのに気づきました。庭に咲く花々を眺めていく人はたまにいますのでこの人達もきっとそうなのだと思い、すぐに立ち去るだろうと気にせず作業を続けました。

 ところがなかなか立ち去りません。門から少し離れたところで作業をしていたのですぐには気づきませんでしたが、どうやら中国人らしいことをふたりの会話から察しました。ふたたびそちらを見ると、こちらを覗き込む様な姿勢で何か話しかける様な感じでした。
 
「すぃませぇん」
「何かご用でしょうか?」
「.....写真、撮ぁwせdrftgy..........」
 
携帯を木々の方へ向けて写真を撮る様なジェスチャーだったので、すぐに花の写真が撮りたいのだと分かり、どうぞ、と門を開け、向こうも分かったらしくささっと庭に入り、目当ての花の写真を撮り始めました。

どうせ中国語なんて話せないし写真を撮ってすぐに帰ると思い、特に話しかける事はせず植え替え作業を続けました。が、家に居た母が気づき外に出て来て、植わっている木々の話をしはじめました。「あら、日本の方じゃないのかしら?」と、通じる訳ないし向こうも聞いてないのに、「これはユキヤナギ、あ、それはボケ、いまはクリスマスローズがちょうどこっちに咲いていますよ........」とかなんとか色々話してて、思わず(ノ∀`) アチャーと心の中で苦笑い。話しかける母を無視し(もしくは適当に相づち)、写真を撮り続ける中国人、「どこから来たのかしら、どこに住んでるのかしら....」と相変わらず話しかけまくる母のやりとりに思わず吹き出しそうでした。w でも少しは分かるらしく、「大連」とか、「(うちの街の)向こうの方」とか片言で答えてもいました。でも構わずさらに母が「大連じゃ寒いわよねぇ。学生さん?」なーんていつまで問いつめるものだから、可笑しくって。

 5分くらいだったと思います。写真を撮り納め、「バイバイ |・∀・)ノシ」なんて手を振りながら帰っていきました。(が、相変わらず母が「次はxxxが咲く時期だからまた見に来てください.....」、もちろん通じてない。w)


 中国人が撮っていたのは、どういうわけかボケ(木瓜)の花ばかり。道路から見えた木瓜が撮りたくて庭に入ったのでしょうが、母があれこれ周りに咲いている花を指差しても、目もくれず終始木瓜を撮影。せっかく教えて上げているのだからついでに1枚くらい他のを撮ってもいいのではと思うのですが、本当にボケのみ。間近で撮りたくなるくらいだから花好きなのかと思うところですが、もしかしたらそうでもないのかも。でもたしかに木瓜は中国原産だし、花色も中国の赤、という赤色だし頷けます。故郷でも咲いているのでしょうか。


 ちなみに家の前は小中学生もそうなのですが、大学生も多く通ります。小中学校、それにさらに先に大学もあります。今年の箱根駅伝で聞き慣れない大学名を耳にしたかもしれませんが、上武大学がうちの街にあるんです。本部というか本校は伊勢崎市ですが、うちの街にもキャンパスがあります。その..........いわゆる偏差値とかだと............いや言わなくてもいいや、そんなわけで海外からの留学生が年々増えており、圧倒的に中国人が多いです。というより留学生全て中国人かもしれません。また留学生の割合が多いらしく、通学時間帯はここは中国なんじゃないかと思うくらい、中国語が聞こえてきます。

 近年、中国の日本に対しての好感度は低下してるとかいいますが、うちの街ではあんまりそういう風には見えてきません。べつに中国に肩を持つつもりもないのですが、例えばマナーが悪いだの民度が低いだの、そういう感じはしません。まあ接する機会もないし、家の前を通り過ぎてゆく姿だけしか見ていないから実態は分からないのかもしれません。しかしまあ、男女問わず自転車に二人乗り(しかも跨がず腰掛ける乗り方)(この時点で交通違反か)で、笑みをこぼしながら往来している姿を眺めていると、大陸で政府とそれに煽られて騒ぐ反日の空気は感じられませんでした。...........偏差値がxxxの大学とはいえ、日本に留学するのだから裕福で家柄も比較的良いのかもしれませんね。

 とはいえ、庭に入れたときは少々心配でした。あっちこっちお構い無しに植物を踏みにじられるんじゃないかと。


 ちなみに撮っていった木瓜はこれ。ああもちろんこれは彼女たちが撮った写真ではありません。ちなみに去年の写真。右の赤い花を付けているのが木瓜。ちなみに左の白いのはユキヤナギ。写っていませんが木瓜は並んでもう1本あります。


 
 そういうわけで、こんなにボケがウケるなんて意外でした。うちの庭も今やインターナショナルですよ!!!w 宇宙人が花見にやってくる日も遠くないかも。

 
.........あれ、こんな夜中なのに誰か来t

† 00:52 | トラックバック | Topへ▲ †

 園芸ではたぶんこの季節が一番賑やかで作業することが多いことと思います。厳密に言えば、例えばバラなどはまだ寒さ真っただ中の2月前後から作業開始になるものです。しかし寒くて戸外で作業をする気になれず、いつも出足が遅い園芸スタートとなってしまいます。体全体を動かすのならば体も温まるものでしょうが、鉢の植え替え作業みたいに、手先のみの作業を長時間戸外でするのは体が非常に冷えます。大抵無理すると喉を腫らして熱を出すパターンになってしまいます。・゚・(ノД`)・゚・ 暖かくなればなったで、今度は花粉症の季節。まったく嫌なものです。薬を服用しマスク着用で作業に臨んでいます。

 そんなわけで4月以降、週末はきまって園芸作業をしています。本当はやることが山積みなので、さっさと片付けたいのですが、毎週毎週時間が空いている訳でもないので、やる日は前日から計画立てて作業をきっちりこなすつもりでやっています。

 
 考えてみると、鉢植えというのはそういう意味でかなり面倒な育て方です。これが地植えなら、当たり前ですが植え替えする必要はありませんから楽ですよね。鉢の植え替え、特に同じ鉢に植え替える場合、詰まった根をほぐして幾らか切り落とし、土を多少落として、新しい土と肥料、薬剤を入れる........書けばこれだけですが、完全に根詰まりの状態のもの、いわゆる根鉢(根詰まりで鉢の形そっくりに鉢土と根が固まっている状態のもの)だと、根をほぐすのも土を落とすのも一苦労です。無理な力を加えてほぐそうとしたり根を切ろうとすると、株を痛めてしまいますし短時間でなかなか出来ません。大きなバケツに水を張り、その中で土を落とし根をほぐすようにしています。だから冬の時期にはしたくない!
 しかし話は元に戻り、これがまだ2、3月ならば、休眠状態なので多少無理な根切りをしてしまっても枯れる事はないと思いますが、芽を出し動き始めた状態だと、著しく弱ったり枯れるケースも出てくると思います。.......あぁジレンマ。


 どうにかミニバラの鉢の植え替え作業は終わりました。来週はカラーの球根の植え付けをしようかなと考えていたのですが、今週注文した植物の植え付け作業で終わるでしょう。念願のクレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」をいつも利用しているネットのお店で再入荷させてもらって注文しました。白い八重のクレマチスです。以前、大きな園芸店で、「雪おこし」という「ダッチェス〜」に良く似たクレマチスを目撃し、それ以来、白八重のクレマチスを育てようとずっと思い続けていました。他にもグラジオラス、サンゴミズキ、追加のユキモチソウなども合わせて注文しました。

 また、別のお店でリベンジのダイアンサス「ブラック・アンド・ホワイト」、オキザリス「紫の舞」、ヤグルマギクも注文しました。こちらも今週中に届く予定です。今度こそゴスロリフラワー(ダイアンサス「ブラック〜」を育て上げるぞ! (`・ω・´) シャキーン 
 「ブラック・アンド・ホワイト」はなかなか売っていなくて、扱っているお店は他に買うものもなくて、それだけ買うと送料の方が却って高く付くのでなんか損した気分。まあヤグルマギクもオキザリス欲しかったから良いのですが、園芸関係はお店によって取り扱いが様々で流通する期間が短いので、買い逃すと来年の同シーズンまで待たなくてはいけません。仕方なく高く付いても買うしかありません。まして流通量の少ない品種はなおさらです。

 
 さあ来週もはりきってやるぞ!(`・ω・´) シャキーン あ、そうそう、天気が雨になるとその日の作業予定がパーになるので、それも嫌です。これがけっこうくせ者なんだ。週間予報だと大丈夫そうでも2日前くらいになって曇りとかになって嫌なヨカーンと心配してると前日の夜や当日になって雨マークになってたりすることが.......たまにあります。あ、あとは当の作業する本人が週末になってパワーダウンして出来ない、っていうのも.......やっぱりあります。これが一番口惜しいしばからしいです。

  2chの園芸板なんかを見てると、夜中に作業する人もちらほらいるみたいですが、やっぱり暗いし......。それに庭先で人影がごそごそ何かをしてるなんて........通報されそうじゃありませんか! スレにも実際に通報されたって人いました。((((゚д゚)))))

† 00:33 | トラックバック | Topへ▲ †

 メインのミニバラの写真も掲載したし、園芸写真は終わり..........のはずでしたが、思いのほか昆虫の写真があったのでついでに載せようと思います。最後の2枚以外は、虫嫌いでも大丈夫.....なはず。いや、でも極端に虫嫌いな人はご覧にならない方が無難かもしれません。

 
<アゲハチョウ>

毎年見かけるチョウのひとつ。近づくとすぐに逃げてしまうので、撮るのに苦労しました。いつでも遭遇できるわけでもないので、カメラを手にしておらず撮り逃してしまったりとか。わりと近距離で撮影出来たものですが、ピントが微妙に合ってない.....。それでも満足です。こうしてアゲハチョウが庭にやってくること自体、幸せなことです。

 
<オオシオカラトンボ ♀?>

後述のオオシオカラトンボと体型が似ているので、たぶんオオシオカラトンボ。シオカラトンボではないと思います。メスは体の色が黄色なのだそうですが、オスも成熟しきっていない頃は黄色なのだとか。

 
<ドウガネブイブイ?>

コガネムシの仲間なのは分かるのですが、詳細な名称が分かりません。
夏の暑い時期、たまに地面にひっくり返ってじたばたじているのを見かける事があります。この写真のコガネムシもそうでした。地面というよりはレンガ張りの玄関ポーチでひっくり返っていました。周りがつるつるしたレンガに覆われているので、壁面に掴まろうとしても掴まれず落ちてしまったのではないかと思います。指を差し出してあげたら掴まってきたので、せっかくなので写真に収めました。背中はツルツルしているので「コガネムシ」ではないと思うし、色もにぶい緑色というか焦げ茶色というか....いわゆるガンメタル色だったので、たぶんドウガネブイブイではないかと思います。意外にかわいいですよ。


<クマバチ>

これもよく飛んでいます。ぶぅぅぅぅーんと大きな羽音をさせて、花から花へと飛んでいます。大きい体をしているので思わず逃げたくなりますが、おとなしいハチなのだと思います。


<クモ 不明:ウラシマグモ???>

あまり見かけないクモです。ジョロウグモよりも図太くて大きいクモでした。何度も撮ろうとシャッターを切ったのですが、どれもピンぼけしてしまいました。昆虫を撮るのって難しいですね。調べてみたのですがはっきりとした名称がわかりません。アシダカグモみたいな足をしていますがまだら模様ではないし、体も頭も大きいし、なにより屋外にいたので、違う種類だと思います。そんな中、似てそうなのがウラシマグモというクモでした。でもこれもはっきりと似ていないし...........。

 
<ミンミンゼミ? ♀>

逆さまに写真を撮ったのではなくてセミの方がさかさまにとまっていたんです。ベランダの柵にとまっていました。鳴かれるとけっこううるさい。w  産卵管が確認出来るのでこれはメスですね。たぶんミンミンゼミです。

 
<セグロアシナガバチ>

このハチもミツバチやクマバチと同じくらいよく飛んでいます。アシナガバチも人を刺すらしいので、見かけたら警戒しますが、むしろ向こうから避けていきました。近寄るとすぐ逃げてしまいます。この写真は真夏のスイレン鉢に水を飲みに来たアシナガバチ。体の中央が全体的に黒っぽいので、セグロアシナガバチなのではないかと思います。夏場はよく水を飲みに来ていました。暑かったからね。

 
<クロアゲハ>

写真を撮るのに最も苦労した昆虫です。アゲハチョウより出会う確率が低いのもあるのですが、アゲハチョウよりも警戒心が強いのか、近寄る前に逃げられてしまいます。かというと目の前をふわふわと優雅に飛んでいたりします。あわてて追っかけるとたちまち大空へ飛び去ってしまったり........舐められすぎです。写真が小さいのはかなり遠くから撮影したからです。
クロアゲハはアゲハチョウよりも大きく、存在感があります。またアゲハチョウはぱたぱた飛ぶ感じですが、クロアゲハは羽ばたく回数が少なく、大きな振りでゆったり飛ぶ感じです。でも遅くないんですよ、これが。

 クロアゲハよりも目撃する頻度が高かったのにも関わらず撮影出来なかった、「アオスジアゲハ」というチョウもいました。これは羽に一筋の鮮やかな水色の模様が入った黒いチョウで、これも近づくとすぐ逃げられてしまい、カメラを手にしながら弄ばされました。くやしい。

 
<ニホントカゲ>

これは昆虫ではありませんね。まだ子供でしょうか。ちっちゃいトカゲでした。トカゲはあまり日なたにいないし、やはりすぐに逃げてしまうので案外撮るのは難しいものです。

 
<アブラゼミ>

茶色いまだら模様があるのでたぶんアブラゼミだと思います。セミも近づくとすぐに鳴き止んだり飛んでいってしまいます。さっきから逃げられてばっかりですが昆虫はみな逃げるものですよね、たいていは。その点、植物は逃げないから楽です。
 
 
<オオシオカラトンボ ♂>

シオカラトンボとの違いは大きさの他に、腰から下が細くなっているか、ほぼそのままの太さかどうか、みたいなのですが、写真を見た感じではオオシオカラトンボっぽいですよね? ちなみに体長が大きかったのはよく覚えています。鮮やかな青色。しかしどこでヤゴは育っているのでしょうか。たしかにうちの町には川が2つ流れていますが、そんなに近くではありませんし、近くに池があるわけでもなく.......ふしぎです。


<ツマグロヒョウモン ♀>

うちに良く来るチョウは、モンシロチョウとこのツマグロヒョウモンです。これは羽の端が黒いのでメスらしいです。アゲハなどよりはちょっとおっとりしているかも。わりと近くまで寄っても逃げません。

 
<ジョロウグモ>

どこにでもいるのでわざわざ撮る必要もないのですが、芋虫などを捕獲してくれる頼もしい昆虫なので、表彰として1枚。w これはけっこう大きかったジョロウグモ。クモをむやみに殺すと災いが起こるとか小さいころ聞かされていたので(w、大事にしています。綺麗なバラの花が咲いているよそで巣を張られても、スルースルー。半分飼っている様なものです。

 
<アキアカネ>

うちにも赤とんぼが〜〜〜!!! 近年少なくなったといわれる赤とんぼですが、見かける事が出来ました。これは赤とんぼの中でもポピュラーなアキアカネだと思います。そろそろ室内へ入れようと思っていたパキラにとまっていたところを撮影。久しぶりにぽかぽか陽気だった11月も下旬にさしかかる頃でした。

 
<ナナホシテントウ>

この写真のみ今年のもの。マツの盆栽で見つけたてんとう虫。クモと並ぶ頼もしい味方。これも大事に保護しています。まだ冬眠中ですね。たまたま暖かかった日だったので、移動してきたのでしょうか。最近また見かけなくなりました。
 

<ウスバカゲロウの卵:ウドンゲの花>

これがいわゆるウドンゲの花、ウスバカゲロウの卵です。ウスバカゲロウの成虫も幼虫もハダニを食べたりうどんこ病のカビを食べてくれるらしいので、これも大事に保護してます。シコンノボタンの葉の裏についていました。

 
 
-----------------ここからちょっと注意--------------------
 
<ヒメシロモンドクガの幼虫>

うちの庭にいるとは..........。今年初めて目撃しました。どういうわけかホテイアオイの葉に隠れていました。見た目から毒々しさ全開の幼虫。これが意外に足が速くて想像以上にのそのそと移動する様は、 (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル 。 ドクガの成虫・幼虫ともに毒毛を持っているのが普通ですが、このヒメシロモンドクガの幼虫の毛には毒がないと言われている一方、徐々にアレルギー反応が出るとも言われているようです。とにかく近寄るな、ってことですね。ちょうど落ち葉を集めたビニール袋に投げ込んでおきました。...........が、翌日、袋を縛っていないことに気づき中を確認したところ、どうやら逃がした模様。w 今年も((((゚д゚)))))  .........まあ目撃したのはこの1匹だけじゃなかったから、どのみち今年もガクブルだけど。うちのツバキの木にいつかチャドクガが付かないかヒヤヒヤしてます。あれに居座られたら楽しい園芸も終焉だもの。


<ハマキムシ>

別に見せる必要もないですね。これが去年、タチアオイの葉っぱに大繁殖しました。ホースの水で吹き飛ばすと、うじゃうじゃ飛び出てくる光景は戦慄すら覚えます。タチアオイだけかと思ったら、写真の通りシコンノボタンにも取り付かれました。


 余談..........。戦慄を覚える、といったらそれ以上の出来事が実はありました。
花が咲き終わりほったらかしておいたプランターを、ちょうど春先に土を再利用しようとひっくり返してほぐそうとした時の事です。下から突然、ゲジが3匹勢いよくマッハの速さで飛び出てきました。中腰の体勢で顔を近づけて作業していたので、思わず尻餅をついてしまうほどでした。よりによってゲジ3匹とは..........それが目の前で3匹もなんて...........失神ものです。
 でもゲジはゴキブリなどを補職する益虫だったりします。たしかにあの速さではいかに素早いゴキブリとはいえ無理ですね。

† 00:22 | トラックバック | Topへ▲ †

 写真の掲載数が多いので分けました。

 
<オーバーナイトセンセーション>

花と株の大きさのバランス、花姿、花付き、香り、病害虫にも強い、全て良しのオーバーナイトセンセーション。安心して育てられます。そういえば聞いたところでは、接ぎ木苗と挿し芽苗の2種類が出回っているのだそうですね。個人的には接ぎ木苗の方が安心出来て好みです。

 
<ニキータ>

地味な存在ながら唯一という意味合いでは「ユニーク」な品種のニキータ。オーバーナイトほど香らないもののそれなりに香ります。花姿はポンポンみたいな感じで色もレンガ色から紅色へ変化していきます。花付きは非常に良いです。枝もコンパクトながらよく伸ばします。

 
<モーニングブルー>

華麗というより清楚な雰囲気なイメージのモーニングブルー。写真の様な状態の花姿を拝める時間が短いのが残念なところ。すぐに開ききってしまいます。そんなわけだから「モーニングブルー」なのかもしれません。朝に見るのが一番です。

 
<グラウンブルー>

育てているミニバラの中でも最もメインのグラウンブルー。1年目の初めの頃はうどんことハダニの繰り返しで、脆弱な品種なのだと思っていましたが、夏以降ぐんぐんと伸び始めうどんこにも罹らず、実はけっこう病気に強いのではないかと思っていました。そして2年目の去年のグラウンブルーは、うどんこにまったく罹らずハキリバチなどの被害は受けたものの、ほとんど無敵の状態でした。おまけに花付きも以前より増してたくさんの花を付け、色合いも美しいシルバーブルーの色を保ち、香りもそこそこあり、本当に嬉しかったです。ちなみに去年もあまり剪定もせず伸ばして育てたところ、今ではミニバラの面影がすっかりなくなりました。樹高はフロリバンダの品種に匹敵するくらい伸び、1mはかるく超えます。
 後ろ3枚の写真は12月のもう中旬に入ろうとしていた時期に撮影したものです。振り返ると、他のミニバラよりも遅めに芽吹き、一番遅くまで咲いていました。写真は撮っていないのですが、ブルームーンなどと花瓶で切り花を飾っていたのですが、明らかにグラウンブルーが青く見えていました。ブルームーンも割と青っぽいほうですが、グラウンブルーはそれより青かったです。

 
<ハクサンのミニバラ>

ちっちゃなポットに3本植えされて200円ほどで売られているハクサンのミニバラシリーズ。値段や大きさから切り花感覚で楽しむもののようにも見えますが、2年目はそれなりに茂り花も咲き、先日強剪定も済ませましたが、だいぶ立派な株になっていました。あまり大きく伸びずコンパクトなのは確かですがきちんと花も付けますし立派なミニバラです。プランターをひとつ大きなのにしないと今年は窮屈になりそう........?
 後ろ2枚は12月に撮影したものです。オレンジの色が赤く変色し咲きました。本来の色ではありませんが、冬の花も意外に気に入っています。

 
<まとめ>
去年の生育状態をまとめると、うどん粉の発生、チュウレンジハバチの卵の産みつけ、ハキリバチの被害で大変でした。これらはミニバラを育て始めた一昨年で既に経験済みでしたが、それらに加えて一段と酷かったのがホソオビアシブトクチバの幼虫の発生でした。葉っぱが喰われているなと思って葉を裏返してみるとぶらーんと張り付いている、灰色のずんぐりと太った芋虫。踏みつぶしたりせず遠くへ放り投げていただけなのが災いしたのでしょうか。暖かい時期はずっとこの芋虫に悩まされていました。ハキリバチの丸く葉を切り取られたのと、そのハシブトのせいで、葉っぱはぼろぼろ、残った葉っぱもうどんこで粉を吹き、茎はチュウレンジハバチの卵の産みつけでぱっくりとやられて、5月後半から9月あたりまでは、ずっとそんな状態でした。なので蕾を付けても咲かせられず養生させている日々でした。掲載した写真の花はつまりそれ以外の時期に咲いたもの、ということです。

 うどんこは、サプロール、ダコニール、ベンレートの各薬剤で、それなりに防げたのですが、害虫に関しては上記の通り駆除に悩みました。オルトランとベストガードの粒剤を撒いてはいたのですがそれだけでは無理でした。やっぱり水和剤で散布しないと駆除できないのでしょうか。散布する場合、オルトランの臭いが気になりますし、なにより無闇に生物を殺したくないという気持ちがあるのです。なるべく近寄ってほしくない、忌避剤みたいなのがあれば良いのですが、無理な話でしょうか。調べてみると、ニームオイルや木酢液が虫除けに良いと知りました。今年導入しようかと検討中です。


 今年の目標は、病害虫の発生なるべく防ぐ事、かな。あとはオレンジ系のミニバラがひとつ欲しいなと思っています。もしくはミニバラではなく普通のバラ、ハイブリットティー(HT)系の名花と呼ばれる代表的な品種のものを1つか2つ。もしくは青バラの「青龍」を購入するとか。そもそもミニバラを育てようと思った理由は、「青龍」を育てようと思い立ったことでした。いきなり育てるのが難しい青バラを世話するのは無謀だと思い、コンパクトで育てやすそうなミニバラから初めてみようと始めたわけです。でも後に知りましたが、ミニバラは普通のバラよりも育てるのが難しいそうですね。なので、(ミニ)バラを育て始め今年は3年目、そろそろ手にするのも良いかな、と。

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