1曲作るのに、なんでこんなに時間がかかるのだろう。1週間は、またたく間に過ぎ去ってゆく。
週に2曲、3曲載せていきたいなあと思っているのですが.....うむぅ。でも、MIDIデータはほとんど用意できているので、それに関しては問題ない。
問題なのは、MP3ファイル。
GM音色以外のリッチな音色で固めようと思い込み、手持ちの音源のN1R、SC88stpro、CS1xの音色で、GM音色のみのMIDIデータをさらにいじくっているのですが、なぜかバランスがめちゃめちゃになり、逆効果になったりと......脳内でちゃぶ台をぶちまけています。今回は、N1RとSC88stproの音色に期待しているのですが、なんだかいまいち。N1のは、例えば、ストリングスなどの音色だと、すごくレイヤーで重ねてあって、分厚い音色のものが多かったりするんです。単音でもすごく迫力があるのでそれは満足なのですが、アンサンブルにしたときに厚すぎて、GM音色のしょぼい音色を使った元データでそれらの音色を使うと、もう凄いことに。それに、意外にリアルな音色でもなかったりするし.....。なんというかツヤとハリが、いまいち......。フィルターをいじったりしても耳障りになるばっかりでブラスの音色だと、吹いた瞬間のアタック音が.........。
まあ、でもやはりヘタレなわけで、その問題の原因の半分は自分にある。分厚い音色に差し換えて、ぐちゃぐちゃに聴こえる、というのには、アレンジに問題があるということだ。アボイドノートになっている箇所が見つかったりしたし。音色が厚いから、少しでも不具合があると、不協和になるということ.....なのかな。? メインメロディ以外にも、やたらメロディ詰め込むのがまずいのかもしれない。「なんちゃってヘタレ」オーケストラアレンジでは、それをかなりやってしまった。
それでも.........、
一応断っておきますが、曲作りは、本当に、真剣にやってるつもりです。まして、友人に頼まれ、ゲームのBGMに使われると言うのだから、なおさらのこと。1曲のためにあれこれ考え、フレーズを作り出し、練って、ぶち壊し、また作って、練ってと........。
しかし世の中には完成度の高い曲をさらっと作ってしまう人って、たくさんいたりしますよねえ.....? めちゃめちゃ羨ましいです。
† 01:03
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オーケストラ編成の楽曲を大して聴いたこともないのに、オーケストラのアレンジなど出来るわけが、ない。しかもただ単に、コードトーンをパートごとに分散させれば済む話ではないし。.......いや、普通のポップの曲でさえもメチャメチャなアレンジになってしまいがちなんだけれど。考え方の問題ですかねえ。
骨組みから肉付けしていき、前もって想定した形に近付けていくというより、その形にパーツをはめていく、という考えの方がよいのかも。。ちょうど、彫刻なんかと同じ(?)考え方なのかなあ。うぅぅ、音色選びの段階でへとへとになってしまうから、アレンジのことまで頭が回らない.......。音色選びで、その人の力量がすぐにバレるし、アレンジとかが得意な人が羨ましい。ハードロックとかばっかり聴いているからですかねえ? ほとんどギターとベースで、バッキングは完成されているし。キーボードなどが入るといっても、ギター以上なことにはならないし。ハイゲインアンプで歪ませたギターサウンドってのは、単音だけでも、すごい音圧&重厚になるから、少ない音数でも、打ち込みの複雑に積み重なったアレンジよりも厚かったりするし。
はぁ........。
† 22:43
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うむぅ。パソコン内臓音源での再生は、SC88proでのGM音色再生よりも酷いなあ、やはり。しかもおとなしめな曲だからなおさら.....くっ、あれでも作るのにけっこう苦労したんだけど。MP3で証明するしかないか。(出来るのか?.....鬱だ)N1RとSC88stpro、マニュアルと格闘中です。
それとは別に、WebページへのMIDIの埋め込み、Media Playerの最新バージョン(?)のコントロールパネルのでかさには参る。MIDPLUGだったらキレイに100*30で収まったものが、再生/停止、巻き戻ししか表示されないじゃないか.......。あれ、どうにかしないと。
† 02:34
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最近のDTM音源もそうですが、複数のMIDI音源など使う場合、ユーザはどう音色を把握しているのでしょうか。1000近く、あるいはそれ以上もある音色を、把握できるのかなぁ....。その点、制限がある、128音色数しかないGM音色だけで作るのは、意外に助かったりします。実在する楽器数+αくらいですし。むぅ....音源のマニュアルの音色リスト見て、ある程度わかるけど、例えばストリングスならアタックのある端切れのいい音色や、メロウなもの、コーラスかかっているもの、とかいろいろあるわけですが、音色名がヘンに凝っていてわかりずらいんですよぅ.....。
DTM音源はそうでもないので割と分かりやすいけど、持ってるコルグのN1Rの音色名は、ちょっと。たしかに聴けばそういう音色名付けたのは理解できるのですが、試してみなきゃ分からないもん。カテゴリー別にリストをまとめてほしかったです。
そんなわけで、ただいま悪戦苦闘中です。今回は、今まで散々使ってきたしXG音源はあまり使いたくなくて、SC88STpro、N1Rをメインに使いたいなあと思っています。.....MC-303は使わないの?と突っ込まれそうですが、ダンスっぽいのがないので、1曲くらいしか使わないかも。でも、その1曲でTR909+TB303音色をばりばり使おうかなとは思っています。SC88STproも、音色数多くて泣けます。OMSのパッチリスト見ると、すごいスクロールしなければ全部見られないんです。
ついでに、もう1つ。
CS1xとSC88proって、CS1xの方はキンキンしててハイがけっこう出てる感じがします。SC88proの方は、わりと太い音色でこの2つの音源の音色を曲中で併用すると、CS1xの方が、「浮く」んです....。輪郭しか聴こえなくて、音の軽さが....出てしまうんです。SC88は、単独で使うとドラムとかはこもりがちに聴こえますけど、実はそうでないってことですね。まぁCS1xのXG音色のクオリティは、なんかいまひとつだから......。パフォーマンス音色がメインですし。
† 16:21
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ここんとこ、ず〜っと曲を作っているのですが、アレンジって、本当に大変です。弦楽器や管楽器を用いたアレンジ、ポピュラーでもいわゆる「上モノ」と呼ばれるようなパートですが、ボイシングなどをきちんと考えないとうまくいきません。ストリングスでいえば、クローズよりもオープンボイシングの方が広がりや音圧が増すので、基本的な気もするが、各パートの「ライン」もきちんと考慮しなくてはいけえないわけで、単にオープンにすればよいわけではないんですよね。
それと、音域。こういうのは、割とすっぽかしてしまいがちなのですが、MIDI音源で鳴らす場合も実は(というか当たり前か)重要なわけで、やはり実際の楽器の出せる音域内だと音源での鳴りもやはり良い、感じ。
最近そんな感じで、悪戦苦闘しているのですが、こんな時に役に立っているのが、
「エレクトーン スーパーブック」です。
これは弟がエレクトーンを習っていた時に時々使っていたもので、楽器の歴史、楽器のしくみ、音域、参考になる曲目など、本当にいい内容です。主にクラシックで使われる楽器が載っていて、参考フレーズなんかも載っていたりと、充実している本です。しかもCD付きで、う〜む、弟から奪ってきて正解でした。w
とはいいつつ、、それでも音域をはみ出してしまったりします。「これは半音下げチューニングってことで」とか、勝手に。w でもまあ、結局は、そういう音をたくさん聴いていなければダメなわけで、クラシックに手を出すのはなかなか容易なことではないし、クラシックなりのリズムや、音色などあるし、本当は聴くべきなのですがCDをいつも買わずじまいになってしまいます。
† 00:59
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リピュアも昨年末で終わり、イラストも一通り見られたので、しばらく遠ざかっていていたのですが、なんと今月のG'sマガジンの表紙にギターが描かれている、というのを知って、あわててチェキしに本屋へ。ピンクのレスポール、ユニオンジャックの衣装、クロムハーツっぽい指輪、(伊達?)メガネ、の四葉のイラストが。あの絵がいたく気に入ってしまい、買ってしまった.....。(連載も四葉だったんですね。)
もともとそういう性格なのか、気に入ったものはとにかく隅々まで目を通してしまうもので、(というか気に入れば当たり前か。)ここでいろいろと思ったことがありました。
まずギター。
このギターが、ギブソン レスポールであることは明白ですが、(ヘッドの表記が読み辛いが、Gibsonになっているかなぁ。)細部まで見ていくと、これがなかなか興味深い。レスポールには、スタンダードとその上位モデルのカスタムがありますが、その両方のモデルの特徴を兼ね備えているんです、四葉のレスポール。フィンガーボードのポジションマークは、ディッシュタイプだからスタンダード仕様。だけど、ヘッドとボディのバインディングが入っているので、ここだけはカスタム仕様なのですが、カスタムなど高級モデルだけにあるスプリットダイアモンド・インレイがなかったり。トーン、ボリュームノブは、'69辺りのカスタムに装備されていたデザインのものに近い。パール柄のピックガードは一応オリジナルっぽいですね。
で、なぜレスポールなのかなぁ、と。サイトリニューアルする前に掲載されていた、四葉のラフ画に、リッケンバッカーを持ったのがあって、あれもすごくよかったし、ジョンレノン、ピートタウンゼントとかのイメージがあって、いかにもブリティッシュロック、ってイメージだったけど今回のレスポール.....ってなると...........、
パンクかな???
セックスピストルズのスティーヴ・ジョーンズは、白いレスポールカスタムだったし、クラッシュのミック・ジョーンズもやっぱり白いカスタムがトレードマークだったし.......。どちらもパンクの大御所だ。
そういえば、以前、サイトで載っていた天広さんの日記を見つけたなかに、パンクに相当ハマっていたらしいことが書かれていたので、なるほどと、勝手な妄想と邪推で、今回の四葉のレスポールに納得。このレスポール、なかなか良い感じのギターで、市販するとけっこう売れるんじゃないかと思ったり。海外でも活躍されている少年ナイフのギタリスト(ごめんなさい、名前忘れちゃいました。女性の方。)がフジゲンからシグネイチャーモデルを出していて、たしかそのボディカラーが同じピンク色で、白いバインディングも施されていて、形こそ違えど、通じるものがあるな、と。ギブソンよりもエピフォンがいいか。パステルカラーの水色フライングVとかあったし(やはりパンクバンド"ロリータ18号"の女性ギタリストでエナゾウが弾いていた記憶がある。).........描き忘れ?なのかなぁ、フレットが21フレットになってる。あと1フレット足りないよぅ。でもパンクには22フレットはあんまり必要ないってことで、まさしくパンクロッカー仕様だったり。。偶然?
ユニオンジャックのジャケットも、あれって、やっぱりイギリス出身のミュージシャンはよく着ていたりしていましたよね。前述のピートタウンゼントとか。
で、メガネだけど.......、これってひょっとして天広さんご本人のつもりで描いたのかなぁ、なんて電波入りの邪推をしてしまったり。以前見かけた天広さんの写真には似たような形のサングラスをかけていたし.........。まぁ、これは的ハズレだろうけど。
四葉が、スティーヴ・ジョーンズばりにパンクかぁ。ぺっぺっとツバ吐きながら「Fxxkin'」とか叫びながら、「アナーキー・イン・ザ・UK」でも弾くんだろうか。それはさすがに違うよなあ。パンキッシュなブリットポップ、がお似合いかもしれない。
...........と、どうしてここまで、こんなことまで電波混じりのぶっとびな妄想を働かせてしまうのだろうと、自分の脳ミソに問いつめたくなる。おまけにすぐ連想していってしまうから、タチが悪い。
千影がギター握るなら、なにかなぁとか。やっぱり、ギブソンのフライングVのゴシックかなぁ。.......演る音楽は.........魔術の雰囲気がするもの? ブラックサバス? う〜ん、でもあれは少し野蛮なイメージもあるし、..........シンフォニックブラックメタルで決まり??? ヤバいな、ライヴの最中に黒ミサだの黒魔術などやってしまいそうでこわい。
個人的には........、
それはもちろんランディみたいに水玉Vで「ミスター・クロウリー」!!! ...........なんだかシスプリのキャラで何かを当てはめていくというのは、ロールシャッハテスト(いや違う、何だっけ....)でも受けている様だ。で、癲狂院に入院、と。
........みごとなオチだ。
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/gs/images/gs_0306.jpg
(末尾の数字を変えるとバックナンバーの表紙も見られたりします。)
† 13:03
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今さらではありますが、昨年に作ったオリジナルCDについて。
以前にも書いたとおり、このCDを作ったきっかけは、配布目的ではなくいままで作ってきた曲をまとめていつでも聴ける様にしておきたかった、ということなのですが、そもそもの事の発端は、Webのお知り合いで相当お世話になっている方にある時チャットで、オリジナルCDは作らないのですかと、聞かれたことです。あの時、言われなかったらたぶん作っていなかったと思います。それで、サイトのカウンタ回りから考えても、それほど希望者が出てくるとは思っていなかったので配布でもしてみようかなぁと思い始めました。
実際、配布のお知らせをしたら 知り合い以外の方からも注文があったりして、正直、意外でした。気に入っているのは自分だけだと思っていたので。それだけに、嬉しかったです。みなさん本当にどうもありがとうございました。
ウウッ・゚・(ノД`)ヽ(゚д゚)ヨチヨチ
配布もとりあえず終了にして、年明けて最近になってまた作ったCDを聴いたりしていたら、いろいろ思うことがありました。
まずは、CDの問題。
なんだか使っているライティングソフトが悪いのか、CD-Rドライブがクズなのか分かりませんが、CDを焼くのにかなり苦労しました。エラー頻発で。メディアもけっこうポシャったり.....しました。で、とりあえず最後まで焼けたはいいものの、普通のオーディオで再生しようとなると、どうも読み込みが一般のCDよりも時間がけっこうかかるみたいで、送ったCDは、自分のオーディオで曲が最初から最後まできちんと聴けたものを送ったのですが、読み込みは確かに遅かったので、ちょっとマズイかなあとは思っていましたが。幸い、オーディオで聴けねえよ!って苦情は届いていないので、一応は再生できた様ですが。
そしてジャケットなどの仕様。
いくら手作りとはいえ、果たしてあれで良かったのだろうかと思ったりもします。とりあえず表紙/裏表紙などは用意しましたが、なんかねぇ。手作りなんだからしょうがないでしょ、って言ってもらえれば救われる気もしますが....ん〜、でも今の自分にはあんな具合にしか出来ないし。一般のCDのブックレットみたいな材質の用紙とかセットになっててオリジナルCD制作にもってこい、みたいなCD-Rとかって売ってないんですかねえ? もしあったら、ご存じの方、どうか教えて下さい。
そして無料配布。
無料配布にしたりすることは、「クオリティの悪い作品」ということだと証明してしまっているのではないか、と。無料だからもらう方は損をしなかったとしても、もしかしたらこれは問題なのかな......。もっとも、オリジナルCD制作の当初の理由が配布目的ではなかったし、「プレゼント」みたいな形だったのだから間違いではないとは思いますし、収録した曲はどれも気に入っているし、作ったCDを自分でも、しょっちゅう聴いていたのは事実なので、ヘンなものを送りつけたw、ってわけでは決してないのですが、う〜ん.....、なんとなく後ろ髪を引かれる.......。
とまあ、振り返ると最初は満足だったのが、反省点が出てきてあれこれ考えさせるわけですが、少しだけ満足して、反省する、それでさらに良いものを作る....って感じでいいのかな.........。
.............時たま、他の方のオリジナル曲を聴いて、クオリティの高さに感動してその後激しく鬱になったり、ひょっとしてこの出来でCDにしてしまったのは罪なんじゃないかと、思ってしまいます。しかし、ここでそんなこと言われても読まれている方は困ると思うので、CDの中でオススメだった箇所をまたあとで話そうかな......。
† 00:00
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今さらですが、プレイバック用でお馴染みのSonyのMDR-CD900STを買いました。今まで使っていた、おんぼろヘッドフォンはコードレス式のもので、それだけが売りのものだったので、音質は、xxxって感じで買い替えたいとずっと思っていました。
900STは、雲泥の差という感じで、びっくりしました。(そんなヘッドフォンと比べれば、当たり前ですが) ローからハイまですごく出ていて、「粗探しヘッドフォン」というのは、本当ですね。これでギターを弾くと、ピッキングの「キュッキュッ」というアタック音が目立つので、すごくいいです。練習する時には欠かせません。
ところで、昔スタジオで使った900STとは、ちょっと違いました。
ヘッドフォンの上のプリントが「MDR-CD900ST」ってなっていたと思うのですが買ったものは、「STUDIO MONITOR」ってなってたし、ヘッドフォンの両側には「for DIGITAL」ってなっているし....。そういえばスタジオで使った900STは、サイズの調節具合が悪くて、頭の小さい自分には、スルッと抜けてギター弾いているうちに落ちちゃう、っていうのが、よくあったのですが、買ったものは、すごくカチッとしていて、いい。......あれ、もしかして自分のアタマは、けっこう「絶壁」なのかなぁ。
そうそう、最近、ヴァンヘイレンの4th「FAIR WARNING」をよく聴いています。改めて聴くと、やっぱりこのグルーヴはめちゃめちゃかっこいい! リフのドライヴ感と、絶妙な低音ルート音と和音の組み合わせが本当に巧みです。
#1「Mean Street」、#3「Sinner's Swing!」この2つの曲のリフは特に最高。#3なんか、キュッキュッってリズムのアクセントが入っているのが、エディらしいですよね。このハネたグルーヴ......1stの「I'm The One」6thの「Hot For Teacher」と共にいいですね。(気付くの遅いって。) #7「So This Is Love?」は、ポップですごくいいし。以前は素通りしていたのに。
こうして、聞きながら、ヴァンヘイレンが再び活動してくれることをふと願ったりするんです.....。(いや本気です)
そういえば、CMで、「You Really Got Me」のカバーみたいなのが流れていたけど、あれ、誰が歌っているんでしょう。ヴァンヘイレンのとは違っていたようなのですが。........オリジナルはVHじゃなくてキンクスですけど。
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.......ときどきそう思うんです。音楽と数学って何か関係があるんじゃないかって。そう思わせた最初のキッカケは、クセナキスをテレビで知ったことです。
たしか番組のタイトルが「クセナキスの作曲法」というもので、数学を用いて音の密集をグラフ化し、それから音楽を作る....(だったと思います) 具体的には分からなかったですけど、大きなグラフを使ったりコンピュータを使ったりしている作業が写っていました。また、分子と原子の運動を音にしたり、様々な現象を音楽にしていくのとかあったりと、「コード進行はこんな感じでバッキングはこんな感じ....」みたいな次元とはまるで違うわけで、すごく新鮮で興味深かったです。
それで、いろいろ考えてみると、今の音楽は平均律で成り立っているわけで、オクターブ内の音の配列を音楽的に分けたのではなく、数学的にただ12等分しただけ....。自由に転調できるが、オクターブ以外の音はすべて濁っているという、妥協の配列。 たしか数学者だったピタゴラスってピタゴラス音階とかいうのを生み出したような気が....。
拍子や音符など数字に表される部分、コントロールされている部分もありますし、ディミニッシュやホールトーン(スケール)などは、等間隔によるスケールですし、何か数学的なものから割りだせるものが、まだあるような気がするんですが、やっぱり出尽くしているんでしょうか....。
クセナキスは、一時期、意外や意外、近代建築の巨匠 ル・コルビジェの弟子だったという驚くべき事実があるんですよね。 そしてクセナキスがコルビジェの音楽性に共感したらしく、ゲーテの「建築は凍れる音楽である」をパロって、「音楽とは動く建築である」とか言ったとか。コルビジェが音楽についてどのくらい造詣があったのかわかりませんが、クセナキスは建築も音楽もやったわけで、またクセナキス自身、数学者だったこともあって.....なんか、この辺りがヒントになっているような気がするんですよね....。 建築と音楽を学んだクセナキスが言うのならば、本当なのでしょうね。
しかしコルビジェも凄いけど、クセナキスも凄い。メシアンとコルビジェの二人から学ぶとは....、とんでもなく高次元の融合を試みた、って感じ? というか、数学も音楽も出所は一緒だったってこと!? ........うぅ、全然分からない.....謎です。
もちろん、音楽は、様々な生活から自然に生まれたものもあるわけですけど、その反面、どこか数学にも関係しているのではないかと、思うんです。妥協した音楽ではありますけど、妥協したお陰で、生まれたものもたくさんありますし、もう平均律になってから、数え切れないくらいの音楽が出たわけですけど、、まだまだ何かありそうな気がします。特にその数学的なものと関係していそうなのは、やはり西洋音楽だと思いますが、もちろん平均律に関係のない民俗音楽なども同様にまだまだ探究すべき点があるのは言うまでもありません。
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