......実はテレビはあんまり見ません。
もちろんあまり見ないとはいったって、一日見ない日があるわけではありません。しかし人より確実にテレビを見ていないと思います。そんな自分ですが、土曜日は見たい番組がたくさんあって、よく見ます。
見るのは、夜の8:45から、
「大希林」、「いろはに邦楽」、「21世紀ビジネス塾」、「世界美術館紀行」、「美の巨人たち」
.......「美の巨人たち」以外はみなNHK教育。
最初は「大希林」と「世界〜」、「美の〜」だけだったのですが、そのエアポケットを埋める様にたまたま見ていて、なかなかおもしろいので続けて見る様になりました。
「大希林」と「いろはに邦楽」は、どうも3、4か月の周期で繰り返し放送してる感じ。おかげでばっちり内容が憶えられました。w 新しいのもやってほしいなぁと思うけれど、ネタがないのかなぁ。
「21世紀ビジネス塾」は、おまえに見る必要あるのかよ?なんて突っ込まれそうだけど、まあ、見ていておもしろいよ。この不景気でうまく切り抜き生き抜いている企業の戦略、アイデア、などなど強かな姿勢が、うむぅ、身に滲みます。
土曜日ではないけれど、「クローズアップ現代」もよく見ます。
ああいう現代社会がテーマなのはけっこう興味あるし....。
「美の巨人たち」は毎週1枚づつ絵画を紹介する番組だけど、もう放送開始から3年ほど経っているので、「超」有名絵画はほとんど放映済み。見始めたのが去年の夏辺りからなのでだいぶ見逃してます。もっと早くから見るべきだったと、かなり後悔しています。
それでも今でも知ってる絵画は出てくるし、ネタはまだまだ尽きず、といった感じ。最初の方のを再放送してもらいたい!!
あ、絵画だけじゃなかった。建築とかも紹介してた。
バラガン、コルビュジェ、ガウディ、とか。いつか住吉の長家とかも放送されるのかなあ。
† 23:04
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......という、和楽器/純邦楽の良さを紹介する番組が、NHK教育の毎週土曜「大希林」の後にやっているのですが、これがなかなか見ていて楽しいです。
昔、学校でちょこっと位は習ったことがあると思いますが、ひちりき、笙を始め、琴や三味線など、詳しく紹介して実際に演奏してくれるのですが、この演奏する曲が面白いのです。日本伝統の曲ももちろん演奏するのですが、J-POPやクラシックの曲を和楽器で演奏するのです!!!
バッハの「平均律クラヴィーア」や(今夜はブラームスでした)、ちょっと前流行った「大きな古時計」などなど.......。しかしこれがいい雰囲気なんです。クラシック楽器だと、笛でもフルートなどは金管ですよね? でも和楽器の笛はみな木管で、やはり独特の音色がするものです。わびさびが効いて、こういうのもアリだなあと思いました。
和楽器というと、日頃お目にかかることはないので詳しく知らなかったりするものです。ちょっと衝撃を受けたのが、琴、です。あれはギターで言うフレットが自在に移動できるんですね。(シタールも同じような感じだけれど)あれを動かすことにより、13弦のチューニングを変えて、日本の音階から普通のメジャースケールにあうようにしたりできるんですね。で、バッハとかさらっと弾いちゃうんですよ、出演していた人。意外にキャパシティが広いのにはびっくり。しかもギターのタッピングハーモニクスみたいな奏法も見せてくれてました。(12フレット上を人指し指のバレーでばしっと叩くのに似てた)
う〜ん、思ったけど、琴とか三味線にピックアップ付けてエレクトリックにして、アンプでどかーんってのもアリじゃない?
.....誰かやらないかなぁ........。
† 23:23
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この「日本語歳時記『大希林』」というのは、NHK教育テレビの毎週土曜夜8:45分からある番組です。番組名からもわかると思いますが、日本語の奥深さや、使い方など、楽しく学べる(?)教養番組なのです。
この番組を知ったのは、昨年末にこの番組のスペシャルがありまして、1時間半くらいでしたか、いろいろ総集編みたいな感じで、それに加えて演出した方なども交えて、日本語の大切さを語っていました。その特番かぎりだと思っていたのが、何と毎週放送しているではないですか! う.....不覚でした。しかし来年度からも引き続き放送するということで、これは見るしかない!ってことで、それ以来、欠かさず見てます。
番組は、弥勒さん(樹木希林)という文筆家と、その家に住み込みでお手伝いをしている、さつきさん(三木さつき:すみませんこの方存じませんでした)とのやり取りの中で、たいていの場合、さつきさんの間違った日本語の使い方などを弥勒さんから指摘されて、切り札として『あらゆることが載っている、広辞苑をも凌ぐ最強の国語辞典「大希林」(伝家の宝刀みたいですね。)」を引っ張りださせ、同時に解説される......といった感じです。
ほぼ10分間しかない非常に短い番組ではありますが、とてもためになります。ふたりのやりとりも爆笑できるし、とてもわかりやすく親しみやすくて、日頃、書く文章がめちゃめちゃな自分にとって、この番組は、見逃せません! 取り扱う内容も、わりと日常の会話の中で使われるようなものが多いので、教養はもちろん、実用度も非常に高いのです。オススメ!!
......と、感想を述べたところで、実はさらに述べたいことがあります。こんなことに嬉しがるのはたぶん自分だけだろうとは思いますが。
この「大希林」という番組のOP/EDの音楽に注目!
OPは、何とレスポール+マーシャルと琵琶によるツインリード!!出演している二人が弾いてます(弾く真似かな)。さつきさんの方がレスポールです。マーシャルのコンボアンプに片足のっけて弾いてます。年末のスペシャルの時には、なんとセット内にずっとレスポールが置かれていた!もちろん、ギブソン レスポールスタンダード。で、番組中ある場面で、さつきさんが後ろに置いてあったレスポールをおもわず蹴飛ばしそうになったのを、見逃さなかったぞ! スタンドが揺れて....「うわぁ、レスポールがぁぁ〜」っとテレビの前でひきつりそうになったのはこのオレです。EDも定番のロックンロールの音楽をこれまたギターと琵琶による演奏になっています。(*新年度になってからEDが変わりました)ギターサウンドはかなりギンギンって感じで、う〜んって感じですがそれでもOK。番組名からも、内容からも想像できない音楽なんで、驚く人もいるかも。(自分もそうでした。もっと雅な音楽かと思っていたのに、でも大満足!)番組最後で「サンキュぅ」(テンキュじゃないです)で終わるし、まあ個人的ににんまりしてしまうOP/EDです。
そしてもうひとつが、番組のセット。
コンクリート打ち放しの茶室のようなお家です。置かれている家具や小物はどれも古いけど素敵なものばかりで、そのマッチングがとても良い空間を生みだしています。......あのコンクリ打ち放しの茶室、どこかで見た覚えがあるんだけれど....。安藤忠雄の設計にあったような気がしたのですが、確認したところ確かに茶室を手掛けたことはありましたが、それとは異なる作りでした......。う〜む、でも絶対見たことのある作りだ。う〜〜〜、デジャヴなのかなぁ。 まあとにかく良いセットです。住んでみたいものです。
とにかく諸々含めてオススメっ!
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NHKの大坂放送局の何の記念だか忘れましたが、今年の1月から6月まで全6回シリーズで、アジアの古都を紹介していく番組で、当時の姿をCGで再現する.....と予告していたので、面白そうだしグラフィックスなど参考になるかもって思って毎回欠かさず見ました。
古都は、放送順に、中国/北京、インド/ベナレス、インドネシア/ジョグジャカルタ、ネパール/カトマンズ、イラン/イスファハン、日本/京都......というラインナップでした。
アジアの古都ということで、どこも長い歴史がある土地で、その長い歴史の中から生まれ引き継がれてきた伝統や制度、思想など、魅力的で興味深かったです。古都=現在の首都とは限らない(中国、ネパール以外)ので、全然知らない場所もあったりしました。
CGでかつての古都を再現するというので、けっこうCG使ってたりするのかな?なんて思っていましたが、ちらっとっていう感じで、ちょっと期待外れでしたがそれでも細かい部分まで再現されていて、すごくキレイに仕上がっていたので、昔の繁栄振りを伺うことができました。
以下、印象に残った古都をいくつか。
インドのベナレスには、マニカルニカー・ガートという町全体が火葬場という、なんか凄まじい所でそこの種火を代々守ってきたという家族がでてきたりして.....いやあ、さすがインドって感じで、これは衝撃的でした。 毎日毎日、ここに遺体が運び込まれてくるんです。遠い地方の方からもやってきたりして。番組ではある家族を映していたのですが、その家族の祖父が、病気で死期が迫ってきているらしく、ベナレスで死にたい、と、旅費も大変かかるのにも関わらず遠いところからやってきたそうなんです。ちょっと見るのが辛かったです.....。一度良くなって故郷へ帰っていったのですが、その後急変し、故郷で亡くなってしまったそうで、2度もベナレスへは来られないということでその故郷で葬儀を済ませてしまったそうで、ちょっと可哀想でした。
ネパールのカトマンズでは、まだ小さな女のコを女神にしてしまうという、それをクマリと呼ぶのですが、まさしく女神転生、って感じで、これもある意味衝撃的でした。向こうの人達はマジなんでしょうけど、こっちから見たら、ふつうありえないですよね? しかもその女神はまだ4歳ですよ!! でも毎日たくさんの人が拝みにやってくるんです。でも、もう千年も前から代々王宮で守り続けているそうで、インドもそうですが、なんか現世を超越した雰囲気がすごく出ていて、なんかファンタジーの世界を覗いているような感覚でした。
そして、最後は日本の皇都、京都。
平安京というと、魔術やオカルトっぽい(最近では陰陽師でしょうか...)イメージがあったので、番組の内容もそれかなあ?ってちょっと期待していましたが、そういうダークな内容ではありませんでした。
番組では、京都が繁栄したのは豊かな水だった、ということで、すっとその水に関連する内容でした。実は京都の地下には琵琶湖に匹敵する程の大きな水瓶のような地下水があるそうなんです。昔から水を司る役職もあったそうで、現在でもそれが受け継がれているそうです。ただ、近代化に伴って道路のアスファルトなどで地面が露出しなくなったせいで、地下水が少なくなってきているらしいんです。それでもある豆腐屋は地下水にこだわって作り続けていました。
放送が始まる前は、主にCG見るのが目的だったりしましたけど、見始めてからは、なんかどうでもよくなったって感じです。 それよりも(番組の主旨自体がそうだったのかもしれませんが)、それぞれの古都で生活する人々たちの人生観みたいなものが垣間見れて良かったです。
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もう随分前からですが、テレビ見てる時は番組内に流れるBGMはもちろん、CMのBGMなど歌もののBGMじゃなくても、注意深く聴いて、いいな、と思った部分のすぐコード進行をアナライズしてしまいます。ギターのリフなんかでいいのがあると、コピーしたくなってしまうんです。
そんなわけで、テレビから聞こえる音楽はかなりチェックしてます。あんまりテレビは見ないのですが、見てる時は必ず。そういう風になったのは、以前、ヴァイやインギー、ヴァンヘイレンとかの曲がよく使われていたからだと思います。イントロの部分だけループして使われてたりとかしてて。まあこういうのは、洋楽とか聴いてる人は同じように、知ってる曲が流れるとなんとなく嬉しいような気分になりますよね。それから注意深く聴くようになってます。特にニュース番組のスポーツニュースの時なんかは、昔はよくヴァイの"I Would Love To"や、ジョー・サトリアーニの何でしたっけ、"Surfing with the alien"だったかな....この2曲はよく流れてました。冒頭に書いたように、自分の知らない曲で、おっ!っと思う事もよくあるんです。スポーツ関係のBGMは、ギターインストが圧倒的に多くて、CDとか出てないものもあるんじゃないかと思います。
もう3年くらい前からかな....。ずっと使われてるのですが、フジテレビの野球中継の番組のオープニング、エンディング、CM入る前にかかる、あの曲。あれ、すごく好きっ!! 誰が作った曲かは分からないし、おそらくCDにもなっていないと思いますが、あの曲は最高!!HR/HM好きな方や、ギター弾いてる人は、ぜひ聴いてほしい曲です。
誤解を恐れずに書くと....オジーの"Bark At The Moon"をポップにした感じ。ルートをペダルにしたズクズク弾き(w、にコードを挟む、メタル系では定番なリフ。"Bark〜"のリフはまさにその典型的な例ですが、そのBGMのギターインストも同じく、そういうリフがメインになっています。最初にアウフタクトでコードから弾きだすのが、"Bark〜"と同じ感じですが、決して同じ感じではなく、すごくカッコいい。ジェイクのダブルピッキングも使われてたりして、、作った方も、"Bark-"を意識して作ったんでしょうか....、とにかくあれをポップにした感じで。メロディは弾きまくっているという感じではないですが、いい感じに速弾きして、ロングトーンのビブラートがいい。またサウンドもツヤがあり、太いサウンドで、非常にクリアに弾かれていて....、おそらくスタジオミュージシャンとかなのかもしれません。とにかくそこで聴かれるギタープレイは、上手いのです。エンディングはドラマティックに決めてくれるし....。勉強になる部分多し。
ただ、あれを作ったのが、おそらく打ち込み、とりわけダンス系が流行ってた時のものだと思うんですが、ドラムがどうもしょぼい。打ち込みドラムだと思うんですが、ロック系のドラムサウンドではないので、そこが実に惜しいのです。次の年には、そこを修正してまた使われたら、いいな、って思ってましたが......変わってないですね。。・゚・(ノД`)・゚・。
とにかくあれは個人的に野球中継のBGMの中では、最高。コピーしたいくらい。しかもそれが今年も使われているということは評判もいいのかな...。 去年は、それに加えて他球場の試合報告時に流れるメロディーなんかが、おそらく両手タッピング。あれは、今年は聴かれなくなってしまって......ちょっと残念。
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