Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

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sect.jpg 少女セクト / 玄鉄絢

 もうだいぶ前から気になっていたコミックです。

 その前に唐突ですが、そういう仕組みに成っているのかわかりませんが、アマゾンで商品を検索すると、検索結果にその商品と直接関連性はなくても同じ様な要素を含んでいる.....そういう商品が左メニュー辺りに表示されませんか?


 実は或る時、谷崎潤一郎の「卍(まんじ)」を検索した時に、左脇のメニューにそのコミックが表示されたのです。表紙イラストを一目で気に入ってしまい、買う気はありませんでしたがとりあえずカートの中に入れておきました。.......それからひと月ふた月....やっぱり気になってしまって.........。表紙を見てもだいたい分かると思いますが、百合もののxxxのコミックです。ちなみに「卍」も百合ものです。(実は読了しています。単なる百合物ではないことを後日改めて紹介したいと思います。) なので、まさか同じ「百合もの」という要素を含んでいるから、検索結果に合わせて表示されたのかな.......と思いいまして。結局のところ偶然なのかもしれませんが、なにせ相手は機械ですし偶然なんてものもあるのかどうかわかりませんが、せっかく表紙イラストが気に入っていたので、それだけでも見たいなと思うのでした。


 もう随分前からあれこれ書いていますが、自分が好きな絵というのは、たいてい仕草やポーズに特徴的なものがある場合が多くて、それはクラシックの絵画や商業イラストを問わず全般においてもです。話は少しそれますが、テレビの番組で、美人画として有名な竹久夢二の描く女はみなしぐさが素敵なのだとか言っていました。もちろん名前も知っていますし、絵も有名ですから少しは知っていました。ただポーズまでは関心がなかったので気付かなかったのですが、言われてみればなるほど確かにその通りです。それと共に番組では、.....なにやらカタカナの肩書き(女性を美しくみせるための言動を教えるような....そういうお仕事の人らしい)の女性がしぐさについて実演して説明していましたが........、手を口にあててクスっと笑うというしぐさ1つを例に挙げても、その手をぱっと開くか、ややすぼめてそっとあてるその違いで、受けるイメージはだいぶ違って見えてしまうのです。

 話を戻して、この表紙イラストで特に好きなのが、手を組み合わせているところ。たぶん個人的に好きなしぐさなのだと思います。離れることは決してないような、しっかりと組んだ2つの手。それとやっぱり伏し目がちの憂い目。衣服が乱れてしどけないさまもそこではちっともいやらしくなくて.............。


 そういうわけで、結局買ってしまいました。
でも、中身は..............。正直言っていまひとつでした。まあ表紙買いでしたので、それも仕方ないことなのですが。1、2巻で完結しているらしく、一応ストーリー仕立てになっているのですが、1話ごとに必ず絡みが入っているので、見方によってはそれが話の進行を妨げているようにも見えました。あと......キャラの区別がつきにくかったです。

 別にムッハー(;゚∀゚)=3 したくて買ったわけでもないからってのもあるのかもしれませんが、やっぱり自分には二次ではハアハアは無理みたいです。虹で手軽にハアハアできる人がちょっぴり羨ましいかも、なんてね。話のついでで書きますが、シスプリにしたってあれのどこをハアハアするのか全然理解できないし.......。絵が素敵だってことは間違いないのですが。だいたいしばらくの間、「萌え」の意味を取り違えていたくらいだし..........と言いつつも未だに勝手な解釈で使い続けているので、だいぶ誤解されているかも。


 話を戻すと........作品自体は悪くないと思います。それに百合ものもそれが悪いとも思いませんし別に抵抗はあんまりありません。もう一度書きますが、表紙イラストを初め、絵は素敵です。......好みっていったらそれで済んでしまいますが、偶然にも気になるレビューが投稿されていたので、それを引用させてもらえば、


「百合といっても恋愛の一種だから、その過程でヒドイ嫉妬もするしマジで人を憎むこともある(それは男同士でも同じだと思いますが)。そういう感情の振幅を無視して、ただ美しい女の子同士の戯れる絵を見たいだけなら極上の作品と言えるでしょう。単なるエロマンガでなく、独特の雰囲気を醸し出しているのは間違いなく作者の手腕によるものです。ただ、登場人物や小物の細かい設定はあるけれど、物語としては「ふたなりエロマンガ」と同様の虚構なので、ちょっと暗くてもいいから読み応えのある百合の物語を堪能したいという人には面白くもなんともないかも」 
(2006/7/26 レビュアー:オリハラルイさんのレビューより引用)


..........なんというか最初からこのレビューを紹介すればそれで済んだかもしれません。一瞬デジャヴさえ感じる程、抱いた感想が似ていました。 


 それで、これも後日改めて書きますが、先日、谷崎潤一郎の「卍」を読み終えました。上記の引用したレビューの様な感想をお持ちになった方には...........もしかしたら気に入ってもらえるのではないかと思います。若妻と令嬢が主人公ですが、その若妻の夫と、令嬢に言い寄る男の関係が複雑に絡んで、最後は意外な展開に...........。ポルノ小説ではないので性描写はほとんどありませんが、大阪弁の独白体で綴られる、妖しげな雰囲気が終始漂っています。あまり色眼鏡で見ないでほしい作品です。


 というわけで偶然だったかもしれませんが、アマゾンの策略によって、まんまと両方とも買ってしまいました。でも結局満足しているので良しとしますが。w 

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 『變態性慾ノ心理』/リヒャルト・フォン・クラフト・エビング という本があります。クラフト=エビング変態性慾ノ心理

 もう随分前に買った本なのですが、そもそもこの本を買った動機の1つに、表紙デザインに惹かれた、というのがあります。CDのジャケ買いの様なものですね。その頃(といっても数年前ですが)はまだ今程、金文体は見かけませんでしたし、何より、この旧字体と金文体の組み合わせが、すごく素敵に見えてしまって。..........中身も......その頃、侯爵(誰だかお分かりですね?)の本を読んでいたので、その心理が知りたくて買ったのももうひとつの動機でした。

 リンク先のアマゾンのページに書かれている通り、この本には、サディズム、マゾヒズム、フェティシズムの3つについて、著者が診察した患者を症例に挙げて書かれています。著者のクラフト・エビングは、19世紀の精神科医で、最初の性科学者なのだそうです。サドにちなんで付けられた「サディズム」の対義語として、作家のレオポルト・ザッヘル・マゾッホから「マゾヒズム」と名前をつけたのも、他ならぬこのクラフト・エビングなのです。

 意外に本の値段も高かったし、なかなか興味深そうな内容になっているのかと思いきや...............、レビューにある通り、症例だけを並べているだけで、しかも同じものや近い症例も少なくないので、飽きてきます......。もっとタイトル通り、その「心理」について何か探れると思っていたのでこれにはがっかりでした。訳者も、原書にはある考察の部分はばっさり省いて単に症例だけを載せるつもりだったそうですし、原書はもっと辞典の様に分厚いもので、上の3つの倒錯以外に、「同性愛」の項目もあったそうです。 .........アマゾンにレビューがもっと早く書き込まれていたらなあ........買った時にはまだレビューが1つもなかったんだもの。まあ最初から表紙買いだったし仕方の無いところではありますが。

 ちなみに、サディズムとか言っても、書かれている症例は、ローソクとか鞭とか緊縛とか(ぉぃ)使ったそういう類いのものではありません。w 犯罪的なものですね......。症例の中には、猟奇的なものもあって、猟奇的殺人や、性犯罪の様なのが多かったです。サドお得意の鞭打ち辺りならば、笑って済みそうですが(そういう症例もあったのですが)............血に飢えてxxx、悲鳴に飢えてxxx、墓場から死体を掘り起こしてxxxしたり、xxxを切り取ったり、挙げ句の果てにそれをxxxり、ちょっと書きたくない事柄ばかりで.....怖過ぎでした。((;・д・))ガクブルものです。
 その点、マゾヒズムやフェティシズムは、けっこう笑えるのがあって、ちょっとほっとしてしまったり。(ぇ) 長い髪フェチとか、手袋、ハンカチ、ビロード、なんかのフェチなどなど.........ますます心理が分からない.........って感じなんだもの。w マゾヒズムはやたら靴で踏みつけられるのが多かった気が.......。いつの時代も同じ様な倒錯者がいるものだなあ...と何故か妙に納得。

 本当....考察の部分がなければ無意味なものになってしまう気もします。尤もその当時にはまだ、精神医学などの研究が進んでおらず、今では考えられない様な理由を元に判断を下している記述もありますから、省く理由もわからなくもないです。でも、それだとタイトルには反していますね。近年、おかしな事件が多発しているでしょう? 神戸、長崎、奈良....ついこないだだって......犯人が同じ名字でえらい迷惑なんだよ! (......同姓同名の俳優はもっと迷惑しているでしょうが。呪いたくなるでしょうね。)  本書に載ってしまいそうな犯罪は今でも起きています。それらを紐解く手がかりが何か見つけられればいいかな、とついでに思っていたので......残念です。


.......とまあ、癲狂院のデザインの元ネタはこの本だったりするかもしれません。本棚を漁って久しぶりに見た時にはびっくりしました。旧字体混じりの金文体によるタイトルの下に、その訳の英語表記は字間が大きくとられていて...............似てますね。真似るつもりはもちろん全然なかったのですが......。


 ちなみに、この訳者についてぐぐってみたところ....とあるサイトにこの本についてのコメントが写真付きで載っていました。柳下毅一郎スペシャルインタビュー
『女のコが勘違いして買う様なオシャレ変態ものにしたかった』........そうだったの.......。無粋野郎が買ってしまったのは間違いだったのね........。orz  そういえば女のコ向けの変態本、けっこう前に本屋で見つけたけど。淫蕩学校 サド×澁澤の最狂コンビの本なのに、こんなデカダンなイラスト付きで出ているとは......! どこかで読んだ憶えがあるなあと思っていたら、ソドムの120日の冒頭部分だったのですね。 こっちはもっとすごいことになっているけど。.......表紙が達磨じゃないの......ジェローム神父............最狂です。

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img ずっと前に、癲狂院のページをモノクロにするつもりだったと書きましたが、これがそうです。でも....とあるテレビ番組「本当は怖い家庭の医学」で、黒十字が象徴的に使われていたので、それだと真似ていると思われるのが嫌だったので、別の色にすることにしました。この番組のサイトではそうでもないのですが、番組のオープニングCGムービーは、ゴシックホラーそのもの! 番組内でも、ガーゴイルと思わしき置物が巨大な注射器を手に抱えていたりするし、間違いなく「狙って」いるでしょうね。.....病弱な自分にとってあの番組は脅し番組にしか見えませんが。w


img それなので、次の候補にしていた赤を試してみたのがこれです。 .....これもそれほど悪くない感じですが、他のコンテンツで赤を使う事にしているので、やっぱり他の色にしなくていけないので、結局、現在の緑色になったというわけです。 .......癲狂院の色は、当初は赤か黒のどちらかしか思いつかなかったし、それは個人的「ゴスロリ」のイメージで制作しようと思っていたのもあったりします。......ゴスロリ風なのも案外....というかばっちりマッチしていると思うので......誰か試してほしい......かな。ゴスロリって例の事件以降、どうも「リストカット」を連想させてしまうような.....イメージが大きいから、まあ病院って感じにすると、いいかな、って。コンテンツはネタだけにしてほしいですが。


img 各メニューのタイトル名も実は結構悩みまして、一応サイト名は精神病院だから、それにふさわしいのがいいかな、と思い、ネット上をかなり探してみたのですがなかなか良さそうなのが見当たらなくて、意外にこれで時間が掛かってしまいました。 何やら意味深な漢字は、薬品名の当て字です。明治期の雰囲気を少しでも言葉で表そうと思って、昔の当て字をいろいろと探ってみたのですが、舶来の薬品ばかりだったのだろうから、当て字にしたものがたくさんあるのだろうと思っていたら、これが全然無くて。古い医学書なんかも見てみたのですが.....明治期では既に遅過ぎた? 江戸末期辺りじゃないとダメなのかも........。画像にある薬品名は、左から、ヨードチンキ、モルヒネ、コカイン、青酸カリです。モルヒネは、ネットで出てこなかったので、本当に当て字があったのかどうかちょっと疑わしいのですが、本などでは見つかったし.......う〜ん。コカインがあるなら、マリファナとか、麻薬名でメニューにするのも有りかなと思ったのですが、他は見つからなくて......。あ、右に表記したのは、アンモニア、アルカリ、アルコールです。アンモニアは漢字が異なる当て字がありました。.....どっちが本物?
 カルモチンは、大正末期から昭和初期にかけて、この薬(鎮痛剤/頭痛薬)の多量の服用による自殺が流行ったそうで、カルモチンマニアといえば、.....やはり太宰治ですよね。しかも、『連れだけが死んで自分だけは助かる』という得意技を度々使っていましたが。180錠から300錠程飲まないと逝けないようで、......一度にそれだけの量をお店で買うと、自殺するのがばれるので、あちこちから少しずつ買って、集めたらしいですが..........そこまでしてやるの.....って感じですけど。知りうる限りでは、他に、金子みすゞや、種田山頭火、山本夏彦辺りがカルモチンで自殺を図っています。(後者二人は未遂)
 ........とまあ、昔の薬剤名でダークでレトロなw、雰囲気を出そうと思っていたのですが、あまり見つからなかったので諦めました。
 仕方ないので、それなら、残りは病名辺りしかないなあと思って、精神病の病名を探したのですが、あっても長ったらしい、しかも一般人は知らないものばかりでしたし、それらの病気を患っている人に失礼だと思って、それも諦めるはめに...。JEDO 医歯薬英語辞書  
 だいたい「癲狂院」の言葉自体、NGだと思うので、実は心配しています。放送禁止用語には指定されていないのですが(というか言葉が古過ぎて誰も使わないからなのかもしれませんが)、「癲狂」という言葉は.......もしかしたら「気xxい」なんかと同じレベルのやばさかもしれないと思うのです......。博識な方どなたか教えて頂けたら助かります.......。
 まあ、そんな病院に管理人自らをぶちこんだのだから(管理人名は一応変えたけど。さすがに実名で載せる勇気はありませんでした。)、ネタにしてもかなり危険なサイトです。w それをグラフィックでいかに上品に魅せるか、というところに拘りすぎたので、あんなに画像サイズが大きい激重なWebページに..............。

 病名じゃまずいってことで、「phobia」:恐怖症ならいいかな、と思って、これもまたネットで検索して、phobiaを集めたサイトがあったので、それから似合いそうなものをいくつかリストアップしたのが周りに書いてある単語です。.........結局1つも使わなかったのですが、まあ、どうでもよいphobiaがあるものです。本当にあるのかどうか疑わしいものまでありましたが見ていて面白かったです。The Phobia List Japan 

 あとは、上部にある黒い帯に十字の入ったバナー。これをメニューなどの背景に使う予定でした。はっきりいって現在のような細かな装飾にするつもりはなくて、もっと第七天のおまけ程度にしか考えていませんでした。その黒帯の十字は、個人的に、ハーケンクロイツっぽく感じてしまったので止めにしました。もしくは鉄十字にも見えます。黒背景に白色でふちどりを施した十字架っていうのは、けっこう邪悪な雰囲気があると思うのです。......邪悪さは取り入れるつもりはなかったし、もっと上品な感じが良いのかもと思う様になり、曲線を多用した装飾を考える事にしたわけです。

 で、タイトルに使ったフォントは「金文体」というダイナフォントのものなのですが、これの効果は大きかったと思っています。この和文フォントでなければ思い描く雰囲気を表現できなかったと思っています。.......だって、画像を見てよ.....一番上の隷書体だったら、「本気で」危険な雰囲気じゃない.......? その下の明朝体でもNGでしょう。これらのフォントしかなかったら、癲狂院なんてタイトルにしていなかったと思います。3番目のモトヤフォントのアポロでまあまあOKってところ。でも金文体は、読みやすさよりもデザインに魅力があるので、それ自体がデザインになる感じなので、タイトルには持ってこいだと思って、これにしてみました。

...........でも、実はとある本の表紙に同じ様なデザインが施されていたんです。知らず知らずのうちに頭の中に残っていたんですね。次にその本を紹介します。

† 21:36 | トラックバック | Topへ▲ †

 先ほどの「La vie en Rose」と「Labia n' Rose」は、日本で言う「ぎなた読み」に当てはまるのでしょうか。語句の区切りを変えることによって拘える意味が異なる....というのがぎなた読みですよね。「弁慶がなぎなたを持って....」というのを「弁慶が、なぎなたを持って....」と「弁慶がな、ぎなたを持って...」という風に読み間違えてしまったところから「ぎなた読み」と呼ばれるようになったそうです。


 先日、財団法人「日本漢字能力検定協会」が募集した漢字の変換ミスの例はなかなか面白かったですね。例えば「誤りの無いようにしなさい」→「誤りの内容にしなさい」、「渡しといて下さい」→「私と居て下さい」などなど。後者の例などは、下手すると告白になってしまいそう....。 この2つの例のようにうまく別の意味になるような変換ミスはそうそうあるものではありませんが、パソコン等の機械で文字入力する上で避けて通ることの出来ない部分なので誰しもそう云う目に逢っているでしょう。.....マックは特に酷いです。昔から日本語環境が最低だと言われ続けてきました。少なくともOS9.2までの日本語入力メソッド「ことえり」は最低。変換ははちゃめちゃだし、希望する漢字は出てこないし、おまけに使う人間の日本語力がないと、言葉の誤用もしかねない程......。ですから文章を入力することを必要に迫られている人は、ATOKなどの他の入力メソッドを導入するのが定番でした。それがOS Xになってからは以前よりだいぶまともになった感じで驚いています。対象/対照/対称....の様な言葉も変換窓に注釈が付くようになったりしましたし、なにより語彙が増えたことは何よりも嬉しいことです。......以前は自分の名前さえ変換しても出て来ず、仕方無く辞書登録していた程です。

 変換ミスで出てきた言葉を上手く使っているのは....2ちゃんねるですよね。ほとんどは揶揄するためにわざと変換して使っているのですが、それがまた妙に的を射ていて面白いのです。(中には非道いのもありますが) こういうのはパソコン/ワープロが登場したことによる事例なのでしょうね。そういえば、近年の日本語はその「パソコンやワープロの日本語」になってしまっていると訊いたことがあります。つまりパソコンなどで使えない/変換できない言葉は必然的に使うことができなくなり、自ずと本来書きたかった文章とは異なるパソコンやワープロによる文章表現になってしまうというのです。逆に例えば手書きでは書けない/書きたくない難しい漢字もパソコンなどでは簡単に表示/使用できるわけです。「鬱」なんて手書きじゃ普通書けませんよね。


 さて、話は少し変わってしまうのですが、言葉の言い間違いをしてしまうことがたまにあります。小さい頃は妙に言い間違えてしまう言葉は誰にでも1つくらいあったと思いますが、大人になったが故?に間違えてしまう言葉があります。妙に言葉が嵌まっていてついつい読み間違えてしまうんです。...また下品で申し訳ないのですが...キューバのカストロ議長っていますよね...........もう賢明なみなさんはお分かりだと思いますが、どうしても「スカトロ議長」って読んでしまうんです...。これ、個人的に爆笑なんです...。似合い過ぎて最高。あまりに自然過ぎるために、昔、人前でうっかり言ってしまった過去があったりします...。

 というわけで、前の書き込みはソープ繋がりで書きました。慰安ソープ...これもまた言葉が絶妙すぎる...。もちろんオーストラリアの水泳選手、イアン・ソープです。スカトロ議長といい、本人にばれたらお仕舞いだ...。スカトロ議長なんて、本当に今度こそキューバ危機になってしまうよ。会談の際の通訳の人がスカトロマニアでないことを祈ろう。w うっかり通訳し間違えたら、核が飛んできてしまう.....。

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 樋口一葉の「たけくらべ」を初めて読んだのは一昨年の秋。偶然にも一葉忌の日に読み終えたような気がします。それからというもの一葉の他の作品をいろいろと読みあさりましたが、やはり一番印象的に残っているのが「たけくらべ」です。やがて僧になる少年と遊女になる少女の淡い恋の話です。最後に少年が水仙の造花を吉原の格子戸を隔てて贈るのですが、それを少女は切な気に眺めるのです。閉じた扉はもう二度と開かないのです。僧と遊女になることは互いに決められていた運命によって、無邪気にはしゃいでいられた子供の空間は、吉原の闇に覆われてしまうのです。

 というわけで、今回の雑記は吉原について。
実は「たくけらべ」を読んだ時はまだ吉原の基本的なことしか知らず、遊女の暮らし振りは全くといってよい程知りませんでした。.....実際いろいろ調べてみると思っていた以上に悲惨なことになっていたようで驚きました。16、17歳で郭へ売られ、「あがる」までおよそ10年らしいのですが、あがるまえに死んでしまう者も多かったようで、記録によると20代前半がもっとも多かった様です。....考えてみればそれも頷ける話。今と違って暮らしは厳しいし、病気にかかっても治せる薬はあるわけもないし。(それにも関わらず、梅毒などの病気にかかってこそ一人前、というような風潮だったようです。梅毒にかかると流産・死産する確率が高くなり=妊娠しにくい ということから。また、髪の抜け落ちたやつれた表情が却って美しく見えたらしい。もっとも病気がそれ以上に進行して顔自体が崩れるようになってしまってはもはやお払い箱。当然のごとく追い出されたようです。その後の行方は言わずもがなですが.....。)病気になればそれだけ借金は脹らみ、位が上がって付き人が増えてもまたそれだけ費用がかさむわけで、ますます出るに出られなくなってしまう無限回廊.....。幼い頃からあらゆる教養を身に付け、その中でも特に優秀な者だけが太夫や花魁のように最高位の遊女になることが出来、たくさんの取り巻きを付けながら華やかに暮らせたそうですが、本当にそれはごく一部であって、ほとんどは先述通り酷い有様だったようです。

 しかし、この吉原、なんだかんだいっても江戸文化の1つとして欠かすことの出来ないものだけあって、吉原などの遊廓や遊女を取りあげた作品は数知れず。また、「男一度は伊勢と吉原」と言われたそうですから、それだけ羨望の的だったわけです。

.....と、いろいろ調べていたらひょんなことから(うそつけ)「今の吉原」のコンテンツに飛んでしまい、吉原のお店を集めた情報サイトだったのですが、パッと見てピンとくる泡姫の顔写真が目に留まり気になったのでちょっとお店のサイトへ飛んでプロフィールを見てみたのですが........う、黒薔薇の飾りが付いた黒のワンピ着てる写真が.......。ゴシックでデカダンスな雰囲気が素敵。雰囲気が他の泡姫とまるで違うし顔立ちも....。正直言うとかなり萌えです。....しかも名前が、B'zでもお馴染みのスタジオミュージシャンで有名なドラマーの名前と同じ.......。どうしてこういう結果になるのでしょう......。なんだか最近、こういう勘がやたら冴えまくっています......。ちょっとでも気になったもの(音楽、美術などなどなんでも)は調べてみると意外なところで.....というのが本当に多いです。でも泡姫ではね.......諦めるしかねえな。

 とはいっても、別に泡姫を卑下したりすることはありません。むしろ(少しばかり語弊があるかもしれませんが)凄いなあと思ってしまいます。他の風俗で働いている人達もまた同様にそう思います。多少なりとも覚悟を決めて働いているのでしょうから見上げたものだと思います。体力的にも精神的にも相当きついと思うし.....。特にソープなんかは本番OKなわけだから生なら病気の心配もあるし......。御指名を頂けなければお茶を挽くはめになってしまうし.....。って、お世話になったことはないので本当の所はどうだかは分かりませんが。 もちろん、ソープへ通う人も別に悪いとは思っていません。......なんて書くとまた荒れるんだ。w お酒や煙草を喫んだり、賭け事をしたりするのと同じの様に思えます。別に違法ではないし、いわゆる嗜好品などのように、人生に必ずしも必要なものではないが人によっては慾を満たすために時に必要だったりするかな、って。「全然違うだろ、ばか」とか言われそうですが、まあ言わせておいて下さい。どうせここは癲狂院なのですから。w  ......だいたい、風俗(・関連)営業がなくなったらこの世は間違いなくソドムの街になってしまうのだと個人的には思っています。溢れる慾を吸収するところがなくなると、間違いなく向かうところは決まっています。今以上に性犯罪が増えたらこの世もお仕舞いです。 江戸幕府も江戸をコントロールするために点在する遊女屋を吉原へ集めて幕府公式の遊廓にしたのですし、.......まあ、お役所の方の中にも通う人はいらっしゃるのでしょうから、おそらくこれからも消えずに続いてゆくでしょうね。風俗営業は暴力団の資金源になっているといわれていますし、大きくなり過ぎるのも困るしなくなるのも困る...という具合いでしょうか。

 ここでこんな本を紹介する事は、それらの存在を肯定させるように仕向けてしまう、と思われるならば卑怯なことなのかもしれないですが敢えて紹介します。
「セックス・ボランティア」という本なのですが、少し前の読売新聞の「よみうり堂」で紹介されていたのでご存じの方も多いと思います。紙上で紹介されるだいぶ前から偶然アマゾンで見つけていたのでずっと気になっていました。(実はまだ買って無い。).......リンク先のアマゾンのページをご覧になればお分かりになられると思いますが、障害者の性について語られている本です。脳に重い病気を持つ老人の障害者が年金をやりくりしてソープに訪れるという話や、女性障害者をお客とするホストクラブや障害者専門の風俗店....などなど表には出ない真実がいろいろと書かれている様です。......よく、風俗で働く人達は最低だとか、言う人もいます。人の価値観は様々ですからそれに対して考えを改めさせるつもりもありませんが、必要としている人がいて、その方達をお客とする、介護する人達もまた必要だということは確かなのでしょう。


 まったく、「たけくらべ」からこんなところまで話が進むとは.....いつも通り連想し過ぎな脳味噌のせいです。でも本当、次から次へといろいろ疑問が出てくるんです。風俗のお店って全国でどれくらいあるんだろうか、とか、どれくらいの男が利用しているのか、なんてくだらないことも。.....いや、周りにそういう人いないから、どうなのかなって。(もっとも風俗通いを自慢する人もそういないと思うし)

........。そういえば昔いた!
学校通ってた頃、彼は違う科で長く在籍していなかったからそれほど会うことはなかったのですが、いました。最後に会ったのが一緒にご飯を食べた時で、その時に話してくれたので憶えています。なんだかけっこう通い詰めているような感じで、裏を返している姫に電話番号教えてもらった、とかですごく嬉しそうでした。メモ書きなんかも見せびらかす程だったから.....。w でも....それって他の人にも同じように番号教えていると思うよ.....なんてことは野暮なので敢えて言いませんでしたが。 けっこういい人だったからいなくなったのは惜しかったです。音楽(キーボード)をやっていて、音楽理論も勉強していて、当時、お互いELTなどのavex系が好きなのもあって、一緒にバンドやろう、なんて意気投合していたのだけど。けっこう楽しく活動できたように思えるから残念なことです。でもまあ、あれだね、バンド活動しているうちにどうせボーカルの女のコをたべちゃうんだろうね。w .....あまりの授業の内容の酷さに見切りを付けて辞めてしまったのかも知れないけど。今頃どうしているかな.....。もしかしたら音楽の仕事でもしているかもしれないですね。


........振り返ると更新が滞った後の雑記はいつもxxxな内容だったような気もしますが、ま、いっか。(゚∀゚)アヒャ 先の猛暑で脳味噌が溶けたにちがいない。w
ちなみに.......タイトルがこの内容の全てを物語っているように思えたので付けてみました。もちろんフランス語の「La vie en Rose ( バラ色の人生/暮らし)」をもじったものです。Labiaの生々しさとRoseの華やかさが上手いな〜なんて自讃していましたが.......検索してみたらそういうサイトがあった......。やっぱり同じようなことを考える人、いますね。.....けっこう真面目に書いたつもりなのですが、ひょっとしてご覧の方々は大激怒、大嫌悪?

この8月の過去ログは検索ロボットを弾くように設定しておかなけえれば.......。さもないと、えらい目的で左や右の人もフェミニストの方まで検索サイトからおいでになってしまう。

.........殺られる前にやっておこう....。
カチャy=ー( ゚д゚)・∵. ターン ゴメンナサイデシタ.......チョーシニノリスギマチタ

† 22:49 | トラックバック | Topへ▲ †

 新しいマックにデータの移行作業の際に、ファイルをチェックしていたら.......、また曰く付きのファイルがいくつか出てきました........。正直言って、なんでこういうのを保存していたのか、当時の自分が怖いです....。それらと比べれば、あゆの「感じ悪いね〜」なんて映像は全然まし。クスッって笑えるレベル。おそらくほとんどの出元は、2ちゃんねるからだと思うのですが、あそこの掲示板のスレッドを巡っていると、いろいろな所へリンクが貼られていて、バカなもんだから大抵クリックしてしまうんです。マックだからウイルスなどが感染する確率は極めて低いし、2ch専用ブラウザで閲覧するので、画像ファイルを装ったブラクラなどは弾いてくれることもあって、........やってしまうんです。笑えるのならよいのですが、ときどきグロ画像や動画なんかがよくリンクされてて......地雷を踏んでしまうわけです....。

 その......「チェチェンの首切り」とかですね......ファイルありました......。ご存じの方も多いでしょう。ロシアとチェチェン共和国の独立を巡る激しい対立、そして戦争......。ロシアがチェチェンへ侵攻した報復として、チェチェン側が、捕われたロシア兵士の頭を押さえ付け、首にナイフを入れもぎ取って殺してしまう映像を流したとか..........。この間、イラクでアメリカ人捕虜が同様に殺された事件がありましたが....あれも2chで見かけました。.......かなり鬱になるし、見なかった方が良かったかも、とやっぱり思います。でも、そういう凄惨な現実を知ることによって、いろいろ考えさせられることもあるのも確か。「チェチェン〜」で例えば、これが戦争の本質なのかもしれない、って。 憎しみや怒りや悲しみ.......、これらの言葉を使って事件の一部始終を書いた文章を見たのと、映像となって写し出されているものには、やはり差があると思います。いや、だからといって見た方がいいと勧めるわけではないですが........。

 でも一番、鬱だったのは..........、abortion.mpg。名前の通り、堕胎の動画。堕ろされた胎児の遺体が次々と映る動画です.....。その....、堕胎って、キュレットとかいう器具で掻爬するのでしょう? だから.....、遺体の損傷が激しくて.......。頭部が半分しかなかったり、下半身だけとか、肉片が......。そういうのを(おそらく執刀医が)ピンセットで撮んでいたり、抱いていたりするのです......。冒頭部分だけは、引きずり出す場面で.......いや〜〜っ!って感じでそこで見るのをやめてしまって今までずっと放ったらかしだったのですが、改めて今度は最後まで見ました。話を聞いただけでは分からないのかよ、おまえは、なんて怒られそうですが.......でもやはり、聞くのと見るのは違うと思います。それに、なんとなく見るべきだったかな、ってずっと思っていたし。(....でも、ずっと昔に、この動画ではないけれど、同じようなのを見たような記憶があるようなないような....。....あれは確か、本当に掻き出してる場面だったような.....。鬱だ。)
 これって、女性だけの問題ではないでしょう? 決定権は女性側にありますが、子供作るのに男も必要なわけで(最近の研究では、マウスは雌だけで子が作れるらしけど:オトコの立場は一体...)、双方に責任があるわけで、認識の欠如は許されない....と。ぅぅ....中高生に見せた方がいい動画かもしれない.......。最近多いって言うし。ちなみに、この動画はテロップ+BGM付きなので、何かの目的のために作られたものかもしれないです。BGMも、最高に鬱になるレクイエム風のクラシックが流れるし(これの効果はかなりあった。本当に泣きそうな気分になります......。)。

........なんだか人間性疑われなければいいけど........。別にグロ画像見るのが好きってわけではないので.....誤解なきよう。

† 22:43 | トラックバック | Topへ▲ †

 http://www.i-tokachi.com/junior/top/index.html
.....あの....コンテンツ内容は(゚ε゚)キニシナイ様に。ネットを彷徨っていたらいつのまにかたどり着いちゃったんだから......(どう彷徨ったらここにたどり着くんだよバカ(# ゚∀゚);y=ー(・ω・)・∴ソンナ〜 )。
 このコンテンツ、Shockwave、Web3D、がふんだんに使われているんです。特にメインページのメニュー選択画面。キーボードの矢印キーで仮想空間を移動でき、空間内のオブジェクトをクリックすることにより様々なアクションが得られる、この技術こそ当サイトを公開する前から構想していたものです......。まあ、ここに載っているものは規模も小さいしそれ自体はメインではありませんが、基本的には同じです。BGMもきちっと入っているんだ...? 邪推し過ぎですが、http://www.i-tokachi.com/junior/top/top.htmlのほうは、どことなくマイケルシェンカーの「Into The Arena」とかの3連係をメジャーにしたような雰囲気が(*゚ー゚)b (でも、ちょいと雰囲気が合ってない様な気も)(やっぱり3連係はマイナーキーの方がぐっとくるかも)他のBGMも出来が良いですっ。(見習いたい....)

 有り難いことに、制作環境の詳細が載っていたのですが....。
http://www.i-tokachi.com/junior/jigyou/gaiyou/index2.html
うぅぅ。使用ソフト、有名どころはほとんど全て使っているんじゃないの?.....。これらのソフトを揃えるだけで100万近くいってしまう....。PhotoshopやIllustratorはもちろんのこと、LightWave、AfterEffects、Premiere、Director.....この4本が厳しい。どれも15万〜20万前後のはず。でも、この仮想空間を演出しているのは"Web3D"なんだよねえ。これって確か"VRML"の後継の規格だったと思うけど、それなら3DCGソフトだけでOKなんじゃないの? 3DCGソフトだけではファイルを書き出せるだけで、別途オーサリングするためにやっぱりDirectorが必要なの??? 手持ちの3DCGソフトが古いままなものだから、最近の事情に疎くて良く知らなかったりします。(勉強しなくちゃ)確かLINGOとかいう言語でプログラミングするんだったっけ....。Directorって個人的にすごいソフトのイメージがあって、それはもちろん、名作「トータルディストーション」に感動させられたからなのですが、本当にいろいろな可能性が秘められているような気にさせるのです。流行りのFLASHもそうですが、「ページ」という概念から抜けだせるコンテンツ作りができるところが、すごく惹かれて、またなによりもそういうコンテンツにとても憧れるんです。.....きっといつか自分の思い描いているものを他人が実現させてしまうと思いますが、自分もいつかは....と思っています。

 でも、いろいろやってきて思うことは、それらを一人で全部やるのはかなり難しい、ということです。作曲してMIDIデータ/ギター弾いてBGM作るでしょ、3DCGソフトで空間のモデリングするでしょ、それらをオーサリング/プログラミングして、Webデザインもする、なんてことは余程、素質がない限りそう簡単にはできない(あるいは会得する時間がない)と思うんです。
 とは言っても、それでは『頭の中に構想はとっくの前から描かれているのに実現できない』、っていうのが悔しすぎるのです。巨大なカテドラルの仮想空間内に悪魔が棲みつき、天使が舞い降りる.....ゲームに近いのだけど、そこに情報としてのコンテンツとWeb上という要素を加えることによって、また新たなマルチメディアが生まれる様な気がしてなりません。 考えるだけでもわくわくしてきます。.......ちくしょ〜、脳内データを瞬時に具体化できる機械はないのかよ〜〜〜〜〜〜。頭の中には飛び出すのを待ちわびている天使と悪魔がたくさんいるのに.....。

 それを考えると、やっぱりジョー・スパークスは天才だ。「トータル〜」のほとんどを一人で作ってしまったんだから。BGMはギターがバリバリ入ってるLAメタルっぽいのばっかりで、3DCGも当時にしてはすごいクオリティだったし。そして、ゲーム内のビデオクリップの編集機能は、ゲームとしての要素だけなのに偉い高機能だったし。一昨年の年末くらいに、あの人来日してFLASHとかDIRECTORのクリニック(講座)を開いてたんだよね......。


 に、しても、最近の小学生はインターネットがあって羨ましい。わざわざ学校でつまらないスライド(今はビデオとかだろうけど)見なくったってネットでインタラクティブなコンテンツが見られるもんね。.....本当、つまらなかったよ〜、当時のは。スライド写真がモノクロでよく分からない上に、既にそんなことは教わらずとも本で知っていたし(←ヤなガキだ)、なんかちっとも聞かず寝ていたような気がする。w 

 ......う゛、そういえば、その後とんでもないことになったんだった。当時、中指つっ立てて「Fxxk you!」って友達を罵るのが流行っていて、保健の若い女の先生が同じ学校内の先生と付き合っていたのが密かに噂になっていて、その保健の先生は、自分がクラスの保健係をしていたこともあって、よく顔を会わすことも多く、なんかしでかすとよく怒られていたのだけど、.....もうだいたい話の先は読めたと思いますが.........、間の悪いことに、その後、先生と廊下ですれ違った際に、日頃怒られていたものだからつい中指つっ立ててしまって............。午後の授業も終わり、掃除して終わり、これから友達と遊ぶ....ってところに、教室へ保健の先生がやってきて、「ちょっとお話があるから放課後、保健室へきてね。」と言われて。口調は穏やかでしたが、目付きが怖過ぎました。(やばい、これは本気でやばい。いつもの表情じゃないっ)とガクブル状態でした。要するに、付き合っている先生との仲をからかわれたと勘違いされてしまったか(ま、ひやかしも確かに多少は含んでいたけど)、授業内容を揶揄したのかと勘違いされたか(そんなつもりはなかった)、あるいは、日頃、手を嫉かされストレスが溜まっていたのか(これは自分の罪かも。)、とにかくタイミングが悪過ぎて、先生をブチ切れさせてしまったのだと思う.........。

 で、その後、聞く耳持たず、問答無用の説教が........。おまけにほとんど授業のやり直しだ...しかも、めちゃめちゃコワい口調で、「あんたたち(実はちょうど現場に居合わせてしまった同級生もカモにされました。ゴメンね...。)、その意味が何だかわかっているんでしょうねっ!」 .....最初に(゚Д゚)ハァ?なんて否認していたのが怒りに拍車を掛けてしまったようで、もうブチ切れモードの上にターボがスイッチオンしちゃった感じで、説教が止まらない......。結局、こってりと説教を1時間半。当然、日も暮れて遊ぶ約束もパー。 ......ほんとタイミング悪過ぎたよ。というより、先生に向かって中指立てたのが悪過ぎか。.....すみませんでした。反省してます。でも、ちょっと冤罪だぞ.....。まったく....今でも記憶に残ってます....。


 それはともかく話を戻して.......本当、今の時代は、ネットで欲しい情報はいくらだって手に入るし、サイトだって作って作品などを公開できちゃうし......、昔の自分が今いたら、もう間違いなくパソコンジャンキーになってるでしょうね。小学生の頃は、ドラクエの真似事のようなゲームをノートに書いていたから。武器、防具やらモンスターの絵を描くのは得意だったぞ。サイコロを振って出た目に武器の攻撃値を掛けてモンスターのHPから引いて....みたいなTRPGをやっていたものです。家に帰っても描き続け、学校でも休み時間は割とそんなことばかりしてたし。絶対、ゲーム作ってネットに公開してたでしょうね。もしやるとしても、今の自分では、ちょっと無理かも....。絵は十年程描いていないし、技術はおそらくあの当時のままだろうから、ほとんど暦なしの状態でしょう。これから毎日毎日デッサンし続ければ、ある程度は様になるのかもしれませんが、そこまで時間は割けないし。....でもほら、頭の中で暴れているのがいるから.......いつかやるのかな〜、と思ったりしていますが。


 .....ってところに、今度はタイミングよく(?)、こんなメールが....。
http://8mile.p9.org.uk/
また「8ボール」からか.......。割れものソフトを販売しているサイトだ。メールを放っておいたら時たま届く.....。もちろんサイトのアドレスは毎回変わって一定期間経つとなくなってます。断っておきますが、割れものは一切使っていないので、割れ厨扱いしないでね。.....でも、この値段だったら買ってしまうのも...確かにうなずけます。でも、ダメなものはダメ。著作者が割れ物使って作ってどうするの.........。とりあえずWeb3Dか。STRATAもバージョンアップすることだし....数年振りにアップグレードしようかな.......。あ〜、でもOS Xに対応したシーケンスソフトも欲しいし。今どきプラグインやらソフトシンセがまともに使えない環境は厳しいし.....。ウワーン・゚・(ノД`)・゚・

† 22:41 | トラックバック | Topへ▲ †

 やってしまった.......。

 トップページのデザインにいい加減飽きていたし、ちょっと改良したいと、もうずいぶん前から思っていていろいろ作ってみたものの、しっくりいかず、作っては放っておくという繰り返しで、2年ほど経ってしまっているところで、ちょっと試作的に変えてみました。

 新しいトップのデザインのためのデザイン、といった感じです。
彫像をアクセントする、というのは今後のデザインにも取り入れるつもりです。.......まあ、それより問題なのは、タイトルがなんで「癲狂院」になっているか、ってことだ。誤解を恐れずに言えば、「癲狂院」という言葉が好きだから。そして、「癲狂院」≒「SEVENTH†HEAVEN」だということ。

 お前、脳ミソ大丈夫?.....なんて言われそうなのは承知していますが、明治期の言葉とその意味の組み合わせの「癲狂院」という言葉からいろいろなイメージが浮かぶのです。もちろんそれは実際とはかけ離れているかも知れないし、ただの勝手に作り上げた妄想に過ぎないかもしれない、

 崩れかけ、廃虚のような西洋風の建築物、中は壁紙がところどころ剥がれ落ち、かび臭い匂いがかすかに漂い、誰も居ない待合室、飾り立てのない殺風景な通路、ひしゃげた椅子が転がり、誰かの爪の跡が壁に残っている、部屋の前はまるで刑務所のような鉄格子、そこには汚れたベッドただひとつ、真新しいシーツがやけに目立つ、廊下の遠くからうめき声と泣叫ぶ声が反響し合って聞こえる.........。
.......、もちろん、悪気などないし、患者さんが治ってほしいと強く願うよ。とても辛く哀しいこと.......。

 そんなこともあって、たぶん今年一杯のみの公開、のつもり。
でも、このサイトが「癲狂院」という位置付けだと、ここの「NOTEBOOK」が物の見事に、「Diary of a Madman」(=狂人日記)になるんだよねえ。この「Diary〜」はオジーの2ndアルバムのタイトルにして最後を締めくくる曲なのですが、これが最高なんです。 変拍子に独特の雰囲気のアルペジオに哀しげなストリングスに狂気のクワイア....で、オジーの歌w。この曲がある意味、オジー+ランディの生みだした傑作、な気がします。イントロのオリジナリティ溢れるコード進行によるアルペジオ、これ、今コピーしているのですが、フレット押さえるのがきつい.....。死にそう。しかしチャレンジし甲斐のあるフレーズ。中間のb5thを含んだハーモニックマイナースケールによるギターソロ、後半のギターリフ。

 ぅ〜ん、この曲聴いてくれると、このトップのデザインがわかってもらえるかも....しれない。
 今回は彫像にベルニーニを使ったけど、おそらく新デザインには、ミケランジェロのを......使いたい、なぁ。
 ちなみに今回使ったベルニーニの彫像は、「プロセルピナの略奪(プルトンとプロセルピナ)」(「The Rape of Proserpina」)、というもの。ギリシャ神話から引用されている作品、ですね。冥王プルトンから離れ逃げようとするポーズが劇的で、素晴らしい作品です。バロックでベルニーニ抜きでは語れないのも頷ける。
もちろん「聖テレサの法悦」(「The Ecstasy of Saint Therese」)も最高!

† 22:14 | トラックバック | Topへ▲ †

 なんだか....最近........、世の中、狂ってない?(ばか、狂ってるのはおまえだ) なんだか以前にも増して狂いっぷりを激しく感じる....。(だからそれはry)
 .....大人に、罪があるよ、ね......。子供達を堕落させるの.....。警察も、政治家も、医者も、弁護士も、隠蔽、もみ消し、殺人、詐欺......、なんだか自分達が欲望を満たせる世の中を作り出しているみたい...だね.......。もちろん、人々のために捧げている人もたくさんいるのは分かっているけど、つくづくそういう人達が可哀想だ。

 インターネットや携帯が、世にもたらした功績は大きい。
でも使い方、間違えると.......ね......。携帯とネットで、驚く程、情報社会は変わってしまった。10年前なんて考えもしなかったよ。小学生に携帯やらパソコンさせるのは、きっと基本的には問題ない気がする。....だからあとは......、本人次第、だと思うのだけれど、やっぱり大人にも罪があると思ってしまう。

.....いつか、小学生の間でふつーに援交とか流行り出したら.....、いやだよ...。.....背徳の刺青でも入れるのか.......。

 ベリアル......お前そろそろいい加減にしておくれ
今度は東京をソドムにするのかい......?

侯爵、あんたの物語は現実に世の中に蔓延しそうだよ.......。
.......昨日は、誕生日だったのだけど.......鬱でした。
 どこまで堕ちれば気が済むの?
......いろんな意味で、時間を忘れたです.......。

† 02:27 | トラックバック | Topへ▲ †

 またしても........、衝撃的な結果になってしまった.....、事件なわけですが、コメントのしようがない......。

......... あの少年は、呪われているよ........。悪魔に取り付かれているかのよう。サドもぶっ飛びのサディスト、ジル・ド・レエのように見えて仕方がない。しかもあの年齢、でだ。........救いようがないのでは?と思ってしまう程の、犯行。.......信じられない。

 つい先日、少年が凶悪事件に関わった件数がここ数年で(いや去年と比べて、だったか)3倍に激増してるとか、発表された矢先の出来事........。事件に関わらず、子供の、マナーやものの考え方その他もろもろ含め、言動にどうも違和感を感じることが多くなった気がしないでもない........。日本の教育に問題がありそうな気さえするのですが........。いや、子供は大人を見て育つとも言うし、もしかしたら子供の言動は内に秘める大人の意識を映し出す鏡なのかもしれない.......なんて思ったり...します。

 ちなみに、今回の事件も含め年々若年化していく、みたいな意見も見受けられたりしますが、実際はそうとも言い切れなかったり。

 以前、ブックマークしていたサイトをご覧になってもらおう、ってあれ閉鎖しちゃってる.....、あれ〜〜〜〜、ググってみよう。.....あ、あったあった。また鬱になりそうなコンテンツですが、こうして見ると、本当、鬱になります.........。

どうすればいいんだ....。

http://kangaeru.s59.xrea.com/

† 00:08 | トラックバック | Topへ▲ †

 さほど読んでもいないうちから言うのも愚弄なことですが、あの「ソドムの120日」は一体何を求めているのかなあと、思ったりします。 果てぬ欲望の先にまた現れる枯れぬ欲望、そしてその先を見たいが為の欲望をまた手に入れ.......と、そんなのを表現しているのかなあとか思ったり。って的外れか。

 侯爵、教えて下さい。

 うぅ....、近頃発覚した例の大学サークルの事件、なんだかだぶって見えてしまう。あれもまた今日の「ソドムの120日」のような気がして。.........あの人達はいったい何を考えているのだろう。
.......すべてが思いの儘、なのか。あの人たちに、ソドムの120日を読ませたら、どうお思いなのだろう。サドから學べっ!

 そういえば、この「ソドムの120日」を元にした映画があるんですよねえ。パゾリーニ監督の「ソドムの市」っていう。舞台は原作の古城ではなく、第二次世界大戦時ムッソリーニが築いた国、サロ共和国でのお話だったかな.....。
これ.....見るのにすごく勇気、いや覚悟がいそう。

  ........サドだのフェチだの、日記書き始めてからいきなりないよねえ。もぅ本当に人が来なくなってしまうよ、このサイト。いきなりマックの話で普通かとおもいきやいきなり流れがパラノイアぽくなった挙げ句、今度はサドかよ!
サト、フェチ、と...........残りはマゾヒズム、か................。

 クラフト・エビング、ですねぇ。

† 00:42 | トラックバック | Topへ▲ †

 この間、朝日新聞に「家畜人ヤブー」を漫画化とかいう記事があって、誰がする気になるのかなあと思っていたら、予想通りというか、あの鬼才、江川達也でした。

 家畜人ヤブー、読んだことはないのですが話には聞いていますよ、はい。SFハードマゾ小説ですよねえ......................。
「ハード」は余分か。いやハードでしょう...多分。

 初めて「東京大学物語」を読み始めた頃は、まだわりと爽やかなイメージがあったのですが、巻を追うごとに本来の江川節が炸裂していくわけで....。思えばデビュー作の「BE FREE」から表面的な作風は変わってないの......ですね? ...まったくもぅ(溜息)、マンガ内の人物の言動がまるで一致してないところが、最低.........いや、最高ですw。大真面目なセリフを吐いているかと思えば、絵がとんでもないことになっているのが多々。
.........そこまで描いたのなら、ヤブーより描くものがあると思うのだけど。

 そう、サドの「ソドムの120日」(おい)

 やはりあの人しか描けなさそうな気がするけど.....あっ、山本直樹もいけるかも。オムニバス集の「フラグメンツ」っていう漫画があるのだけれど、あれに通じるものがサドにもあるような.......。って、もぅ、なんだか変態扱いされそう.....。

 しかし、ソドムの120日も実はちょこっとしか読んだことないのです。
澁澤龍彦編のソドムは登場人物紹介のみで終わってしまっているのしか出回ってないような。完全本は別の方の訳で、3000円ほどしたような気がする...........。

† 11:27 | トラックバック | Topへ▲ †

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