Diary of a Madman

癲狂院に置かれた或る一冊のノートブック
狂気の記憶が焼き付いた、深淵なる倒錯の記録の数々。

雑記 アーカイブ
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【楽天市場】ファッション > 780円ジーンズ・チノパンツ:MrMax

 外出のときに履くものは、リーバイスやラングラーとかのお気に入りのジーンズにするのですが、家で履くものは何でもいいと思っています。例えばガーデニングや色々な作業などで汚れたり痛んだりするので、それなりに高いジーンズでは勿体なくて。

 とはいえ、低価格のジーンズはやはり「それなり」の品質であるのも確か。以前ユニクロのジーンズを買ったことがあります。安いわりには丈夫で長持ちしたと思うのですが、まず見た目が安っぽい…これは購入前から承知の上でした…、破れ方が安っぽい…ジーンズだと多少破れてもそれが味になったりしますが、ユニクロのは単にズボンがボロになったという気がしました。まあでも家で履くものなので自分さえ良ければ…というものかもしれません。

 一度そういうことがあったし、ユニクロのそれは3000円近くのものに対していわゆる低価格ジーンズというのは1000円以下のものなので、そこまで安いならもっと酷いのだろうと買い控えしていました。


 そんななか、たまたま楽天で安いジーンズを検索していたら上記のMr.Maxのジーンズが目に留まりました。濃いめのインディゴかブラックなら何でもいいと思っていた、まさにそんなカラーのジーンズでした。…個人的にジーンズの色は濃ければ濃いものほど好きです。最近は流行が一回りして昔流行ってその後オタクルックの代名詞のひとつになってしまった、ケミカルウォッシュがまた流行っているらしいのですが、だからといって自分にはムリです。そんなにファッションセンスもないので、無難にボトムは濃い色のものにします。

 商品ページをみてみたら、やっぱり好みのインディゴ色、リベットもそれなりに打ってあります。あとはサイズ。コストダウンのためかあらかじめウエストとレングスのサイズが大まかに決められています。ちょうどウエスト/レングス共にぴったりなのがあったので、これで780円なら買いだと、インディゴ、ブラックそれぞれ買ってみました。


 納期に数日かかりましたが、スムースな発送でした。
現物をさっそく履いてみました。生地は値段だけに薄っぺらいです。しかしデニムの質感は滑らかすぎずごわつき過ぎず、ちょうどよい感じです。後のパッチはなし。変に安っぽいパッチがあるよりはずっと良いと思います。リベットの色が暗い銅色で変に目立たず、これも良い感じ。色はインディゴに関しては文句無しです。ブラックのほうは、何となく純粋な黒というよりはほぼ黒に近い紺色、という感じでしょうか。確かにぱっと見は黒です。でも青系の黒という感じです。でもだからといって悪いというほどではありません。


 結論。個人的にこれは間違いなく買いでした。家で履くなら本当にこれで充分です。見た目も思う程悪くないし。おすすめです。…また追加購入しようかな。

† 23:04 | コメント (2) | トラックバック | Topへ▲ †

 ペプシ あずき味 を飲みました。

…以上です。


 …って他に書くことがないのかと言われると困ってしまうのですが、ただ単に期間限定のペプシを飲んでみたかったので、それ以上特にコメントのしようがなくて…。味? キャップを開けて香ってきた匂いは、たしかにあずきの香りです。味も「あずき風味の炭酸飲料」という感じです。はっきりいって「上手い/不味い」がどうのということではなくて、「あずき風味の炭酸飲料」が飲めたから、それでいいという感じです。他にあずき風味の炭酸飲料なんてないし。

 ただ、飲み終える最後のほうになると、あずき風味とペプシの甘さがくどく感じられて、味などどうでもよくなってしまう…、そういう気分にはなりました。開栓をしてしばらくの間が一番よいかもしれません。本物のあずき自体は好きなので、「飲めた」のかもしれません。不味すぎという声を周りでも聞きました。…やっぱり不味いのかなあ。コーラの爽快さは確かにないしなあ。


…とか何とか言っても、「ペプシあずき味」けっこう楽しめました。
べ、別に嫌いじゃないんだからねっ!(*ノωノ)

† 22:20 | トラックバック | Topへ▲ †

 昨日(11/04)、火球というのを偶然目撃することが出来ました。
火球というのはふつうの流星よりも明るく光るものを特にそう呼ぶらしいのですが、これは目撃後ネットで調べて初めて知りました。


 目撃したのは、夕方.....後述のサイト「日本火球ネットワーク」の掲示板での報告と一致する、午後5時45分ころ、ちょうどジョギング/ウォーキングで土手を歩いていたとき、ふと南の夜空を見上げたら、北から南へと火花のように明るいオレンジ色の光が、短い距離でしたが勢い良く流れていくのを目撃しました。消える最後にわずかにUターンというか「ハネ」た感じに見えた上に、それまで見たことのあるどの流れ星よりも比べ物にならないくらい明るく、しかもオレンジ色の光だったので、「ま、ままさかUFOじゃないよね?」「ももしかして、宇宙人が目の前に現れるとか........((((゚д゚)))))」なんて怖くなってしまいました(←「X-ファイル」の見過ぎです)。(この季節になると5時を過ぎれば真っ暗になってしまうので、LEDライトを携帯して土手を走っているのですが)ちょうど住宅地が途切れ林の近くでしたし、もうすぐ墓地の横を過ぎる手前だったこともあり、本当に怖くなってしまいました。

 UFOは半ば冗談ですが、地球にはニュースなどで取り上げられる流星群以外にも年中、降り注いでいることはもちろん知っていますし、おそらく流れ星なのではないかと思いました。が、それにしてもとても明るかったのです。ちょうど線香花火の火花の一筋のような感じです。音も何も聞こえなかったし異常な速さと動きでしたから飛行機などではないことは明らかでしたから、やっぱり人魂かUFOだったりして、なんてわずかながら思ってしまうのでした。


 帰ってから、Wikipediaで調べていたら、「火球」だということが分かりました。その項目から貼られている「日本火球ネットワーク」というサイトの掲示板での報告を見たら、時刻/方角ともにぴったりと一致する情報が書き込まれていたので、このとき初めて気のせいではなく、間違いなく流れ星を見たのだと確認でき、ほっと安心できました。


 なかなか見たいといっても見られるものではないだけに、嬉しいです。この体験は、きっと「もっと夜空を観察しろ」と、お星さまからの思し召しに違いありません。w

† 23:07 | トラックバック | Topへ▲ †

 10月23日の午前0時過ぎに、大きな流れ星を1つ、その後も2つ3つ見ることが出来ました。

 ここ数年、毎年この時期になると見られるということを、直前になってニュースで知りました。数年前にしし座流星群を観察したことがありますが、大人になってからは夜空をじっくりと眺めるなんてことはそれ以来になります。ニュースで今夜がピークだと言うし、ちょうど空も雲一つない状態だったので、まあ見られるか分からないけど一応見てみるか、という具合で観察に臨みました。そろそろ夜は肌寒くなる季節ですし、しし座流星群ほどの数ではないらしいので見られる保証もありませんし、そもそも真夜中の屋外でぽつんと椅子に座って空を見上げているなんて、通報レベルです。w たまーに庭先に面する道路に人が通ったりしてたのですが、気づかれなくてよかったよかった。

 ちょうど午前0時から観察を始め、オリオン座のちょっと左上あたりから放射されるようでしたので、その辺りを眺めていました。都会ほどでなないにしろそこそこ街灯もあるので、ちょっと見えづらかったかもしれません。オリオン座は知っているので観察する位置は間違っていないと思うけど、なかなか現れないなあ.......寒いし眠いし、見られなくても星が流れていくのは事実なのだから、もういいや......なんて止めようと思ったりもしましたが、せっかく寒い思いをして眺めているんだから1つくらい見つけなきゃ嫌だ!なーんてことも頭によぎり、その都度粘ってみるのでした。w

 冒頭に書いた通り、約15分くらい経ったころだと思います。西の方へ流れていく一筋の流れ星を見ることが出来ました。気のせいとかではなくて確かに見ることが出来ました。その後もまじまじと観察し続けて、その後2個は確実に見えました。あと2つほど見た様な気もしますが、ちょっと怪しい。星の見過ぎで残像だったり....するかも。


 
 こういう体験をする度に、自室で夜空が見られたらなあ、なんて妄想したりします。部屋で映し出せるプラネタリウムキットみたいなのも売られている様な気がしますが、ああいうのも欲しくなってしまいます。天井が一面ガラス張りだったら素敵だろうなあ。夏の雷雨では生きた心地がしなそうだ。

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 そういえば昔、ずっと小さい頃にハレー彗星が見られるとかで、真夜中の3時くらいに父にむりやり土手まで連れられたことがありました。それのせいで天体観測が嫌になったんだっけ。つまり見られなかったということです。w 眠いのに叩き起こされて寒いのに土手まで自転車で行って(酔いが醒めていないから車は無理だったのだと思う)、何にも見られないんだもの。たしか同じように目撃しようとした大人がひとりかふたりいて、一緒に残念がった記憶がちらっとあります。まあこの無念さは、この前の皆既日食で暴風雨に曝されて見られなかった人達に比べれば微塵もないことですが、子供心ながら、あんなのは天文台で研究している大人たちだけが見ればいいんだ、なんて悟ったものです。

 子供の頃からこんなんじゃ..........そりゃ魅力のかけらのひとつもない大人になるわけだ。(´・ω・`)ショボーン
よーし、プラネタリウムキット買っちゃうぞっ。って部屋で見るの自分ひとりだけじゃん。余計に悲しすぎる......。・゚・(ノД`)・゚・

† 23:18 | トラックバック | Topへ▲ †

 前回の話に少し関係します。

 最近、貯まりに貯まった資料の整理に少し時間を取られています。特にパソコン内の資料。

 内容別だと.......CG、Webデザイン方面、音楽関連、ニュース/時事、ファイル形式別だと........画像(jpgなど)、Flash(swf)、mp3、midi、テキスト、Webアーカイブ、メール等々..............。


 もちろんこれらのファイルは1つのフォルダにまとめられている訳はなく、様々なフォルダに分けています。フォルダ以前に2つのHDDをそれぞれ2つのパーティションに分け、それぞれ起動OS/アプリ、音楽、CG、CDからのmp3/その他ファイル.........のように大まかに分けてから、さらにそれぞれフォルダを作り保管しています。これは以前スクリーンショットを載せた際に書きました。

 
 そこからさらに具体的に説明すると、たとえばCGのパーティションには、それぞれ使用するCGソフトごとの作成ファイルを格納するフォルダを置いています。ただし、CG制作の場合、複数のソフトを行き来しながら作ることも多いので、その場合はプロジェクト別のフォルダを作りまとめて入れています。また制作ファイル以外に、制作の際に特に必要としネットから収集した画像、または市販の素材集の画像を素材フォルダにそれぞれ内容別のフォルダを作り保管しています。

 システム/ソフト関係のパーティションには、OSがインストールされたデフォルトの状態を元に、追加インストールしたソフトなどを入れています。追加インストールするソフトの保存先は、「アプリケーション」フォルダに入れるのが普通かもしれませんが、自分の場合そこには入れません。パーティション内の一番浅い階層にソフト別のフォルダを作りそこにソフト(アプリケーション)を入れています。

 それらは使用頻度が高く重要なソフトばかりで、ソフトによってはプラグインや様々な使用ファイル/フォルダを含むので、なるべく浅い階層に置いておきたいというのと、OSインストール時にインストールされた付属のソフトなどとは別に区別しておきたい、というねらいもあります。

 なので、フリーソフトや使用頻度の低いソフトはまた別のフォルダを作り、そこにまとめて入れておきます。


 ネット関係では、Webページだと気になる記事、WebデザインなどのページをWebアーカイブ保存しています。メールは、個人的、ネットショッピング、アカウント、メルマガなどそれぞれフォルダを作り、受信して読み終えたものはだいたいすぐに該当フォルダへ振り分けています。最初から振り分けたりはしません。

 
 
 最近、記事が増えて困っているもののひとつに、2chのスレッドがあります。2ch専用ブラウザで見ているのですが、気になるスレはすぐにブックマーク出来、巡回時に新規の書き込み分を取得してくれるので、便利です。その利便性ゆえに保存したスレが多くてその整理に少し困っています。増えて困っているのはニュース速報関連のスレッドです。

 パソコンのデスクトップ上にYahooウィジェットのYahooトピックスを置いていて、そこに随時表示されるニュースで気になるものがあればそれをクリックしてブラウザに表示される記事を読んだりしています。さらに気になる場合は2chのニュース速報(「+」の方です)にいけば大抵はスレが立っているのでそれをチェックします。テレビのニュースも見ますが、2chのニュース速報板が好きなのは、リアルタイムで不特定多数の意見が大量に見られるから、です。不特定多数といっても2chの場合、たとえば政治思想でも偏りが見られたり、意見の工作も見られたりもします。それでも日々眺めていれば、スレが立って1000レスまでの間に、どんな流れになるかだいたい見当もつきますし、話の流れで扇動的な書き込みなども把握出来ます。大事なのはいかにそこから情報を読み取り、自分なりに咀嚼して情報を消化するかということだと思います。
 
 もちろん1000レス全部なんて読みません。たまにくだらないネタで楽しんだりすることもありますが、素早くスクロールして気になる書き込みを読んではスクロールしていきます。使っている専ブラでは、レスする番号が書かれていた場合、自動的にリンクが貼られポインタを当てると、そのレス番号の書き込み内容が吹き出し状に表示されるので、非常に便利です。
 
 
 
 ..................ここまで書いてきて、冒頭の「困ったこと」についてほとんど触れていないことに気がつきました。とにかくファイル数が増えまくって困っています。あぁ、これだけ書けばこの記事は終わりじゃないか。www 無駄が多すぎるんだ。

 資料目的でダウンロードする画像なども、ダウンロードする際にこれをダウンロードすべきかどうか、ちょっと迷う時もあるし、疲れてくると判断するのが嫌になり(w、あとでまとめて取捨選択すればいいやと、とにかく片っ端から落とせるものは落としてしまったり.......することもままあります。で、後に画像ビューワで、なんでオレはこんなのを落としたんだとか苦笑しながら捨てたり、ラベル付けをして、重要度のチェックをします。

 2chの保存したスレは、その後見返すことがないものがけっこうあったり.....します。1000レス近くついたスレは読み返すのもつまみ読みでも時間をとるし、注目度の高く1000レスを超えて次のスレが立ち、話題が続くスレのような場合、場合によっては次スレも保存したりしますが、こうなると後に読み返すことは実際のところほとんどなかったりします。

 しかしちょっと読み返したりした時に、気になる書き込みもあったりするのも事実で、「保存しなかったら後で損をするかも」という強迫概念のようなものに取り付かれそうです。w 情報過多の現代では、情報の取捨選択が重要な気がします。.........たぶん自分の場合、ファイルの整理というよりも情報の取捨選択の質を問うべきなのかもしれません。しかしこれがなかなか難しい。何が重要かどうか他人には知る由もないし。

..........時には思い切って情報を捨てることも大事なのかもしれません。

† 00:17 | トラックバック | Topへ▲ †

 あいにくの曇り空だったりして部分食の地域でも見られないところもあったかと思います。こちらの地域はちょうど厚い雲で空が閉ざされてしまい、拝むことはできませんでした。

 後からだんだんとその貴重さを認識し始めた自分......。もっとも結局見られなかったわけなので遮光グラスを用意しようと無理だったわけですが、今更ながら、「46年ぶりの皆既日食」というタイミングの重さに気づきました。けっこう前からネットやニュース等で知ってはいたのですが、今ひとつピンと来ませんでした。
 しかし、昨日のテレビで船舶での観測する模様を見たのですが、あれを見ていたら今回の皆既日食がどれほどの価値があり、またそれを出来る限りその瞬間を楽しみたいか、よくわかりました。あの船での観測は(金銭的という意味よりも)非常に充実した豪華なものだったのではないかと。

 あの船での観測ツアー、皆既日食の数日前のニュースで初めて知ったのですが、聞くところによると公に募集する前に予約で既に埋まっていたとか。去年あたりのうちに既に閉め切っていたのでしょうか。たしかに海洋を移動出来る船でのほうが自由度は高いですよね。でも島での観測ツアーしかメディアで取り上げていなかったように思います。あの島が一番皆既日食の時間が長いというのが最大の売りだったのでしょうが、金額面や滞在中の様々な制限、この時期の天候など、前評判は決して良くなかったそうです。ネット等では船舶と島との比較がほとんど天国と地獄のようにしか見えなくて、2chでは案の定「メシウマ」状態でした。さすがにちょっと気の毒ですね。

 次の皆既日食は20数年後らしいですが、金環食なら2012年でしかも関東中心だとか。ちょっと見てみたいなあ。まあでもなんだかんだ言っても、1ヶ月もしたら忘れてしまいそうだけど。w

 満月や三日月、朧月夜とかだったら眺めたりしたことは今迄にも何度もあるし、しかも帰宅途中とかそういうごく自然なシチュエーション。...........個人的にはそれを何度も見られるほうが満足な気がします。前述を否定する様な結末だけど、やっぱり自分にはそっちのほうが似合っているかも............。


† 23:50 | トラックバック | Topへ▲ †

 前々から書こうと思っていたことです。

  誰しも尊敬する人間はいると思います。もちろんこうして今からそのことを書こうとしている自分にももちろんいます。尊敬するといっても、何を以て尊敬するのか、それによって挙げる人物も違ってきます。タイトルの私淑というなら公言してしまっては私淑じゃなくなるじゃないか、と言われてしまいそうですが、その私淑という言葉の意味を以て尊敬する人たちを紹介したいのです。........確かに有名人でもない名も知れぬ一般人の自分が尊敬する人物を挙げたところで、何かになるわけではありません。よくあるプロフィールの「尊敬する人」欄に書かれた人物の如何で書いた人間の浅学非才の程度が知れて晒し者になってしまう、そんな危険を孕んでいます。しかし当ブログは自分のための覚え書きということも兼ねての目的で設置しているので、その意味で書き留めておく事にします。

 私淑三翁というのは以下に挙げる人たちです。

谷崎潤一郎
安藤忠雄
野村克也

もし四翁にするなら、加山又造を含めたいです。

 ここでそれぞれ尊敬する点を挙げてもよいのですが、痛々しくなってしまうので、御三翁まとめて意見を述べたいと思います。

 
 唐突ですが、三翁とも自分には「野獣」だと感じるのです。野獣と行っても獣性のままに獰猛で凶暴な意味のたとえではありません。獲物を冷静沈着そして虎視眈々と狙う、そういう意味では、まさしく獣性たるものと言えるかもしれません。百年も居ない草原で、生き抜くために獲物をその様に狩り続ける、その姿が三翁には見えるのです。

 挙げたうち谷崎だけが故人ですが、ノムさんも前から死に場所はグラウンドだと明言していますし、安藤さんも名が知れて以降のコンペに悉く外れて、「連戦連敗」した経験がありつつも常に挑戦し続けています。大文豪と言われた谷崎も亡くなる数分前まで文を書いていたそうです。

 身が果てるまで獲物に喰らい続ける、ある程度有名になったり地位を確立した後はどうしても守りに入ってしまいがちだと思うのです。十分な蓄えはあり獲物を狩る必要もないわけです。ところが三翁は止まる事も無く常に前進し続けています。これにとても感心するのです。若いうちなら多少の無理も難なく突っ走れるでしょう、しかしどうしても時には勝てない体は衰えてゆく。それでも野獣でいること。戦い続けること。

 
 ここでひとつ自戒の意味をこめて書き留めたい事があります。ただ闇雲に戦い続ければよいというものではないことです。ノムさんがよく言う「努力することは良いが、それが果たして正しい努力かどうか」。正しいかどうかそれをまた正しく判断できるかどうか、そのためには大いに考え時には情報収集もする必要もあるということでしょうか.............、安藤さんも「よく考え本を読め」と若者へメッセージを求められた時に口にする言葉です。コンペを勝ち抜いた建築家のプランを見ると、勝ち抜くだけの理由がそこにはあり、対して負けるプランも同じ様に理由があると安藤さんは言います。勝ち負けの理由云々の話はノムさんもしょっちゅう口にしていますね。

 個人的にそれらを踏まえて考えてみると、いかに「気づくか」という着眼点、そして正確な分析、それから導かれた目標まで着実に到達する努力..........書いてて実行出来ない自分が恥ずかしくなってきます。気づいても実行できなければ意味がなくなってしまいますね。気づかないよりはましかもしれませんが。「結果よりプロセスが大事」とはノムさんの弁です。

 例を挙げると、ノムさんはプロ野球を目指す前は意外にも歌手になろうと志していた時期があったらしいですが、顔がだめだと気づき諦めたとか。安藤さんも建築家になる前の少しの間、プロボクサーをしていたという意外な過去がありますが、たしかある時ジムでファイティング原田の姿を見て、あれでは自分は無理だと悟りボクサーを辞めたらしいです。


 なんかノムさんと安藤さんばっかりですが、谷崎潤一郎は子供の頃から専ら神童として有名だったらしく、学校も校長の勧めで試験を受け飛び級で進級、その後も大学在籍中に文壇デビューですし、なんだかあまり試行錯誤して道を開いたという感じは受けないかもしれません。(それでも谷崎なりに試行錯誤したでしょうが。デビュー直後はよかったものの、その後借金を抱えたり、物書きをしつつも映画監督をやってみたりと、色々やっていたようです。) むしろ谷崎の尊敬したいところとしては、「しぶとく生き抜く」ことでしょうか。同世代の芥川や(文壇の)後輩の太宰が次々と自滅していく中、そんなことには目もくれず我が道を突っ走る図太さ。しかしながら若い頃に神経衰弱に陥ったことがあるようで、すごく意外。友人に「死にたい」と漏らすと「君ほどの才能の持ち主を神がそうそう死なせる訳がないさ」と友人は言い返したとか。..........なんだか友人の言葉にもおもわず頷いてしまいます。

 世の中悪運づいていると言われそうな人はいますね。ビートたけしなんかは事故であのまま死んでいたら、その後の評価がずいぶん変わっていそうでしょう? 事故前から映画は作っていましたが、世間一般どころか世界ににその名が知られたのは事故後のはず。ついでに挙げれば、イングヴェイ・マルムスティーンもそうだしオジー・オズボーンもそうですね。事故起こしても死なない、(加えてオジーの場合)ラリっても死なない。
 

 
 余談ですが、三翁には共通点がまだひとつあります。それは関西方面の人間だということ。(加山又造もそうです。 )谷崎は東京生まれですが震災後は大阪に定住するようになります。それ以来、東京と大阪を引き合いに出しては大阪を贔屓していました。もっとも谷崎の好きだった大阪は何十年も昔のことであって、今の大阪ではないかもしれません。2chでは大阪で事件が起こるたびに民度が低いだのよく揶揄されています。果たして本当にそうなのかどうかは自分には分かりません。実は大阪へは行った事がなく京都も修学旅行へ行ったきりです。まるで縁がありませんので自分にはわからないのです。関東のこちらには無いような魅力が関西にはあるのでしょうか。

 たかだか日本の無数にいる有名人の中の三人を挙げてそれがたまたま関西方面だったからといって、考察するには至らないかもしれませrん。ですが、向こうを知らないだけに妙に邪推してしまいます。

 
 最後に付け加えておくと、世の中に同じ様な「野獣」の有名人はたくさんいることと思います。自分が知らないだけなのもあると思いますが、三翁の存在が自分には何故か妙に合うのです。他人の気がしないといったら怒られるかもしれませんが、不思議と同感することが多いのです。


(2008/6/26)

† 23:33 | トラックバック | Topへ▲ †

 別に載せるほどの内容ではないかもしれません。
ただちょっと、しばらくの間読み間違えていたことがあって、それからひとつ新しい読み方を知っただけ、そして自分の中で少しばかり知識が増えただけ、それだけのことです。

 
 橋本病という甲状腺の病気があります。その病気を発見した人を、橋本策 といいます。何と読むか分かりますか。「はしもと はかる」と読みます。昔、医学書を眺めていたら偶然見つけたのですが、きちんとルビも振ってあったにもかかわらず、なぜか「はしもと はるか」と読み間違えてしまいました。「策」という字で「はるか」と読むのか。しかもこの時代の男の名前で「はるか」なんて良い名前じゃないか、と中二病罹病者の自分にはそう感じたのでした。

 それが「はかる」と読むのを知ったのはだいぶ後になっての事ですが、今でも「はるか」というルビが読む際に頭に浮かびます。

 
 近年のヘンテコな名付けの話題に対しての反応や、自分の古風な嗜好への変化もあって、昔の名前や辞書に載っている名乗りに興味がわくようになりました。歴史人物だと先述の橋本策に加えて、例えば西周、前島密、井上成美、後述する重光葵、近年だと、速水優など、名乗りだと、たすく(翼、右、介、救など)、いずる(出)、さとき(鋭)、みつぎ(調など)、あきら(普通に読める漢字以外として、爽、爾、玲、剣など)など。

 自分の名前が漢字2字ということもあって、漢字1字のみの名前がかっこ良く感じてしまいます。さっぱりとしていて書く画数も少ない場合が多いでしょうし。自分の名前には画数の多い漢字(優)が使われているので、なんとなくそう思ってしまいます。そして、そういう漢字に2通りの読み方があるのもまた好きだったりします。たとえば「葵」なら「まもる/あおい」の2通りあります。「周」も「あまね/しゅう」、「優」を「まさる/ゆう」、「翼」を「たすく/つばさ」、2字ですが「成美」を「しげよし/なるみ」というふうに。例に挙げた読み方だとたぶん現在では後者の読み方のほうが多いはず。でも個人的には前者の読み方のほうが好みかもしれません。
 
 そこで、知識が増えたという話なのですが大した事ではありません。
 電子辞書を手にしてからは専ら調べる際に使っているのですが、収録されている漢字辞典の字引機能が優れていて、複数の読みから漢字を検索する機能があります。そこでためしに「はかる/はるか」共に名乗りを持つ漢字があるか検索してみました。するとあるではありませんか! 「斗」という漢字でした。最近よく名付けに使われる漢字ですが、どちらの読み方でも読めない人が大多数だと思う........。漢字字典に載っているからといって名付けても、読める人がいなければ名前としてはいわゆるDQNネームになってしまいます。しかし残念だなあ.......。「斗」を「はかる/はるか」、男女どちらの名前でも通用する名乗りなのに..............。

 
 橋本策、同様に「重光葵」も「しげみつ あおい」と中学生の頃に読み間違えていた時期がありました。重光葵(しげみつまもる).....昭和初期から太平洋戦争後まで活躍した政治家です。当時使っていた日本史辞典の巻末のデータの中に、歴代の内閣の閣僚メンバーのリストが載っていて、ちょうど太平洋戦争前後の内閣にかなりの頻度で登場していたのと、字面(じづら)がかっこ良く感じたこともあって、頭に残っていました。しかしそれ以上の興味は無く人物に付いて深く調べようとは思わずそれっきりでした。

 それが思わぬところで調べるきっかけになりました。ちょうど戦争関連の番組をやる夏のある夜、お風呂上がりに何気なくテレビを付けてみたら、モノクロの古そうな映像の中に、杖をつき足を引きずりゆっくりと歩く老紳士の姿がありました。たしかに年はとっていそうだけど、そこまで足が悪そうにも見えないし.......などと思いつつ見ていたら、多数のアメリカ海兵の敬礼を受けながら戦艦の甲板を歩き........映像は進みやがてひとつの調印を結びました。日本降伏文書の調印でした。そしてそのサインをした人物こそが重光葵でした。

 さっそく調べてみたら、杖をつき足を引きずっていた理由がわかりました。朝鮮人の爆弾テロに遭い片足を失っていたのでした。三国同盟に反対し太平洋戦争開戦の回避に奔走した事、そしてA級戦犯だったことも知りました。A級戦犯なら終身刑で仮釈放があったとしても獄中期間は長く獄中死する者も多かった中で、重光葵は禁固7年、5年で仮釈放され、その後は政界に復帰し外務大臣を務め、戦後の日本の復興に尽くした、ということでした。

 ..........ハンディを抱えてつづも活躍した事が好感を持つ理由になるといえばそうと言わざるを得ません。加えて、山本五十六や井上成美などもそうですが、結果論的に開戦しない方が良かったという現在の世論と同じ様に、当時から三国同盟、開戦に反対だったこと、そのために国に尽力したということ、またそれら以外の言動においても調べていくうちに深く感銘を受けるのでした。


(2007/5/27)
 

† 22:11 | トラックバック | Topへ▲ †

 
 なーんていうのは建前。
本音をいうと記事を書くのが面倒くさいのと、書く時間がないだけです。
書くのが面倒くさいというよりは画像を載せるのが意外に面倒なことです。以前は本文中にリンクを貼るのもおっくうだったのですが、Safariのプラグイン「SafariStand」を入れてからはリンクタグをWebページのタイトルごとコピー出来る様になったのでだいぶ楽になりました。が、相変わらず写真を載せるのは一苦労。撮り貯めた写真を選んでPhotoshopで適当な大きさに縮小して一旦保存し、それをアップロードしてブログの編集機能からサムネイルとHTML記述文を吐き出させ、それを本文へコピー。ブログのバージョンが低いのもあるのですが、WinとMacとではなぜか編集画面が異なり、Macでは文字の太字やイタリックなどを指定出来るメニューボタンがありません。.......なので、当ブログは実に味気ない文字だらけなものになっています。

 
 ふたつめの書く時間がない、というのは、実はいろいろモノを購入予定でウェブサイトをあっちこっち巡っては検討しているところなのです。もうずっと前から買おうと思っていたものもあります。DVDレコーダとかWinマシンとか。

 いまさらなDVDレコーダですが、今までそれほど頻繁に録画などしなかったので、別に無くてもいいやという感じで、どうしても録画したい番組がある時に限り「やっぱりDVDレコーダ欲しいよなあ」と考え直したりする日々でした。w はじめはテレビがパナソニックだからDVDレコーダもパナソニックでいいやと簡単に決めていたのですが、東芝のレコーダに、とあるフリーソフトを使いLAN経由でレコーダ内のHDDではなくLAN接続されたパソコンへ録画出来ることを知り、東芝製のにしようかなと思っています。ブルーレイが今主流みたいですが、考えてみたらディスクに焼くよりもパソコン内のHDDに保存する方がメインになるだろうと思うので、なくても構いません。それならHDDレコーダで済む話ですが、うちには実はDVDプレーヤーすら未だに無かったりするので(パソコン環境はのぞく)、とりあえずドライブも付いてた方がいい、という具合です。

 Winマシンの件は今までにも何度も触れていますが、DELLのあまりの安さに惹かれてしまいました。CPUがCore2Duo2.1G、メモリ2G、HDD320GB、PCI拡張スロット×4など、OSはVistaとダウングレード権によるXP Pro......その他キーボードとマウスも付属で、5万ちょっと。中古のPen4の3G辺りのを買うよりもお買い得なのではと思う様になりました。ただ、安さ故の理由もあるようで、故障するケースが多い?ようです。多いというよりは当たり外れが大きいという感じみたいです。そこが唯一気にかかる懸案です。ただ中古で買おうと思っていたのもやはりデルだったので、どのみち同じ結果をたどるのではないかとも考えました。が、デルの品質は年々低下しているとかいう情報も目にしました。デルはやめとけってことか??? 
 
 OSがXPでなければ他のメーカーでもいけそうなのがあるのですが..........。とりあえずOSがXPであることが大前提なので、この感じだとやっぱり中古マシンかなあ。


 あとは、自転車とかギターとか歩数計とか。自転車はクロスバイクと呼ばれる、ママチャリなどの一般車とサイクリングに使われる様なロードサイクルとの中間みたいな位置づけの自転車のことです。週に一日でもいいのでサイクリングでもしようかな、なんて思い始めました。そうすると今使っている自転車はボロすぎるしサイクリングにも適していないので、買おうかな、って。別に高くなくてもいいんです。普段でも乗るつもりなので泥よけとライト、カゴはオプションで必要です。買う自転車のメーカーやモデルは決めました。ブリヂストンのオルビーというモデル。色も決めました。清楚な白!!!w おまえがいうな、って感じですけど。

 ギターは前に書きましたね。青のV。とにもかくにも青V。これさえあれば幸福度+35%くらいにはなるかも。定番の股挟みで恍惚の表情で弾き倒す! w シェンカーは好きだけどやっぱりランディかなあ。V使いというと。ランディはレスポールもかなりの頻度で使っていたから純粋なV使いではないけれど。まあ細かい事はいいや、とにかくブイブイ、カリカリ、弾きまくる。

 歩数計は日々のウォーキングのお供にと思って。最近のはエクササイズ量を測れるものも多くて、そういうのにしようと思っています。何でも厚生労働省発行の「健康づくりのための運動指針2006」で推進しているらしく..........早い話はここを見てください。エクササイズとは?:TW600:シチズン・システムズ株式会社
そこに示されている図を参考にすると、週2回プールで1時間半(実質80分)だから、これだけで20エクササイズにはなります。あとはウォーキングとサイクリングで補えば、目標とされている週23エクササイズを優にクリアできます。これなら無理なく続けられそうです。ウォーキングで足が慣れたらジョギングもやってみたいです。
 シチズンのTW600にしようかなと決めていたら、先日TW700という新機種が発売されました。こちらはUSBでパソコンへ接続してデータを管理出来る機能が追加されていて、かなり魅力的です。ただし対応パソコンがWinなんです。最近はそういうのばっかり。シャープの最新機種の電子辞書のコンテンツダウンロードのも対応マシンがWinだけだし......。

Macはパソコンにあらず。...........ま、昔からマカーはドザーに「マックもパソコンなんだろ?、な、おい。」なんて突っ込まれると選民意識ばりばりに「君たちドザーと一緒にしないでくれたまえ、失敬な。マックはマック。君たちドザーのうすのろパソコンの仲間ではありません。」なんてネタにしか思えない内容を本当に答えてたもんね...........。マックがインテルCPUを採用したとき、このやりとりを引き合いに同じ突っ込みを入れられたのは言うまでもありません。一部のこういうマカーがいるからいやなんだよ。


 
 ...............なんていろいろと考えあぐねています。「考えあぐねるコト自体」が趣味になりそうでこわい。w ふだんブログに書き起こしているのはそれからの抽出みたいなものと考えてもらって差し支えありません。

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 先日のお彼岸にお墓参りをしたときのことです。

 張り切ってお墓の掃除をと、率先して墓石を掃除していたところ、突然飛び上がるほどの突き刺す様な痛みが指先に走りました。指先近くの墓石を見てみると、そこには黄緑色のトゲトゲの芋虫が。そうです、イラガの幼虫です。ライム色の体に青色の筋が背中に入り全身がトゲに覆われた、体長2、3cmの芋虫。うちの庭木(エゴノキ)に毎年発生するので、見慣れたものだったのですが、まさかよその敷地でしかもお墓参りで、こんな目に遭うとは。

 こちらからは見えないところに居たようで、迂闊でした。.........と言いたいところですが、実を言うと、共に墓石を拭いていた父の濡れ雑巾に何故かくっついていて、それが自分の手に当たったのです。というわけで、イラガは父の差し金だったということ。w お墓のすぐ近くに大木があるので、案外そこからポトリと落ちてきたのかもしれませんが、もしそうだったらなお危険です。

 イラガに刺されたのは初めてだったのですが、本当に痛いです。十本くらいの針で一度に刺された様な、もしくは熱いヤカンに触れてしまった火傷のような、そんな感じでした。刺されたのは中指の第一関節。いちおう患部を揉み上げるようにして毒を出し流水で洗い流し、痛みも和らぎ大した腫れにもならずその日は終わろうとしていました。

 
 ところが! 夜から猛烈に痒くなり、たまらず掻きむしったところ中指がぱんぱんに赤く晴れ上がってしまいました。翌日、少しは腫れが引いているかなと思いきや、まるで変化なし。何かの拍子で患部を触れてしまうと痒みが襲ってきてしばらく掻いてしまうという繰り返し。ふだん園芸作業で蚊に数十カ所刺されても案外痒みは我慢出来るものなのですが、そういう痒みとは違うんです。痛痒くてどうしようもない。

 そんなこんなで腫れが一向に引かず、中指の第二間接部分を曲げる事も出来ないくらいに腫れてしまい、さすがに拙いと思い、ネットでイラガのことを調べ素直に医者に診てもらった方が良いと思い、その日の午後に近くの皮膚科へ。

 
 皮膚科の先生いわく、ひどい腫れらしく、診察では軟膏を塗ってもらい、ステロイドの軟膏薬とアレルギー症状を鎮める内服薬を処方してもらいました。ネットで調べたところステロイド薬が効くとのことだったので、この軟膏で腫れも引くよね......と安心できるのかと思っていたら、全然ひかない、むしろ腫れが一層酷くなってきている感じで、(軟膏でべとべとになるので覆ってもらった)手袋を取ってみると、中指どころか手の甲までが赤く晴れ上がっていました。えぇぇぇ、もしかしステロイド剤のせいなのでは、と勘ぐってしまいましたが、(昼間刺されたとすると)夜に腫れてくるケースがあるようです。

 刺されたのが利き手の左手だから、もう不便でしかたありません。早く治すためにしっかり用法を守って、1日三回、軟膏を塗り直し薬も内服しましたよ。

 その翌日も翌々日も変わらず、本当に治るのかな.....と不安になっていたのですが、その夜から徐々に腫れが引いていきました。ちょうど処方された内服薬を全て飲みきった後です。それからは一気に治っていきました。今ではほぼ完治しています。よかったよかった。


 ちなみに......イラガはチャドクガなどと違い、毒針毛を持たず毒の注入だけなので症状はそれらより軽いと思っていたのですが、イラガでも「クロシタアオイラガ」は毒針毛を持ち症状も長引くとの事。これだ、刺されたのは。毒針毛を持つ虫に刺された場合は、掻くのは厳禁なんですよね。掻くことで刺さった毛が皮膚に入り込んで、症状が酷く長引くからです。あぁぁ、知らずに刺された直後、チャドクガじゃないから大丈夫だとつい掻いてしまったのがまずかったのかも。
 

 
 .........チラ裏。診察で呼ばれる時に、「君」づけで名前を呼ばれました。「○○○○く〜ん!どうぞ〜」みたいな。w 顔を見てすぐに「あ、○○さんですね。w」って看護士さんには訂正されたけど先生は「若いから『君』でもいいよね」と。どう考えても君で呼ばれる年じゃないのに、お世辞でもちょっと嬉しかったです。というか....最近の名付けで「優」の字が多いからそのせい?

 
(2008/09/28)

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